JPH0368042A - ファイルアクセス方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明はファイルアクセス方式に関し、特に複数のファ
イル利用者（ファイルを利用するユーザプログラム等）
からのファイルアクセスを管理するファイルアクセス方
式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のファイルアクセス方式では、各ファイル
利用者によるファイルアクセスにおいて、そのファイル
アクセスの対象のファイルを識別するためのファイル名
として、ファイル利用者およびファイル提供者（ファイ
ル利用者によるファイルアクセスに応じて当該ファイル
利用者にファイルを提供するシステムプログラム等）の
双方により実ファイル名（ファイル提供者が管理する実
際のファイル名）が使用されていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のファイルアクセス方式では、ファイルア
クセスの対象のファイルを識別するためのファイル名と
して実ファイル名が使用されておリ、実ファイル名は全
てのファイル利用者およびファイル提供者にとって一意
でなければならないので、ファイルアクセスのためのフ
ァイル名の付与についてファイル利用者間で互いに干渉
しなければならないという欠点がある。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、ファイル提供者に管
理されている実ファイル名に左右されることなく自由に
（他のファイル利用者から干渉されることなく、他のフ
ァイル利用者に干渉することなく〉、各ファイル利用者
がファイルアクセスに使用するファイル名の付与を行う
ことができるファイルアクセス方式を提供することにあ
る。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のファイルアクセス方式は、複数のファイル利用
者からのファイルアクセスを管理するファイルアクセス
方式において、ファイルアクセスの対象のファイルの仮
想ファイル名を記憶する各ファイル利用者内の仮想ファ
イル名記憶部と、この仮想ファイル名記憶部に記憶され
ている仮想ファイル名と実ファイル名との対応を記憶す
る変換表と、各ファイル利用者からの仮想ファイル名に
よるファイルアクセスに対して前記変換表の参照により
仮想ファイル名から実ファイル名への変換を行い実ファ
イル名によるファイルアクセスを行ってファイルアクセ
スの対象のファイルをファイル利用者に提供するファイ
ルアクセス手段とを有する。

〔作用） 本発明のファイルアクセス方式では、各ファイル利用者
内の仮想ファイル名記位部がファイルアクセスの対象の
ファイルの仮想ファイル名を記憶し、変換表が仮想ファ
イル名記憶部に記憶されている仮想ファイル名と実ファ
イル名との対応を記憶し、ファイルアクセス手段が各フ
ァイル利用者からの仮想ファイル名によるファイルアク
セスに対して変換表の参照により仮想ファイル名から実
ファイル名への変換を行い実ファイル名によるファイル
アクセスを行ってファイルアクセスの対象のファイルを
ファイル利用者に提供する。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明のファイルアクセス方式の一実施例の
構成を示すブロック図である０本実施例のファイルアク
セス方式は、複数のファイル利用者ｌ　（ファイル利用
者名がｒＸＪであるファイル利用者１　（以下、ファイ
ル利用者Ｘという）およびファイル利用者名がｒＹＪで
あるファイル利用者１　（以下、ファイル利用者Ｙとい
う）を含む）と、ファイル提供者２と、各ファイル利用
者１が実際に処理したいファイルを記憶する実フアイル
記憶部３とを含んで構成されている。

各ファイル利用者１は、ファイルアクセスの際にファイ
ルを識別するために使用する仮想ファイル名（実ファイ
ル名から独立したものであり、各ファイル利用者１が他
のファイル利用者ｌの干渉を受けずに各ファイルに付与
することができるファイル名）を記憶する仮想ファイル
名記憶部１１を保持している。

ファイル提供者２は、仮想ファイル名を実フアイル記憶
部３内のファイルの実ファイル名に変換するための変換
表２１と、ファイル利用者１からのファイルアクセスの
際に変換表２１を用いて仮想ファイル名を実ファイル名
に変換して実フアイル記憶部３内のファイルアクセスの
対象のファイルをファイル利用者１に提供する（ファイ
ルアクセスせしめる）ファイルアクセス手段２２とを含
んで構成されている。

第２図を参照すると、変換表２１内の各レコード（変換
レコード）は、ファイル利用者名と、仮想ファイル名と
、実ファイル名とを含んで構成されている（各ファイル
利用者１は、あらかしめ自己が利用するファイルの仮想
ファイル名を変換表２１に登録しておく）。

第３図を参照すると、ファイル利用者１毎に保持されて
いる仮想ファイル名記憶部１１は、各ファイル利用者１
が利用するファイルの仮想ファイル名を記憶している（
第３図に示すファイル利用者ＸおよびＹの仮想ファイル
名記憶部１１は、ファイル利用者ＸおよびＹが利用する
ファイルの仮想ファイル名ｒＡＪ、ｒＢＪおよび「Ｃ」
　（ここでは、ファイル利用者ＸおよびＹについて共通
の仮想ファイル名が使用されている）を記憶している）
。

次に、このように構成された本実施例のファイルアクセ
ス方式の動作について説明する。

ファイル利用者１は、ファイルアクセスの対象のファイ
ルのファイル名として仮想ファイル名記憶部１１内の仮
想ファイル名の１つを選択し、ファイル提供者２内のフ
ァイルアクセス手段２２を起動する。

ファイルアクセス手段２２は、変換表２１を参照して、
ファイル利用者１から提出された仮想ファイル名と当該
ファイル利用者１のファイル利用者名とを有する変換レ
コードを抽出し、その変換レコード中の実ファイル名に
よりファイルアクセスの対象のファイルの実ファイル名
を決定する。

さらに、ファイルアクセス手段２２は、上述のようにし
て決定した実ファイル名により実フアイル記憶部３内の
ファイルのファイルアクセスを行い、ファイルアクセス
の対象のファイルを当該ファイル利用者１に提供する。

例えば、ファイル利用者Ｘが仮想ファイル名のｒＢＪを
選択してファイル提供者２内のファイルアクセス手段２
２を起動すると、ファイルアクセス手段２２は以下に示
す処理を行う。

まず、ファイル利用者名のｒＸＪと仮想ファイル名のｒ
ＢＪとを有する変換レコードを変換表２１から抽出する
。

次に、その変換レコード中の実ファイル名の「ｂ」をフ
ァイルアクセスの対象のファイルの実ファイル名として
決定する。

さらに、その決定に基づき、実ファイル名が「ｂ」であ
る実フアイル記憶部３内のファイル（ファイル利用者Ｘ
にとっての仮想ファイル名が「Ｂ」であるファイル）の
ファイルアクセスを行い、そのファイルをファイル利用
者Ｘに提供する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、複数のファイル利用者か
らのファイルアクセスを実現する際に、ファイル利用者
にとっては仮想ファイル名によるファイルアクセスが可
能になり、仮想ファイル名を実ファイル名に変換する変
換表を用いることでファイル提供者にとっては実ファイ
ル名によるファイルアクセスが可能になることにより、
ファイル提供者に管理されている実ファイル名に左右さ
れることなく自由に、各ファイル利用者がファイルアク
セスに使用するファイル名の付与を行うことができるよ
うになるという効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、 第２図は第１図中の変換表の構成および内容の一例を示
す図、 第３図は第１図中の仮想ファイル名記位部の構成および
内容の一例を示す図である。 図において、 １・・・ファイル利用者、 ２・・・ファイル提供者、 ３・・・実フアイル記憶部、 １１・・・仮想ファイル名記憶部、 ２１・・・変換表、 ２２・・・ファイルアクセス手段である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数のファイル利用者からのファイルアクセスを管理す
   るファイルアクセス方式において、ファイルアクセスの
   対象のファイルの仮想ファイル名を記憶する各ファイル
   利用者内の仮想ファイル名記憶部と、 この仮想ファイル名記憶部に記憶されている仮想ファイ
   ル名と実ファイル名との対応を記憶する変換表と、 各ファイル利用者からの仮想ファイル名によるファイル
   アクセスに対して前記変換表の参照により仮想ファイル
   名から実ファイル名への変換を行い実ファイル名による
   ファイルアクセスを行ってファイルアクセスの対象のフ
   ァイルをファイル利用者に提供するファイルアクセス手
   段と を有することを特徴とするファイルアクセス方式。