JPH0365522A - レーザガラス - Google Patents
レーザガラスInfo
- Publication number
- JPH0365522A JPH0365522A JP19841689A JP19841689A JPH0365522A JP H0365522 A JPH0365522 A JP H0365522A JP 19841689 A JP19841689 A JP 19841689A JP 19841689 A JP19841689 A JP 19841689A JP H0365522 A JPH0365522 A JP H0365522A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- crystallization
- laser
- examples
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000087 laser glass Substances 0.000 title abstract description 18
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 48
- 238000002425 crystallisation Methods 0.000 abstract description 20
- 230000008025 crystallization Effects 0.000 abstract description 20
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 12
- 229910017557 NdF3 Inorganic materials 0.000 abstract description 10
- 229910001632 barium fluoride Inorganic materials 0.000 abstract description 9
- WUKWITHWXAAZEY-UHFFFAOYSA-L calcium difluoride Chemical compound [F-].[F-].[Ca+2] WUKWITHWXAAZEY-UHFFFAOYSA-L 0.000 abstract description 9
- 229910001634 calcium fluoride Inorganic materials 0.000 abstract description 9
- 229910001637 strontium fluoride Inorganic materials 0.000 abstract description 9
- FVRNDBHWWSPNOM-UHFFFAOYSA-L strontium fluoride Chemical compound [F-].[F-].[Sr+2] FVRNDBHWWSPNOM-UHFFFAOYSA-L 0.000 abstract description 9
- 229910001635 magnesium fluoride Inorganic materials 0.000 abstract description 6
- KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-M Fluoride anion Chemical compound [F-] KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-M 0.000 abstract description 2
- KLZUFWVZNOTSEM-UHFFFAOYSA-K Aluminium flouride Chemical compound F[Al](F)F KLZUFWVZNOTSEM-UHFFFAOYSA-K 0.000 abstract 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 9
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- DWYMPOCYEZONEA-UHFFFAOYSA-L fluoridophosphate Chemical compound [O-]P([O-])(F)=O DWYMPOCYEZONEA-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 3
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 3
- 229910019256 POF3 Inorganic materials 0.000 description 2
- 101100408805 Schizosaccharomyces pombe (strain 972 / ATCC 24843) pof3 gene Proteins 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 239000005383 fluoride glass Substances 0.000 description 2
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 2
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- FFUQCRZBKUBHQT-UHFFFAOYSA-N phosphoryl fluoride Chemical compound FP(F)(F)=O FFUQCRZBKUBHQT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010791 quenching Methods 0.000 description 2
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 description 2
- -1 AfLF3 Chemical compound 0.000 description 1
- 229910005693 GdF3 Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910002319 LaF3 Inorganic materials 0.000 description 1
- 101000929049 Xenopus tropicalis Derriere protein Proteins 0.000 description 1
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 1
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 239000000156 glass melt Substances 0.000 description 1
- 230000009477 glass transition Effects 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- BYMUNNMMXKDFEZ-UHFFFAOYSA-K trifluorolanthanum Chemical compound F[La](F)F BYMUNNMMXKDFEZ-UHFFFAOYSA-K 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/32—Non-oxide glass compositions, e.g. binary or ternary halides, sulfides or nitrides of germanium, selenium or tellurium
- C03C3/325—Fluoride glasses
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は弗化物又は弗燐R塩系のレーザガラスに関し、
特に、非線形屈折率係数が小さいレーザガラスに関し、
核融合等の大出力用レーザガラスとして好ましく用いら
れる。
特に、非線形屈折率係数が小さいレーザガラスに関し、
核融合等の大出力用レーザガラスとして好ましく用いら
れる。
[従来の技術J
従来、核融合用レーザガラスとしては、レーザ光を増幅
する際に自己集束を起して自己破壊を生じないような屈
折率の小さいものが望まれていた。
する際に自己集束を起して自己破壊を生じないような屈
折率の小さいものが望まれていた。
屈折率孔は次式(I)で表される。
九−7LO+7L2E2 (I)ここで7LQは
電場の強さ零のときの屈折率、?L2は非線形屈折率係
数、Eは電場の強さを示づ。
電場の強さ零のときの屈折率、?L2は非線形屈折率係
数、Eは電場の強さを示づ。
すなわち、n2が大きいとレーザ光を増幅するとき屈折
率が高くなり、自己集束を起こして、ガラス中に破壊を
生じるために、充分な高出力を出すことができないとい
う問題があった。′rL2が小さいレーザガラスとして
は、特開昭58−14379@公報に’rt2が0.5
〜0.7X 10−13e、s、nの弗燐酸塩系レーザ
ガラスが記載されている。
率が高くなり、自己集束を起こして、ガラス中に破壊を
生じるために、充分な高出力を出すことができないとい
う問題があった。′rL2が小さいレーザガラスとして
は、特開昭58−14379@公報に’rt2が0.5
〜0.7X 10−13e、s、nの弗燐酸塩系レーザ
ガラスが記載されている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、前記公報の弗燐酸塩系レーザガラスでは
高出力を出づレーザガラスの7L2として充分なもので
はなかった。
高出力を出づレーザガラスの7L2として充分なもので
はなかった。
又、前記公報記載の弗燐酸塩系レーザガラスでは?L2
をさらに小さくするような組成にするとガラスが非常に
結晶化し易くなるという欠点がある。
をさらに小さくするような組成にするとガラスが非常に
結晶化し易くなるという欠点がある。
したがって、本発明の目的は、ガラスの結晶化に対する
安定性に優れ′rL2が0.5X1043e、sn、よ
り小さい値をもつレーザガラスを提供することにある。
安定性に優れ′rL2が0.5X1043e、sn、よ
り小さい値をもつレーザガラスを提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明は上記の目的を達成するためになされたものであ
り、本発明のレーザガラスはモル%にして、An F3
が32〜40%、YF3が5〜20%〈ただし5%は含
まない)、MGF2が7〜9%、CaF2が20〜28
%、SrF2が7〜9%、BaF2が7〜9%、かつM
gF2とCaF2とSrF2とBaF2との含量が40
〜55%、NdF3が0.1〜4.5%であることを特
徴としている。
り、本発明のレーザガラスはモル%にして、An F3
が32〜40%、YF3が5〜20%〈ただし5%は含
まない)、MGF2が7〜9%、CaF2が20〜28
%、SrF2が7〜9%、BaF2が7〜9%、かつM
gF2とCaF2とSrF2とBaF2との含量が40
〜55%、NdF3が0.1〜4.5%であることを特
徴としている。
又モル%にして、AiF”3が32〜40%、YF3が
5〜20%(ただし5%は含まない〉、MgF2が7〜
9%、Ca F2が20〜28%、SrF2が7〜9%
、BaF2が7〜9%、かつMgF2とCaF2とSP
「2と88F2との含量が40〜55%、NdF3が0
.1〜4.5%、P2O5が0.01〜5%であること
を特徴としている。
5〜20%(ただし5%は含まない〉、MgF2が7〜
9%、Ca F2が20〜28%、SrF2が7〜9%
、BaF2が7〜9%、かつMgF2とCaF2とSP
「2と88F2との含量が40〜55%、NdF3が0
.1〜4.5%、P2O5が0.01〜5%であること
を特徴としている。
次に、各成分の限定理由を述べると、AiF3はガラス
骨格を形成し、?L2を小さくする成分であり、その量
は32〜40モル%である。この量が32%未満あるい
は40%を超えると結晶が析出し易くなるので好ましく
ない。YF3はガラス・の結晶化に対する安定性を高め
る成分であり、その吊は5〜20モル%(5%は含まな
い)である。
骨格を形成し、?L2を小さくする成分であり、その量
は32〜40モル%である。この量が32%未満あるい
は40%を超えると結晶が析出し易くなるので好ましく
ない。YF3はガラス・の結晶化に対する安定性を高め
る成分であり、その吊は5〜20モル%(5%は含まな
い)である。
その量が5%以下ではガラスの結晶化に対する安定性を
高くする効果が少なく、その吊が20%を超えると逆に
結晶が析出し易くなり、?L2も大きくなるので好まし
くない、MgF2はガラスの結晶化に対する安定性を高
める成分であり、その糟は7〜9モル%である。この鰻
が7%未満あるいは9%を超えると結晶が析出し易くな
るので好ましくない。CaF2は、AfLF3と同様に
ガラスを形成するのに欠かせない成分であり、その量は
20〜2811−ル%である。この量が20%未満ある
いは28%を超えると結晶が析出し易くなるので好まし
くない。SrF2及びBaF2はガラスの結晶化に対す
る安定性を高める成分であり、その最はそれぞれ7〜9
モル%である。その岳が7%未満あるいは9%を超える
と結晶が析出し易くなるので好ましくない。又、M(j
F2とCa F2とSrF2とBaF2との含量は40
〜55モル%である。その出が40%未満あるいは55
%を超えると結晶が析出し易くなるので好ましくない。
高くする効果が少なく、その吊が20%を超えると逆に
結晶が析出し易くなり、?L2も大きくなるので好まし
くない、MgF2はガラスの結晶化に対する安定性を高
める成分であり、その糟は7〜9モル%である。この鰻
が7%未満あるいは9%を超えると結晶が析出し易くな
るので好ましくない。CaF2は、AfLF3と同様に
ガラスを形成するのに欠かせない成分であり、その量は
20〜2811−ル%である。この量が20%未満ある
いは28%を超えると結晶が析出し易くなるので好まし
くない。SrF2及びBaF2はガラスの結晶化に対す
る安定性を高める成分であり、その最はそれぞれ7〜9
モル%である。その岳が7%未満あるいは9%を超える
と結晶が析出し易くなるので好ましくない。又、M(j
F2とCa F2とSrF2とBaF2との含量は40
〜55モル%である。その出が40%未満あるいは55
%を超えると結晶が析出し易くなるので好ましくない。
特に、MgF2とCaF2とSrF2とBaF2の組成
比が1:3:1:1付近がガラスの結晶化に対する安定
性に優れている。
比が1:3:1:1付近がガラスの結晶化に対する安定
性に優れている。
NdF3はレーザ発振又は増幅させるための成分であり
、その鯖は0.1〜4.5モル%である。
、その鯖は0.1〜4.5モル%である。
その量が0.1%未満では蛍光強度が小さくレーザ発振
が難しく、その量が4.5%を超えると蛍光の濃度消光
が生じ、結晶化に対する安定性が低下する。
が難しく、その量が4.5%を超えると蛍光の濃度消光
が生じ、結晶化に対する安定性が低下する。
又、一般に蛍光寿命は400μs以上が長いものとされ
ており、本発明のNdF3はその量が0゜7〜1.5モ
ル%の範囲で蛍光寿命400μs以上で、かつ、蛍光強
度が高くなり、蓄積エネルギーが大きいものとなる。
ており、本発明のNdF3はその量が0゜7〜1.5モ
ル%の範囲で蛍光寿命400μs以上で、かつ、蛍光強
度が高くなり、蓄積エネルギーが大きいものとなる。
さらに、ガラスの結晶化に対する安定性をさらに高める
場合は、P2O5を0.01〜5モル%含有り”ること
かできる。その量が0,01%未満ではガラスの結晶化
に対する安定性を高める効果が少なく、5%を超えると
?L2が大きくなるので好ましくない。
場合は、P2O5を0.01〜5モル%含有り”ること
かできる。その量が0,01%未満ではガラスの結晶化
に対する安定性を高める効果が少なく、5%を超えると
?L2が大きくなるので好ましくない。
又、LaF3とGdF3を、化学的耐久性を良くする目
的で5%以下で含有させることができる。
的で5%以下で含有させることができる。
その理由は、その吊が5%を超えると?L2が大きくな
るので好ましくないからである。
るので好ましくないからである。
[実施例]
次に、実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
なお、実施例1〜5はP20sを出発原料に含有してい
ないものであり、実施例6〜9はP2O5を含有してい
るものである。
ないものであり、実施例6〜9はP2O5を含有してい
るものである。
(実施例1)
出発原料として、AIt F3、YF3 、MGF2、
CaF2、SrF2、BaF2、Nd「3を用いて、組
成比がそれぞれモル%で37.0%、12゜9%、88
34%、25.0%、8.34%、8゜34%、0.1
0%となるように3(l秤量混合し、金ルツボに入れ、
900〜950℃、Ar雰囲気で1〜2時間ガラスの溶
融を行った。溶融後、ガラス融液を金ルツボに入れたま
ま室温まで放冷してガラスを得た。得られたガラスには
結晶は析出していなかった。
CaF2、SrF2、BaF2、Nd「3を用いて、組
成比がそれぞれモル%で37.0%、12゜9%、88
34%、25.0%、8.34%、8゜34%、0.1
0%となるように3(l秤量混合し、金ルツボに入れ、
900〜950℃、Ar雰囲気で1〜2時間ガラスの溶
融を行った。溶融後、ガラス融液を金ルツボに入れたま
ま室温まで放冷してガラスを得た。得られたガラスには
結晶は析出していなかった。
そして、得られたガラスの特性の測定を次に示すように
して行った。
して行った。
(?L2の測定)
九2の測定は、方ラスのnd及びνdを測定し、次式(
II)により算出した。
II)により算出した。
・ ・ ・ (II)
〈ガラスの安定性の評価〉
ガラスの安定性の評価は、示差走査熱屋計(DSC)を
用いて、結晶化による発熱1(Q)及び次式(III)
により行なった。
用いて、結晶化による発熱1(Q)及び次式(III)
により行なった。
S= (Tc−TO)/ (11−Tc)
(III)Tc−結晶化温度 1゛q−ガラス転移
点下見=液相濡度 発熱1it(Q)は少ないほど、又はSは大きいほどガ
ラスの結晶化に対する安定性は高いものであり、発熱蟻
が36cal/g以下又は、Sが0.95以上のものを
ガラスの結晶化に対する安定性が高いものとした。なお
、36cal/g以下でかつSが0.95以上のものが
さらに安定性が高いことは言うまでもない。
(III)Tc−結晶化温度 1゛q−ガラス転移
点下見=液相濡度 発熱1it(Q)は少ないほど、又はSは大きいほどガ
ラスの結晶化に対する安定性は高いものであり、発熱蟻
が36cal/g以下又は、Sが0.95以上のものを
ガラスの結晶化に対する安定性が高いものとした。なお
、36cal/g以下でかつSが0.95以上のものが
さらに安定性が高いことは言うまでもない。
これらの結果をガラス組成と共に表1に示す。
これらの結果から本実施例のガラスは′rL2が0゜4
4と小さく、Sは0.71と0.95よりわずかに小さ
いが、Qが36cal/gと少なくガラスの結晶化に対
する安定性も高いものであった。
4と小さく、Sは0.71と0.95よりわずかに小さ
いが、Qが36cal/gと少なくガラスの結晶化に対
する安定性も高いものであった。
(実施例2〜5)
出発原料として、実施例1で用いた原料と同様のものを
用いて、ガラス組成を種々変化させた他は実施例1と同
様にしてガラスを作成した。得られたガラスには、結晶
は析出していなかった。これらのガラスを実施例1とI
EJmに′rL2、Q及びSを測定した。これらの結果
をガラス組成と共に表1に示す。これらの結果より?L
2は0.45以下と小さいものであり、Qは実施例5が
37cal/グの他は35Cal/g以下と小さく、S
は0.96以上と大きくガラスの結晶化に対する安定性
に優れたものであった。
用いて、ガラス組成を種々変化させた他は実施例1と同
様にしてガラスを作成した。得られたガラスには、結晶
は析出していなかった。これらのガラスを実施例1とI
EJmに′rL2、Q及びSを測定した。これらの結果
をガラス組成と共に表1に示す。これらの結果より?L
2は0.45以下と小さいものであり、Qは実施例5が
37cal/グの他は35Cal/g以下と小さく、S
は0.96以上と大きくガラスの結晶化に対する安定性
に優れたものであった。
(実施例6〜9)
出発原料として、実施例1で用いた原料の他にP2O5
を用いて、ガラス組成を種々変化させ、全量で50gと
なるように秤量混合した他は実施例1と同様にしてガラ
スを作成した。得られたガラスには、結晶は析出してい
なかった。これらのガラスを実施Pslとn様に7t2
、Q及びSを測定した。これらの結果をガラス組成と共
に表2に示す。これらの結果より′rL2は0.48以
下と小さいものであり、Qは35cal/9以下と少な
く、Sは1.63以上と大きくガラスの結晶化に対する
安定性に優れたものであった。
を用いて、ガラス組成を種々変化させ、全量で50gと
なるように秤量混合した他は実施例1と同様にしてガラ
スを作成した。得られたガラスには、結晶は析出してい
なかった。これらのガラスを実施Pslとn様に7t2
、Q及びSを測定した。これらの結果をガラス組成と共
に表2に示す。これらの結果より′rL2は0.48以
下と小さいものであり、Qは35cal/9以下と少な
く、Sは1.63以上と大きくガラスの結晶化に対する
安定性に優れたものであった。
さらに、実施例1〜5及び実施例6〜9について、蛍光
寿命及び蛍光強度を測定した。
寿命及び蛍光強度を測定した。
蛍光寿命及び蛍光強度の測定は次の様に行った。
(蛍光、w6?1の測定)
6面を光学研磨した25aX25順×51mのガラスに
xeフラッシュランプからの光を照射したどき、ガラス
から発光する光のうち1.06mの光だけを分光器によ
りとらえ、その発光時間を測定した。
xeフラッシュランプからの光を照射したどき、ガラス
から発光する光のうち1.06mの光だけを分光器によ
りとらえ、その発光時間を測定した。
(蛍光強度の測定)
6面を光学研磨した2 5#X 25#X 5#lのガ
ラスにCWのXeランプからの光を黒用したとき、ガラ
スから発光する光を1〜1.2血の鞘囲で測定した。
ラスにCWのXeランプからの光を黒用したとき、ガラ
スから発光する光を1〜1.2血の鞘囲で測定した。
蛍光寿命(τ)の値を表1及び表2に示す。又、実施例
1〜5の蛍光寿命とNdF3ff1tとの関係を第1図
の実線1に、実施例6〜9の蛍光寿命とNdF3ff1
との関係を第1図の破線2に示す。表1、表2及び第1
図からNdF3の量が1.5モル%以下であれば本発明
のレーザガラスの蛍光寿命は400μs以上と長いもの
であることがわかる。
1〜5の蛍光寿命とNdF3ff1tとの関係を第1図
の実線1に、実施例6〜9の蛍光寿命とNdF3ff1
との関係を第1図の破線2に示す。表1、表2及び第1
図からNdF3の量が1.5モル%以下であれば本発明
のレーザガラスの蛍光寿命は400μs以上と長いもの
であることがわかる。
(以下余白〉
又、実施fM1〜5の蛍光強度とNdF3Mとの関係を
第2図の実線3に、実施例6〜9の蛍光強度とNdF3
1度iとの関係を第2図の酸114に示す。
第2図の実線3に、実施例6〜9の蛍光強度とNdF3
1度iとの関係を第2図の酸114に示す。
第2図からNdF3の量が0.7〜2,3モル%の範囲
で特に蛍光強度が高くなっていた。
で特に蛍光強度が高くなっていた。
レーザの蓄積エネルギーΔNは活性化イオン濃度Noと
ボンピング効率pと蛍光寿命〈τ〉に比例し、次式(r
V)で表わされる。
ボンピング効率pと蛍光寿命〈τ〉に比例し、次式(r
V)で表わされる。
ΔNCX:Not)τ (rV)
で表わされる。つまり蓄積エネルギーΔNは活性イオン
の濃度が高いか又は蛍光寿命が長いほど、蓄積エネルギ
ーが大きいものとなる。しかしながら、活性イオン濃度
が大きくなり過ぎると第2図からもわかるように非軸射
遷移が増し蛍光強度(発光効率)が低下するいわゆる濃
′度消光が生じる。
の濃度が高いか又は蛍光寿命が長いほど、蓄積エネルギ
ーが大きいものとなる。しかしながら、活性イオン濃度
が大きくなり過ぎると第2図からもわかるように非軸射
遷移が増し蛍光強度(発光効率)が低下するいわゆる濃
′度消光が生じる。
従って、本発明において、NdF3の損が0゜7〜1,
5モル%の範囲のガラスが特に、′rL2が小さく蓄積
エネルギーが大きいもので、大出力用レーザノブラスと
して有用である。
5モル%の範囲のガラスが特に、′rL2が小さく蓄積
エネルギーが大きいもので、大出力用レーザノブラスと
して有用である。
又、実施例1〜9のガラスはP20sを含有しないか、
あるいは3右しても非常に少ないので、ガラス溶融中又
は成形中にPOF3ガスによる泡の発生がなくガラスの
均一性にも優れていた。
あるいは3右しても非常に少ないので、ガラス溶融中又
は成形中にPOF3ガスによる泡の発生がなくガラスの
均一性にも優れていた。
[発明の効果]
以上詳述したように、本発明のレーザガラスはフッ化物
ガラス又はP20sを少蹟含んだフッ化物ガラスであり
、ガラスの結晶化に対づ゛る安定性に優れ、?L2が0
、5 x 1043 e、s、n、より小サイ値をも
つレーザガラスとなる。
ガラス又はP20sを少蹟含んだフッ化物ガラスであり
、ガラスの結晶化に対づ゛る安定性に優れ、?L2が0
、5 x 1043 e、s、n、より小サイ値をも
つレーザガラスとなる。
第1図は本発明の実施例1〜5及び実施例6〜9の・蛍
光寿命とNdF3濃度との関係を示ず図。 第2図は本発明の実施例1〜5及び実施例6〜9の蛍光
強度とNdF31度との関係を示す図。
光寿命とNdF3濃度との関係を示ず図。 第2図は本発明の実施例1〜5及び実施例6〜9の蛍光
強度とNdF31度との関係を示す図。
Claims (2)
- (1)モル%にして、AlF_3が32〜40%、YF
_3が5〜20%(ただし5%は含まない)、MgF_
2が7〜9%、CaF_2が20〜28%、SrF_2
が7〜9%、BaF_2が7〜9%、かつMgF_2と
CaF_2とSrF_2とBaF_2との含量が40〜
55%、NdF_3が0.1〜4.5%であることを特
徴とするレーザガラス。 - (2)モル%にして、AlF_3が32〜40%、YF
_3が5〜20%(ただし5%は含まない)、MgF_
2が7〜9%、CaF_2が20〜28%、SrF_2
が7〜9%、BaF_2が7〜9%、かつMgF_2と
CaF_2とSrF_2とBaF_2との含量が40〜
55%、NdF_3が0.1〜4.5%、P_2O_5
が0.01〜5%であることを特徴とするレーザガラス
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19841689A JPH0365522A (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | レーザガラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19841689A JPH0365522A (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | レーザガラス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0365522A true JPH0365522A (ja) | 1991-03-20 |
Family
ID=16390751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19841689A Pending JPH0365522A (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | レーザガラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0365522A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998002388A3 (en) * | 1996-07-17 | 1998-02-19 | Univ Southampton | Optical glass, optical waveguide amplifier and optical waveguide laser |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP19841689A patent/JPH0365522A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998002388A3 (en) * | 1996-07-17 | 1998-02-19 | Univ Southampton | Optical glass, optical waveguide amplifier and optical waveguide laser |
US6304711B1 (en) | 1996-07-17 | 2001-10-16 | University Of Southampton | Optical glass, optical waveguide amplifier and optical waveguide laser |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5173456A (en) | Phosphate glass useful in high energy lasers | |
JPS6045136B2 (ja) | 低い非直線屈折率を有するレーザー用ガラス | |
US5486947A (en) | Optical fiber for optical amplifier | |
AU659339B2 (en) | Rare earth-doped, stabilized cadmium halide glasses | |
JPH0365522A (ja) | レーザガラス | |
JPS5814379B2 (ja) | 弗燐酸塩系レ−ザ−ガラス | |
JPH0444617B2 (ja) | ||
JPH08507034A (ja) | ハロゲン化物ガラス組成物 | |
JP3145136B2 (ja) | 赤外線透過フッ化物ガラス | |
JPS6114093B2 (ja) | ||
JPH0834636A (ja) | 光増幅用フッ化物ガラスおよび光ファイバ | |
JP2585715B2 (ja) | 赤外線透過ガラス | |
JPS63144141A (ja) | 弗燐酸塩光学ガラス | |
JP3080708B2 (ja) | 新しいAlF3系フッ化物ガラス | |
JP2772349B2 (ja) | 光増幅器用光ファイバ | |
JPH02311326A (ja) | 低分散光学ガラス及びその製造方法 | |
JP3867934B2 (ja) | 紫外線透過弗ホウ酸塩ガラス | |
JPH05270857A (ja) | レーザガラス | |
JPH0524883A (ja) | フツ化物光フアイバ | |
JPH08283037A (ja) | 光ファイバ及び光ファイバ増幅器 | |
JPH05270858A (ja) | 赤色発光ガラス | |
JPH077215A (ja) | 光増幅用光ファイバ | |
JPH0710593A (ja) | フッ化物ガラス組成物 | |
JPS6055452B2 (ja) | 誘導放出断面積が小さく、非線形屈折率係数の低いレ−ザ−ガラス | |
JP2503102B2 (ja) | ハライドレ―ザ―ガラス及びそれを用いたレ―ザ―装置 |