JPH0370195B2 - - Google Patents

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JPH0370195B2
JPH0370195B2 JP60039027A JP3902785A JPH0370195B2 JP H0370195 B2 JPH0370195 B2 JP H0370195B2 JP 60039027 A JP60039027 A JP 60039027A JP 3902785 A JP3902785 A JP 3902785A JP H0370195 B2 JPH0370195 B2 JP H0370195B2
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JP
Japan
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circuit
light
timing clock
pulse
output
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JP60039027A
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JPS61198093A (ja
Inventor
Rikya Kobashi
Tadanori Myauchi
Kyoshi Tanigawa
Kyoshi Hasegawa
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61198093A publication Critical patent/JPS61198093A/ja
Publication of JPH0370195B2 publication Critical patent/JPH0370195B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、人又は物体等の存在の有無を遮光の
有無により検出するパルス変調方式の光電スイツ
チ、更に詳しくは同期方式と周期検定方式のいず
れの方式でも使用できる光電スイツチに関する。
従来の技術 自動ドアの開閉制御や工場内で移動するワーク
や機器の有無検出に用いられる光電スイツチは、
連続光を用いる直流方式のものと、パルス状の断
続光を用いその受光回数によつて受光か遮光かを
判定するパルス変調方式のものがあるが、外乱光
等のノイズの影響を受けにくいことからパルス変
調方式のものが多く用いられる。
上記パルス変調方式は、一般に投光素子の投光
タイミングに同期して開くゲート回路によつて受
光素子の出力を選択的に取り出している。これは
同期方式と呼ばれるもので、上記ゲート期間外に
入力された外乱光等によるノイズを受けつけない
効果がある。
しかし設置場所等の制約により投光器と受光器
とを離して設置しなければならず、投光素子の投
光タイミングを受光器側で知ることができない場
合がある。この場合はいわゆる周期検定方式の光
電スイツチが使用される。この周期検定方式の光
電スイツチは一般に受光器に一定周期の受光パル
スのみを選択的に取り出す周期検定回路を設け、
これによつて取り出された受光パルスを積分し、
その積分量が所定値に達するか否かによつて、受
光状態であるか遮光状態にあるかを判定してい
る。
発明の解決しようとする問題点 上述したようにパルス変調方式の光電スイツチ
は、投受光のタイミングを共通のタイミングクロ
ツクに同期させる同期方式のものと、投受光のタ
イミングを完全に同期させることができないため
受光器側で周期検定を行う周期検定方式のものに
大別される。この使い分けは光電スイツチの設置
状況に応じてなされるが、検出範囲や出力形式に
同等な機能を持つ機種ごとに、上記二種の光電ス
イツチを製作するのは、製造、販売、使用等の全
ての面において不利益が生じる。これを解決する
には一台で同期方式と周期検定方式の使い分けが
できる共用型のものを製作すればよい。しかし従
来の周期検定方式の光電スイツチの回路構成は、
同期式光電スイツチの回路構成とかなり異なつて
いるので、共用化は回路構成の複雑化を招き得策
とはいえなかつた。
問題点を解決するための手段 本発明は上記従来の問題点に鑑みなされたもの
で、同期方式と周期検定方式の選択使用ができる
光電スイツチを、共用部分を多くした構成にて提
供することも目的とする。
すなわち本発明は、発振回路の出力を分周し
て、タイミングクロツクT0,…,Tm,…Tnを
順に繰り返し発生する分周回路と、上記タイミン
グクロツクT0とタイミングクロツクTmの発生間
隔で投光用パルスを発生する、上記発振回路とは
別個の投光用発振回路と、同期検波時には上記タ
イミングクロツクTm、周期検定時には上記投光
用発振回路の投光用パルスを投光素子に切換え供
給して、投光素子をパルス発光させる切換スイツ
チと、投光素子の光を受けて受光パルスを発生す
る受光素子と、上記タイミングクロツクTmで開
くゲート回路と、このゲート回路を通過した受光
パルスを積分し、この積分量が設定値に達したと
き受光判定信号を出力する積分回路と、周期検定
信号が入力されている周期検定動作時のみ動作
し、同期引き込み状態に入つていないとき受光パ
ルスが発生すると、上記分周回路をクリアーし
て、分周動作を1周期の開始時点であるタイミン
グクロツクT0の発生状態に移行させて、次に発
生するタイミングクロツクTmを次のパルス発光
に一致させる同期引き込みを行い、一旦同期引き
込み状態に入ると、上記ゲート回路を通過した受
光パルスによつて、上記分周回路をクリアーして
同期引きみ状態を継続させる周期検定回路とから
構成される。
実施例 本発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図において、1は鋸歯状波を発生する発振
回路、2は発振回路1の出力が一定レベルを超え
たときシフト(分周動作)し、タイミングクロツ
クT0,…,Tm,…Tn、例えば8発で一周期を
なすタイミングクロツクT0,T1…T7を順次に繰
り返し発生する分周回路、3はタイミングクロツ
クT2(Tm)に同期してパルス発光するか、又は
上記分周回路2とは別個の投光用発振回路4によ
つてパルス発光するLED等の投光素子、5は投
光素子3を分周回路2のタイミングクロツクT2
(Tm)で駆動するか投光用発振回路4の投光用
パルスで駆動するかを選択する切換スイツチ、6
はフオトトランジスタ等の受光素子、7はパルス
増幅器、8は一定レベル以上の正の振特成分を取
り出し受光パルスAとして出力する振幅弁別器、
9はタイミングクロツクT2によつて開くゲート
回路、10はタイミングクロツクT0,T1によつ
て制御され、受光パルスAが所定数連続して入力
したか否かによつて受光又は遮光の判定出力Q2
を発生する積分回路、11は受光側で投光側の発
光タイミングを知ることができない場合、すなわ
ち投光素子3が投光用発振回路4によつてパルス
発光しているとき動作し、タイミングクロツク
T2を投光タイミングに一致させる周期検定回路
である。この周期検定回路11は、周期検定信号
fが入力されている周期検定時のみ動作するもの
で、同期引き込み状態に入つていないとき受光パ
ルスAが発生すると、上記分周回路2をクリアー
して、分周動作を1周期の開始時点であるるタイ
ミングクロツクT0の発生状態に移行させて、次
に発生するタイミングクロツクTmを次のパルス
発光に一致させる同期引き込みを行い、一旦同期
引き込み状態に入ると、上記ゲート回路9を通過
した受光パルスAによつて、上記分周回路2をを
クリアして同期引き込み状態を継続させる。
上記回路の構成要素について、さらに詳しく説
明する。
投光用発振回路4の発振周期tは分周回路2の
タイミングクロツク一発の周期の三倍と等しいか
又はわずかに小さく設定されている。
切換スイツチ5は投光素子3を同期方式と周期
検定方式の両方に使用するためのもので、投光素
子3のみで同期方式専用として用いる場合、及び
投光素子3と投光用発振回路4とを組み合わせて
周期検定方式専用として用いる場合は不要であ
る。
積分回路10は、ゲート回路9を通過した受光
パルスAでセツトされ、タイミングクロツクT1
でリセツトされる第1のフリツプフロツプ回路1
2と、現在の受光と遮光の判定状態を記憶して出
力する第2のフリツプフロツプ回路13と、第1
及び第2のフリツプフロツプ回路12,13の出
力Q1Q2を受け、それらが一致したとき“1”の
論理レベルの一致出力を発生する一致検出回路1
4と、一致検出回路14の出力を反転して不一致
出力を生成するインバータ15と、第1及び第2
のANDゲート16a,16bからなりタイミン
グクロツクT0の発生タイミングで不一致出力B
及び一致出力Cを通過させるカウンタ用ゲート1
6と、カウンタ用ゲート16を通過した一致出力
Cでリセツトされ、不一致出力Bをカウンタし
て、不一致出力Bが連続して7発入力されたとき
カウントアツプ出力Q7を発生する不一致回数カ
ウンタ17と、第3及び第4のANDゲート18
a,18bからなり不一致回数カウンタ17のカ
ウントアツプ出力Q7が発生したとき開いて第1
のフリツプフロツプ回路12の記憶内容を第2の
フリツプフロツプ回路13に移すデータ転送ゲー
ト18と、タイミングクロツクT7を第2のフリ
ツプフロツプ回路13のリセツト端子Rに入力す
るために、第4のANDゲート18bと第2のフ
リツプフロツプ回路13の間に挿入接続された第
1のORゲート20とから構成されている。
周期検定回路11は、周期検定信号fが“1”
の論理レベルとなつたとき動作するもので、分周
回路2のタイミングクロツクT0,T1,T2の入力
を受けタイミングクロツクT3〜T7の期間だけ
“1”の論理レベル出力をするNORゲート20
と、振幅弁別器8の出力する受光パルスA,
NORゲート20の出力及び周期検定信号fの論
理積をとつて出力する第5のANDゲート21と、
周期検定信号fが“1”の論理レベルのときタイ
ミングクロツクT3の発生タイミングで第1のフ
リツプフロツプ回路12の出力Q1を通過させる
第6のANDゲート22と、第5及び第6のAND
ゲート21,22の論理和をとつて分周回路2の
クリア端子CRに入力する第2のORゲート23か
ら構成されている。なお、この周期検定回路11
の機能を有効に働かせるためにゲート回路9の出
力を発振回路1に与え、タイミングクロツクT2
の期間に受光パルスAが発生したとき鋸歯状波出
力をするクロツク発生器6の出力を急速に立ち上
がらせ、この立ち上がりによつて分周回路2をシ
フトしタイミングクロツクT3にただちに移行さ
せるという、出力周期の一時的な短縮を行わせて
いる。
上記回路構成の光電スイツチ25の動作を以下
に説明する。
初めに同期式の動作をさせる場合について、第
2図のタイミング図を参照しながら説明する。
周期検定信号fが“0”の論理レベルのとき周
期検定回路11は動作しないので、分周回路2は
常に分周比1/8で動作しタイミングクロツクT0
T1,…T7を順次繰り返し出力している。光電ス
イツチ25はこのタイミングクロツクに同期して
動作する。この場合切換スイツチ5はタイミング
クロツクT2を通過させる側に投入され、投光素
子3はタイミングクロツクT2に同期してパルス
を発光する。このパルス光を受けた受光素子6の
出力は、パルス増幅器7及び振幅弁別器8で処理
され、受光パルスAが発生する。受光パルスAは
上記タイミングT2内に得られたもののみがゲー
ト回路9を通過する。ゲート回路9を通過した受
光パルスAは発振回路1に入力され、その出力波
を急速に立ち上がらせるので、これが入力される
分周回路2は急速にシフトし、タイミングクロツ
クT2を短い幅で終わらせタイミングクロツクT3
に移行する。この周期短縮は後述する周期検定方
式の動作に必要なもので、同期方式の動作には直
接関係しない。一方第1のフリツプフロツプ回路
12は、ゲート回路9を通過した受光パルスAに
よつてセツトされタイミングクロツクT1によつ
てリセツトされるので、受光素子6がタイミング
T2で受光すると第1のフリツプフロツプ回路1
2の出力Q1はタイミングクロツクT2〜T7,T0
期間中“1”の論理レベルとなる。
ここで最初不一致回数カウンタ17及び第2の
フリツプフロツプ回路13がリセツトされた初期
状態をあつたとする。
タイミングクロツクT2の期間に受光パルスA
が発生すると、第1のフリツプフロツプ回路12
は次のタイミングクロツクT1までこれを記憶保
持する。一方カウンタ用ゲート16は、この記憶
保持期間内のタイミングクロツクT0で開く。こ
のとき第1のフリツプフロツプ回路12の出力
Q1は“1”の論理レベルであり、第2のフリツ
プフロツプ回路13の出力Q2は“0”の論理レ
ベルであるので、不一致出力Bが発生し、不一致
回数カウンタ17は一つカウントする。各タイミ
ングクロツクT2毎に連続して受光素子6が受光
していると、受光パルスAは各周期毎に発生する
ので、上述の動作により不一致回数カウンタ17
はカウント数を一つずつ増加させる。連続して7
発の受光パルスAが発生すると、この直後のタイ
ミングクロツクT0で不一致回数カウンタ17は
カウントアツプ出力Q7を発生し、データ転送ゲ
ート18を開いて第1のフリツプフロツプ回路1
2の記憶内容を第2のフリツプフロツプ回路13
に移す。この結果第2のフリツプフロツプ回路1
3の出力Q2は受光状態を示す“1”の論理レベ
ルとなり、さらに一致検出回路14は第1及び第
2のフリツプフロツプ回路12,13の出力Q1
Q2が一致していることを示す“1”の論理レベ
ルになるので、不一致回数カウンタ17はリセツ
トされ、カウントアツプ出力Q7も消滅する。上
記カウントアツプ出力Q7の発生、第2のフリツ
プフロツプ回路13の反転、及び不一致回数カウ
ンタ17のリセツトは、タイミングクロツクT0
の立ち上がりの直後に全てなされる。このように
して第2のフリツプフロツプ回路13の出力Q2
が受光状態を示す“1”の論理レベルに変化した
後は、受光パルスAが発生すると、一致出力Cが
発生して不一致回数カウンタ17をリセツトする
ので、受光パルスAが一定期間(タイミングクロ
ツクT2が7個発生する期間)内に少なくとも一
個発生すれば、不一致回数カウンタ17はカウン
トアツプ出力Q7を発生せず、第2のフリツプフ
ロツプ回路13の出力Q2は受光状態を示す“1”
の論理レベルを保つている。
しかし遮光状態になつて受光パルスAが、タイ
ミングクロツクT2の連続した7回の間継続して
発生しないと、第1のフリツプフロツプ回路12
の出力Q1の“0”の論理レベルと第2のフリツ
プフロツプ回路13の出力Q2の“1”の論理レ
ベルとの不一致を、不一致回数カウンタ17がカ
ウンタ用ゲート16の開くタイミングT0で、上
述のような動作により7回カウントして、カウン
トアツプ出力Q7を発生するるので、第2のフリ
ツプフロツプ回路13は再び反転して、その出力
Q2は遮光状態を示す“0”の論理レベルに変化
する。
次に本発明の光電スイツチ25に、周期検定方
式の動作をさせた場合について、第3図のタイミ
ング図を参照しながら説明する。
周期検定方式の動作は周期検定信号fを“1”
の論理レベルに固定し、第5、第6、第7の
ANDゲート21,22,24を能動状態にして
周期検定回路11を動作させ、且つ切換スイツチ
5を投光用発振回路4側に投入して行われる。
最初光電スイツチ25は不一致回数カウンタ1
7及び第2のフリツプフロツプ回路13がリセツ
トされた初期状態で、且つその後遮光状態にあつ
たとするる。受光素子6は受光していないので、
分周回路2は8発を一周期とするタイミングクロ
ツクT0,T1,…T7を順に発生している。第3図
の左側部分を示すように、受光パルスAが発生し
ていないときには、一致検出回路14から“1”
の論理レベルの一致出力Cがタイミングクロツク
T0の発生タイミングで不一致回数カウンタ14
をリセツトし続け、第7のANDゲート24と第
1のORゲート19を通つたタイミングクロツク
T7が第2のフリツプフロツプ回路13をリセツ
トし続け、第2のフリツプフロツプ回路13の出
力Q2は遮光状態を示す“0”の論理レベルに保
たれている。
しかし受光状態になり、周期検定回路11の
NORゲート20の出力が“1”の論理レベルに
なるタイミングクロツクT3,T4〜T7の期間に、
投光素子3からの光が受光素子6に入射される
と、受光によつて得られた受光パルスAが、この
期間中開く第5のANDゲート21と第2のORゲ
ート23を通つて分周回路2のクリア端子CRに
入力され、これをクリアする。分周回路2はその
直後タイミングクロツクT0を発生し、T12…と
順に出力する。次にタイミングクロツクT2が発
生したとき受光素子6が受光していると受光パル
スAが再び発生し、タイミングクロツクT2を受
けて開いているゲート回路9を通して第1のフリ
ツプフロツプ回路12をセツトし、その出力Q1
を“1”の論理レベルにする。なおこのとき
NORゲート20の出力は“0”の論理レベルで
あるので第5のANDゲート21は閉じたままで
あり、分周回路2のクリア動作はされない。この
受光パルスAはゲート回路9を通過し、発振回路
1にも入力される。従つてその出力波形は急速に
立ち上がり、この入力を受けた分周回路2がシフ
トされ、次のタイミングクロツクT3を続いて発
生する。このように発振回路1の出力周期を一時
的に短縮しタイミングクロツクT2の残り時間を
短くする理由は、投光素子3のパルス発光の周波
数と分周回路2のタイミングクロツク周波数とに
一定の関係を持たせてはいるものの、製造時のバ
ラツキ、周囲温度変化等の諸原因により、その関
係が設定値通りに落ちつかないため、これによる
ずれ量を補正するためである。タイミングクロツ
クT3が発生すると第6のANDゲート22が開く
ので、“1”の論理レベルにある第1のフリツプ
フロツプ回路12のQ1出力が、第6のANDゲー
ト22と第2のORゲート23を通つて、分周回
路2をクリアする。つまりタイミングクロツク
T3は瞬間的に出て、直ちに、タイミングクロツ
クT0が発生する。要するに受光パルスAの発生
直後にタイミングクロツクT0に移行することに
なる。このタイミングクロツクT0によつてカウ
ンタ用ゲート16が開くので、“1”の論理レベ
ルの第1のフリツプフロツプ回路12の出力Q1
と“0”の論理レベルの第2のフリツプフロツプ
回路13の出力Q2の不一致により発生している
不一致出力Bがカウンタ用ゲート16を通つて、
不一致回数カウンタ17を1つカウントさせる。
この後受光素子6がタイミングクロツクT2
発生タイミングで、連続して受光すると、前述の
動作により不一致回数カウンタ17は、そのカウ
ント数を1つずつ増加する。最初から数えて7発
目をカウントすると不一致回数カウンタ17はカ
ウントアツプ出力Q7を発生し、この出力Q7はデ
ータ転送ゲート18を開いて、第1のフリツプフ
ロツプ回路12の記憶内容を第2のフリツプフロ
ツプ回路13に移す。そして第2のフリツプフロ
ツプ回路13の出力Q2は、受光状態を示す“1”
の論理レベルとなる。この出力Q2は、一致検出
回路14おいて、第1のフリツプフロツプ回路1
2の出力Q1と比較され一致出力Cを発生させる
ので、不一致回数カウンタ17はリセツトされ、
カウントアツプ出力Q7を消滅させる。以上に述
べた7発目の受光パルスA発生から不一致回数カ
ウンタ17のリセツトに致るまでの動作はタイミ
ングクロツクT0の発生直後に全てなされる。
この後、受光素子1がタイミングクロツクT2
の発生タイミングで受光していると、第1のフリ
ツプフロツプ回路12の“1”の論理レベルの出
力はQ1と、第2のフリツプフロツプ回路13の
“1”の論理レベルの出力Q2とが一致しているこ
とを一致検出器14が検出して一致出力Cを発生
し、タイミングクロツクT0の発生タイミング不
一致回数カウンタ17ををリセツトするので、第
2のフリツプフロツプ回路13の出力Q2は受光
状態を示す“1”の論理レベルを保ち続ける。
しかし受光素子6がタイミングクロツクT2
発生タイミングで受光しないと、第1のフリツプ
フロツプ回路12はセツトされず、その出力Q1
は“0”の論理レベルとなるので、タイミングク
ロツクT3の発生時に分周回路2のリセツト動作
はなされない。そして分周回路2はタイミングク
ロツクT3に続いてタイミングクロツクT4,T5
T7を順に出力する。タイミングクロツクT7が発
生すると、これは第7のANDゲート24と第1
のORゲート19を通して第1のフリツプフロツ
プ回路13をリセツトする。そして、その出力
Q2は遮光状態を示す“0”の論理レベルになる。
この後遮光状態が続き受光素子6が受光しない
と、受光パルスAが発生しないので第1のフリツ
プフロツプ回路12の出力Q1と第2のフリツプ
フロツプ回路13の出力Q2は共に“0”の論理
レベルとなり、一致検出回路14が一致出力Cを
発生し続け、不一致回数カウンタ17をリセツト
し続けるので、第2のフリツプフロツプ回路13
の出力Q2は“0”の論理レベルを維持する。
要するに光電スイツチ25の周期検定方式の動
作は、受光素子6が受光すると周期検定回路11
の動作によつて分周回路2の分周比を変化させ
て、受光タイミングT2を投光素子3の投光タイ
ミングに一致させ、積分回路10によつて受光パ
ルスAが7回連続して発生したとき受光状態に入
つたと判定して出力するものである。
以上本発明の一実施例の同期方式並びに周期検
定方式の動作について説明したが、本発明は上記
回路例に限定されないことは勿論である。例えば
積分回路10は、ゲート回路を通過した受光パル
スAをアナログ的に積分し、タイミングクロツク
T7の発生によつて蓄積電荷を瞬時放電するCR積
分回路を使用することもできる。この場合はCR
積分回路の出力が一定の電圧レベルに達したとき
受光状態と判定するのである。
発明の効果 本発明は同期方式の光電スイツチをベースと
し、それに、所定のタイミングで発生した受光パ
ルスを利用してタイミングクロツク発生用の分周
回路をクリアするという簡単な回路(周期検定回
路)を付加することによつて、投光パルスと一致
した受光パルスのみを通過させる周期検定方式の
光電スイツチとしての使用をも可能としたから、
回路をあまり複雑にすることなく一種類の光電ス
イツチでノイズに対して安定動作をする同期方式
と周期検定方式のどちらの方式でも使用可能なも
のを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2
図は同期式の動作をさせた場合のタイミング図、
第3図は周期検定方式の動作をさせた場合のタイ
ミング図である。 1…発振回路、2…分周回路、3…投光素子、
6…受光素子、9…ゲート回路、10…積分回
路、11…周期検定回路、A…受光パルス、T2
…タイミングクロツク、f…周期検定信号、Q2
…受光判定信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発振回路の出力を分周して、タイミングクロ
    ツクT0,…,Tm,…,Tnを順に繰り返し発生
    する分周回路と、 上記タイミングクロツクT0とタイミングクロ
    ツクTmの発生間隔で投光用パルスを発生する、
    上記発振回路とは別個の投光用発振回路と、 同期検波時には上記タイミングクロツクTm、
    周期検定時には上記投光用発振回路の投光用パル
    スを投光素子に切換え供給して、投光素子をパル
    ス発光させる切換スイツチと、 投光素子の光を受けて受光パルスを発生する受
    光素子と、 上記タイミングクロツクTmで開くゲート回路
    と、 このゲート回路を通過した受光パルスを積分
    し、この積分量が設定値に達したとき受光判定信
    号を出力する積分回路と、 周期検定信号が入力されている周期検定動作時
    のみ動作し、同期引き込み状態に入つていないと
    き受光パルスが発生すると、上記分周回路をクリ
    アーして、分周動作を1周期の開始時点であるタ
    イミングクロツクT0の発生状態に移行させて、
    次に発生するタイミングクロツクTmを次のパル
    ス発光に一致させる同期引き込みを行い、一旦同
    期引き込み状態に入ると、上記ゲート回路を通過
    した受光パルスによつて、上記分周回路をクリア
    ーして同期引き込み状態を継続させる周期検定回
    路とを具備したことを特徴とする光電スイツチ。
JP60039027A 1985-02-28 1985-02-28 光電スイツチ Granted JPS61198093A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60039027A JPS61198093A (ja) 1985-02-28 1985-02-28 光電スイツチ

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JP60039027A JPS61198093A (ja) 1985-02-28 1985-02-28 光電スイツチ

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JPS61198093A JPS61198093A (ja) 1986-09-02
JPH0370195B2 true JPH0370195B2 (ja) 1991-11-06

Family

ID=12541624

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JP60039027A Granted JPS61198093A (ja) 1985-02-28 1985-02-28 光電スイツチ

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JP (1) JPS61198093A (ja)

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JPS61198093A (ja) 1986-09-02

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