JPH0369167A - 埋め込み型pチャネルmosトランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

埋め込み型pチャネルmosトランジスタ及びその製造方法

Info

Publication number
JPH0369167A
JPH0369167A JP20506089A JP20506089A JPH0369167A JP H0369167 A JPH0369167 A JP H0369167A JP 20506089 A JP20506089 A JP 20506089A JP 20506089 A JP20506089 A JP 20506089A JP H0369167 A JPH0369167 A JP H0369167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boron
concentration
depth
channel
diffusion region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20506089A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsumoto
比呂志 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP20506089A priority Critical patent/JPH0369167A/ja
Publication of JPH0369167A publication Critical patent/JPH0369167A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体集積回路の構造及び製造方法に関する。
〔従来の技術〕
半導体集積回路はスタンバイ時の低消W電力性、論理閾
値の安定性などから0M03回路が主流となっており、
一方、微細化の重要性も増している。
CMO3用のMOSトランジスタ構成としては大きくわ
けてNチャネルトランジスタ、Pチャネルトランジスタ
の双方にゲート電極としてn形ポリシリコンを用い、N
チャネルトランジスタは表面チャネル型、Pチャネルト
ランジスタは埋め込みチャネル型とする構成と、Nチャ
ネルトランジスタにはn形ポリシリコン、Pチャネルト
ランジスタにはp形ポリシリコンをゲート電極として用
い、双方とも表面チャネル型とする構成の2つかある。
微細化には後者の方が製造マージンの面で適しているが
、n形ポリシリコンとp形ポリシリコンの結線に伴う接
合形成や不純物の相互拡散による高抵抗化の問題、p形
ポリシリコン中のボロンの酸化膜およびその直下の基板
への拡散によるPチャネルトランジスタの閾値電圧の変
化など不安定な要因が本質的な問題として存在している
。そのため、CMO3I成としては前者の構成が主流と
なっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この場合微細化を進めてチャネル長が0.5μ
律以下となるディープサブミクロン領域で動作可能なP
チャネルトランジスタを構成するには、埋め込みチャネ
ルの深さ0.1μlまたはそれ以下の極めて浅い層とし
て形成する必要がある。
そのため、従来の埋め込みチャネル型Pチャネルトラン
ジスタでは、ボロンの低加速イオン注入だけではボロン
分布の拡がりのために十分な浅さが確保できないため、
第3図(a)に示すようにボロンの低加速イオン注入に
加えて、やや深めに砒素をイオン注入し、バンチスルー
防止とするとともにボロン分布1の裾の部分の電荷を逆
のタイプの不純物である砒素分布2の電荷で打ち消して
全不純物電荷の和の絶対値4の分布に示すように等価と
して浅い接合が形成できるように工夫している。
3はリン分布を示す、この構造では、全体の熱処理終了
後の第3図(b)において基板表面のボロン濃度がトラ
ンジスタの閾値の設計値によって定まるある一定の濃度
(第3図(b)では2 x 1017+、n−’)とな
るように予め高めに設定してボロンのプロファイルを形
成する。ボロン濃度が熱処理後に下がる主な原因は表面
の酸化膜へのボロンの吸い出し現象と基板内部へのボロ
ン拡散である。このようにして形成されたチャネルドー
プを持つ埋め込みチャネル型Pチャネルトランジスタは
動作可能であるが、ボロンのプロファイルが急峻である
ために熱的擾乱に弱く、熱処理が設計より多めに行なわ
れると、第3図(C)のようにボロンの基板内への拡散
のために表面濃度が下がり、閾値電圧が増加してしまう
このように、従来の埋め込みチャネル型Pチャネルトラ
ンジスタの構造、および製造方法は熱的擾乱に弱いとい
う欠点を持っている。
本発明の目的は熱的擾乱により強い埋め込みチャネル型
Pチャネルトランジスタの構造およびその製造方法を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を遠戚するため、本発明に係る埋め込み型Pチ
ャネルMO3+−ランジスタにおいては、チャネル領域
内のゲート酸化膜とSi基板との界面から基板内に向か
って少なくともその後の熱処理温度と熱処理時間によっ
て定まるある一定のボロンの拡散長と埋め込みチャネル
の深さとの和より長い範囲の深さにわたってほぼ一定の
濃度のボロン拡散領域を有し、前記ゲート酸化膜内に前
記ボロン拡散領域のボロン濃度と前記熱処理温度におい
て熱平衡となる濃度のボロンを含有し、前記ボロン拡散
領域内のある一定の深さより浅い範囲においては前記ボ
ロン拡散領域のボロン濃度より低く、かつ、少なくとも
前記ある一定の深さから前記ボロン拡散領域の最も深い
位置よりボロンの拡散長以上深い位置までの範囲にわた
って前記ボロン拡散領域のボロン濃度より高い濃度の砒
素を含有するものである。
また、本発明に係る埋め込み型PチャネルMOSトラン
ジスタの製造方法においては、ゲート酸化膜形成後にお
いて、その後の予め定められたすべての熱処理後におい
て基板表面から少なくとも埋め込みチャネルの深さより
深い予め定められたある一定の深さより深い深さまでの
範囲にわたって不純物濃度が予め定められた表面濃度に
ほぼ等しくなるように1回ないし複数回のイオン注入法
によるボロンの導入を行う工程と、前記すべての熱処理
後において表面より深さ方向に向かって、増加し、かつ
濃度が前記埋め込みチャネルの深さにおいて前記ボロン
濃度と等しくなり、かつ前記埋め込みチャネルの深さよ
り深くかつ前記ボロン濃度が基板またはウェルのn形不
純!u度よりも高いすべての範囲において前記ボロン濃
度が前記基板またはウェルのn形不純物濃度よりも上回
る濃度以上の濃度を有する分布を形成するように1回な
いし複数回のイオン注入法による砒素の導入を行う工程
とを含むものである。
〔作用〕
次に、本発明の原理を第2図を用いて説明する。
第2図は拡散の様子を分かりやすく示すために縦軸に不
純物濃度を、また横軸に基板表面からの深さをとって不
純物分布を模式的に示したものである。簡単のため基板
表面から外部に向かっての、または外部から基板表面に
向かっての不純物拡散は無視できるものとする。第2図
(a)の拡散係数の大きい不純物の分布5は従来の埋め
込みチャネル型Pチャネルトランジスタのチャネルドー
プボロンの浅くて急峻なプロファイルを模式化したもの
である。ボロンは砒素やリンに比べて拡散係数が非常に
大きく、拡散しやすいため、熱処理後は、第2図(e)
のように分布が弛れやすい、さらに熱処理を加えると、
ついには表面濃度が低下する。
そこで、タイプの異なる不純物が互いにキャリア発生能
力を打ち消し合うこと、およびボロンと砒素の拡散係数
が一桁近く異なる〈砒素の拡散係数の方が小さい〉こと
を利用する。第2図(b)の拡rP!、係数の大きい不
純物分布5、および第2図fc)の拡散係数の小さい不
純物の分布6はそれぞれ本発明のボロン分布および砒素
分布を模式化したものである。第2図(b)のボロン分
布と第2図(C)の砒素分布を実現すると、キャリアの
発生能力、従って、不純物導入の効果としては、第2図
(d)のような等価なアクセプタ分布7を導入したこと
となり、これはまた第2図(a)のそれと一致する。
拡散はチャネルドープのような低濃度の領域においては
不純物間でほぼ独立に起こるので、熱処理は第2図(f
)のボロン分布と第2図(0の砒素分布を得る。熱処理
後の等価な不純物分布はやはり両者の符号性の重ね合わ
せと考えられるので、第2図(h)のようになり、これ
と第2図(+3)とを比べると、深い領域の小さな分布
を無視して、表面のアクセプタ分布にのみ注目すれば、
単独のボロンの場合より、ボロンと砒素の重ね合わせの
方が分布の弛れが非常に小さいことが分かる。これが、
本発明のチャネルドープの方法が従来より熱的擾乱に強
いことの原理である。深い領域の小さい等価なアクセプ
タ分布7及び等価なドナー分布8は、パンチスルー防止
のためにチャネルドープとして別個に導入されるドナー
によって被い隠されてしまい、深い領域にP形層が形成
されることは容易に防ぐことができる。このように、本
発明は表面からかなりの深さまでボロンの濃度を一定に
保つことによってボロンの拡散を防止し、一方、砒素の
拡¥1係数が小さいことを用いて砒素の拡散も防止し、
熱的擾乱に強い構造およびその形成方法となっていると
いうことができる。
〔実施例〕
次に、第1図(a)〜(C)を用いて本発明の構造、お
よび製造方法の典型的な一実施例について説明する。尚
、′W4造に関しては不純物分布にのみ特徴があり、外
見上の構造は従来の構造と相違がないので素子断面構造
図等は省略する。
P形Di基板(面方位(100)、抵抗率10ΩcIl
)に膜厚500nIの酸化族を形成し、パターニング後
、リンのイオン注入と熱処理によってウェル表面近傍で
のリン濃度が2 x 10”cI−’程度の均一な濃度
分布をもつnウェルを形成する0次に酸化膜除去後に窒
化膜マスクによってLOCO8JI5r離法により素子
領域及び素子分離領域を形成し、膜厚10n1のゲート
酸化膜を熱酸化法で形成する0次に、+13+を加速エ
ネルギー15keV、ドーズ量5x 10”C「”でイ
オン注入し、引き続き、”B+を加速エネルギー65k
eV、ドーズ# 5 x 10”cn−’でイオン注入
し、さらに”A s ”+を加速エネルギー150 k
eV、ドーズ量9 X 10”all−’でイオン注入
し、引き続き、33As++を加速エネルギー240 
keV、ドーズ量3.5 xlo”ci−’でイオン注
入し第1図(a)のイオン注入直後の不純物分布(ボロ
ン分布1、砒素分布2、リン分布3)を得る0次に、窒
素雰囲気中で900°C15分の熱処理を行い、次にノ
ンドープポリシリコンを300nn CV D法によっ
て堆積し、次に気相からのリン拡散を920℃、18分
行い、さらにゲートリソグラフィ工程とエツチング工程
によってゲートのバターニングを行い、次にこれをマス
クとしてBF2を加速エネルギー50keV、ドーズi
 1 x 10”cIl−2でイオン注入して・ソース
ドレイン領域を形成する9次に、900℃、5分の損傷
回復熱処理を行い、膜厚30Or+nの眉間絶縁膜を形
成する。ここまで、および、この後コンタクト形成まで
の過程で、Pチャネルトランジスタ以外の素子形成のた
めに等偏向に900℃、50分の熱処理が加わる0次に
コンタクト窓を形成しタングステン配線層を形成した後
、バターニングすることによって本゛発明のデバイス4
′ll造を得る。
すなわち、本発明のデバイス4W造(埋め込みチャネル
型PチャネルM OS +ヘランジスタ)は第1図(b
)に示すようなチャネル領j或内の深さ方向の不純物分
布を有し、チャネル領域内のゲート酸化膜とSi基板と
の界面から基板内に向かって少なくともその後の熱処理
温度と熱処理時間によって定まるある一定のボロンの拡
散長と埋め込みチャネルの深さとの和より長い範囲の深
さにわたってほぼ一定の濃度のボロン拡散領域を有し、
前記ゲート酸化膜内に前記ボロン拡散領域のボロン濃度
と前記熱処理温度において熟平衡となる濃度のボロンを
含有し、前記ボロン拡散領域内のある一定の深さより浅
い範囲においては前記ボロン拡散領域のボロン濃度より
低く、かつ、少なくとも前記ある一定の深さから前記ボ
ロン拡散領域の最も深い位置よりボロンの拡散長以上深
い位置までの範囲にわたって前記ボロン拡散領域のボロ
ン濃度より高い濃度の砒素を含有するものである。ここ
で、第1図(a)の分布について少し詳しく説明する。
第1回目のボロン注入は主に熱処理後に第1図(b)の
表面濃度2 x、 10”cn+−’が実現できるよう
にするために行う、このとき、表面のゲート酸化膜への
ボロンの吸い出しがおこるので、その分ドーズ量が増加
している。第2回目のボロン注入は熱処理後に第1図(
b)の表面濃度を深さ方向に平坦に延ばすことを主な目
的としている。ただし、ボロンは拡散が早いので、これ
ら2回のボロン注入は独立ではなく深い方のボロン注入
の一部もボロンの吸い出しの補償に使われているし、ま
た、浅い方のボロン注入の一部も第1図(b)の表面濃
度を深さ方向に平坦に延ばすことにも使われている。
最適なボロンドーズ量、加速エネルギーはシミュレーシ
ョンによって予め求められる。上記の最適値はこのよう
にして求めたものである。次に、第1回目の砒素イオン
注入はバンチスルー防止のためと、ボロンによる表面層
とのpn接合を浅くするためと第2回目のボロン注入を
補償するための3つの目的のために用いられている。し
かし、ボロンと砒素の不純物分布の裾の拡がりが異なり
(ボロンの方が広い)、深い部分で一部ボロンの濃度が
砒素の濃度を上回るところが生じるため、第2回目の砒
素のイオン注入によりこれを補償し、かつ、後の熱処理
によってボロンがより奥に押し込まれても依然として砒
素濃度の方がボロン濃度を上回り続けるようにしている
。すなわち、本発明は素子分離領域を形成した後におけ
るゲート酸化膜形成後において、その後の予め定められ
たすべての熱処理後において基板表面に対し少なくとも
埋め込みチャネルの深さより深い予め定められたある一
定の深さより深い範囲にわたって不り@物濃度が予め定
められた表面濃度にほぼ等しくなるように1回ないし複
数回のイオン注入法によるボロンの導入を行う工程と、
前記すべての熱処理後において表面より深さ方向に向か
って増加し、かつ濃度が前記埋め込みチャネルの深さに
おいて前記ボロン濃度と等しくなり、かつ前記埋め込み
チャネルの深さより深くかつ前記ボロン濃度が基板また
はウェルのn形不純物濃度よりも高いすべての範囲にお
いて前記ボロン濃度が前記基板またはウェルのn形不純
物濃度よりも上回る濃度以上の濃度を有する分布を形成
するように1回ないし複数回のイオン注入法による砒素
の導入を行う、第1図(C)はさらに追加熱処理を90
0℃、20分行なったところである。このような追加熱
処理は、円1えば3次元集積回路の上層の素子作成中の
熱処理として、下層デバイスである本発明のMOSトラ
ンジスタに印加される。ボロンの表面濃度はゲート酸化
膜中の酸化膜・シリコン界面側の濃度とほぼ熱平衡にあ
り、依然として吸い込みはあるものの初期のような激し
い吸い込みではない、また、深い部分のボロンの均一な
分布の肩の部分では濃度勾配により、より深い方向ヘボ
ロンが拡散し肩の位置がより表面間へ移動するが依然と
して表面近傍では平坦性を保っており、従って表面濃度
の減少の仕方も非常に遅い、即ち、閾値電圧の変化が非
常に小さい。また、深い部分でもボロンの先端は砒素の
先端にまだ追いついておらず、深層でp形層ができるよ
うなこともない、ボロンの肩が落ちることによって第1
図(C)の全不純物電荷の和の絶対値4によって示すよ
うに、等価なドナー濃度が増加するが、むしろパンチス
ルー耐圧は上昇し、デバイス特性を損なうものは皆無で
あり、従ってデバイス特性の変化は非常に少ない。
本実施例では本発明の構造を得るためにチャネルドープ
として、ボロン、砒素ともにそれぞれ2回ずつのイオン
注入を行なっているが、本発明にとってイオン注入の回
数は本質的なものでなく、1回、3回以上などのさまざ
まなイオン注入を行なっても、本発明と原理的に同一の
ものは当然本発明に含まれることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
本発明の埋め込みチャネル型PチャネルM OSトラン
ジスタは、特有のチャネル不純物分布形状により、その
後の熱処理による特性変化が極めて小さく、3次元集積
回路用の下層Pチャネルトランジスタなど、デバイス形
成後に熱的擾乱が入る環境で用いられるデバイスとして
安定で従って卓絶した高信頼性を発揮することができる
。また、本発明の埋め込みチャネル型PチャネルMOS
トランジスタの製造方法は、上記の構造のトランジスタ
を作成するための製造方法としてのみならず、ふつうの
超高集積回路形成方法としても、熱処理における面内ば
らつき、ロット内のウェーハ間ばらつき等の諸ばらつき
による特性変動が小さく、かつ、イオン注入という制御
性の極めて高く面内ばらつきもウェーハ間ばらつきもき
わめて小さい方法に敏感となるように設計することによ
って、逆に熱処理というばらつきの大きい工程に対して
鈍感となるようにしており、ディープサブミクロン大規
模CMOS集積回路を安定に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構造の埋め込みチャネル型Pチャネル
MOSトランジスタのチャネル内の深さ方向の不純物分
布を示すものであり、第1図(alはイオン注入直後、
第1図(b)はデバイス完成後、第1図(C)は完成後
の追加熱処理後の不純物分布をそれぞれ示す図、第2図
(a)〜(h)は本発明のI造および製造方法に用いら
れているチャネルドープの安定性を示す原理図、第3図
は従来の2重注入法による埋め込みチャネル型Pチャネ
ルMOSトランジスタのチャネル内の深さ方向の不純物
分布を示すものであり、第3図(a)はイオン注入直後
、第3図(b)はデバイス完成後、第3図(C)は完成
後の追加熱処理後の不純物分布をそれぞれ示す図である
。 1・・・ボロン分布    2・・・砒素分布3・・・
リン分布 4・・・全不純物電荷の和の絶対値 5・・・拡欣係数の大きい不純物の分布6・・・拡散係
数の小さい5と逆の伝樽型の不純物の分布 7・・・等価なアクセプタ分布 8・・・等価なドナー分布 1丈 埋 人

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チャネル領域内のゲート酸化膜とSi基板との界
    面から基板内に向かって少なくともその後の熱処理温度
    と熱処理時間によって定まるある一定のボロンの拡散長
    と埋め込みチャネルの深さとの和より長い範囲の深さに
    わたってほぼ一定の濃度のボロン拡散領域を有し、前記
    ゲート酸化膜内に前記ボロン拡散領域のボロン濃度と前
    記熱処理温度において熱平衡となる濃度のボロンを含有
    し、前記ボロン拡散領域内のある一定の深さより浅い範
    囲においては前記ボロン拡散領域のボロン濃度より低く
    、かつ、少なくとも前記ある一定の深さから前記ボロン
    拡散領域の最も深い位置よりボロンの拡散長以上深い位
    置までの範囲にわたって前記ボロン拡散領域のボロン濃
    度より高い濃度の砒素を含有することを特徴とする埋め
    込み型PチャネルMOSトランジスタ。
  2. (2)ゲート酸化膜形成後において、その後の予め定め
    られたすべての熱処理後において基板表面から少なくと
    も埋め込みチャネルの深さより深い予め定められたある
    一定の深さより深い深さまでの範囲にわたって不純物濃
    度が予め定められた表面濃度にほぼ等しくなるように1
    回ないし複数回のイオン注入法によるボロンの導入を行
    う工程と、前記すべての熱処理後において表面より深さ
    方向 に向かって増加し、かつ濃度が前記埋め込みチャ
     ネルの深さにおいて前記ボロン濃度と等しくなり、か
    つ前記埋め込みチャネルの深さより深くかつ前記ボロン
    濃度が基板またはウエルのn型不純物濃度よりも高いす
    べての範囲において前記ボロン濃度が前記基板またはウ
    ェルのn形不純物濃度よりも上回る濃度以上の濃度を有
    する分布を形成するように1回ないし複数回のイオン注
    入法による砒素の導入を行う工程とを含むことを特徴と
    する埋め込みチャネル型PチャネルMOSトランジスタ
    の製造方法。
JP20506089A 1989-08-08 1989-08-08 埋め込み型pチャネルmosトランジスタ及びその製造方法 Pending JPH0369167A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20506089A JPH0369167A (ja) 1989-08-08 1989-08-08 埋め込み型pチャネルmosトランジスタ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20506089A JPH0369167A (ja) 1989-08-08 1989-08-08 埋め込み型pチャネルmosトランジスタ及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0369167A true JPH0369167A (ja) 1991-03-25

Family

ID=16500773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20506089A Pending JPH0369167A (ja) 1989-08-08 1989-08-08 埋め込み型pチャネルmosトランジスタ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0369167A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011210901A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Seiko Instruments Inc デプレッション型mosトランジスタ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4951879A (ja) * 1972-09-20 1974-05-20
JPS6050960A (ja) * 1983-08-30 1985-03-22 Toshiba Corp 半導体装置
JPS6340377A (ja) * 1986-08-05 1988-02-20 Fujitsu Ltd Epromの製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4951879A (ja) * 1972-09-20 1974-05-20
JPS6050960A (ja) * 1983-08-30 1985-03-22 Toshiba Corp 半導体装置
JPS6340377A (ja) * 1986-08-05 1988-02-20 Fujitsu Ltd Epromの製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011210901A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Seiko Instruments Inc デプレッション型mosトランジスタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2619872B2 (ja) ラテラルトランジスタ及びラテラルトランジスタを有する半導体集積回路の製造方法
US5041885A (en) Surface field effect transistor with depressed source and/or drain areas for ULSI integrated devices
CN100524654C (zh) 含有掺杂高-k侧壁隔片的场效应晶体管的漏极/源极延伸结构
JPH08250728A (ja) 電界効果型半導体装置及びその製造方法
US5082796A (en) Use of polysilicon layer for local interconnect in a CMOS or BiCMOS technology incorporating sidewall spacers
JPH02164062A (ja) Cmos半導体装置の製造方法
KR20030003690A (ko) 반도체 장치 및 그 제조 방법
US7524710B2 (en) Radiation-hardened silicon-on-insulator CMOS device, and method of making the same
US20060001105A1 (en) Semiconductor device having optimized shallow junction geometries and method for fabrication thereof
US5081518A (en) Use of a polysilicon layer for local interconnect in a CMOS or BICMOS technology incorporating sidewall spacers
US4987088A (en) Fabrication of CMOS devices with reduced gate length
US5399514A (en) Method for manufacturing improved lightly doped diffusion (LDD) semiconductor device
JPH0369167A (ja) 埋め込み型pチャネルmosトランジスタ及びその製造方法
JPH04715A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH05235346A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPS62265765A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH023270A (ja) Hct半導体装置の製造方法
JP3175873B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH07183510A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2571449B2 (ja) バイポーラicの製造方法
KR100479814B1 (ko) 반도체소자의웰형성방법
JPH0774242A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPS6193641A (ja) 半導体装置
JPS59124157A (ja) 相補型半導体集積回路
JPS63169059A (ja) 半導体装置及びその製造方法