JPH0369754B2 - - Google Patents

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JPH0369754B2
JPH0369754B2 JP19793886A JP19793886A JPH0369754B2 JP H0369754 B2 JPH0369754 B2 JP H0369754B2 JP 19793886 A JP19793886 A JP 19793886A JP 19793886 A JP19793886 A JP 19793886A JP H0369754 B2 JPH0369754 B2 JP H0369754B2
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JP
Japan
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gear
crankshaft
eccentric
arm
internal gear
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JP19793886A
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JPS6353191A (ja
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Ichiro Sato
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転駆動部の回転エネルギーをパワ
ーアツプすると共に、増速して出力側より取出す
回転駆動装置であつて、例えば、自転車、バイ
ク、自動車等の回転機構、あるいは、発電機その
他の回転機構として広く応用できる装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕 自動車を例にとると、その駆動部は、チエーン
ホイールと、その左右に取り付けたクランクと、
クランクに固定したペダルとから成つていて、ペ
ダルを踏むことによりチエーンホイールを回転さ
せ、その回転をチエーンを介して後輪に伝える。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の駆動機構の場合、クランクの回転が
そのままチエーンホイールに伝達されるので、チ
エーンホイールに大きな回転力を与えるために
は、ペダルに大きな力をかけなければならないこ
とになる。
そこで本発明は、比較的小さな入力でそれより
も大きな出力を得ることが可能な回転駆動装置で
あつて、種々の回転機構に応用しうる装置を提供
することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、クランク軸1と、中心に前記クラン
ク軸1が挿通される回転しない静止内歯車15
と、入力手段に結合されていて前記クランク軸1
から偏心した偏心クランク軸11と、前記偏心ク
ランク軸11に軸支されていて前記静止内歯車1
5に噛合する大ギア13と、前記大ギア13と一
体化された内歯車12と、屈折部材5aとこれに
結合されたアーム部材5bとから成つていて、そ
の屈折部材5aの屈折部に前記クランク軸1が固
定されると共にその先端部に前記偏心クランク軸
11が取り付けられた屈折アーム5と、前記屈折
アーム5のアーム部材5bに軸支されていて、前
記内歯車12に噛合する小ギア8及びこれに一体
化された駆動ギア9と、前記クランク軸1におい
て軸支され、前記駆動ギア9に噛合する被動ギア
4と、同じく前記クランク軸1に軸支されてい
て、前記被動ギア4と一体化された出力手段とか
ら成る回転駆動装置、を以て上記課題を解決し
た。
〔作用〕
入力があると、クランク軸1はその位置で回転
し、また、偏心クランク軸11は、屈折アーム5
を介してクランク軸1を中心に回転(公転)す
る。偏心クランク軸11を公転させようとする力
は、その偏心距離が大きければ大きい程少なくて
済む。この偏心クランク軸11の公転に伴ない、
それに軸支された大ギア13及び内歯車が、フレ
ームに固定されて回転しない静止内歯車15を回
転させようとする結果、静止内歯車15から反作
用を受け、自転しつつ公転する。その自転のため
の力(反作用)は、静止内歯車15と大ギア13
の径比から、パワーアツプされたものとなる。大
ギア13の自転に伴ない、内歯車12に内接噛合
する小ギア8及びそれと一体化された駆動ギア9
が高速回転し、駆動ギア9に噛合する被動ギア4
を介し、出力手段を高速回転させる。
〔実施例〕
本発明は自転車の駆動部に適用した場合の実施
例を図面に拠つて説明するに、図中1はクランク
軸で、その一端(第2図において左端)に、常法
によりクランクアームとペダルが取り付けられ
る。2はチエーンホイール、3はストツパー盤、
4は被動ギアで、これら3部品は一体化され、ク
ランク軸1の端部(第2図において右端)に回転
自在に取り付けられる。5は屈折部材5aとアー
ム部材5bとを枢軸5cで結合した屈折アーム
で、屈折部材5aの屈折部に、テーパ状に面取り
されたクランク軸1の端部6を嵌挿する嵌挿孔7
が設けられる。屈折アーム5は、この嵌挿孔7、
換言すればクランク軸1を中心に回転する。屈折
部材5aの端部には、クランク軸1と反対方向に
延びる偏心クランク軸11が取り付けられる。偏
心クランク軸11の端部には、常法によりクラン
クアームとペダルが取り付けられるが、そのクラ
ンクアームの長さは、偏心クランク軸11がクラ
ンク軸1から偏心している分、クランク軸1に取
り付けられるクランクアームよりも短くされる。
アーム部材5bの先端の偏心クランク軸11側
(第2図において右側)には小ギア8が配備され、
また、クランク軸1側(第2図において左側)に
は駆動ギア9が配備される。更に、駆動ギア9の
外側に当接盤10が配置され、その中心に立設さ
れた軸10aが、アーム部材5bの端部に回転可
能に挿通される。上記小ギア8と駆動ギア9は、
この軸10aによつて軸支される。小ギア8と駆
動ギア9は図面上同サイズになつているが、異径
であつてもよい。当接盤10は上記ストツパー盤
3に外接させると共に、ストツパー輪14に内接
させ、ストツパー盤3もストツパー輪14に内接
させる。このように当接盤10をストツパー盤3
に外接させることにより、クランク軸1と偏心ク
ランク軸11の距離は一定に維持され、以て、小
ギア8及び駆動ギア9とそれらに噛合するギアと
の噛合深さが常に一定となり、動力伝達がスムー
ズに行なわれるようになる。
駆動ギア9は上記被動ギア4に噛合し、小ギア
8はストツパー輪14に固定された内歯車12に
内接噛合している。内歯車12には偏心クランク
軸11に軸支された大ギア13が固定される。従
つて、大ギア13、内歯車12及びストツパー輪
14は、一体となつて偏心クランク軸11を軸に
自由回転することになる。15は大ギア13を内
接噛合させる静止内歯車で、自転車のフレームに
固定されて回転しないようになつている。
上記構成において左右のペダルに踏圧を加える
と、一方のペダルに対する踏圧はクランク軸1を
介して屈折アーム5を回転させるよう作用し、他
方のペダルに対する踏圧は、偏心クランク軸11
を介して屈折アーム5を回転させるよう作用す
る。かくしてクランク軸1が回転するに伴い屈折
アーム5が回転する訳であるが、屈折アーム5を
回転させようとする力のモーメントを考えてみる
と、その力はクランク軸1を介して加わる力と偏
心クランク軸11を介して加わる力を合成したも
のである。前者の力の場合はモーメントの腕は無
きに等しいが、後者の力の場合は、クランク軸1
に対する偏心クランク軸11の偏心距離がモーメ
ントの腕となる。従つて、その偏心距離が大きけ
れば大きい程、小さい踏圧(入力)にて、屈折ア
ーム5に対し大きな回転力を及ぼすことができる
ことになる。しかし、その距離が大きくなると装
置全体も大型化することになるので、適当な所で
妥協せざるを得ない。この屈折アーム5に対する
回転駆動力は、取りも直さず、大ギア13及びそ
れに固定された内歯車12とストツパー輪14、
並びに、それらの内側のギア群を、偏心クランク
軸11と一体となつてクランク軸1を軸に回転さ
せる力である。ところで大ギア13は、固定され
ていて回転しない静止内歯車15に噛合している
ので、上記回転(公転)に伴い、その公転方向と
逆方向に増速されて自転する。即ち、その際静止
内歯車15には、大ギア13の公転に伴う押圧力
が加わるが、静止内歯車15は回転しないため
に、その押圧力に対する反作用が大ギア13に返
つてくる結果、大ギア13が自転して静止内歯車
15に沿つて公転する。大ギア13が静止内歯車
15を回転させようとする力のモーメントは、
m1×r1(m1:静止内歯車15が受ける力、r1:静
止内歯車15の半径)である。大ギア13はこれ
に等しい反作用を受けて自転するのであるから、
m1×r1=m2×r2(m2:大ギア13が受ける力、
r2:大ギアの半径)の式が成り立ち、r1>r2であ
るからm1<m2となる。即ち、大ギア13は、増
加された力で自転することになる。踏圧による入
力を継続すれば大ギア13は公転し続け、その結
果増加された力で自転し続けることになる。
このように本発明では、上記偏心クランク軸1
1を偏心回転(公転)させることと、静止内歯車
15に噛合する大ギア13を偏心クランク軸11
と共に偏心回転(公転)させることによつてパワ
ーアツプされた出力が得られる訳である。大ギア
13の自転運転は、そのまま大ギア13に固定さ
れた内歯車12に伝わる。この内歯車12の回転
は、それに内接噛合している小ギア8に高速化さ
れて伝達される。そして、小ギア8の回転は、そ
れと一体化された駆動ギア9、駆動ギア9に噛合
する被動ギア4、被動ギア4に一体化されたチエ
ーンホイール2へと次々に伝達され、更にチエー
ンを介して後輪ハブへと伝達される。
〔発明の効果〕
本発明は上述した通りであつて、クランク軸を
二分し、その一方のクランク軸を偏心させると共
に、偏心クランク軸と一体となつて公転する大ギ
アを静止内歯車に内接噛合させることにより、増
加された回転力並びに回転速度が得られるので、
自転車に適用した場合には比較的楽に登坂走行す
ることができる効果があり、入力手段や出力手段
を適宜変更することにより、種々の回転機構に応
用しうる非常に有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置の実施例の正面図、第2図は第
1図におけるA−A線断面図、第3図屈折アーム
の斜視図、第4図は自転車への装着状態を示す図
である。 符号の説明、1……クランク軸、2……チエー
ンホイール、4……被動ギア、5……屈折アー
ム、7……嵌挿孔、8……小ギア、9……駆動ギ
ア、11……偏心クランク軸、12……内歯車、
13……大ギア、15……内歯車。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 クランク軸1と、中心に前記クランク軸1が
    挿通される回転しない静止内歯車15と、入力手
    段に結合されていて前記クランク軸1から偏心し
    た偏心クランク軸11と、前記偏心クランク軸1
    1に軸支されていて前記静止内歯車15に噛合す
    る大ギア13と、前記大ギア13と一体化された
    内歯車12と、屈折部材5aとこれに結合された
    アーム部材5bとから成つていて、その屈折部材
    5aの屈折部に前記クランク軸1が固定されると
    共にその先端部に前記偏心クランク軸11が取り
    付けられた屈折アーム5と、前記屈折アーム5の
    アーム部材5bに軸支されていて、前記内歯車1
    2に噛合する小ギア8及びこれに一体化された駆
    動ギア9と、前記クランク軸1において軸支さ
    れ、前記駆動ギア9に噛合する被動ギア4と、同
    じく前記クランク軸1に軸支されていて、前記被
    動ギア4と一体化された出力手段とから成る回転
    駆動装置。
JP19793886A 1986-08-22 1986-08-22 回転駆動装置 Granted JPS6353191A (ja)

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JP19793886A JPS6353191A (ja) 1986-08-22 1986-08-22 回転駆動装置

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JP19793886A JPS6353191A (ja) 1986-08-22 1986-08-22 回転駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPS6353191A JPS6353191A (ja) 1988-03-07
JPH0369754B2 true JPH0369754B2 (ja) 1991-11-05

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JP19793886A Granted JPS6353191A (ja) 1986-08-22 1986-08-22 回転駆動装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101958416B1 (ko) * 2018-10-04 2019-03-14 (주)신광 스테인리스강 자동 산처리 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01197192A (ja) * 1988-02-01 1989-08-08 Ichiro Sato 回転駆動装置
JPH03208787A (ja) * 1990-01-10 1991-09-11 Ichiro Sato 回転駆動装置
KR20010029040A (ko) * 1999-09-28 2001-04-06 오동수 지렛대 원리를 적용, 구동력을 증대시킨 자전거 크랑크 장치

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KR101958416B1 (ko) * 2018-10-04 2019-03-14 (주)신광 스테인리스강 자동 산처리 장치

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JPS6353191A (ja) 1988-03-07

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