JPH0527815Y2 - - Google Patents

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JPH0527815Y2
JPH0527815Y2 JP8455588U JP8455588U JPH0527815Y2 JP H0527815 Y2 JPH0527815 Y2 JP H0527815Y2 JP 8455588 U JP8455588 U JP 8455588U JP 8455588 U JP8455588 U JP 8455588U JP H0527815 Y2 JPH0527815 Y2 JP H0527815Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば、自動車の如き振動を発生す
る機体に取付けられて使用されるワイヤハーネス
用等の電気コネクタに関し、特に電気コネクタの
2つのコネクタ部材が完全に嵌合しているか否か
を検出することができる手段を備えた電気コネク
タに関するものである。
〔従来技術〕
電気コネクタは、一般に、相嵌合する雄コネク
タ部材と雌コネクタ部材とから成つており、これ
らのコネクタ部材は両者が完全に嵌合されている
時に相互に係止されるロツク手段を備えている。
また、この電気コネクタは通常自動車の車体の如
き固定部材に取付けられたステーに差し込まれて
固定部材に取付けられるホルダを有する。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、両コネクタ部材が完全に嵌合されてい
ない半嵌合状態によつて両コネクタのロツク手段
が完全に結合されていなくてもコネクタ部材の相
互の接触圧によつて容易に分離することがない。
一方、この半嵌合状態にも拘らずコネクタ部材内
の端子が相互に接触していると、この半嵌合状態
を電気的に検出することができないので半嵌合状
態を知らずに放置されることになる。一方、この
電気コネクタが上記のように自動車の如き振動を
発生する機体に取付けられる場合には、この振動
によつて雌雄のコネクタ部材が分離し、また分離
される前でもコネクタ部材の端子の結合は不完全
であるので電気的性能が低くなる。特に、この半
嵌合状態が発生する傾向は電気コネクタの極数が
大きく結合力が大きいと著しくなる。
本考案の目的は、従来技術の上記欠点を回避す
るために、特に電気コネクタをステーに取付ける
際にコネクタ部材の半嵌合状態を確実に検出する
ことができる電気コネクタを提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記の課題を解決するために、相嵌
合する雌雄のコネクタ部材から成りステーが取付
けられるホルダを有する電気コネクタにおいて、
ホルダは一方のコネクタ部材に枢支して取付けら
れ両コネクタ部材が結合される前には上方に開い
た位置を有し両コネクタ部材が結合された後ステ
ーを閉じ込めるように閉じられて一方のコネクタ
部材の壁との間にステーが取付けられる取付空間
を形成するホルダ壁から成り、また他方のコネク
タ部材は両コネクタ部材の結合時に閉じられたホ
ルダ壁の内面に係止されるリブ片を有することを
特徴とする電気コネクタを提供するものである。
〔作用〕
この電気コネクタの雌雄のコネクタ部材が完全
結合されていないと、一方のコネクタ部材のホル
ダ壁は他方のコネクタ部材のリブ片に衝合してこ
のホルダ壁を完全に閉じることができないために
ステーを取付けるべき取付空間を形成することが
できないため電気コネクタの不完全結合が検出さ
れる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
ると、第1図乃至第3図は本考案に係る電気コネ
クタ10を示し、この電気コネクタ10は、相嵌
合して結合される雄及び雌のコネクタ部材14,
16から成つている。各コネクタ部材14,16
はそれぞれ図示ないリード線に接続された図示し
ない雌雄の端子を備えている。また、この電気コ
ネクタ12は、両コネクタ部材14,16が完全
に結合された時に相互に係止されるロツク手段1
8を備えている。このロツク手段18は、雄コネ
クタ部材14の上面に形成されたロツク爪20と
雌コネクタ部材16に揺動自在に取付けられ雄コ
ネクタ部材と結合される際にロツク爪20が潜り
抜け両コネクタ部材14,16が完全に結合され
た時にロツク爪20が係止される係止部22aを
有するロツクアーム22とから成つている(第1
図B参照)。また、電気コネクタ12は、図示し
ない自動車のフレームの如き固定部材に取付けら
れたブラケツト状のステー24(第2図乃至第4
図参照)が挿入されて電気コネクタを取付けるホ
ルダ26を有する。
ホルダ26は、一方のコネクタ部材、図示の実
施例では、雌コネクタ部材16に薄肉ヒンジ17
によつて枢支して取付けられ両コネクタ部材1
4,16が結合される前には上方に開いた位置を
有し(第1図B参照)、両コネクタ部材14、1
6が結合された後、ステー24を閉じ込めるよう
に閉じられて一方のコネクタ部材16の壁16a
との間にステー24が挿入されるべき取付空間2
8(第2図及び第3図参照)を形成するホルダ壁
30から成つている。また、他方のコネクタ部
材、即ち雄コネクタ部材14は、両コネクタ部材
14,16の結合時に閉じられたホルダ壁30の
内面に弾撥的に係止されるリブ片32を有する。
図示の実施例では、雌コネクタ部材16もリブ片
32に対応してホルダ壁30の内面に弾撥的に係
止されるリブ片34を有する。従つて、ステー2
4を閉じ込めるようにホルダ壁30を閉じてリブ
片32,34に係止すると、両コネクタ部材1
4,16はロツク手段18と共に両コネクタ部材
14,16を二重にロツクすることになる。
尚、第1図B及び第3図において符号36はホ
ルダ壁30の内面に設けられステー24の対応す
る図示しない係止孔に係止されてステー24を抜
止めする抜止め爪である。
次に本考案の電気コネクタ10の取付作業をの
べると、若し、電気コネクタ10の雌雄のコネク
タ部材14,16が完全に結合されていないと、
雌コネクタ部材16のホルダ26のホルダ壁30
は他方のコネクタ部材14のリブ片32に衝合し
てこのホルダ壁30を閉じることができないため
ステー24に電気コネクタ10を取付けることが
できない上に電気コネクタ10の不完全結合が検
出される。従つて、両コネクタ部材14,16を
嵌め直して雄コネクタ部材14を雌コネクタ部材
16に完全に結合し、リブ片32をホルダ壁30
の内側に位置させてホルダ壁30を閉じることが
できるようにする。このようにして両コネクタ部
材14,16の不完全結合を見過ごすことがな
く、またこの場合、雄コネクタ部材14のリブ片
32と雌コネクタ部材16のリブ片34とが雌コ
ネクタ部材16のホルダ壁30の弾撥的に係止さ
れるのでロツク手段18と共に両コネクタ部材1
4,16を二重にロツクすることになる。
尚、上記の構造であると、電気コネクタ10を
ステー24に取付ける際に電気コネクタ10をス
テーに差し込む場合のように電気コネクタ10の
変位がないのでそのリード線を長くする必要がな
く無駄な長さのリード線を必要としないことが解
る。
第6図は本考案の変形例を示し、この変形例で
はホルダ壁30が薄肉ヒンジではなく、蝶番38
によつてコネクタ部材16に枢支されていること
を除いて上記実施例と同じである。
〔考案の効果〕
本考案によれば、上記のように、電気コネクタ
の両コネクタ部材を結合した後電気コネクタをス
テーに保持する目的でホルダ壁を閉じることがで
きるか否かによつて電気コネクタが完全に結合状
態にあるか否かを検出することができ、従つて電
気コネクタを不完全結合のまま使用することがな
く安全であり、またホルダ壁は電気コネクタの両
コネクタ部材の結合をロツクする働きを有するの
で安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bはそれぞれ本考案に係る電気コネ
クタ雄及び雌コネクタ部材の斜視図、第2図及び
第3図はそれぞれ第1図の電気コネクタが完全結
合状態にある時の上面図及び正面図、第4図は第
1図の電気コネクタが完全結合状態にある時の要
部の斜視図、第5図は第1図の電気コネクタが不
完全結合状態にある時の要部の斜視図、第6図は
本考案の変形例の要部の斜視図である。 10……電気コネクタ、14,16……雄及び
雌のコネクタ部材、24……ステー、26……ホ
ルダ、28……取付空間、30……ホルダ壁、3
2……リブ片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相嵌合する雌雄のコネクタ部材から成りステー
    が取付けられるホルダを有する電気コネクタにお
    いて、前記ホルダは一方のコネクタ部材に枢支し
    て取付けられ両コネクタ部材が結合される前には
    上方に開いた位置を有し両コネクタ部材が結合さ
    れた後前記ステーを閉じ込めるように閉じられて
    前記一方のコネクタ部材の壁との間に前記ステー
    が取付けられる取付空間を形成するホルダ壁から
    成り、また他方のコネクタ部材は両コネクタ部材
    の結合時に前記閉じられたホルダ壁の内面に係止
    されるリブ片を有することを特徴とする電気コネ
    クタ。
JP8455588U 1988-06-28 1988-06-28 Expired - Lifetime JPH0527815Y2 (ja)

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JP8455588U JPH0527815Y2 (ja) 1988-06-28 1988-06-28

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JPH027877U JPH027877U (ja) 1990-01-18
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JP2552629Y2 (ja) * 1991-10-18 1997-10-29 株式会社東芝 コネクタ取付け固定装置

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