JPH04715A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH04715A JPH04715A JP10092590A JP10092590A JPH04715A JP H04715 A JPH04715 A JP H04715A JP 10092590 A JP10092590 A JP 10092590A JP 10092590 A JP10092590 A JP 10092590A JP H04715 A JPH04715 A JP H04715A
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Landscapes
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
半導体装置の製造方法に関し、
横方向のチャネリングを抑えてチャネル長を所望の値に
することができ、ショートチャネル効果を抑えて素子特
性を向上させることができる半導体装置の製造方法を提
供することを目的とし、シリコン基板上にゲート絶縁膜
及びゲート電極を形成する工程と、該ゲート電極に対し
て斜め方向から該シリコン基板の結晶性を乱すための第
1のイオンを該ゲート電極下の該シリコン基板まで注入
してアモルファス化された第1のイオン注入領域を形成
する工程と、該第1のイオン注入領域を形成する際の注
入角度よりも小さい注入角度でソース/ドレイン拡散層
を形成するための第2のイオンを該ゲート電極下の該シ
リコン基板まで注入して該第1のイオン注入領域内に低
濃度領域と高濃度領域からなる第2のイオン注入領域を
形成する工程と、該第1、第2のイオン注入領域を熱処
理することにより該第1のイオン注入領域を再結晶化し
て結晶性を回復させるとともに、該第2のイオン注入領
域を活性化して低濃度拡散層と高濃度拡散層からなるソ
ース/ドレイン拡散層を形成する工程とを含むように構
成する。
することができ、ショートチャネル効果を抑えて素子特
性を向上させることができる半導体装置の製造方法を提
供することを目的とし、シリコン基板上にゲート絶縁膜
及びゲート電極を形成する工程と、該ゲート電極に対し
て斜め方向から該シリコン基板の結晶性を乱すための第
1のイオンを該ゲート電極下の該シリコン基板まで注入
してアモルファス化された第1のイオン注入領域を形成
する工程と、該第1のイオン注入領域を形成する際の注
入角度よりも小さい注入角度でソース/ドレイン拡散層
を形成するための第2のイオンを該ゲート電極下の該シ
リコン基板まで注入して該第1のイオン注入領域内に低
濃度領域と高濃度領域からなる第2のイオン注入領域を
形成する工程と、該第1、第2のイオン注入領域を熱処
理することにより該第1のイオン注入領域を再結晶化し
て結晶性を回復させるとともに、該第2のイオン注入領
域を活性化して低濃度拡散層と高濃度拡散層からなるソ
ース/ドレイン拡散層を形成する工程とを含むように構
成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、Gate−Over Lapped(Lig
htly Doped)Drain(GOLD)構造の
MOS−FETの製造方法に適用することができ、特に
、ショートチャネル効果を抑制することができる半導体
装置の製造方法に関する。
htly Doped)Drain(GOLD)構造の
MOS−FETの製造方法に適用することができ、特に
、ショートチャネル効果を抑制することができる半導体
装置の製造方法に関する。
近年来、半導体集積回路の集積度は向上を続け、それに
伴いその構成素子であるMOS)ランジスタの大きさも
縮小してきている。また、その構造も特殊なものが採用
されてきており、いわゆるLDD構造というものがある
。更に、そのLDD構造も凌ぐ構造のものが最近提案さ
れてきており、GOLD構造というものがある。
伴いその構成素子であるMOS)ランジスタの大きさも
縮小してきている。また、その構造も特殊なものが採用
されてきており、いわゆるLDD構造というものがある
。更に、そのLDD構造も凌ぐ構造のものが最近提案さ
れてきており、GOLD構造というものがある。
LDD構造はLDDのすぐ上にゲート電極がないため、
LDD部分の寄生抵抗のためトランスコンダクタンスが
低下し、またホットキャリアに対しても弱くなってしま
うという問題がある。これに対してGOLD構造はLD
D上にもゲート電極がある構造になっているため上記問
題を解消できるという利点があり注目されている。
LDD部分の寄生抵抗のためトランスコンダクタンスが
低下し、またホットキャリアに対しても弱くなってしま
うという問題がある。これに対してGOLD構造はLD
D上にもゲート電極がある構造になっているため上記問
題を解消できるという利点があり注目されている。
第2図(a)〜(e)は従来の半導体装置の製造方法の
一例を説明する図である。図示例の半導体装置はLDD
形PMO3−FETに適用する場合である。
一例を説明する図である。図示例の半導体装置はLDD
形PMO3−FETに適用する場合である。
この図においては、31はSi等からなり例えばn型の
基板、32は例えばn゛型のチャネルストッパ、33は
StO□等からなるフィールド酸化膜、34はSiO□
等からなるゲート酸化膜、35はポリシリコン等からな
るゲート電極、36a、36bはp型の低濃度拡散層、
37はSin、等からなるサイドウオール、38a、3
8bは例えばp゛型の高濃度拡散層、39aは低濃度拡
散層36a及び高濃度拡散層38aからなるソース拡散
層、39bは低濃度拡散層36b及び高濃度拡散層38
bからなるドレイン拡散層、40はSing等からなる
眉間絶縁膜、41a、41b、41cは層間絶縁膜40
に形成されたコンタクトホール、42a、42b、42
cはA1等からなる配線層で、配線層42aはコンタク
トホール41aを介してソース拡散層39aとコンタク
トされる配線であり、配線N42bはコンタクトホール
41bを介してゲート電極35とコンタクトされる配線
であり、配線層42cはコンタクトホール41cを介し
てドレイン拡散層39bとコンタクトされる配線である
。
基板、32は例えばn゛型のチャネルストッパ、33は
StO□等からなるフィールド酸化膜、34はSiO□
等からなるゲート酸化膜、35はポリシリコン等からな
るゲート電極、36a、36bはp型の低濃度拡散層、
37はSin、等からなるサイドウオール、38a、3
8bは例えばp゛型の高濃度拡散層、39aは低濃度拡
散層36a及び高濃度拡散層38aからなるソース拡散
層、39bは低濃度拡散層36b及び高濃度拡散層38
bからなるドレイン拡散層、40はSing等からなる
眉間絶縁膜、41a、41b、41cは層間絶縁膜40
に形成されたコンタクトホール、42a、42b、42
cはA1等からなる配線層で、配線層42aはコンタク
トホール41aを介してソース拡散層39aとコンタク
トされる配線であり、配線N42bはコンタクトホール
41bを介してゲート電極35とコンタクトされる配線
であり、配線層42cはコンタクトホール41cを介し
てドレイン拡散層39bとコンタクトされる配線である
。
次に、その製造方法について説明する。
ここでは、まず例えばCVD法により基板31上にSi
n、及びS is N−を堆積してシリコン酸化膜及び
シリコン窒化膜を形成し、例えばRIEによりシリコン
窒化膜をバターニングしてシリコン窒化膜からなるマス
クを形成した後、例えば不純物がP(リン)のイオン注
入により基板31内にチャネルストッパ32を形成する
。次いで、シリコン窒化膜からなるマスクを用い、LO
CO3により基板31を酸化してフィールド酸化膜33
を形成した後、マスクとして用いたシリコン窒化膜及び
シリコン酸化膜を除去する(第2図(a))。
n、及びS is N−を堆積してシリコン酸化膜及び
シリコン窒化膜を形成し、例えばRIEによりシリコン
窒化膜をバターニングしてシリコン窒化膜からなるマス
クを形成した後、例えば不純物がP(リン)のイオン注
入により基板31内にチャネルストッパ32を形成する
。次いで、シリコン窒化膜からなるマスクを用い、LO
CO3により基板31を酸化してフィールド酸化膜33
を形成した後、マスクとして用いたシリコン窒化膜及び
シリコン酸化膜を除去する(第2図(a))。
次に、第2図(b)に示すように、例えば熱酸化により
基板31を酸化してゲート酸化膜34を形成する。
基板31を酸化してゲート酸化膜34を形成する。
次に、第2図(c)に示すように、例えばCVD法によ
りポリシリコンを堆積し、例えば不純物がBのイオン注
入及び熱処理によりポリシリコン膜をP型にした後、例
えばRIEによりポリシリコン膜をバターニングしてゲ
ート電極35を形成する。次いで、例えば不純物がPの
イオン注入によりゲート電極35をマスクとして基板3
1に不純物を導入してP−型の低濃度拡散層36a、3
6bを形成する。
りポリシリコンを堆積し、例えば不純物がBのイオン注
入及び熱処理によりポリシリコン膜をP型にした後、例
えばRIEによりポリシリコン膜をバターニングしてゲ
ート電極35を形成する。次いで、例えば不純物がPの
イオン注入によりゲート電極35をマスクとして基板3
1に不純物を導入してP−型の低濃度拡散層36a、3
6bを形成する。
次に、第2図(d)に示すように、例えばCVD法によ
りゲート電極35を覆うようにSin、を堆積し、例え
ばRIEによりSin、をエッチハックしてゲート電極
35側壁にサイドウオール37を形成した後、例えば不
純物がAsのイオン注入により、ゲート電極35及びサ
イドウオール37をマスクとして基板31に不純物を導
入してP゛型の高濃度拡散層38a、38bを形成する
。この時、低濃度拡散層36a及び高濃度拡散層38a
からなるソース拡散層39aと低濃度拡散層36b及び
高濃度拡散層38bからなるドレイン拡散層39bとの
LDD構造が形成される。
りゲート電極35を覆うようにSin、を堆積し、例え
ばRIEによりSin、をエッチハックしてゲート電極
35側壁にサイドウオール37を形成した後、例えば不
純物がAsのイオン注入により、ゲート電極35及びサ
イドウオール37をマスクとして基板31に不純物を導
入してP゛型の高濃度拡散層38a、38bを形成する
。この時、低濃度拡散層36a及び高濃度拡散層38a
からなるソース拡散層39aと低濃度拡散層36b及び
高濃度拡散層38bからなるドレイン拡散層39bとの
LDD構造が形成される。
そして、眉間絶縁膜40を形成し、眉間絶縁膜40にコ
ンタクトホール41a、41b、41cを形成した後、
コンタクトホール41a、41b、41cを介してソー
ス拡散層39a、ゲート電極35及びドレイン拡散層3
9bとコンタクトを取るように配線層42a、42b、
42cを各々形成することにより、第2図(e)に示す
ような構造の半導体装置が完成する。
ンタクトホール41a、41b、41cを形成した後、
コンタクトホール41a、41b、41cを介してソー
ス拡散層39a、ゲート電極35及びドレイン拡散層3
9bとコンタクトを取るように配線層42a、42b、
42cを各々形成することにより、第2図(e)に示す
ような構造の半導体装置が完成する。
上記した従来の製造方法では、ゲート電極35をマスク
として低濃度拡散層36a、36bを形成し、ゲート電
極35及びサイドウオール37をマスクとして高濃度拡
散層38a、38bを形成することによりLDD構造の
ソース拡散層39a、ドレイン拡散層39bを形成する
場合であり、LDD構造でない通常のMOS−FETに
較べてドレイン電界を緩和させることができるという利
点がある。しかしながら、近時の厳しい素子微細化の要
求に伴い、更により多くのキャリアを制御することがで
きる構造の半導体装置が要求されるようになってきてい
る。この半導体装置としてはGOLD構造の半導体装置
が知られている。以下、具体的に図面を用いてその製造
方法について説明する。
として低濃度拡散層36a、36bを形成し、ゲート電
極35及びサイドウオール37をマスクとして高濃度拡
散層38a、38bを形成することによりLDD構造の
ソース拡散層39a、ドレイン拡散層39bを形成する
場合であり、LDD構造でない通常のMOS−FETに
較べてドレイン電界を緩和させることができるという利
点がある。しかしながら、近時の厳しい素子微細化の要
求に伴い、更により多くのキャリアを制御することがで
きる構造の半導体装置が要求されるようになってきてい
る。この半導体装置としてはGOLD構造の半導体装置
が知られている。以下、具体的に図面を用いてその製造
方法について説明する。
第3図(a)〜(C)は従来の半導体装置の製造方法の
他の一例を説明する図である。
他の一例を説明する図である。
この図において、第2図と同一符号は同一または相当部
分を示す。
分を示す。
次に、その製造方法について説明する。
ここでは、第3図(a)に示すように、チャネルストッ
パ32の形成からゲート電極35の形成までは第2図で
説明した従来と同様であるので省略し、低濃度拡散層3
6a、36b及び高濃度拡散層38a、38bの形成か
ら説明する。
パ32の形成からゲート電極35の形成までは第2図で
説明した従来と同様であるので省略し、低濃度拡散層3
6a、36b及び高濃度拡散層38a、38bの形成か
ら説明する。
第3図(b)に示すように、ゲート電極35形成後、例
えば不純物がBF2、注入角度(基板31がらの垂直軸
Xに対して傾けた角度)30度のイオン注入及び熱処理
によりBF2”を導入することにより、BF2”がゲー
ト電極35を通過するゲート電極35下の基板31にp
−型の低濃度拡散層36a、36bを形成するとともに
、ゲート電極35とフィールド酸化膜33間の基板31
にp゛型の高濃度拡散層38a、38bを形成する。こ
の時、低濃度拡散層36a及び高濃度拡散層38aから
なるソース拡散層39aと低濃度拡散層36b及び高濃
度拡散層38bからなるドレイン拡散層39bとのGO
LD構造が形成される。
えば不純物がBF2、注入角度(基板31がらの垂直軸
Xに対して傾けた角度)30度のイオン注入及び熱処理
によりBF2”を導入することにより、BF2”がゲー
ト電極35を通過するゲート電極35下の基板31にp
−型の低濃度拡散層36a、36bを形成するとともに
、ゲート電極35とフィールド酸化膜33間の基板31
にp゛型の高濃度拡散層38a、38bを形成する。こ
の時、低濃度拡散層36a及び高濃度拡散層38aから
なるソース拡散層39aと低濃度拡散層36b及び高濃
度拡散層38bからなるドレイン拡散層39bとのGO
LD構造が形成される。
そして、眉間絶縁膜40を形成し、眉間絶縁膜40にコ
ンタクトホール41a、41b、41cを形成した後、
コンタクトホール41a、41b、41cを介してソー
ス拡散層39a、ゲート電極35及びドレイン拡散層3
9bとコンタクトを取るように配線層42a、42b、
42cを形成することにより、第3図(c)に示すよう
な構造の半導体装置が完成する。
ンタクトホール41a、41b、41cを形成した後、
コンタクトホール41a、41b、41cを介してソー
ス拡散層39a、ゲート電極35及びドレイン拡散層3
9bとコンタクトを取るように配線層42a、42b、
42cを形成することにより、第3図(c)に示すよう
な構造の半導体装置が完成する。
上記した第3図に示すGOLD構造の半導体装置の製造
方法では、ゲート電極35で低濃度拡散層36a、36
bをオーバーランプさせるというGOLD構造にするた
めにゲート電極35に対して斜め方向からBF、”を注
入している。しかしながら、この注入されたBF、・は
基板31を構成するSi原子と衝突して解離し、解離し
たB原子がSt格子中を縦方向のみならず横方向にも突
き進み、いわゆるチャネリングという現象を引き起こす
。このように、B原子が横方向にもチャネリングしてし
まい、チャネル長が所望の値よりも短くなり、ショート
チャネル効果を助長してしまうという問題があった。そ
して、最悪の場合、ソース拡散層39aとドレイン拡散
層39bがつながってしまうことがあった。
方法では、ゲート電極35で低濃度拡散層36a、36
bをオーバーランプさせるというGOLD構造にするた
めにゲート電極35に対して斜め方向からBF、”を注
入している。しかしながら、この注入されたBF、・は
基板31を構成するSi原子と衝突して解離し、解離し
たB原子がSt格子中を縦方向のみならず横方向にも突
き進み、いわゆるチャネリングという現象を引き起こす
。このように、B原子が横方向にもチャネリングしてし
まい、チャネル長が所望の値よりも短くなり、ショート
チャネル効果を助長してしまうという問題があった。そ
して、最悪の場合、ソース拡散層39aとドレイン拡散
層39bがつながってしまうことがあった。
そこで本発明は、横方向のチャネリングを抑えてチャネ
ル長を所望の値にすることができ、ショートチャネル効
果を抑えて素子特性を向上させることができる半導体装
置の製造方法を提供することを目的としている。
ル長を所望の値にすることができ、ショートチャネル効
果を抑えて素子特性を向上させることができる半導体装
置の製造方法を提供することを目的としている。
本発明による半導体装置の製造方法は上記目的達成のた
め、シリコン基板上にゲート絶縁膜及びゲート電極を形
成する工程と、該ゲート電極に対して斜め方向から該シ
リコン基板の結晶性を乱すための第1のイオンを該ゲー
ト電極下の該シリコン基板まで注入してアモルファス化
された第1のイオン注入領域を形成する工程と、該第1
のイオン注入領域を形成する際の注入角度よりも小さい
注入角度でソース/ドレイン拡散層を形成するための第
2のイオンを該ゲート電極下の該シリコン基板まで注入
して該第1のイオン注入領域内に低濃度領域と高濃度領
域からなる第2のイオン注入領域を形成する工程と、該
第1、第2のイオン注入領域を熱処理することにより該
第1のイオン注入領域を再結晶化して結晶性を回復させ
るとともに、該第2のイオン注入領域を活性化して低濃
度拡散層と高濃度拡散層からなるソース/ドレイン拡散
層を形成する工程とを含むものである。
め、シリコン基板上にゲート絶縁膜及びゲート電極を形
成する工程と、該ゲート電極に対して斜め方向から該シ
リコン基板の結晶性を乱すための第1のイオンを該ゲー
ト電極下の該シリコン基板まで注入してアモルファス化
された第1のイオン注入領域を形成する工程と、該第1
のイオン注入領域を形成する際の注入角度よりも小さい
注入角度でソース/ドレイン拡散層を形成するための第
2のイオンを該ゲート電極下の該シリコン基板まで注入
して該第1のイオン注入領域内に低濃度領域と高濃度領
域からなる第2のイオン注入領域を形成する工程と、該
第1、第2のイオン注入領域を熱処理することにより該
第1のイオン注入領域を再結晶化して結晶性を回復させ
るとともに、該第2のイオン注入領域を活性化して低濃
度拡散層と高濃度拡散層からなるソース/ドレイン拡散
層を形成する工程とを含むものである。
本発明においては、第1のイオンとしてはSi゛Ge”
等が挙げられる。また、第2のイオンとしてはB”、B
P! 、P”等が挙げられ、B。
等が挙げられる。また、第2のイオンとしてはB”、B
P! 、P”等が挙げられ、B。
BF、”を用いる場合はPMIS−FETを構成するこ
とができ、またP゛を用いる場合はNMIS−FETを
構成することができる。
とができ、またP゛を用いる場合はNMIS−FETを
構成することができる。
本発明は、第1図(C)に示すように、アモルファス化
された第1のイオン注入領域6を形成する際の注入角度
θl (例えば50度)よりも小さい注入角度θ! (
例えば40度)でソース/ドレイン拡散層を形成するた
めの例えばBF2”を打ち込むことにより、予め形成し
たアモルファス化された第1のイオン注入領域6内にソ
ース/ドレイン拡散層を形成するための第2のイオン注
入領域7を形成することができるようになるため、従来
の結晶状態で生じていたような横方向のチャネリングを
生じることな(、所望の位置にソース/ドレイン拡散層
形成のための第2のイオン注入領域7を形成することが
できるようになる。
された第1のイオン注入領域6を形成する際の注入角度
θl (例えば50度)よりも小さい注入角度θ! (
例えば40度)でソース/ドレイン拡散層を形成するた
めの例えばBF2”を打ち込むことにより、予め形成し
たアモルファス化された第1のイオン注入領域6内にソ
ース/ドレイン拡散層を形成するための第2のイオン注
入領域7を形成することができるようになるため、従来
の結晶状態で生じていたような横方向のチャネリングを
生じることな(、所望の位置にソース/ドレイン拡散層
形成のための第2のイオン注入領域7を形成することが
できるようになる。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図(a)〜(d)は本発明に係る半導体装置の製造
方法の一実施例を説明する図である。図示例の半導体装
置はLDD形PMO3−FETに適用する場合である。
方法の一実施例を説明する図である。図示例の半導体装
置はLDD形PMO3−FETに適用する場合である。
この図において、1は例えばn型のシリコン基板、2は
例えばn゛型のチャネルストッパ、3は5i02等から
なるフィールド酸化膜、4はSiO□等からなるゲート
酸化膜、5はポリシリコン等からなるゲート電極、6は
シリコン基板lがアモルファス化された第1のイオン注
入領域、7aはp−型の低濃度領域、7bはp°型の高
濃度領域、7は低濃度領域7aと高濃度領域7bからな
る第2のイオン注入領域、8aはp−型の低濃度拡散層
、8b例えばp°型の高濃度拡散層、8aは低濃度拡散
層8a及び高濃度拡散層8bからなるソース/ドレイン
拡散層、9aはシリコン酸化膜、9bはBPSG膜、9
はシリコン酸化膜9a及びBPSG膜9bからなる層間
絶縁膜、10は層間絶縁膜9に形成されたコンタクトホ
ール、11はAf等からなる配線層である。
例えばn゛型のチャネルストッパ、3は5i02等から
なるフィールド酸化膜、4はSiO□等からなるゲート
酸化膜、5はポリシリコン等からなるゲート電極、6は
シリコン基板lがアモルファス化された第1のイオン注
入領域、7aはp−型の低濃度領域、7bはp°型の高
濃度領域、7は低濃度領域7aと高濃度領域7bからな
る第2のイオン注入領域、8aはp−型の低濃度拡散層
、8b例えばp°型の高濃度拡散層、8aは低濃度拡散
層8a及び高濃度拡散層8bからなるソース/ドレイン
拡散層、9aはシリコン酸化膜、9bはBPSG膜、9
はシリコン酸化膜9a及びBPSG膜9bからなる層間
絶縁膜、10は層間絶縁膜9に形成されたコンタクトホ
ール、11はAf等からなる配線層である。
次に、その製造方法について説明する。
ここでは、まず例えばドライ酸化により基板1を酸化し
て膜厚が例えば200人のシリコン酸化膜を形成し、例
えばCVD法によりシリコン酸化膜上にSi3N、を堆
積して膜厚が例えば1500人のシリコン窒化膜を形成
し、例えばRIEによりシリコン窒化膜をバターニング
してシリコン窒化膜からなるマスクを形成した後、例え
ば不純物がP(リン)、エネルギーが50KeV 、ド
ーズ量が2×10”011−”のイオン注入により基板
1内にP゛を注入してチャネルストッパ2を形成する。
て膜厚が例えば200人のシリコン酸化膜を形成し、例
えばCVD法によりシリコン酸化膜上にSi3N、を堆
積して膜厚が例えば1500人のシリコン窒化膜を形成
し、例えばRIEによりシリコン窒化膜をバターニング
してシリコン窒化膜からなるマスクを形成した後、例え
ば不純物がP(リン)、エネルギーが50KeV 、ド
ーズ量が2×10”011−”のイオン注入により基板
1内にP゛を注入してチャネルストッパ2を形成する。
次いで、シリコン窒化膜からなるマスクを用い、例えば
スチーム酸化により基板31を酸化して膜厚が例えば4
000人のフィールド酸化膜3を形成した後、マスクと
して用いたシリコン窒化膜及びシリコン酸化膜を除去す
る(第1図(a))。
スチーム酸化により基板31を酸化して膜厚が例えば4
000人のフィールド酸化膜3を形成した後、マスクと
して用いたシリコン窒化膜及びシリコン酸化膜を除去す
る(第1図(a))。
次に、第1図(b)に示すように、例えば熱酸化により
基板lを酸化して膜厚が例えば200人のゲート酸化膜
4を形成し、チャネルドープとして例えば不純物がP、
エネルギーが30KeV 、ドーズ量が1 ×1010
13CI”のイオン注入によりシリコン基板1内にP゛
を注入する。なお、このイオン注入後に酸化膜4を除去
して再度ドライ酸化にってゲート酸化膜を新たに形成す
る場合であってもよい。
基板lを酸化して膜厚が例えば200人のゲート酸化膜
4を形成し、チャネルドープとして例えば不純物がP、
エネルギーが30KeV 、ドーズ量が1 ×1010
13CI”のイオン注入によりシリコン基板1内にP゛
を注入する。なお、このイオン注入後に酸化膜4を除去
して再度ドライ酸化にってゲート酸化膜を新たに形成す
る場合であってもよい。
次に、例えばCVD法により全面にポリシリコンを膜厚
が例えば2000人で堆積し、例えば不純物がBF、、
エネルギーが20KeVでドーズ量が2×10” Cs
−”のイオン注入によりポリシリコン膜にBF2を注入
してp型にした後、注入されたB゛を活性化させるため
のアニールを行う。次いで、例えばRIHによりポリシ
リコンをバターニングしてゲート電極5を形成する。
が例えば2000人で堆積し、例えば不純物がBF、、
エネルギーが20KeVでドーズ量が2×10” Cs
−”のイオン注入によりポリシリコン膜にBF2を注入
してp型にした後、注入されたB゛を活性化させるため
のアニールを行う。次いで、例えばRIHによりポリシ
リコンをバターニングしてゲート電極5を形成する。
次に、第1図(C)に示すように、ゲート電極5に対し
て斜め方向からシリコン基板1の結晶性を乱すための例
えばSi゛をゲート電極5下のシリコン基板1まで注入
することにより、シリコン基板lがアモルファス化され
た第1のイオン注入領域6を形成する。この時のイオン
注入条件は例えば注入角度θI (シリコン基板1から
の垂直軸Aに対して傾けた角度)が50度、エネルギー
が20にev、ドーズ量がlXl0”ロー2である。な
お、ここではゲート酸化膜4を介してイオン注入してい
るが、露出しているゲート酸化膜4部分を除去してイオ
ン注入用として再度酸化して50人程度のシリコン酸化
膜を形成してからイオン注入する場合であってもよい。
て斜め方向からシリコン基板1の結晶性を乱すための例
えばSi゛をゲート電極5下のシリコン基板1まで注入
することにより、シリコン基板lがアモルファス化され
た第1のイオン注入領域6を形成する。この時のイオン
注入条件は例えば注入角度θI (シリコン基板1から
の垂直軸Aに対して傾けた角度)が50度、エネルギー
が20にev、ドーズ量がlXl0”ロー2である。な
お、ここではゲート酸化膜4を介してイオン注入してい
るが、露出しているゲート酸化膜4部分を除去してイオ
ン注入用として再度酸化して50人程度のシリコン酸化
膜を形成してからイオン注入する場合であってもよい。
次に、第1のイオン注入領域6を形成する際の注入角度
θ、 50度よりも小さい注入角度θ2 (例えば40
6)でソース/ドレイン拡散層を形成するためのB F
z ”をゲート電極5下のシリコン基板1まで注入す
ることにより、アモルファス化された第1のイオン注入
M域6内にp−型の低濃度領域7aとp゛型の高濃度領
域7bからなる第2のイオン注入領域7を形成する。こ
こでの低濃度領域7aはBF、”がゲート電極5を通過
するゲート電極5下のシリコン基板1に形成され、高濃
度領域7bはゲート電極5とフィールド酸化膜3間のシ
リコン基板1に形成される。
θ、 50度よりも小さい注入角度θ2 (例えば40
6)でソース/ドレイン拡散層を形成するためのB F
z ”をゲート電極5下のシリコン基板1まで注入す
ることにより、アモルファス化された第1のイオン注入
M域6内にp−型の低濃度領域7aとp゛型の高濃度領
域7bからなる第2のイオン注入領域7を形成する。こ
こでの低濃度領域7aはBF、”がゲート電極5を通過
するゲート電極5下のシリコン基板1に形成され、高濃
度領域7bはゲート電極5とフィールド酸化膜3間のシ
リコン基板1に形成される。
次に、第1図(d)に示すように、第1、第2のイオン
注入領域6.7を熱処理することにより、アモルファス
化された第1のイオン注入領域6を再結晶化して結晶性
を回復させるとともに、低濃度領域7aと高濃度領域7
bからなる第2のイオン注入領域7を活性化してP−型
の低濃度拡散層8aとp゛型の高濃度拡散層8bからな
るソース/ドレイン拡散層8を形成し、例えばCVD法
によりゲート電極5を覆うように全面にSiO□、BP
SC,を堆積して膜厚が例えば3000人の層間絶縁膜
9a及び膜厚が例えば7000人のBPSG膜9bから
なる眉間絶縁膜9を形成した後、例えば850℃、20
分の熱処理によりBPSG膜9bをリフローさせる。そ
して、眉間絶縁膜9にコンタクトホール10を形成し、
ソース/ドレイン拡散層8とコンタクトを取るようにA
ffiSi(Si1重量%)からなる膜厚が例えば1.
0μmの配線層11を形成することにより半導体装置が
完成する。
注入領域6.7を熱処理することにより、アモルファス
化された第1のイオン注入領域6を再結晶化して結晶性
を回復させるとともに、低濃度領域7aと高濃度領域7
bからなる第2のイオン注入領域7を活性化してP−型
の低濃度拡散層8aとp゛型の高濃度拡散層8bからな
るソース/ドレイン拡散層8を形成し、例えばCVD法
によりゲート電極5を覆うように全面にSiO□、BP
SC,を堆積して膜厚が例えば3000人の層間絶縁膜
9a及び膜厚が例えば7000人のBPSG膜9bから
なる眉間絶縁膜9を形成した後、例えば850℃、20
分の熱処理によりBPSG膜9bをリフローさせる。そ
して、眉間絶縁膜9にコンタクトホール10を形成し、
ソース/ドレイン拡散層8とコンタクトを取るようにA
ffiSi(Si1重量%)からなる膜厚が例えば1.
0μmの配線層11を形成することにより半導体装置が
完成する。
すなわち上記実施例は、予め、ゲート電極5に対して斜
め方向からシリコン基板1の結晶性を乱すための例えば
Sioをゲート電極5下のシリコン基板1まで注入して
シリコン基板1がアモルファス化された第1のイオン注
入領域6を形成し、次いで、このアモルファス化された
第1のイオン注入領域6を形成する際の注入角度θl
(50度)よりも小さい注入角度θ2 (40度)でソ
ース/ドレイン拡散層を形成するための例えばBF2’
をゲート電極5下のシリコン基板1まで注入することに
より第1のイオン注入領域6内に低濃度領域7aと高濃
度領域7bからなる第2のイオン注入領域7を形成する
ようにしている。このように、アモルファス化された第
1のイオン注入領域6を形成する際の注入角度θ1より
も小さい注入角度θ2でイオンを打ち込むことにより、
予め、アモルファス化された第1のイオン注入領域6内
に第2のイオン注入領域7を形成することができるため
、従来の結晶状態で生じていたような横方向のチャネリ
ングを生じることなく所望の位置に第2のイオン注入領
域7を形成することができる。したがって、チャネル長
を所望の値にすることができ、ショートチャネル効果を
抑えて素子特性を向上させることができる。
め方向からシリコン基板1の結晶性を乱すための例えば
Sioをゲート電極5下のシリコン基板1まで注入して
シリコン基板1がアモルファス化された第1のイオン注
入領域6を形成し、次いで、このアモルファス化された
第1のイオン注入領域6を形成する際の注入角度θl
(50度)よりも小さい注入角度θ2 (40度)でソ
ース/ドレイン拡散層を形成するための例えばBF2’
をゲート電極5下のシリコン基板1まで注入することに
より第1のイオン注入領域6内に低濃度領域7aと高濃
度領域7bからなる第2のイオン注入領域7を形成する
ようにしている。このように、アモルファス化された第
1のイオン注入領域6を形成する際の注入角度θ1より
も小さい注入角度θ2でイオンを打ち込むことにより、
予め、アモルファス化された第1のイオン注入領域6内
に第2のイオン注入領域7を形成することができるため
、従来の結晶状態で生じていたような横方向のチャネリ
ングを生じることなく所望の位置に第2のイオン注入領
域7を形成することができる。したがって、チャネル長
を所望の値にすることができ、ショートチャネル効果を
抑えて素子特性を向上させることができる。
なお、上記実施例では、ソース/ドレイン拡散層8を形
成するための熱処理を第2のイオン注入領域7形成後直
ちに行う場合について説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、BPSG膜9b全9bローさせる
ための熱処理の際に同時に行う場合であってもよい。
成するための熱処理を第2のイオン注入領域7形成後直
ちに行う場合について説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、BPSG膜9b全9bローさせる
ための熱処理の際に同時に行う場合であってもよい。
本発明によれば、横方向のチャネリングを抑えてチャネ
ル長を所望の値にすることができ、ショートチャネル効
果を抑えて素子特性を向上させることができるという効
果がある。
ル長を所望の値にすることができ、ショートチャネル効
果を抑えて素子特性を向上させることができるという効
果がある。
第1図は本発明に係る半導体装置の製造方法の一実施例
の製造方法を説明する図、 第2図は従来例の製造方法の一例を説明する図、第3図
は従来例の製造方法の他の一例を説明する図である。 1・・・・・・シリコン基板、 ・・・・・・ゲート酸化膜、 ・・・・・・ゲート電極、 ・・・・・・第1のイオン注入領域、 a・・・・・・低濃度領域、 b・・・・・・高濃度領域、 ・・・・・・第2のイオン注入領域、 a・・・・・・低濃度拡散層、 b・・−・−高濃度拡散層、 ・・・・・・ソース/ドレイン拡散層。 従来例の製造方法の一例を説明する図 第2図 従来例の製造方法の一例を説明する図 第 図 第 図
の製造方法を説明する図、 第2図は従来例の製造方法の一例を説明する図、第3図
は従来例の製造方法の他の一例を説明する図である。 1・・・・・・シリコン基板、 ・・・・・・ゲート酸化膜、 ・・・・・・ゲート電極、 ・・・・・・第1のイオン注入領域、 a・・・・・・低濃度領域、 b・・・・・・高濃度領域、 ・・・・・・第2のイオン注入領域、 a・・・・・・低濃度拡散層、 b・・−・−高濃度拡散層、 ・・・・・・ソース/ドレイン拡散層。 従来例の製造方法の一例を説明する図 第2図 従来例の製造方法の一例を説明する図 第 図 第 図
Claims (3)
- (1)シリコン基板(1)上にゲート絶縁膜(4)及び
ゲート電極(5)を形成する工程と、 該ゲート電極(5)に対して斜め方向から該シリコン基
板(1)の結晶性を乱すための第1のイオンを該ゲート
電極(5)下の該シリコン基板(1)まで注入してアモ
ルファス化された第1のイオン注入領域(6)を形成す
る工程と、該第1のイオン注入領域(6)を形成する際
の注入角度よりも小さい注入角度でソース/ドレイン拡
散層を形成するための第2のイオンを該ゲート電極(5
)下の該シリコン基板(1)まで注入して該第1のイオ
ン注入領域(6)内に低濃度領域(7a)と高濃度領域
(7b)からなる第2のイオン注入領域(7)を形成す
る工程と、 該第1、第2のイオン注入領域(6、7)を熱処理する
ことにより該第1のイオン注入領域(6)を再結晶化し
て結晶性を回復させるとともに、該第2のイオン注入領
域(7)を活性化して低濃度拡散層(8a)と高濃度拡
散層(8b)からなるソース/ドレイン拡散層(8)を
形成する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製
造方法。 - (2)前記第1のイオンがSi^+またはGe^+であ
ることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方
法。 - (3)前記第2のイオンがB^+またはBF_2^+あ
るいはP^+であることを特徴とする半導体装置の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10092590A JPH04715A (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10092590A JPH04715A (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04715A true JPH04715A (ja) | 1992-01-06 |
Family
ID=14286929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10092590A Pending JPH04715A (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04715A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0417327A (ja) * | 1990-05-10 | 1992-01-22 | Nec Corp | イオン注入方法 |
US5366915A (en) * | 1992-08-28 | 1994-11-22 | Nec Corporation | Process of fabricating floating gate type field effect transistor having drain region gently varied in impurity profile |
US6590126B1 (en) | 1999-03-23 | 2003-07-08 | Nippon Soda Co., Ltd. | Industrial process for the production of diphenyl sulfone compounds |
US7241924B2 (en) | 1999-03-23 | 2007-07-10 | Nippon Soda Co., Ltd. | Industrial process for the production of diphenyl sulfone compounds |
JP2008524840A (ja) * | 2004-12-17 | 2008-07-10 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | 過渡的増速拡散を削減するためのイオン注入方法 |
US7619120B2 (en) | 2001-01-22 | 2009-11-17 | Nippon Soda Co., Ltd. | Processes for the preparation of diphenylsulfone compounds |
-
1990
- 1990-04-17 JP JP10092590A patent/JPH04715A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0417327A (ja) * | 1990-05-10 | 1992-01-22 | Nec Corp | イオン注入方法 |
US5366915A (en) * | 1992-08-28 | 1994-11-22 | Nec Corporation | Process of fabricating floating gate type field effect transistor having drain region gently varied in impurity profile |
US6590126B1 (en) | 1999-03-23 | 2003-07-08 | Nippon Soda Co., Ltd. | Industrial process for the production of diphenyl sulfone compounds |
US7241924B2 (en) | 1999-03-23 | 2007-07-10 | Nippon Soda Co., Ltd. | Industrial process for the production of diphenyl sulfone compounds |
US7619120B2 (en) | 2001-01-22 | 2009-11-17 | Nippon Soda Co., Ltd. | Processes for the preparation of diphenylsulfone compounds |
JP2008524840A (ja) * | 2004-12-17 | 2008-07-10 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | 過渡的増速拡散を削減するためのイオン注入方法 |
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