JPH054898U - 焙焼器 - Google Patents
焙焼器Info
- Publication number
- JPH054898U JPH054898U JP1712391U JP1712391U JPH054898U JP H054898 U JPH054898 U JP H054898U JP 1712391 U JP1712391 U JP 1712391U JP 1712391 U JP1712391 U JP 1712391U JP H054898 U JPH054898 U JP H054898U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roasting
- heater
- upper heater
- plate
- oxidation catalyst
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 食品への加熱により生じる臭いや煙をできる
だけ抑え、また食品に焼きむらができない均一な調理加
熱ができる焙焼器を提供する。 【構成】 焙焼庫内に該焙焼庫内のヒータ上方に黒色の
コーティングが施された放射板、もしくは酸化触媒を保
持したセラミックプレートが配設されている焙焼器。
だけ抑え、また食品に焼きむらができない均一な調理加
熱ができる焙焼器を提供する。 【構成】 焙焼庫内に該焙焼庫内のヒータ上方に黒色の
コーティングが施された放射板、もしくは酸化触媒を保
持したセラミックプレートが配設されている焙焼器。
Description
【0001】
本考案は焙焼器に関し、より詳しくはヒータによって調理物を加熱する焙焼器
に関する。
【0002】
従来の焙焼器は図3に示したように、焙焼庫10内に上ヒータ11と下ヒータ
12とが配設され、これら上下ヒータ11、12の間に調理物載置台13が設け
られている。上ヒータ11の上方には光沢を有した反射板14が配設されるとと
もに、焙焼庫10の天面部10Aに設けられた排気口15には発泡金属あるいは
ポーラスなハニカム状セラミック等に白金等を保持させた酸化触媒16が嵌込ま
れている。
【0003】
上記した構成の焙焼器によれば、調理物載置台13に載置された調理物は、上
ヒータ11と下ヒータ12とによる直接加熱と、上ヒータ11の上方に配設され
ている反射板14による反射熱を受けて調理される。
【0004】
この際、煙や臭いは焙焼庫10から排気口15を通って外部に排出されるが、
排気口15を通過する際に酸化触媒16によって処理され、減煙、減臭される。
【0005】
しかし、上記したような焙焼器で調理した場合、特に調理物の表裏面から加熱
した場合にあっては、食品から出る肉汁等が下ヒータ12に滴下して発煙、発臭
の原因となるといった課題があった。
【0006】
またヒータ11、12による直接加熱と反射板14による加熱では、調理物に
焼きむらが生じてしまうといった課題もあった。
【0007】
本考案は上記課題に鑑みて考案されたものであって、減煙、減臭効果があり、
且つ調理物に均等に熱が加えられるような焙焼器を提供することを目的としてい
る。
【0008】
上記目的を達成するために本考案に係る焙焼器は、少なくとも上ヒータが配設
された焙焼器において、前記上ヒータの上方に、黒色のコーティングが施された
放射板が配設されていることを特徴としており、
また少なくとも上ヒータが配設された焙焼器において、前記上ヒータの上方に
白金等の酸化触媒を保持したセラミックプレートが配設されていることを特徴と
している。
【0009】
上記した構成によれば、焙焼庫内の上ヒータの上方に黒色のコーティングが施
された放射板もしくは白金等の酸化触媒を保持したセラミックプレートが配設さ
れているため、焙焼庫の天面部付近の温度が高温に保たれることにより酸化触媒
の活性化が促され、、煙や臭いの排出が減少する。
【0010】
また黒色のコーティングを施した放射板、もしくはセラミックプレートはヒー
タからの熱を吸収し、更に吸収した輻射熱を調理物に対して広く均一に放射する
ため、調理物に焼きむらが生じることが少なくなる。
【0011】
以下、本考案に係る焙焼器実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】
本実施例に係る焙焼器は図1に示したように構成されており、焙焼庫21内に
上ヒータ22と下ヒータ23とが配設され、これら上下ヒータ21、23の間に
調理物載置台24が設けられている。上ヒータ22の上方には黒色のコーティン
グが施された放射板25が配設されるとともに、焙焼庫21の天面部21Aに設
けられた排気口26には発泡金属あるいはポーラスなハニカム状セラミック等に
白金等を保持させた酸化触媒27が嵌め込まれている。
【0013】
上記した構成の焙焼器20によれば、上ヒータ22は調理物および放射板25
に向かって熱を放射するが、放射板25には黒色のコーティングが施されている
ため、該放射板25はこの熱を吸収し、温度的に均一化され、この輻射熱は調理
物および焙焼庫21天面部21Aに向かって放射される。
【0014】
天面部21Aに向かって放射された熱は天面部21Aで反射され、再び放射板
25に吸収されるといった如く、天面部21Aと放射板25との間で放射と反射
を繰り返すことになる。
【0015】
更に放射板25から上方にむけての放熱とにより、焙焼庫21の天面部21A
付近の温度が高温に保たれることから、排気口26から排気される熱気で酸化触
媒27の温度が上昇して、触媒作用が促進され、排気される空気の減煙、減臭効
果が増大し、浄化効果の改善がなされる。
【0016】
また放射板25が均一に高温となることから、この放射板25からの輻射熱に
よって調理物をむらなく均一に加熱することができる。
【0017】
次に別の実施例に係る焙焼器を図2に示す。焙焼庫31内に上ヒータ32と下
ヒータ33とが配設され、これら上下ヒータ32、33の間に調理物載置台35
が設けられている。上ヒータ32の上方には白金等の酸化触媒を保持してコルゲ
−ト状あるいはハニカム状に形成されたセラミックプレート34が配設されると
ともに、焙焼庫31の天面部31Aに設けられた排気口36には発泡金属あるい
はポーラスなハニカム状セラミック等に白金等を保持させた酸化触媒37も嵌め
まれている。
【0018】
上記した構成の焙焼器30によれば、上ヒータ32は調理物を加熱するととも
に、セラミックプレート34に向かっても熱を放射するが、これらセラミックプ
レート34は放射熱を吸収し、吸収した放射熱を調理物に対してむらなく均一に
輻放射するので調理物の焼きむらを防止することができる。
【0019】
更にセラミックプレート34には白金等の酸化触媒が保持されているため、上
ヒータ32によって高温化されると酸化触媒作用が促進され、焙焼庫31内で発
生した煙や臭いの減煙、減臭効果が増大し、浄化効果の改善がなされる。
【0020】
以上の説明により明らかなように、本考案に係る焙焼器にあっては、焙焼庫内
に黒色にコーティングが施された放射板もしくは白金等の酸化触媒を保持したセ
ラミックプレートが配設されているので、食品をむらなく均一に加熱し、更に食
品から出る肉汁等が原因となって生じる煙や臭いを減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る焙焼器の一実施例を示す断面図で
ある。
ある。
【図2】本考案に係る焙焼器の別の実施例を示す断面図
である。
である。
【図3】従来の焙焼器を示す断面図である。
20、30 焙焼器
25 放射板
34 セラミックプレート
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも上ヒータが配設された焙焼器
において、前記上ヒ−タの上方に、黒色のコーティング
が施された放射板が配設されていることを特徴とする焙
焼器。 - 【請求項2】 少なくとも上ヒータが配設された焙焼器
において、前記上ヒ−タの上方に、白金等の酸化触媒を
保持したセラミックプレートが配設されていることを特
徴とする焙焼器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1712391U JPH054898U (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 焙焼器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1712391U JPH054898U (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 焙焼器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054898U true JPH054898U (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=11935258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1712391U Pending JPH054898U (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 焙焼器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054898U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007054221A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理器 |
KR101437836B1 (ko) * | 2012-08-21 | 2014-09-05 | 오재영 | 커피 로스터기 |
JP2016526905A (ja) * | 2014-01-21 | 2016-09-08 | イ,ヤンヒ | 熱分解機能を有する炒め機 |
-
1991
- 1991-02-27 JP JP1712391U patent/JPH054898U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007054221A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理器 |
JP4654835B2 (ja) * | 2005-08-24 | 2011-03-23 | パナソニック株式会社 | 加熱調理器 |
KR101437836B1 (ko) * | 2012-08-21 | 2014-09-05 | 오재영 | 커피 로스터기 |
JP2016526905A (ja) * | 2014-01-21 | 2016-09-08 | イ,ヤンヒ | 熱分解機能を有する炒め機 |
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