JPH0362807A - ポリプロピレンの製造方法 - Google Patents

ポリプロピレンの製造方法

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JPH0362807A
JPH0362807A JP1196552A JP19655289A JPH0362807A JP H0362807 A JPH0362807 A JP H0362807A JP 1196552 A JP1196552 A JP 1196552A JP 19655289 A JP19655289 A JP 19655289A JP H0362807 A JPH0362807 A JP H0362807A
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守彦 佐藤
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、剛性、加工性、溶融弾性等に優れ、シート成
形、ブロー成形、ラミネート加工に好適なポリプロピレ
ンの製造方法に関するものである。
[従来の技術] 結晶性ポリプロピレンは、優れた物理的性質を有するた
め、近年著しく需要が伸びている。
この需要の伸びと相俟ってポリプロピレンの製造技術の
進歩も者しく、重合用触媒に関しては従来の三塩化チタ
ン型触媒に対し、マグネシウム化合物にチタン化合物を
担持した高活性触媒が開発されたり、プロセスに関して
も、より合理化された塊状重合法や気相重合法が採用さ
れつつある。
しかしながら、用途によっては、公知の技術による製品
は、十分満足できるものではない。
シート、吹込成形の加工成形においては、溶融弾性の優
れたポリプロピレンが要求される。即ち、シート成形に
おいては真空成形時にドローダウンの少い樹脂が望まれ
る。また、吹込成形においては瓶を成形したときの肉厚
が一定となる樹脂が要望され、かかる樹脂はダイスウェ
ルが大きい必要がある。
ダイスウェルの小さいポリプロピレンでは製品の肉厚が
薄くなり、一定の品質を得ることが困難となる。このた
め肉厚を調節するためにダイスを交換することが必要と
なり種々の製品を成形するメーカーにおいては、生産性
が低下する上に予備ダイスが必要となることなど工業的
に極めて不利となる。
このような観点から、特開昭58−201806号、特
開昭58−219207号などにおいて高分子量部分と
低分子量部分の重合体を2段階で製造する方法や特開昭
60−49008号、特開昭60−49009号、特開
昭62−124108号、特開昭62−195007号
においては、3段階で重合体を製造する方法が提案され
ている。
しかしながら、これらの提案では、具体的に開示されて
いる触媒は古くから使用されている三塩化チタン型触媒
であり、重合活性が低いため、いわゆる脱灰工程を設け
て、製品の着色などの問題を避ける必要があった。
さらに、これら提案に具体的に開示されている方法に従
い、マグネシウム化合物に担持された高活性触媒を使用
してポリプロピレンを製造した場合には、ゲルやフィッ
シュアイなどが多発したり、剛性、加工性、溶融弾性が
十分でなかったりして、望む成果を得ることができない
ことが判明した。
一方、特開昭59−172507号においては、高活性
触媒を用いて二段重合を行う具体的記述が見られるか、
溶融弾性の一つの目安である溶融張力は充分ではなく、
また、高分子量成分が多いため、加工性の面でも充分と
は言えない。加工性を向上するためには高分子量成分の
比率を下げれば良いが、周知のように、これは溶融弾性
の点では逆効果になり、好ましい方向ではない。また、
剛性、加工性、溶融弾性およびゲルなどの製品外観につ
いて総合的なバランスから見ると十分満足すべき性能を
示していない。
[発明が解決しようとする課題] 就中、これら従来技術の欠点は、重合工程と押出工程だ
けから成る簡素なプロセスである気相重合プロセスで連
続的にポリプロピレンを製造する場合に、深刻な問題と
して顕現した。本発明者らは、かかる従来技術の問題点
を解決するべく鋭意検討を行った。
[課題を解決するための手段] その結果、マグネシウム化合物にチタン化合物を担持し
てなる高活性かつ高立体規則性触媒を用い、3工程でポ
リプロピレンを重合することにより、剛性が高く、ダイ
スエルの大きい、均一性の優れたポリプロピレンを効率
的に得られる事を見出だし、本発明を完成させるに至っ
た。
すなわち、本発明は マグネシウム化合物にチタン化合物を担持してなる高活
性かつ高立体規則性触媒を用い、プロピレンを多段階で
重合する方法において (イ)極限粘度[η]1が0.2〜1のポリプロピレン
の製造割合R1が10〜80重量%製造する低分子量成
分重合工程と (ロ)極限粘度[ηコ、が1〜3のポリプロピレンの製
造割合R2が10〜70重量%製造する中間分子量成分
重合工程と (ハ)極限粘度[ηコ、が3以上のポリプロピレンの製
造割合R3が10〜50重量%製造する高分子量成分重
合工程 を含む、少くとも3つの重合工程からなり、かつ、各工
程で得られるポリプロピレンのキシレン可溶分Xyと極
限粘度[ηコ iが Xy  ≦−0,3x  Ert  j  i  + 
3.0但し、i=1〜3 を満足し、かつ、最終ポリプロピレンの極限粘度[η]
wとダイスエルSRが SR≧0.63X [03w+0.55を満足すること
を特徴とするポリプロピレンの製造方法に関するもので
ある。
プロピレンの重合は3工程に分けて行われるが、1工程
を2段階以上に分けて行うこともできる。
各工程の重合は気相重合、塊状重合、スラリー重合のい
づれも採用できる。
高分子量成分を重合する工程に於いては、極限粘度[η
]3が3以上、好ましくは3.5以上、8以下のポリプ
ロピレンを10〜50重量%、好ましくは15〜40重
量%重合する。極限粘度[η]、または、重合割合R5
が該範囲より小さいと重合体の剛性、溶融弾性が改良さ
れない。また、重合割合R9が上記範囲より大きいと成
形性に不都合を生じる。
中間分子量成分を重合する工程に於いては、極限粘度[
η]2が1〜3、好ましくは1.3〜2.7のポリプロ
ピレンを10〜70重量%、好ましくは15〜50重量
%重合する。極限粘度[η]2または、重合割合R2が
該範囲より小さいと重合体の剛性、溶融弾性の向上が低
く1重合体の均一性が悪いために製品外観を損ねる。逆
に[η]2、R2が該範囲より大きいと成形性に不都合
を生じる。
低分子量成分を重合する工程に於いては、極限粘度[η
]1が0.2〜1.0、好ましくは0.4〜0,9のポ
リプロピレンを10〜80重量%、好ましくは20〜6
0重量%重合する。極限粘度[η]1が該範囲より小さ
いか、重合割合R1が該範囲より大きいと剛性、溶融弾
性が改良されない。逆に、[η]1が上記範囲より大き
いか、R1が該範囲より小さいと成形性に不都合を生じ
る。 最終重合体の極限粘度[η]wは、上述の範囲か
ら選ばれた3工程の各成分の極限粘度と重合割合との間
に ([η]1XR1+[η]2XR2+[η]、×R3)
 / 100− [η] w      (3)只 の関係を満たし、その極限粘度[η]wは、1〜4であ
る。
このようにして得られたポリエチレンのダイスエルSR
は次の関係を満足しなければならない。
SR≧ 0.  63  [η コ w’+0.  5
5     (2)好ましくは、 SR≧0.63[η]w+0.6    (4)上述し
てきたような効果を充分に発現するためには高立体規則
性触媒でなければならず、本発明のポリプロピレンを重
合するとき、3つの各工程で得られるポリプロピレンの
キシレン可溶分Xyと極限粘度[η〕が Xy≦−〇、3X[η]+3.0・・・(1)を満足す
るものでなければならない。この関係を満足できる触媒
を用いないと、製品の剛性が著しく低下する。かかる触
媒として、特開昭63−3007号、特開昭63−31
4210号、特開昭63−317502号、特願昭62
−15’4556号、特願昭62−322861号を例
示することができる。具体例としては、以下のような触
媒を挙げることができる。
(A−1)  (i )金属マグネシウムと水酸化有機
化合物、マグネシウムの酸素含有有機化 合物からなる群より選んだ少なくと も1員と、 (i i)電子供与性化合物と、 (i i i)チタンの酸素含有有機化合物とを含有す
る均一溶液に、 (iv)少なくとも1種のハロゲン化アルミニウム化合
物を反応させ、得られた 固体生成物に、さらに (V)電子供与性化合物と、 (vi)ハロゲン化チタン化合物を反応させて得られる
固体複合体と、 (A−2)周期率表の第1a、Ila、IIb、mbお
よびIVb族金属の有機金属化合物から選んだ少なくと
も1種と、 (A−3)電子供与性化合物 とから成る混合分散液に、50℃以下の温度にて、該固
体複合体1g当たり0.1〜100gの炭素数3以上の
α−オレフィンを吸収させて得られる固体触媒成分と、 (B)  成分として、周期率表の第1a、na。
nb、mbおよびIVb族金属の有機金属化合物の群か
ら選んだ少なくとも1種と、 (C)  成分として、電子供与性化合物とからなる触
媒を挙げることができる。
成分(八)の固体触媒成分の使用凰は、反応器11当た
り、チタン原子0.001〜2.5ミリモル(mmol
)に相当する量で使用することが好ましい。
成分(B)の有機アルミニウム化合物は、反応器1gあ
たり、0.02〜50 mmol、好ましくは0.2〜
5 mmolの濃度で使用する。
成分(C)の電子供与性化合物は、反応器ID当たり、
0. 001〜50mmol、好ましくは0.01〜5
 mmolの濃度で使用する。
本発明における3成分の重合器内への送入態様は、特に
限定されるものではなく、例えば成分(A)、成分(B
)、成分(C)を各々別個に重合器へ送入する方法、あ
るいは成分(A)と成分(C)を接1 ] 触させた後に成分(B)と接触させて重合する方法、成
分(B)と成分(C)を接触させた後に成分(A)と接
触させて重合する方法、予め成分(A)と成分(B)と
成分(C)とを接触させて重合する方法などを採用する
ことができる。
プロピレンの重合は、重合体の融点未満の反応温度で気
相中あるいは液相中で行う。
重合を液相中で行う場合は、プロピレンそれ自身を反応
媒体としてもよいが、不活性溶媒を反応媒体として用い
ることもできる。この不活性溶媒は、当該技術分野で通
常用いられるものであればどれでも使用することができ
るが、特に4〜20個の炭素原子を有するアルカン、シ
クロアルカン。
例えばイソブタン、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサ
ンなどが適当である。
重合反応条件は、重合体の融点未満の反応温度で行われ
る限り特に限定されないが、通常反応温度20〜110
°C1圧力2〜50kg/cIIY−Gに選ばれる。
重合工程において使用する反応器は、当該技術分 2 野でa 21S’用いられるものであれば適宜使11ノ
することができる。例えば、撹J’lj m型反応器、
流動床型反応器または循環式反応器を用いて、重合操作
を連続方式、半回分方式および回分方式のいずれかの方
式で行うことができる。
前記、3工程で製造する各ポリプロピレンの製造順序は
任意であるが、直列に並んだ3話以上の重合器を用いて
重合するのが好ましい。上述してきた方法で本発明を実
施すれば、高剛性、高溶融伸性の製品を得られる。
[発明の効果] 本発明の方法を用いれば、剛性、溶融弾性に優れ、加工
性の良好なポリプロピレンが得られる。
本発明の第1の効果は、高立体規則性触媒を用いること
により高結晶性、高剛性の製品を得ることである。本発
明で例示した触媒を用いれば、重合後の抽出工程等を施
さなくとも充分に高立体規則比であるため、気相重合の
ように重合工程と押出工程だけから成る簡素なプロセス
での製造が可能となり、生産コストの低下をもたらす。
本発明の第2の効果は、3つの重合工程に於て、異なる
高分子量の成分を重合することにより、剛性、溶融弾性
、均一性、および、加工性の良好な製品が得られること
である。特に、3成分の比率と極限粘度を適切に選択す
ることにより、高剛性、高溶融りp性な製品を広範囲な
用途に適用することが可能となる。また、3工程から成
る連続重合で得られる重合体の相溶性も良好な結果とな
る。
[実施例コ 以下に本発明を実施例により示すが、本発明はこれらの
実施例によってなんら限定されるものではない。
実施例、参考例および比較例における重合体の性質は下
記の方法によって測定した。
MI :ASTMD−1238条件Eによるメルトイン
デックス 極限粘度[η]:140℃のオルトジクロロベンゼン中
で測定しているが、極限粘度[η]と粘度平均分子Q 
M vの間には以下の式がある。
 4 ダイスウェル:キャビログラフ(東洋精機■製)を用い
、ノズル径2.0+nm、長さ10+am、入り口角9
0°のオリフィスで、剪断速度76.0sec 1の条
件下で測定されるダイスウェル曲げ弾性率: J I 
5K720Bによる曲げ弾性率。
キシレン可溶分(Xy):試料4gをキシレン200 
mlに溶解させた後、25℃の恒温槽に1時間放置する
。析出したポリプロピレンをろ過し、ろ液を回収する。
ろ液のキシレンをほとんど蒸発させた後、更に真空乾燥
してキシレン可溶分を回収し、元の試料の■皿に対する
百分率で求める。
均一性:キャストフィルムを製膜して、その外観を判定
した。
参考例1 (イ)[固体複合体(A−1)の調製]撹拌装置を備え
た211のオートクレーブに、金属マグネシウム粉末1
2g (0,49mol )を入れ、これにヨウ素0.
6g、2−エチルヘキサツル334.3g (2,6i
ol )およびチタンテトラブトキシド168.0g 
(0,49mol )。
 5 フタル酸ジイソブチル27.6g (0,099mol
 )を加え、ざらにデカン1ρを加えた後90℃まで昇
温し、発生する水素ガスを排除しながら窒素シール下で
1時間撹件した。引き続き140℃まで昇温しで1時間
反応を行い、マグネシウムとチタンを含む均一溶液(M
g−Ti溶液)を得た。
内容積500 mlのフラスコにMg−Ti溶液のMg
換算0.048molを加え一20℃に急冷後、i−ブ
チルアルミニウムジクロライド14.9gをデカンにて
50%に希釈した溶液を2時間かけて加えた。すべてを
加えたのち、室温まで昇温したところ、白色の固体生成
物を含むスラリーを得た。かくして得られた白色固体生
成物を含むスラリーを60℃に昇温した後、ソルビタン
ジステアレートを11000pp添加した。ついでフタ
ル酸ジイソブチル3. 3g (0,012111ol
 )を加えた後、四塩化チタン47m1を1.2−ジク
ロロエタン47m1で希釈した溶液を全量加え、4時間
反応させた。この際、固体生成物の凝集は見られ 6 なかった。さらに70℃で1時間撹拌を行った。
生成物をろ過することにより、固体部を採取し、再度、
四塩化チタン47m1と1.2−ジクロロエタン47m
1に懸濁し、70℃で1時間撹拌した。
生成物にヘキサンを加え遊離するチタン化合物が検出さ
れなくなるまで、充分に洗浄操作を行った。
かくして、ヘキサンに懸濁した固体複合体(A−1)の
スラリーを得た。上澄液を除去して窒素雰囲気下で乾燥
し、元素分析したところ、Tiは3.0重量%であった
(ロ)固体触媒成分(A)の調製 内容積5ρのステンレススチール製電磁撹拌式オートク
レーブ内を充分窒素で置換し、前記の(イ)の方法によ
り得た固体複合体(A−1) 52 g 。
有機金属化合物(A−2)としてトリエチルアルミニウ
ム326 ■ol、電子供与性化合物(A−3)として
ジフェニルジメトキシシラン81.4mmolを順次添
加し、ヘキサン3gを加えた。その後ソルビタンジステ
アレートを全内容物に対し1400 ppmとなるよう
に添加した。オートクレーブ内圧を0 、 1 kg 
/ cd Gに内温を20℃に調節した後、撹拌を開始
し、20℃に保ったままプロピレン250gを20分間
で供給し、30分間撹拌した。
かくして得られた固体触媒成分(A)を濾別分離し、ヘ
キサンで充分洗浄操作を行い、ヘキサンに懸濁した固体
触媒成分(A)のスラリーを得た。上澄液を除去して、
窒素雰囲気下乾燥した後の収量は302gであった。
(ハ)プロピレンの気相重合 内容積51)のステンレススチール製電磁撹拌式オート
クレーブ内を充分窒素で置換し、触媒成分(B)として
トリエチルアルミニウム12. 5m1Inol。
触媒成分(C)としてジフェニルジメトキシシラン3.
13InIIol及び固体触媒成分(A)をTi換算で
0、 123+n+nolで順次添加し、ガラスピーズ
(φ1、Omm)を100g加えた。オートクレーブ内
圧を0 、 1 kg / at Gに調節し、水素を
0.2kg/cI#加え、撹拌(300rpm)を開始
した後、80℃としプロピレンガスを加え系内が28k
g/cd Gとなるように調製した。次いで、系内の圧
力を保つようにプロピレンガスを連続的に供給して、同
温度で2時間プロピレンを重合させた。重合反応終了後
、撹拌を止めると同時に系内の未反応プロピレンを放出
し、生成重合体を回収した。その結果、生成重合体は2
ηgであり、Ti活性は267kg/gに相当する。ま
た、重合体粒子の緒特性を測定したところ、MFR5,
9g/10分。
Xyl、1%、嵩密度0.45g/cffl、平均粒径
660μであった。
実施例1 内容積3ONの流動床型重合器3基を直列に連結して気
相連続重合を行った。第1の重合器のプロピレン分圧は
9 、4 kg / eJ G 、水素はプロピレンに
対し0. 00035mol/n1ol となるように
、また、参考例1で得られた固体触媒成分(A)を15
0g/Hrとなるように各々連続的にフィトした。また
(13)成分としてトリエチルアルミニウムを触媒中の
Tiに対してA I / T i −5011IO1ノ
■01 となるように、(C)成分としてシイツブ 9 チルジメトキシシランをS i /A I =0. 8
11+ol/mol となるように連続的にフィードし
た。重合条件を表−1に示す。
重合されたポリマー粒子は抜き出しタンクに排出されて
から第2の重合器へ移送した。
第2重合器へは水素をフィードせず、プロピレン分圧が
7.5kg/cJとなるようにプロピレンをフィードし
た。重合されたポリマー粒子は抜き出しタンクに排出さ
れてから第3の重合器へ移送した。
第3重合器へは、プロピレン分圧が11.5kg/ c
/、水素はプロピレンに対しo、33…ol/molと
なるように各々連続的にフィードした。
各重合器から排出されるポリマーを少量抜き出したとこ
ろ第1重合器のポリマーの極限粘度[η]1は2.59
.キシレン可溶分Xyは1.4%、第2重合器のポリマ
ーの極限粘度〔η〕は3.0.キシレン可溶分は1.4
%、第3重合器のポリマーの極限粘度〔η〕は2.16
.キシレン可溶分Xyは1,6%であった。
 0 重合割合は第1重合器が35,5%、第2重合器が26
%、第3重合器が38.5%であった。
このことから、第2.第3重合器で生成している重合体
の極限粘度[η]は3.6,0.8、キシレン可溶分X
yは1.4,1.8%であることがわかる。その他の結
果を表−3に示した。
実施例2〜9.比較例1〜6 実施例1と同じ触媒系、重合器を用いポリプロピレンの
3段重合を行った。重合条件、結果をそれぞれ表−1〜
3に示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マグネシウム化合物にチタン化合物を担持してな
    る高活性かつ高立体規則性触媒を用い、プロピレンを多
    段階で重合する方法において (イ)極限粘度[η]_1が0.2〜1のポリプロピレ
    ンの製造割合R_1が10〜80重量%製造する低分子
    量成分重合工程と (ロ)極限粘度[η]_2が1〜3のポリプロピレンの
    製造割合R_2が10〜70重量%製造する中間分子量
    成分重合工程と (ハ)極限粘度[η]_3が3以上のポリプロピレンの
    製造割合R_3が10〜50重量%製造する高分子量成
    分重合工程 を含む、少くとも3つの重合工程から製造されるポリプ
    ロピレンで、かつ、各工程で得られるポリプロピレンの
    キシレン可溶分Xyと極限粘度[η]iが Xy≦−0.3×[η]i+3.0 但し、i=1〜3 を満足し、かつ、最終ポリプロピレンの極限粘度[η]
    wとダイスエルSRが SR≧0.63×[η]w+0.55 を満足することを特徴とするポリプロピレンの製造方法
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