JPH037035Y2 - - Google Patents

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JPH037035Y2
JPH037035Y2 JP1985124586U JP12458685U JPH037035Y2 JP H037035 Y2 JPH037035 Y2 JP H037035Y2 JP 1985124586 U JP1985124586 U JP 1985124586U JP 12458685 U JP12458685 U JP 12458685U JP H037035 Y2 JPH037035 Y2 JP H037035Y2
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JP
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terminal
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pressing portion
locking
receiving hole
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JP1985124586U
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JPS6233177U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ハウジングの電線接続側に防水栓を
嵌着した防水コネクタに関し、防水栓に進退可能
なリヤホルダを挿着して端子の不完全挿入を防止
し、二重係止を行なうようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、防水コネクタとして第4図に示すような
ものがある。これは、ハウジング1の後方からゴ
ムなどの防水栓2を組込んだ後、その端子挿通孔
3から端子4を挿入し、端子受承孔5内に設けた
係止アーム6を端子の対応凹部または孔7に係合
せしめ、軸方向後方への抜け出しを防止してい
る。
しかし、端子4の挿入を防水栓2の嵌着後に行
なう構造であるために、端子が中途挿入のまま使
用され、端子抜けや相手方端子との電通不良が生
じ、さらに端子が前記挿通孔3から抜け出すおそ
れがあつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は、端子の不完全挿入を未然に防
止し、その軸方向後方への運動が二重に防止され
た防水コネクタを提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
図面を参照して説明すると、本考案の防水コネ
クタは、ハウジング11内の端子受承孔15内に
挿入された端子14が、正規の挿入位置まで挿入
されたときに端子受承孔15内の係止アーム16
が端子の対応凹部(または孔)17に係合して軸
方向後方への運動が阻止されると共に、端子14
に結線されたワイヤWがハウジングの後方開口端
に嵌着された防水栓12の端子挿通孔13を貫通
して外部に延出する点で、従来例と同様の構成を
有する。
しかし、本考案の防水コネクタは、端子を二重
係止するリヤホルダ18を具えている。リヤホル
ダ18は、第2図に示すように、ホルダ軸19の
先端にY字状に開いた一対の端子押圧部20を設
け、軸側面に係止部21を突設した構成を有す
る。このリヤホルダ18のホルダ軸19が防水栓
12の挿通孔22に該防水栓12の弾性によりシ
ール状態で仮係止位置から本係止位置に進退可能
に挿着され、リヤホルダ18の前進運動によつて
端子押圧部20が端子14の電気接触部23にお
ける肩部24に係合して、これを図中Aで表わさ
れる正規の挿入位置に前進させると共に、リヤホ
ルダ18はその係止部21が前記端子受承孔15
の内壁に設けた対応凹部または突起(図示せず)
と係合して係止される。
〔作用〕
本考案の防水コネクタの組立ては、従来例と同
様に、まずハウジング11の後方開口端に防水栓
12を嵌着するが、防水栓12には予めリヤホル
ダ18のホルダ軸19を破線で示す位置Bに挿着
し、端子押圧部20の先端を図中A′で示される
地点に……位置させる(仮係止位置)。
この状態で、防水栓12の端子挿通孔13から
ワイヤWが結線された端子14を受承孔15内に
挿入する。
このとき、挿入された端子14が完全に挿入さ
れ、係止アーム16が端子の対応凹部17と係合
する正規の挿入位置、または端子の電気接触部2
3における肩部24が位置AとA′の中間にあれ
ば、リヤホルダ18は位置Bまで突出したホルダ
軸19の挿圧によつて前進し、その端子押圧部2
0の端面が端子の肩部24に係合して端子14を
正規の挿入位置まで押し込む。その結果、リヤホ
ルダ18はその係止部21により端子受承孔15
に係止され、端子14は係止アーム16およびリ
ヤホルダ18により二重に係止される。
一方、端子14の挿入が不十分で、その肩部2
4が位置A′よりも後方にあるときは、リヤホル
ダ18が端子14と端子受承孔内で競合して、そ
れ以上前進して錠止することができず、端子の不
完全挿入をいち早く発見することができる。ま
た、組立後の点検に際し、防水栓14から突出し
たホルダ軸19をみて、不完全挿入のままで使用
するのを未然に回避することができる。
〔実施態様〕
第1図および第2図は、本考案の代表例を示
し、端子受承孔15をハウジング11に上下二段
に形成したのに対応して、リヤホルダ18に一対
の端子押圧棒20をY字状に形成すると共に、
上、下の端子受承孔15を区画する隔壁25の先
端にV字形のストツパ26を形成してある。しか
し、端子受承孔が1個の単極コネクタの場合は、
第3図のように、リヤホルダ18′は、ホルダ軸
19′の先端を延設し、端子押圧部20は片側に
設ければよい。
また、端子14と端子受承孔15における係止
手段は、その係止部材としての係止アーム16と
対応凹部17には限定されず、例えば端子にはそ
の基板から下向きの係止ランスを突設し、受承孔
には対応する係止溝を設ける等の手段をとること
ができる。
なお、第1図中、符号27は端子14の軸方向
前方への抜け出しを防止する前止め壁、28は相
手方コネクタに対する錠止装置である。
〔考案の効果〕
本考案は、以上から明らかな如く、端子の不完
全挿入を未然に防止し、軸方向後方への抜出しを
二重に防止し、相手方端子と確実な電気的接続を
達成し得る防水コネクタを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の防水コネクタの一例を示す断
面図、第2図は同上のリヤホルダの斜視図、第3
図はリヤホルダの他の実施態様を示す斜視図、第
4図は従来の防水コネクタを示す断面図である。 11……ハウジング、12……防水栓、14…
…端子、15……端子受承孔、16……係止部材
(係止アーム)、18……リヤホルダ、19……ホ
ルダ軸、20……端子押圧部、21……係止部、
22……挿通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング内の端子受承孔に挿入された端子
    が、正規の挿入位置において該受承孔内の係止部
    材により軸方向後方への運動が阻止されると共
    に、端子に結線されたワイヤがハウジングの後方
    開口端に嵌着された防水栓を貫通して外部に延出
    するコネクタにおいて、前記コネクタは、ホルダ
    軸と、その先端に設けた端子押圧部と、ホルダ軸
    または端子押圧部の側面に設けた係止部とからな
    るリヤホルダを備え、前記防水栓はリヤホルダの
    ホルダ軸をシール状態で仮係止位置から本係止位
    置に進退自在に挿着する挿着孔を備え、該挿通孔
    に挿着されたホルダ軸の前進運動によつて前記端
    子押圧部が端子と係合して、これを前記正規の挿
    入位置に前進させると共に、リヤホルダの係止部
    が前記端子受承孔内壁と係合して係止されること
    を特徴とする防水コネクタ。
JP1985124586U 1985-08-15 1985-08-15 Expired JPH037035Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985124586U JPH037035Y2 (ja) 1985-08-15 1985-08-15

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JP1985124586U JPH037035Y2 (ja) 1985-08-15 1985-08-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6233177U JPS6233177U (ja) 1987-02-27
JPH037035Y2 true JPH037035Y2 (ja) 1991-02-21

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ID=31016738

Family Applications (1)

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JP1985124586U Expired JPH037035Y2 (ja) 1985-08-15 1985-08-15

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JP (1) JPH037035Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5844776B2 (ja) * 1975-01-21 1983-10-05 三菱レイヨン株式会社 シジヨウブツノセイゾウホウホウ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5936860Y2 (ja) * 1981-09-22 1984-10-11 矢崎総業株式会社 コネクタ

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5844776B2 (ja) * 1975-01-21 1983-10-05 三菱レイヨン株式会社 シジヨウブツノセイゾウホウホウ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6233177U (ja) 1987-02-27

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