JPH0370919A - 加熱調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、面状ヒータを使用した電気オーブンや電子レ
ンジ付オーブン等の加熱５４理器に関する。

（ロ）従来の技術 従来この種の加熱調理器は、鋼板で成る熱膨張製内ケー
スの外壁面に面状ヒータを密接していたが、斯る構成で
あると長時間（長年）の面状ヒータの使用により内ケー
スが下方に向かって熱膨張し中央部が垂れ下がり、面状
ヒータと内ケースとの間に隙間が生じ、その結果面状ヒ
ータの内ケースへの熱伝導が悪くなり、内ケース内に配
置される被調理物への加熱が低下するという欠点があっ
た。

（ハ）発明が解決しようとする課題 本発明は、常に面状ヒータと鋼板の内ケースとの密着状
態を良好ならしめる加熱調理器を提供することを目的と
する。

（ニ）ｌ［題を解決するための手段 本発明は、本体ケース内に間隔を存して鋼板で成る熱膨
張製内ケースを配設し、この内ケースの外壁面に面状ヒ
ータを密接して、前記内ケースを面状ヒータで加熱して
内ケース内の被調理物を加熱調理するものにおいて、前
記面状ヒータを密接にする内ケース面を前記面状ヒータ
側に向かって湾曲せしめたことを特徴とするものである
。

（ホ）作　用 斯る構成によると、内ケースが膨張したとしても面状ヒ
ータとより密着する方向に湾曲するため、常に面状ヒー
タからの熱は内ケースに対して確実に伝導されるもので
ある。

（へ）実施例 （１）は電気オーブンとか電子レンジ付オーブンれる内
ケース（３）で外殻を構成している。前記内ケース（３
）は鋼板等でなる熱膨張製材料で成形されている。前記
内ケース（３）の上下部の外壁面に面状ヒータ（４）を
密接している。そして前記面状ヒータ（４）による加熱
調理時に、被調理物の種類にもよるが、水蒸気と共に、
油煙、未燃焼の炭化水素、臭気物質等の有害物質が発生
するので、この有害物質によって調理室（５）内や台所
等が汚染されることを防止するため、調理室（５）内か
らの排気を送風ファン（６）によってレンジ外に強制排
気するための排気経路（７）の途中に、上記有害物質の
分解を促進する酸化触媒（８）が配置されている。

また、上記排気経路（７）には、酸化触媒（８）を触媒
作用に適した温度（通常は１５０℃以上）に維持するた
めの、触媒予熱用のヒータ（ｌＯ）が、酸化触媒（８）
の近傍に配置されている。

また、上記し−タ付電子レンジにおいては、前述した排
気経路（７）の送風ファン（６）の他に、誘電加熱用の
マグネトロン（１１）に対して冷却風を供給する送風フ
ァン（！２）を設けている。

又、前記面状ヒータ（４）を密接している内ケース（３
）をこの面状ヒータ（４）側に向かって湾曲せしめる。

勿論、前記面状ヒータ（４）も内ケース（３）に沿って
同じ様に湾曲せしめている。

斯る構成によると、面状ヒータ（４）の加熱で内ケース
（３）が膨張して湾曲しようとすると、その時に予め内
ケース（３）は面状ヒータ（４）側に湾曲しているため
、この内ケース（３）は積極的に面状ヒータ（４）に密
着する様になるものである。

本実施例においては、上部の内ケース（３）を湾曲せし
めているが、下部の内ケース（３）も湾曲せしめてもよ
い。

（ト）　　発明の効果 本発明によれば、鋼板の内ケースがたとえ湾曲したとし
ても常に面状ヒータに密接する方向に積極的に湾曲する
ため、面状ヒータの内ケースへの熱伝導は低下すること
なく常に高い加熱効率の良い加熱調理器を提供すること
ができるものである

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明加熱調理器の概略断面図、第２図は同外
観斜視図である。 （２）・・・本体ケース、（３）・・・内ケース、（４
）・・・面状ヒータ。 裏２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）本体ケース内に間隔を存して鋼板で成る熱膨張製
   内ケースを配設し、この内ケースの外壁面に面状ヒータ
   を密接して、前記内ケースを面状ヒータで加熱して内ケ
   ース内の被調理物を加熱調理するものにおいて、前記面
   状ヒータを密接する内ケースを前記面状ヒータ側に向か
   って湾曲せしめたことを特徴とする加熱調理器。