JPH0366126A - 絶縁膜の製造方法及びその製造装置 - Google Patents

絶縁膜の製造方法及びその製造装置

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JPH0366126A
JPH0366126A JP20262389A JP20262389A JPH0366126A JP H0366126 A JPH0366126 A JP H0366126A JP 20262389 A JP20262389 A JP 20262389A JP 20262389 A JP20262389 A JP 20262389A JP H0366126 A JPH0366126 A JP H0366126A
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JP
Japan
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wafer
oxide film
semiconductor wafer
atmosphere
insulating film
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Application number
JP20262389A
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English (en)
Inventor
Hisakazu Miyatake
宮武 久和
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明砒絶縁膜の製造方法及びこの製造方法を実施する
ための絶縁膜製造装置に関する。
[従来の技術] 近年、超LSIに用いられる絶縁膜の薄膜化が進んでい
る。例えば16Mビット以上の容量を有するDRAM 
(ダイナミックランダムアクセスメモリ)のMO3型メ
モリ素子の場合、グー1〜のS t 02絶縁膜の膜厚
は150Å以下であり、また、メモリキャパシタの積層
型のSiO/SiN/5in2膜の下層のSiO2の膜
厚は50Å以下、上層の5t02の膜厚は20Å以下と
なっている。
高品質のS i O2絶縁膜を得るには、(a)Si表
面の洗浄の際、Si表面に形成される自然酸化膜及び該
表面上の有機物を除去すること (b)Si酸化を行うまでに成長する自然酸化膜を除去
すること (C)St酸酸化時雰囲気を精密制御することを可能な
限り完全に行うことが要求される。
上記(a)に関しては、St衣表面洗浄する際、桑品の
種類によっては、洗浄後に表面に自然酸化膜が形成され
、このためにSiO2/Si界面の2〜3原子層が、い
わゆるサブオキサイド(SiOxNy)となることが報
告されている(高温、晶出、川岸、杉野、奈良、細腰、
腹部 1988年春季第35回応用物理学会関係連合講
演会講演予稿集30P−N−4m )。この自然酸化膜
の発生を防止するために、無水HFを用いて洗浄する装
置が公知であり、実際に市販されている。
また、St衣表面ら有機物を除去する方法として、従来
、プラズマを用いた灰化処理が用いられてきたが、この
方法では表面に電気的な損傷が生じることが報告されて
いる。例えばニス・エム・アービング(S、H,Irv
ing)によるコダック フォトレジスト セミナー(
Kodak Photoresist Sen+nar
 ) 1986.2.26で報告されている。このよう
な損傷を生じさせない方法として、近年、紫外線及びオ
ゾンを用いて有機物を除去する方法が提案さ゛れ、これ
によってS I O2の絶縁破壊耐圧特性を向上させる
ことが可能となった。
上記(b)に関しては、以−[説明したような、表面処
理の施されたStを放置するとその表面に時間の経過と
ともに成長する自然酸化膜が形成されるか、水分濃度を
極力さげたH F蒸気を用いれば熟成化膜やCVD酸化
膜に対して高い選択比を有しながら、この自然酸化膜を
除去できることがエヌ・ミキ、エイチ・キクヤマ、エム
・マエノ、ジエイ・ムラタ、ティー・オーミ(N、HI
KI、 H,KIKUYAH^、M、HAENO、J、
MIIRAT八、T、叶旧)によるIE叶、P2S5.
1988  に記載されている。
上記(C)に関しては、5i02膜の形成方法として、
従来、膜厚を精密に制御するという観点から、900℃
以下の低温で成長させる方法、または窒素で希釈された
酸素を用いて高温で酸化させる方法(02/N2分圧酸
化と称される)の2つの方法が用いられている。しかし
ながら、いずれの方法においても、酸化直前の酸化炉内
への外気巻き込みにより、SiO2/Si界面に乱れが
生じ、界面単位密度を制御することが困難となっていた
最近、外気巻き込み防止に有効な、ロードロック室(真
空排気の可能な準備室)付きの酸化、炉が開発され、酸
化雰囲気を精密に制御することが可能になった。
[発明が解決しようとする課題] 上述したように、Stの表面処理及びSt酸化膜形成に
ついては、近年、夫々別個に技術的向上がなされている
。しかしながら、St衣表面ら有機物及び自然酸化膜を
除去する表面処理工程と酸化膜を形成すべく、熱酸化を
行う熱酸化工程との間に発生する自然酸化膜の成長や、
これらの工程間にStか外気に接することに起因する汚
染を防ぐことができず、熱酸化直前のSt衣表面清浄度
を十分な値に保つことが困難であった。
本発明の目的は自然酸化膜及び汚染のない半導体ウェハ
表面を酸化することにより、該半導体ウェハ表面に高品
質の絶縁膜を形成することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の前記目的は、半導体ウェハを自然酸化膜を除去
するための第1の雰囲気にさらして該半導体ウェハの表
面から自然酸化膜を除去する工程と、該半導体ウェハの
表面に酸化膜を形成すべく該半導体ウェハを第2の雰囲
気内で加熱する工程とを有しており、第1の雰囲気にさ
らされて自然酸化膜の除去された半導体ウェハが、外気
に接することなく第2の雰囲気内に移動するようにした
ことを特徴とする絶縁膜の製造方法によって達成される
また、自然酸化膜除去用のガスを導入可能な準備室と、
酸化性ガスを導入可能であり、半導体ウェハを加熱する
ための熱源を備えた酸化炉と、準備室と酸化炉とを仕切
るための開閉自在な仕切り弁と、該仕切り弁が開いてい
るときに半導体ウェハを外気にさらすことなく準備室と
酸化炉との間で移動させるための手段とを有することを
特徴とする絶縁膜製造装置によって上記の製造方法を実
施できる。
[作用] 上記の絶縁膜の製造方法においては、自然酸化膜を除去
するための第1の雰囲気内に置かれた一′1′導体ウェ
ハを外気に接することなく、酸化膜を形成するための第
2の雰囲気に移動するので、表面処理の工程と熱酸化の
工程との間に半導体ウェハ表面に自然酸化膜が成長した
り、半導体ウェハが汚染されたりすることを防止できる
。従って熟成化直前の半導体ウニへ表面を清浄な状態に
保つことが可能であり、高品質の絶縁膜を製造すること
ができる。
上記の絶縁膜製造装置は、準(Ii!i室と酸化炉とが
開閉自在な仕切り弁によって仕切られており、該仕切り
弁を開(〕で半半導体ウニを外気にさらすことなく準t
fM室から酸化炉に移動するようにしている。従って半
導体ウェハを外気にさらすことなく自然酸化膜を除去す
るための第1の雰囲気がら酸化膜を形成するための第2
の雰囲気に移動することかできる。
「実施例] 次に本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の絶縁膜の製造方法を実施するために使
用される絶縁膜製造装置の一実施例の構成を示ず。図中
、10は縦型酸化炉であり、該酸化炉は石英炉芯管11
、ヒータ12、酸化性ガス導入口13、真空排気口14
を有している。15はロードロック室(準備室)であり
、該ロードロック室は03導入口16、紫外線ランプ1
7、無水HF導入口18、真空排気[119を有してい
る。酸化炉10とロードロック室15とは仕切り弁20
によって仕切られている。
21はSiウェハ、22はSiウェハボートである。
無水HP導入口は、各Siウェハを均一に無水HFにさ
らずために各ウェハ毎に設けられている。
紫外線ランプ17はロードロック室の外壁に配置されて
おり、該壁に設けられた紫外線を透過する窓を介して、
Siウェハに紫外線を照射する。23はウェハボート2
2をロードロック室15と酸化炉10との間で移動する
ためのシリングであり、24はシリシタ23を土−トに
動かずためのモータである。
この装置を用いて第2図に示した絶縁膜を製造する工程
S1〜S5を実施する手順について説明する。
先ず、直径6インチのP floo)シリコンウェハを
湿式のI−T F処理により洗浄し、乾燥した後、1フ
ードロ・ンク室15に丙装置する〈エイフS1)。図示
しない外部排気源に接続された′A空JJI気r−11
9により1コード1コツク室15をH1″3rorr 
 程度(約0.133Pa)に排気する。次に、03導
入口16から03を導入し、紫外線ランプを点灯し、S
iウェハに紫外線を照射する。この処理により、Siウ
ェハ表面から有機物が除去される(工程32)。次に、
無水1−I P導入1118から水分濃度を極カート(
′)た(101]pb以下か望ましい> 1(F蒸気を
ロードロック室に導入し、Siウェハ表面から自然酸化
膜を除去する(工程S3)。この1−IF蒸気を真空排
気019から排気した後、仕切り弁20を開け、モータ
24を駆動して真空排気1」14により予め真空排気さ
れている石英炉芯管内にSiウェハを移動させ、所定の
位置にセットする。次に仕切り弁を閉め、酸化性ガス導
入口13から酸素(良好な特性を右する酸化11Qを形
成するために、必要に応じて1−r CI 、その他の
気体を添加してもよい)を導入した後、ヒーター2でS
iウェハを800〜1000℃に加熱し、熱酸化させる
(工程S4)。所望の膜厚に応じた時間だCI加熱した
後、酸素を排気し、モータ24を駆動してSiウェハを
1コードロツク室内に移動し、冷却する(工程S5)。
上記の一連の工程の夫々について、処理時間、流量等を
必要に応じて任意に設定することが可能である。
[発明の効果] 本発明によれは、Siウェハ表面に有機物及び自然酸化
膜を除去する表面処理を施した後、Siウェハ表面を清
浄な状態に保ったまま、熱酸化できるので、SiO2/
Si界面にザブオキサイドのない低界面準位密度のシリ
コン絶縁膜を形成することか可能となり、界面状態の影
響を受けやすい100Å以下の極めて薄いゲート絶縁膜
を有する1〜ランジスタの特性及び信頼性を向上させる
ことかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の絶縁膜製造装置の一実施例の0 構成を示す図、第2図は本発明の絶縁膜の製造方法の一
実總例の工程を示す図である。 10・・・縦型酸化炉、11・・・石英炉芯管、12・
・・ヒータ、13・・・酸化性ガス導入口、14.19
・・・真空排気口、15・・・ロードロック室、16・
・・o3導入口、17・・・紫外線ランプ、18・・・
無水HF導入口、2o・・・仕切り弁、21・・・St
ウェハ、22・・・Stウェハボート。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体ウェハを自然酸化膜を除去するための第1
    の雰囲気にさらして該半導体ウェハの表面から自然酸化
    膜を除去する工程と、該半導体ウェハの表面に酸化膜を
    形成すべく該半導体ウェハを第2の雰囲気内で加熱する
    工程とを有しており、前記第1の雰囲気にさらされて自
    然酸化膜の除去された前記半導体ウェハが、外気に接す
    ることなく前記第2の雰囲気内に移動するようにしたこ
    とを特徴とする絶縁膜の製造方法。
  2. (2)自然酸化膜除去用のガスを導入可能な準備室と、
    酸化性ガスを導入可能であり、半導体ウェハを加熱する
    ための熱源を備えた酸化炉と、前記準備室と前記酸化炉
    とを仕切るための開閉自在な仕切り弁と、該仕切り弁が
    開いているときに前記半導体ウェハを外気にさらすこと
    なく前記準備室と前記酸化炉との間で移動させるための
    手段とを有することを特徴とする絶縁膜製造装置。
JP20262389A 1989-08-04 1989-08-04 絶縁膜の製造方法及びその製造装置 Pending JPH0366126A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10036691A1 (de) * 2000-07-27 2002-02-14 Wacker Siltronic Halbleitermat Verfahren zur chemischen Behandlung von Halbleiterscheiben
EP1199740A2 (en) * 1995-08-23 2002-04-24 Ictop Entwicklungs GmbH Procedure for drying silicon
US6752900B2 (en) * 1999-04-27 2004-06-22 Stmicroelectronics, Inc. Vacuum loadlock ultraviolet bake for plasma etch

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