JPH0370067A - 文字処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通信回線によって他の装置と接続される端末
装置における音標符号付文字の文字処理方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、音標符号付文字を処理する端末装置においては、
音標符号のパターンとアルファベットとを別々に持ち、
デイスプレィ装置に表示したりプリンタ装置に印字する
ときには、これらを重ね合わせて表示または印字してい
た。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の文字処理方式では、音標符号をその音標
符号が使われる全ての音標符号付文字について同じ位置
に表示または印字していたが、実際の音標符号付文字で
は、同じ音標符号であってもいつも同じ位置に付される
とは限らない。例えば、ウムラウト（°）がＡに付く場
合とａに付く場合では、前者の場合のウムラウトの位置
が後者のウムラウトの位置よりやや上になる。また、サ
ーカムフレックス（“）とアクサン（′）の二つの音標
符号がＡに付く場合と、サーカムフレックスだけがＡに
付く場合では、前者の場合のサーカムフレックスの位置
が後者の場合のサーカムフレフタースの位置よりやや左
になる。従って、従来の文字処理方式では、このような
場合に、表示、印字が不自然となったりあるいは判別不
能になるなどの欠点・があった。

本発明はこのような従来の欠点を改善したもので、その
目的は、音標符号とアルファベットを組み合せた音標符
号付文字のパターンを管理し、その際に全ての音標符号
付文字を不自然とならずにまた判別可能に表示、印字出
力させることの可能な文字処理方式を提供することにあ
る。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の文字処理方式は、コード変換情報を格納するコ
ード変換情報格納手段と、他の装置とデータ交換するた
めの外部コードである音標符号。

アルファベットのコード列と内部コードである音標符号
付文字のコードとを前記コード変換情報を参照して相互
に変換するコード変換手段と、音標符号付文字のパター
ンを格納する文字パターン情報格納手段と、内部コード
に基づい文字パターン情報格納手段に格納されているパ
ターンを参照し音標符号付文字を出力する出力手段とを
有している。

〔作用〕

他の装置からデータが送られてきた場合、コード変換手
段では、他の装置からの外部コードである音標符号、ア
ルファベットのコード列をコード変換情報を参照して内
部コードである音標符号付文字のコードに変換し、内部
コードに基づいて音標符号付文字を出力する。

また他の装置へデータを送るときには、コード変換手段
では、内部コードをコード変換手段を参照して、外部コ
ードに変換して送信する。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。

第１図を参照すると、本体１には、通信回線２と、文字
パターン情報およびコード変換情報が記憶されている外
部記憶装置３と、デイスプレィ装置４と、キーボード５
と、プリンタ装置６とが接続されている。

本体１には、通信部７と、文字パターン情報格納部１４
と、デイスプレィ装置４の表示を制御する表示制御部１
５と、表示情報格納部１６とが設けられている。通信部
７は、制御部８と、通信部４１２からのデータを受取る
受信部１０と、通信回線２ヘデータを送信する送信部１
１と、制御部８からの実行指示によって外部記憶装置３
から文字パターン情報、コード変換情報を読出し、文字
パターン情報を文字パターン情報格納部１４にロードし
、またコード変換情報をコード変換情報格納部１３にロ
ードする文字パターン情報／コード変換情報ロー１部１
２と、所定のコード変換を行なうコード変換部９とを備
えている。

なお、文字パターン情報格納部１４は、続出専用メモリ
と読出／書込用メモリとで構成されており、読出専用メ
モリには、通常使用される音標符号付文字が格納されて
いる。

次にこのような構成における文字処理の手順について説
明する。

先ず、通信部７が起動されると、文字パターン情報／コ
ード変換情報ロー１部１２が実行される。

文字パターン情報／コード変換情報ロー１部１２は、外
部記憶装置３に格納されている文字パターン情報を文字
パターン情報格納部１４にロードする。すなわち、文字
パターン情報コード変換情報ロー１部１２は、利用者が
必要に応じて定義した音標符号付文字の文字パターンを
文字パターン情報格納部１４の読出書込用メモリにロー
ドする。

また、文字パターン情報／コード変換情報ロー１部１２
は、外部記憶装置３に格納されているコード変換情報を
コード変換情報格納部１３にロードする。コード変換情
報は、他の装置とデータ変換するための外部コードであ
る音標符号、アルファベットのコード列と内部コードで
ある音標符号付文字のコードとを相互に変換するための
情報である。文字パターン情報コード変換情報ロー１部
１２は、通信プログラム７が起動されたとき１度だけ実
行される。この実行指示は、制御部８から出される。

通信回線２を通してデータが送られて来た場合、受信部
１０がデータを受は取る。受信部１０では、データから
通信に必要な制御コード等を取り除き、残ったデータを
コード変換部９へ渡す。この受信部１０からコード変換
部９へのデータの流れの指示は、制御部８が行なう。

コード変換部９は、受は取ったデータ内の音標符号とア
ルファベットのコード列を検出し、コード変換情報格納
部１３に格納されているコード変換情報を参照すること
によって、内部コードである音標符号付文字のコードに
変換する。例えば、ウムラウト（°）とＡのコード列は
、Ａのコードに変換される。

コード変換部９でコード変換されたデータは、制御部８
が受は取り、プリンタ装置６に印字するか、または、表
示情報格納部１６に格納することにより、デイスプレィ
装置４に表示する。

デイスプレィ装置４への表示は、表示制御部１５が表示
情報格納部１６から読み出しデータの各コードに対応す
る文字パターンを文字パターン情報格納部１４から読み
出し、表示装置４に送り出すことにより自動的に行なわ
れる。

キーボード５からの音標符号付文字の入力は、音標符号
付文字を構成する音標符号とアルファベットに対応する
キーを順番に押下することによって行なわれる。キーの
押下により、そのキーに対応する音標符号またはアルフ
ァベットのコードが発生するので音標符号付文字は、音
標符号とアルファベットのコード列として入力されるこ
とになり、キーボードから入力されたデータは外部コー
ドと同じ形式ものもとなる。

キーボード５から入力されたデータは、制御部８により
コード変換部９に渡される。コード変換部９は、音標符
号とアルファベットのコ″−ド列を検出し、コード変換
情報格納部１３に格納されているコード変換情報を参照
することによって内部コードである音標符号付文字のコ
ードに変換する。

コード変換部９によって変換されたデータは、制御部８
が受は取り、表示情報格納部１６に格納することにより
デイスプレィ装置４に表示する。

キーボード５から送信の指示が入力されると、制御部８
は、表示情報格納部１６からそれまでに入力されたデー
タを取り出し、コード変換部９に渡す。コード変換部９
は内部コードである音標符号付文字のコードを検出し、
コード交換情報格納部１３に格納されているコード変換
情報を参照することによって、その音標符号付文字を構
成する音標符号とアルファベットのコード列に変換する
。

例えばＡのコードは、音標符号であるウムラウト（°°
）とアルファベットＡのコード列に変換される。

コード変換部９によって変換されたデータは、制御部８
の指示に従い送信部１１へ渡される。送信部１１は、受
は取ったデータに通信に必要な制御コードを付加するな
どの処理を行った後、通信回線２へ送り出す。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、音標符号のパターンとア
ルファベットのパターンを別々に持つのではなく、音標
符号付文字のパターンを持つことにより、全ての音標符
号付文字を不自然になることなく表示、印字出力するこ
とができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図である。 第１図において、１・・・本体、２・・・通信回線、３
・・・外部記憶装置、４・・・デイスプレィ装置、５・
・・キーボード、６・・・プリンタ装置、７・・・通信
部、８・・・制御部、９・・・コード変換部、１０・・
・受信部、１１・・・送信部、１２・・・文字パターン
情報／コード変換情報ロード部、１３・・・コード変換
情報格納部。 １４・・・文字パターン情報格納部、１５・・・表示制
御部、１６・・・表示情報格納部である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コード変換情報を格納するコード変換情報格納手段と、
   他の装置とデータ交換するための外部コードである音標
   符号、アルファベットのコード列と内部コードである音
   標符号付文字のコードとを前記コード変換情報を参照し
   て相互に変換するコード変換手段と、音標符号付文字の
   パターンを格納する文字パターン情報格納手段と、内部
   コードに基づいて文字パターン情報格納手段に格納され
   ているパターンを参照し音標符号付文字を出力する出力
   手段とを有していることを特徴とする文字処理方式。