JPH036417Y2 - - Google Patents

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JPH036417Y2
JPH036417Y2 JP6910386U JP6910386U JPH036417Y2 JP H036417 Y2 JPH036417 Y2 JP H036417Y2 JP 6910386 U JP6910386 U JP 6910386U JP 6910386 U JP6910386 U JP 6910386U JP H036417 Y2 JPH036417 Y2 JP H036417Y2
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JP
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mold
cavity
core
mounting plate
core mold
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JP6910386U
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JPS62180515U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば射出成形で成形品の肉厚を変
化させることができるキヤビテイ容積可変の金型
に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の金型では、コア型及び該コア型
の周りに嵌合されたキヤビテイ型をプラテン等の
取付板にボルトで装着して一体に組み立てると共
に、コア型を交換してキヤビテイ容積を変化させ
ていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、従来の方法では、厚さの異なる多種類
のコア型を準備しておく必要があり、製作費がか
かると共に、コア型を交換するためには金型を取
外して分解しなければならず、コア型交換はきわ
めてめんどうであるという不都合があつた。
本考案は、前記従来の問題点を解決するために
なしたもので、コア型に対してキヤビテイ型の厚
さを厚さの異なるシムにより調整することによつ
て、金型を成形機から取り外すことなくキヤビテ
イ容積を容易かつ迅速に調整することができるよ
うにすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案の金型は、コア型及び該コア型の周りに
嵌合されたキヤビテイ型を取付板に装着して一体
に組み立てる金型において、前記コア型を取付板
に固定すると共に、前記キヤビテイ型と取付板と
の間に厚さの異なるシムを選択的に装入可能とし
たことを特徴とするものである。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面に沿い説明する。
図中1は可動プラテンで、図示しない型締装置
によりタイバーに沿い固定プラテン2に対して前
後進可能に設けられている。
3はキヤビテイ型で、可動プラテン1にガイド
ピン兼用の固定ボルト4により装着されており、
該キヤビテイ型3と可動プラテン1との間にはシ
ム5が介装されている。
このシム5は、予め厚さの異なるものを複数枚
用意しておき、その中から適宜選択し、例えば側
部に開放した係合孔6を設けておき、この係合孔
6にてボルト4をゆるめて側方から係合させてキ
ヤビテイ型3と可動プラテン1との間に外側から
差し込みボルトを締付けて固定されている。
7はコア型で、該コア型7の周りには前記キヤ
ビテイ型3が嵌合されている。このコア型7は、
ボルト8により可動プラテン1に装着されてい
る。
9は固定側金型で、前記キヤビテイ型3とコア
型7とよりなる可動側金型に対応するように、固
定プラテン2に装着されており、型締時ガイドピ
ンにガイドされ、かつ、キヤビテイ型3に係合し
て該キヤビテイ型3とともに成形キヤビテイ10
を形成する。
(作用) 図示しない可塑化シリンダにより成形キヤビテ
イ10内に溶融樹脂を射出充填すると、第1図に
示すキヤビテイ深さwの肉厚をもつた成形品が成
形可能である。
成形品の肉厚を変更する場合、コア型7を固定
したままボルト4を緩めて、可動プラテン1とキ
ヤビテイ型3との間に介装するシム5の厚さを選
択して差替え、しかる後再びボルト5を締め付け
れば、キヤビテイ型3はコア型7に対して固定側
金型9の側に前後動して相対的に位置が変わるか
ら、所望の成形品の肉厚に対応したキヤビテイ深
さwが得られる。
なお、本実施例ではシム5に係合孔6を設けた
場合について例示したが、リング状のものでも同
効である。また、キヤビテイ型3及びコア型7を
直接可動プラテン1に装着したものについて例示
したが、これらは金型ホルダ等の取付板に装着し
ても良い。
(考案の効果) 以上の通り本考案は、シム厚さを調節だけでキ
ヤビテイ容積を変化させることができるから、従
来に比べてキヤビテイ容積を変更する作業が容易
かつ迅速にでき、作業性が向上すると共に、省力
化を図れる。また、複数枚のシムを予め用意して
おき、これを選択して交換するのみであり、コア
型及びキヤビテイ型を変更する必要がないので、
金型製作費を大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を要部断面で示す正
面図、第2図は第1図の−線に沿う断面図であ
る。 1……可動プラテン、3……キヤビテイ型、4
……ガイドピン兼用ボルト、5……シム、6……
係合孔、7……コア型、8……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コア型及び該コア型の周りに嵌合されたキヤビ
    テイ型を取付板に装着して一体に組み立てる金型
    において、前記コア型を取付板に固定すると共
    に、前記キヤビテイ型と取付板との間に厚さの異
    なるシムを選択的に装入可能としたことを特徴と
    するキヤビテイ容積可変金型。
JP6910386U 1986-05-07 1986-05-07 Expired JPH036417Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6910386U JPH036417Y2 (ja) 1986-05-07 1986-05-07

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JP6910386U JPH036417Y2 (ja) 1986-05-07 1986-05-07

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JPS62180515U JPS62180515U (ja) 1987-11-16
JPH036417Y2 true JPH036417Y2 (ja) 1991-02-19

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JPS62180515U (ja) 1987-11-16

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