JPH0131466Y2 - - Google Patents

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JPH0131466Y2
JPH0131466Y2 JP3002585U JP3002585U JPH0131466Y2 JP H0131466 Y2 JPH0131466 Y2 JP H0131466Y2 JP 3002585 U JP3002585 U JP 3002585U JP 3002585 U JP3002585 U JP 3002585U JP H0131466 Y2 JPH0131466 Y2 JP H0131466Y2
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mold clamping
magnetic circuit
tie bar
magnetic
injection molding
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はプラスチツク磁石を射出成形する磁場
射出成形機の型締装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の磁場射出成形機の一つとして、射出成形
機のタイバーを磁気回路の一部として使用したも
のがある。第2図、第3図はこのような例を示す
ものである。強磁性鋼製の固定盤1の金型9を取
付ける側には励磁コイル6が設けられ、励磁コイ
ル6は非磁性鋼製のコイルカバー2で覆われてお
り、可動盤3も同様な構造である。複数本のタイ
バー5は固定盤1に一端を固定され、かつ可動盤
3を貫通して互に平行に設けられ、他の端部は型
締ハウジング10に固定されている。可動盤3は
タイバー5で摺動可能に支持され、型締ハウジン
グ10に設けられた型締シリンダ11で型締位置
と開放位置の間を移動出来る構造となつている。
このような構造の型締装置では励磁コイル6で発
生した磁束8は第3図示の破線のように金型9、
固定盤1、タイバー5、可動盤3、金型9の順で
の磁気回路を構成するので、タイバーは必要な磁
束8に対して飽和しないような太さが必要であ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述のような型締装置のタイバー5は磁気回路
上必要な太さにしてあるので、磁束の飽和は起ら
ないが、この部分以外のタイバー5も型締力に必
要な太さより太いので、このタイバー5によつて
囲まれた空間13は狭くなり、エジエクター装置
等の型締装置に付随した部品をこの空間に収める
ことは困難であつた。
又、通常の射出成形機を磁場射出成形機に改造
する場合に型締ハウジングやナツト類も太い径の
ものに交換する必要があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はタイバーの磁気回路部分以外の型締力
のみを保持する部分を型締力を保持するのに必要
な最小の太さとし、前記タイバーの固定盤と可動
盤との間及び可動盤の摺動部分を含めた磁気回路
部分を前記最小の太さよりも太くかつ磁気回路と
して磁束が飽和しない限度の断面積を有する太さ
としたものである。
〔作用〕
上述のように磁気回路部分のタイバー5を磁気
回路上必要とする限度の太さにしてあるので、磁
束の飽和が起らず、励磁コイル6で発生した磁束
8を有効に金型9に供給することが出来るうえ、
磁気回路以外の部分のタイバー5は型締力に必要
な最小の太さであるので、この部分の空間13は
広くとれ、この広い空間13にエジエクター装置
等の型締装置に付随する部品を容易に収納するこ
とが出来ると共に、従来の射出成形機の型締ハウ
ジング10やナツト12をそのまま使用出来るの
で、交換部品の点数を減らすようにすることが出
来る。
〔実施例〕
第1図は本考案の型締装置の構造図である。本
実施例ではトグル式型締装置を使用しているが、
油圧等による直圧式であつても差支えないので、
油圧式等の場合の説明は省略する。
固定盤1及び可動盤3には金型9を取付ける側
に励磁コイル6を設け、励磁コイル6は非磁性鋼
製のコイルカバー2で覆われていることは従来例
と同じである。複数本のタイバー5は一端5−b
が固定盤1に挿入されてナツト12等で固定され
ており、他端は型締ハウジング10に挿入されて
ナツト12等で固定されている。このタイバー5
の中間部分は可動盤3を貫通して可動盤3を摺動
可能に保持している。可動盤3は型締ハウジング
10に設けられた型締シリンダ11の駆動力によ
つて型締リンク7を介してタイバー5にそつて摺
動する構造になつている。
この場合固定盤1と可動盤3との間のタイバー
部分5−aは磁気回路の構成部分であるので、設
計上必要とする磁束に対して飽和しないだけの太
さを必要とする。この太さは一般には型締力を保
持するために必要な太さよりも太いものである。
そこで本実施例ではこの磁気回路部分及び可動盤
3の摺動範囲は前記磁気回路上必要な限度の太さ
とし、この太さの部分5−aから先の型締ハウジ
ング10側は型締力を保持するのに必要な最小の
太さとし(5−b部分)図示しない製品突出し装
置等を収容するために必要な広い空間23が確保
されるようになつている。
〔考案の効果〕
上述のように磁気回路には必要とする断面積を
確保し、かつ型締装置の付随部品の収納部分は広
くとれる。
また従来の磁場射出形でない通常の射出成形機
を磁場射出機に改造する場合にはタイバーを太く
する必要があつた。このため改造前の可動盤、型
締ハウジングのタイバーが入り込む穴径を大きく
する必要があるので、これらのものは新規に製作
して交換する必要があつた。しかし本考案による
方式では型締ハウジングのタイバーの入り込む穴
径は従来のままで良いので、可動盤及びタイバー
のみを本考案のものに交換すれば良く、改造価格
も安価となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の磁場射出成形機の型締装置の
構造図、第2図及び第3図は従来の磁場射出成形
機の型締装置の構造図である。 1……固定盤、3……可動盤、5……タイバ
ー、6……励磁コイル、8……磁束、10……型
締ハウジング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タイバーを磁気回路の一部として構成する磁場
    射出成形機の型締装置において、前記タイバーの
    磁気回路部分以外の型締力のみを保持する部分を
    型締力を保持するのに必要な最小の太さとし、前
    記タイバーの固定盤と可動盤との間及び可動盤の
    摺動部分を含めた磁気回路部分を前記最小の太さ
    よりも太くかつ磁気回路として磁束が飽和しない
    限度の断面積を有する太さとしたことを特徴とす
    る磁場射出成形機の型締装置。
JP3002585U 1985-03-01 1985-03-01 Expired JPH0131466Y2 (ja)

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JP3002585U JPH0131466Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

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JP3002585U JPH0131466Y2 (ja) 1985-03-01 1985-03-01

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Publication Number Publication Date
JPS61145622U JPS61145622U (ja) 1986-09-08
JPH0131466Y2 true JPH0131466Y2 (ja) 1989-09-27

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