JP2854617B2 - 音声入力装置 - Google Patents
音声入力装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、缶ビール等の自動販売機あるいはプレイガ
イドや映画館等における映画鑑賞券等の発売および発行
業務の自動化を図り得る自動販売機能等を備えた音声入
力装置に関する。
イドや映画館等における映画鑑賞券等の発売および発行
業務の自動化を図り得る自動販売機能等を備えた音声入
力装置に関する。
(従来の技術) 近時、街角や映画館等の施設には種々の自動販売機が
設置され、商品の発売及び利用券の発行等の省力化が図
られている。ところがこの種の自動販売機は利用者にと
って必ずしも利用し易いものとは言い難い。
設置され、商品の発売及び利用券の発行等の省力化が図
られている。ところがこの種の自動販売機は利用者にと
って必ずしも利用し易いものとは言い難い。
即ち、自動販売機にて商品あるいは利用券を購入する
場合、一般的には自動販売機の前面パネル上に多数設け
られた商品名及び料金を記載した選択釦あるいは選択釦
と対応付がしやいように近傍に商品名および料金の記載
により購入を希望する料金を確認する。そして販売機に
上記料金を満す硬貨や紙幣を投入し、あるいはプリペイ
ドカードやキャッシュカード等と称されている金銭情報
カードをセットする。すると販売機はその入力金額に応
じて商品の販売可能な料金に該当する金額が明示されて
いる選択釦を点灯表示する。そこで利用者は点灯表示さ
れた選択釦中の目的とする商品の料金に該当する金額が
明示されている選択釦を押下(操作)する。
場合、一般的には自動販売機の前面パネル上に多数設け
られた商品名及び料金を記載した選択釦あるいは選択釦
と対応付がしやいように近傍に商品名および料金の記載
により購入を希望する料金を確認する。そして販売機に
上記料金を満す硬貨や紙幣を投入し、あるいはプリペイ
ドカードやキャッシュカード等と称されている金銭情報
カードをセットする。すると販売機はその入力金額に応
じて商品の販売可能な料金に該当する金額が明示されて
いる選択釦を点灯表示する。そこで利用者は点灯表示さ
れた選択釦中の目的とする商品の料金に該当する金額が
明示されている選択釦を押下(操作)する。
この選択釦の押下(操作)によって販売機は該選択釦
に対応付けられている商品を発売し、入力された金銭に
対して釣銭が必要な場合にはその釣銭を発行するものと
なっている。また上記金銭情報カードの場合には、カー
ドに記録されている金銭情報から利用金額を差引いてい
る。
に対応付けられている商品を発売し、入力された金銭に
対して釣銭が必要な場合にはその釣銭を発行するものと
なっている。また上記金銭情報カードの場合には、カー
ドに記録されている金銭情報から利用金額を差引いてい
る。
ところが、購入対象となる商品の数が多い場合には別
に用意された料金表から希望商品名と前記商品に対応す
るコードあるいは料金をさがし出し、コードの場合に
は、自動販売機に設けられたテンキーで入力したり、例
えば乗車券のように購入対象となる商品の数より料金の
数が大幅に少なく、料金の数に相当する釦が自動販売機
上に設置できる場合には、その釦を押して自分の希望す
る駅までの運賃に相当する金額の乗車券を買うようにし
たものもある。
に用意された料金表から希望商品名と前記商品に対応す
るコードあるいは料金をさがし出し、コードの場合に
は、自動販売機に設けられたテンキーで入力したり、例
えば乗車券のように購入対象となる商品の数より料金の
数が大幅に少なく、料金の数に相当する釦が自動販売機
上に設置できる場合には、その釦を押して自分の希望す
る駅までの運賃に相当する金額の乗車券を買うようにし
たものもある。
しかしこのような操作は非常に煩わしく、商品の購入
のための負担が多くなり、利用者に対するサービス性の
低下という大きな問題があった。
のための負担が多くなり、利用者に対するサービス性の
低下という大きな問題があった。
このような課題を解決するため、本発明者は以下のよ
うな自動販売機の提案をしている。
うな自動販売機の提案をしている。
先ず、発売対象とする商品名とその商品の料金に関す
る情報をそれぞれ表示すると共に、音声入力された商品
名を不特定話者単語音声認識部により認識して商品名候
補を求め表示されている商品名中の上記商品名候補によ
って示される商品名を表示する。そして表示された商品
名または料金に関する情報に対する選択情報が入力され
たとき、その選択情報により特定される上記料金に相当
する金銭または金銭情報の受入れを入金処理部にて判定
した上で前記選択情報によって特定される商品名を発売
しあるいは商品利用券を発行し、必要に応じて釣銭を発
行するというものである。
る情報をそれぞれ表示すると共に、音声入力された商品
名を不特定話者単語音声認識部により認識して商品名候
補を求め表示されている商品名中の上記商品名候補によ
って示される商品名を表示する。そして表示された商品
名または料金に関する情報に対する選択情報が入力され
たとき、その選択情報により特定される上記料金に相当
する金銭または金銭情報の受入れを入金処理部にて判定
した上で前記選択情報によって特定される商品名を発売
しあるいは商品利用券を発行し、必要に応じて釣銭を発
行するというものである。
上記自動販売機によれば、音声入力された商品名が音
声認識され、表示部に表示されている発売対象とする商
品名とその商品の料金の中の、上記音声認識によって求
められた商品名を表示する。従って複数の商品名中か
ら、目的とする商品を非常に明確に確認・把握すること
ができる。
声認識され、表示部に表示されている発売対象とする商
品名とその商品の料金の中の、上記音声認識によって求
められた商品名を表示する。従って複数の商品名中か
ら、目的とする商品を非常に明確に確認・把握すること
ができる。
この状態で商品名が選択指示されると、その選択指示
された商品の料金に関する情報に基づいて入力金銭に対
する入力処理が行われ、入金が確認された時点で上記確
認指示された商品が発売され、あるいは商品利用券等が
発行される。
された商品の料金に関する情報に基づいて入力金銭に対
する入力処理が行われ、入金が確認された時点で上記確
認指示された商品が発売され、あるいは商品利用券等が
発行される。
従って、利用者としては目的とする商品名を音声とし
て発話入力するだけで、複数の商品名の中から上記認識
候補の商品名の表示等による選択指示の為の手掛りとな
る情報の提供が受けられる。その上に商品名または料金
等を確認・選択指示し、商品等の購入に必要な金銭を硬
貨や紙幣として、または金銭情報を金銭情報カードから
与えるだけで商品の料金等を簡易に購入することが可能
となる。
て発話入力するだけで、複数の商品名の中から上記認識
候補の商品名の表示等による選択指示の為の手掛りとな
る情報の提供が受けられる。その上に商品名または料金
等を確認・選択指示し、商品等の購入に必要な金銭を硬
貨や紙幣として、または金銭情報を金銭情報カードから
与えるだけで商品の料金等を簡易に購入することが可能
となる。
ところで、このような自動販売機における音声入力手
段たるマイクロフォンは、一般的には、平均的な大人の
背の高さを想定した位置に設置される。
段たるマイクロフォンは、一般的には、平均的な大人の
背の高さを想定した位置に設置される。
このため、顔の位置がマイクロフォンの設置位置とは
かなり異なる、例えば子供が利用者の場合、周囲の騒音
の影響を受け、誤認識を生じたり、あるいは認識不能と
なる虞れもある。
かなり異なる、例えば子供が利用者の場合、周囲の騒音
の影響を受け、誤認識を生じたり、あるいは認識不能と
なる虞れもある。
(発明が解決しようとする課題) このように音声入力による従来の自動販売機では、音
声入力手段たるマイクロフォンは、一般的には、平均的
な大人の背の高さを想定した位置に設置されるため、顔
の位置がマイクロフォンの設置位置とはかなり異なる、
例えば子供が利用者の場合、周囲の騒音の影響を受け、
誤認識を生じたり、あるいは認識不能となる虞れもあ
る。
声入力手段たるマイクロフォンは、一般的には、平均的
な大人の背の高さを想定した位置に設置されるため、顔
の位置がマイクロフォンの設置位置とはかなり異なる、
例えば子供が利用者の場合、周囲の騒音の影響を受け、
誤認識を生じたり、あるいは認識不能となる虞れもあ
る。
本発明はこのような事情に基づきなされたもので、音
声入力による商品の発売または商品利用券の発行をより
確実に行うことができる音声入力装置を提供することを
目的としている。
声入力による商品の発売または商品利用券の発行をより
確実に行うことができる音声入力装置を提供することを
目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、異なる高さの位置に設置された複数のマイ
クロフォンと、発声源がこれらマイクロフォンのいずれ
に近接しているかを判別する手段と、この判別結果に応
じて前記各マイクロフォンの開閉をそれぞれ制御する手
段と、前記マイクロフォンにより音声入力された商品名
または商品利用券名を認識して所定数の商品名または商
品利用券名候補を求める不特定話者単語音声認識部と、
発売対象とする商品名または商品利用券名とこれに対応
する料金に関する情報をそれぞれ表示すると手段と、表
示された商品名中または商品利用券名の前記音声認識部
で求められた商品または商品利用券候補によって示され
る商品名または商品利用券を他の区別して表示する表示
手段と、表示された商品名もしくは商品利用券またはこ
れに対応する料金に関する情報に対する選択情報が入力
される手段と、入力された選択情報により特定される上
記商品または商品利用券の料金に相当する金銭または金
銭情報の受入れを判定する入金処理部と、この入金処理
部にて前記商品または商品利用券の料金に相当する金額
の受入れが確認されたとき前記選択情報によって特定さ
れた商品を販売または商品利用券を発行する手段と、前
記入金処理部に受入れられた金銭に対して釣銭を発行す
る手段とを具備するものである。
クロフォンと、発声源がこれらマイクロフォンのいずれ
に近接しているかを判別する手段と、この判別結果に応
じて前記各マイクロフォンの開閉をそれぞれ制御する手
段と、前記マイクロフォンにより音声入力された商品名
または商品利用券名を認識して所定数の商品名または商
品利用券名候補を求める不特定話者単語音声認識部と、
発売対象とする商品名または商品利用券名とこれに対応
する料金に関する情報をそれぞれ表示すると手段と、表
示された商品名中または商品利用券名の前記音声認識部
で求められた商品または商品利用券候補によって示され
る商品名または商品利用券を他の区別して表示する表示
手段と、表示された商品名もしくは商品利用券またはこ
れに対応する料金に関する情報に対する選択情報が入力
される手段と、入力された選択情報により特定される上
記商品または商品利用券の料金に相当する金銭または金
銭情報の受入れを判定する入金処理部と、この入金処理
部にて前記商品または商品利用券の料金に相当する金額
の受入れが確認されたとき前記選択情報によって特定さ
れた商品を販売または商品利用券を発行する手段と、前
記入金処理部に受入れられた金銭に対して釣銭を発行す
る手段とを具備するものである。
また、第2の発明は、異なる高さの位置に設置された
複数のマイクロフォンと、発声源がこれらマイクロフォ
ンのいずれに近接しているかを判別する手段と、この判
別結果に応じて商品または商品利用券の料金に対する所
定のパラメータ値を設定する手段と、前記マイクロフォ
ンにより音声入力された商品名または商品利用券名を認
識して所定数の商品名または商品利用券候補を求める不
特定話者単語音声認識部と、発売対象とする商品名また
は発行対象とする商品利用券名とこれに対応する料金に
関する情報をそれぞれ表示する手段と、表示された商品
名または商品利用券名中の前記音声認識部で求められた
商品または商品利用券候補によって示される商品名また
は商品利用券名と他の区別して表示する手段と、表示さ
れた商品名もしくは商品利用券名またはこれに対応する
料金に関する情報に対する選択情報を入力する手段と、
入力された選択情報により特定される上記商品または商
品利用券の料金に相当する金銭または金銭情報の受入れ
を判定する入金処理部と、この入金処理部にて前記商品
または商品利用券の料金に相当する金額の受入れが確認
されたとき前記選択情報によって特定された商品を発売
または商品利用券を発行する手段と、前記入金処理部に
受入れられた金銭に対して釣銭を発行する手段とを具備
するものである。
複数のマイクロフォンと、発声源がこれらマイクロフォ
ンのいずれに近接しているかを判別する手段と、この判
別結果に応じて商品または商品利用券の料金に対する所
定のパラメータ値を設定する手段と、前記マイクロフォ
ンにより音声入力された商品名または商品利用券名を認
識して所定数の商品名または商品利用券候補を求める不
特定話者単語音声認識部と、発売対象とする商品名また
は発行対象とする商品利用券名とこれに対応する料金に
関する情報をそれぞれ表示する手段と、表示された商品
名または商品利用券名中の前記音声認識部で求められた
商品または商品利用券候補によって示される商品名また
は商品利用券名と他の区別して表示する手段と、表示さ
れた商品名もしくは商品利用券名またはこれに対応する
料金に関する情報に対する選択情報を入力する手段と、
入力された選択情報により特定される上記商品または商
品利用券の料金に相当する金銭または金銭情報の受入れ
を判定する入金処理部と、この入金処理部にて前記商品
または商品利用券の料金に相当する金額の受入れが確認
されたとき前記選択情報によって特定された商品を発売
または商品利用券を発行する手段と、前記入金処理部に
受入れられた金銭に対して釣銭を発行する手段とを具備
するものである。
(作 用) 即ち、本発明では、発声源に応じた高さのマイクロフ
ォンにより音声入力が行われるので、音声入力による商
品の発売または商品利用券の発行をより確実に行うこと
ができる。
ォンにより音声入力が行われるので、音声入力による商
品の発売または商品利用券の発行をより確実に行うこと
ができる。
また、第2の発明では、発声源の高さに応じて料金を
設定しているので、大人用、小人用の商品の発売または
商品利用券の発行を自動的に行うことができる。
設定しているので、大人用、小人用の商品の発売または
商品利用券の発行を自動的に行うことができる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例につき説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例に係る自動販売機の概略的
な機能ブロック構成を示すものである。この自動販売機
はCPUからなる制御装置1を主体とし、後述する各部を
備えて構成される。マイクロフォン2、13、音声認識部
3、および認識辞書4からなる不特定話者単語認識装置
は上記マイクロフォン2または13を介して入力された商
品名を示す単語音声の特徴を音声認識部3にて分析抽出
し、認識辞書4に予め登録されている認識対象とする複
数の商品名の各音声的特徴とそれぞれ照合して前記入力
音声を認識するものである。この音声認識装置にて入力
音声が示す商品名に対する認識候補(商品名候補)が、
その候補順位の高いものから順に所定個数(例えば第1
順位から第3順位までの3つの認識候補)求められる。
な機能ブロック構成を示すものである。この自動販売機
はCPUからなる制御装置1を主体とし、後述する各部を
備えて構成される。マイクロフォン2、13、音声認識部
3、および認識辞書4からなる不特定話者単語認識装置
は上記マイクロフォン2または13を介して入力された商
品名を示す単語音声の特徴を音声認識部3にて分析抽出
し、認識辞書4に予め登録されている認識対象とする複
数の商品名の各音声的特徴とそれぞれ照合して前記入力
音声を認識するものである。この音声認識装置にて入力
音声が示す商品名に対する認識候補(商品名候補)が、
その候補順位の高いものから順に所定個数(例えば第1
順位から第3順位までの3つの認識候補)求められる。
マイクロフォン2,13はそれぞれ異なる高さの位置、具
体的にはマイクロフォン2は大人の顔の位置に対応する
位置、マイクロフォン13は子供の顔の位置に対応する位
置に設置されている。
体的にはマイクロフォン2は大人の顔の位置に対応する
位置、マイクロフォン13は子供の顔の位置に対応する位
置に設置されている。
また、各マイクロフォン2,13の近傍には、発声源がこ
れらマイクロフォンのいずれかに近接しているかを判別
する手段として、近接検知部12,14が設けられている。
これら近接検知部12,14としては、例えば光電センサが
考えられる。この光電センサは、物体に光を照射する発
光部と、物体からの反射光を受光する受光部と、この受
光部からの光を電気信号に変換する光電変換部とを有
し、物体の近接を反射光量の増加により検出している。
この光電センサの具体例として、例えば、立石電気株式
会社製 形式 3R−DS30E4が考えられる。
れらマイクロフォンのいずれかに近接しているかを判別
する手段として、近接検知部12,14が設けられている。
これら近接検知部12,14としては、例えば光電センサが
考えられる。この光電センサは、物体に光を照射する発
光部と、物体からの反射光を受光する受光部と、この受
光部からの光を電気信号に変換する光電変換部とを有
し、物体の近接を反射光量の増加により検出している。
この光電センサの具体例として、例えば、立石電気株式
会社製 形式 3R−DS30E4が考えられる。
そして、制御装置1は、上記近接検知部12,14により
物体の近接、ここではこの自動販売機の利用者の近接を
確認すると、これに応じてマイクロフォン2または13の
開閉を制御する。具体的には、大人がこの自動販売機を
利用しようとすると、大人の顔の位置に対応する位置に
設置されたマイクロフォン2の近傍の近接検知部12が物
体の近接を検知する。そして、制御装置1はマイクロフ
ォン2からの入力をON状態にし、マイクロフォン13から
の入力をOFF状態にする。逆に、子供がこの自動販売機
を利用しようとすると、近接検知部14がこれを検知す
る。そして、制御装置1は、マイクロフォン13をON状態
にし、マイクロフォン2をOFF状態にする。
物体の近接、ここではこの自動販売機の利用者の近接を
確認すると、これに応じてマイクロフォン2または13の
開閉を制御する。具体的には、大人がこの自動販売機を
利用しようとすると、大人の顔の位置に対応する位置に
設置されたマイクロフォン2の近傍の近接検知部12が物
体の近接を検知する。そして、制御装置1はマイクロフ
ォン2からの入力をON状態にし、マイクロフォン13から
の入力をOFF状態にする。逆に、子供がこの自動販売機
を利用しようとすると、近接検知部14がこれを検知す
る。そして、制御装置1は、マイクロフォン13をON状態
にし、マイクロフォン2をOFF状態にする。
また情報記憶部6は商品の料金に関する情報を格納し
ている。これらの料金に関する情報は、例えば本装置の
設置時等に前記制御装置1の制御の下で所定の操作をす
る等して初期設定される。接客部門は、発売対象とする
複数の商品名、およびその商品の料金等を、例えば料金
毎に分類して表示する表示装置16と、この表示装置1に
積層一体化され、表示装置16の表示面上に指示された位
置座標からの入力が可能な位置入力装置21とからなる。
具体的には、例えば透明タブレットからなる位置入力装
置21と、この透明タブレットに積層一体化された液晶デ
ィスプレイなどの表示装置16とにより接客部7が構成さ
れる。
ている。これらの料金に関する情報は、例えば本装置の
設置時等に前記制御装置1の制御の下で所定の操作をす
る等して初期設定される。接客部門は、発売対象とする
複数の商品名、およびその商品の料金等を、例えば料金
毎に分類して表示する表示装置16と、この表示装置1に
積層一体化され、表示装置16の表示面上に指示された位
置座標からの入力が可能な位置入力装置21とからなる。
具体的には、例えば透明タブレットからなる位置入力装
置21と、この透明タブレットに積層一体化された液晶デ
ィスプレイなどの表示装置16とにより接客部7が構成さ
れる。
前記制御装置1は音声認識装置にて入力音声が示す商
品名候補が求められたとき、上記接客部7の表示装置に
表示されている複数の商品名中の上記認識結果として示
される商品名と、例えば高輝度表示・反転表示する等し
て他の商品名と識別して表示している。
品名候補が求められたとき、上記接客部7の表示装置に
表示されている複数の商品名中の上記認識結果として示
される商品名と、例えば高輝度表示・反転表示する等し
て他の商品名と識別して表示している。
このようにして接客部7の表示装置に表示された複数
の商品名の中から、例えば目的とする商品名の表示され
ている位置が指により押圧されると、その位置情報が前
述した位置入力装置にて検知される。すると前記制御装
置1はその指示位置情報に従って利用者が購入しようと
している商品名または商品の料金に関する情報を特定す
る。
の商品名の中から、例えば目的とする商品名の表示され
ている位置が指により押圧されると、その位置情報が前
述した位置入力装置にて検知される。すると前記制御装
置1はその指示位置情報に従って利用者が購入しようと
している商品名または商品の料金に関する情報を特定す
る。
しかる後、制御装置1は硬貨処理部8、紙幣処理部
9、およびカード処理部10からなる金銭処理装置を起動
し、利用者が購入しようとしている商品券等の料金等に
よって示される購入代金の入金処理が行われる。この入
金処理は、硬貨処理部8にてコイン投入口から投入され
た硬貨の真偽を判別し、かつその種別を判別して入金金
額を計算すると共に、紙幣処理部9にて紙幣挿入口から
挿入された紙幣の審議を判別し、かつその種別を判別し
て入金金額を計算することによって行われる。またカー
ド挿入口からプリペイドカード等と称される金銭情報カ
ードが挿入された場合には、カード処理部10にてそのカ
ードに残されている金銭情報を読取り入力することによ
って行われる。そしてこれらの各金銭処理部8,9,10を介
して入金された金額が前述した如く選択された商品等の
料金を満すことが確認されたとき、前記制御装置1は商
品等を発売しまたは印刷装置11を起動して商品利用券等
を発行するものとなっている。
9、およびカード処理部10からなる金銭処理装置を起動
し、利用者が購入しようとしている商品券等の料金等に
よって示される購入代金の入金処理が行われる。この入
金処理は、硬貨処理部8にてコイン投入口から投入され
た硬貨の真偽を判別し、かつその種別を判別して入金金
額を計算すると共に、紙幣処理部9にて紙幣挿入口から
挿入された紙幣の審議を判別し、かつその種別を判別し
て入金金額を計算することによって行われる。またカー
ド挿入口からプリペイドカード等と称される金銭情報カ
ードが挿入された場合には、カード処理部10にてそのカ
ードに残されている金銭情報を読取り入力することによ
って行われる。そしてこれらの各金銭処理部8,9,10を介
して入金された金額が前述した如く選択された商品等の
料金を満すことが確認されたとき、前記制御装置1は商
品等を発売しまたは印刷装置11を起動して商品利用券等
を発行するものとなっている。
この印刷装置11による商品利用券等の発行は、例えば
所定のロール紙に料金などの金額情報や商品名、発行場
所名、発行年月日、商品提供会社名、発券管理番号等の
情報を電子印刷し、これを規定の寸法に切断して受皿に
放出する等して行われる。
所定のロール紙に料金などの金額情報や商品名、発行場
所名、発行年月日、商品提供会社名、発券管理番号等の
情報を電子印刷し、これを規定の寸法に切断して受皿に
放出する等して行われる。
この際、制御装置1は商品利用券発行に見合う金額以
上の入金があったか否かを判定しており、硬貨または紙
幣による過剰な入金があった場合には、その過剰入金相
当額を釣銭として前記商品利用券と共に上記受皿に返却
処理している。また前述したカードに対しては受領金額
の情報を記録し、該カードに残金金額の情報だけが残る
ようにしている。
上の入金があったか否かを判定しており、硬貨または紙
幣による過剰な入金があった場合には、その過剰入金相
当額を釣銭として前記商品利用券と共に上記受皿に返却
処理している。また前述したカードに対しては受領金額
の情報を記録し、該カードに残金金額の情報だけが残る
ようにしている。
以上が本発明に係る音声入力形式の自動販売機の基本
的な概略構成である。そして利用者としてはマイクロフ
ォン2あるいは13を介して商品名を発話入力すれば、そ
の認識候補としての商品名が表示装置上で他の商品名と
識別可能に強調して表示される。そこで利用者は、上記
商品名の強調表示による注意力喚起の下で、購入目的と
する商品等の商品名や料金等を確認し、これを選択指示
してその料金に見合う金額の金銭を投入することにより
商品等の発売あるいは商品利用券等の発行を受け、また
必要な釣銭の返却を受けることが可能となる。
的な概略構成である。そして利用者としてはマイクロフ
ォン2あるいは13を介して商品名を発話入力すれば、そ
の認識候補としての商品名が表示装置上で他の商品名と
識別可能に強調して表示される。そこで利用者は、上記
商品名の強調表示による注意力喚起の下で、購入目的と
する商品等の商品名や料金等を確認し、これを選択指示
してその料金に見合う金額の金銭を投入することにより
商品等の発売あるいは商品利用券等の発行を受け、また
必要な釣銭の返却を受けることが可能となる。
次に更に詳しい具体的につき説明する。
第2図はその具体例に係る映画鑑賞券自動販売機の表
面パネル構成を示すものである。このパネル面15には利
用者が発声する映画名を音声入力するためのマイクロフ
ォン2,13及びこれらの近傍に設けられた近接検知部12,1
4を始めとして、発売対象とする映画鑑賞券の映画名や
種々のメッセージを表示するための表示装置16、この表
示装置16にて表示された映画名や料金等の情報を項目別
に選択指示するための上記表示装置16に一体的に設けら
れた位置入力装置21、硬貨を投入するためのコイン投入
口17、紙幣を挿入する為の紙幣挿入口18、前述した金銭
情報カードが挿入されるカード挿入口、及び映画鑑賞券
等の発行や釣銭の返却がなされる受皿20等が設けられ
る。なお、マイクロフォン2,13及び近接検知部12,14は
上下ばかりでなく左右も離れた位置に設置し、大人が立
った場合でも子供用のマイクロフォンが入力状態になら
ないようにしている。
面パネル構成を示すものである。このパネル面15には利
用者が発声する映画名を音声入力するためのマイクロフ
ォン2,13及びこれらの近傍に設けられた近接検知部12,1
4を始めとして、発売対象とする映画鑑賞券の映画名や
種々のメッセージを表示するための表示装置16、この表
示装置16にて表示された映画名や料金等の情報を項目別
に選択指示するための上記表示装置16に一体的に設けら
れた位置入力装置21、硬貨を投入するためのコイン投入
口17、紙幣を挿入する為の紙幣挿入口18、前述した金銭
情報カードが挿入されるカード挿入口、及び映画鑑賞券
等の発行や釣銭の返却がなされる受皿20等が設けられ
る。なお、マイクロフォン2,13及び近接検知部12,14は
上下ばかりでなく左右も離れた位置に設置し、大人が立
った場合でも子供用のマイクロフォンが入力状態になら
ないようにしている。
第3図はこのようなパネル面を備えた自動販売機にお
ける処理手続きの流れを示すものである。この処理の流
れに沿って本自動販売機の処理機能について説明する。
ける処理手続きの流れを示すものである。この処理の流
れに沿って本自動販売機の処理機能について説明する。
この処理手続きは、例えば第4図に示すように表示装
置16上に映画名の音声入力を促すメッセージを表示し、
利用者がマイクロフォン2か13のどちらかに顔を近づけ
この状態で利用者による前記マイクロフォン2、あるい
は13からの映画名を示す音声を入力することから始めら
れる(ステップa)。この音声の入力処理は、マイクロ
フォン2,13の近くに設置された近接検知部12か14が利用
者の顔等がそれぞれマイクロフォン2か13に近付いたと
きにこれを検知し、これにより音声入力スイッチ(図示
省略)を投入し、投入後、所定期間に亙って入力される
音響信号を入力音声として抽出するようにすれば良い。
なお、顔等がマイクロフォンに近づかないと、当然、音
声入力スイッチは投入されず、音声は入力されない。
置16上に映画名の音声入力を促すメッセージを表示し、
利用者がマイクロフォン2か13のどちらかに顔を近づけ
この状態で利用者による前記マイクロフォン2、あるい
は13からの映画名を示す音声を入力することから始めら
れる(ステップa)。この音声の入力処理は、マイクロ
フォン2,13の近くに設置された近接検知部12か14が利用
者の顔等がそれぞれマイクロフォン2か13に近付いたと
きにこれを検知し、これにより音声入力スイッチ(図示
省略)を投入し、投入後、所定期間に亙って入力される
音響信号を入力音声として抽出するようにすれば良い。
なお、顔等がマイクロフォンに近づかないと、当然、音
声入力スイッチは投入されず、音声は入力されない。
しかしてマイクロフォン2または13から音声が入力さ
れると音声認識処理が起動される(ステップb)。この
音声認識処理は先ず入力信号から音声区間の切出しを行
い、その音声区間の入力信号の音声パワー変化や、周波
数分析結果の変化を求める等し、その音響的特徴を入力
音声パターンとして抽出することから行われる。そして
この音響分析により抽出した入力音声パターンとして、
予め多数の不特定な話者から収集された音声データを統
計処理し、認識対象とする複数の映画名についてそれぞ
れ求めて認識辞書4に登録されている各映画名の標準パ
ターンとの間でそれぞれ照合する。この照合処理は、上
記入力音声パターンと標準パターンとの間の類似度や距
離値を計算する等して行われる。
れると音声認識処理が起動される(ステップb)。この
音声認識処理は先ず入力信号から音声区間の切出しを行
い、その音声区間の入力信号の音声パワー変化や、周波
数分析結果の変化を求める等し、その音響的特徴を入力
音声パターンとして抽出することから行われる。そして
この音響分析により抽出した入力音声パターンとして、
予め多数の不特定な話者から収集された音声データを統
計処理し、認識対象とする複数の映画名についてそれぞ
れ求めて認識辞書4に登録されている各映画名の標準パ
ターンとの間でそれぞれ照合する。この照合処理は、上
記入力音声パターンと標準パターンとの間の類似度や距
離値を計算する等して行われる。
そしてその照合結果に従い、認識候補順位の高いもの
から順に所定個数抽出し、前記入力音声に対する認識結
果(映画名候補)とする(ステップc)。この複数個の
映画名候補の抽出は、不特定話者に対する単語音声の認
識精度の点から、通常の入力音声に対してはその単語を
全て正確に認識することは困難であるが、認識候補の上
位3つ目までを着目すればその中に正しい認識結果が含
まれる確率が非常に高いことに立脚している。
から順に所定個数抽出し、前記入力音声に対する認識結
果(映画名候補)とする(ステップc)。この複数個の
映画名候補の抽出は、不特定話者に対する単語音声の認
識精度の点から、通常の入力音声に対してはその単語を
全て正確に認識することは困難であるが、認識候補の上
位3つ目までを着目すればその中に正しい認識結果が含
まれる確率が非常に高いことに立脚している。
その後、前記制御装置1にて認識候補の抽出に成功し
たか否かを判定する(ステップd)。この判定処理にて
入力音声に対するリジェクトが生じたことが確認された
場合、つまり映画名候補の抽出が出来なかった場合に
は、制御装置1の制御の下で前記表示装置16を駆動し、
音声認識が不成功に終わったことを示すメッセージを、
例えば第5図に示すように 「もう一度発声して下さい。」 として表示して利用者に映画名の再入力を促す(ステッ
プe)。そしてこのメッセージに対して再入力された音
声信号に対して同様にして音声認識処理を施す。
たか否かを判定する(ステップd)。この判定処理にて
入力音声に対するリジェクトが生じたことが確認された
場合、つまり映画名候補の抽出が出来なかった場合に
は、制御装置1の制御の下で前記表示装置16を駆動し、
音声認識が不成功に終わったことを示すメッセージを、
例えば第5図に示すように 「もう一度発声して下さい。」 として表示して利用者に映画名の再入力を促す(ステッ
プe)。そしてこのメッセージに対して再入力された音
声信号に対して同様にして音声認識処理を施す。
なお、繰返し入力された音声に対してその認識処理が
全て不首尾に終わるような場合には、例えば所定回数の
繰返し時点において発話者を他の人に代って貰う旨のメ
ッセージを表示出力するようにしておけば良い。また表
示装置16を用いたメッセージ表示にかえて、スピーカを
介するメッセージの音声出力を行うようにしても良く、
またこの音声出力と表示装置16によるメッセージの表示
出力とを併用することも可能である。この音声出力に関
しては、例えば文字コード列で示される所定のメッセー
ジ・データを音声規則合成法を用いる等して音声合成し
て出力するようにすれば良い。
全て不首尾に終わるような場合には、例えば所定回数の
繰返し時点において発話者を他の人に代って貰う旨のメ
ッセージを表示出力するようにしておけば良い。また表
示装置16を用いたメッセージ表示にかえて、スピーカを
介するメッセージの音声出力を行うようにしても良く、
またこの音声出力と表示装置16によるメッセージの表示
出力とを併用することも可能である。この音声出力に関
しては、例えば文字コード列で示される所定のメッセー
ジ・データを音声規則合成法を用いる等して音声合成し
て出力するようにすれば良い。
さて入力音声に対する認識候補としての映画名候補を
求める。
求める。
第6図の料金は大人の場合である。小人の場合は第7
図のような小人用の料金が表示される。
図のような小人用の料金が表示される。
ここで、この例においては、このような運賃の設定及
びこれに基づく表示を以下のように行っている。
びこれに基づく表示を以下のように行っている。
即ち、制御装置1は、上述したように、近接検知部1
2,14により、この自動販売機の利用者が大人か子供かを
判断している。そして、この判断結果に応じて、具体的
には大人と判断している場合には第6図に示す大人用の
料金、子供と判断している場合には第7図に示す子供用
の料金の設定及び表示を行っている。
2,14により、この自動販売機の利用者が大人か子供かを
判断している。そして、この判断結果に応じて、具体的
には大人と判断している場合には第6図に示す大人用の
料金、子供と判断している場合には第7図に示す子供用
の料金の設定及び表示を行っている。
しかる後、制御装置1は前述した音声認識結果に従っ
て前記情報記憶部6を検索し、音声認識候補として求め
られた映画名および映画を上映している映画館名を前記
表示装置16に表示する(ステップh)。
て前記情報記憶部6を検索し、音声認識候補として求め
られた映画名および映画を上映している映画館名を前記
表示装置16に表示する(ステップh)。
第6図に示す例では、音声入力された映画名「○○○
○」に対し、その認識結果として映画名「○○○○」
「××××」「△△△△」が得られた場合を例示してお
り、これらの映画名がそれぞれ強調表示される。
○」に対し、その認識結果として映画名「○○○○」
「××××」「△△△△」が得られた場合を例示してお
り、これらの映画名がそれぞれ強調表示される。
このようにして入力音声が示す映画名を強調表示した
状態で、前述した下部に設定されたメッセージ領域に、
例えば 「硬貨、紙幣、あるいはカードを入れて下さい。希望す
る映画の映画館を指で押して下さい。」 等のメッセージを出力し、その後、入金処理を実行する
(ステップi)。
状態で、前述した下部に設定されたメッセージ領域に、
例えば 「硬貨、紙幣、あるいはカードを入れて下さい。希望す
る映画の映画館を指で押して下さい。」 等のメッセージを出力し、その後、入金処理を実行する
(ステップi)。
このような表示状態により、利用者は多くの映画名中
から、音声認識結果として示される特定の映画名だけが
強調表示されているので、目的とする映画および映画館
名を全映画および映画館名中から容易に探し出すことが
可能となる。
から、音声認識結果として示される特定の映画名だけが
強調表示されているので、目的とする映画および映画館
名を全映画および映画館名中から容易に探し出すことが
可能となる。
しかして表示された複数の映画名の内の1つは、一般
的には音声入力した映画名を示していることから、利用
者は前述したメッセージに従って該当映画名が表示され
ている表示装置16上の位置を指で押す。すると位置入力
装置21によってその押圧位置が検出され、その位置情報
に従って映画鑑賞券購入目的としている映画名と、その
映画の料金が確定される(ステップk)。
的には音声入力した映画名を示していることから、利用
者は前述したメッセージに従って該当映画名が表示され
ている表示装置16上の位置を指で押す。すると位置入力
装置21によってその押圧位置が検出され、その位置情報
に従って映画鑑賞券購入目的としている映画名と、その
映画の料金が確定される(ステップk)。
その後、前述した入金処理において、映画名等の料金
に相当する金銭の入力が行われたか否かを判定し(ステ
ップ1)、入金金額が不足する場合には、適宜、その旨
をメッセージ出力する等して入金処理を繰返す(ステッ
プm)。この入金処理(ステップi,m)はコイン投入口1
7から投入された硬貨、または紙幣挿入口18から入力さ
れた紙幣を前述した如く判定処理し、またカード挿入口
19から挿入された金銭情報カードから金銭情報を読取っ
てその入金金額の計算をすることによって実行される。
この際、入金された上記硬貨の分類処理や紙幣の分類処
理も同時に行われ、その一部は釣銭用として準備され
る。
に相当する金銭の入力が行われたか否かを判定し(ステ
ップ1)、入金金額が不足する場合には、適宜、その旨
をメッセージ出力する等して入金処理を繰返す(ステッ
プm)。この入金処理(ステップi,m)はコイン投入口1
7から投入された硬貨、または紙幣挿入口18から入力さ
れた紙幣を前述した如く判定処理し、またカード挿入口
19から挿入された金銭情報カードから金銭情報を読取っ
てその入金金額の計算をすることによって実行される。
この際、入金された上記硬貨の分類処理や紙幣の分類処
理も同時に行われ、その一部は釣銭用として準備され
る。
そして前述した如く選択指定された映画名等の料金に
相当する金額の入金があったことが確認されると(ステ
ップl)、次に前述した印刷装置11が起動されて指定さ
れた映画鑑賞券等の発行が行われ、発行した映画鑑賞券
等の前記受皿20への放出が行われる(ステップn)。ま
たこの映画鑑賞券等の発行処理手続きと並行して前述し
た入金金額に対する釣銭の必要性の有無が判定され(ス
テップo)釣銭が必要な場合にはその釣銭金額に相当し
た金銭の払い戻しが行われる(ステップp)。
相当する金額の入金があったことが確認されると(ステ
ップl)、次に前述した印刷装置11が起動されて指定さ
れた映画鑑賞券等の発行が行われ、発行した映画鑑賞券
等の前記受皿20への放出が行われる(ステップn)。ま
たこの映画鑑賞券等の発行処理手続きと並行して前述し
た入金金額に対する釣銭の必要性の有無が判定され(ス
テップo)釣銭が必要な場合にはその釣銭金額に相当し
た金銭の払い戻しが行われる(ステップp)。
これらの入金処理、および映画鑑賞券などの発行と釣
銭の払い戻し処理手続は従来の自動販売機と同様にして
行われる。
銭の払い戻し処理手続は従来の自動販売機と同様にして
行われる。
かくして本実施例に係る自動販売機によれば、近接検
知部により発生源の高さ(位置)を検知し、発声源に応
じた高さのマイクロフォンにより音声入力を行っている
ので、マイクロフォンに雑音が混入することは少なくな
り、音声認識部による認識率が向上する。したがって、
音声入力による映画鑑賞券の発行をより確実に行うこと
ができる。
知部により発生源の高さ(位置)を検知し、発声源に応
じた高さのマイクロフォンにより音声入力を行っている
ので、マイクロフォンに雑音が混入することは少なくな
り、音声認識部による認識率が向上する。したがって、
音声入力による映画鑑賞券の発行をより確実に行うこと
ができる。
また、利用者が大人か子供かを近接検知部による検知
結果に基づき行い、この結果に応じて料金設定及び表示
さらには発券を行っているので、従来のように大人/子
供の選択操作を利用者が行う必要がなくなり、利用者に
とって利便性が非常に優れたものとなる。
結果に基づき行い、この結果に応じて料金設定及び表示
さらには発券を行っているので、従来のように大人/子
供の選択操作を利用者が行う必要がなくなり、利用者に
とって利便性が非常に優れたものとなる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものでは
ない。
ない。
例えば、2つのマイクロフォンおよび近接検知部は第
2図のように上下ばかりでなく左右も離れた位置に設置
し、大人が立った場合でも子供用のマイクロフォンが入
力状態にならないようにしているが、例えば大人の体の
一部が、下部の子供用マイクロフォンに近接し、大人用
のマイクロフォンと子供用のマイクロフォン双方が入力
状態となった場合には、音声圧間の平均的パワーが大き
い方から音声が入力されたと判断するようにしてもよ
い。
2図のように上下ばかりでなく左右も離れた位置に設置
し、大人が立った場合でも子供用のマイクロフォンが入
力状態にならないようにしているが、例えば大人の体の
一部が、下部の子供用マイクロフォンに近接し、大人用
のマイクロフォンと子供用のマイクロフォン双方が入力
状態となった場合には、音声圧間の平均的パワーが大き
い方から音声が入力されたと判断するようにしてもよ
い。
また、大人が子供用の利用券を買う場合もあるのでこ
の場合には大人/小人変更釦を押すことにより変更でき
るようにすればよい。
の場合には大人/小人変更釦を押すことにより変更でき
るようにすればよい。
同様に子供が大人用の利用券を買う場合も大人/小人
変更釦を押して変更することができるようにする。
変更釦を押して変更することができるようにする。
本発明は自動販売機能を備えた音声入力装置について
説明したが、他の音声入力装置、例えば音声入力による
エレベータ操作の機能を有する音声入力装置にも適用可
能である。
説明したが、他の音声入力装置、例えば音声入力による
エレベータ操作の機能を有する音声入力装置にも適用可
能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、発声源に応じた
高さのマイクロフォンより音声入力を行っているから、
マイクロフォンに対する雑音の混入は少なくなって音声
認識率が向上し、音声入力による商品の発売あるいは商
品利用券の発行をより確実に行うことができる。
高さのマイクロフォンより音声入力を行っているから、
マイクロフォンに対する雑音の混入は少なくなって音声
認識率が向上し、音声入力による商品の発売あるいは商
品利用券の発行をより確実に行うことができる。
また、第2の発明では、発声源の高さに応じて商品あ
るいは商品利用券の料金を設定しているから、大人用、
小人用の商品の発売あるいは商品利用券の発行を自動的
に行うことができる。
るいは商品利用券の料金を設定しているから、大人用、
小人用の商品の発売あるいは商品利用券の発行を自動的
に行うことができる。
第1図は本発明の一実施例に係る音声入力装置の構成を
示すブロック図、第2図はこの音声入力装置の外観を示
す図、第3図はこの音声入力装置の動作を示すフローチ
ャート、第4図乃至第7図はこの音声入力装置の動作を
説明するための図である。 1……制御装置、2,13……マイクロフォン 3……音声認識部、4……認識辞書 6……情報記憶部、7……接客部、8……硬貨処理部 9……紙幣処理部、10……カード処理部 11……印刷装置、12,14……近接検知部
示すブロック図、第2図はこの音声入力装置の外観を示
す図、第3図はこの音声入力装置の動作を示すフローチ
ャート、第4図乃至第7図はこの音声入力装置の動作を
説明するための図である。 1……制御装置、2,13……マイクロフォン 3……音声認識部、4……認識辞書 6……情報記憶部、7……接客部、8……硬貨処理部 9……紙幣処理部、10……カード処理部 11……印刷装置、12,14……近接検知部
Claims (2)
- 【請求項1】異なる高さの位置に設置された複数のマイ
クロフォンと、 発声源がこれらマイクロフォンのいずれに近接している
かを判別する手段と、 この判別結果に応じて前記各マイクロフォンからの入力
情報の採否をそれぞれ制御する手段と、 前記マイクロフォンにより音声入力された商品名または
商品利用券名を認識して所定数の商品名または商品利用
券名候補を求める不特定話者単語音声認識部と、 発売対象とする商品名または商品利用券名とこれに対応
する料金に関する情報をそれぞれ表示すると共に、表示
された商品名中または商品利用券名中の前記音声認識部
で求められた商品または商品利用券候補によって示され
る商品名または商品利用券を他と区別して表示する表示
手段と、 前記表示手段にて表示された情報に対する選択情報が入
力されたとき、入力された前記選択情報により特定され
る上記商品または商品利用券の料金に相当する金銭また
は金銭情報の受入れを判定する入金処理手段と、 この入金処理手段にて前記商品または商品利用券の料金
に相当する金額の受入れが確認されたとき前記選択情報
によって特定された商品を販売または商品利用券を発行
する手段と、 前記入金処理手段に受入れられた金銭に対して釣銭を発
行する手段とを具備した音声入力装置。 - 【請求項2】異なる高さの位置に設置された複数のマイ
クロフォンと、 発声源がこれらマイクロフォンのいずれに近接している
かを判別する手段と、 この判別結果に応じて商品または商品利用券の料金に対
する所定のパラメータ値を設定する手段と、 前記マイクロフォンにより音声入力された商品名または
商品利用券名を認識して所定数の商品名または商品利用
券名候補を求める不特定話者単語音声認識部と、 発売対象とする商品名または商品利用券名とこれに対応
する料金に関する情報をそれぞれ表示すると共に、表示
された商品名中または商品利用券名中の前記音声認識部
で求められた商品または商品利用券候補によつて示され
る商品名または商品利用券を他と区別して表示する表示
手段と、 前記表示手段に表示された情報に対する選択情報が入力
されたとき、入力された前記選択情報により特定される
上記商品または商品利用券の料金に相当する金銭または
金銭情報の受入れを判定する入金処理手段と、 この入金処理手段にて前記商品または商品利用券の料金
に相当する金額の受入れが確認されたとき前記選択情報
によって特定された商品を販売また商品利用券を発行す
る手段と、 前記入金処理手段に受入れられた金銭に対して釣銭を発
行する手段とを具備した音声入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1198444A JP2854617B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 音声入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1198444A JP2854617B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 音声入力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0362293A JPH0362293A (ja) | 1991-03-18 |
JP2854617B2 true JP2854617B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=16391195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1198444A Expired - Fee Related JP2854617B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 音声入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2854617B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018034028A1 (ja) * | 2016-08-16 | 2018-02-22 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP1198444A patent/JP2854617B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0362293A (ja) | 1991-03-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |