JPH0521384Y2 - - Google Patents

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JPH0521384Y2
JPH0521384Y2 JP6179888U JP6179888U JPH0521384Y2 JP H0521384 Y2 JPH0521384 Y2 JP H0521384Y2 JP 6179888 U JP6179888 U JP 6179888U JP 6179888 U JP6179888 U JP 6179888U JP H0521384 Y2 JPH0521384 Y2 JP H0521384Y2
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は金型の周囲に励磁コイルを配設した
竪型のプラスチツクマグネツト射出成形機に関す
るものである。
[従来の技術] この種の射出成形機は実開昭61−71420号公報
に記載されるているように、固定盤と可動盤の対
向面側を凸部に形成し、凸部上面に固定型と可動
型とをそれぞれ止着するとともに、両凸部の外周
に励磁コイルを設けている。
[考案が解決しようとする課題] このような射出成形機では、凸部を余分に形成
して励磁コイルを配設しているため、通常の竪型
射出成形機よりも固定盤及び可動盤が厚くなり、
これに伴つて凸部分だけタイバー寸法も長くなる
などの問題があつた。
また固定盤と可動盤の両方に励磁コイルを設け
ているため、竪型射出成形機としては組立工程数
が多く、部品管理の煩雑さ、納期の長期化、コス
トの増大等に問題があつた。
この考案は上記従来の課題を解決するために考
えられたものであつて、その目的は通常の竪型射
出成形機を大幅な改良を加えることなく、プラス
チツクマグネツトの射出成形に利用することがで
きる新たな構成の竪型プラスチツクマグネツト射
出成形機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的によるこの考案は、機台上面に固定盤
を設置し、その固定盤の所要箇所にタイバーを上
下動自在に貫設するとともに、可動盤と設置盤と
をタイバーの上下端部にそれぞれ連結し、可動盤
上に射出装置を、設置盤と上記固定盤との間には
型締装置を設け、固定盤と可動盤の対向面に固定
型と可動型とを取付けた竪型射出成形機におい
て、上記可動型を可動盤に貫設した軸部材により
背部を止着して固定し、その可動型の周囲の可動
盤下側面に、可動型と固定型の両方を型閉時に周
繞する励磁コイルを設けることによつて従来の課
題を解決してなる。
[作用] 上記構成では、固定盤と設置盤との間の型締装
置の伸縮作動により、タイバーが上下に移動し、
縮小時には型開状態にあるが、伸長時には可動盤
は可動型が固定型に接するところまで下降し、型
閉じから型締状態となる。また型締時において上
記励磁コイルは可動型とともに固定型をも周繞
し、かかる状態にて通電を行なうと、固定型−可
動型−可動盤−タイバー−固定盤−固定型なる励
磁回路が形成される。
上記射出成形機からの磁性粉末を混入した樹脂
材料の射出は、磁気コイルへ通電したのちに行な
われ、磁気回路中に位置するキヤビテイに射出充
填された樹脂材料は、所定の成形品に成形される
とともに磁気を帯び、プラスチツクマグネツトと
なる。
[実施例] 図中1は機台で、上部に固定盤2が載置固定し
てある。この固定盤の四隅部にはタイバー3,3
が上下動自在に貫設してあり、またタイバー3,
3の上端部には可動盤4が、下端部には設置盤5
がそれぞれ水平に連結してある。
上記可動盤4の上側中央部には射出装置6が下
向に設けられ、また設置盤5と固定盤2との間に
は油圧作動の型締装置7が設けてある。
上記固定盤2と可動盤4の対向面には、固定型
8と可動型9とが取付けてある。この可動型9の
周囲の可動盤下側面には、型閉時に固定型8をも
周繞する励磁コイル10が配設してある。
上記固定型8は通常のごとく固定盤2の上側面
に取付けられているが、可動型9は背部を可動盤
4に止着して取付けてある。
この止着は第2図に示すように、可動型9の背
部に穿設したねじ孔11を、可動盤に貫設した取
付孔12に重合し、そのねじ孔12に長軸ボルト
などによる軸部材13を挿入してねじ孔11にね
じ込み、軸部材13の回動により可動型9の背面
を可動盤4の下側面に締着して行なう。また場合
によつては、金型背面に長軸ボルトを立設し、こ
れを可動盤下側から上記取付孔に挿入して、可動
盤上にて締着してもよい。
上記構造では、通常の竪型射出成形機と同様
に、油圧による型締装置7のシリンダ7aとラム
7bの伸縮作動により、タイバー3,3が上下に
移動し、縮小時には第1図の型開状態にあるが、
伸長時には第2図に示すように、可動盤4は可動
型9が固定型8に接するところまで下降し、型閉
じから型締状態となる。また型締時において上記
励磁コイル10は可動型9とともに固定型8をも
周繞し、かかる状態にて通電を行なうと、固定型
8−可動型9−可動盤4−タイバー3,3−固定
盤2−固定型8なる励磁回路が形成される。
上記射出成形機6からの磁性粉末を混入した樹
脂材料の射出は、磁気コイル10へ通電したのち
に行なう。磁気回路中に位置するキヤビテイに射
出充填された樹脂材料は、所定の成形品14に成
形されるとともに磁気を帯び、プラスチツクマグ
ネツトとなる。
この場合、固定型8と可動型9は、成形品14
の要求磁気特性が得られるように、キヤビテイ周
縁部を磁性材料と非磁性材料の組合わせによつて
ラジアル異方化またたはアキシヤル異方化するよ
うな磁気の流れを得るように構成さている。
キヤビテイ内の成形品14が冷却固化したの
ち、必要に応じて逆磁場または反転減衰磁場によ
つて脱磁を行なう。しかるのち上記型締装置7を
伸長して型開きすると、成形品14は固定型側に
付着して残るので、これを通常の手段により金型
外に取出す。
第5図及び第6図は、インサート成形が容易な
実施例を略示するものであつて、第5図はタイバ
ー3,3の間にスライドテーブル15を進退自在
に水平に設けた場合を示し、また第6図は同じく
ターンテーブル16を設けた場合を示すものであ
る。これらスライドテーブル14及びターンテー
ブル15の上面の対称位置には、2個の固定型
8,8が据置かれ、上記可動型の下側に交互に位
置させて、外側の固定型8にはインサートを、内
側の固定型8では成形を行なうことができるよう
にしてある。またこのような実施例における磁気
回路は、図面では省略したが、スライドテーブル
15またはターンテーブル16を介して生ずる。
[考案の効果] この考案は上述のように、可動型9を可動盤4
に貫設した軸部材13により背部を止着して固定
し、その可動型9の周囲の可動盤下側面に、可動
型9と固定型8の両方を型閉時に周繞する励磁コ
イル10を設けてなることから、励磁コイルを配
設するために固定盤と可動盤の両方に凸部を形成
する必要がなく、また固定盤側の励磁コイルを省
略したため、固定型周辺の構造が簡素化でき、ス
ライドテーブルやターンテーブル等のセツテング
が容易となる。
しかも励磁コイルは型閉時に上方へ移動して、
固定型上には十分な成形品の取出し空間が生じる
ので、励磁コイルが両金型を周繞するものであつ
ても、成形品の取出しに際し障害となるようなこ
とがないなどのことから、通常の竪型射出成形機
の構造を利用してプラスチツクマグネツトの射出
成形機を短い納期で低コストにて製造することが
でき、これまでの成形機における部品管理の煩雑
化や組立工数の増大等の問題を解決することがで
きるなどの特長を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る竪型プラスチツクマグネ
ツト射出成形機の実施例を示すもので、第1図は
型開時の縦断側面図、第2図は可動型止着部分の
断面図、第3図は型締時の縦断側面図、第4図は
第1図−線断面図、第5図はスライドテーブ
ルを設けた場合の略示横断面図、第6図はターン
テーブルを設けた場合の略示断面図である。 1……機台、2……固定盤、3……タイバー、
4……可動盤、5……設置盤、6……射出成形
機、7……型締装置、8……固定型、9……可動
型、10……励磁コイル、11……ねじ孔、12
……取付孔、13……軸部材、14……成形品、
15……スライドテーブル、16……ターンテー
ブル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 機台上面に固定盤を設置し、その固定盤の所要
    箇所にタイバーを上下動自在に貫設するととも
    に、可動盤と設置盤とをタイバーの上下端部にそ
    れぞれ連結し、可動盤上に射出装置を、設置盤と
    上記固定盤との間には型締装置を設け、固定盤と
    可動盤の対向面に固定型と可動型とを取付けた竪
    型射出成形機において、 上記可動型を可動盤に貫設した軸部材により背
    部を止着して固定し、その可動型の周囲の可動盤
    下側面に、可動型と固定型の両方を型閉時に周繞
    する励磁コイルを設けてなることを特徴とする竪
    型プラスチツクマグネツト射出成形機。
JP6179888U 1988-05-11 1988-05-11 Expired - Lifetime JPH0521384Y2 (ja)

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JP6179888U JPH0521384Y2 (ja) 1988-05-11 1988-05-11

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JPH01165214U JPH01165214U (ja) 1989-11-17
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