JPH0362293A - 音声入力装置 - Google Patents

音声入力装置

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JPH0362293A
JPH0362293A JP1198444A JP19844489A JPH0362293A JP H0362293 A JPH0362293 A JP H0362293A JP 1198444 A JP1198444 A JP 1198444A JP 19844489 A JP19844489 A JP 19844489A JP H0362293 A JPH0362293 A JP H0362293A
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microphone
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、缶ビール等の自動販売機あるいはプレイガイ
ドや映画館等における映画鑑賞券等の発売および発行業
務の自動化を図り得る自動販売機能等を備えた音声入力
装置に関する。
(従来の技術) 近間、街角や映画館等の施設には種々の自動販売機が設
置され、商品の発売及び利用券の発行等の省力化が図ら
れている。ところがこの種の自動販売機は利用者にとっ
て必ずしも利用し易いものとは言い難い。
即ち、自動販売機にて商品あるいは利用券を購入する場
合、−殻内には自動販売機の前面パネル上に多数設けら
れた商品名及び料金を記載した選択釦あるいは選択釦と
対応付けがしやすいように近傍に商品名および料金の記
載により購入を希望する料金を確認する。そして販売機
に上記料金を満す硬貨や紙幣を投入し、あるいはプリペ
イドカードやキャッシュカード等と称されている金銭情
報カードをセットする。すると販売機はその入力金額に
応じて商品の発売可能な料金に該当する金額が明示され
ている選択釦を点灯表示する。そこで利用者は点灯表示
された選択釦中の目的とする商品の料金に該当する金額
が明示されている選択釦を押下(操作)する。
この選択釦の押下(操作)によって販売機は該選択釦に
対応付けられている商品を発売し、入力された金銭に対
して釣銭が必要な場合にはその釣銭を発行するものとな
っている。また上記金銭情報カードの場合には、カード
に記録されている金銭情報から利用金額を差引いている
ところが、購入対象となる商品の数が多い場合には別に
用意された料金表から希望商品名と前記商品に対応する
コードあるいは料金をさがし出し、コードの場合には、
自動販売機に設けられたテンキーで入力したり、例えば
乗車券のように購入対象となる商品の数より料金の数が
大幅に少なく、料金の数に相当する釦が自動販売機上に
設置できる場合には、その釦を押して自分の希望する駅
までの運賃に相当する金額の乗車券を買うようにしたも
のもある。
しかしこのような操作は非常に煩わしく、商品の購入の
ための負担が多くなり、利用者に対するサービス性の低
下という大きな問題があった。
このような課題を解決するため、本発明者は以下のよう
自動販売機の提案をしている。
先ず、発売対象とする商品名とその商品の料金に関する
情報をそれぞれ表示すると共に、音声入力された商品名
を不特定話者単語音声認識部により認識して商品名候補
を求め表示されている商品名中の上記商品名候補によっ
て示される商品名を表示する。そして表示された商品名
または料金に関する情報に対する選択情報が入力された
とき、その選択情報により特定される上記料金に相当す
る金銭または金銭情報の受入れを入金処理部にて判定し
た上で前記選択情報によって特定される商品を発売しあ
るいは商品利用券を発行し、必要に応じて釣銭を発行す
るというものである。
上記自動販売機によれば、音声入力された商品名が音声
認識され、表示部に表示されている発売対象とする商品
名とその商品の料金の中の、上記音声認識によって求め
られた商品名を表示する。
従って複数の商品名中から、目的とする商品を非常に明
確に確認・把握することができる。
この状態で商品名が選択指示されると、その選択指示さ
れた商品の料金に関する情報に基づいて入力金銭に対す
る入金処理が行われ、入金が確認された時点で上記確認
指示された商品が発売され、あるいは商品利用券等が発
行される。
従って、利用者としては目的とする商品名を音声として
発話入力するだけで、複数の商品名の中から上記認識候
補の商品名の表示等による選択指示の為の手掛りとなる
情報の提供が受けられる。
その上で商品名または料金等を確認・選択指示し、商品
等の購入に必要な金銭を硬貨や紙幣として、または金銭
情報を金銭情報カードから与えるだけで商品の料金等を
簡易に購入することが可能となる。
ところで、このような自動販売機における音声入力手段
たるマイクロフォンは、一般的には、平均的な大人の背
の高さを想定した位置に設置される。
このため、顔の位置がマイクロフォンの設置位置とはか
なり異なる、例えば子供が利用者の場合、周囲の騒音の
影響を受け、誤認識を生じたり、あるいは認識不能とな
る虞れもある。
(発明が解決しようとする課題) このように音声入力による従来の自動販売機では、音声
入力手段たるマイクロフォンは、一般的には、平均的な
大人の背の高さを想定した位置に設置されるため、顔の
位置がマイクロフォンの設置位置とはかなり異なる、例
えば子供が利用者の場合、周囲の騒音の影響を受け、誤
認識を生じたり、あるいは認識不能となる虞れもある。
本発明はこのような事情に基づきなされたもので、音声
入力による商品の発売または商品利用券の発行をより確
実に行うことができる音声入力装置を提供することを目
的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、異なる高さの位置に設置された複数のマイク
ロフォンと、発声源がこれらマイクロフォンのいずれに
近接しているかを判別する手段と、この判別結果に応じ
て前記各マイクロフォンの開閉をそれぞれ制御する手段
と、前記マイクロフォンにより音声入力された商品名ま
たは商品利用罪名を認識して所定数の商品名または商品
利用券名候補を求める不特定話者単語音声認識部と、発
売対象とする商品名または商品利用罪名とこれに対応す
る料金に関する情報をそれぞれ表示する手段と、表示さ
れた商品名中または商品利用罪名の前記音声認識部で求
められた商品または商品利用券名中によって示される商
品名または商品利用券を他と区別して表示する手段と、
表示された商品名もしくは商品利用券またはこれに対応
する料金に関する情報に対する選択情報が入力される手
段と、入力された選択情報により特定される上記商品ま
たは商品利用券の料金に相当する金銭または金銭情報の
受入れを判定する入金処理部と、この入金処理部にて前
記商品または商品利用券の料金に相当する金額の受入れ
が確認されたとき前記選択情報によって特定された商品
を販売また商品利用券を発行する手段と、前記入金処理
部に受入れられた金銭に対して釣銭を発行する手段とを
具備するものである。
また、第2の発明は、異なる高さの位置に設置された複
数のマイクロフォンと、発声源がこれらマイクロフォン
のいずれに近接しているかを判別する手段と、この判別
結果に応じて商品または商品利用券の料金に対する所定
のパラメータ値を設定する手段と、前記マイクロフォン
により音声入力された商品名または商品利用罪名を認識
して所定数の商品名または商品利用券名候補を求める不
特定話者単語音声認識部と、発売対象とする商品名また
は発行対象とする商品利用罪名とこれに対応する料金に
関する情報をそれぞれ表示する手段と、表示された商品
名または商品利用券老中の前記音声認識部で求められた
商品または商品利用券名中によって示される商品名また
は商品利用券名を他と区別して表示する手段と、表示さ
れた商品名もしくは商品利用罪名またはこれに対応する
料金に関する情報に対する選択情報を入力する手段と、
入力された選択)■1報により特定される上記商品また
は商品利用券の料金に相当する金銭または金銭情報の受
入れを判定する入金処理部と、この入金処理部にて前記
商品または商品利用券の料金に相当する金額の受入れが
確認されたとき前記選択情報によって特定された商品を
発売または商品利用券を発行する手段と、前記入金処理
部に受入れられた金銭に対して釣銭を発行する手段とを
具備するものである。
(作 用) 即ち、本発明では、発声源に応じた高さのマイクロフォ
ンにより音声入力が行われるので、音声入力による商品
の発売または商品利用券の発行をより確実に行うことが
できる。
また、第2の発明では、発声源の高さに応じて料金を設
定しているので、大人用、小人用の商品の発光または商
品利用券の発行を自動的に行うことができる。
(実施例〉 以下、図面を参照して本発明の実施例につき説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る自動販売機の概略的な
機能ブロック構成を示すものである。この自動販売機は
CPUからなる制御装置1を主体とし、後述する各部を
備えて構成される。マイクロフォン2.13、音声認識
部3、および認識辞書4からなる不特定話者ilil総
語装置は上記マイクロフォン2または13を介して入力
された商品名を示す単語音声の特徴を音声認識部3にて
分析抽出し、認識辞書4に予め登録されている認識対象
とする複数の商品名の各音声的特徴とそれぞれ照合して
前記入力音声を認識するものである。この音声認識装置
にて入力音声が示す商品名に対する認識候補(商品名候
補)が、その候補順位の高いものから順に所定個数(例
えば第1順位から第3順位までの3つの認識候補)求め
られる。
マイクロフォン2,13はそれぞれ異なる高さの位置、
具体的にはマイクロフォン2は大人の顔の位置に対応す
る位置、マイクロフォン13は子供の顔の位置に対応す
る位置に設置されている。
また、各マイクロフォン2.13の近傍には、発声源が
これらマイクロフォンのいずれかに近接しているかを判
別する手段として、近接検知部12.14が設けられて
いる。これら近接検知部12.14としては、例えば光
電センサが考えられる。この光電センサは、物体に光を
照射する発光部と、物体からの反射光を受光する受光部
と、この受光部からの光を電気信号に変換する光電変換
部とを有し、物体の近接を反射光量の増加により検出し
ている。この光電センサの具体例として、例えば、立石
電機株式会社製 形式 3R−DS30E4が考えられ
る。
そして、制御装置1は、上記近接検知部12゜14によ
り物体の近接、ここではこの自動販売機の利用者の近接
を確認すると、これに応じてマイクロフォン2または1
3の開閉を制御する。具体的には、大人がこの自動販売
機を利用しようとすると、大人の顔の位置に対応する位
置に設置されたマイクロフォン2の近傍の近接検知部1
2が物体の近接を検知する。そして、制御装置1はマイ
クロフォン2をON状態にし、マイクロフォン13をO
PP状態にする。逆に、子供がこの自動販売機を利用し
ようとすると、近接検知部14がこれを検知する。そし
て、制御装置1は、マイクロフォン13をON状態にし
、マイクロフォン2をOFF状態にする。
また情報記憶部6は商品の料金に関する情報を格納して
いる。これらの料金に関する情報は、例えば本装置の設
置時等に前記制御装置1の制御の下で所定の操作をする
等して初期設定される。
接客部7は、発売対象とする複数の商品名、およびその
商品の料金等を、例えば料金毎に分類して表示する表示
装置と、この表示部に積層一体止されて表示面上の指示
された位置座標に入力する位置入力装置とからなる。具
体的には、例えば透明タブレットからなる位置入力装置
と、この透明タブレットに積層一体止された液晶デイス
プレィなどの表示装置とにより接客部7が構成される。
前記制御装置1は音声認識装置にて入力音声が示す商品
名候補が求められたとき、上記接客部7の表示装置に表
示されている複数の商品名中の上記認識結果として示さ
れる商品名と、例えば高輝度表示・反転表示する等して
他の商品名と識別して表示している。
このようにして接客部7の表示装置に表示された複数の
商品名の中から、例えば目的とする商品名の表示されて
いる位置が指により押圧されると、その位置情報が前述
した位置入力装置にて検知される。すると前記制御装置
1はその指示位置情報に従って利用者が購入しようとし
ている商品名または商品の料金に関する情報を特定する
しかる後、@御装W11は硬貨処理部8、紙幣処理部9
、およびカード処理部10からなる金銭処理装置を起動
し、利用者が購入しようとしている商品券等の料金等に
よって示される購入代金の入金処理が行われる。この入
金処理は、硬貨処理部8にてコイン投入口から投入され
た硬貨の真偽を判別し、かつその種別を判別して入金金
額を計算すると共に、紙幣処理部9にて紙幣挿入口から
挿入された紙幣の真偽を判別し、かつその種別を判別し
て入金金額を計算することによって行われる。
またカード押入口からプリペイドカード等と称される金
銭情報カードが押入された場合には、カード処理部10
にてそのカードに残されている金銭情報を読取り入力す
ることによって行われる。そしてこれらの各金銭処理部
8,9.10を介して入金された金額が前述した如く選
択された商品等の料金を満すことが確認されたとき、前
記制御装置1は商品等を発売しまたは印刷装置11を起
動して商品利用券等を発行するものとなっている。
この印刷装置11による商品利用券等の発行は、例えば
所定のロール紙に料金などの金額情報や商品名、発行場
所芯、発行年月日、商品提供会社名、発券管理番号等の
情報を電子印刷し、これを規定の寸法に切断して受皿に
放出する等して行われる。
この際、制御装置1は商品利用券発行に見合う金額以上
の入金があったか否かを判定しており、硬貨または紙幣
による過剰な入金があった場合には、その過剰入金相当
額を釣銭4して前記商品利用券と共に上記受皿に返却処
理している。また前述したカードに対しては受領金額の
情報を記録し、該カードに残高金額の情報だけが残るよ
うにしている。
以上が本発明に係る音声入力形式の自動販売機の基本的
な概略構成である。そして利用者としてはマイクロフォ
ン2あるいは13を介して商品名を発話入力すれば、そ
の認識候補としての商品名が表示装置上で他の商品名と
識別可能に強調して表示される。そこで利用者は、上記
商品名の強調表示による注意力喚起の下で、購入目的と
する商品等の商品名や料金等を確認し、これを選択指示
してその料金に見合う金額の金銭を投入することにより
商品等の発売あるいは商品利用券等の発行を受け、また
必要な釣銭の返却を受けることが可能となる。
次に更に詳しい具体例につき説明する。
第2図はその具体例に係る映画観賞券自動販売機の表面
パネル構成を示すものである。このパネル面15には利
用者が発声する映画名を音声入力するためのマイクロフ
ォン2,13及びこれらの近傍に設けられた近接検知8
12.14を始めとして、発売対象とする映画鑑賞基の
映画名や種々のメツセージを・表示するための表示装置
16、この表示装置16にて表示された映画名や料金等
の情報を項目別に選択指示するための上記表示装置16
に一体的に設けられた位置入力装置23、硬貨を投入す
るためのコイン投入口17、紙幣ヲttfi人する為の
紙幣挿入口18、前述した金銭情報カードが挿入される
カード挿入口、及び映画鑑賞基等の発行や釣銭の返却が
なされる受皿20等が設けられる。なお、マイクロフォ
ン2.13及び近接検知部12.14は上下ばかりでな
く左右も離れた位置に設置し、大人が立った場合でも子
供用のマイクロフォンが入力状態にならないようにして
いる。
第3図はこのようなパネル面を備えた自動販売機におけ
る処理手続きの一流れを示すものである。
この処理の流れに沿って本自動販売機の処理機能につい
て説明する。
この処理手続きは、例えば第4図に示すように表示装置
22上に映画名の音声入力を促すメッセ−ジを表示し、
利用者がマイクロフォン2か13のどちらかに顔を近づ
けこの状態で利用者による前記マイクロフォン2、ある
いは13からの映画名を示す音声を入力することから始
められる(ステップa)。この音声の入力処理は、マイ
クロフォン2.13の近くに設置された近接検知部12
か14が利用者の顔等がそれぞれマイクロフォン2か1
3に近付いたときにこれを検知し、これにより音声入力
スイッチ(図示省略)を投入し、投入後、所定期間に亙
って入力される音響信号を入力音声として抽出するよう
にすれば良い。なお、顔等がマイクロフォンに近づかな
いと、当然、音声入力スイッチは投入されず、音声は入
力されない。
しかしてマイクロフォン2または13から音声が入力さ
れると音声認識処理が起動される(ステップb)。この
音声認識処理は先ず入力信号から音声区間の切出しを行
い、その音声区間の入力信号の音声パワー変化や、周波
数分析結果の変化を求める等し、その音響的特徴を入力
音声パターンとして抽出することから行われる。そして
この音響分析により抽出した入力音声パターンと、予め
多数の不特定な話者から収集された音声データを統計処
理し、認識対象とする複数の映画名についてそれぞれ求
めて認識辞書4に登録されている各映画名の標準パター
ンとの間でそれぞれ照合する。
この照合処理は、上記入力音声パターンと標準パターン
との間の類似度や距離値を計算する等して行われる。
そしてその照合結果に従い、認識候補順位の高いものか
ら順に所定個数抽出し、前記入力音声に対する認識結果
(映画名候補)とする(ステップC)。この複数個の映
画名候補の抽出は、不特定話者に対する単語音声の認識
精度の点から、通常の入力音声に対してはその単語を全
て正確に認識することは困難であるが、認識候補の上位
3つ目までを着目すればその中に正しい認識結果が含ま
れる確率力(非常に高いことに立脚している。
その後、前記制御装置1にて認識候補の抽出に成功した
か否かを判定する(ステップd)。この判定処理にて入
力音声に対するリジェクトが生じたことが確認された場
合、つまり映画名候補の抽出が出来なかった場合には、
制御装置1の制御の下で前記表示装置!16を駆動し、
音声認識が不成功に終わったことを示すメツセージを、
例えば第5図に示すように 「もう−度発声して下さい。」 として表示して利用者に映画名の再入力を促す(ステッ
プe)。そしてこのメツセージに対して再入力されたき
声信号に対して同様にして音声認識処理を施す。
なお、繰返し入力された音声に対してその認識処理が全
て不首尾に終わるような場合には、例えば所定回数の繰
返し時点において発話者を他の人に代って貰う旨のメツ
セージを表示出力するようにしておけば良い。また表示
装置16を用いたメツセージ表示にかえて、スピーカを
介するメツセージの音声出力を行うようにしても良く、
またこの音声出力と表示装置16によるメツセージの表
示出力とを併用することも可能である。この音声出力に
関しては、例えば文字コード列で示される所定のメツセ
ージ・データを音声規則合成法を用いる等して音声合成
して出力するようにすれば良い。
さて入力音声に対する認識候補としての映画名候補を求
める。
第6図の料金は大人の場合である。小人の場合は第7図
のような小人用の料金が表示される。
ここで、この例においては、このような運賃の設定及び
これに基づく表示を以下のように行っている。
即ち、制御装置1は、上述したように、近接検知部12
.14により、この自動販売機の利用者が大人か子供か
を判断している。そして、この判断結果に応じて、具体
的には大人と判断している場合には第6図に示す大人用
の料金、子供と判断している場合には第7図に示す子供
用の料金の設定及び表示を行っている。
しかる後、制御装置1は前述した音声認識結果に従って
前記情報記憶部6を検索し、音声認識候補として求めら
れた映画名および映画を上映している映画館名を前記表
示装置16に表示する(ステップh)。
第6図に示す例では、音声入力された「レインマン」に
対してその認識結果が「レインマン」「キャノンボール
」 「コクーン」が求められた例を示しており、これら
の映画名がそれぞれ強調表示される。
このようにして入力音声が示す映画名を強調表示した状
態で、前述した下部に設定されたメツセージ領域に、例
えば 「硬貨、紙幣、あるいはカードを入れて下さい。
希望する映画の映画館を指で押して下さい。」等のメツ
セージを出力し、その後、入金処理を実行する(ステッ
プi)。
このような表示状態により、利用者は多くの映画湯中か
ら、音声認識結果として示される特定の映画名だけが強
調表示されているので、目的とする映画および映画館名
を全映画および映画館名中から容易に探し出すことが可
能となる。
しかして表示された複数の映画名の内の1つは、−膜内
には音声入力した映画名を示していることから、利用者
は前述したメツセージに従って該当映画名が表示されて
いる表示装置i!1F16上の位置を指で押す。すると
位置入力装置i!21によってその抑圧位置が検出され
、その位置情報に従って映画鑑賞券購入目的としている
映画名と、その映画の料金が確定される(ステップk)
その後、前述した入金処理において、映画名等の料金に
相当する金銭の入力が行われたか否かを判定しくステッ
プl)、入金金額が不足する場合には、適宜、その旨を
メツセージ出力する等して入金処理を繰返す(ステップ
m)。この入金処理(ステップi、m)はコイン投入口
17から投入された硬貨、または紙幣挿入口18から入
力された紙幣を前述した如く判定処理し、またカード挿
入口1つから挿入された金銭情報カードから金銭情報を
読取ってその入金金額の計算をすることによって実行さ
れる。この際、入金された上記硬貨の分類処理や紙幣の
分類処理も同時に行われ、その一部は釣銭用として準備
される。
そして前述した如く選択指定された映画名等の料金に相
当する金額の入金があったことが確認されると(ステッ
プl)、次に前述した印刷装fi11が起動されて指定
された映画鑑賞券等の発行が行われ、発行した映画鑑賞
券等の前記受皿20への放出が行われる(ステップn)
。またこの映画鑑賞券等の発行処理手続きと並行して前
述した入金金額に対する釣銭の必要性の有無が判定され
(ステップO)釣銭が必要な場合にはその釣銭金額に相
当した金銭の払い戻しが行われる(ステップp)。
これらの入金処理、および映画鑑賞券などの発行と釣銭
の払い戻し処理手続は従来の自動販売機と同様にして行
われる。
かくして本実施例に係るn動販売機によれば、近接検知
部により発声源の高さ(位置)を検知し、発声源に応じ
た高さのマイクロフォンにより音声入力を行っているの
で、マイクロフォンに雑音が混入することは少なくなり
、音声認識部による認識率が向上する。したがって、音
声入力による映画鑑賞券の発行をより確実に行うことが
できる。
また、利用者が大人か子供かを近接検知部による検知結
果に基づき行い、この結果に応じて料金設定及び表示さ
らには発券を行っているので、従来のように大人/子供
の選択操作を利用者が行う必要がなくなり、利用者にと
って利便性が非常に優れたものとなる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。
例えば、2つのマイクロフォンおよび近接検知部は第2
図のように上下ばかりでなく左右も離れた位置に設置し
、大人が立った場合でも子供用のマイクロフォンが入力
状態にならないようにしているが、例えば大人の体の一
部が、下部の子供用マイクロフォンに近接し、大人用の
マイクロフォンと子供用のマイクロフォン双方が入力状
態となった場合には、音声反間の平均的パワーが大きい
方から音声が入力されたと判断するようにしてもよい。
また、大人が子供用の利用券を買う場合もあるのでこの
場合には大人/小人嚢更釦を押すことにより変更できる
ようにすればよい。
同様に子供が大人用の利用券を買う場合も大人/小人変
更釦を押して変更することができるようにする。
本発明は自動販売機能を備えた音声入力装置について説
明したが、他の音声入力装置、例えば音声入力によるエ
レベータ操作の機能を有する音声入力装置にも適用可能
である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、発声源に応じた高
さのマイクロフォンより音声入力を行っているから、マ
イクロフォンに対する雑音の混入は少なくなって音声認
識率が向上し、音声入力による商品の発売あるいは商品
利用券の発行をより確実に行うことができる。
また、沁2の発明では、発声源の高さに応じて商品ある
いは商品利用券の料金を設定しているから、大人用、小
人用の商品の発売あるいは商品利用券の発行を自動的に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る音声入力装置の構成を
示すブロック図、第2図はこの音声入力装置の外観を示
す図、第3図はこの音声入力装置の動作を示すフローチ
ャート、第4図乃至第7図はこの音声入力装置の動作を
説明するための図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)異なる高さの位置に設置された複数のマイクロフ
    ォンと、発声源がこれらマイクロフォンのいずれに近接
    しているかを判別する手段と、この判別結果に応じて前
    記各マイクロフォンの開閉をそれぞれ制御する手段と、
    前記マイクロフォンにより音声入力された商品名または
    商品利用券名を認識して所定数の商品名または商品利用
    券名候補を求める不特定話者単語音声認識部と、発売対
    象とする商品名または商品利用券名とこれに対応する料
    金に関する情報をそれぞれ表示する手段と、表示された
    商品名中または商品利用券名中の前記音声認識部で求め
    られた商品または商品利用券候補によって示される商品
    名または商品利用券を他と区別して表示する手段と、表
    示された商品名もしくは商品利用券またはこれに対応す
    る料金に関する情報に対する選択情報が入力される手段
    と、入力された選択情報により特定される上記商品また
    は商品利用券の料金に相当する金銭または金銭情報の受
    入れを判定する入金処理部と、この入金処理部にて前記
    商品または商品利用券の料金に相当する金額の受入れが
    確認されたとき前記選択情報によって特定された商品を
    販売また商品利用券を発行する手段と、前記入金処理部
    に受入れられた金銭に対して釣銭を発行する手段とを具
    備した音声入力装置。
  2. (2)異なる高さの位置に設置された複数のマイクロフ
    ォンと、発声源がこれらマイクロフォンのいずれに近接
    しているかを判別する手段と、この判別結果に応じて商
    品または商品利用券の料金に対する所定のパラメータ値
    を設定する手段と、前記マイクロフォンにより音声入力
    された商品名または商品利用券名を認識して所定数の商
    品名または商品利用券名候補を求める不特定話者単語音
    声認識部と、発売対象とする商品名または発行対象とす
    る商品利用券名とこれに対応する料金に関する情報をそ
    れぞれ表示する手段と、表示された商品名または商品利
    用券名中の前記音声認識部で求められた商品または商品
    利用券候補によって示される商品名または商品利用券名
    を他と区別して表示する手段と、表示された商品名もし
    くは商品利用券名またはこれに対応する料金に関する情
    報に対する選択情報を入力する手段と、入力された選択
    情報により特定される上記商品または商品利用券の料金
    に相当する金銭または金銭情報の受入れを判定する入金
    処理部と、この入金処理部にて前記商品または商品利用
    券の料金に相当する金額の受入れが確認されたとき前記
    選択情報によって特定された商品を発売または商品利用
    券を発行する手段と、前記入金処理部に受入れられた金
    銭に対して釣銭を発行する手段とを具備した音声入力装
    置。
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