JPH0361994A - 表示装置の駆動方法 - Google Patents

表示装置の駆動方法

Info

Publication number
JPH0361994A
JPH0361994A JP19728089A JP19728089A JPH0361994A JP H0361994 A JPH0361994 A JP H0361994A JP 19728089 A JP19728089 A JP 19728089A JP 19728089 A JP19728089 A JP 19728089A JP H0361994 A JPH0361994 A JP H0361994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
driving
pull
picture element
side electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19728089A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2693238B2 (ja
Inventor
Kazuo Shoji
庄司 和雄
Toshihiro Oba
大場 敏弘
Hiroshi Kishishita
岸下 博
Hisashi Kamiide
上出 久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP1197280A priority Critical patent/JP2693238B2/ja
Publication of JPH0361994A publication Critical patent/JPH0361994A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2693238B2 publication Critical patent/JP2693238B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、交流駆動型容量性フラット・マトリクスデイ
スプレィパネル(以下、薄膜EL表示装置と呼ぶ)など
の表示装置の駆動方法に関する。
従来の技術 たとえば、二重絶縁型(又は三層構造)薄膜EL素子は
次のように構成される。
第3図に示すように、ガラス基板1の上にIn2O,よ
りなる帯状の透明電極2を平行に設け、この上にたとえ
ばYzO3,S L 3N+、 Aj! zoz等の誘
電物′Ii3、Mn等の活性剤をドープしたZnSより
なるEL層4および上記と同じ(Y、Oi+S i *
N <、 T i O2,Al2O3等の誘電物質N3
aを蒸着法、スパッタリング法のような薄膜技術を用い
て順次500〜10000人の膜厚に積層して3層構造
にし、その上に上記透明電極2と直交する方向にAIよ
りなる帯状の背面電極5を平行に設けている。
上記薄膜EL素子は、その電極間に誘電物質3゜3aに
挟持されたEL物質4を介在させたものであるから、等
価回路的には容量性素子と見ることができる。また、こ
の薄JIIEL素子は、第4図に示す電圧−輝度特性か
ら明らかなごとく、200■程度の比較的高電圧を印加
して駆動される。この薄[EL素子は交流電界によって
高輝度発光し、しかも長寿命であるという特徴を有して
いる。
上記、薄膜EL素子を表示パネルとする薄膜EL表示装
置の基本的な表示駆動は、薄11EL素子の透明電極2
および背面電極5の一方を走査側電極、他方をデータ側
電極とし、データ側電極に発光・非発光を決める表示デ
ータに対応する変調電圧を与える一方、走査Ill!I
t極に線順次に書込み電圧を与えることによって行われ
る。
第5図は、そのような薄膜EL表示装置の従来例の概略
的な構成を示す回路図である。
第5図において、表示パネル10は発光しきい値電圧V
 th  (V −< V th< V w+ V 1
1)の薄膜EL素子からなり、この図ではX方向電極を
データ側電極とし、Y方向電極を走査側@極として電極
のみを表示している。
走査側駆動回路20.30は、高耐圧プッシュプルドラ
イバICからなる駆動回路であって、走査側電極の奇数
ラインと偶数ラインにそれぞれ対応付けられている。こ
れらの走査側駆動回路20゜30には、プルアップスイ
ッチング素子PT、 〜PT、+プルダウンスイッチン
グ素子NT、〜NTlや、これらのスイッチング素子を
オン・オフ制御する論理回路21.31などが含まれる
データ側駆動回路40も高耐圧プッシュプルドライバI
Cからなる駆動回路であって、表示パネル10のデータ
側電極に対応付けられている。このデータ側駆動回路4
04こむプルアップスイッチング素子UT、〜UT、、
プルダウンスイッチング素子DT、〜DTJや、これら
のスイッチング素子をオン・オフ制御する論理回路41
などが含まれる。
スイッチング回路50は、上記走査側駆動回路20.3
0の全プルダウンスイッチング素子NT〜NT、に共通
に接続されているプルダウン共通線の電位を負極性の書
込み電圧−■、とOVとに切り替えるための回路であっ
て、2つのスイッチSW3.SW4によって構成されて
いる。
スイッチング回路60は、上記走査側駆動回路20.3
0の全1ルアツブスイツチング素子PT〜PT、に共通
に接続されているプルアップ共通線の電位を正極性の書
込み電圧V11+VNとOVとに切り替えるための回路
であって、2つのスイッチSWI、SW2によって構成
されている。
スイッチング回路70は、上記データ側駆動回路40の
全プルアップスイッチング素子UT、〜UT、に共通に
接続されているプルアップ共通線の電位を1/2VMと
■。とに切り替えるための回路であって、2つのスイッ
チSW5.SW6やコンデンサCHなどによって構成さ
れている。
第6図は、上記薄膜EL表示装置の絵素A(走査側電極
Y1とデータ側電極X2の交差部に位置する絵素〉の駆
動を示すタイムチャートである。このタイムチャートを
参照して、以下に絵素Aの駆動について説明する。
ここでは、走査側電極に正極性の書込み電圧を印加する
駆動をpH動と呼び、負極性の書込み電圧を印加する駆
動をN駆動と呼ぶものとする。
P駆動 走査側電極Y、が選択されるとき、この走査側電極Y1
に含まれる各絵素に対応する表示データに応じて、デー
タ側駆動回路40ではプルアップスイッチング素子UT
、〜UT、およびプルダウンスイッチング素子DT、〜
DT、がオン・オフ制御される。すなわち発光させる絵
素に対しては、対応するプルダウンスイッチング素子D
T、〜DT。
がオンとされ、非発光とする絵素に対しては、対応する
プルアップスイッチング素子UT、〜UT。
がオンとされる。なお、走査側電極Y、の選択に先立ち
、第6図(5)に示すようにスイッチSW5が一時オン
とされ、これによってコンデンサCMは1/2VMに充
電されている。その結果、発光させる絵素を含むデータ
側電極の電位はOVとなる。これに対して、非発光とな
る絵素を含むデータ側電極の電位は先ず1/2VMとな
り、続いて第6図(6)に示すようにスイッチSW6が
オンとされることによってV工となる。したがって、絵
素Aに対応するデータIQ!電極X2には、このとき第
6図(7〉に示す波形の電圧が印加される。
同図における実線は絵素Aが発光表示のときの波形を示
し、破線は絵素Aが非発光表示のときの波形を示す。
一方、走査側電極Y、の選択時には、第6図(1〉に示
すようにスイッチSW1がオンとされるとともに、走査
側駆動回路20.30の全プルアップスイッチング素子
PT、〜PT、のうち、走査側電極Y、に対応するプル
アップスイッチング素子PT、のみがオンとされ、他の
プルアップスイッチング素子はオフとされる。その結果
、このときに走査m@iY+にのみ第6図(8)に示す
ように正極性の書込み電圧V、+VMが印加される。
これによって、このとき絵素Aにはデータ側電極X2を
基準にして第6図(9)に示す波形の電圧が印加される
。すなわち、絵素Aが発光表示の絵素の場合には(VM
+VM)−ov=vw+vxの電圧(第6図(9)では
実線の波形)が、また絵素Aが非発光表示の絵素の場合
には(V、+V、I)V、=V、の電圧(第6図(9)
では破線の波形)が印加されることになる。このあと、
スイッチSW1がオフとされ、走査側電極Y、に対応す
る走査側駆動回路20のプルダウンスイッチング素子N
T、がオンとされることによって、書込み電圧V11+
VWの放電が行われる。続いて、第6図(2)に示すよ
うにスイッチSW2がオンとされ、これによって走査側
駆動回路20.30のプルアップ共通線電位がOVに切
り替えられる。同時に、データ側駆動回路40の全プル
ダウンスイッチング素子DT、□−DT、がオンとされ
、これによって全データ側電極の電位がQVにされる。
このとき。
スイッチS W 6はオフとされ、続いてスイッチSW
5が一時オンとされることによってコンデンサCMに1
/2VMの電圧が充電され、次の走査側部% Y 2の
選択の準備が行われる。このようにして、走査側電極Y
、に含まれる絵素についてのP駆動が終了する。
N駆動 走査側電極Y1が選択されるとき、この走査側電極Y、
に含まれる各絵素に対応する表示データに応じて、デー
タ側駆動回路4oではプルアップスイッチング素子UT
、〜UT、およびプルダウンスイッチング素子DT、〜
DT、がオン・オフ制御される。すなわち発光させる絵
素に対しては、対応するプルアップスイッチング素子U
T、〜UT。
がオンとされ、非発光とする絵素に対しては、対応する
プルダウンスイッチング素子DT、〜DT。
がオンとされる。なお、走査側電極Y、の選択に先立ち
、第6図く5)に示すようにスイッチSW5が一時オン
とされるので、これによってコンデンサC9は1/2V
Mに充電されている。その結果、発光させる絵素を含む
データ側電極の電位は先ず1/2VMとなり、続いて第
6図(6〉に示すようにスイッチSW6がオン′とされ
ることによってV、Iとなる。これに対して、非発光と
なる絵素を含むデータ側電極の電位はOVとなる。した
がって、絵素Aに対応するデータ側電極X2には、この
とき第6図(7)に示す波形の電圧が印加される。すな
わち、絵素穴が発光表示のときには同図に実線で示す波
形(V、)に、非発光表示のときには破線で示す波形(
0■)になる。
一方、走査Ill電極Y、の選択時には、第6図(3)
に示すようにスイッチSW3がオンとされるとともに、
走査側駆動回路20.30のプルダウンスイッチング素
子N T l〜NT、のうち、走査側電極Y1に対応す
るプルダウンスイッチング素子NT、のみがオンとされ
、他のプルダウンスイッチング素子はオフとされる。そ
の結果、このときに走査側型&Y、にのみ第6図(8〉
に示すように負極性の書込み電圧−■1が印加される。
これによって、このとき絵素Aにはデータ側電極X2を
基準にして第6121(9>に示す波形の電圧が印加さ
れる。すなわち、絵素Aが発光表示の絵素の場合には、
−V、−V。=  (、V V + V M )の電圧
(第6図(9)では実線の波形)が、また絵素Aが非発
光表示の絵素の場合には、−V、−0V=ViIの電圧
(第6図〈9〉では破線の波形)が印加されることにな
る。このあと、スイッチSW3がオフとされ、走査側電
極Y+に対応する走査側駆動回路20のプルアップスイ
ッチング回路PTがオンとされることによって、書込み
電圧=V1の放電が行われる。続いて、第6図(4〉に
示すようにスイッチSW4がオンとされ、これによって
走査側駆動回路20.30のプルダウン共通線電位がO
■に切り替えられる。同時に、データ側駆動回路40の
全プルダウンスイッチング素子DT1〜DTJがオンと
され、これによって全データ側電極の電位が0■にされ
る。このとき、スイッチSW6はオフとされ一統いてス
イッチSW5が一時オンとされることによってコンデン
サC,Iに1 / 2 V sの電位が充電され、次の
走査側電極Y2の選択の準備が行われる。このようにし
て、走査側電極Y2に含まれる絵素についてN駆動が終
了する。
以上のP駆動、N駆動が繰り返されることによって、た
とえば絵素Aには第6[21(9)に示すように正極性
と負極性の波形が対称な交流波形の電圧が印加されるこ
とになる。
発明が解決しようとする課題 上述した従来の薄膜EL表示装置では、書込み電圧とし
て正極性の電圧Vw+Vsと負極性の電圧■8とを必要
とするため、この2種類の高電圧を発生させるのに第7
図に示すようなマルチトランスTRが用いられている。
すなわち、マルチトランスTRの2次巻線の中間ダゾブ
7から一方の出力端子8側への巻数と他方の出力端子9
側への巻数とを異ならせ、中間タップ7と出力端子8と
の間に直列接続したダイオードD1とコンデンサC1と
の接続点0UT1から正極性の書込み電圧V w + 
V−を得る一方、中間タップ7と出力端子9との間に直
列接続したダイオードD2とコンデンサC2との接続点
0UT2から負極性の書込み電圧−Vユを得ている。
ところで、薄膜EL表示装置の表示パネル10の特性(
絵素の発光しきい値電圧など)は製品によって多少のば
らつきがあるため、上述したマルチトランスTRからな
る高電圧発生回路の出力電圧は絵素の発光しきい値電圧
に応じてm調整されるのが通例であり、その結果、上述
した対称波形による交流駆動が損われるという問題が生
じる。
すなわち、マルチトランスTRの出力電圧を変更するこ
とによって、正極性の書込み電圧がn(vw+ VM)
 、負極性の書込み電圧が−nVwとなった場合に、た
とえば発光表示すべき絵素に印加される電圧はP駆動に
おいてn (V11+VM) −0v = rt (v
 w + v s )となる一方、N駆動では−rlV
 w  V n=  (n V w + V M)とな
り、絵素に印加される電圧波形がP[動とN駆動とで非
対称となる。したがって、薄膜EL素子にとって理想的
とされる対称波形を表示パネル10に印加することがで
きず、その結果、表示パネル10に焼付き現象などを生
じさせることになる。
したがって、本発明の目的は、マルチ1〜ランスなどを
用いて2種類の書込み電圧を得る場合でも、理想的な対
称波形による交流駆動を行うことのできる表示装置の駆
動方法を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、互いに交差する方向に配列した複数の走査側
電極と複数のデータ側電極との間に誘電層を介在させ、
データ側電極に発光表示・非発光表示に対応する変調電
圧を印加した状態で、走査側電極に負極性の書込み電圧
を印加するN駆動と、正極性の書込み電圧を印加するP
駆動とをフィールド毎に交互に行って、走査側電極とデ
ータ側電極の交差部からなる絵素を交流駆動するように
した表示装置の駆動方法において、 絵素の発光しきい値電圧■、hに対して電圧■1Vxが ■ユく■。<V、+VN の関係を持つとき、 発光表示に対応する変調電圧としてP駆動時には一1/
2VM、N駆動時には1/2VMIの電圧を印加し、 非発光表示に対応する変調電圧としてP駆動時には1/
2VM、N駆動時には一1/2VMの電圧を印加する一
方、 書込み電圧としてP駆動時にはV、+1/2V+t、N
駆動時には−(V、+−1/2VH)の電圧を印加する
ことによって、 発光表示において士(Vw+VM) 、非発光表示にお
いては±Vwの電圧を絵素に印加するようにしたことを
特徴とする表示装置の駆動方法である。
作  用 本発明に従えば、たとえばマルチトランスを用いて正極
性の書込み電圧V w + 1 / 2 V nと負極
性の書込み電圧−(V、+1/2VM)を得る場合にお
いて、マルチトランスの出力電圧を微調整することによ
って正極性の書込み電圧がn(Vw+1/2VM)、負
極性の書込み電圧が−n(Vユ+1/2VM)と変化し
た場合でも、発光表示すべき絵素に印加される電圧はP
駆動においてn(Vw+ i 7’2VMl)  (1
/2Vx) −nVw 十(n+1)1/2VMとなる
一方、N駆動では−n(Vw+ 1//2V)l)−1
/2VN=−(nV+t+(n+1)1/2VM)とな
り、対称波形が絵素に印加される。
また非発光表示すべき絵素に印加される電圧はP駆動に
お’v’ テrs (V w + 1 / 2 V 、
I)  1 / 2 V n−n V w + (rr
  1 ) 1 / 2 V Mとなる一方、N駆動で
は−n (v、+1/2VW)   (1/2VN)=
  (nVw+ (rr  1 )1/2VM)となり
、この場きにも対称波形が絵素に印加される。
実施例 第1111は本発明の一実施例である駆動方法が適用さ
れる表示装置の概略的な構成を示す回路図である。この
表示装置は発光しきい値電圧■th(■ユ< V t 
h < V w + V Pl)の薄1IIEL素子を
表示パネル110とする薄膜EL表示装置であって、そ
の表示パネル110については図ではX方向電極をデー
タ(11g極としY方向電極を走査l1II!極として
電極のみを示している。
走査側駆動回路120,130は高耐圧プッシュプルド
ライバICからなる駆動回路であって、走査(In電極
の奇数ラインと偶数ラインにそれぞれ対応けけられてい
る。これらの走査側駆動回路120.130にはプルア
ップスイッチング素子PT1〜PT、、プルダウンスイ
ッチング素子NT〜NT、や、これらのスイッチング素
子をオン・オフ制御する論理回路121,131などが
含まれる。
データ側駆動回路140も高耐圧プッシュプルドライバ
ICからなる駆動回路であって、表示パネル110のデ
ータ側電極に対応付けられている。
このデータ側駆動回路140の場合も、プルアップスイ
ッチング素子UT、〜UTJ、プルダウンスイッチング
素子DT、〜DTJや、これらのスイッチング素子をオ
ン・オフ制御する論FI!回路141などが含まれる。
上記全プルダウンスイッチング素子DT、〜DT、には
プルダウン共通線が共通に接続されており、このプルダ
ウン共通線には常時−1/2VMの電圧が印加されてい
る。
スイッチング回路150は、上記走査側駆動回路120
,130の全プルダウンスイッチング素子NT、〜NT
、に共通に接続されているプルダウン共通線の電位を負
極性の書込み電圧−(VW +V、)と0■とに切り替
えるための回路であって、2つのスイッチS、W30,
5W40によってitされている。
スイッチング回路160は、上記走査側駆動回路120
,130の全プルアップスイッチング素子PT、〜PT
、に共通に接続されているプルアップ共通線の電位を正
極性の書込み電圧v、+l/2VMとO■とに切り替え
るための回路であって、2つのスイッチ5WIO,5W
20によって構成されている。
スイッチング回路170は、上記データm駆動回路14
0の全プルアップスイッチング素子UT、〜UT、に共
通に接続されているプルアップ共通線の電位を1/2V
MとOVとに切り替えるための回路であって、2つのス
イッチ5W50,5W60などによって構成されている
第2図は、上記薄膜EL表示装置の絵素B〈走査側電極
Y1とデータ01電極X2の交差部に位置する絵素)の
駆動を示すタイムチャートである。このタイムチャート
を参照して、以下に絵素Bの駆動について説明する。走
査側電極に正極性の書込み電圧を印加する場合をP駆動
と呼び、負極性の書込み電圧を印加する場合をN駆動と
呼ぶことは、先の従来の薄膜EL表示装置の駆動の場合
と同じである。
P駆動 走査側電極Y、が選択されるとき、この走査側型8i!
y +に含まれる各絵素に対応する表示データに応じて
、データ側駆動回路140ではプルアップスイッチング
素子UT、〜UT、およびプルダウンスイッチング素子
DT、〜DT、がオン・オフ制御される。すなわち発光
させる絵素に対しては、対応するプルダウンスイッチン
グ素子DT、〜DT、がオンとされ、非発光とする絵素
に対しては、対応するプルアップスイッチング素子U 
T I〜UT、がオンとされる。なお、走査側電極Yl
の選択に先立ち、第2図(5)、(6)に示すようにス
イッチ5W50はオフ、スイッチ5W60はオンとされ
、走査側電極Y、の選択と同時にスイッチ5W50はオ
ン、スイッチ5W60はオフに切り替えられる。したが
って全プルアップスイッチング素子UT、〜UTJに共
通に接続されているプルアップ共通線の電位は、走査側
電極Y1の選択に伴ってOVから1 / 2 VMへと
切り替えられる。
その結果、発光させる絵素を含むデータ側電極の電位は
一1/2VMとなり、非発光とする絵素を含むデータ側
電極の電位は1/2VMとなる。したがって、絵素Bに
対応するデータ側電極x2には、このとき第2図(7)
に示す波形の電圧が印加される。同図における実線は絵
素Bが発光表示のときの波形を示し、破線は絵素Bが非
発光表示のときの波形を示す。
一方、走査側電極をY、の選択時には、第2図(1〉に
示すようにスイッチ5WIOがオンとされるとともに、
走査側駆動回路120,130の全プルアップスイッチ
ング素子PT、〜PT、のうち、走査O1電fIY1に
対応するプルアップスイッチング素子PT、のみがオン
とされ、他のプルアップスイッチング素子はオフとされ
る。その結果、このときに走査側電極Y、にのみ第2図
(8)に示すように正極性の書込み電圧V、+ 1 /
2 V、が印加される。これによって、このとき絵素B
にはデータ側電極X2を基準にして第2図(9)に示す
波形の電圧が印加される。すなわち、絵素Bが発光表示
の絵素の場合には(V、+1/2VN)−(−1/2V
M)=V、+VNの電圧(第2図く9〉では実線の波形
)が、また絵素Bが非発光表示の絵素の場合には(V、
+ 1/2VN)=1/2VN−VHの電圧〈第2図(
9〉では破線の波形〉が印加されることになる。このあ
と、スイッチ5W10がオフとされ、走査側電極Y、に
対応する走査側駆動回路120のプルダウンスイッチン
グ素子N T lがオンとされることによって、書込み
電圧V −+ 1 / 2 V nの放電が行われる。
続いて、第2図(2〉に示すようにスイッチ5W20が
オンとされ、これによって走査側駆動回路120,13
0のプルアップ共通線電位がOVに切り替えられる。同
時に、データ側駆動回路140の全プルアップスイッチ
ング素子UT、〜UT、がオンとされ、またスイッチ5
W50がオフに、スイッチ5W60がオンに切り替えら
れ、これによって全データ側電極の電位がOVにされる
。このようにして、走査側電極Y1に含まれる絵素につ
いてのP駆動が終了する。
N駆動 走査側電極Y1が選択されるとき、この走査側電極Y、
に含まれる各絵素に対応する表示データに応じて、デー
タ側駆動回路140ではプルアップスイッチング素子U
T、〜UT、およびプルダウンスイッチング素子D T
 、〜DT、がオン・オフ制御される。すなわち、発光
させる絵素に対しては、対応するプルアップスイッチン
グ素子UT、〜UT、がオンとされ、非発光とする絵素
に対しては、対応するプルダウンスイッチング素子DT
、〜DT、がオンとされる。同時に第2図(5)、(6
)に示すようにスイッチSW50はオフからオンに、ス
イッチS W 60はオンからオフにそれぞれ切り替え
られ、データ側駆動回路140のプルアップ共通線電位
はOVから1/2VMへと切り替えられる。その結果、
発光させる絵素を含むデータ側電極の電位は1 / 2
 V、となり、非発光とする絵素を含むデータ側電極の
電位は一1/2VMどなる。したがって、絵素Bに対応
するデータ側電極X2には、このとき第2図(7)に示
す波形の電圧が印加される。すなわち、絵素Bが発光表
示のときは同図に実線で示す波形(1/2VM)に、非
発光表示のときには破線で示す波形(−1/2VM)に
なる。
一方、走査側電極Y1の選択時には、第2図(3)に示
すようにスイッチSW30がオンとされるとともに、走
査側駆動回路120,130の全プルアップスイッチン
グ素子PT、〜PT、のうち、走査側部m −Y’ l
に対応するプルアップスイッチング素子PT、のみがオ
ンとされ、他のプルアップスイッチング素子はオフとさ
れる。その結果、このときに走査側電極Y、にのみ第2
図(8)に示すように負極性の書込み電圧−(V、+ 
1/2VM)が印加される。これによって、このとき絵
素Bにはデータ01電極■2を基準にして第2図(9〉
に示す波形の電圧が印加される。すなわち、絵素Bが発
光表示の絵素の場合には−(Vユ+1/2VM)1/2
VM=−(V、+VM)の電圧(第2図(9)では実線
の波形)が、また絵素Bが非発光表示の絵素の場合には
−(V、+1/2VM)−(1/2VM)=−V−の電
圧(第2図(9)では破線の波形)が印加されることに
なる。このあと、スイッチ5W30がオフとされ、走査
側電極Yに対応する走査側駆動回路120のプルアップ
スイッチング素子PT、がオンとされることによって、
書込み電圧−(vw+ 1 /2 VM)の放電が行わ
れる。続いて、第2図く4)に示すようにスイッチ5W
40がオンとされ、これによって走査側駆動回路120
,130のプルダウン共通線電位が0■に切り替えられ
る。同時に、データ側駆動回路140の全プルアンプス
イッチング素子UT〜[I T Jがオンとされ、また
スイッチSW50がオフに、スイッチS W 60がオ
ンに切り替えられ、これによって全データ側電極の電位
がOVにされる。このようにして、走査側電極Y1に含
まれる絵素についてのN駆動が終了する。
以上のP駆動、N駆動が繰り返されるとことによって、
たとえば絵素Bには第2図(9)に示すように正極性と
負極性の波形が対称な交流波形の電圧が印加されること
になる。
このP4合に、スイッチング回路150から供給される
負極性の書込み電圧−(V、+1/2VN)と、スイッ
チング回路160から供給される正極性の書込み電圧v
w+1/2V++とを、たとえばマルチトランスを用い
て発生させるものとするとき、そのマルチトランスの出
力電圧を可変設定することによって負極性の書込み電圧
が−n (Vw + 1/2VM)に、また正極性の書
込み電圧がn(Vw+1 / 2 V n )にそれぞ
れ変わる(nは1に近い任意の係数)。
このとき、発光表示すべき絵素に印加される電圧はP駆
動において、 n(Vw+−1/2VJ (−1/2VM)=nV、+
+(n+IH/2Vxであり、またN駆動では、 ri (Vv + 1/ 2 V、l)1 / 2VM
l=  (n V@+ (ri +1 ) 1 / 2
 VN )となり、絵素には正極性と負極性の波形が対
称な交流波形が印加されることになる。
一方、非発光表示すべき絵素に印加される電圧はP駆動
において、 n (V、4−1/2VM) −1/2VM+=nV、
−t−(n−1) 1/2V。
であり、またN駆動では、 −n(V、+1/2V−> (−1/2VM+)=−<
nV、+(n−1)■/2VM)となり、この場きも絵
素には正極性と負極性の波形が対称な交流波形が印加さ
れることになる。すなわち、マルチトランスの出力電圧
の変化に左右されることなく、常に表示パネル110は
薄膜EL、素子にとって理想的な対称パルスによって交
流駆動される。
な才3、上記実施例では薄膜EL表示装置の駆動の場合
について説明したが、これに限らず液晶表示装置など交
流駆動が採用される他の表示装置についても同様に適用
できる。
発明の効果 以上のように、本発明の表示装置の駆動方法によれば、
絵素の発光しきい値電圧■いに対して、電圧v、、V、
がV、<V、h<V、+V、+の関係にあるとき、P駆
動時の書込み電圧をV N + 1 / 2 V n、
N駆動時の書込み電圧を−(V、+1/2VM)とする
一方、発光絵素に対応する変調電圧をP駆動時に一1/
2VM、N駆動時に1/2VMとし、非発光絵素に対応
する変調電圧をP駆動時に1/2VM、N駆動時に一1
/2VMとするようにしているので、上記2種類の書込
み電圧V、++ 1 / 2 Vs。
(V、+1/2Vx)をたとえばマルチトランスを用い
て得る場合でも、そのマルチトランスの出力電圧の変化
に左右されることなく、常に絵素を正極性と負極性の波
形が対称な交流波形の電圧で駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施鋼である駆動方法が適用される
薄膜EL表示装置の概略的な構成を示す回路図、第2図
はその薄1iEL表示装置の任意の絵素の駆動を示すタ
イムチャート、第3図は薄膜EL素子の一部切欠き斜視
図、第4図は薄膜EL素子の電圧−輝度特性を示すグラ
フ、第5図は従来の薄膜EL表示装置の概略的な構成を
示す回路図、第6図はその薄膜EL表示R置の任意の絵
素の駆動を示すタイムチャート、第7図はその薄膜EL
表示装置に用いられる書込み電圧を発生させる回路の一
例を示す回路図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 互いに交差する方向に配列した複数の走査側電極と複数
    のデータ側電極との間に誘電層を介在させ、データ側電
    極に発光表示・非発光表示に対応する変調電圧を印加し
    た状態で、走査側電極に負極性の書込み電圧を印加する
    N駆動と、正極性の書込み電圧を印加するP駆動とをフ
    ィールド毎に交互に行って、走査側電極とデータ側電極
    の交差部からなる絵素を交流駆動するようにした表示装
    置の駆動方法において、 絵素の発光しきい値電圧V_t_hに対して電圧V_W
    、V_Mが V_W<V_t_h<V_W+V_M の関係を持つとき、 発光表示に対応する変調電圧としてP駆動時には−1/
    2V_M、N駆動時には1/2V_Mの電圧を印加し、 非発光表示に対応する変調電圧としてP駆動時には1/
    2V_M、N駆動時には−1/2V_Mの電圧を印加す
    る一方、 書込み電圧としてP駆動時にはV_W+1/2V_M、
    N駆動時には−(V_W+1/2V_M)の電圧を印加
    することによって、 発光表示において±(V_W+V_M)、非発光表示に
    おいては±V_Wの電圧を絵素に印加するようにしたこ
    とを特徴とする表示装置の駆動方法。
JP1197280A 1989-07-28 1989-07-28 表示装置の駆動方法 Expired - Lifetime JP2693238B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1197280A JP2693238B2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 表示装置の駆動方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1197280A JP2693238B2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 表示装置の駆動方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0361994A true JPH0361994A (ja) 1991-03-18
JP2693238B2 JP2693238B2 (ja) 1997-12-24

Family

ID=16371837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1197280A Expired - Lifetime JP2693238B2 (ja) 1989-07-28 1989-07-28 表示装置の駆動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2693238B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07160219A (ja) * 1993-12-10 1995-06-23 Fujitsu Ltd 平面表示装置の駆動装置
KR100391729B1 (ko) * 1995-03-06 2003-11-17 톰슨 멀티미디어 에스 에이 시프트레지스터
JP2006259378A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Fuji Xerox Co Ltd 画像表示媒体の電源装置
JP2011526700A (ja) * 2008-07-04 2011-10-13 サン−ゴバン グラス フランス 電気的に制御される照明のシステム又は可変の光学特性をもつシステムの電源を電気的に保護する方法及び電気的に保護されるシステムの使用法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52136582U (ja) * 1976-04-12 1977-10-17
JPS63131097U (ja) * 1987-02-19 1988-08-26

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52136582U (ja) * 1976-04-12 1977-10-17
JPS63131097U (ja) * 1987-02-19 1988-08-26

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07160219A (ja) * 1993-12-10 1995-06-23 Fujitsu Ltd 平面表示装置の駆動装置
US5786794A (en) * 1993-12-10 1998-07-28 Fujitsu Limited Driver for flat display panel
KR100391729B1 (ko) * 1995-03-06 2003-11-17 톰슨 멀티미디어 에스 에이 시프트레지스터
JP2006259378A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Fuji Xerox Co Ltd 画像表示媒体の電源装置
JP4665572B2 (ja) * 2005-03-17 2011-04-06 富士ゼロックス株式会社 画像表示媒体の電源装置
JP2011526700A (ja) * 2008-07-04 2011-10-13 サン−ゴバン グラス フランス 電気的に制御される照明のシステム又は可変の光学特性をもつシステムの電源を電気的に保護する方法及び電気的に保護されるシステムの使用法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2693238B2 (ja) 1997-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5006838A (en) Thin film EL display panel drive circuit
JPS63168998A (ja) 薄膜el表示装置の駆動回路
JP2682886B2 (ja) 表示装置の駆動方法
EP0381479A1 (en) Method and apparatus for driving capacitive display device
JPS63314594A (ja) 薄膜elディスプレイユニットの駆動方法および駆動回路
JPH0528387B2 (ja)
JPH0361994A (ja) 表示装置の駆動方法
JP2647859B2 (ja) 薄膜el表示装置
JPH0748143B2 (ja) 表示装置の駆動方法
JPH0634153B2 (ja) 薄膜el表示装置の駆動回路
JP2619027B2 (ja) 表示装置の駆動方法および装置
JP3072221B2 (ja) 表示装置の駆動方法及びその回路
JP2728582B2 (ja) El表示装置の駆動方法
JP2002023695A (ja) El表示装置
JP2619083B2 (ja) 表示装置の駆動方法
JPH03157690A (ja) 薄膜el表示装置の駆動方法
JP2533945B2 (ja) 薄膜el表示装置の駆動方法
JP2619084B2 (ja) 表示装置
JPS638479B2 (ja)
JP2820944B2 (ja) 表示装置の駆動方法および装置
JPH01177075A (ja) 薄膜el表示装置の駆動回路
JPS60216389A (ja) 薄膜el表示装置の駆動装置
JPH0731483B2 (ja) El表示パネルの駆動方式
JP2618983B2 (ja) 薄膜el表示装置の駆動方法
JPH0748135B2 (ja) 薄膜el表示装置の駆動回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080905

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080905

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090905

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term