JPH0443181Y2 - - Google Patents
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- JPH0443181Y2 JPH0443181Y2 JP1988076694U JP7669488U JPH0443181Y2 JP H0443181 Y2 JPH0443181 Y2 JP H0443181Y2 JP 1988076694 U JP1988076694 U JP 1988076694U JP 7669488 U JP7669488 U JP 7669488U JP H0443181 Y2 JPH0443181 Y2 JP H0443181Y2
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- JP
- Japan
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- heat generating
- water
- generating plate
- cover lid
- fountain nozzle
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 48
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- 235000013305 food Nutrition 0.000 claims description 19
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- 235000013601 eggs Nutrition 0.000 description 18
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- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 5
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- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Commercial Cooking Devices (AREA)
- Cookers (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野及び考案の概要]
本考案は、食品蒸し焼き器、特に目玉焼き等の
ように食品を裏返すことなく加熱調理する型式の
食品蒸し焼き器に関するものである。
ように食品を裏返すことなく加熱調理する型式の
食品蒸し焼き器に関するものである。
本考案の概要は、発熱プレート上に食品加熱用
の蒸気を生成させる為の水を供給する際に、上記
発熱プレートに於ける給水点近傍が局部的に温度
低下を来さないようにし、これにより、発熱プレ
ート表面の温度分布を均一化し、もつて、上記発
熱プレート上で加熱される複数の食品が食品相互
間で焼きムラを生じないようにするものである。
の蒸気を生成させる為の水を供給する際に、上記
発熱プレートに於ける給水点近傍が局部的に温度
低下を来さないようにし、これにより、発熱プレ
ート表面の温度分布を均一化し、もつて、上記発
熱プレート上で加熱される複数の食品が食品相互
間で焼きムラを生じないようにするものである。
[従来技術及びその問題点]
レストランやホテルの食堂、更にはフアースト
フーズ等の外食産業では、卵料理が大量に造られ
る。
フーズ等の外食産業では、卵料理が大量に造られ
る。
卵料理の中で、材料を攪拌したり裏返したりせ
ずに発熱プレート上に載置放置するだけでこれを
加熱をしなければならない目玉焼きは、その調理
が比較的難しい。
ずに発熱プレート上に載置放置するだけでこれを
加熱をしなければならない目玉焼きは、その調理
が比較的難しい。
上記した料理を大量に調理する為の器具として
は、例えば第4図に示す如きものがあり、次の如
く構成されている。
は、例えば第4図に示す如きものがあり、次の如
く構成されている。
即ち、電気ヒータ等で加熱される発熱プレート
1の上面には、支持杆11で一定間隔を置いて連
結された成形リング12,12と、該成形リング
12,12群を全体的に覆い得る大きさの覆い蓋
2が設けてある。又、上記成形リング12,12
を具備する支持杆11とこれを覆う覆い蓋2は、
前記発熱プレート1の後部に揺動自在に軸支して
あり、これによつて、これら支持杆11と覆い蓋
2とが発熱プレート1の表面上に起倒自在になる
ように構成してある。更に、上記覆い蓋2の中央
部には注水皿21が配設してある。
1の上面には、支持杆11で一定間隔を置いて連
結された成形リング12,12と、該成形リング
12,12群を全体的に覆い得る大きさの覆い蓋
2が設けてある。又、上記成形リング12,12
を具備する支持杆11とこれを覆う覆い蓋2は、
前記発熱プレート1の後部に揺動自在に軸支して
あり、これによつて、これら支持杆11と覆い蓋
2とが発熱プレート1の表面上に起倒自在になる
ように構成してある。更に、上記覆い蓋2の中央
部には注水皿21が配設してある。
このものでは、同図に示すように、成形リング
12,12群が設けられた支持杆11を発熱プレ
ート1上に倒して成形リング12,12が発熱プ
レート1上に並べられた状態にし、この状態で成
形リング12,12の夫々に割つた卵を落し込む
と共に、覆い蓋2を倒して該蓋を上記成形リング
12,12群に被せる。尚、上記覆い蓋2と発熱
プレート1の間に形成された空間、即ち、成形リ
ング12,12群が収容される空間を以下加熱空
間4と言う。
12,12群が設けられた支持杆11を発熱プレ
ート1上に倒して成形リング12,12が発熱プ
レート1上に並べられた状態にし、この状態で成
形リング12,12の夫々に割つた卵を落し込む
と共に、覆い蓋2を倒して該蓋を上記成形リング
12,12群に被せる。尚、上記覆い蓋2と発熱
プレート1の間に形成された空間、即ち、成形リ
ング12,12群が収容される空間を以下加熱空
間4と言う。
この状態で覆い蓋2に具備させた注水皿21か
ら発熱プレート1の上に一定量の水を供給する
と、該供給水は発熱プレート1上で蒸発し、この
ときに生じる蒸気は成形リング12,12が収容
された加熱空間4の内部に充満することとなる。
ら発熱プレート1の上に一定量の水を供給する
と、該供給水は発熱プレート1上で蒸発し、この
ときに生じる蒸気は成形リング12,12が収容
された加熱空間4の内部に充満することとなる。
すると、成形リング12,12に入れた卵の下
面は発熱プレート1によつて直接に焼かれると共
に、該卵の上面は上記加熱空間4内に充満した高
熱蒸気で加熱され、これによつて目玉焼きの料理
が出き上がる。
面は発熱プレート1によつて直接に焼かれると共
に、該卵の上面は上記加熱空間4内に充満した高
熱蒸気で加熱され、これによつて目玉焼きの料理
が出き上がる。
ところが、上記従来のものでは、加熱調理され
る複数の各卵の焼き上り状態が、卵夫々で均一に
ならないと言う問題があつた。
る複数の各卵の焼き上り状態が、卵夫々で均一に
ならないと言う問題があつた。
これは、上記従来のものの場合、注水皿21か
ら発熱プレート上に供給される蒸気発生用の水
が、注水手段としての注水皿21の下部に集中的
に供給されてしまうからである。
ら発熱プレート上に供給される蒸気発生用の水
が、注水手段としての注水皿21の下部に集中的
に供給されてしまうからである。
即ち、注水皿21から発熱プレート上に供給さ
れる水は、給水初期に於いては発熱プレート上で
急激に蒸発するが、発熱プレート上への注水が継
続して発熱プレート1の上記注水点部分が温度低
下を来すと、爾後該部分に供給される水の蒸発速
度が衰え、上記供給水が発熱プレート上の注水点
部分に滞留して該部分の温度が一層低下すること
となる。
れる水は、給水初期に於いては発熱プレート上で
急激に蒸発するが、発熱プレート上への注水が継
続して発熱プレート1の上記注水点部分が温度低
下を来すと、爾後該部分に供給される水の蒸発速
度が衰え、上記供給水が発熱プレート上の注水点
部分に滞留して該部分の温度が一層低下すること
となる。
そして、上記注水点部分が温度低下を来すと、
該部分に於ける被加熱食品は、他の部分に於ける
それに比べて加熱不足となり、調理時間が1分程
度と短い目玉焼きを造るような場合には、上記加
熱不足が比較的短い時間だけ生じる場合であつて
も、これが料理の出来上りに影響を与えて注水点
近傍で加熱された目玉焼きと他の部分で加熱され
たそれとの出来上り状態が相当不均一になつてし
まうのである。
該部分に於ける被加熱食品は、他の部分に於ける
それに比べて加熱不足となり、調理時間が1分程
度と短い目玉焼きを造るような場合には、上記加
熱不足が比較的短い時間だけ生じる場合であつて
も、これが料理の出来上りに影響を与えて注水点
近傍で加熱された目玉焼きと他の部分で加熱され
たそれとの出来上り状態が相当不均一になつてし
まうのである。
かかる不都合を解消するものとして、覆い蓋側
に噴水ノズルを設け、発熱プレートと前記覆い蓋
との間の加熱空間内に蒸し焼き用の水を全域的に
供給するようにしたぎようざ焼器が実公昭58−
36370号公報に開示されており、このものでは、
噴水ノズルからの噴出水が発熱プレート上面の略
全域において均一に分布することとなり、加熱ム
ラが生じにくいものとなる。
に噴水ノズルを設け、発熱プレートと前記覆い蓋
との間の加熱空間内に蒸し焼き用の水を全域的に
供給するようにしたぎようざ焼器が実公昭58−
36370号公報に開示されており、このものでは、
噴水ノズルからの噴出水が発熱プレート上面の略
全域において均一に分布することとなり、加熱ム
ラが生じにくいものとなる。
ところが、この従来のものでは、注水手段とし
ての噴水ノズルが覆い蓋側に有ることから、これ
への給水回路の耐久性が不十分となる。これは、
覆い蓋が開閉自在であることから、噴水ノズルへ
の給水回路が前記覆い蓋の開閉の度に屈曲され、
この屈曲部における耐久性が不十分となるからで
ある。また、加熱空間内は食品を載置する発熱プ
レートからの熱のみによつて加熱されるものであ
るから焼成時間が長くなるという問題もある。
ての噴水ノズルが覆い蓋側に有ることから、これ
への給水回路の耐久性が不十分となる。これは、
覆い蓋が開閉自在であることから、噴水ノズルへ
の給水回路が前記覆い蓋の開閉の度に屈曲され、
この屈曲部における耐久性が不十分となるからで
ある。また、加熱空間内は食品を載置する発熱プ
レートからの熱のみによつて加熱されるものであ
るから焼成時間が長くなるという問題もある。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであ
り、『器具上面に固定された発熱プレート上に伏
せられ且開閉自在に軸支された覆い蓋2と、該覆
い蓋2と発熱プレート1とによつて囲まれた加熱
空間4内に噴水ノズルから蒸気発生用の水を供給
する注水手段を具備する食品蒸し焼き器』に於い
て、加熱空間内で加熱される複数の食品が食品相
互間で加熱ムラが生じないようにすると共に、食
品焼成所要時間を短縮できるようにすることをそ
の課題とする。
り、『器具上面に固定された発熱プレート上に伏
せられ且開閉自在に軸支された覆い蓋2と、該覆
い蓋2と発熱プレート1とによつて囲まれた加熱
空間4内に噴水ノズルから蒸気発生用の水を供給
する注水手段を具備する食品蒸し焼き器』に於い
て、加熱空間内で加熱される複数の食品が食品相
互間で加熱ムラが生じないようにすると共に、食
品焼成所要時間を短縮できるようにすることをそ
の課題とする。
[技術的手段]
上記課題を解決する為の本考案の技術的手段は
『噴水ノズルは発熱プレートの上面を囲むように
形成した上方開放の側壁から加熱空間4内に水平
方向に突出する構成とし、覆い蓋2内に補助ヒー
タ24を内蔵し、覆い蓋2の下面を発熱面とし
た』ことである。
『噴水ノズルは発熱プレートの上面を囲むように
形成した上方開放の側壁から加熱空間4内に水平
方向に突出する構成とし、覆い蓋2内に補助ヒー
タ24を内蔵し、覆い蓋2の下面を発熱面とし
た』ことである。
[作用]
上記技術的手段は次のように作用する。
噴水ノズルから水を噴出させると、この水は、
水平方向に噴出され、発熱プレート1の表面とほ
ぼ平行になる。そして、発熱プレート1の表面上
を水玉状になつて走り回りながら該発熱プレート
上に拡散していく。即ち、蒸発発生の為に供給さ
れた水は、発熱プレート1の表面に拡散せしめら
れることから、上記水は、前記発熱プレート表面
の広い面に対して供給された状態になる。
水平方向に噴出され、発熱プレート1の表面とほ
ぼ平行になる。そして、発熱プレート1の表面上
を水玉状になつて走り回りながら該発熱プレート
上に拡散していく。即ち、蒸発発生の為に供給さ
れた水は、発熱プレート1の表面に拡散せしめら
れることから、上記水は、前記発熱プレート表面
の広い面に対して供給された状態になる。
このことから、噴出ノズルから出る噴出水が発
熱プレート上の略全域に亙つて均一に分散される
ものとなり、発熱プレートが局部的に温度低下す
るようなことがない。
熱プレート上の略全域に亙つて均一に分散される
ものとなり、発熱プレートが局部的に温度低下す
るようなことがない。
又、食品焼成中では、覆い蓋2に補助ヒータ2
4が内蔵され、これからの熱が前記覆い蓋の下面
から加熱空間4内に輻射される。従つて、食品は
両面からの熱によつて加熱されることとなる。
4が内蔵され、これからの熱が前記覆い蓋の下面
から加熱空間4内に輻射される。従つて、食品は
両面からの熱によつて加熱されることとなる。
さらに、給水回路は、器具上面に固定された発
熱プレートの側壁部に設けられるものであるから
この噴射ノズルへの給水回路が覆い蓋2の開閉の
度に屈曲することもない。
熱プレートの側壁部に設けられるものであるから
この噴射ノズルへの給水回路が覆い蓋2の開閉の
度に屈曲することもない。
[効果]
本考案は次の特有の効果を有する。
発熱プレート1の特定部分が局部的に温度低下
を来さないから、該発熱プレート上の温度分布が
全体的に均一に近付くこととなり、該発熱プレー
ト上で加熱される複数の各食品の焼き上がり状態
にバラ付きが生じる問題が少なくなる。
を来さないから、該発熱プレート上の温度分布が
全体的に均一に近付くこととなり、該発熱プレー
ト上で加熱される複数の各食品の焼き上がり状態
にバラ付きが生じる問題が少なくなる。
給水回路は固定されているから、覆い蓋の開閉
の度に給水回路が屈曲することもなく、この回路
の耐久性が向上する。
の度に給水回路が屈曲することもなく、この回路
の耐久性が向上する。
覆い蓋2側からの熱によつても加熱されるから
焼成時間が短縮できる。
焼成時間が短縮できる。
このために、覆い蓋2側に補助ヒータ24が内
蔵されるが、この覆い蓋側には給水回路が導かれ
ないから、給水回路から補助ヒータ24に漏電す
る心配もない。
蔵されるが、この覆い蓋側には給水回路が導かれ
ないから、給水回路から補助ヒータ24に漏電す
る心配もない。
[実施例]
次に、上記した本考案の実施例を図面に従つて
詳述する。
詳述する。
第1図に示すように、電気ヒータ14で加熱さ
れる発熱プレート1の後部には起立壁15が突出
しており、該起立壁15の一部には上方に開放す
る切欠17が形成され、該切欠17部分には、前
記起立壁15の後方から前方に向けて突出し且つ
噴出口19が水平方向を向いた噴水ノズル18が
配設してある。
れる発熱プレート1の後部には起立壁15が突出
しており、該起立壁15の一部には上方に開放す
る切欠17が形成され、該切欠17部分には、前
記起立壁15の後方から前方に向けて突出し且つ
噴出口19が水平方向を向いた噴水ノズル18が
配設してある。
又、上記した発熱プレート1の後部に突出する
起立壁15の前面には一対の支持腕16,16が
対向突出しており、更にこれら支持腕16,16
には、成形リング12,12を保持させた支持杆
11の一端部が揺動自在に軸支してある。そし
て、これら成形リング12,12と支持杆11と
の関係は、第3図に示す如く構成されている。
起立壁15の前面には一対の支持腕16,16が
対向突出しており、更にこれら支持腕16,16
には、成形リング12,12を保持させた支持杆
11の一端部が揺動自在に軸支してある。そし
て、これら成形リング12,12と支持杆11と
の関係は、第3図に示す如く構成されている。
即ち、支持杆11の両脇部分から複数の弾性ア
ーム41,41を水平に突出させると共に、該弾
性アーム41,41に成形リング12,12を各
別に挟持させ、これにより、支持杆11の両側に
沿つて各1列づつの成形リング12,12群が設
けられている。又、上記成形リング12,12群
の2つの列の間に上記した噴水ノズル18が後方
から臨んだ状態になつている。
ーム41,41を水平に突出させると共に、該弾
性アーム41,41に成形リング12,12を各
別に挟持させ、これにより、支持杆11の両側に
沿つて各1列づつの成形リング12,12群が設
けられている。又、上記成形リング12,12群
の2つの列の間に上記した噴水ノズル18が後方
から臨んだ状態になつている。
上記成形リング12,12群の上方を被蓋する
覆い蓋2は、その後端部が発熱プレート1の後部
にヒンジ23によつて起倒自在に取付けられてい
ると共に、該覆い蓋2の内部には補助ヒータ24
が埋設してあり、該補助ヒータ24は電気配線2
5を介して配線ボツクス26側に接続されてい
る。又、覆い蓋2の下部周縁部には周側板28が
垂下突出しており、覆い蓋2を発熱プレート1上
に倒した際には、これら発熱プレート1と覆い蓋
2との間に加熱空間4が形成されるようになつて
いる。尚、この実施例のものでは、覆い蓋2の中
央部には既述従来のものと同様に注水皿21が配
設されており、手動による加熱調理も行なえるよ
うになつている。
覆い蓋2は、その後端部が発熱プレート1の後部
にヒンジ23によつて起倒自在に取付けられてい
ると共に、該覆い蓋2の内部には補助ヒータ24
が埋設してあり、該補助ヒータ24は電気配線2
5を介して配線ボツクス26側に接続されてい
る。又、覆い蓋2の下部周縁部には周側板28が
垂下突出しており、覆い蓋2を発熱プレート1上
に倒した際には、これら発熱プレート1と覆い蓋
2との間に加熱空間4が形成されるようになつて
いる。尚、この実施例のものでは、覆い蓋2の中
央部には既述従来のものと同様に注水皿21が配
設されており、手動による加熱調理も行なえるよ
うになつている。
次に、発熱プレート1上への給水を行なう為の
上記した噴水ノズル18の制御回路について説明
する。
上記した噴水ノズル18の制御回路について説明
する。
第2図に示すように、この実施例に於ける噴水
ノズル18は、該噴水ノズル18への水回路に挿
入された電磁弁31で動作制御されるようになつ
ており、該電磁弁用の励磁コイル32は制御回路
34に設けられたリレー35の出力接点36によ
つてON・OFFされるようになつている。そし
て、上記リレー35は操作スイツチ37で付勢さ
れるモノマルチバイブレータ(以下、MMと略記
する)38の出力によつて一定時間だけON状態
に維持されるようになつている。
ノズル18は、該噴水ノズル18への水回路に挿
入された電磁弁31で動作制御されるようになつ
ており、該電磁弁用の励磁コイル32は制御回路
34に設けられたリレー35の出力接点36によ
つてON・OFFされるようになつている。そし
て、上記リレー35は操作スイツチ37で付勢さ
れるモノマルチバイブレータ(以下、MMと略記
する)38の出力によつて一定時間だけON状態
に維持されるようになつている。
次に、上記した本考案実施例の食品蒸し焼き器
の使用の実際について記載する。
の使用の実際について記載する。
先ず、発熱プレート1や覆い蓋2を加熱する電
気ヒータ14及び補助ヒータ24を通電状態にす
ると共に、覆い蓋2を第1図の想像線で示すよう
に起し、更に、各成形リング12,12内に割つ
た卵を落し込む。そして、その後、覆い蓋2を倒
して該覆い蓋2で成形リング12,12群を覆
う。
気ヒータ14及び補助ヒータ24を通電状態にす
ると共に、覆い蓋2を第1図の想像線で示すよう
に起し、更に、各成形リング12,12内に割つ
た卵を落し込む。そして、その後、覆い蓋2を倒
して該覆い蓋2で成形リング12,12群を覆
う。
続いて操作スイツチ37を投入すると、MM3
8に設定された時間だけリレー35が付勢され、
該時間だけリレー35の出力接点36が閉じて電
磁弁31が開状態を維持する。すると、噴水ノズ
ル19からは蒸気生成用の水が噴出すると共に、
該噴出水は、発熱プレート1の表面を水玉となつ
て走り周りながら発熱プレート1上に拡散してゆ
き、次第に蒸発する。即ち、噴水ノズル18から
の噴出水は、発熱プレート1の上方から該発熱プ
レート1の特定部分に集中的に給水される既述従
来のもののように発熱プレート1の一部を局部的
に冷やすようなことがないのである。
8に設定された時間だけリレー35が付勢され、
該時間だけリレー35の出力接点36が閉じて電
磁弁31が開状態を維持する。すると、噴水ノズ
ル19からは蒸気生成用の水が噴出すると共に、
該噴出水は、発熱プレート1の表面を水玉となつ
て走り周りながら発熱プレート1上に拡散してゆ
き、次第に蒸発する。即ち、噴水ノズル18から
の噴出水は、発熱プレート1の上方から該発熱プ
レート1の特定部分に集中的に給水される既述従
来のもののように発熱プレート1の一部を局部的
に冷やすようなことがないのである。
爾後、MM38に設定された時間が経過すると
電磁弁31が閉じて噴水ノズル18からの水の噴
出が停止する(この間に約50c.c.程度の水が供給さ
れるように設定してある)と共に、適宜時間(約
1分30秒程度)が経過すると、成形リング12内
の卵の下面は発熱プレート1によつて直接加熱さ
れ、又、該卵の表面は発熱プレート1上で発生す
る蒸気で加熱されて目玉焼きが出来上がる。そし
て、その後に、覆い蓋2を起すと共に、更に成形
リング12,12を具備する支持杆11を起す
と、成形リング12,12内に位置する調理済の
目玉焼きが発熱プレート1上に残存し、これを取
出せば目玉焼きの調理作業が完了する。
電磁弁31が閉じて噴水ノズル18からの水の噴
出が停止する(この間に約50c.c.程度の水が供給さ
れるように設定してある)と共に、適宜時間(約
1分30秒程度)が経過すると、成形リング12内
の卵の下面は発熱プレート1によつて直接加熱さ
れ、又、該卵の表面は発熱プレート1上で発生す
る蒸気で加熱されて目玉焼きが出来上がる。そし
て、その後に、覆い蓋2を起すと共に、更に成形
リング12,12を具備する支持杆11を起す
と、成形リング12,12内に位置する調理済の
目玉焼きが発熱プレート1上に残存し、これを取
出せば目玉焼きの調理作業が完了する。
第1図は本考案実施例の部分断面図、第2図は
電気回路図、第3図は要部説明図、第4図は従来
例の説明図であり、図中、 1……発熱プレート、2……覆い蓋、18……
噴水ノズル、4……加熱空間。
電気回路図、第3図は要部説明図、第4図は従来
例の説明図であり、図中、 1……発熱プレート、2……覆い蓋、18……
噴水ノズル、4……加熱空間。
Claims (1)
- 器具上面に固定された発熱プレート上に伏せら
れ且開閉自在に軸支された覆い蓋2と、該覆い蓋
2と発熱プレート1とによつて囲まれた加熱空間
4内に噴水ノズルから蒸気発生用の水を供給する
注水手段を具備する食品蒸し焼き器において、噴
水ノズルは発熱プレートの上面を囲むように形成
した上方開放の側壁から加熱空間4内に水平方向
に突出する構成とし、覆い蓋2内に補助ヒータ2
4を内蔵し、覆い蓋2の下面を発熱面とした食品
蒸し焼き器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988076694U JPH0443181Y2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988076694U JPH0443181Y2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH021045U JPH021045U (ja) | 1990-01-08 |
JPH0443181Y2 true JPH0443181Y2 (ja) | 1992-10-13 |
Family
ID=31301708
Family Applications (1)
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JP1988076694U Expired JPH0443181Y2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPH0443181Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5636316U (ja) * | 1979-08-29 | 1981-04-08 | ||
JPS5836370U (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-09 | 株式会社北辰電機製作所 | 抵抗測定回路 |
-
1988
- 1988-06-09 JP JP1988076694U patent/JPH0443181Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5636316U (ja) * | 1979-08-29 | 1981-04-08 | ||
JPS5836370U (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-09 | 株式会社北辰電機製作所 | 抵抗測定回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH021045U (ja) | 1990-01-08 |
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