JPH02187282A - 両面クラッド板の製造法 - Google Patents
両面クラッド板の製造法Info
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- JPH02187282A JPH02187282A JP597889A JP597889A JPH02187282A JP H02187282 A JPH02187282 A JP H02187282A JP 597889 A JP597889 A JP 597889A JP 597889 A JP597889 A JP 597889A JP H02187282 A JPH02187282 A JP H02187282A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は両面金属クラッド板の製造法に関するものであ
る。
る。
［従来の技術］
クラッド材は爆着法や熱間圧延法により製造されていた
。両面クラッド板は先ず片面クラッド板を製造したのち
２枚のクラッド板を母材面で合わせて圧延接合していた
。
。両面クラッド板は先ず片面クラッド板を製造したのち
２枚のクラッド板を母材面で合わせて圧延接合していた
。
［発明が解決しようとする課題］
本発明は１回の熱間圧延により両面クラッドの素材を作
り、冷間圧延により両面クラッド板製品を得る両面クラ
ッド板の製造方法を提供することを目的とする。また本
発明は品質の優れた両面クラッド板の製造法を提供する
ことを第２の目的とする。さらに本発明は合せ材の板厚
精度の良い両面クラッド鋼板の製造法を提供することを
第３の目的とする。
り、冷間圧延により両面クラッド板製品を得る両面クラ
ッド板の製造方法を提供することを目的とする。また本
発明は品質の優れた両面クラッド板の製造法を提供する
ことを第２の目的とする。さらに本発明は合せ材の板厚
精度の良い両面クラッド鋼板の製造法を提供することを
第３の目的とする。
［課題を解決するための手段、作用］
上記の目的を達成するために１本発明は次のように構成
する。第１図および第２図は本発明の説明図である。す
なわち母材１の両面を１対の合せ材２Ａ、２Ｂで覆い、
この合せ材の周囲の間隙を母材厚さが薄い場合には直接
溶接し、母材厚さが厚い場合には、第１図に示すように
、補間材３Ａ、３Ｂを補って溶接して母材１を密閉し、
その内部をノズル４を経て減圧したのちこれを封印した
組立材とする。この減圧封印は加熱前までに行えば良い
。
する。第１図および第２図は本発明の説明図である。す
なわち母材１の両面を１対の合せ材２Ａ、２Ｂで覆い、
この合せ材の周囲の間隙を母材厚さが薄い場合には直接
溶接し、母材厚さが厚い場合には、第１図に示すように
、補間材３Ａ、３Ｂを補って溶接して母材１を密閉し、
その内部をノズル４を経て減圧したのちこれを封印した
組立材とする。この減圧封印は加熱前までに行えば良い
。
この組立材を第２図に示すように１分離剤６Ａ、６Ｂを
介してカバー材５Ａ、５Ｂにより包囲溶接して２重組立
材とする。続けてこの２重組立材を加熱し圧延して合せ
材と母材とを接合する。続けてこの圧延接合後の２重組
立材の周囲を切断しカバー材５Ａ、５Ｂをその内部の両
面クラッド材から除去する。続けて合せ材表面を清浄に
する中間精製工程の後、合せ材と母材が一体となった両
面クラッド材を冷間圧延して製品厚さにする。その他の
不可避的工程１例えば搬送や洗浄や切断や検査や手入れ
等の一般にクラッド板を製造出荷するために必要な工程
がこれに加わる。
介してカバー材５Ａ、５Ｂにより包囲溶接して２重組立
材とする。続けてこの２重組立材を加熱し圧延して合せ
材と母材とを接合する。続けてこの圧延接合後の２重組
立材の周囲を切断しカバー材５Ａ、５Ｂをその内部の両
面クラッド材から除去する。続けて合せ材表面を清浄に
する中間精製工程の後、合せ材と母材が一体となった両
面クラッド材を冷間圧延して製品厚さにする。その他の
不可避的工程１例えば搬送や洗浄や切断や検査や手入れ
等の一般にクラッド板を製造出荷するために必要な工程
がこれに加わる。
本発明で母材の両面を合せ材で覆うことにより、１回の
熱間圧延で両面クラッド板を得ることができる。またカ
バー材により合せ材と母材を包囲溶接するために、特に
薄くて冷え易い合せ材の温度低下を防ぎ、合せ材と母材
との接合を良くし、合せ材の板厚のばらつきを小さくで
きる。さらに本発明法では熱間圧延時の加熱が少ないた
め接合境界の脆い金属間化合物の成長を防ぎ、かつ合せ
材表面の加熱中の劣化を防ぐことができる。
熱間圧延で両面クラッド板を得ることができる。またカ
バー材により合せ材と母材を包囲溶接するために、特に
薄くて冷え易い合せ材の温度低下を防ぎ、合せ材と母材
との接合を良くし、合せ材の板厚のばらつきを小さくで
きる。さらに本発明法では熱間圧延時の加熱が少ないた
め接合境界の脆い金属間化合物の成長を防ぎ、かつ合せ
材表面の加熱中の劣化を防ぐことができる。
本発明はまた合せ材２Ａ、２Ｂ及び補間材がチタンまた
はチタン合金、母材１が鋼または鋼合金、分離剤６Ａ、
６Ｂが石綿またはＣａＯまたはＳｉｎ、またはＡＱ２０
．を主成分とする、好ましくは繊維状の断熱材料である
ことを特徴とする前述の両面チタンクラッド板の製造法
である。ここで用いる繊維状の分離剤は断熱材として市
販されている石綿や人造の無機繊維が良い、これらは分
離剤としての機能の他に、断熱材としての機能を持ち、
一般に薄くて冷え易い合せ材の冷却速度を遅くし、合せ
材と母材の接合を良く６１合せ材厚さのばらつきを小さ
くする効果を発揮させることができる。
はチタン合金、母材１が鋼または鋼合金、分離剤６Ａ、
６Ｂが石綿またはＣａＯまたはＳｉｎ、またはＡＱ２０
．を主成分とする、好ましくは繊維状の断熱材料である
ことを特徴とする前述の両面チタンクラッド板の製造法
である。ここで用いる繊維状の分離剤は断熱材として市
販されている石綿や人造の無機繊維が良い、これらは分
離剤としての機能の他に、断熱材としての機能を持ち、
一般に薄くて冷え易い合せ材の冷却速度を遅くし、合せ
材と母材の接合を良く６１合せ材厚さのばらつきを小さ
くする効果を発揮させることができる。
［実施例］
表１に実施例を示す、この従来法は同じ出願人の発明に
よるものである。
よるものである。
同じ合計厚さの母材と合せ材を用い、同じ全厚の冷間仕
上製品を得た場合の比較例であるが、冷間仕上後の合せ
材の寸法精度は本発明法の方が優れており、合せ材の厚
さも厚くなっている。
上製品を得た場合の比較例であるが、冷間仕上後の合せ
材の寸法精度は本発明法の方が優れており、合せ材の厚
さも厚くなっている。
また用途を考慮した密着偏平試験結果は従来法では合せ
材部が破損したが１本発明法では異常はなく、実用上価
れている。これは従来法では接合境界に２回目の加熱時
に、ＴｉとＦｅの相互拡散が進みβ相が生成して硬化し
たためと、２回目の加熱時に合せ材の表面が酸化劣化し
たためであることが分っている。
材部が破損したが１本発明法では異常はなく、実用上価
れている。これは従来法では接合境界に２回目の加熱時
に、ＴｉとＦｅの相互拡散が進みβ相が生成して硬化し
たためと、２回目の加熱時に合せ材の表面が酸化劣化し
たためであることが分っている。
［発明の効果］
以上のように本発明により１回の熱間圧延により両面ク
ラッドの素材を作り、冷間圧延により両面クラッド板製
品を得ることができる。また本発明により品質の優れた
両面クラッド板を得ることができる。さらに本発明によ
り合せ材の板厚精度の良い両面クラッド鋼板を製造する
ことができる。
ラッドの素材を作り、冷間圧延により両面クラッド板製
品を得ることができる。また本発明により品質の優れた
両面クラッド板を得ることができる。さらに本発明によ
り合せ材の板厚精度の良い両面クラッド鋼板を製造する
ことができる。
また本発明法によって、合せ材をチタン合金とし、母材
を工業用純チタンとしたものや、合せ材をジルコニウム
またはジルコニウム合金とし、母材を工業用純チタンと
したものや、合せ材をジルコニウムまたはジルコニウム
合金とし、母材をアルミニウムまたはアルミニウム合金
としたものなども可能である。
を工業用純チタンとしたものや、合せ材をジルコニウム
またはジルコニウム合金とし、母材を工業用純チタンと
したものや、合せ材をジルコニウムまたはジルコニウム
合金とし、母材をアルミニウムまたはアルミニウム合金
としたものなども可能である。
【図面の簡単な説明】
第１図及び第２図は本発明の概念説明図である。
１：母材、 ２Ａ、２Ｂ ：合せ材、 ３Ａ、３Ｂ ：
補間材、 ４：ノズル、 ５Ａ、５Ｂ ：カバー材、６
Ａ、６Ｂ ：分離剤。 特許出願人 新日本製鐵株式会社
補間材、 ４：ノズル、 ５Ａ、５Ｂ ：カバー材、６
Ａ、６Ｂ ：分離剤。 特許出願人 新日本製鐵株式会社
Claims (2)
- （１）母材の両面を１対の合せ材で覆い、この合せ材の
周囲の間隙を溶接して母材を密閉し内部を減圧した組立
材とする第１の組立工程と、この組立材を分離剤を介し
てカバー材により包囲溶接して２重組立材とする第２の
組立工程と、この２重組立材を加熱し圧延して合せ材と
母材を接合する熱間圧延工程と、この２重組立材の周囲
を切断しカバー材を除去する分離工程と、合せ材表面を
清浄にする中間精製工程と、合せ材と母材を冷間圧延し
て製品厚さにする工程とその他の不可避的工程とにより
構成する両面クラッド板の製造法。 - （２）合せ材及び補間材がチタンまたはチタン合金、母
材が鋼または鋼合金、分離剤が石綿またはＣａＯまたは
ＳｉＯ＿２またはＡｌ＿２Ｏ＿３を主成分とする繊維状
の断熱材料であることを特徴とする請求項１の両面チタ
ンクラッド板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP597889A JPH02187282A (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 両面クラッド板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP597889A JPH02187282A (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 両面クラッド板の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02187282A true JPH02187282A (ja) | 1990-07-23 |
Family
ID=11625924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP597889A Pending JPH02187282A (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 両面クラッド板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02187282A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017018522A1 (ja) * | 2015-07-29 | 2017-02-02 | 新日鐵住金株式会社 | チタン複合材および熱間加工用チタン材 |
| WO2017155072A1 (ja) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | 新日鐵住金株式会社 | チタン材およびその製造方法 |
| KR20180027572A (ko) * | 2015-07-29 | 2018-03-14 | 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 | 티탄 복합재 및 열간 압연용 티탄재 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6393485A (ja) * | 1986-10-07 | 1988-04-23 | Nippon Steel Corp | 薄肉クラッド板の製造法 |
| JPS63281786A (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-18 | Sumitomo Metal Ind Ltd | クラッド材の製造方法 |
-
1989
- 1989-01-17 JP JP597889A patent/JPH02187282A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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