JPH0366175B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 《発明の技術分野》 本発明は、自動車用のドアミラーに関する。特
に外部からの衝撃を緩和するとともに、人為的に
車体外部より突出したドアミラーのミラーハウジ
ングを傾倒せしめ、もつて、ドアミラーを車体外
側より内側に傾倒保持せしめるべく成した傾倒機
構を備えた緩衝式のドアミラーに関する。

《従来技術とその問題点》 従来の電動格納式ドアミラーは、たとえば実開
昭60−58553号公報記載のものがある。これによ
ると、ドア（車体）に対しベースの回転軸を介し
て回転可能にハウジングを設置し、この回転軸を
歯車手段を介してモータの駆動軸に連結して、ハ
ウジングがモータにより回動してドア（車体）側
に格納できるようにしたものである。

一般に自動車用のドアミラーＤは、第１図に示
すように車体の外側よりｌだけ突出して配置され
ることが多かつた。

これはドアミラーに設けられたミラーが平面鏡
であること、又運転者の視点に近いこと等から、
従来のフエンダーミラーの如きミラー面積すなわ
ち視界映像面積では充分な後方視界を得ることが
できず、そのためミラーを大きく構成することと
なり、従つてドアミラー全体が大型化する所以で
あつた。

この為、前記の如く、車体外側より突出した部
分に外部の物や人等が接触し、思わぬ事故等が生
ずる危険性があつた。又その突出分ｌが車両の輸
送時の積載量増加分となり、輸送コストを上昇す
る要因となるばかりか、車庫入れの際の障害とな
る場合があつた。

従つて、上記したような電動格納式のドアミラ
ーは、車庫入れの際に障害等が生じた場合、前記
モータが回動しなくとも、外力によりミラーハウ
ジングが傾倒し、衝撃を緩和するように、傾倒機
構を備えた緩衝式のドアミラーとして、実開昭58
−33339号に開示されているような構成が採用さ
れていた。すなわちミラーを調整自在に保持した
ミラーハウジング（ミラー本体）と取付用ベース
とをヒンジプレートで連結するとともにミラーハ
ウジング（ミラー本体）を２本の引張りコイルス
プリングによつて取付用ベースに圧着保持させ、
外部から衝撃を受けた場合には、前記引張りコイ
ルスプリングに抗してミラーハウジング（ミラー
本体）を衝撃方向に傾倒させることによつて、衝
撃を緩和するとともに、車輌の輸送時あるいは車
庫入れの際は、ミラーハウジング（ミラー本体）
を人為的に強制傾倒せしめミラーハウジング（ミ
ラー本体）を取付用ベースとの間に傾倒保持部材
（保持板）を介在させることによつて、ミラーハ
ウジング（ミラー本体）を取付用ベースに対して
傾倒状態に保持せしめていた。

しかしながら、この様な従来技術にあつては、
２本の引張りコイルスプリングによつてミラーハ
ウジング（ミラー本体）と取付用ベースに圧着
し、その引張りコイルスプリングに抗してミラー
ハウジング（ミラー本体）を傾倒することによつ
て外部からの衝撃を緩和する構成であるため衝撃
を受けた時に前記の引張りコイルスプリングの傾
倒に対する抗力が思わぬ障害となつて、損傷を大
きくする危険性がある。又輸送時や車庫入れの際
に人為的にミラーハウジング（ミラー本体）を取
付用ベースに対して傾倒させる場合にも前記引張
りコイルスプリングに抗する力を加えその間に傾
倒保持部材（ヒンジプレート）を介在させる必要
があり、力の弱いものには、かなりの負担になつ
ていた。又前記傾倒保持部材（ヒンジプレート）
は、緩衝式ドアミラーと別個の構成として設けら
れているため紛失したりする恐れがあつた。

更に、電動格納式のドアミラーにあつては、上
記した傾倒機構は、モータよりミラーハウジング
への回転伝達手段とは別個に構成するもので、ミ
ラーハウジングが衝撃に対して傾倒した場合、回
転伝達手段の歯車噛合部に大きな衝撃が加わるこ
ととなり、歯車の歯部の破損や、モータが過負荷
となり損傷にもつながることがあり、このため、
歯車の歯巾を大きくしたりモータの大型化等の対
策を必要とし、ドアミラーが益々大型化すること
となつていた。この大型化は自動車のドアミラー
として使用する場合には、最も危惧すべきことで
ある。

《発明の目的》 本発明は、たとえハウジングに衝撃が加わつて
も、歯車手段やモータ等の駆動機構には、その衝
撃力が伝達しないようにした傾倒機構を備えた緩
衝式のドアミラーを提供することを目的とするも
のである。

《発明の構成》 本発明のドアミラーは、車体に固定されたベー
スに回動軸を介して傾倒可能に軸支したミラーハ
ウジング内に駆動機構のモータを配設し、このモ
ータの出力軸に少なくともウオーム歯車を有する
歯車群を固定し、該歯車群の最終歯車を前記回動
軸に取付けた歯車に噛合させ、前記回動軸に設け
た過負荷防止部と、該過負荷防止部の下方におけ
るミラーハウジングおよびベースに設けた緩衝部
とを有するドアミラーにおいて、前記過負荷防止
部は前記ベースに設けた凸円錐状の軸受と該軸受
に圧接嵌合しミラーハウジングに設けた凹円錐状
の軸受とを有し、前記緩衝部は前記ベースの支持
部底面とこの底面に対向する前記ベースに取付け
た回動軸のフランジと該フランジおよび前記支持
部底面の間に設けた前記回転軸に所定以上のトル
クが掛かつた場合に該回転軸を回転させる回転軸
トルク規制機構を有し、且つ前記過負荷防止部お
よび緩衝部の圧接をスプリングにより保持する圧
接保持機構を更に有し、過負荷防止部の圧接保持
力より緩衝部の圧接保持力を大きくしたことを特
徴とするものである。

《実施例の説明》 以下、添付図面について、本発明のドアミラー
の一実施例につき、第２図乃至第５図に基づい
て、詳述する。

ミラーハウジング２は開口にミラー１を自在継
手（図示しない）を介して調整自在に保持する概
略長短形の箱状をしている。そしてミラーハウジ
ング２のベース３側は円弧状に形成され、かつ下
方部分には鉤状のベース３の支持部２１が形成さ
れている。更に該支持部２１のミラーハウジング
２の内方には、駆動機構４のモータ４１と取付部
２２とを有する蓋２４ａと該蓋２４ａと軸受２４
との間に形成された駆動機構４のウオームギア４
３とウオームホイール４４を収納する空隙２３と
前記空隙２３と嵌合部２１との間に形成した凸円
錐状の軸受２４とが設けられている。

ベース３は、車体（図示しない）に固着される
ベース本体３１と、前記ミラーハウジング２を回
動可能に支持する支持部３２とを備え、前記支持
部３２はミラーハウジング２の鉤状の嵌合部２１
と対応する如く概略鉤状を成しかつ凹円錐状の軸
受３３がミラーハウジング２側に突出されてい
る。

回動軸５は第４図に示すように中空状の軸５４
と該軸５４の中間部に形成されたウオーム歯車４
３の取付部５５とベース３の支持部材３２の底面
に滑動部材９を介して面接するフランジ５２とを
備え、前記軸５４の上部スプリング受け７の嵌合
溝５６が形成されている。そして、前記フランジ
５２には、第５図に示す如く120°間隔で３つの嵌
合孔５２ａが設けられている。

滑動部材９はボールベアリングで構成され、前
記回動軸５のフランジ５２の嵌合溝５２ａに嵌合
しミラーハウジング２のベース３に対する回転傾
動をスムースにさせている。

上記の如く構成されたミラーハウジング２とベ
ース３及び回動軸５とスプリング６とは第４図に
示す如く組付けられる。すなわち先ずベース３の
支持部３２に形成した凸円錐状の軸受３３の貫通
孔３３ａに回動軸５の軸５４を貫通配置する。

この時に回動軸５のフランジ５２に形成した嵌
合孔５２ａとベース３の底面との間にはボールベ
アリングが配置されている。そして前記軸受３３
の上方からミラーハウジング２の軸受２４を嵌合
しその上にウオームホイール４４を前記軸５４の
取付部５５に回転不能に嵌合し、ミラーハウジン
グ２の空隙部２３内に配設する。

そしてウオーム歯車４３とモータ４１の出力軸
４１ａに固定したホイール歯車４１ｂと各々噛合
する如く配設し、蓋２３ａで密閉し、モータ４１
を前記蓋２３ａ上の取付部２２上に配設する。こ
の時に前記蓋２３ａに設けられた前記軸５３ａの
貫通孔５４ａは周囲にＯリング４２を配置し、密
閉効果を高めている。そして、回動軸５の上端に
スプリング受け７を介してスプリング６を取付部
２３に縮設する。尚モータ４のコード４１ｃは軸
５４の中空部５４ｂを貫通して外部に導出され
る。

上記の構成で明らかなように、ミラーハウジン
グ２とベース３との凹円錐状の軸受２４と凸円錐
状の軸受３３とによつて周接され、それらの周接
面の圧接をコイルスプリング６が保持して、圧接
保持機構を構成している。かつ軸５４と蓋２３ａ
との間はＯリング４２によつて密閉されている。
そして回動軸５のフランジ５２とベース３の支持
部３２の底面とは該底面に設けたボールベアリン
グ等の滑動部材９をフランジ５２ａに形成した嵌
合孔５２ａに挿入して、回転軸５に所定以上のト
ルクが掛かつた場合に該回転軸５を回転させる回
転軸トルク規制機構を構成している。

ここにおいて、前記ベース３に設けた凸円錐状
の軸受３３と該軸受３３に圧接嵌合するミラーハ
ウジング２に設けた凹円錐状の軸受２４と該軸受
２４および軸受３３の圧接をスプリング６により
保持する圧接保持機構とで過負荷防止部を構成
し、前記ベース３の支持部３２の底面とこの底面
に対向する前記ベース３に取付けた回動軸５のフ
ランジ５２とこれら支持部３２の底面とフランジ
５２との間に設けた回転軸トルク規制機構および
フランジ５２の圧接をスプリングにより保持する
前記圧接保持機構とで緩衝部を構成することとな
る。なお、５１はモータケースを示す。

次に本発明の作動について説明すると、先ずミ
ラーハウジング２を第６図に示すように室内のス
イツチにより遠隔操作で人為的にベース３に対し
て回動傾倒させる場合には例えばミラーハウジン
グ２を後方に傾倒させる場合は駆動機構４のモー
タ４１を回転させその出力軸に固定したホイール
ギア４１ｂとウオームギア４３を介してウオーム
ホイール４４に伝達するとウオームホイール４４
は回動軸５の軸５４の取付部５５に回転不能に取
付けられており、かつ回動軸５とベース３の支持
部３２とが滑動部材９および嵌合孔５２ａが構成
する回転軸トルク規制機構により規制されている
為、ウオームギア４３は自転しながら、ウオーム
ホイール４４の周囲を噛合回転する。従つて前記
ウオームギア４３の固着したミラーハウジング２
はその軸受２４とベース３の軸受３３との周接面
に周接しながら後方に回転傾倒する。この時回動
軸５にフランジ５２に設けられた嵌合孔５２ａ内
に回転軸トルク規制機構の滑動部材９が介在して
いるために、所定以上のトルクが回転軸に掛かる
と、その滑動部材９がベース３の軸受３３の底面
をころがる為、きわめてスムースに回動傾倒でき
る。

又図示しないが逆にミラーハウジング２とベー
ス３側に対して前方に回動傾倒せしめた場合に
は、モータ５１を逆転することによつてウオーム
ギア４３をウオームホイール４４に対して逆方向
に回転かつ公転させることによつて同様に達成さ
れる。

次に第７図の如く、ミラーハウジング２に外力
Ｐ（P₁）が加わつた場合にはウオームホイール４
４とウオームギア４３とが噛合し、回転しない為
にミラーハウジング２と回動軸５とが固定した状
態となり、ラチエツト機構によつて回動軸５を下
方に下げて、外力は軸受２４，３３の過負荷防止
部の圧接係合及び回動軸５のフランジ５２の嵌合
孔５２ａと嵌合圧接しているベースの軸受底面の
滑動部材９との緩衝部の周接面との圧接係合をス
プリング６に抗して解除しミラーハウジング２を
ベース３に対して回動させる。

この時ベース３の軸受３３の外周面３３ａをミ
ラーハウジング２の軸受２４が周接するとともに
回動軸５が滑動部材９とともにベース３上を回転
しミラーハウジング２をベースに対して回動傾倒
させる。

第８図は回動軸５とベース３との間に介在され
る滑動部材の他の実施例を示したもので、この例
にあつてはボールベアリングに替えて適度な摩擦
力を有する牛皮等の摩擦体９１を挿入して回転軸
トルク規制機構を構成するものであり、通常人為
的にミラーハウジング２を回動傾倒する場合には
回動軸をベース３に対してそのままの位置に保
ち、第７図の如く外力Ｐ（P₁）が加わつた時にの
み回動軸５とともに回転するように成したもの
で、この例にあつては、外力P₁によつてミラー
ハウジングがある程度回動傾倒しても、ミラーハ
ウジング２を人為的に操作して通常位置に視界を
調整することができる。

又、上記回転軸トルク規制機構は、第４図に示
すボールベアリングに替えて、実公昭58−3995号
公報等に記載された公知の凹凸部を利用して、回
転軸５のフランジ５２およびベース３の支持部材
３２の一方に凸部を設け、他方にこの凸部が挿入
する凹部を設けて構成しても良い。

上記実施例において、過負荷防止部の圧接保持
力より緩衝部の圧接保持力が大きくなるように構
成したので、ミラーハウジング２に外力が加わつ
た時に過負荷防止部と緩衝部とは同時に圧接回動
することとなる。また下方の緩衝部の圧接保持状
態を先に解除し、その後に上方の過負荷防止部の
圧接保持状態を解除して、周接回動させるために
は過負荷防止部と緩衝部との圧接保持力を過負荷
防止部の方をわずか強いトルクとするために回動
軸５のフランジ５２の嵌合孔５２ａと係合圧接す
るベース２の軸受底面に設けた滑動部材９の嵌合
を浅くして外力に対して緩衝部の圧接保持を先に
解除し、その後に上方の過負荷防止部の圧接保持
を解除することができる。即ち滑動部材９の大き
さと嵌合状態の深さにより調整することにより達
成できるものである。さらには、本実施例におい
てはスプリング６を回動軸５の外周の上部に縮設
したが、これに限定することなく１つのスプリン
グを過負荷防止部と緩衝部との間、或いは緩衝部
の回動軸５の外周に縮設してもよい。さらには過
負荷防止部を回動軸に設けた歯車の上方または下
方に圧接保持する摩擦或いは突起等の係合部材を
設けて圧接を解除させてもよい。即ちモータ等の
駆動機構の過負荷を防止する手段と緩衝する手段
とは回動軸上にスプリングを介して縮設されたミ
ラーハウジングをベースに対して回動傾倒してド
アミラーを車体側にスムースに傾倒せしめ、よつ
て人や物に損傷を与えることなく、しかもモータ
等を破損や損傷を起こすことがない衝撃を緩和で
きるドアミラーを得ることができる。

《発明の効果》 上記のように構成する本発明のドアミラーにあ
つては、次のような効果を有するものである。

(1) 本発明にあつては、ミラーハウジングを船積
或いは車庫入れの際等に遠隔操作で人為的に回
動傾倒させる場合にその駆動機構の歯車が回動
中心を成す回動軸に固定された歯車上を自転し
ながら公転するために、少ない駆動力でしかも
滑らかに該回動傾倒が成される。

(2) 前記歯車にウオーム歯車とウオームホイール
等を用いることができ、この場合、モータの回
転は減速比が大きくとれ、しかもバツクラツシ
ユが少なくかつ強度が大きいため小型のモータ
を使用でき全体を小型化できる。

(3) ミラーハウジングとベースとは各々凹・凸円
錐状の軸受の過負荷防止部によつて周接されて
いるために、その当接面の面積が大きくとれ、
振動に対してミラーハウジングがぶれることも
少ない。

(4) 外部衝撃を受けたときには、歯車同志が固定
されるためその衝撃力がモータに伝達されモー
タを破損することも少なく、しかもミラーハウ
ジングはベースに対して回動傾倒させることが
でき衝撃による損傷を緩和することができる。
しかもミラーハウジングを確実にベースに対し
て回動傾倒させることができ衝撃による損傷を
緩和することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、ドアミラーの車体への取付状態を示
した説明図、第２図乃至第８図は、本発明のドア
ミラーを示し、第２図は一部破断した正面図、第
３図は第２図のＡ−Ａ断面図、第４図は第３図の
Ｂ−Ｂ断面図、第５図は第２図のＣ矢視図、第６
図はミラーハウジングを遠隔操作によつて人為的
に車体後方に回動傾倒させた状態を示す一部破断
した平面図、同じく前方に回動傾倒した状態を示
す一部破断した平面図、第７図は外部衝撃を受け
てミラーハウジングが車体後方に回動傾倒した状
態を示す一部破断した平面図、第８図は本発明の
他の実施例を示した第４図に相当する断面図であ
る。 １……ミラー、２……ミラーハウジング、２１
……嵌合部、２３……空隙、２４……凹円錐状の
軸受、３……ベース、３２……支持部、３３……
凸円錐状の軸受、４……駆動機構、４１……モー
タ、４１ａ……出力軸、４３……ウオームギア、
４４……ウオームホイール、５……回動軸、５２
……フランジ、５２ａ……嵌合孔、６……スプリ
ング、９，９１……滑動部材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 車体に固定されたベースに回動軸を介して傾
   倒可能に軸支したミラーハウジング内に駆動機構
   のモータを配設し、このモータの出力軸に少なく
   ともウオーム歯車を有する歯車群を固定し、該歯
   車群の最終歯車を前記回動軸に取付けた歯車に噛
   合させ、前記回動軸に設けた過負荷防止部と、該
   過負荷防止部の下方におけるミラーハウジングお
   よびベースに設けた緩衝部とを有するドアミラー
   において、前記過負荷防止部は前記ベースに設け
   た凸円錐状の軸受と該軸受に圧接嵌合するように
   ミラーハウジングに設けた凹円錐状の軸受とを有
   し、前記緩衝部は前記ベースの支持部底面とこの
   底面に対向する前記ベースに取付けた回動軸のフ
   ランジとの間に設けられ前記回転軸に所定以上の
   トルクが掛かつた場合に該回転軸を回転させる回
   転軸トルク規制機構を有し、且つ前記過負荷防止
   部および緩衝部の圧接をスプリングにより保持す
   る圧接保持機構を更に有し、過負荷防止部の圧接
   保持力より緩衝部の圧接保持力を大きくしたこと
   を特徴とするドアミラー。 ２ 前記ベースの支持部底面に設けたボールベア
   リングで構成する滑動部材を前記回動軸のフラン
   ジに形成した嵌合孔に挿入して前記回転軸トルク
   規制機構を構成したことを特徴とする実用新案登
   録請求の範囲第１項記載のドアミラー。 ３ 前記ベースの支持部底面と前記回動軸のフラ
   ンジとの間に摩擦体で構成する滑動部材を挿入し
   て前記回転軸トルク規制機構を構成したことを特
   徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記載のド
   アミラー。