JPH0365573A - セラミック部品と金属部品の接合方法 - Google Patents

セラミック部品と金属部品の接合方法

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JPH0365573A
JPH0365573A JP20104789A JP20104789A JPH0365573A JP H0365573 A JPH0365573 A JP H0365573A JP 20104789 A JP20104789 A JP 20104789A JP 20104789 A JP20104789 A JP 20104789A JP H0365573 A JPH0365573 A JP H0365573A
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安藤 孝志
Masanobu Mori
政信 森
Tokuji Mitsuhayashi
三林 徳司
Masumi Yokoi
横井 真澄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はセラミック部品と金属部品の接合方法に関す
るものである。
[従来の技術] セラミックとアルミニウム(Aj )の結合構体は、例
えばナトリウム(Na)を熱媒体とする熱交換器のフラ
ンジ部に利用される。このフランジ部においては、熱交
換器側金具と配管側金具はアルミナリングを介して接合
され、前記アルミナリングと熱交換器側金具及び配管側
金具とはAj製の中間接合リングを介して加熱加圧され
る。この加圧接合方法として、第15図に示すようにア
ルミナリング1と配管側金具3及び熱交換器側金具5と
の間に中間接合リング2.4を介在させ、真空雰囲気中
で加熱しながら前記中間接合リング2゜4を加圧して、
第16図に示すように中間接合リング2,4を押し潰し
両部材を加圧接合している。
[発明が解決しようとする課M] ところが、前述したアルミナリング1と配管側金具3及
び熱交換器側金具5との結合構体(中間接合リング2.
4)は、アルミナリング1の上下両端面が平面であるた
め、接合界面の面積を太きくとることができず、従って
、機械的な強度を大きくすることができないという問題
があった。又、中間接合リング4は四角形状のものが単
に加圧して押し潰されるのみであるため、その外表面に
形成された化学的に不活性のA、0の酸化被膜が接合界
面に多量に残り易く、この結果、アルミナリング1と中
間接合リング2.4との化学的な接合強度の向上が望め
ず、耐Na性及び昇降温耐久性が低いう問題もあった。
この発明の目的はセラミック部品と金属部品の接合面の
機械的な接合強度と化学的な接合強度を増大し、耐Na
性及び昇降温耐久性を向上することができるセラミック
部品と金属部品の接合方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この発明は上記目的を達成するため、凹状溝を形成した
セラミック部品の被接合面に対し、前記凹状溝に嵌入さ
れ、かつ該凹状溝よりも体積の大きい凸条を有するAJ
製の中間接合材を対向し、該中間接合材の本体の背面に
は金鼻部品を対接して加熱するとともに、加圧して前記
中間接合材を押し潰しながら加熱加圧接合するという方
法をとっている。
前記凹状溝の深さよりも、凸条の高さが大きいとよい。
さらに、前記セラミック部品の被接合面に対しガラス製
の88部を形成するとよい。
[作用] この発明は上記手段をとったことにより、セラミック部
品の凹状溝内に中間接合材の凸条が全体にわたって圧入
係合されるため、セラミック部品と中間接合材との接合
面積を増大し、かつ中間接合材の凸条が凹状溝に係合し
ているため、機械的な結合強度が増大する。又、中間接
合材の本体は加熱加圧時に押し潰されるが、このとき前
記凸部があるため該凸部付近から中間接合材本体の表層
部が外側方へと引きちぎられて中間接合材本体の内部か
ら新鮮な化学的に活性の大きいAJ!が酸化被膜を破っ
て外部に露出し、セラミック部品の被接合面に活性の大
きいAj!が多く接触した状態で接合されるので、セラ
ミック部品と中間接合材との化学的な結合強度が増大す
る。
前記セラミック部品の被接合面に対しガラス製の薄膜部
を形成した場合には、セラミック部品の被接合面の微小
な空隙が平滑となって、中間接合材が伸びやすくなり、
かつ中間接合材との接合部に空隙ができないため、接合
強度がさらに向上する。
[実施例] 以下、この発明を具体化した一実施例を第1図〜第6図
に基づいて説明する。
第2図に示すように、セラミック部品としてのアルミナ
リング1の下端面〈被接合面)1a及び上端面1b(被
接合面)には純All  (純度99゜9重量%〉製の
中間接合リング2及び4を介して、金属部品としてのA
jよりなる配管間金具3及び熱交換器側金具5のフラン
ジ部3a及びうaが後に詳述する加熱加圧方法で固定さ
れている。
アルミナリング1を形成するα−Aj20xの純度は7
5%以上である。又、前記金具3.5は、AJ又はA1
合金により形成されている。この実施例では前記両全具
3.5を形成する材料として、A1合金であるJIS規
格(合金番号)のA3003を使用した。又、このA1
合金には8&量成分の不可避の不純物St、Fe、Cu
、Mn、Mg、Cr、Zn、TIなどが含まれることが
ある。
又、前記雨中間接合リング2.4を形成するAjの純度
は、この実施例では99.9重量%とじているが、98
重量%以上であればよい。
次に、第1.4図により、アルミナリング1と接合前に
おける中間接合リング2.4の断面形状について説明す
る。
アルミナリング1の両端面1a、lbには全周にわたっ
て凹状溝1c、ldが形成されている。
又、この凹状溝1c、ldと対応するように、前記中間
接合リング2.4を形成する本体2a。
4aの被接合面には全周にわたって凸条2b。
4bが形成されている。前記中間接合リング4の本体4
aの幅をWl、凸条4bの幅をW2、その高さをHとし
、前記凹状溝1dの幅をW3、その深さをDとし、又、
アルミナリング1の被接合面の幅をW4すると、接合前
において、それらの各寸法の間には次のような(1)〜
(4)の関係が成立するようにしている。
H>D   ・・・(1)   W4>Wl・・・(2
)W2>W3・・・(3)   Wl>W3・・・(4
)この実施例では上記(1)及び(3)式のように設定
することにより、前記凸条4bの体積が凹状溝1dの体
積よりも大きくなるようにしている。
次に、第1図、第2図及び第5図に基づいてアルミナリ
ング1と配管側金具3及び熱交換器側金具5との固相接
合方法について説明する。
第1図に示すように、加熱容器(図示略)内部において
アルミナリング1の下端面1aには中間接合リング2、
配管側金具3及び加圧治具6の順に配置する。又、アル
ミナリング1の上端面1bには中間接合リング4、熱交
換器側金具5及び加圧治具の順に配置する。
次に、前記加熱容器を真空状態(5xlO−’nmHg
)に保持するとともに、加熱容器の内部を10℃/ m
 i nの昇温速度で加熱する0次に、第5図に示すよ
うに600℃の状態に3分間保持し、この状態でアルミ
ナリング1、中間接合リング2、配管側金具3、中間接
合リング4及び熱交換器側金具5に対し、加圧治具6,
7により、2300ktf(初期加圧力17 、8kg
/rm2)の加圧力を10秒間作用させて、アルミナリ
ング1と配管側金具3及び熱交換器側金具5を接合する
その後、10℃/ m i nの降温速度で、常温まで
低下し、接合作業を終了し、第2図に示すようなアルミ
ナリング1と配管側金具3及び熱交換器側金具5の結合
構体を得る。
以上説明した固相接合過程において、この実施例では中
間接合リング2.4の凸条2b、4b及び凹状溝1c、
ldにおける前述した幅W2、W3及び高さH1深さD
の間に、 H>D  ・・・(1) W2>W3・・・(3) (1)及び〈3〉式を満足するように形成されているた
め、加圧押し潰し時に凸条2b、4bが凹状ff1lc
、ld内に圧入嵌合されることになり、この結果、アル
ミナリング1と中間接合リング2゜4との接合面積が増
大するとともに、凸条2b。
4bの凹状溝1c、ldへの係合による楔効果により、
接合部の機械的強度が増大する。
又、前記凹状溝1c、ldと凸条2b、4bが存在する
ため、加圧して中間接合リング2,4の本体2a、4a
を押し潰す際、その表面の酸化被膜が凸条2b、4bの
近傍から破口し易く、従って、内部に存在する化学的に
活性の高いAjが外部、つまりアルミナリング1の被接
合面に多量に接触するため、加熱加圧時に、アルミナリ
ング1と中間接合リング2.4との化学的接合強度が増
大する。
このようにして得られたアルミナリング1と両金具3.
5との結合構体を450℃の温度に保持したまま、Na
に長時間浸漬し、ヘリウムリーク試験を行ったところ、
第6図に示すように250時間浸漬したものは10個の
試料中、本発明の接合方法によるものは全て合格となり
、750時間の浸漬時間の場合において、10個細巾個
が合格となり、1000時間の場合は10個中子個が合
格となった。これに対し従来例の試料では合格が250
時間浸漬した場合、10個細巾個、750時間で10個
細巾個、1000時間で10個中上個しか合格しなかっ
た。
又、450℃のNa中に240時間浸漬した後で、室温
引張試験を行ったところ、次の表1に示すような結果を
得た0表1から明らかなように本発明は破壊荷重が従来
の接合方法と比較して大幅に増大していることがわかる
さらに、昇降温耐久性試験を行ったところ、表2に示す
ような結果を得た。評価は室温と330℃の繰り返しサ
イクルで行った0表2から明らかなように500サイク
ル経過してもHeリークは10個の試料中皆無であった
表1 表2 又、この実施例においては、凹状溝1c、ldの位置を
アルミナリング1の被接合面の幅方向の中心よりある程
度内側〈リング1の中心)に変位させることにより、中
間接合リング2.4が圧延される場合、凸条2b、4b
から内側の本体2a。
4aが体積の減少する方向への圧延量を少なくして、本
体2a、4aの圧延を円滑に行うことができるようにし
ている。
次に、請求項3記載の発明を具体化した別の実施例を説
明する。
この実施例ではアルミナリング1の被接合面にガラスを
塗布した後、焼成してアルミナリング1の微小な空隙の
ある表面を平滑にしている。この場合には、加熱加圧時
に中間接合リング2.4が圧延されながら平面状となっ
たアルミナリング1の被接合面に沿ってスムーズに移動
するため、両者の接合部に微小な空隙が生じなくなり、
Na浸漬しない試料について引張強度試験を行ったとこ
ろ、第7図に示すようにガラスを塗布しない場合には1
100kgであったが、塗布した場合には1420 k
iと増大した。
なお、耐Na性及び昇降温耐久性は本発明の他の実施例
と同等であった。
又、この発明は次のように具体化することもできる。
第8図に示すように中間接合リング4の断面形状をL字
型としたり、第9図に示すように断面形状を縦長の長方
形としたり、第10図に示すように中間接合リングを2
箇所に設けたり、第11図に示すように2箇所に設ける
場合において、それらを上下位置を異ならせたり、第1
2図に示すように、凹状溝1cの形状を楔状にしたりす
ること。
又、第13図に示すように凸条4bの幅W2を凹状溝1
dの幅W3よりも小さくするとともに、凸条4bの高さ
Hを凹状溝1dの深さDよりも大きくすること。
さらに、第14図に示すように、凹状溝1dの上部及び
底部の隅角部に面取りを形成すること。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明はセラミック部品と金属
部品との結合を中間接合材を介して強固に行うことがで
きるとともに、両部品の結合部の耐Na腐蝕性及び昇降
温耐久性を向上することができる効果がある。
又、・前記セラミック部品の被接合面に対しガラス製の
薄膜部を形成した場合には、セラミック部品と中間接合
材との接合部に空隙ができないため、接合強度をさらに
向上することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるアルミナリングとフランジ部を
有する金属部品との固相接合前の断面図、第2図は固相
接合した後の断面図、第3図はアルミナリング、熱交換
器側金具、配管側金具、中間接合リング等を分解して示
す斜視図、第4図はアルミナリング及び中間接合リング
を拡大して示す固相接合前の部分断面図、第5図は固相
接合方法を示す時間と温度との関係を示すグラフ、第6
図はNa浸漬時間とリーク試験合格数との関係を示すグ
ラフ、第7図はガラスの塗布の有無と強度試験との関係
を示すグラフ、第8図〜第14図はそれぞれこの発明の
側倒を示す要部の断面図、第15図及び第16図は従来
の接合方法を説明するための断面図である。 1・・・セラミック部品としてのアルミナリング、lc
、ld・・・凹状溝、2.4・・・中間接合リング、2
a、4a・・・中間接合リング2.4の本体、2b。 4b・・・中間接合リング2.4の凸条、3・・・金属
部品としての配管側金具、5・・・金属部品としての熱
交換器側金具、6,7・・・加圧治具、Wl・・・中間
接合リング4の本体4aの幅、W2・・・中間接合リン
グ4の凸条4bの幅、H・・・中間接合リング4の凸条
4bの高さ、D・・・凹状溝1dの深さ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、凹状溝を形成したセラミック部品の被接合面に対し
    、前記凹状溝に嵌入され、かつ該凹状溝よりも体積の大
    きい凸条を有する中間接合材を対向し、該中間接合材の
    本体の背面には金属部品を対接して、加熱するとともに
    、加圧して前記中間接合材を押し潰しながら加熱加圧接
    合することを特徴とするセラミック部品と金属部品の接
    合方法。 2、前記凹状溝の深さよりも、凸条の高さが大きい請求
    項1記載のセラミック部品と金属部品の接合方法。 3、前記セラミック部品の被接合面に対しガラス製の薄
    膜部を形成する請求項1記載のセラミック部品と金属部
    品の接合方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0570263A (ja) * 1991-09-12 1993-03-23 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd セラミツクス部材の接合方法
CN116768646A (zh) * 2022-03-17 2023-09-19 日本碍子株式会社 Si-SiC类复合结构体的制造方法

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