JP3080708B2 - 新しいAlF3系フッ化物ガラス - Google Patents

新しいAlF3系フッ化物ガラス

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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C3/00Glass compositions
    • C03C3/32Non-oxide glass compositions, e.g. binary or ternary halides, sulfides or nitrides of germanium, selenium or tellurium
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新しい赤外線透過フッ化
物ガラスに関する。特に本発明は可視光から赤外線を透
過し(0.3〜6μm)、機械的強度、化学的耐久性が
従来のZrF 4 −BaF2 を基礎としたフッ化物ガラス
よりかなり優れ、しかも従来のAlF 3 を主成分とする
ガラスより結晶化しにくい安定なフッ化物ガラスに関す
る。本発明の赤外透過フッ化物ガラスは近赤外、赤外域
(〜6μm)において使用される各種光学機器に用いる
レンズ、プリズム、フィルター等あるいは光通信用、光
計測用、またはレーザー光転送用のガラスファイバー等
に利用される。さらに、種々の希土類イオンの多量導入
が可能のため、新しいレーザー材料としても非常に有望
である。
【0002】
【従来の技術】ZrF4 を主成分とするフッ化物ガラス
がフランスのM.Poulainによって偶然に発見さ
れて以来、各種のフッ化物ガラスに関する研究開発が各
国で積極的に進められてきた。その主な理由としては、
フッ化物ガラスは0.3〜6μmの広い波長範囲にわた
り、高い透過率を示すため、固有損失が低く、理論的に
は極低損失通信用ファイバーになる可能性があるからで
ある。また、赤外域において使用される各種レンズ、プ
リズム、フイ ルターなど、あるいは光計測用、レーザー
パワー転送用ファイバーにも利用できること、新しいレ
ーザーホスト素材として有望であることからも関心を集
めている。しかしながら、通常の酸化物ガラスに比べ、
フッ化物ガラスは結晶化する傾向が大きく、非常に失透
しやすいという大きな欠点を持ち合わせている。過去の
10数年間で、多くのフッ化物ガラスが発見されてきた
が、現在、実用性のあるフッ化物ガラスとして注目を集
めているのが極めて少なく、ZrF4 −BaF2 を主成
分としたガラスとAlF 3 を主成分としたガラスぐらい
である。その中で、最も世界的に広く使用されているの
はZrF4 −BaF2 −LaF3 −AlF3 −NaF
(ZBLAN)系ガラスで、これは、ZBLANがフッ
化物ガラスとしては、最も熱的に安定で結晶化しにくい
ためである。しかし、ZBLANは、機械的強度が比較
的に低く、化学的耐久性がかなり悪いため、通常大気中
で使用する場合、水分を吸収し、劣化損傷し易いという
大きな欠点を持ち合わせている。また、新しいレーザー
材料としてのフッ化物ガラスへの関心が高まっている中
で、ZBLANガラスに対して希土類イオンが多量に添
加できないことはレーザー発振効率を高めるのに一つの
大きな障害となっている。
【0003】一方、AlF3 を主成分とし、かつ実用性
の高いAlF3 フッ化物ガラスとしてAlF3 −BaF
2 −CaF2 −YF3 系のガラス(ABCY)が知られ
ている〔T.Kanamori et al.,Jp
n.J.Appl.Phys.20 (1981)L3
26〕。この系のガラスは、ZBLANガラスに比べ、
比較的に機械的強度が強く、化学的耐久性が良好なた
め、各種の光学機器に使用され得ると見られるが、熱的
に不安定で、ZBLANよりはかなり結晶化、失透し易
いという大きな欠点を持っており、通常の条件下での均
一なガラス試料の作成は困難であり、ファイバー化又は
工業的に生産するのは非常に難しい。また、ZrF4
AlF3 との混合ガラスとしてはAlF3 −BaF2
CaF2 −YF3 −SrF2 −NaF−ZrF4 (AB
CYNZ)系ガラスが開発されている(特開昭62−2
75039号公報)。このガラスは上記のABCYガラ
スよりは熱的安定性が若干改善され、しかも良好な化学
的耐久性と機械的強度を示すが、ZBLANに比べ、や
はりかなり不安定で、均一で大きな試料作成またはファ
イバー化はまだ困難である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで解決すべき課題
は、可視光から赤外線を透過し、機械的強度、化学的耐
久性がZBLANよりかなり優れ、希土類イオンも多量
に導入することが可能で、しかも結晶化しにくい安定な
フッ化物ガラスを産業界に提供することにある。
【0005】
【課題を解決すべき手段】本発明者らは、上記従来技術
の欠点や課題を解決するため鋭意研究を続けた結果、A
lF3 −YbF3 −PbF2 −ZnF2 −BaF2 (A
YbPZB)系においてかなり広いガラス化範囲が存在
することを見出した。この発見を基礎に、更にMg
2 、CaF2 、MnF2 、LaF3 、ZrF4 及びL
iF又はNaFをAYbPZB系ガラスに添加したとこ
ろ、非常に安定で、ZBLAN系ガラスと同程度に失透
しにくく、かつZBLAN系ガラスより化学的耐久性が
かなり優れているフッ化物ガラスが得られ、本発明に到
達した。
【0006】すなわち、本発明はモル%でPbF2 3〜
45%、AlF3 5〜37%、YbF3 14〜37%、
ZnF2 3〜22%、BaF2 3〜22%、ZrF4
〜32%、CaF2 0〜16%、MgF2 0〜5%、M
nF2 0〜10%、LaF3 0〜7%、LiF又はNa
F0〜6%を含有することを特徴とする赤外線透過フッ
化物ガラスである。これは、AlF3 −YbF3 −Pb
2 −ZnF2 −BaF2 5成分系に広いガラス化範囲
が存在することの発見に基づいている。この5成分系で
厚さ約5mmで無色透明の試料が得られたガラス化範囲
を図2−図5に示す。図1には参照のため、AlF3
YbF3 −PbF2 3成分系で厚さ約5mmの試料が得
られたガラス化範囲を示す。AlF3 −YbF3 −Pb
2 3成分系では、狭い範囲においてガラス化するこ
と、しかしガラスが不安定であることがすでに知られて
いるが(特公昭63−50296号公報)、この3成分
系にZnF2 とBaF2 を同時に添加すると、より安定
なガラスが得られるだけではなく、ガラス化範囲がかな
り広がった。図2−5から明らかなように、15%Zn
2 と15%BaF2 前後で、ガラス化範囲が最も広
い。全体的には、モル%でAlF3 =18〜37%、Y
bF3 =18〜37%、(PbF2 +ZnF2 +BaF
2 )=38〜60%というかなり大きな範囲内で試料厚
みが5mm以上の安定で均一なガラスが得られた。その
範囲外では通常の方法では均一で大きなガラスは得られ
ない。
【0007】更に、AYbPZBガラスに種々のフッ化
物を導入し、ガラスの安定化を図ったところ、0〜16
%のCaF2 、0〜5%のMgF2 、0〜10%のMn
2 、0〜7%のLaF3 、0〜32%のZrF4 、0
〜6%のLiF又はNaFの添加が効果的であり、中で
も、ZrF4 の添加が最も効果のあることがわかった。
【0008】本発明では、ガラスの安定性は示差走査熱
量測定(DSC)を用いて評価した。通常、昇温過程で
のDSCから得られるTx(ガラスの結晶化開始温度)
とTg(ガラス転移温度)の差が大きく、Tm(ガラス
が結晶化した後の溶解開始温度)又はTl(ガラスが結
晶化した後の溶解終了温度)とTxとの差が小さい程、
ガラスがより安定で、光学的に均一な物になる。図6、
図7に組成が30AlF3 −25YbF3 −(45−2
x)PbF2 −xZnF2 −xBaF2 、または(30
−x)AlF3 −xZrF4 −25YbF3 −25Pb
2 −10ZnF2 −10BaF2 (x:モル%)シリ
ーズのガラスのDSC曲線をそれぞれ示す。図6と図7
により、本発明のガラスにおいて、組成を調整すること
によって、特にAlF3 −ZrF4 −YbF3 −PbF
2 −ZnF2 −BaF2 (AZYbPZnB)系では、
(Tx−Tg)が非常に大きく、(Tm−Tx)又は
(Tl−Tx)が非常に小さいガラスが得られることが
分かる。ABCYガラスの(Tx−Tg)値が105o
Cで、(Tm−Tx)値が175o C前後であることに
比較すると、本発明のガラスが非常に安定であることが
証明される。また、Tg、Tx、Tm及びTlの値及び
等温熱分析(TTTカーブ)の測定により、本発明のA
ZYbPZnB系ガラスはABCYSNZよりもかなり
安定で、ZBLANと同程度の熱的安定さを持つことが
明らかにった。
【0009】ZBLANの悪い耐水性は多量のZrF4
とNaFをが含有していることに起因すると一般的によ
く知られている。本発明のガラスの特徴としては、アル
カリが僅かしか、又は、全く含まれておらず、ZrF4
を主成分としていないことから、従来のAlF3 系ガラ
スと同様に化学的耐久性がZBLANよりかなり優れて
いることが予測できる。
【0010】実際、本発明のAZYbPZnBガラスと
ZBLANガラスを全く同じ条件で蒸留水中に2時間浸
した後、赤外透過スペクトルを測定したところ、ZBL
ANでは、水による大きな吸収が3μm付近に現れたの
に対し、AZYbPZnBガラスでは、水による吸収が
ほぼなかった。本発明のガラスには、Ybイオンが含ま
れているため、それによる吸収が1μm付近に存在する
ので、その付近の近赤外線の利用はできない。但し、Y
bF3 は吸収のないYF3 及びLuF3 により簡単に置
換できる。
【0011】本発明のフッ化物ガラスは、常法に従って
容易に製造できる。すなわち、原料を粉砕混合した後、
1000°C前後で白金、グラシカーボン、又は金坩堝
等で溶融し、キャスト法、ロールアウト法等によりガラ
スを得る。上記溶融の際、大気中からガラス中へ水分の
侵入を避けるため、各種の活性又は不活性ガス(N2
r、NF3 、CCl4 等)を使用するのが望ましい。
【0012】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0013】実施例1 30AlF3 −30YbF3 −30PbF2 −5ZnF
2 −5BaF2 (モル%)の組成を有するガラスが最終
的に20g得られるようバッチを粉末原料から秤量し
(純度99.9%以上のAlF3 2.77g、YbF3
7.60g、PbF2 8.10g、ZnF2 0.57
g、BaF2 0.97g)、めのう乳鉢で混合した。し
かし、フッ化物原料には微量の酸化物(MOn/2 、nは
金属Mの原子価)が含有されており、それは生成したフ
ッ化物ガラスの光物性を劣化すると考えられる。そこ
で、NH4 HF2 +MOn/2 →MFn +H2 O(g)+
NH3 (g)という高温反応により、該酸化物の除去を
図るため10重量%相当のNH4HF2 を加えてガラス
溶融時のフッ素化を行なった。混合したバッチ粉末を蓋
つき白金坩堝に入れ、窒素雰囲気中で1050°Cで2
5分溶解した後、真鍮型に流し込み、厚さ約5mmの無
色透明のガラスを得た。このようにして、所期の目的組
成を満足するガラスがえられた。このガラスについて、
窒素雰囲気中で毎分10°Cの昇温速度でDSCの測定
を行った。結果は表1に示す(No.1)。
【0014】実施例2 30AlF3 −25YbF3 −25PbF2 −10Zn
2 −10BaF2 (モル%)の組成を有するガラスが
最終的に20g得られるように、純度99.9%以上の
AlF3 2.93g、YbF3 6.69g、PbF
2 7.13g、ZnF2 1.20g、BaF2 2.04
gの粉末原料からバッチを秤量し、めのう乳鉢で混合し
た。2g(10重量%に相当)のNH4 HF2 を添加し
たバッチ粉末を蓋つきの白金坩堝に入れ、窒素雰囲気中
で1050°Cで20分溶解した後、真鍮型に流し込
み、厚さ約5mmの無色透明で均一なガラスを得た。実
施例1と同様に測定したDSCカ−ブは図7に示す(図
中、x=10%)。
【0015】実施例3 15AlF3 −20ZrF4 −20YbF3 −15Pb
2 −12ZnF2 −12BaF2 −6CaF2 (モル
%)の組成を有するガラスが最終的に100g得られる
ように、純度99.9%以上のAlF3 7.55g、Z
rF4 20.03g、YbF3 27.56g、PbF2
22.03g、ZnF2 7.43g、BaF2 12.6
0g、CaF2 2.81gを秤量し、NH4 HF2 10
gと混合した。バッチを蓋つきの白金坩堝に入れ、10
50°Cで50分溶解した後、温めた真鍮型に流し込
み、型とともに、330°Cの電気炉に入れ、アニール
した。このようにして得られたガラスは、均一透明で厚
み約1cm、直径5cmの円盤状物であった。得られた
ガラスについてDSCの測定を行い、その結果は表2に
示す(No.17)。
【0016】実施例4 20AlF3 −15ZrF4 −20YbF3 −15Pb
2 −12ZnF2 −13BaF2 −5CaF2 (モル
%)の組成を有するガラスが最終的に100g得られる
ように、純度99.9%以上のAlF3 10.26g、
YbF3 28.09g、PbF2 22.46g、ZnF
2 7.58g、BaF2 13.92g、ZrF4 15.
32g、CaF2 2.38gを秤量し、NH4 HF2
0gと混合した。実施例3と同じ条件でガラスを溶解
し、キャスト、アニールした。得られたガラスについ
て、研磨し、赤外透過率を測定したところ、4.7mm
試料厚みで、50%の透過率は6.9μmに達した(図
8)。また、このガラスを水中に2時間浸す前後の赤外
スペクトルを測定したところ、3μm付近に変化がなか
った(No.16)。
【0017】
【表1】
【表2】
【0018】表1および表2には、実施例1、3、4の
ガラスとともに、別の代表的な実施例のガラス組成とそ
れらガラスのDSCによるガラス転移温度(Tg)結晶
化温度(Tx)、および溶解開始温度(Tm)又は融点
(Tl)を示す。ガラスは上記の実施例1と同様に作成
したものである。
【0019】
【発明の効果】本発明によって開発された新しいAlF
3 系フッ化物ガラスは、アルカリイオンは少量含むか、
もしくは全く含まず、AlF3 を主成分とするため化学
的耐久性がZBLANガラスよりかなり優れていること
を確認することができた。また、従来のAlF3 を主成
分とするガラスよりはかなり安定であり、赤外の透過範
囲が長波長側(〜6μm)に達しているため、新しい赤
外透過材料としては非常に有望である。本発明のガラス
は種々赤外光学機器及び光通信用、計測用ファイバ等へ
の応用が期待されている。又、本発明のガラス中のYb
3 はガラスの安定性を損なうことがなく、簡単に他の
希土類フッ化物(TmF3 、HoF3 、ErF3 )で置
換できるため、新しいレーザー材料としても非常に有望
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はAlF3 −YbF3 −PbF2 3成分系
のガラス化範囲を示すものである。
【図2】図2はAlF3 −YbF3 −PbF2 −ZnF
2 −BaF2 系のガラス化範囲を示したものであり(白
丸はガラス、黒丸は結晶化したもの、白半分の丸はガラ
スと結晶の中間体を表している、以下同じ)、ZnF2
5%、BaF2 5%をそれぞれ添加した場合を示す。
【図3】図3はAlF3 −YbF3 −PbF2 −ZnF
2 −BaF2 系のガラス化範囲を示したものであり、Z
nF2 10%、BaF2 10%をそれぞれ添加した場合
を示す。
【図4】図4はAlF3 −YbF3 −PbF2 −ZnF
2 −BaF2 系のガラス化範囲を示したものであり、Z
nF2 15%、BaF2 15%をそれぞれ添加した場合
を示す。
【図5】図5はAlF3 −YbF3 −PbF2 −ZnF
2 −BaF2 系のガラス化範囲を示したものであり、Z
nF2 20%、BaF2 20%をそれぞれ添加した場合
を示す。
【図6】図6はモル%で30AlF3 −25YbF3
(45−2x)PbF2 −xZnF2 −xBaF2 シリ
ーズガラス(x=0〜20モル%)のDSC曲線であ
る。低温から高温へと各ガラスのTg、Tx、TM、T
lを示している。
【図7】図7はモル%で(30−x)AlF3 −xZr
4 −25YbF3 −25PbF2 −10ZnF2 −1
0BaF2 のガラス(x=5〜20モル%)のDSC曲
線である。
【図8】図8は20AlF3 −15ZrF4 −20Yb
3 −15PbF2 −12ZnF2 −13BaF2 −C
aF2 (モル%)のガラスの厚さ4.7mmの試料に対
する赤外透過スペクトルである(範囲2.5〜25μ
m)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モル%でPbF2 3〜45%、AlF3
    5〜37%、YbF 3 14〜37%、ZnF2 3〜22
    %、BaF2 3〜22%、ZrF4 0〜32%、CaF
    2 0〜16%、MgF2 0〜5%、MnF2 0〜10
    %、LaF3 0〜7%、LiF又はNaF0〜6%を含
    有することを特徴とする赤外線透過フッ化物ガラス。
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