JPH01177075A - 薄膜el表示装置の駆動回路 - Google Patents

薄膜el表示装置の駆動回路

Info

Publication number
JPH01177075A
JPH01177075A JP33583387A JP33583387A JPH01177075A JP H01177075 A JPH01177075 A JP H01177075A JP 33583387 A JP33583387 A JP 33583387A JP 33583387 A JP33583387 A JP 33583387A JP H01177075 A JPH01177075 A JP H01177075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
potential
pull
light
scanning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33583387A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Shoji
庄司 和雄
Akio Inohara
猪原 章夫
Hiroshi Kishishita
岸下 博
Hisashi Kamiide
上出 久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP33583387A priority Critical patent/JPH01177075A/ja
Publication of JPH01177075A publication Critical patent/JPH01177075A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、交流駆動型容量性フラット・マトリックス
デイスプレィパネル、すなわち薄膜EL表示装置の駆動
回路に関するものである。
[従来の技術] たとえば、二重絶縁型(または3層構造)薄膜EL表示
装置は次のように構成される。
第3図に図示されるように、ガラス基板1の上にIn2
0aよりなる帯状の透明電極2を平行に設け、この上に
、たとえば” 20 s 、S 13 N4、T l 
02 、A l 20 s等の誘電物質層3、Mn等の
活性剤をドープしたZnSよりなるELLi2上記と同
じ<Y203 、S Is N4 、TlO2、Al2
O3等の誘電物質層3′を蒸着法、スパッタリング法の
ような薄膜技術を用いて順次500〜100OOAの膜
厚1q積層して3層構造にする。
そして、その上に、上記透明電極2と直交する方向にA
mよりなる帯状の背面電極5を平行に設ける。
上記薄膜EL表示装置は、その電極2,5間に、誘電物
質3.3′で挾持されたELLi2介在させたものであ
るから、等価回路的には容量性素子と見ることができる
。また、前記薄膜EL表示装置は第4図に示す電圧−輝
度特性から明らかなように、200V程度の比較的高電
圧を印加することにより駆動される。
この薄膜EL表示装置は交流電界によって高輝度発光し
、しかも長寿命であるという特徴を有している。
このような薄膜EL表示装置の変調消費電力の低減、ロ
ーコスト化および薄型コンパクト化を図るだめに、第5
図に示す駆動回路が提案されている。
第5図において、薄膜EL表示装置10は発光しきい値
電圧VT+1(Vw < VT H< Vy + VM
 )を有し、複数のX方向電極と複数のY方向電極とを
含む。X方向電極がデータ側電極X、〜XIとなり、Y
方向電極が走査側電極Y、〜Y1となる。
走査側電極Y、〜Y、の奇数ラインは走査側高耐圧プッ
シュプルタイプドライバIC(以下、走査側ドライバI
Cという)20に接続され、走査側電極Y、〜Y、の偶
数ラインは同様に走査側ドライバI C30に接続され
ている。走査側ドライバIC20は、複数の高耐圧プッ
シュプルタイプドライバSDrおよびシフトレジスタ等
の論理回路21からなり、同様に、走査側ドライバIC
30は、複数の高耐圧プッシュプルタイプドライバSD
rおよびシフトレジスタ等の論理回路31からなる。第
6図(a)に各ドライバSDrを示し、第6図(b)に
第6図(a)のドライバの具体的な回路構成を示す。第
6図(b)において、高電圧HVc、が与えられる高電
圧側端子と出力端子との間にプルアップ用Pch高耐圧
MOSFET501が接続され、低電圧VDDが与えら
れる低電圧側端子と出力端子との間にプルダウン用Nc
h高耐圧MO5FET502が接続されている。
また、プルアップ用MO5FET501およびプルダウ
ン用MOSFET502と並列に、逆方向に電流を流す
ためのダイオード503および504がそれぞれ接続さ
れている。プルアップ用MO5FET501およびプル
ダウン用MO8FET502は入力データに応じてレベ
ルシフタ等の回路によりオン、オフが行なわれる。この
高耐圧プッシュプルタイプドライバは、プルアップ機能
を持つスイッチング素子とプルダウン機能を持つスイッ
チング素子とで構成されていれば他の構成でもよい。
第5図に示すように、走査側ドライバIC20および3
0の各ドライバSDrの低電圧側端子は走査側プルダウ
ン共通線SDに共通に接続されており、高電圧側端子は
走査側プルアップ共通線SUに共通に接続されている。
一方、論理回路21゜31は、制御信号5can  d
ataSPUP。
PDW等により、5can  dataに対応して、ド
ライバSDrのプルアップ用MOSFET501または
プルダウン用MO,5FET502をオンさせる状態、
5can  dataに関係なくすべてのドライバSp
rのプルアップ用MO3FET501またはプルダウン
用MO3FET502をオンさせる状態を作り出す。
また、データ側電極X、〜XIは、データ側高耐圧プッ
シュプルタイプドライバIC(以下、データ側ドライバ
ICという)40に接続されている。データ側ドライバ
IC40は、走査側ドライバIC20,30と同様に、
複数の高耐圧プッシュプルタイプドライバDDrおよび
シフトレジスタ等の論理回路41からなる。データ側ド
ライバIC40の各ドライバDDrの回路構成は、走査
側ドライバIC20,30の各ドライバSDrの回路構
成と全く同様である。すなわち、ドライバDDrは、第
6図(b)に示したようにブルアツブ用MO3FET5
01、プルダウン用MO8FET502、およびダイオ
ード503および504から構成されている。データ側
ドライバIC40の各ドライバDDrの高電圧側端子は
データ側プルアップ共通線DUに共通に接続されており
、低電圧側端子は接地されている。
走査側プルダウン共通線SDには走査側プルダウン共通
線電位切換回路100が接続され、走査側プルアップ共
通線SUには走査側プルアップ共通線電位切換回路20
0が接続されている。走査側プルダウン共通線電位切換
回路100はスイッチSW1、SW2およびSW3から
なる。これらのスイッチSW1、SW2およびSW3は
、それぞれ制御信号NVC,NGCおよびNM2に応答
して負極性の書込電圧−Vw、OVおよび変調電圧1/
2・VMをプルダウン共通線SDに与える。
走査側プルアップ共通線電位切換回路200はスイッチ
SW4およびSW5からなる。スイッチSW4およびS
W5は、それぞれ制御信号PvCおよびPM2に応答し
て正極性の書込電圧vw+V門および変調電圧1/2・
Vカをプルアップ共通線SUに与える。
データ側プルアップ共通線DUにはデータ側プルアップ
共通線電位切換回路300が接続されている。データ側
プルアップ共通線電位切換回路300はスイッチSW6
からなる。このスイッチSW6は制御信号M1に応答し
て変調電圧1/2・v4をプルアップ共通線DUに与え
るかまたはプルアップ共通線DUをフローティング状態
にする。
変調電圧供給回路400は、スイッチSW3、スイッチ
SW5およびスイッチSW6に変調電圧1/2・Viを
供給するものであり、スイッチSW7、スイッチSW8
、ダイオードおよびコンデンサCMからなる。スイッチ
SW7およびスイッチSW8にはそれぞれ制御信号MU
PおよびMDWが与えられる。制御信号MDWによりス
イッチSW8がオン声れるとコンデンサCMに変調電圧
1/4・viが充電され、スイッチSW3、SW5およ
びSW6に変調電圧1/4・Vr+が供給される。その
後、スイッチSW8がオフされて制御信号MUPにより
スイッチSW7がオンされると、スイッチSW3、SW
5およびSW6に変調電圧1/2・VMが供給される。
データ側ドライバIC40の論理回路41には、データ
反転コントロール回路500を介して表示データ信号D
ATAまたはその反転データ信号が与えられる。
次に、第7図のタイムチャートを用いて第5図の駆動回
路の動作について説明する。
ここでは、線順次駆動で絵素Aを含む走査側電極Y、と
絵素Bを含む走査側電極Y2とが選択されるものとする
。また、この駆動回路においては1ラインごとに絵素に
印加される書込電圧の極性が反転して駆動される。走査
側電極Y1〜Y、に接続される走査側ドライバIC20
,30のプルダウン用MO8FET502をオンさせ、
その電極ライン上の絵素に負の書込パルスを印加する1
ラインの駆動タイミングをN駆動タイミングと呼び、プ
ルアップ用MO3FET501をオンさせ、その電極ラ
イン上の絵素に正の書込パルスを印加する1ラインの駆
動タイミングをP駆動タイミングと呼ぶことにする。ま
た、走査側奇数ラインに対してN駆動を実行し、偶数ラ
インに対してP駆動を実行するフィールド(画面)をN
Pフィールドと呼び、その逆のフィールドをPNフィー
ルドと呼ぶことにする。
(A)  NPフィールド 1、  N駆動における第1変調電圧充電期間(TNI
) 走査側のすべてのドライバ5Drl〜5DrIのプルダ
ウン用MOSFET502をオンさせかつ制御信号NG
OによりスイッチSW2をオンさせることによって、す
べての走査側電極Y、〜Y1をOvに保つ。同時に制御
信号M1によりスイッチSW6をオンさせる。このとき
、データ側のドライバDDr、〜DDr、は表示データ
信号DATAに従い発光の場合はプルアップ用MO3F
ET501をオンにし、非発光の場合はプルダウン用M
O8FET502をオンにする。ここで、表示データ信
号DATAが“H″で発光、′L”で非発光となる場合
は、入力表示データ信号DATAをそのままデータ側ド
ライバIC40に入力する必要があるので、データ反転
コントロール回路500に与える信号RVCは“Llに
しておく。
但し、ドライバICにおいては、入力信号が“H”のと
きプルアップ用MO3FET501がオンしかつプルダ
ウン用MOSFET502がオフし、入力信号が“L”
のときプルアップ用MOSFET501がオフしかつプ
ルダウン用MOSFET502がオンするものとする。
また、線順次駆動を行なっているため、表示データ信号
DATAは前ライン駆動時に転送が行なわれ、ラッチに
より保持される。ここで、発光絵素に1/4・Vうの変
調電圧を印加するとともに、制御信号MDWによりスイ
ッチSW8をオンにして、コンデンサC□に1/4・V
iの変調電圧を充電する。次に、制御信号MDWにより
スイッチSW8をオフにした後、制御信号MUPにより
スイッチSW7をオンさせて発光絵素に1/2・■閂の
変調電圧を印加する。これにより、発光絵素のデータ側
電極だけに段階的に第1変調電圧1/2・Vl、lが充
電され、非発光絵素のデータ側電極には充電されずOV
に保たれる。充電が完了するとスイッチSW6゜SW7
をオフにする。
2、  N駆動における第2変調電圧充電および書込期
間(TN2) 選択された走査側電極に接続されるドライバSDrのプ
ルダウン用MO3FET502のみをオンさせ、他の走
査側のドライバSDrについてはプルアップ用MOSF
ET501をオンさせる。
同時に走査側プルアップ共通線SUには、制御信号PM
2によりスイッチSW5をオンにして、1/4・vMの
変調電圧を印加し、その後、制御信号MUPによりスイ
ッチSW7をオンすることによって1/2・Viの変調
電圧を印加する。また、走査側プルダウン共通線SDに
は、制御信号NVCによりスイッチSW1をオンにし、
負極性の書込電圧−Vwを印加する。一方、データ側ド
ライバIC40は、N駆動における第1変調電圧充電期
間(TNI)の駆動を継続する。
これにより、発光絵素においては、N駆動における第1
変調電圧充電期間(TN + )にデータ側電極に1/
2・Vnの変調電圧が充電されているため、データ側電
極の電位はVMとなり、選択された走査側電極には負極
性の書込電圧−vwが印加される。このため、発光絵素
にはV、 −(−VW)−Vッ+Vうが印加されて発光
することになる。また、非発光絵素においては、データ
側電極の電位がOVであり、選択された走査側電極には
負極性の書込電圧−vwが印加されている。このため、
非発光絵素にはOV  (−Vw)=Vwが印加される
が、発光しきい値電圧vTo以下なので発光しない。
3、  N駆動における放電期間(TN3)制御信号N
VC,PM2.MUPによりスイッチSW1.SW5.
SW7をオフにした後、制御信号NGOによりスイッチ
SW2をオンさせ、同時に走査側のすべてのドライバS
Dr、〜5Dr1のプルダウン用MO8FET502を
オンさせる。これにより、書込電圧および第2変調電圧
は放電され、すべての走査側電極はOvになる。
4、   P駆動における第1変調電圧充電期間(TP
I) 走査側のすべてのドライバSDr、〜SDr。
のプルダウン用MOSFET502をオンさせかつ制御
信号NGCによりスイッチSW2をオンさせることによ
って、すべての走査側電極Y、〜Y、の電位をOVに保
つ。同時に、制御信号M1によりスイッチSW6をオン
させる。このとき、データ側のドライバDDr、〜DD
rl は表示データ信号DATAの反転信号に従い発光
の場合はプルダウン用MO8FET502をオンにし、
非発光の場合はプルアップ用MO8FET501をオン
にする。ここで、入力表示データ信号DATAの反転信
号をデータ側ドライバIC40に入力する必要があるの
で、データ反転コントロール回路500に与える信号R
VCは“H”にしておく。
また、非発光絵素に1/4・VMの変調電圧を印加する
とともに、制御信号MDWによりスイッチSW8をオン
にしてコンデンサCMに1/4・V。の変調電圧を充電
する。次に、制御信号MDWによりスイッチSW8をオ
フにした後、制御信号MUPによりスイッチSW7をオ
ンさせて非発光絵素に1/2・v、、の変調電圧を印加
する。このとき、発光絵素のデータ側電極は充電されず
Ovになる。これにより、非発光絵素のデータ側電極だ
けに段階的に第1変調電圧1/2・Viが充電される。
充電が完了するとスイッチSW6.8W7をオフにする
5、   P駆動における第2変調電圧充電および書込
期間(TF 2 ) 選択された走査側電極に接続されるドライバSDrのプ
ルアップ用MO3FET501をオンさせ、他の走査側
のドライバSDrについてはプルダウン用MOSFET
502をオンさせる。同時に走査側プルアップ共通線S
Uには、制御信号PvCによりスイッチSW4をオンに
して、正極性の書込電圧V、+Viを印加する。また、
走査側プルダウン共通線SDには、制御信号NM2によ
りスイッチSW3をオンにし、1/4・vMの変調電圧
を印加し、その後、制御信号MUPによりスイッチSW
7をオンにすることによって段階的に1/2・v門の変
調電圧を印加する。一方、データ側ドライバIC40は
、P駆動における第1変調電圧充電期間(TP I )
の駆動を継続する。
これにより、発光絵素においては、選択された走査側電
極に正極性の書込電圧VW+V、が印加され、データ側
電極の電位がOVであるので、発光絵素には(VW+V
M )−0V−VW+VM 7><印加されて発光する
。また、非発光絵素においては、P駆動における第1変
調電圧充電期間(TP、)にデータ側電極に1/2・V
Mの変調電圧が充電されているため、データ側電極の電
位はVoとなり、選択された走査側電極には正極性の書
込電圧vw+vr1が印加される。このため、非発光絵
i1:ハ(VW +VM )  Vll −Vwが印加
されるが発光しきい値電圧VT)l以下なので発光しな
い。
6、   P駆動における放電期間(TP33制御信号
NM2.PVC,MUPI、:、Jl、リスイッチSW
3.SW4.SW7をオフにした後、制御信号NGOに
よりスイッチSW2をオンさせ、同時に走査側のすべて
のドライバ5Drl〜SDr、のプルダウン用MO8F
ET502をオンさせる。これにより、書込電圧および
第2変調電圧は放電され、すべての走査側電極はOvに
なる。
(B)  PNフィールド 1、P駆動における第2変調電圧充電期間(TF4) NPフィールドP駆動における第1変調電圧充電期間(
TF + )と同様の駆動を行なう。
2、   P駆動における第2変調電圧充電および書込
期間(Trs) NPフィールドP駆動における第2変調電圧充電および
書込期間(TF2)と同様の駆動を行なう。
3、   P駆動における放電期間(Tp6)NPフィ
ールドP駆動における放電期間(TF、)と同様の駆動
を行なう。
4、   N駆動における第1変調電圧充電期間(TN
4) NPフィールドN駆動における第1変調電圧充電期間(
TNI)と同様の駆動を行なう。
5、  N駆動における第2変調電圧充電および書込期
間(TN s ) NPフィールドN駆動における第2変調電圧充電および
書込期間(TN 2 )と同様の駆動を行なう。
6、  N駆動における放電期間(TN s )NPフ
ィールドN駆動における放電期間(TN、)と同様の駆
動を行なう。
以上のように、この駆動回路は、NPフィールドおよび
PNフィールドの駆動タイミングより構成されており、
NPフィールドでは走査側の奇数番目の選択ラインに対
してN駆動を実行し、偶数番目の選択ラインに対してP
駆動を実行し、PNフィールドで、はその逆の駆動を実
行することにより薄膜EL表示装置の全絵素に対して発
光に必要な交流パルスを与えるものである。第7図には
、絵素Aおよび絵素Bに印加される電圧波形を代表例と
して示している。
このような駆動を行なうことにより、変調消費電力はデ
ータ側から走査側へ一度に変調電圧V閂を印加する方法
と比較すると3/8に低減される。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、書込電圧を供給するための走査側ドライ、(
IC20,30は、高耐圧でしかも低コスト・薄型・高
集積化という点から一般的に出力電流能力が小さい。こ
のため、薄膜EL表示装置においては、1走査ライン駆
動時の発光絵素数により発光輝度が変化するという現象
が生じる。この現象を第8図に示す。第8図は薄膜EL
表示装置の表示画面を示しており、11で示される斜線
部は非発光部分を、12は発光部分を示している。
■〜■ポイントにおける発光輝度を81〜B4とすると
Bl>B2>B3>B4という関係になる。
つまり、発光絵素数が増加するに従い輝度が低下し、表
示品質を著しく損なうことになる。このように、上記の
従来の駆動回路においては薄膜EL表示装置の表示品質
の向上に対して大きな問題点があった。
この発明の主たる目的は、1走査ラインの負荷容量の変
動に対する輝度変化を容易に抑え得る駆動回路を提供す
ることである。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明の薄膜EL表示装
置の駆動回路は、一方向に配列された複数の走査側電極
と、走査側電極に交差する方向に配列された複数のデー
タ側電極と、走査側電極とデータ側電極との間に介設さ
れたEL層とからなる薄膜EL表示装置の駆動回路であ
って、走査手段、第1のレベルの電位が与えられる第1
の共通端子、第2のレベルの電位が与えられる第2の共
通端子、複数のドライバ手段、および容量手段を備えた
ものである。走査手段は、複数の走査側電極に順に所定
の電位を与えるものである。各ドライバ手段は、各デー
タ側電極と第1の共通端子との間に接続される第1のス
イッチング手段、各データ側電極と第2の共通端子との
間に接続される第2のスイッチング手段、および各デー
タ側電極から第1の共通端子の方向にのみ電荷を移動さ
せることが可能な一方向導通手段を含む。各ドライバ手
段の第1のスイッチング手段および第2のスイッチング
手段のいずれかが表示用データに基づいて導通状態とな
る。容量手段は、第1の共通端子と第2の共通端子との
間に接続されている。
[作用コ この発明に係る駆動回路においては、N駆動における第
1変調電圧充電期間に、発光絵素を含むデータ側電極は
高レベルの電位に上昇し、非発光絵素を含むデータ側電
極は低レベルの電位を保つ。
次に、N駆動における第2変調電圧充電および書込期間
においては、発光絵素を含むデータ側電極の電位はさら
に上昇しようとする。しかし、データ側電極から一方向
導通素子を介して容量手段に電流が流れるので、容量手
段が充電されることになる。したがって、発光絵素が多
いときには、容量手段の電位がより上昇し、発光絵素を
含むデータ側電極の電位も高くなる。逆に、発光絵素が
少ないときには、容量手段の電位があまり上昇せず、発
光素子を含むデータ側電極の電位もあまり高くならない
。この結果、発光絵素数が少ないときの方が発光絵素数
が多いときよりも印加電圧が低くなるので、発光絵素数
が少ないときの方が発光絵素数が多いときよりも輝度が
高くなる現象が補正される。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する
第1図はこの発明の一実施例による駆動回路の構成を示
す図である。
第1図の駆動回路が第5図の駆動回路と相違するのは、
データ側プルアップ共通線DUと接地ラインとの間にコ
ンデンサ15が接続されている点であり、他の部分の構
成は同様である。薄膜EL表示装置10の駆動方法につ
いては従来技術において説明した方法と同様であるので
、ここではコンデンサ15の働きについてのみ説明する
N駆動における第1変調電圧充電期間(TNI)におい
て、走査側電極Yの電位をOVに保ち、同時に表示デー
タ信号DATAに従って発光の場合にはデータ側ドライ
バDDrのプルアップ用MOSFET501をオンにす
るため、データ側がら走査側へ向かって1/2・VMの
充電が行なわれる。つまり、発光絵素を含むデータ側電
極Xの電位は1/2・vrtとなる。一方、非発光の場
合には、プルダウン用MO8FET502をオンにする
ため、データ側から走査側への充電はなく、非発光絵素
を含むデータ側電極Xの電位はOVとなる。次に、N駆
動における第2変調電圧充電および書込期間(TN2)
においては、選択された走査側電極Yに接続される走査
側ドライバSDrについてのみプルダウン用MO3FE
T502をオンにし、他の走査側のドライバSDrにつ
いてはプルアップ用MO3FET501をオンにし、走
査側プルアップ共通線SUを1/2・vMにするため、
発光絵素を含むデータ側電極Xの電位はViになろうと
する。しかし、第1変調電圧充電期間(TN I )に
コンデンサ15は1/2・Vうに充電されているため、
データ側のドライバDDrのプルアップ用MO3FET
501に逆方向に接続されているダイオード503を通
って、走査側のドライバSDrのプルアップ用MO3F
ET501よりコンデンサ15へ至る閉ループが形成さ
れる。これを等価回路で示すと第2図のようになる。こ
れにより、第1変調電圧充電期間(TXT)にデータ側
から走査側へ薄膜EL表示装置に充電された電荷は放電
され、コンデンサ15が充電されることになる。したが
って、発光絵素を含むデータ側電極Xの電位は、発光絵
素が少ないときには1/2・Viに近づき、発光絵素数
が多いときにはVl、lに近くなる。ここで、走査側プ
ルダウン共通線SDには、負極性の書込電圧−■、を印
加するため、非発光絵素にはVWが印加され、発光絵素
に印加される電圧は、発光絵素数が多いときにはV、+
V、に近づき、発光絵素数が少なくなるに従いVw+1
/2・viに近づく。すなわち、これは走査側ドライバ
SDrの能力により発光絵素数が多いときの方が少ない
ときよりも輝度が低くなる現象に対して、発光絵素数が
多いときの方が少ないときより書込電圧が高く印加され
るように働き、上記現象に対する補正を行なうように動
作する。P駆動時はこの逆となり、データ側電極Xの電
位は非発光レベルを決定するものとなるため、コンデン
サ15の片側をスイッチによりオーブンにし、コンデン
サ動作をしないようにしてもよいが、接地ラインに接続
しても発光には関与しないため特に問題はない。
[発明の効果コ 以上のようにこの発明によれば、第1の共通端子と第2
の共通端子との間に容量手段を付加することによって、
従来の利点を損なわずに、発光絵素数による輝度変化を
補正することが可能な薄膜EL表示装置の駆動回路が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による薄膜EL表示装置の
駆動回路を示す回路図、第2図は第1図に示されるコン
デンサの役割を説明するための図、第3図は薄膜EL表
示装置の一部切欠斜視図、第4図は薄膜EL表示装置の
印加電圧に対する輝度特性を示す図、第5図は従来の薄
膜EL表示装置の駆動回路を示す回路図、第6図(a)
は第1図および第5図の駆動回路に含まれるドライバを
示す図、第6図(b)は第6図(a)のドライバの詳細
な回路構成を示す図、第7図は第1図および第5図の駆
動囲路の動作を説明するためのタイミングチャートおよ
び絵素に印加される電圧波形の例を示す図、第8図は発
光絵素数の変動による輝度の変化を示す薄膜EL表示装
置の表示画面を示す図である。 図において、10は薄膜EL表示装置、15は輝度補正
用コンデンサ、20.30は走査側高耐圧プッシュプル
タイプドライバIC,40はデータ側高耐圧プッシュプ
ルタイプドライバIC,100は走査側プルダウン共通
線電位切換回路、200は走査側プルアップ共通線電位
切換回路、300はデータ側プルアップ共通線電位切換
回路、400は変調電圧供給回路、500はデータ反転
コントロール回路、SDr、〜5Dr(は走査側ドライ
バ、DDr、〜DDr、はデータ側ドライバ、SUは走
査側プルアップ共通線、SDは走査側プルダウン共通線
、DUはデータ側プルアップ共通線である。 第6図 (a)     (b) 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一方向に配列された複数の走査側電極と、前記走査側電
    極に交差する方向に配列された複数のデータ側電極と、
    前記走査側電極とデータ側電極との間に介設されたEL
    層とからなる薄膜EL表示装置の駆動回路であって、 前記複数の走査側電極に順に所定の電位を与える走査手
    段、 第1のレベルの電位が与えられる第1の共通端子、 第2のレベルの電位が与えられる第2の共通端子、およ
    び 前記各データ側電極と前記第1の共通端子との間に接続
    される第1のスイッチング手段、前記各データ側電極と
    前記第2の共通端子との間に接続される第2のスイッチ
    ング手段および前記各データ側電極から前記第1の共通
    端子の方向にのみ電荷を移動させることが可能な一方向
    導通手段を含む複数のドライバ手段を備え、 前記各ドライバ手段の前記第1のスイッチング手段およ
    び前記第2のスイッチング手段のいずれかが表示用デー
    タに基づいて導通状態となり、前記第1の共通端子と前
    記第2の共通端子との間に接続される容量手段をさらに
    備えた、薄膜EL表示装置の駆動回路。
JP33583387A 1987-12-28 1987-12-28 薄膜el表示装置の駆動回路 Pending JPH01177075A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33583387A JPH01177075A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 薄膜el表示装置の駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33583387A JPH01177075A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 薄膜el表示装置の駆動回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01177075A true JPH01177075A (ja) 1989-07-13

Family

ID=18292915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33583387A Pending JPH01177075A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 薄膜el表示装置の駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01177075A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5973456A (en) * 1996-01-30 1999-10-26 Denso Corporation Electroluminescent display device having uniform display element column luminosity

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5973456A (en) * 1996-01-30 1999-10-26 Denso Corporation Electroluminescent display device having uniform display element column luminosity

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63168998A (ja) 薄膜el表示装置の駆動回路
JPH0748137B2 (ja) 薄膜el表示装置の駆動方法
JPH0546952B2 (ja)
JPH0634152B2 (ja) 薄膜el表示装置の駆動回路
JPS63314594A (ja) 薄膜elディスプレイユニットの駆動方法および駆動回路
JPH0528387B2 (ja)
JP2647859B2 (ja) 薄膜el表示装置
JPH0748143B2 (ja) 表示装置の駆動方法
JPH0634153B2 (ja) 薄膜el表示装置の駆動回路
JP2693238B2 (ja) 表示装置の駆動方法
JPH01177075A (ja) 薄膜el表示装置の駆動回路
JP2728582B2 (ja) El表示装置の駆動方法
JP2619083B2 (ja) 表示装置の駆動方法
JP3301379B2 (ja) El表示装置
JP2619001B2 (ja) 表示装置の駆動方法
JPH0620318Y2 (ja) 薄膜el表示装置の駆動回路
JP2533945B2 (ja) 薄膜el表示装置の駆動方法
JPH0748138B2 (ja) エレクトロルミネッセンス表示装置の駆動方式
JPH0748136B2 (ja) 表示駆動方法
JPH0748134B2 (ja) 薄膜el表示装置の駆動回路
JPH0748135B2 (ja) 薄膜el表示装置の駆動回路
JPS63232293A (ja) 薄膜el表示装置の駆動方法
JP2820944B2 (ja) 表示装置の駆動方法および装置
JP2664422B2 (ja) 表示装置の駆動方法
JPS62510B2 (ja)