JPH0362570A - 短絡型サイリスタ - Google Patents

短絡型サイリスタ

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JPH0362570A
JPH0362570A JP19819789A JP19819789A JPH0362570A JP H0362570 A JPH0362570 A JP H0362570A JP 19819789 A JP19819789 A JP 19819789A JP 19819789 A JP19819789 A JP 19819789A JP H0362570 A JPH0362570 A JP H0362570A
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JP
Japan
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thyristor
blocking region
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JP19819789A
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JPH0666460B2 (ja
Inventor
Koichi Ota
太田 鋼一
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は短絡型サイリスタの点弧特性の改善に関するも
のである。
(従来技術とその問題点) サイリスタ例えば第1図(a)のようにP t Nz 
P 3N4の4層からなり、PlとN2層が金属電極T
により短絡され、N4層に金属電極T、を設けた構成、
即ちベース領域の一部を工くツタ領域と短絡して一方の
電極とした第1図(b)の特性をもつサイリスタは、例
えば温度特性が良好であること、短絡構造であることか
ら目的に応じて必要な第1図(b)の保持電流の大きな
ものを得られ易く遮断特性の良好である利点がある。こ
のため例えば通信回線に接続された電子機器などのサー
ジ防護阻止として有用であり、広く使用され始めている
しかしこのサイリスタには以下に説明するように、Nz
 Pl N4からなる3層部分にもとづく構造的な問題
をもつ。
このサイリスタは次の動作機構をもつ、即ち今第1図(
a)の電極T、からTtの方向に電圧が加えられた場合
、この電圧が接合Jtの耐圧を越えたとき流れる電流に
よりN2層の横方向抵抗Rに電圧降下を生じさせる。そ
してこれにより接合J。
を順方向にバイアスとしてP INt Pl Naのす
イリスタの一部を先ずオン状態とし、更にこれにもとづ
くキャリアの拡散にまり点弧が全領域に及ぶことにより
電極TIT2間をオン状態とするものである。
従ってこの構成をもつサイリスタにおいては基本的に1
1層、即ちエミッタ領域を直下のN2の横方向抵抗Rに
電圧降下を生じさせるような電流の流通路のみを持たせ
るのが理想である。
しかし通常の設計においては製造の必要から、第1図(
a)中に破線で示すようなNtPsNa層からなる3層
部分を持たせざるを得ない、このため横方向抵抗R中を
流れる電流の外に、直接3層部分を通る不必要な電流I
tを流すことになる。従ってそれだけ第1図(ハ)のブ
レークオーバ電流1゜を大とし、作動時(点弧時)にお
ける損失が大とする問題点をもつ。
(発明の目的) 本発明は短絡構造による利点を損なうことなく、ブレー
クオーバ電流を抑制できる、比較的簡単な手段を提供し
て点弧時における特性の改善を図ったものである。
(問題点を解決するための本発明の手段)前記のように
3層部分が製造上除去し得ないものであるならば、この
部分に直接流れる電流の流通を何等かの手段を用いて阻
害すれば、前記した点弧時の問題点を解決しうる。
本発明は3層部分に流れる電流を次の手段により抑制す
ることを特徴とするものである。即ち第2図に示す模式
的断面図のように、短絡ベース部分であるN2層の一面
への露呈部分の直下のN4層に、−面が露呈するように
直接電流阻止領域Sとなる11層を設けると共に、これ
によるN2P。
N、P、層が逆向きのサイリスタとして作用するのを防
ぐため、絶縁膜例えばSin、膜■を設けて金属電極T
!と絶縁したものである。
このようにすれば3層部分の電流値は11層の直上の各
層、特にN層の横方向によって大きく影響される。従っ
て短絡ベース部に対する、直接電流阻止領域Sの大きさ
、位置関係などを選定することにより、3層部分に流れ
る電流ILを流れにくくすることができる。また本発明
の構造をとることにより、保持電流りに影響を及ぼさな
いこともこのサイリスタの動作理論から明らかである。
従って従来構造のもつ利点を生かしながら、点弧時にお
ける損失の少ないサイリスタを提供しうる。
以上本発明の原理について説明したが、双方向性サイリ
スタ例えば第3図に示す模式的断面図のように、PNP
NPよりなり左右に3N部分をもつ双方向性サイリスタ
においても、−面を金属電極設定面の左右端に露呈させ
たN層の直下に、それぞれ直接電流阻止領域Sとなる1
2層を設けることによって適用できる。なおIは13層
と金属電極との絶縁膜である。
以上本発明の原理的構成について説明したが、実際に作
られるものについては信頼度の確保などに通常用いられ
る設計製作上の技法が用いられる。
第4図(a)(b)及び第5図(a)(b)は第3図ノ
サイリスタに相当する実用デバイスの構造例を示す上面
図(金属電極と絶縁膜の図示を省略)と、そのA−A”
部における断面図てあって以上の各図と同−一符号部分
は同等部分を示し、Cはチャネルストッパとなる11層
である。
なお第4図の例は直列電流阻止領域Sの十印がP層と重
なるように設けたものであるが、第4図(C)のように
領域Sの全部が重なるように設けてもよい。また第5図
は短絡エミッタである2層中に短絡ベースであるN層を
点状に露呈させ、また阻止領域Sを短絡ベースであるN
層中に点状に分散して設けた例であるが、第5図(C)
に示すように点状の阻止領域を複数列例えば2列に配列
して設けることができる。
なお本発明は以上とは逆な伝導型のものに適用しても同
様な効果が得られることは容易に理解される。
(発明の効果) 以上のように本発明によればサイリスタのもつ3層部分
を介して金属電極間および直接流れる電流を他の特性に
変化を生むことなく比較的に簡単な手段により抑制して
点弧特性を向上できるすぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の説明図、第2図、第3図は本発明の
詳細な説明図、第4図、第5図は本発明の実用的構成例
の説明図である。 代 理 人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)N(P)ベースの一部をP(N)エミッタに1乃
    至複数箇所において、一方の金属電極により短絡してな
    る部分を備えた短絡型サイリスタにおいて、前記N(P
    )ベースの短絡部分と対向するN(P)層に直接電流阻
    止領域を形成するP(N)層を設けると共に、この直接
    電流阻止領域を形成するP(N)層を他方の金属電極と
    絶縁したことを特徴とする短絡型サイリスタ。
JP19819789A 1989-07-31 1989-07-31 短絡型サイリスタ Expired - Fee Related JPH0666460B2 (ja)

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JPH0666460B2 JPH0666460B2 (ja) 1994-08-24

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05275687A (ja) * 1991-05-21 1993-10-22 Shindengen Electric Mfg Co Ltd プレ−ナ型二端子双方向性サイリスタ
DE4229307A1 (de) * 1992-09-02 1994-03-03 D & D Hardware Software Und Do Überspannungsableiterbauelement
JP2002256581A (ja) * 2001-02-27 2002-09-11 Shinmei Sangyo:Kk 既設,新設のマンホール等の側面孔に本管,枝管,支管を接続するための内付け継手

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05275687A (ja) * 1991-05-21 1993-10-22 Shindengen Electric Mfg Co Ltd プレ−ナ型二端子双方向性サイリスタ
DE4229307A1 (de) * 1992-09-02 1994-03-03 D & D Hardware Software Und Do Überspannungsableiterbauelement
JP2002256581A (ja) * 2001-02-27 2002-09-11 Shinmei Sangyo:Kk 既設,新設のマンホール等の側面孔に本管,枝管,支管を接続するための内付け継手

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