JPH0370523A - 温泉卵調製器 - Google Patents

温泉卵調製器

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Publication number
JPH0370523A
JPH0370523A JP20881289A JP20881289A JPH0370523A JP H0370523 A JPH0370523 A JP H0370523A JP 20881289 A JP20881289 A JP 20881289A JP 20881289 A JP20881289 A JP 20881289A JP H0370523 A JPH0370523 A JP H0370523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
egg
hot spring
heating chamber
eggs
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20881289A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kato
一男 加藤
Hifumi Taura
田浦 比富美
Taeko Ishizuki
石附 多恵子
Yumiko Shida
志田 由美子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Home Technology Corp filed Critical Toshiba Home Technology Corp
Priority to JP20881289A priority Critical patent/JPH0370523A/ja
Publication of JPH0370523A publication Critical patent/JPH0370523A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はヒータの熱で温泉卵を調製する温泉卵調製器
に関する。
(従来の技術) 通常一般の茹で卵は、沸騰する100℃の熱湯内に卵を
投入して茹で上げるもので、このような茹で卵において
は、卵の殻内の卵白および卵黄が共に固形化するか、半
熟卵のように卵白が固形化し、卵黄が流動状を保つ状態
となる。
これに対し温泉卵は、70℃前後の温度管理のもとて卵
を加熱して得るもので、このような温泉卵においては、
卵黄が流動性を失って粘り気のあるゲル状で、その外周
の卵白が流動性のあるゾル状となり、独特の風味の卵と
なる。
そして従来から、このような温泉卵を各家庭で調製する
ための温泉卵調製器が提供されている。
従来の温泉卵調製器は本体内に水槽を設け、この水槽の
版部側にヒータを配設してなる。そして水槽内に水を所
定量収容し、この水を前記ヒータで加熱して約70℃に
保温し、この状態で水槽内にホルダを介して卵を挿入し
、この卵を水槽内の湯で加熱して温泉卵に茹で上げるも
のである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらこのような従来の温泉卵調製器においては
、その作業に当たって水槽内に水を収容し、また温泉卵
の調製終了後に水槽内の湯を廃棄しなければならないと
いう面倒で煩わしい処理が必要で、また卵を常に同一条
件で加熱するため、使用する卵が冷蔵庫で冷却されてい
たものである場合と、比較的高温の部分に放置されてい
た場合との相違、つまり卵の初湯の相違によって調製後
の温泉卵の中身に柔らかすぎや固すぎという差が生じて
しまう問題があり、さらに従来の温泉卵調製器ではその
使用用途が温泉卵の調製のみに限られ、他の食品の加熱
調理などに利用することができない難点がある。
この発明はこのような点に着目してなされたもので、水
を扱うことなく容易に簡便に、また使用する卵の初湯に
影響されることなく常に同一条件の温泉卵を調製するこ
とができ、かつ他のトースト焼きやグラタンなどの煮込
みの調理などにも使用することができる温泉卵調製器を
提供することを目的とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明はこのような目的を達成するために、加熱室を
備えた調製器本体と、前記加熱室内を加熱するヒータと
、前記加熱室内に設けられた卵ホルダと、前記ヒータを
制御する電子回路ユニットとを具備し、温泉卵の調製時
には前記卵ホルダに卵を配置し、前記加熱室内を前記電
子回路ユニットによる前記ヒータに対する制御で、卵を
一定温度にまで上昇させる温度の第1ステップと、この
第1ステップの温度よりも高い温度の第2ステップと、
この第2ステップより低い温度の第3ステップとに順に
別けて加熱するようにしたものである。
(作 用) 卵ホルダに配置された卵はヒータの第1ステップによる
加熱でその初湯に関わらず一定温度に上昇して常に同一
条件となり、このような状態から第2ステップの加熱に
よりさらにそれより高温の温度に速やかに達し、このの
ち第3ステップによる加熱で実質的な温泉卵としての調
製が行われる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第3図および第4図に温泉卵調製器の構造を示し、図中
1が調製器本体で、この調製器本体1は前面に開放部2
を有する加熱室3を備え、この加熱室3内の上部および
下部にヒータ4および5が架設され、さらにこの加熱室
3内の中段部に焼き網を兼ねる卵ホルダ6が支持片7・
・・を介して着脱自在に架設されている。この卵ホルダ
6は、第5図および第6図に示すように、多数本の金属
製のワイヤ8・・・を平行に引き揃えてすのこ状に形成
してなり、その平面部分の適所に卵載置部9・・・が設
けられている。これら卵載置部9・・・は前記ワイヤ8
・・・の一部を水平方向に円弧状に湾曲させ、その湾曲
部を一対ずつ互いに対向させて構成されている。さらに
卵ホルダ6の両端側に配置するワイヤ8.8の一部は下
方に円弧状に湾曲し、これら湾曲部で卵ホルダ6を床面
上に水平に支持するための脚10・・・が構成されてい
る。
調製器本体1の前面には、加熱室3の開放部2を開閉す
る開閉扉11が回動自在に枢着され、また調製器本体1
の前面の下部には操作パネル12が設けられ、この操作
パネル12の内側に、前記ヒータ4,5を制御するマイ
コン内蔵の電子回路ユニット13が配設され、さらにこ
の操作パネル12の前面に、温泉卵モードボタン14、
トーストモードボタン15、煮込みモードボタン16な
どが配設されている。
しかして、温泉卵を調製する場合には、まず加熱室3内
に卵ホルダ6を配設し、この卵ホルダ6の卵載置部9・
・・に卵a・・・を載置し、開閉扉11を閉じ、この状
態で操作パネル12の温泉卵モードボタン15を操作す
る。
これに応じてヒータ4,5が電子回路ユニット13を通
して次のように制御される。すなわちまず、第1ステッ
プとしてヒータ4,5が低出力で30分間、連続通電さ
れ、こののち第2ステップとしてヒータ4.5が高出力
の連続通電に切り替えられてこれが3分間継続し、さら
にこののち第3ステップとしてヒータ4,5が20分間
、断続通電される。第1のステップによる加熱で加熱室
3内の雰囲気温度が50℃にまで上昇し、さらに第2の
ステップによる加熱で加熱室3内の雰囲気温度が150
℃にまで上昇する。そして第3ステップによる加熱で加
熱室3内の雰囲気温度がほぼ70℃程度に保たれる。こ
のような加熱室3内の温度変化により加熱室3内の卵a
が第1図の曲線で示すように加熱される。
第1図中の実線は卵aの殻の表面温度1+  (卵白の
温度とほぼ同等)を、鎖線は卵黄温度t2を示し、第1
ステップの区間のA部分の曲線は卵aが冷蔵庫で冷却さ
れていた場合、B部分の曲線は卵aが室内などの比較的
高温の部分に放置されていた場合である。このように使
用する卵aの籾温か異なっている場合であっても、第1
ステップを経ることにより、卵aの温度がそれぞれほぼ
50℃の温度に上昇して同一の条件となる。そしてこの
のち第2ステップに移行することにより、比較的急激な
勾配で卵aの温度が上昇し、さらにこののち第3ステッ
プに移行することにより、卵aの表面温度tlがほぼ6
5〜70℃の範囲内に保たれ、卵黄温度t2が60℃か
ら緩やかな勾配で70℃近くにまで上昇する。
一般に卵白は約60℃の温度のもとでは徐々に凝固が開
始し、約80℃の温度のもとでは速やかに凝固して固形
化する。また卵黄は約65℃の温度のもとて徐々に凝固
が開始し、約70℃の温度を越えると速やかに凝固して
固形化する。したがって前記卵aが第3ステップで上述
のように加熱されることにより卵黄が流動性を失い粘り
気のあるゲル状に、卵白が流動性を保つゾル状になり、
温泉卵が仕上がる。そして第2ステップにより卵aが速
やかに高温に加熱されて効率よく第3ステップに移行す
るから、その仕上がり時間が短縮し、速やかに温泉卵を
得ることができ、またこの際、従来のように水を扱うよ
うなことが一切ないから、その作業を容易に簡便に行な
うことができる。また使用する卵aの籾温か異なってい
ても、第1ステップで同一の温度条件に設定され、この
のち第2および第3ステップに移行するから、その籾温
の差による影響がなく、常に同一の柔らかさの温泉卵を
得ることができる。
一方、このように構成された温泉卵調製器は、温泉卵を
調製する場合のほか、他の食品の加熱調理にも使用する
ことができる。例えばトーストを焼いたり、グラタンな
どの煮込みの調理を行なうことができる。トーストを焼
く場合には、卵ホルダ6の上に食パンを乗せ、トースト
モードボタン15を操作する。この操作によりヒータ4
,5が一定時間通電され、食パンの両面が焙焼される。
また同じようにグラタンなどの煮込みの調理を行なう場
合は、その煮込みの材料をその容器と共に加熱室3内に
挿入し、煮込みモードボタン16を操作し、ヒータ4,
5で前記煮込みの材料を加熱して調理することができる
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、水を扱うことな
く容易に簡便に、しかも速やかに効率よく、また使用す
る卵の籾温の差に影響されることなく、常に同一の柔ら
かさの温泉卵を得ることかでき、かつ他のトースト焼き
やグラタンなどの煮込みの調理などにも幅広く使用する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は温泉卵の調製時における卵の温度変化状況を示
すグラフ図、第2図は温泉卵の調製時における加熱工程
を示す工程図、第3図はこの発明の一実施例による温泉
卵調製器の断面図、第4図は同じく正面図、第5図は卵
ホルダの平面図、第6図は同じく側面図である。 1・・・調製器本体、3・・・加熱室、4.5・・・ヒ
ータ、6・・・卵ホ、ルダ、13・・・電子回路ユニッ
I・。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 加熱室を備えた調製器本体と、前記加熱室内を加熱する
    ヒータと、前記加熱室内に設けられた卵ホルダと、前記
    ヒータを制御する電子回路ユニットとを具備し、温泉卵
    の調製時には前記卵ホルダに卵を配置し、前記加熱室内
    を前記電子回路ユニットによる前記ヒータに対する制御
    で、卵を一定温度にまで上昇させる温度の第1ステップ
    と、この第1ステップの温度よりも高い温度の第2ステ
    ップと、この第2ステップより低い温度の第3ステップ
    とに順に別けて加熱することを特徴とする温泉卵調製器
JP20881289A 1989-08-11 1989-08-11 温泉卵調製器 Pending JPH0370523A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20881289A JPH0370523A (ja) 1989-08-11 1989-08-11 温泉卵調製器

Applications Claiming Priority (1)

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JP20881289A JPH0370523A (ja) 1989-08-11 1989-08-11 温泉卵調製器

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JPH0370523A true JPH0370523A (ja) 1991-03-26

Family

ID=16562534

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JP20881289A Pending JPH0370523A (ja) 1989-08-11 1989-08-11 温泉卵調製器

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JP (1) JPH0370523A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106691186A (zh) * 2017-01-06 2017-05-24 四川长虹电器股份有限公司 温泉蛋煮蛋器及其制备温泉蛋的方法
CN107007146A (zh) * 2017-06-07 2017-08-04 四川长虹电器股份有限公司 五段式加热控制方法
AT520298B1 (de) * 2018-04-20 2019-03-15 Palaschke Bernhard Verfahren und Vorrichtung zum Garen von Eiern

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