JPH0363093A - カフス縫製装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、カフス縫製装置に関し、詳しくは、カフス
ボタン付又は穴かがり縫いを行なうカフス縫製装置に関
するものである。

〔従来技術〕

カフス布の縫製においては、第６図に示すように、例え
ば一端にボタンＢ他端に穴かがり縫いＣ等をカフス布５
の両端に縫製を行なう必要があり、これら両端の１１製
を同時に行なえるカフス縫製装置が特開昭４９−１２１
６４３号公報に提案されている。第７図および第８図は
このような従来のカフス縫製装置を示す図である。

第７図（ａ）においてＤは装置台であり、Ｔ□は装置台
りに固定される固定テーブルで、ｌはこの固定テーブル
Ｔ工に設置される第１ミシンである。

そして、６はテーブル移動手段で６０は装置台りに水平
に支持されるねじ捧、６ａはハンドル６ｂはねじ受けで
ある。

Ｔ２は、前記のねじ受け６ｂに固定テーブルＴと同じ高
さに固定される移動テーブルであり、ハンドル６ａの回
動により水平方向に移動することができる。

２は、この移動テーブルＴ、に設置される第２ミシンで
ある。

そして、Ｇｉ、Ｇ、は位置決めガイド体でありＬ字長手
形状で、それぞれのミシン１．２の縫針下方で水平方向
（矢符方向）に移動可能で、カフスの端部と当接する垂
直部と針落ち点との距離Ｗは、調節可能となっている。

ここで１例えば第６図に示すカフス布５の縫製を行なう
には、第１ミシン１．第２ミシン２をそれぞれ周知の自
動ミシンすなわち穴かがり縫いミシン、ボタン縫着ミシ
ンとし、カフス布５の端部とボタンＢとの縫い位置ＷＢ
を位置決めガイド体Ｇ２で、カフス布５の端部と穴かが
り縫いＣとの距１ｗｃを位置決めガイド対Ｇ１で、おの
おの位置決めする。

そして、カフス布５の全長りの種々の長さに対応するに
は、上記の位置決めとテーブル移動手段６により、各ミ
シン間の距離を移動調節することで行なう。

ところで、前記の位置決めガイド体Ｇ１．Ｇ２へカフス
布５を供給するために同図（ｂ）に示すようなカフス布
供給機構Ａが、位置決めガイド体Ｇ４．Ｇ２に対向し設
けられていて、随時、カフス布５を供給するようになっ
ている。

そして、位置決めガイドＧ１．Ｇ、に供給されたカフス
布５は、立ち上がり部７ａを有するカフス送り板７に載
置され、カフス送り板７を水平移動させるシリンダＣ４
の作動により縫製位置に送られ、ストッパＳによりＩｌ
製位置で停止する。

一方、縫製後のカフス布５の摘出をなすためのカフス布
摘出機構Ｅが各ミシン１，２を介してカフス布供給機構
Ａと対向する位置に設置されている。

次に、第８図に、より、カフス布供給機構Ａ、カフス布
摘出機構Ｅの構成および作用を説明する。

まず、図中、右側に示すカフス布供給機構Ａから説明す
る。

１０は、縫製前のカフス布５を複数枚積層するマガジン
であり、１２ａは、カフス布５を載置する載置体で、カ
フス布５の最上位置が常に一定となるよう不図示のセン
サによりモータ１２ｂが廂動し上下動するようになって
いる。

１５は、カフス布挾持機構であり、８，８′（第７図（
ｂ）参照）は、針止め体で、下面には複数の針を有して
いる。

Ｐは、詳細には図示しないがパンタグラフ状のリンク体
であり下部は前記針止め体８，８′の上部と接続してい
る。

そして、シリンダＣ４の作用により針止め体８８′は開
閉動するようになっている。

Ｃ□は、昇降シリンダで、進退部は、前記カフス布挾持
機構１５に固定されている。

そして、Ｃ２は水平シリンダであり、水平に設けられて
いて進退部は支持板１６を介して昇降シリンダＣ３に接
続され、昇降シリンダＣ３およびカフス布挾持機構１５
を水平方向（各ミシン１゜２方向）に移動可能としてい
る。

また、１３．１３’はユニバーサルキャスタでカフス布
供給機構Ａを所望の場所に容易に移動可能としている。

以上の構成からなる布供給機構Ａのカフス布供給動作に
おいては、昇降シリンダＣ１によりカフス布挾持機構１
５を下降させ、これによりマガジン１０中のカフス布５
を取り出し、水平シリンダＣ２により、このカフス布５
を前記の載置板７上方に移動させ、ここでカフス布挾持
機構１５はカフス布５を解放（供給）する。

その後、水平シリンダＣ２により布供給機構Ａは原位置
に復帰する。

次に、カフス布摘出機構Ｅの説明をする。

９は、接合部材であり、シリンダＣ１の進退部に設けら
れている。

そして、シリンダＣ６は軸１４により軸支され、上下シ
リンダＣ８により軸１４を中心に回動可能となっている
。

縫製後のカフス布５の摘出動作においては、シリンダＣ
，が接合部材９を進出すると同時に上下シリンダＣ９が
これを上昇させる。

これにより、接合部材９は当接板Ｓａを押圧してストッ
パＳが解放させるとともにカフス布５をかき出しもとの
状態に復帰する（詳細は特開昭４９−１２１６４３号公
報参照）。

かき出されたカフス布５は、誘導路１１を自重で通過し
て収納箱１１に積層される。

なお、マガジン１０、載置体１２ａ、モータ１２ｂ、カ
フス布挾持機構１５、シリンダＣ２・Ｃ３、位置決めが
いど体Ｇ１．Ｇ、等でカフスセット機構を　、カフス送
り板７、立上がり部７ａ、シリンダＣ０、カフス布摘出
機構Ｅ等でカフス布移動機構をそれぞれ形成している。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記従来技術にあっては次のような問題
点が生じている。

第９図（ａ）、（ｂ）に示すように、カフス布５には、
大小の形状があり、カフス各端部からの、ボタン縫製位
置ＷＢ、穴かがり縫い距離ＷＣも種々変わり、それに応
じた位置合わせが必要となるがこの位置合わせ作業が煩
雑なため縫製能率が低下するという問題がある。

すなわち、第７図（ａ）に示すように従来のカフス縫製
装置では、例えば位置決めガイド体Ｇ。

により穴かがり縫い距離ＷＣを位置合わせし、位置決め
ガイド体Ｇ２によりホタン縫製位置ＷＢを位置合わせし
、さらにカフス全長りにおいては、テーブル移動手段６
により位置合わせする必要がある。

以上のように、カフス布５の形状変更にともなう位置合
わせ作業は、３工程に及び煩雑な作業となり縫製能率は
低いものとなる。

また、第９図（Ｃ）に示すように、カフス布５に対し２
つのボタンＢ工、Ｂ２を縫製するには、前記のように第
１ボタンＢ１の縫製位置ＷＢｌ　を位置合わせしこれを
縫製する。

そして、その後の第２ボタンＢ２の縫製にあっては、テ
ーブル移動手段６により、第１ボタン縫製位置ＷＢよと
、第２ボタンａｌ製位置ＷＢ　２との差（ＷＢｌ−ＷＢ
、）を位置合わせするとともに、位置決めガイド対Ｇ２
の位置もまた調節する必要があり、第２ボタンの縫製に
おいての位置合わせは、２工程となり、この第２ボタン
の縫製もまた煩雑な作業となり縫製能率が低下する。

また、前記のような縫製時における位置合わせ作業の問
題とは別に、第７図（ｂ）および第８図に示すように、
布供給機構Ａは、多くの場所をとり、カフス縫製装置を
大型化してしまう。

そして、このカフス縫製装置の大型化は、装置の操作性
にとって少なからず障害となり、いきおい縫製能率が低
下する。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るカフス縫製装置にあっては、ミシンテー
ブルと、ミシンテーブル上面にＨ［された自動ミシンと
、カフス布を所定の位置決め位置にセットするためのカ
フスセット機構と、位置決め位置にセットされせたカフ
ス布を縫製位置にセットし、縫製後カフス布を！ｌ製位
置外に移動するカフス布移動機構と、前記各機構の開動
制御をなす制御手段とを備え、前記カフスセット機構を
、カフス布を複数枚積層するマガジンと、マガジン内の
最下位置のカフス布を引き出すカフス布取出し機構と、
布載置板および昇降可能なガイドを備えたガイド機構と
、ガイド機構により案内されて移動するカフス布を前記
位置決め位置において停止させる可変ストッパとで構成
し、前記カフス布移動機構は、可変ストッパで位置決め
されたカフス布および縫製後のカフス布を挾持する挾持
部を有する挾持体と、この挾持体の註動をなす挟持体駆
動手段とで構成することを特徴とする。

また、前記ミシンテーブルは固定テーブルと移動テーブ
ルからなり、前記自動ミシンは固定テーブルに設置され
る第Ｉ縫製機構と、移動テーブルに設置され、カフス長
さに応じて移動し第１縫製機構との針落点の距離を調節
可能な第１縫製機構とで構成され、前記マガジンは２分
割構成として。

その一方を移動テーブル上に設置し、他方を、カフス布
移動機構、カフス布取出し機構、ガイド機構、可変スト
ッパ等とともに固定テープ上に設置するようにしている
。

〔作　　用〕

この発明に係るカフス縫製装置は、移動テーブルの移動
により、カフス布長さに応じて第１縫製機構と第２縫製
機構との針落ち点の距離を調節するとともに、カフスセ
ット機構は、可変ストッパの位置調節により、カフス布
取り出し機構から移動するカフス布を位置決め位置にス
トップさせカフス布端からの縫製位置を調整し、この位
置決め位置にセットされたカフス布をカフス布移動機構
により、縫製位置にセットするとともに縫製後のカフス
布を縫製位置外に移動する。

〔発明の実施例〕

図面にもとづいてこの発明の詳細な説明する。

第１図ないし第５図は、この発明の一実施例を示す図で
ある。

第１図において、Ｔ１は、装置台りに固定される固定テ
ーブルであり、１はこの固定テーブルにＭ！を置される
第Ｉ縫製機構である。

そして、Ｔ２は不図示の移動手段により矢符Ｆ方向に移
動し、前記固定テーブルＴ１との距離を調節可能とする
移動テーブルであり、２は　この移動テーブル下２に設
置される第２縫製機構である。

なお、この実施例においては、第１縫製機構１を周知の
ボタン穴切開機構を備えた穴かがり縫いミシン、第２縫
製機構２を周知のボタン縫着ミシンとしている。

そして、Ｂ３はボタンフィーダ、Ｂ４はボタンローダ　
Ｂ１からのボタンをバネシュートを介してボタン縫着ミ
シン２へ供給するボタン供給機構である。

そして、ＣＰは、カフス縫着装置の各線動を制御する制
御手段（ＣＰＵ）のコントロールパネルである。

また、Ｈは、カフスセット機構であり、このカフスセッ
ト機構中は、マガジン内、布取り出し機構１７、ガイド
機構１８、可変ストッパ１９とからっている。

以下、このカフスセット機構中の構成、作用を説明する
。

マガジン内は、２分割されていて各垂直４１Ｍ１゜Ｍ２
とからなり複数枚のカフス布５を積層し、このマガジン
内の下方に設けた布取り出し機構１７は、不図示の邸動
源を持つ摩擦抵抗の大きい回転体またはエアシリンダを
駆動源とするリング機構に摩擦抵抗の大きいバット等を
カフス布５に当接することでマガジンＭ内の最下位置の
カフス布５を１枚づつマガジン開口部Ｍ、より取り出す
ことが出来る。

そして、マガジン内より取り出されたカフス布５は、ガ
イド機構１８に送られる。

ガイド機構１８は、カフス布５を載置する載置板１８ｂ
と、垂直面と水平面から戒るＬ字形の２個のガイド体１
８ａとからなっていて、ガイド体１８ａは、図示しない
昇降手段（ソレノイド又はエアシリンダ等）を備え昇降
可能で、カフス布５の送り込まれる際は載置板１８ｂの
平面と同一平面になる迄上昇し、カフス布５の側部とガ
イド体１８ａの垂直面とが当接し、カフス布５の送りガ
イドをなすことが出来るようになっている。

そして、１９は可変ストッパであり、カフス布５の一端
部と当接する立ち上がり部を有していて。

カフス布５の送り方向にネジ体１９ａによりガイドプレ
ートＬに設けた尺度器によって所定寸法移動して固定す
ることが出来、カフス布５を、ガイド機構１８において
適正な位置決め位置に停止させることが可能である。な
お、可変ストッパ１９の移動は、コントロールパネルＣ
戸内の予め定められたデータに基づいて制御手段（ＣＰ
Ｕ）よりの指令によりモータ等によって移動させてもよ
い。

ここで、このカフスセット機構Ｈの設置される位置にお
いては、マガジンＭの取り出し方向とは逆の方向の垂直
壁Ｍｌは、移動テーブル下２　に設置し、他方の垂直壁
Ｍ２およびカフス布取り出し機構１７、ガイド機構１８
、可変ストッパ１９は固定テーブルＴ１に設置されてい
る。

次に、第２図によりカフスセット機構Ｈのカフス布位置
決め時における作用を説明する。

図においてＮ工は、第１縫製機４ｉ！１の第１針落ち点
Ｎ、は第２Ｉｌ製機構２の第２針落ち点である。

そして、ＮＷは各針落ち点Ｎｉ、　Ｎ、間の距離であり
、移動−テーブル下２の移動によりこの距離ＮＷが調節
可能であることは前述の説明通りである。

ここで、第９図（ａ）、（ｂ）に示すようなカフス布５
の位置調節にあっては、可変ストッパ１９の移動により
、可変ストッパ１９と第１針落ち点Ｎ工との距離をＷＣ
として調節し、各針落ち間距離ＮＷを、カフス布全長り
から穴かがり縫い位［ＷＣおよびボタン縫い位置ＷＢを
引いた長さ（ＮＷ＝Ｌ−ＷＣ−ＷＢ）にコントロールパ
ネルＣ戸内の予め定められたデータに基づいて制御手段
（ＣＰ　Ｕ）よりの指令により図示しないモータ等のテ
ーブル移動手段によりテーブル下２　を移動することに
より行なう。

換言すれば、カフス布５の形状変更にともなう位置合わ
せは、可変ストッパ１９の調節および移動テープ下２の
移動の２工程のみで行なうことが出来る。さらに、マガ
ジンＭは、２分割され。

一方の垂直壁Ｍｌは移動テーブル下２に設置されている
ので、移動テーブル下２の移動によりマガジンＭの長手
方向の内径をカフス布５の種々の長手方向の長さに略合
わせることができるから、適正な布取り出しが可能とな
る。

また、第９図（ｃ）に示すように、カフス布５に対し２
つボタンＢ１．Ｂ、を縫製するには、前記のように第１
ボタンＢ１の縫製位置を合わせ、これを縫製する。

そして、その後の第２ボタンＢ２　の縫製にあっては移
動テーブル下２を、第１ボタンＢ１と第２ボタンＢ２と
の距離（ＷＢｌ−ＷＢ、）弁移動すればよく、第２ボタ
ンの縫製においての位置合わせは、土工程のみで行なう
ことが出来る。

以上のように、この発明に係るカフス縫製装置によれば
カフス布５の位置合わせ作業工程を短縮することが可能
となり、縫製能率を向上させることが出来る。

そして、Ｋはカフス布移動機構であり、前述のガイド機
構１８においての位置決め位置にセットされたカフス布
５を、縫製位置にセットとするとともに、縫製後のカフ
ス布を縫製位置外に移動させることが出来るようになっ
ている。

以下、このカフス布移動機構にの説明をする。

カフス布移動機構には、挾持体２０と、この挾持体２０
を各ミシン１，２および図示しないスタッカとカフスセ
ット機構Ｈとの間で、能動させる不図示の挾持体趣動手
段（モータ或いはエアシリンダ等）とからなっている。

第３図は、挾持体２０を示す図で、挾持体２０は１両側
にそれぞれカフス布５を挾持する開閉可能な挾持部２１
，２１’　を有している、そして、挾持部２１は可変ス
トッパ１９で位置決めされたカフス布５を挾持し、挾持
部２１’は縫製後のカフス布５を挾持して、スタッカに
排出するためのものである６ 第４図は、この挾持部２１，２１’の構成、作用を示す
図である。

図において２２は開閉板であり、下面には２つの軸体２
３を有している。

そして、この２つの軸体２３は、それぞれ長板を軸支し
ていて、一方の長板はピン２７で挾持体２０本体に軸支
され、他方の長板はカム形状長穴２８にピン２７′で挾
持体２０本体に軸支されピン２４でシリンダ２５の進退
部と連結されている。

ここで、シリンダ２５が第４図（ａ）の状態から後退す
ると、各長板が立ち上がり、開閉板２２は挾持体２０の
上面２６から上昇し開状態となる。

（同図（ｂ）参照）。

そして、さらにシリンダ２５が後退すると（同図（Ｃ）
参照）各長板が倒れ込み、開閉板２２は同図（、）に示
す状態より図中右側に進とともに上面２６に下降して閉
状態となる。

このように、開閉板２２は、上面２６との間にカフス布
５を挾持することが出来る、また、カフス布５を解放す
る際は、シリンダ２５を進出させれば、同図（ｂ）の状
態となった際カフス布５は解放され第４図（ａ）の状態
に復帰する。

なお、挾持部２１については上記と対向する位置関係に
あるが、その構成・作用は同様なので省略する。

従って、前述のガイド機構１８によりカフス布５が位置
決め位置にセットされると　挾持体２０の挾持部２１に
よりカフス布５を開閉板２２と上面２６との間に挾持す
るとともにガイド体上８ａが昇降手段により下方に下る
。そして、挾持部２１は開閉板２２と上面２６との間に
カフス布５を挾持したまま、一対のガイドプレートＬに
案内されながら第工図の右方に移動し、第１ミシンおよ
び第２ミシン２の縫合位置で停止する。次に。

挾持部２１を解放するとともに挾持体２０は挟持体駆動
手段により第５図に示す矢符Ｒの経路を経て元の位置に
復帰する。一方、この間に第１ミシンｌ及び第２ミシン
２は縫合を開始して縫製終了後面ミシン１．２は停止す
る。

次に、同様にして次のカフス布５が位置決め位置にセッ
トされると、挾持体２０の一方の挾持部２１がカフス布
を挾持するとともに、他方の挾持部２１′は縫合終了後
のカフス布５を挾持する。

次に上記と同様に挾持体２０は右方に移動し、挾持部２
１は両ミシン１．２の縫製位置で停止してカフス布５を
解放するとともに挾持部２１′はスタッカにカフス布５
を排出する。

以上のように、この発明に係るカフス縫製装置は、カフ
ス布５の供給、摘出、排出を各ミシンテーブルＴよ、Ｔ
２内において行なえるため（第１図および第２図参照）
装置を小型化することが出来る上５作業性も向上させる
ことが可能となる。

なお、上記実施例では、マガジンＭを２分割した一方の
垂直壁Ｍｌ、第２のミシン２等は移動テーブル２に設置
されているが、下方に布取り出し機構１７を有するマガ
ジンＭを一体としてその長手方向の内径をカフス布５の
長さにセパレータにより調節可能としたマガジン、第２
のミシン２゜ガイド機構１８、挾持体２０等を移動テー
ブル下２に設置しても良い。

更に、垂直面と水平面とからなるＬ字形のガイド体１８
ａは昇降手段等により昇降可能に構成したが、バネまた
はバネとリンクを介して挾持体２０の右方へにの移動に
関連して作用させ、カフス布５が容易に移動できるよう
に回動するような昇降手段としても良い。

〔発明の効果〕

この発明は、以上述べた構成・作用により、カフス布の
位置合わせ作業における工程を短縮させることが出来、
迅速かつ容易なカフス縫製を可能とし、縫製作業能率を
向上させることができる。

又、位置合わせ、縫製、排出が連続的に行えるので、装
置のコンパクト化が可能となる上、このコンパクト化に
伴い、作業性もまた向上させることが出来る。さらに、
マガジンは２分割され、その一方は移動テーブルに設置
されているので、移動テーブルの移動によりマガジンの
長手方向の内径をカフス布の種々の長平方向の長さに略
合わせることができるから適正な布取り出しが可能で。

かつマガジンの小型化ができる等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示す外観斜視図、第２
図は、第１図に係るカフス縫製装置でのカフス布位置合
わせ状態を示す平面図、第３図は挾持体を示す平面図、
第４図（ａ）、（ｂ）。 （ｃ）は、挾持部の動作を説明する説明図、第５図は、
挾持体の挟持体駆動手段による動作を示す側面図、第６
図は、カフス布およびこの両端の縫製物の位置関係を示
す平面図、第７図は、従来のカフス縫製装置を示す図で
、同図（ａ）は正面図、同図（ｂ）は平面図、第８図は
、従来のカフス縫製装置の構成を示す一部切欠側面図、
第９図（ａ）（ｂ）、（Ｃ）は、種々のカフス縫製を示
す平面図である。 図において １・・・第１縫製機構 ２・・・第２縫製機構 ５・・・カフス布 Ｋ・・・カフス布移動機構 ２０・・・挾持体 ２１．２１’・・・挾持部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ミシンテーブルと、ミシンテーブル上面に設置さ
   れた自動ミシンと、 カフス布を所定の位置決め位置にセットするためのカフ
   スセット機構と、 位置決め位置にセットされたカフス布を縫製位置にセッ
   トし、縫製後カフス布を縫製位置外に移動するカフス布
   移動機構と、 前記各機構の駆動制御をなす制御手段とを備えたカフス
   縫製装置において、前記カフスセット機構を、カフス布
   を複数枚積層するマガジンと、マガジン内の最下位置の
   カフス布を引き出すカフス布取出し機構と、 布載置板および昇降可能なガイド体を備えたガイド機構
   と、 ガイド機構により案内されて移動するカフス布を前記位
   置決め位置において停止させる可変ストッパとで構成し
   、 前記カフス布移動機構は、可変ストッパで位置決めされ
   たカフス布および縫製後のカフス布を挾持する挾持部を
   有する挾持体と、この挾持体の駆動をなす挾持体駆動手
   段とで構成したことを特徴とするカフス縫製装置。 ２）前記ミシンテーブルは固定テーブルと移動テーブル
   からなり、前記自動ミシンは固定テーブルに設置される
   第１縫製機構と、移動テーブルに設置され、カフス長さ
   に応じて移動し第１縫製機構との針落点の距離を調節可
   能な第２縫製機構とで構成され、 前記マガジンは２分割構成として、その一方を移動テー
   ブル上に設置し、他方をカフス布移動機構、カフス布取
   出し機構、ガイド機構、可変ストッパ等とともに固定テ
   ーブル上に設置するようにしたことを特徴とする請求項
   １記載のカフス縫製装置。