JPH0525700B2 - - Google Patents
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- JPH0525700B2 JPH0525700B2 JP59007603A JP760384A JPH0525700B2 JP H0525700 B2 JPH0525700 B2 JP H0525700B2 JP 59007603 A JP59007603 A JP 59007603A JP 760384 A JP760384 A JP 760384A JP H0525700 B2 JPH0525700 B2 JP H0525700B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- visor
- stay
- side gear
- motor
- mirror
- Prior art date
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 5
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 7
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R1/00—Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
- B60R1/02—Rear-view mirror arrangements
- B60R1/06—Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
- B60R1/062—Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position
- B60R1/07—Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators
- B60R1/074—Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior with remote control for adjusting position by electrically powered actuators for retracting the mirror arrangements to a non-use position alongside the vehicle
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ドアミラー等の可倒式アウタミラー
において、ミラーを保持したバイザの回動操作を
行なうバイザ駆動装置に関するものである。
において、ミラーを保持したバイザの回動操作を
行なうバイザ駆動装置に関するものである。
自動車等の車両用アウタミラーは、外力が加わ
つた場合にバイザが前後方向に倒れる構造となつ
たいわゆる可倒式のものが一般的であるが、これ
は接触時の衝撃を緩和するためのものであり、接
触した場合に傷や破損などが生ずる可能性までな
くすことはできない。ところが、最近乗用車用と
して普及し始めたドアミラーは、横方向への飛び
出し量が大きく、車体の最大幅以上に飛び出して
いるために、通常のフエンダミラー装着車の感覚
で車庫入れや駐車などを行なうと、ドアミラーが
車庫や他の車に接触するという問題が生じやすい
ものであり、その都度手動で倒す必要があつた。
つた場合にバイザが前後方向に倒れる構造となつ
たいわゆる可倒式のものが一般的であるが、これ
は接触時の衝撃を緩和するためのものであり、接
触した場合に傷や破損などが生ずる可能性までな
くすことはできない。ところが、最近乗用車用と
して普及し始めたドアミラーは、横方向への飛び
出し量が大きく、車体の最大幅以上に飛び出して
いるために、通常のフエンダミラー装着車の感覚
で車庫入れや駐車などを行なうと、ドアミラーが
車庫や他の車に接触するという問題が生じやすい
ものであり、その都度手動で倒す必要があつた。
上記した問題に対して、車室内でのスイツチ操
作によるモータの回転でバイザを回動させる可倒
式アウタミラーのバイザ駆動装置が提供されてい
る。
作によるモータの回転でバイザを回動させる可倒
式アウタミラーのバイザ駆動装置が提供されてい
る。
上記したモータの回転でのみバイザを回動させ
る構成とした場合、バイザに他物が接触して大き
な外力が加わつた場合、バイザが回動して衝撃を
回避出来ないために、バイザに損傷が発生する問
題がある。また、モータにより回動されるバイザ
が所定角度範囲回動して回動規制手段と当接して
停止された後に、まだモータの回転が停止せずに
回転し続けていると、モータに過負荷がかかる問
題がある。
る構成とした場合、バイザに他物が接触して大き
な外力が加わつた場合、バイザが回動して衝撃を
回避出来ないために、バイザに損傷が発生する問
題がある。また、モータにより回動されるバイザ
が所定角度範囲回動して回動規制手段と当接して
停止された後に、まだモータの回転が停止せずに
回転し続けていると、モータに過負荷がかかる問
題がある。
本発明は、上記した問題に鑑みてなされたもの
で、ミラーを保持したバイザを、車両に固定され
るステーの前後方向に回動可能に支持してなる可
倒式アウタミラーのバイザ駆動装置において、 ステーに突設した回転軸と同軸にステー側ギヤ
を取り付け、該ステー側ギヤへ上記バイザに設け
られた駆動モータの回転力を伝達するバイザ駆動
部を設け、該バイザ駆動部の上記ステー側ギヤを
含めるギヤ列中に上記駆動モータにより回転され
るウオームと該ウオームと噛み合うウオームギヤ
を設けた構成とし、 上記回転軸に設けた突起と、回転軸を挿入する
バイザに固定されたブラケツトの座部に設けた回
動規制部によりバイザの回動範囲を規制する構成
とし、 かつ、上記バイザ駆動部からの回動力伝達経路
中にスリツプ動作するスリツプ手段を設け、該ス
リツプ手段は所定値以上の外力が加わつた時及び
バイザがモータの回転によつて回動される時であ
つてその回動が上記回動規制部によつて規制され
た後にもモータが回転し続ける時にスリツプ動作
をすることを特徴とする可倒式アウタミラーのバ
イザ駆動装置を提供するものである。
で、ミラーを保持したバイザを、車両に固定され
るステーの前後方向に回動可能に支持してなる可
倒式アウタミラーのバイザ駆動装置において、 ステーに突設した回転軸と同軸にステー側ギヤ
を取り付け、該ステー側ギヤへ上記バイザに設け
られた駆動モータの回転力を伝達するバイザ駆動
部を設け、該バイザ駆動部の上記ステー側ギヤを
含めるギヤ列中に上記駆動モータにより回転され
るウオームと該ウオームと噛み合うウオームギヤ
を設けた構成とし、 上記回転軸に設けた突起と、回転軸を挿入する
バイザに固定されたブラケツトの座部に設けた回
動規制部によりバイザの回動範囲を規制する構成
とし、 かつ、上記バイザ駆動部からの回動力伝達経路
中にスリツプ動作するスリツプ手段を設け、該ス
リツプ手段は所定値以上の外力が加わつた時及び
バイザがモータの回転によつて回動される時であ
つてその回動が上記回動規制部によつて規制され
た後にもモータが回転し続ける時にスリツプ動作
をすることを特徴とする可倒式アウタミラーのバ
イザ駆動装置を提供するものである。
すなわち、駆動モータを運転するバイザ駆動部
からの回動力伝達経路を介して、バイザがステー
に対して相対的に回動し、前方あるいは後方に倒
れて横方向への飛び出しをなくすことができる。
また外力が加わつた場合には、回動力伝達経路の
スリツプ手段のスリツプ動作でバイザを回動させ
ることが出来る。さらに、バイザがモータにより
回動されて規制範囲に達して停止した後もモータ
が回転し続ける場合には、スリツプ手段のスリツ
プ動作でモータに過負荷がかかるのを防止する。
からの回動力伝達経路を介して、バイザがステー
に対して相対的に回動し、前方あるいは後方に倒
れて横方向への飛び出しをなくすことができる。
また外力が加わつた場合には、回動力伝達経路の
スリツプ手段のスリツプ動作でバイザを回動させ
ることが出来る。さらに、バイザがモータにより
回動されて規制範囲に達して停止した後もモータ
が回転し続ける場合には、スリツプ手段のスリツ
プ動作でモータに過負荷がかかるのを防止する。
一方、回動規制部により設定された範囲では、
スリツプ手段はスリツプ動作せずに、バイザを介
してミラーろ所要位置に保持している。
スリツプ手段はスリツプ動作せずに、バイザを介
してミラーろ所要位置に保持している。
次に、図示の実施例により本発明を具体的に説
明する。
明する。
第1図及び第2図は第1の実施例であり、図に
おいては、1はステー、2はバイザ、3はミラー
である。ステー1は車体への取付用ねじ部4を有
し、下部には側方へ突出した支持アーム5が形成
され、支持アーム5にはバイザ2を回動可能に支
持する回転軸6が上向きに突設されている。ミラ
ー3はミラーホルダ7に保持され、バイザ2の内
部に固定された上下駆動ユニツト8に設けられた
ピボツト受け9にミラーホルダ7のピボツト(図
示せず)を嵌合することにより、バイザ2に傾動
可能に取付けられている。
おいては、1はステー、2はバイザ、3はミラー
である。ステー1は車体への取付用ねじ部4を有
し、下部には側方へ突出した支持アーム5が形成
され、支持アーム5にはバイザ2を回動可能に支
持する回転軸6が上向きに突設されている。ミラ
ー3はミラーホルダ7に保持され、バイザ2の内
部に固定された上下駆動ユニツト8に設けられた
ピボツト受け9にミラーホルダ7のピボツト(図
示せず)を嵌合することにより、バイザ2に傾動
可能に取付けられている。
11はバイザ取付用のブラケツトであり、ビス
12によつてバイザ2に固定され、下部には回転
軸6の細径部6aに嵌挿される座部13が一体に
形成されている。14は回転軸6の基部の太径部
6bに嵌挿されるステー側ギヤであり、キー15
aとキー溝15bにより回り止めされている。座
部13はこのステー側ギヤ14の上に重ねて嵌挿
され、更にブラケツト圧接用のコイルスプリング
16とワツシヤ17を嵌め、止め輪18を回転軸
6の止め輪溝19に固定することにより、バイザ
2は回転軸6を中心として前後方向(第1図の紙
面に垂直な方向)に回動可能に支持される。回転
軸6の細径部6aには突起6cが形成され、これ
に対応して座部13には第2図bに示すように、
扇状の切欠部13aが形成されており、突起6c
と切欠部13aの組合せによつてバイザ2の回動
範囲が規制される。
12によつてバイザ2に固定され、下部には回転
軸6の細径部6aに嵌挿される座部13が一体に
形成されている。14は回転軸6の基部の太径部
6bに嵌挿されるステー側ギヤであり、キー15
aとキー溝15bにより回り止めされている。座
部13はこのステー側ギヤ14の上に重ねて嵌挿
され、更にブラケツト圧接用のコイルスプリング
16とワツシヤ17を嵌め、止め輪18を回転軸
6の止め輪溝19に固定することにより、バイザ
2は回転軸6を中心として前後方向(第1図の紙
面に垂直な方向)に回動可能に支持される。回転
軸6の細径部6aには突起6cが形成され、これ
に対応して座部13には第2図bに示すように、
扇状の切欠部13aが形成されており、突起6c
と切欠部13aの組合せによつてバイザ2の回動
範囲が規制される。
21はバイザ側ギヤであつて、バイザ2に設け
られている軸受部22に取付けられた軸ピン23
によつて回転自在に支持され、且つステー側ギヤ
14と噛み合うように配置されており、バイザ側
ギヤ21の上にはスペーサ24とウオームギヤ2
5が重ねて配置され、更にギヤ圧接用のコイルス
プリング26が嵌められて、ウオームギヤ25を
スペーサ24を介してバイザ側ギヤ21方向に圧
接している。ウオームギヤ25には駆動モータ2
7の出力軸に固定されたウオーム28が噛み合つ
ており、駆動モータ27は固定金具29とビス3
0によりバイザ2に取付けられている。31は駆
動モータ27、各種ギヤ28,25,21,14
等によつて構成されるバイザ駆動部を示す。
られている軸受部22に取付けられた軸ピン23
によつて回転自在に支持され、且つステー側ギヤ
14と噛み合うように配置されており、バイザ側
ギヤ21の上にはスペーサ24とウオームギヤ2
5が重ねて配置され、更にギヤ圧接用のコイルス
プリング26が嵌められて、ウオームギヤ25を
スペーサ24を介してバイザ側ギヤ21方向に圧
接している。ウオームギヤ25には駆動モータ2
7の出力軸に固定されたウオーム28が噛み合つ
ており、駆動モータ27は固定金具29とビス3
0によりバイザ2に取付けられている。31は駆
動モータ27、各種ギヤ28,25,21,14
等によつて構成されるバイザ駆動部を示す。
上下駆動ユニツト8には、駆動モータ33とこ
れによつて第1図の紙面に垂直な方向に駆動され
る駆動ロツド34等が設けられており、駆動ロツ
ド34の先端はミラーホルダ7に形成された連結
部(図示せず)に連結されている。この駆動ロツ
ド34はピボツト受け9の上方に位置しており、
ミラーホルダ7を押し引きすることによつてミラ
ーホルダ7、すなわち、ミラー3の上下方向の姿
勢が調整される。
れによつて第1図の紙面に垂直な方向に駆動され
る駆動ロツド34等が設けられており、駆動ロツ
ド34の先端はミラーホルダ7に形成された連結
部(図示せず)に連結されている。この駆動ロツ
ド34はピボツト受け9の上方に位置しており、
ミラーホルダ7を押し引きすることによつてミラ
ーホルダ7、すなわち、ミラー3の上下方向の姿
勢が調整される。
バイザ駆動部31の駆動モータ27及び上下駆
動ユニツト8の駆動モータ33は、運転席に設け
られた操作スイツチ(図示せず)に接続されてお
り、スイツチ操作に応じて正転あるいは逆転する
ようになつている。35はリード線である。
動ユニツト8の駆動モータ33は、運転席に設け
られた操作スイツチ(図示せず)に接続されてお
り、スイツチ操作に応じて正転あるいは逆転する
ようになつている。35はリード線である。
本実施例は以上のような構成であり、上述のよ
うにミラー3の上下調整は駆動モータ33の運転
によつて行なわれる。一方、左右調整は次のよう
に行なわれる。
うにミラー3の上下調整は駆動モータ33の運転
によつて行なわれる。一方、左右調整は次のよう
に行なわれる。
すなわち、駆動モータ27をスイツチ操作によ
つて運転すると、ウオーム28によつてウオーム
ギヤ25が回転し、この回転はスペーサ24を介
してバイザ側ギヤ21に伝達され、バイザ側ギヤ
21も同時に回転する。そしてバイザ側ギヤ21
が噛み合つているステー側ギヤ14はステー1に
対して回転できないため、バイザ側ギヤ21が設
けられているバイザ2がステー1に対して回動す
ることになり、バイザ2の水平面内での姿勢が変
化してミラー3の左右方向の姿勢が調整されるの
である。
つて運転すると、ウオーム28によつてウオーム
ギヤ25が回転し、この回転はスペーサ24を介
してバイザ側ギヤ21に伝達され、バイザ側ギヤ
21も同時に回転する。そしてバイザ側ギヤ21
が噛み合つているステー側ギヤ14はステー1に
対して回転できないため、バイザ側ギヤ21が設
けられているバイザ2がステー1に対して回動す
ることになり、バイザ2の水平面内での姿勢が変
化してミラー3の左右方向の姿勢が調整されるの
である。
更に駆動モータ27の運転が継続されると、通
常のアウタミラーとしての調整範囲を超えてバイ
ザ2が回動し、バイザ2の端部が車体の最大幅よ
り内側に入る状態までバイザ2は倒れることにな
る。そして、突起6cと切欠部13aによつて規
制される角度まで倒れると、スペーサ24に対し
てウオームギヤ25あるいはバイザ側ギヤ21が
スリツプし、それ以上の傾倒は行なわれなくな
る。
常のアウタミラーとしての調整範囲を超えてバイ
ザ2が回動し、バイザ2の端部が車体の最大幅よ
り内側に入る状態までバイザ2は倒れることにな
る。そして、突起6cと切欠部13aによつて規
制される角度まで倒れると、スペーサ24に対し
てウオームギヤ25あるいはバイザ側ギヤ21が
スリツプし、それ以上の傾倒は行なわれなくな
る。
また、このスペーサ24の部分でのスリツプ
は、バイザに大きな外力が加わつた場合にも発生
し、この場合には駆動モータ27に無関係にバイ
ザ2が回動して他物との接触時の衝撃が吸収さ
れ、あるいは手動によるバイザ2の傾倒が可能に
なるのである。
は、バイザに大きな外力が加わつた場合にも発生
し、この場合には駆動モータ27に無関係にバイ
ザ2が回動して他物との接触時の衝撃が吸収さ
れ、あるいは手動によるバイザ2の傾倒が可能に
なるのである。
なお、バイザ2の姿勢は、通常、運転席側のも
ので、真横に対して120°程度後方に傾斜した状態
が標準となつているので、後方へ70°程度、前方
は130°程度回動できるようにしておけば、ほぼ車
体に平行な位置まで傾倒させることができ、また
助手席側のものでは24°程度後方に傾斜した状態
が標準であるから、これに応じてバイザ2の回動
可能な角度を規制しておけばよい。
ので、真横に対して120°程度後方に傾斜した状態
が標準となつているので、後方へ70°程度、前方
は130°程度回動できるようにしておけば、ほぼ車
体に平行な位置まで傾倒させることができ、また
助手席側のものでは24°程度後方に傾斜した状態
が標準であるから、これに応じてバイザ2の回動
可能な角度を規制しておけばよい。
第3図は第2の実施例であり、第1の実施例の
ようなスペーサ24によるスリツプ手段を用い
ず、節度ボールによる節度機構をスリツプ手段と
したものを示す。
ようなスペーサ24によるスリツプ手段を用い
ず、節度ボールによる節度機構をスリツプ手段と
したものを示す。
すなわち、ウオームギヤ25とバイザ側ギヤ2
1とは直結されており、ステー側ギヤ14の下面
に第3図bに示すように節度用凹部41を設け、
これに対応して回転軸6の基部上面に設けた穴4
2に節度ばね43によつて上向きに付勢された節
度ボール44を収納し、節度ボール44を節度用
凹部41に嵌合させてある。従つて、通常はステ
ー側ギヤ14はステー1に固定されており、駆動
モータ27の運転によつてバイザ2が回転軸6を
中心として回動するが、大きな外力がバイザ2に
加えられた場合、あるいはバイザ2が規制位置ま
で回動した後は節度ボール44が節度用凹部41
から脱出し、ステー側ギヤ14とステー1との間
でスリツプが発生するのである。
1とは直結されており、ステー側ギヤ14の下面
に第3図bに示すように節度用凹部41を設け、
これに対応して回転軸6の基部上面に設けた穴4
2に節度ばね43によつて上向きに付勢された節
度ボール44を収納し、節度ボール44を節度用
凹部41に嵌合させてある。従つて、通常はステ
ー側ギヤ14はステー1に固定されており、駆動
モータ27の運転によつてバイザ2が回転軸6を
中心として回動するが、大きな外力がバイザ2に
加えられた場合、あるいはバイザ2が規制位置ま
で回動した後は節度ボール44が節度用凹部41
から脱出し、ステー側ギヤ14とステー1との間
でスリツプが発生するのである。
この第2の実施例では、ウオームギヤ25の径
をバイザ側ギヤ21の径より大きくして駆動モー
タ27のトルク不足を補つているが、駆動モータ
27に低速高トルク型のモータを使用した場合に
は、ステー側ギヤ14をウオームギヤとしてこれ
に駆動モータ27のウオーム28を直接噛み合わ
せてもよい。またスリツプ手段としての節度機構
はボールを用いず凹凸面の組合せによつて構成す
ることもできる。
をバイザ側ギヤ21の径より大きくして駆動モー
タ27のトルク不足を補つているが、駆動モータ
27に低速高トルク型のモータを使用した場合に
は、ステー側ギヤ14をウオームギヤとしてこれ
に駆動モータ27のウオーム28を直接噛み合わ
せてもよい。またスリツプ手段としての節度機構
はボールを用いず凹凸面の組合せによつて構成す
ることもできる。
第4図はこのような構造とした第3の実施例で
あり、バイザ側ギヤ21を兼ねたウオーム28を
ステー側ギヤ14に噛み合わせ、またステー側ギ
ヤ14の下面と回転軸6の基部上面にそれぞれ断
面山型の凹凸面45a,45bを形成してある。
従つて、通常はステー側ギヤ14がコイルスプリ
ング16によつて下方に圧接され、凹凸面45
a,45bが噛み合つて駆動モータ27が運転さ
れるとバイザ2が回動するが、大きな外力がバイ
ザ2に加えられた場合等には、コイルスプリング
16の付勢力に抗して凹凸面45a,45b間で
スリツプが発生するのであり、この実施例におい
ては部品点数が少なく、構造が極めて簡素化され
る。
あり、バイザ側ギヤ21を兼ねたウオーム28を
ステー側ギヤ14に噛み合わせ、またステー側ギ
ヤ14の下面と回転軸6の基部上面にそれぞれ断
面山型の凹凸面45a,45bを形成してある。
従つて、通常はステー側ギヤ14がコイルスプリ
ング16によつて下方に圧接され、凹凸面45
a,45bが噛み合つて駆動モータ27が運転さ
れるとバイザ2が回動するが、大きな外力がバイ
ザ2に加えられた場合等には、コイルスプリング
16の付勢力に抗して凹凸面45a,45b間で
スリツプが発生するのであり、この実施例におい
ては部品点数が少なく、構造が極めて簡素化され
る。
以上の実施例の説明により明らかなように、本
発明はステー側ギヤと噛み合つたバイザ側ギヤを
回転させることによつて、バイザをステーに対し
て相対的に回動させてバイザを傾倒させること
で、運転席等に適宜に設けられたスイツチの操作
による遠隔操作でバイザを自由に傾倒させて横方
向への飛び出し量を少なくすることができる。そ
のため、横方向の飛び出し量の大きいドアミラー
等に適用することにより、車庫入れの場合などに
おける接触事故を未然に防止することが容易とな
る。
発明はステー側ギヤと噛み合つたバイザ側ギヤを
回転させることによつて、バイザをステーに対し
て相対的に回動させてバイザを傾倒させること
で、運転席等に適宜に設けられたスイツチの操作
による遠隔操作でバイザを自由に傾倒させて横方
向への飛び出し量を少なくすることができる。そ
のため、横方向の飛び出し量の大きいドアミラー
等に適用することにより、車庫入れの場合などに
おける接触事故を未然に防止することが容易とな
る。
また、モータによる回動力伝達経路にスリツプ
手段を設けているため、バイザが他物に接触して
所定値以上の外力がバイザに作用した時、上記ス
リツプ手段がスリツプ動作して、モータと無関係
にバイザを回動させ、他物との接触時の衝撃を吸
収しバイザの損傷発生を防止することが出来る。
手段を設けているため、バイザが他物に接触して
所定値以上の外力がバイザに作用した時、上記ス
リツプ手段がスリツプ動作して、モータと無関係
にバイザを回動させ、他物との接触時の衝撃を吸
収しバイザの損傷発生を防止することが出来る。
また、バイザがモータの回転によつて回動され
る時であつて、その回動が規制された範囲まで回
動したにもかかわらずモータが回転し続ける時
も、上記スリツプ手段のスリツプ動作で、バイザ
への回動力の伝達が遮断され、モータに過負荷が
かかるのを防止すると共に所定の規制範囲以上に
バイザが傾倒するのを防止出来る。
る時であつて、その回動が規制された範囲まで回
動したにもかかわらずモータが回転し続ける時
も、上記スリツプ手段のスリツプ動作で、バイザ
への回動力の伝達が遮断され、モータに過負荷が
かかるのを防止すると共に所定の規制範囲以上に
バイザが傾倒するのを防止出来る。
なお、本発明においては、バイザ駆動装置にミ
ラーの左右方向の調整機構を兼用させることがで
き、従来のアウタミラーにおける左右調整機構が
不要となるので、全体としては部品点数の増加は
わずかですみ、構造が複雑化することは避けられ
る。
ラーの左右方向の調整機構を兼用させることがで
き、従来のアウタミラーにおける左右調整機構が
不要となるので、全体としては部品点数の増加は
わずかですみ、構造が複雑化することは避けられ
る。
第1図は本発明の一実施例の一部破断正面図、
第2図aは同上の要部の分解斜視図、第2図bは
同上のブラケツト座部の断面図、第3図aは他の
実施例の要部の分解斜視図、第3図bは同上のス
テー側ギヤの側面図、第4図は別の実施例の要部
の分解斜視図である。 1……ステー、2……バイザ、3……ミラー、
6……回転軸、14……ステー側ギヤ、16,2
6……コイルスプリング、21……バイザ側ギ
ヤ、24……スペーサ、27……駆動モータ、3
1……バイザ駆動部、41……節度用凹部、44
……節度ボール、45a,45b……凹凸面。
第2図aは同上の要部の分解斜視図、第2図bは
同上のブラケツト座部の断面図、第3図aは他の
実施例の要部の分解斜視図、第3図bは同上のス
テー側ギヤの側面図、第4図は別の実施例の要部
の分解斜視図である。 1……ステー、2……バイザ、3……ミラー、
6……回転軸、14……ステー側ギヤ、16,2
6……コイルスプリング、21……バイザ側ギ
ヤ、24……スペーサ、27……駆動モータ、3
1……バイザ駆動部、41……節度用凹部、44
……節度ボール、45a,45b……凹凸面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ミラーを保持したバイザを、車両に固定され
るステーの前後方向に回動可能に支持してなる可
倒式アウタミラーのバイザ駆動装置において、 ステーに突設した回転軸と同軸にステー側ギヤ
を取り付け、該ステー側ギヤへ上記バイザに設け
られた駆動モータの回転力を伝達するバイザ駆動
部を設け、該バイザ駆動部の上記ステー側ギヤを
含めるギヤ列中に上記駆動モータにより回転され
るウオームと該ウオームと噛み合うウオームギヤ
を設けた構成とし、 上記回転軸に設けた突起と、回転軸を挿入する
バイザに固定されたブラケツトの座部に設けた回
動規制部によりバイザの回動範囲を規制する構成
とし、 かつ、上記バイザ駆動部からの回動力伝達経路
中にスリツプ動作するスリツプ手段を設け、該ス
リツプ手段は所定値以上の外力が加わつた時及び
バイザがモータの回転によつて回動される時であ
つてその回動が上記回動規制部によつて規制され
た後にもモータが回転し続ける時にスリツプ動作
をすることを特徴とする可倒式アウタミラーのバ
イザ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59007603A JPS60151142A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 可倒式アウタミラ−のバイザ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59007603A JPS60151142A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 可倒式アウタミラ−のバイザ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60151142A JPS60151142A (ja) | 1985-08-09 |
JPH0525700B2 true JPH0525700B2 (ja) | 1993-04-13 |
Family
ID=11670373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59007603A Granted JPS60151142A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 可倒式アウタミラ−のバイザ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60151142A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6237543U (ja) * | 1985-08-26 | 1987-03-05 | ||
JPS61203854U (ja) * | 1985-02-01 | 1986-12-22 | ||
JPS61222841A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-03 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 車両用ミラ−装置 |
JPS62144743U (ja) * | 1986-03-10 | 1987-09-12 | ||
JPH0425391Y2 (ja) * | 1986-06-04 | 1992-06-17 | ||
US4832477A (en) * | 1986-09-30 | 1989-05-23 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Door mirror assembly for automotive vehicles |
US5238214A (en) * | 1990-07-26 | 1993-08-24 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Holding device for a connector associated with an electrically controlled automotive mirror |
DE69822701T2 (de) * | 1997-05-29 | 2005-01-13 | Schefenacker Vision Systems Australia Pty Ltd, Lonsdale | Betätigungsmechanismus für einen Rückblickspiegel |
EP3552883A1 (en) * | 2018-04-12 | 2019-10-16 | Continental Automotive GmbH | Camera mounting device for a digital mirror system |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60143154A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-29 | Murakami Kaimeidou:Kk | 電動折畳式ドアミラ− |
JPS60148738A (ja) * | 1984-01-12 | 1985-08-06 | Ichikoh Ind Ltd | ドアミラ−構造 |
-
1984
- 1984-01-18 JP JP59007603A patent/JPS60151142A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60143154A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-29 | Murakami Kaimeidou:Kk | 電動折畳式ドアミラ− |
JPS60148738A (ja) * | 1984-01-12 | 1985-08-06 | Ichikoh Ind Ltd | ドアミラ−構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60151142A (ja) | 1985-08-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |