JPH0370291A - 標準・非標準判定装置 - Google Patents

標準・非標準判定装置

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JPH0370291A
JPH0370291A JP20475589A JP20475589A JPH0370291A JP H0370291 A JPH0370291 A JP H0370291A JP 20475589 A JP20475589 A JP 20475589A JP 20475589 A JP20475589 A JP 20475589A JP H0370291 A JPH0370291 A JP H0370291A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、入力映像信号に含まれる色副搬送波の周波
数と水平同期信号の周波数との比が所定の関係にあるこ
とを利用して、上記入力映像信号が標準信号であるか非
標準信号であるかを判定する標準・非標準判定装置に関
する。
(従来の技術) 近年、デジタルIC技術の急速な発展により、家庭用テ
レビジョン受像機においても、画像メモリを使用した3
次元映像信号処理が可能となってきた。
画像メモリを使用した3次元映像信号処理により、静止
画信号において従来の2次元映像信号処理では不可能で
あった輝度信号と色信号とのクロストークの完全な除去
が可能となった。
この3次元映像信号処理による輝度信号と色信号のクロ
ストークの除去は、入力映像信号の色副搬送波周波数、
水平周波数、及び垂直周波数の比が一定の関係にあるこ
と利用して行われている。
例えば、NTSC方式の映像信号においては、色副搬送
波周波数をf SC%水平周波数をfHs垂直周波数を
fVとすると、次式に示すような関係を有する。
f、。−(455/2)  ・f、    ・・・(1
)fn  = (525/2)  ・fv   −(2
)しかしながら、家庭用のテレビジョン受像機に入力さ
れる映像信号には、上記周波数fscsfHsfvの比
が上記式(1)、(2)の一定の関係を満さない非標準
信号が存在する。例えば、ビデオテープレコーダ、テレ
ビゲームマシン、ビデオディスクプレーヤの特殊再生に
よって得られた映像信号などがこれに相当する。このよ
うな非標準信号に対して、3次元の映像信号処理を行う
と、表示画像が劣化する。
したがって、入力映像信号が非標準信号である場合は、
映像信号処理を2次元の映像信号処理に切り換える必要
がある。このため、入力映像信号が標準信号であるか非
標準信号であるかを判定する標準・非標準判定装置が必
要となる。
第8図は従来の標準・非標準信号判定装置の構成を示す
回路図である。
この装置は、色副搬送波周波数fscと水平周波数fH
との比が一定の関係にあることを利用して、入力映像信
号が標準信号か非標準信号かを1′叶定するようになっ
ている。
すなわち、第8図において、11は水平リファランス信
号(HREF)101が入力される端子である。この水
平リファランス信号(HREF)101は入力映像信号
に含まれる水平同期信号に位相同期した水平周期の基準
信号である。12はクロック信号CK102が入力され
る端子である。
このクロック信号CK102は、入力映像信号に含まれ
る色副搬送波に位相同期し、かつ、この色副搬送波の周
波数fscの4倍の周波数を有する信号である。
NTSC方式の標準信号では、水平リファランス信号(
HREF)101の周波数f R1!Pとクロック信号
(CK)102の周波数4fscとの間には、つぎの比
例関係が成り立つ。
4 f 5c=910・f RBP      ’・・
(3)13は水平リファランス信号(HREF)101
でリセットされ、クロック信号CK102をカウントす
るカウンタである。14はカウンタ13のカウント出力
103に基づいて、標準水平周期のタイミング信号10
4を出力するタイミング発生回路である。15はタイミ
ング信号104をマスク信号として、このタイミング信
号104により水平リファランス信号(HREF)、1
01をマスクすることにより、入力映像信号が標準信号
か非標準信号かを判定する判定回路である。すなわち、
判定回路15は、水平リファランス信号(HREF)1
01がタイミング信号104でマスクされる場合は、入
力映像信号を標準信号と判定し、マスクされない場合は
、非標準信号と判定する。この判定結果は判定信号(S
TD)105として出力される。
第9図に水平リファランス信号(HREF)Iolとタ
イミング信号104とのタイミング関係を示す。
ここで、同図(a)は入力映像信号が標準信号である場
合のタイミングを示し、同図(b)は入力映像信号の水
平周波数f。が標準信号の水平周波数fHより低い場合
を示し、同図(c)は逆に高い場合を示す。
同図(a)では、タイミング信号104の発生期間に水
平リファランス信号(HREF)101が現れるため、
入力映像信号は標準の映像信号と判定される。これに対
し、同図(b)、(c)では、タイミング信号104の
発生期間に水平リファランス信号(HREF)101が
現れないため、入力映像信号は非標準信号と判定される
以上述べたように、従来の標準・非標準判定装置は、入
力映像信号に基づいてマスク信号を生成し、このマスク
信号によって入力映像信号に同期して生成された水平周
期の水平リファランス信号HREPIOIをマスクする
ことにより、入力映像信号が標準信号か非標準信号かを
判定するようになっている。
しかし、このような構成の従来の標準・非標準判定装置
においては、つぎのような問題があった。
すなわち、レーザーディスク再生装置においては、静止
画再生等の特殊再生時、再生映像信号は1フィールドご
とに標準状態と非標準状態を交互に繰り返す。しかも、
標準状態に対する非標準状態の位相ずれは1フレームで
140nsecLかない。この1フレームごとに生じる
140nsecという位相ずれは、信号処理の基本クロ
ックとして使用される周波数4fscのクロック信号(
CK)102の2クロック分しかない。このため、弱電
界時や映像信号の平均レベルが大きく変動する場合のよ
うに、水平同期信号の分離状態が悪化するような場合に
は、上記位相ずれを安定に検出することができない。し
たがって、従来の装置では、このような特殊再生映像信
号が入力されると、これを標準信号と誤判定してしまう
ことが多かった。
このように非標準を標準と判定する誤判定は、標準を非
標準と判定する誤判定よりも、信号処理上、画質劣化に
与える影響が大きいので早急に解消する必要がある。
(発明が解決しようとする課題) 以上述べたように従来の標準・非標準判定装置において
は、レーザーディスク再生装置の特殊再生映像信号のよ
うに、1フレームごとわずかな位相ずれを含む非標準信
号が入力されると、これを標準信号と誤判定してしまう
可能性が高いという問題があった。
そこで、この発明は1フレームごとにわずかな位相ずれ
を含む非標準信号を常に、安定に非標準信号と判定する
ことができる標準・非標準判定装置を提供することを目
的とする。
[発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためにこの発明は、入力映像信号の
水平同期信号に同期した水平周期の基準信号に対して1
フィールドごとに微小な位相変動を加え、1フィールド
ごとにこの位相変動を加えられた基準信号と上記入力映
像信号の色副搬送波との周波数関係が所定の比例関係に
あるか否かを判定することにより、上記入力映像信号が
標準信号か非標準信号かを判定し、さらに、この判定出
力の波形パターンが所定のパターンを示すか否かを判定
することにより最終的な判定結果を得るようにしたもの
である。
(作用) 上記構成においては、入力映像信号がレーザディスク再
生装置の特殊再生映像信号である場合のように、1フレ
ームごとにわずかな位相ずれを含む非標準信号である場
合、基準信号は少なくとも4フィールドに一回非標準側
に位相をずらされる。したがって、上述したような入力
映像信号であっても、周波数関係の判定に基づく標準、
非標準の判定処理によって少なくとも4フィールドに一
回非標準との判定が得られる可能性が極めて高くなる。
これにより、この判定出力の波形パターンを観察するこ
とにより、入力映像信号が非標準信号であることを安定
に判定することができる。
(実施例) 以下、図面を参照しながらこの発明の実施例を詳細に説
明する。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図である
第1図において、21は水平リファランス信号(HRE
F)201が入力される端子である。この水平リファラ
ンス信号(HREF)201は、入力映像信号に含まれ
る水平同期信号に位相同期した水平周期の基準信号であ
る。
22はクロック信号(CK)202が入力される端子で
ある。このクロック信号(CK)202は、入力映像信
号に含まれる色副搬送波に位相同期し、かつ、この色副
搬送波の周波数fscの4倍の周波数を有する信号であ
る。
NTSC方式の標準信号では、水平リファランス信号(
HREP ) 201の周波数f REPとクロック信
号(CI0202の周波数4fscは先の式(3)に示
すような比例関係を有する。
上記水平リファランス信号(HREP ) 201は遅
延回路23により遅延される。この遅延fit d T
は70nsec、つまり、クロック信号(CK)202
のクロック周期(1/(4f sc) )より小さい値
に設定されている。
遅延回路23から出力される遅延水平リファランス信号
(IIREF)203と入力端子21に供給される水平
リファランス信号(HREF)201は選択回路24に
供給される。この選択回路24は端子25に供給される
フィールドごとに位相が反転するフレーム周期のタイミ
ング信号FRMに基づいて両入力信号をフィールドごと
に交互に選択する。これにより、選択回路25からは、
1フィールドごとに位相がdTだけ変動する水平リファ
ランス信号(HREF)205が得られる。
上記クロック信号CK2O2は、分周カウンタ26によ
り910分周される。これにより、この分周カウンタ2
6の分周周期は、標準信号の入力時には、その水平周期
と一致することになる。
この分周カウンタ26のカウント出力206はラッチ回
路27とロード信号発生回路28に供給される。
ラッチ回路27に供給されたカウント出力206は、選
択回路25から出力される水平リファランス信号(HR
EF)205をラッチパルスとしてこのラッチ回路27
にラッチされる。このラッチ処理により、水平リファラ
ンス信号(HREF)205の位相が検出される。
ラッチ回路27のラッチ出力207は、標準信号の入力
時には、分周カウンタ23の分周周期が入力映像信号の
水平周期と一致するため、常に、一定の値を示す。これ
に対し、非標準信号の入力時には、上記カウント周期と
入力映像信号の水平周期が一致しないため変動する。
このようなラッチ回路27のラッチ出力207は平均化
回路2つと判定回路30に供給される。
平均化回路29は、端子31から入力されるタイミング
信号(VSF)に基づいて、各フィールドごとに連続す
る例えば16水平期間(16H)分のラッチ出力207
の平均値を求める。ここで、タイミング信号(VSF)
208は入力映像信号に含まれる垂直同期信号に位相同
期した垂直周期のパルス信号で、各フィールドごとに1
6水平期間だけアクティブ状態となる。
平均化回路29の平均化出力209は判定回路30とロ
ード信号発生回路28に供給される。
判定回路30は、ラッチ回路27のラッチ出力207が
予め定められた変動許容範囲内に存在するか否かを判定
する。そして、変動許容範囲内に存在しない場合は、補
正信号210をロード信号発生回路28に供給する。
判定回路30は、また、平均化回路2つの平均化出力2
09に基づいて入力映像信号の色副搬送波周波数fsc
と水平周波数f、との比例関係が陳準信号における比例
関係、つまり、先の式(1)に示す比例関係にあるか否
かを判定する。この判定処理により、入力映像信号が標
準信号か非標準信号かが判定される。
この判定は端子32から入力されるタイミング信号(V
SEN)211に基づいて各フィールドごとに行われる
。ここで、タイミングQ号(VSEN)211は入力映
像信号に含まれる垂直同期信号に位相同期した垂直周期
のパルス信号であり、各フィールドごとに1水平期間(
IH)だけアクティブ状態となる。
第2図にタイミング信号(VSF)208゜(VSEN
)211の位相関係を示す。図では、ハイレベル期間が
アクティブ期間を示す。
図示の如く、タイミング信号(VSF)208は16水
平期間(16H)だけアクティブ期間となり、タイミン
グ信号(VSEN)211はタイミング信号(VSF)
208のアクティブ期間が終了した直後の1水平期間(
IH)だけアクティブ期間となる。タイミング信号(V
SF)208のアクティブ期間では、上記の如く、平均
化回路29で平均化処理が行われる。また、タイミング
信号(VSEN)211のアクティブ期間では、上記の
如く、判定回路30で入力映像信号の標準、非標準の判
定がなされる。
ロード信号発生回路28は、端子32から入力されるタ
イミング信号(VSEN)のアクティブ期間にロード信
号213を発生する。このロード信号は判定回路30か
ら補正信号210が得られる場合は、選択回路25から
出力される水平リファランス信号(HREF)205の
位相で出力される。一方、補正信号210が得られない
場合は、平均化回路2つの平均化出力209によりカウ
ンタ26のカウント出力206の位相ずれを補正するよ
うに出力される。
ロード信号発生回路28からロード信号213が出力さ
れることにより、分周カウンタ26に所定のカウント値
がロードされる。これにより、分周カウンタ26の分周
動作が所定の状態に補正される。
上記判定回路30から出力される判定信号(STDI 
)212は、連続性検出回路33、シフトレジスタ34
、ゲート回路35に供給される。
連続性検出回路33は、判定信号(STDI)212が
、所定のフィールド数にわたって連続して標準を示すと
き、RSフリップフロ・ソブ回路36のセット信号21
4を発生する。ここで、所定のフィールド数は例えば1
6フィールド(16V)に設定されている。
シフトレジスタ34は判定信号(S T D r )2
12を2フレーム(4V)分遅延する。ゲート回路35
はシフトレジスタ34から出力される遅延判定信号(S
TDI)2.15と上記判定回路3.0から出力される
判定信号(STDt )212がともに非標準を示すと
き、上記RSフ1ノツプフロップ回路36のリセット信
号216を発生する。
RSフリップフロップ回路36のQ出力(ま標準、非標
準の最終的な判定信号(STD2)217として用いら
れる。
上記構成において、動作を説明する。
第3図は、入力映像信号がレーザディスク再生装置の特
殊再生映像信号である場合において、遅延回路23と選
択回路24により水平リファランス信号(HREF)2
01に加えられる位相変動の様子を示す信号波形図であ
る。
同図(a)において、実線はこの水平リファランス信号
(HREF)201を示す。また、破線は遅延回路23
により加えられる位相変動dTを示す。同図(b)はフ
レーム周期のタイミング信号(FRM)204を示す。
水平リファランス信号(HREF)201は上記特殊再
生映像信号に含まれる水平同期信号に同期する信号であ
るため、1フレームごとに約140nsecの位相ずれ
を含む。これにフィールドごとの位相変動dTを加える
ことにより、選択回路25から出力される水平リファラ
ンス信号(HREF)205には、2フレームに一度1
40n s e c+dTの位相変化が生じる。つまり
、水平リファランス信号(HREF)205には、2フ
レームに一度非標準側に位相変動を起こす。これにより
、周波数4 f scのクロック信号(CK)により2
クロック分の位相ずれ(140nsec)を検出すると
しても、2フレーム(4v)に−度dT分のマージンが
とれるため、少なくとも2フレームに一度は上記判定回
路30によって上記特殊再生映像信号が非標準信号と判
定される可能性が極めて高くなる。
つぎに、電源投入時などの初期状態でのカウンタロード
は、タイミング信号(VSEN)211のアクティブ期
間内に選択回路25から水平リファランス信号(HRE
F)205が出力されたとき行われる。このとき、分周
カウンタ23には、例えば512′″がロードされる。
入力映像信号が標準信号である場合、分周カウンタ23
の分周周期が入力映像信号の水平周期に一致するため、
ラッチ回路27のラッチ出力207の値は常に“512
°になる。一方、入力映像信号が非標準信号である場合
は、分周カウンタ23の分周周期が入力映像信号の水平
周期と一致しないため、ラッチ回路27のラッチ出力2
07の値は512からだんだんずれる。
判定回路30は、ラッチ回路27のラッチ出力207の
値が垂直周朋内でかなりずれた場合、例えば、(512
−8)〜(512+7)の変動許容範囲からずれた場合
、補正信号210を出力して入力映像信号を非標準信号
と判定する。
一方、入力映像信号が標準信号に近いためにラッチ出力
207の値が上記変動許容範囲内に存在するような場合
には、補正信号210を出力しないとともに、平均化回
路29の平均化出力209を用いて標準、非標準の判定
を行う。
この判定にラッチ回路27のラッチ出力207を用いず
平均化回路2つの平均化出力209を用いるのは次のよ
うな理由による。
すなわち、入力映像信号が安定した標準信号である場合
、ラッチ回路27のラッチ出力207の値は常に512
”になる。
しかし、外乱等により入力映像信号にノイズが混入する
と、水平リファランス信号HREF202にジッタが生
じる。これにより、ラッチ回路27のラッチ出力207
の値は、入力映像信号が標準信号であるにもかかわらず
、“512”を中心に数クロック分ずれる。
そこで、ラッチ回路27のラッチ出力207を平均化回
路29により平均化することにより、上記ジッタの影響
が軽減されたデータを用いて判定を行うようにしている
わけである。
判定回路30は平均化出力207の値がある範囲内、例
えば(512−2)〜(512+2)の範囲内にある場
合は、入力映像信号を標準信号と判定し、この範囲から
外れた場合は、非標準信号と判定する。
ロード信号発生回路28は、タイミング信号(VSEN
)211のアクティブ期間に動作状態となり、ロード信
号213を発生する。このロード信号213は、判定回
路30から補正信号210が得られる場合は、水平リフ
ァランス信号(HREF)205の位相で出力される。
一方、補正信号210が得られない場合は、平均化回路
2つの平均化出力209に基づいて分周カウンタ26の
カウント出力206の位相ずれ補正するように出力され
る。これにより、電源投入時等のように、分周カウンタ
26のカウント1iff206の位相ずれが大きい場合
には、分周カウンタ23の分周動作は、水平リファラン
ス信号(HREF)205のタイミングで所定の状態に
補正され、ずれが小さい場合には、ジッタの影響の少な
い平均化出力209に基いて所定の状態に補正される。
以上の動作により、判定回路30から1フィールドごと
に入力映像信号が標準か非標準かを示す判定信号(ST
DI )が得られる。
連続性検出回路33、シフトレジスタ34、ゲート回路
35、RSフリップフロップ回路36は、上記判定信号
(STDI)の波形パターンが所定のパターンを示すか
否かを判定することにより、最終的な判定信号(S T
 D 2 )を得る。
ここで、連続性検出回路33は標準から非標準への判定
切換えに用いられる。すなわち、この連続性検出回路3
3は、上記の如く、判定回路30から標準であるとの判
定結果が16フィールド(16V)にわたって連続して
得られる場合に、RSフリップフロップ回路36をセッ
ト状態にする。これにより、RSフリップフロップ回路
36から出力される判定信号(STD2)217のレベ
ルがローレベルからハイレベルに切り換えられる。その
結果、判定信号(STD2 )217によって示される
判定結果は非標準から標準に変わる。
この非標準から標準への判定の切換えの様子を第4図に
示す。
図中、(a)は判定回路30から出力される判定信号(
STDI )212を示し、(b)は連続性検出回路3
3から出力されるセット信号214を示し、(C)はR
Sフリップフロップ回路36から出力される判定信号(
STD2)を示す。ここで、判定信号(STDI )、
(STD2 )は、ローレベルで非標準を示し、ハイレ
ベルでtllを示す。また、セット信号214は立下が
りタイミングでRSフリップフロップ回路36をセット
状態にする。
図示の如く、判定信号(S T D 2 )は判定信号
(STD、)がハイレベルになってからこの状態を16
フィールド(16V)に渡って連続して維持する時、初
めてハイレベルに切り換わる。
シフトレジスタ34とゲート回路35は、非標準から標
準への判定切換えに用いられる。すなわち、ゲート回路
35は判定回路30から出力される現フィールドの判定
信号(STDI)212とシフトレジスタ34から出力
される2フレーム前のフィールドの判定信号(STDI
 )215がともに非標準であることを示している場合
に、RSフリップフロップ回路36をリセット状態にす
る。
これにより、RSフリップフロップ回路36から出力さ
れる判定信号(STD2 )のレベルがハイレベルから
ローレベルに切り換えられる。その結果、判定信号(S
TD2)によって示される判定結果は非標準から標準に
変わる。
この判定切換えの様子を第5図に示す。
図中、(a)は判定回路30から出力される判定信号(
STDI )212を示し、(b)はゲート回路35か
ら出力されるリセット信号216を示し、(c)はRS
フリップフロップ回路36から出力される判定信号(S
 T D 2 )を示す。ここで、リセット信号216
は立下がりタイミングでRSフリップフロップ回路36
をリセット状態にする。
図示の如く、判定信号(STD2)は現フィールドの判
定信号(STDl)がローレベルであり、かつ、2フレ
ーム前の判定信号(STD、)もローレベルの時、ロー
レベルに切り換わる。
以上説明したような構成によれば、入力映像信号がレー
ザディスク再生装置の特殊再生映像信号である場合、安
定に非標準との判定結果を得ることができる。
すなわち、上記特殊再生映像信号の水平同期信号に同期
して得られる水平リファランス信号(HREF)201
は、第3図を参照しながら説明したように、位相変動付
加処理によって2フレーム(4V)に−向弁標準側に位
相をずらされる。
したがって、水平リファランス信号(HREF)201
の位相変動が140nsecLかなく、標準と判定され
やすいとしても、位相変動dTの強制付加によるマージ
ンにより、入力映像信号は少なくと2フレームに一回非
標準信号と判定される可能性が極めて高い。この様子を
第6図(a)に示す。なお、図には、入力映像信号が標
準信号から上記特殊再生映像信号に切り換えられた様子
を示す。また、図には、2フレーム(4V)に−回だけ
非標準と判定され、その他の期間は標準と判定される場
合を示す。
このように、判定信号(S’rD、)212が2フレー
ムに一回非標準を示すことにより、判定信号(STDI
 )212が最初に非標準を示すタイミングT1から2
フレームが経過し、判定信号(STD、)212が再び
非標準を示すタイミングT2で、(b)に示すように、
リセット信号216が出力される。これにより、(C)
に示すように、判定信号(STD2 )217がローレ
ベルになり、非標準との判定結果が得られる。
この状態は、第4図で説明したように、判定信号(ST
DI )212が16フィールド(16V)に渡って連
続して標準を示さない限り切り換えられないので、安定
に保持される。
このように、この実施例では、入力映像信号が特殊再生
映像信号に切り換えられた場合、これを確実に判定し、
かつ、この特殊再生映像信号が入力されている間は、非
標準との判定結果を安定に出力し続けることができる。
また、このような構成によれば、標準信号の入力時に、
ジッタ等の影響により判定回路30から一時的に非標準
との判定信号(STDI )212が得られたとしても
、この判定信号(STDI )212が2フレーム(4
v)前も非標準を示していなければ、判定信号(S T
D2 ) 217は非標準に切り換えられない。この様
子を第7図に示す。
仮に、2フレーム前も非標準を示していたとしても、そ
の後、判定信号(STDI)212が16フィールドに
わたって標準を示せば、判定信号(STD2)217は
、−旦、非標準に切り換えられた後、16フィールド後
に、再び、標準に切り換えられる。
また、逆に、非標準信号の入力時に、ジッタ等の影響に
より判定回路30から一時的に標準との判定信号(ST
D、)が得られたとしても、この状態が16フィールド
にわたって続かない限り、判定信号(STD2)が標準
に切り換わることがない。
このようにこの実施例では、ジッタの影響による判定回
路30の誤判定に影響されることなく、常に、安定な判
定信号(STD2)を出力することができる。
また、位相変動量dTは70n s e c以下、つま
り、位相検出上の不感帯幅以下に設定されているので、
この位相変動量dTを付加することにより標準信号や通
常の非標準信号の位相検出に悪影響を与えることもない
以上この発明の一実施例を詳細に説明したが、この発明
は、先の実施例に限らず、色副搬送波周波数と水平周波
数との比が所定の比例関係にあることを利用して、標準
、非標準を判定する装置−般に適用可能である。したが
って、例えば、先の第1図で破線で囲む部分を第8図の
回路で置き換えてもよい。
この他にも、この発明はその要旨を逸脱しない範囲で種
々様々変形実施可能である。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、レーザディスク装
置の特殊再生映像信号のように、標準信号に非常に近い
非標準信号も安定に非標準と判定することができ、かつ
、ジッタによる誤判定にも強い標準・非標準判定装置を
提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す回路図、第2
図乃至第7図は第1図の動作を説明するための信号波形
図、第8図は従来の装置の構成を示す回路図、第9図は
第8図の動作を説明するための信号波形図である。 21.22.25,31.32・・・端子、23・・・
遅延回路、24・・・選択回路、26・・・分周カウン
タ、27・・・ラッチ回路、28・・・ロード信号発生
回路、2つ・・・平均化回路、30・・・判定回路、3
3・・・連続性検出回路、34・・・シフトレジスタ、
35・・・ゲート回路、36・・・RSSフリップフロ
ラ回路。 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力映像信号に含まれる水平同期信号に同期した
    水平周期の基準信号に対して1フィールドごとに微小な
    位相変動を加える位相変動付加手段と、 1フィールドごとに、この位相変動付加手段によって位
    相変動を加えられた上記基準信号と上記入力映像信号に
    含まれる色副搬送波との周波数関係が所定の比例関係に
    あるか否かを判定することにより、上記入力映像信号が
    標準信号か非標準信号かを判定する第1の判定手段と、 この第1の判定手段の判定出力の波形パターンが所定の
    パターンか否かを判定することにより、上記入力映像信
    号が標準信号か否かを判定する第2の判定手段と を具備したことを特徴とする標準・非標準判定装置。
  2. (2)上記第2の判定手段は、 上記第1の判定手段が所定期間にわたって連続して上記
    入力映像信号が標準信号であると判定する場合は、上記
    入力映像信号を標準信号と判定し、2n(nは正の整数
    )フレームごとに非標準信号であると判定する場合は、
    上記入力映像信号を非標準信号と判定するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の標準・非標準
    判定装置。
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