JPH0368391A - クッション材の製造方法 - Google Patents
クッション材の製造方法Info
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- JPH0368391A JPH0368391A JP20522589A JP20522589A JPH0368391A JP H0368391 A JPH0368391 A JP H0368391A JP 20522589 A JP20522589 A JP 20522589A JP 20522589 A JP20522589 A JP 20522589A JP H0368391 A JPH0368391 A JP H0368391A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C63/00—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
- B29C63/02—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor using sheet or web-like material
- B29C63/025—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor using sheet or web-like material applied by a die matching with the profile of the surface of resilient articles, e.g. cushions, seat pads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〉
本発明はクッションパッドとこれを被覆する表皮材とを
一体化してなるシート用のシートクッション、シートバ
ック、シートカバー等クッション材の製造方法に関する
。
一体化してなるシート用のシートクッション、シートバ
ック、シートカバー等クッション材の製造方法に関する
。
(従来技術)
この種のクッション材は、上下両型のいずれか一方の型
の型面に表皮材を沿わせて配置して同表皮材とその一面
側に配置した所定厚さのクッションパッドとを前記両型
にて互に押圧し、これら表皮材およびクッションパッド
をこれら両者間に介在させた接着剤により互に接着させ
る製造方法が採られている。また、当該製造方法におい
て接着剤としては特開昭62−146614号公報に示
されている接着フィルムのごときホットメルト接着剤や
、溶剤型接着剤が採用されている。
の型面に表皮材を沿わせて配置して同表皮材とその一面
側に配置した所定厚さのクッションパッドとを前記両型
にて互に押圧し、これら表皮材およびクッションパッド
をこれら両者間に介在させた接着剤により互に接着させ
る製造方法が採られている。また、当該製造方法におい
て接着剤としては特開昭62−146614号公報に示
されている接着フィルムのごときホットメルト接着剤や
、溶剤型接着剤が採用されている。
(発明が解決しようとする課題〉
ところで、当該製造方法においてホットメルト接着剤を
採用した場合には耐熱性が問題となり、高い耐熱性が要
求される場合には軟化点、融点等が高い接着剤を採用す
ることになる。このため、クッション材の製造時接着剤
を活性化して接着力を顕在化するには高温にしなければ
ならず、この結果表皮材およびクッションパッドは高温
に曝された状態で押圧されることになって損傷を惹起す
るおそれがあり、特に表皮材においては風合を大きく損
うことになる。
採用した場合には耐熱性が問題となり、高い耐熱性が要
求される場合には軟化点、融点等が高い接着剤を採用す
ることになる。このため、クッション材の製造時接着剤
を活性化して接着力を顕在化するには高温にしなければ
ならず、この結果表皮材およびクッションパッドは高温
に曝された状態で押圧されることになって損傷を惹起す
るおそれがあり、特に表皮材においては風合を大きく損
うことになる。
一方、当該製造方法において溶剤型接着剤を採用した場
合には、同接着剤は表皮材またはクッションパッドの対
向面に塗布された状態において接着力を備えていること
から、表皮材とクッションパッドとが一旦接触するとこ
れらを動かすことができず互に位置合せをすることが不
可能である。
合には、同接着剤は表皮材またはクッションパッドの対
向面に塗布された状態において接着力を備えていること
から、表皮材とクッションパッドとが一旦接触するとこ
れらを動かすことができず互に位置合せをすることが不
可能である。
特にクッションパッドが深い清算凹所を備えている場合
には、かかる凹所の底部に沿わせて表皮材を接着するこ
とは困難である。
には、かかる凹所の底部に沿わせて表皮材を接着するこ
とは困難である。
従って、本発明の目的は当該製造方法において、これら
の問題を解消することにある。
の問題を解消することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記したクッションパッドと表皮材とが一体の
クッション材の製造方法であり、上下両型のいずれか一
方の型の型面に表皮材を沿わせて配置して同表皮材とそ
の一面側に配置した所定厚さのクッションパッドとを前
記両型にて互に押圧し、これら表皮材およびクッション
パッドをこれら両者間に介在させた接着剤により互に接
着させるクッション材の製造方法において、前記表皮材
の配置側の型として通気可能な型を採用するとともに前
記接着剤として反応性ホットメルト接着剤を採用して、
同接着剤を前記表皮材およびクッションパッドの対向面
の少くとも一方に塗布し、かつこれら表皮材およびクッ
ションパッドの押圧時表皮材の配置側の型を通して前記
接着剤に熱気を付与し同接着剤を活性化させることを特
徴とするものである。
クッション材の製造方法であり、上下両型のいずれか一
方の型の型面に表皮材を沿わせて配置して同表皮材とそ
の一面側に配置した所定厚さのクッションパッドとを前
記両型にて互に押圧し、これら表皮材およびクッション
パッドをこれら両者間に介在させた接着剤により互に接
着させるクッション材の製造方法において、前記表皮材
の配置側の型として通気可能な型を採用するとともに前
記接着剤として反応性ホットメルト接着剤を採用して、
同接着剤を前記表皮材およびクッションパッドの対向面
の少くとも一方に塗布し、かつこれら表皮材およびクッ
ションパッドの押圧時表皮材の配置側の型を通して前記
接着剤に熱気を付与し同接着剤を活性化させることを特
徴とするものである。
本発明において反応性ホットメルト接着剤とは従来のホ
ットメルト接着剤に反応性を付与されたもので、加熱溶
融または加熱軟化により被接着物を一旦接着させた後目
から高分子化反応、架橋反応して硬化し接着強度を増大
させるものである。
ットメルト接着剤に反応性を付与されたもので、加熱溶
融または加熱軟化により被接着物を一旦接着させた後目
から高分子化反応、架橋反応して硬化し接着強度を増大
させるものである。
かかる反応性ホットメルト接着剤としては、例えば、ホ
ットメルト接着剤中に活性二重結合を有して紫外線、電
子線等にて硬化するもの、エポキシ基および潜在性硬化
剤を有し熱硬化するもの、−Neo基または一5i(O
R)3基を有し水分にて硬化するもの、−5ll基およ
び金属酸化物触媒を有し酸素にて硬化するもの等を挙げ
ることができ、特にウレタン系の湿式硬化形の接着剤が
好ましい。
ットメルト接着剤中に活性二重結合を有して紫外線、電
子線等にて硬化するもの、エポキシ基および潜在性硬化
剤を有し熱硬化するもの、−Neo基または一5i(O
R)3基を有し水分にて硬化するもの、−5ll基およ
び金属酸化物触媒を有し酸素にて硬化するもの等を挙げ
ることができ、特にウレタン系の湿式硬化形の接着剤が
好ましい。
また、本発明において反応性ホットメルト接着剤を活性
化させるとは同接着剤を加熱して溶融または軟化してホ
ットメルト接着剤としての接着力顕在化させることを意
味し、熱気としては70〜100℃の熱風または水蒸気
等が使用される。
化させるとは同接着剤を加熱して溶融または軟化してホ
ットメルト接着剤としての接着力顕在化させることを意
味し、熱気としては70〜100℃の熱風または水蒸気
等が使用される。
(発明の作用・効果)
本発明に係る製造方法においては、表皮材およびクッシ
ョンパッドの対向面の少くとも一方に塗布された接着剤
は常温では固化状態にあって接着力が潜在化しており、
表皮材およびクッションパッドの互の押圧時に付与され
る熱気により接着力が顕在化してこれら両者を互に接着
する。その後、かかる接着剤は自から硬化して接着力を
増大させ、上記した表皮材およびクッションパッドを一
層強固に接着する。
ョンパッドの対向面の少くとも一方に塗布された接着剤
は常温では固化状態にあって接着力が潜在化しており、
表皮材およびクッションパッドの互の押圧時に付与され
る熱気により接着力が顕在化してこれら両者を互に接着
する。その後、かかる接着剤は自から硬化して接着力を
増大させ、上記した表皮材およびクッションパッドを一
層強固に接着する。
しかして、表皮材およびクッションパッドの押圧前接着
剤は接着力を潜在化させているため、これら両者は接着
することがなくて互に位置合せをすることができるとと
もに、クッションパッドに深い凹所等がある場合にも表
皮材を押圧力にて凹所内に押込んで同凹所の底部に沿わ
せることができ、その後の接着剤の接着力の顕在化によ
り表皮材を凹所の底部に沿わせて接着させることができ
る。
剤は接着力を潜在化させているため、これら両者は接着
することがなくて互に位置合せをすることができるとと
もに、クッションパッドに深い凹所等がある場合にも表
皮材を押圧力にて凹所内に押込んで同凹所の底部に沿わ
せることができ、その後の接着剤の接着力の顕在化によ
り表皮材を凹所の底部に沿わせて接着させることができ
る。
また、接着剤は表皮材およびクッションパッドを互に接
着させた後目から硬化して接着力を増大させるものであ
り、かつ接着部位が極めて高い耐熱性を有することから
、接着部位に高い耐熱性を付与すべく軟化点、融点の高
い接着剤を採用する必要がない、このため、表皮材およ
びクッションパッドは製造時に高温に曝された状態で押
圧されることがなく、これら両者が損傷されないととも
に表皮材の風合が大きく損われることもない。
着させた後目から硬化して接着力を増大させるものであ
り、かつ接着部位が極めて高い耐熱性を有することから
、接着部位に高い耐熱性を付与すべく軟化点、融点の高
い接着剤を採用する必要がない、このため、表皮材およ
びクッションパッドは製造時に高温に曝された状態で押
圧されることがなく、これら両者が損傷されないととも
に表皮材の風合が大きく損われることもない。
(実施例)
以下本発明に係る製造方法の一実施例を図面に基づいて
説明するに、第1図〜第3図には車両用シートを構成す
るシートバックの製造方法が示されている。当該シート
バックはポリウレタンホームからなるクッションバッド
11と織物を起毛した表皮12からなる表皮材とにより
構成されており、これら両者11.12は接着剤を介し
て互に接着されて一体化されている。
説明するに、第1図〜第3図には車両用シートを構成す
るシートバックの製造方法が示されている。当該シート
バックはポリウレタンホームからなるクッションバッド
11と織物を起毛した表皮12からなる表皮材とにより
構成されており、これら両者11.12は接着剤を介し
て互に接着されて一体化されている。
しかして、クッションバッド11は上型14と下型15
間にて公知の方法で発泡成形されたもので、第1図に示
すように表皮12との接着に先立って接着剤を加熱溶融
状態でその表面にスプレー塗布して冷却し、同表面に薄
い接着剤7113を形式する3本実施例において使用し
ている接着剤はポリエステル系イソシアネートプレポリ
マーを主成分とする湿気硬化形ホットメルト接着剤で、
市販の「ハイボン4832J (日立化戒ポリマー株式
会社製、登録商標)である、当該接着剤のスプレー塗布
は120℃で加熱溶融した状態で行い、クッションバッ
ド11の表面に対して50〜100g/m”の量を塗布
し、その後常温に冷却して固化する。
間にて公知の方法で発泡成形されたもので、第1図に示
すように表皮12との接着に先立って接着剤を加熱溶融
状態でその表面にスプレー塗布して冷却し、同表面に薄
い接着剤7113を形式する3本実施例において使用し
ている接着剤はポリエステル系イソシアネートプレポリ
マーを主成分とする湿気硬化形ホットメルト接着剤で、
市販の「ハイボン4832J (日立化戒ポリマー株式
会社製、登録商標)である、当該接着剤のスプレー塗布
は120℃で加熱溶融した状態で行い、クッションバッ
ド11の表面に対して50〜100g/m”の量を塗布
し、その後常温に冷却して固化する。
下型15は多数の通気孔15aを有する中空状のもので
、流通孔15bを通してスチーム、負圧が選択的に供給
される0表皮12は下型15の型面15cに載置され、
その上面にクッションバッド11が載置されてこれら両
者11.12の位置合せが行われる。この場合、接着剤
層13は接着力を潜在化させているため、クッションバ
ッド11と表皮12との位置合せが自由に行われる。か
かる状態でこれら両者11.12を上型14と下型15
間にて0.05〜0.1kg/cm2の力で互に押圧し
、この間第2図に示すように下型15に70〜80℃の
スチームを供給し、その型面15c上に矢印で示すよう
に噴出させる。これにより、接着剤層13は加熱されて
活性化し接着力を顕在化させ、クッションバッド11と
表皮12を接着させる。この場合、スチームに換えて熱
風を供給してもよい。
、流通孔15bを通してスチーム、負圧が選択的に供給
される0表皮12は下型15の型面15cに載置され、
その上面にクッションバッド11が載置されてこれら両
者11.12の位置合せが行われる。この場合、接着剤
層13は接着力を潜在化させているため、クッションバ
ッド11と表皮12との位置合せが自由に行われる。か
かる状態でこれら両者11.12を上型14と下型15
間にて0.05〜0.1kg/cm2の力で互に押圧し
、この間第2図に示すように下型15に70〜80℃の
スチームを供給し、その型面15c上に矢印で示すよう
に噴出させる。これにより、接着剤層13は加熱されて
活性化し接着力を顕在化させ、クッションバッド11と
表皮12を接着させる。この場合、スチームに換えて熱
風を供給してもよい。
接着剤の活性化処理は接着剤の塗布後4〜5時間以内に
行うことが好ましい。
行うことが好ましい。
その後、下型15にスチームに換えて負圧を供給し、下
型15内を第3図に示すように吸引状態にして接着部位
を冷却して接着剤を固化する。これにより、接着剤に初
期の接着力を発揮させ、その後クッションバッド11お
よび表皮12の一体物を両型14.15から取出し、こ
の一体物を適宜の状態で空気中に放置する。例えば、こ
の一体物はシートのシートバックを構成するものである
ことから、シートバックフレームに組付けられて放置さ
れる。接着剤は空気中に放置中空気中の水分を吸収して
自から架橋反応を進行させ、48時間程度で高接着力を
発揮して接着部位の耐熱性を120℃程度まで向上させ
る。なお、上記の接着剤を固化するには負圧に換えて冷
風を下型15に供給してもよい。
型15内を第3図に示すように吸引状態にして接着部位
を冷却して接着剤を固化する。これにより、接着剤に初
期の接着力を発揮させ、その後クッションバッド11お
よび表皮12の一体物を両型14.15から取出し、こ
の一体物を適宜の状態で空気中に放置する。例えば、こ
の一体物はシートのシートバックを構成するものである
ことから、シートバックフレームに組付けられて放置さ
れる。接着剤は空気中に放置中空気中の水分を吸収して
自から架橋反応を進行させ、48時間程度で高接着力を
発揮して接着部位の耐熱性を120℃程度まで向上させ
る。なお、上記の接着剤を固化するには負圧に換えて冷
風を下型15に供給してもよい。
クッションバッド11と表皮12とを一体化してなるシ
ートバックは上記したごとく高い耐熱性を有するが、製
造工程において表皮12は100°C以上の高温に曝さ
れることがないから、表皮12に起毛倒れが発生するこ
とがなくて起毛倒れに起因する表皮12の表面損傷が発
生することがない。
ートバックは上記したごとく高い耐熱性を有するが、製
造工程において表皮12は100°C以上の高温に曝さ
れることがないから、表皮12に起毛倒れが発生するこ
とがなくて起毛倒れに起因する表皮12の表面損傷が発
生することがない。
また、当該製造方法においては、接着剤の活性化前にク
ッションバッド11と表皮12とを互に押圧することが
ら、クッションバッド11に深い凹所があっても表皮1
2は同凹所に押込まれてその底部に沿うため、その後の
接着剤の活性化により表皮12を上記凹所の底部に沿わ
せて接着させることができる。
ッションバッド11と表皮12とを互に押圧することが
ら、クッションバッド11に深い凹所があっても表皮1
2は同凹所に押込まれてその底部に沿うため、その後の
接着剤の活性化により表皮12を上記凹所の底部に沿わ
せて接着させることができる。
なお、上記実施例においては表皮12のみからなる表皮
材の例について示したが、表皮材として表皮およびカバ
ーバッド一体のものを採用することができる。
材の例について示したが、表皮材として表皮およびカバ
ーバッド一体のものを採用することができる。
第1図〜第3図は本発明に係る製造方法の製造工程を概
略的に示すもので、第1図はクッションバッドに接着剤
を塗布する工程、第2図はクッションパッドと表皮との
押圧状態で接着剤を活性化する工程、第3図は同接着剤
を固化する工程である。 符 号 の 説 明 11・・・クッションパッド、12・・・表皮(表皮材
)、13・・・接着剤層、14・・・上型、15・・・
下型。
略的に示すもので、第1図はクッションバッドに接着剤
を塗布する工程、第2図はクッションパッドと表皮との
押圧状態で接着剤を活性化する工程、第3図は同接着剤
を固化する工程である。 符 号 の 説 明 11・・・クッションパッド、12・・・表皮(表皮材
)、13・・・接着剤層、14・・・上型、15・・・
下型。
Claims (1)
- 上下両型のいずれか一方の型の型面に表皮材を沿わせて
配置して同表皮材とその一面側に配置した所定厚さのク
ッションパッドとを前記両型にて互に押圧し、これら表
皮材およびクッションパッドをこれら両者間に介在させ
た接着剤により互に接着させるクッション材の製造方法
において、前記表皮材の配置側の型として通気可能な型
を採用するとともに前記接着剤として反応性ホットメル
ト接着剤を採用して、同接着剤を前記表皮材およびクッ
ションパッドの対向面の少くとも一方に塗布し、かつこ
れら表皮材およびクッションパッドの押圧時表皮材の配
置側の型を通して前記接着剤に熱気を付与し同接着剤を
活性化させることを特徴とするクッション材の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1205225A JPH0785757B2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | クッション材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1205225A JPH0785757B2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | クッション材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0368391A true JPH0368391A (ja) | 1991-03-25 |
JPH0785757B2 JPH0785757B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=16503483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1205225A Expired - Lifetime JPH0785757B2 (ja) | 1989-08-08 | 1989-08-08 | クッション材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0785757B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5372667A (en) * | 1991-08-09 | 1994-12-13 | Tokyo Seat Co., Ltd. | Method of manufacturing a seat using adhesive |
EP0676271A1 (en) * | 1994-04-05 | 1995-10-11 | Ikeda Bussan Co., Ltd. | Method of manufacturing article including integrated cover material |
FR2731380A1 (fr) * | 1995-03-06 | 1996-09-13 | Roth Sa Freres | Procede de solidarisation par collage d'une coiffe sur une matelassure en forme, notamment en mousse de polyurethane |
FR2731379A1 (fr) * | 1995-03-06 | 1996-09-13 | Roth Sa Freres | Procede de solidarisation par collage d'une coiffe sur une matelassure en forme, notamment en mousse de polyurethane |
US7090739B2 (en) | 2001-09-19 | 2006-08-15 | Nhk Spring Co., Ltd. | Method of manufacturing a seat |
JP2008190159A (ja) * | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Sansho:Kk | 介護用水洗トイレユニット |
JP2009160748A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Midori Hokuyo Kk | 皮革積層体、皮革と樹脂フォームの接着方法および皮革積層体の製造方法 |
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