JPH037133B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH037133B2 JPH037133B2 JP59033429A JP3342984A JPH037133B2 JP H037133 B2 JPH037133 B2 JP H037133B2 JP 59033429 A JP59033429 A JP 59033429A JP 3342984 A JP3342984 A JP 3342984A JP H037133 B2 JPH037133 B2 JP H037133B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- coil
- groove
- winding
- coaxial bobbin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 29
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 11
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 6
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコイルとコンデンサを有するデイレー
ラインやLCフイルタなどのLC複合部品に係り、
特に同軸ボビン上の複数個の巻線溝にコイルを巻
回し、この巻線溝間の鍔のコンデンサ、収納部に
コンデンサを収納したタイプのものにおいて、上
記鍔のコンデンサ収納部の形成面と反対の面にコ
イルの移層用溝を設け絶縁性の優れたものを提供
しようとするものである。
ラインやLCフイルタなどのLC複合部品に係り、
特に同軸ボビン上の複数個の巻線溝にコイルを巻
回し、この巻線溝間の鍔のコンデンサ、収納部に
コンデンサを収納したタイプのものにおいて、上
記鍔のコンデンサ収納部の形成面と反対の面にコ
イルの移層用溝を設け絶縁性の優れたものを提供
しようとするものである。
従来におけるこの種のLC複合部品としては、
同軸ボビンの巻線溝にコイルを巻回し、この同軸
ボビンの鍔に植設した端子ピンにコンデンサのリ
ード線を巻付け、その巻付部を半田付けして一体
化していた。
同軸ボビンの巻線溝にコイルを巻回し、この同軸
ボビンの鍔に植設した端子ピンにコンデンサのリ
ード線を巻付け、その巻付部を半田付けして一体
化していた。
この構成では、コンデンサのリード線とコイル
のリード線が半田付け時シートするとともに組込
みにも手間を要して生産性が悪く、しかも大形化
してしまうといつた欠点があつた。
のリード線が半田付け時シートするとともに組込
みにも手間を要して生産性が悪く、しかも大形化
してしまうといつた欠点があつた。
本発明は以上のような従来の欠点を除去し、小
形で組立てやすく、しかも絶縁性の点でも優れた
LC複合部品を提供しようとするものである。
形で組立てやすく、しかも絶縁性の点でも優れた
LC複合部品を提供しようとするものである。
以下本発明の実施例を図面第1図、第2図によ
り説明する。
り説明する。
1は合成樹脂などの絶縁物によつて複数個の鍔
2を等間隔に設けて、この鍔2間に複数個の巻線
溝3を形成した同軸ボビンであり、この同軸ボビ
ン1の巻線溝3にはコイル4が巻回されている。
また、上記鍔2の上面には凹部などからなるコン
デンサ収納部5が設けられ、このコンデンサ収納
部5の両端部には端子ピン6がそれぞれ上方に突
出するように植設されている。この端子ピン6を
植設したコンデンサ収納部5にはコンデンサ収納
部5より上方に一部が突出するチツプコンデンサ
7が収納され、このチツプコンデンサ7は端子ピ
ン6に半田付けにより電気的、機械的に接続され
ている。
2を等間隔に設けて、この鍔2間に複数個の巻線
溝3を形成した同軸ボビンであり、この同軸ボビ
ン1の巻線溝3にはコイル4が巻回されている。
また、上記鍔2の上面には凹部などからなるコン
デンサ収納部5が設けられ、このコンデンサ収納
部5の両端部には端子ピン6がそれぞれ上方に突
出するように植設されている。この端子ピン6を
植設したコンデンサ収納部5にはコンデンサ収納
部5より上方に一部が突出するチツプコンデンサ
7が収納され、このチツプコンデンサ7は端子ピ
ン6に半田付けにより電気的、機械的に接続され
ている。
また、この鍔2のコンデンサ収納部5を設けた
面と逆の下面にはV字状のコイル4の移層用溝8
が形成されている。したがつてコイル4は各巻線
溝3に対して移層用溝8を利用して連続して巻線
できることになる。
面と逆の下面にはV字状のコイル4の移層用溝8
が形成されている。したがつてコイル4は各巻線
溝3に対して移層用溝8を利用して連続して巻線
できることになる。
この移層用溝8をコンデンサ収納部5を形成す
る面と逆の面に設けたのは、チツプコンデンサ7
を端子ピン6に半田付けする際にコイル4の接続
部がチツプコンデンサ7に半田付けされてシヨー
トを発生するのを阻止するためであり、チツプコ
ンデンサ7とコイル4の接続線との距離を十分に
保つて絶縁性を確保しようとするものである。
る面と逆の面に設けたのは、チツプコンデンサ7
を端子ピン6に半田付けする際にコイル4の接続
部がチツプコンデンサ7に半田付けされてシヨー
トを発生するのを阻止するためであり、チツプコ
ンデンサ7とコイル4の接続線との距離を十分に
保つて絶縁性を確保しようとするものである。
上記コイル4、チツプコンデンサ7を組込んだ
同軸ボビン1には金属などよりなるケース9が被
せられる。このケース9の両端内面には係止突条
10が設けられ、この係止突条10が同軸ボビン
1の両端の鍔2の上面に当接し、ケース9の天井
面と端子ピン6とが接触しないように位置決めさ
れ、数個の鍔2の正面および背面に設けた水平方
向の溝11に、ケース9の正面および背面に設け
た内方に突出する係合突条12をはめこんで同軸
ボビン1とケース9を結合している。
同軸ボビン1には金属などよりなるケース9が被
せられる。このケース9の両端内面には係止突条
10が設けられ、この係止突条10が同軸ボビン
1の両端の鍔2の上面に当接し、ケース9の天井
面と端子ピン6とが接触しないように位置決めさ
れ、数個の鍔2の正面および背面に設けた水平方
向の溝11に、ケース9の正面および背面に設け
た内方に突出する係合突条12をはめこんで同軸
ボビン1とケース9を結合している。
以上のような構成とすることによつて本発明の
LC複合部品は、コンデンサの組込みが容易とな
つて生産性に優れ、コンデンサの保持もコンデン
サ収納部にはまりこんでいるため安全で安定して
おり、特にコンデンサと端子ピンとの半田接続時
に巻線溝間を結ぶコイルの接続部がコンデンサと
シヨートするといつた事故の発生もなく、コイル
の巻線作業も連続的に行なえて、この点でも生産
性の向上が図れ、コストの低減化、小形化を図る
上で著しく有利となり実用的価値の大なるもので
ある。
LC複合部品は、コンデンサの組込みが容易とな
つて生産性に優れ、コンデンサの保持もコンデン
サ収納部にはまりこんでいるため安全で安定して
おり、特にコンデンサと端子ピンとの半田接続時
に巻線溝間を結ぶコイルの接続部がコンデンサと
シヨートするといつた事故の発生もなく、コイル
の巻線作業も連続的に行なえて、この点でも生産
性の向上が図れ、コストの低減化、小形化を図る
上で著しく有利となり実用的価値の大なるもので
ある。
第1図は本発明のLC複合部品の一実施例を示
す一部切欠斜視図、第2図は同同軸ボビンの断側
面図である。 1……同軸ボビン、2……鍔、3……巻線溝、
4……コイル、5……コンデンサ収納部、6……
端子ピン、7……チツプコンデンサ、8……移層
溝、9……ケース、10……係止突条、11……
溝、12……係合突条。
す一部切欠斜視図、第2図は同同軸ボビンの断側
面図である。 1……同軸ボビン、2……鍔、3……巻線溝、
4……コイル、5……コンデンサ収納部、6……
端子ピン、7……チツプコンデンサ、8……移層
溝、9……ケース、10……係止突条、11……
溝、12……係合突条。
Claims (1)
- 1 複数個の鍔によつて複数個の巻線溝を形成し
た同軸ボビンと、この同軸ボビンの巻線溝に巻装
されたコイルと、上記鍔の一面に設けたコンデン
サ収納部内に先端が突出するように植設した端子
ピンと、上記コンデンサ収納部に収納されるコン
デンサとを備え、このコンデンサを端子ピンに接
続するとともに、この鍔のコンデンサ収納部の形
成面と逆の面に巻線溝に巻回するコイル間を接続
する接続部を通す移層用溝を設けてなるLC複合
部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3342984A JPS59161008A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | Lc複合部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3342984A JPS59161008A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | Lc複合部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59161008A JPS59161008A (ja) | 1984-09-11 |
JPH037133B2 true JPH037133B2 (ja) | 1991-01-31 |
Family
ID=12386302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3342984A Granted JPS59161008A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | Lc複合部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59161008A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61150315A (ja) * | 1984-12-25 | 1986-07-09 | 松下電器産業株式会社 | Lc複合部品 |
JPH01169006U (ja) * | 1988-05-17 | 1989-11-29 | ||
JP2777430B2 (ja) * | 1989-11-15 | 1998-07-16 | 三洋電機株式会社 | 部品装着装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS473256U (ja) * | 1971-02-01 | 1972-09-04 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5722427Y2 (ja) * | 1975-12-19 | 1982-05-15 | ||
JPS5628726Y2 (ja) * | 1977-01-19 | 1981-07-08 |
-
1984
- 1984-02-23 JP JP3342984A patent/JPS59161008A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS473256U (ja) * | 1971-02-01 | 1972-09-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59161008A (ja) | 1984-09-11 |
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