JP3072221B2 - 表示装置の駆動方法及びその回路 - Google Patents

表示装置の駆動方法及びその回路

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JP3072221B2
JP3072221B2 JP32012993A JP32012993A JP3072221B2 JP 3072221 B2 JP3072221 B2 JP 3072221B2 JP 32012993 A JP32012993 A JP 32012993A JP 32012993 A JP32012993 A JP 32012993A JP 3072221 B2 JP3072221 B2 JP 3072221B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として交流駆動型容
量性フラットマトリックスディスプレイパネルである薄
膜EL表示装置に使用するのに好適な表示装置の駆動方
法及び回路の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より薄膜EL表示素子は図4に示す
ように構成される。図示するようにガラス基板1の上に
帯状の透明電極2を平行に形成し、この上にY23,S
34,Al23等の誘電物質3、Mn等の活性剤をド
ープしたZnSよりなるEL層4、また上述の誘電物質
3aを蒸着法、スパッタリング法等の薄膜技術を用いて
3層構造に積層し、更にその上部には前記透明電極2に
対して直交する方向に背面電極5を平行に形成してい
る。
【0003】上記薄膜EL素子は、その電極間に誘電物
質3,3aに挟持されたEL物質4を介在することか
ら、等価回路的には容量性素子として見ることができ
る。そしてこの薄膜EL素子は図5に示す電圧ー輝度特
性図に示すように、200V程度の高電圧を印加した場
合において高輝度発光するものであり、長寿命化を図る
ために通常は前記電圧を交流駆動によって印加してい
る。
【0004】基本的な駆動方法として、薄膜EL素子の
透明電極2及び背面電極5の一方を走査側電極、他方を
データ側電極とし、データ側電極に発光・非発光を決め
る表示データに対応する変調電圧を印加する一方、走査
側電極に線順次に書込み電圧を加えることによって行わ
れる。
【0005】図6はこのような薄膜EL表示装置の概略
を示す回路図である。図面において、表示パネル10は
発光しきい値電圧Vth(Vw<Vth<Vw+Vm)
である薄膜EL素子からなり、図面上ではX方向電極を
データ側電極とし、Y方向電極を走査側電極として電極
のみを表示している。
【0006】走査側駆動回路20,30は、高耐圧プッ
シュプルドライバICからなる駆動回路であって、走査
側電極の奇数ラインと偶数ラインとにそれぞれ対応付け
られている。これらの走査側駆動回路20,30にはプ
ルアップスイッチング素子PT1〜PTi、プルダウン
スイッチング素子NT1〜NTiやこれらのスイッチン
グ素子をオンオフ制御する論理回路21,31などが含
まれる。
【0007】データ側駆動回路40も、高耐圧プッシュ
プルドライバICからなる駆動回路であって、表示パネ
ル10のデータ側電極に対応付けられている。このデー
タ側駆動回路40にも、プルアップスイッチング素子U
1〜UTj、プルダウンスイッチング素子DT1〜DT
jやこれらのスイッチング素子をオンオフ制御する論理
回路41などが含まれる。
【0008】スイッチング回路50は、上記走査側駆動
回路20,30の全プルダウンスイッチング素子NT1
〜NTiに共通に接続されているプルダウン共通線2
3,33の電位を負極性の書込み電圧−Vwと0Vとに
切り替えるための回路であって、2つのスイッチSW
3,SW4によって構成されている。
【0009】スイッチング回路60は、上記走査側駆動
回路20,30の全プルアップスイッチング素子PT1
〜PTiに共通に接続されているプルアップ共通線2
5,35の電位を正極性の書込み電圧Vw+Vmと0V
とに切り替えるための回路であって、2つのスイッチS
W1,SW2によって構成されている。
【0010】スイッチング回路70は、上記データ側駆
動回路40の全プルアップスイッチング素子UT1〜U
jに共通に接続されているプルアップ共通線45の電
位を1/2VmとVmとに切り替えるための回路であっ
て、2つのスイッチSW5,SW6によって構成されて
いる。
【0011】図7は、上記薄膜EL表示装置の絵素A
(走査側電極Y1とデータ側電極X2との交差部に位置
する絵素)の駆動を示すタイムチャートである。このタ
イムチャートを参照して、以下に絵素Aの駆動について
詳述する。ここでは、走査側電極に正極性の書込み電圧
を印加する駆動をP駆動と呼び、負極性の書込み電圧を
印加する駆動をN駆動と呼ぶものとする。
【0012】P駆動 走査側電極Y1が選択されたとき、この走査側電極Y1
に含まれる各絵素に対応する表示データに応じて、デー
タ駆動回路40ではプルアップスイッチング素子UT1
〜UTj及びプルダウンスイッチング素子DT1〜DTj
がオンオフ制御される。すなわち発光させる絵素に対し
ては、対応するプルダウンスイッチング素子DT1〜D
jがオンとされ、非発光とする絵素に対しては、対応
するプルアップスイッチング素子UT1〜UTjがオンに
される。
【0013】なお、走査側電極Y1の選択に先立ち、図
7(5)に示すようにスイッチSW5が一時オンとさ
れ、これによってコンデンサCMは1/2Vmに充電さ
れる。その結果、発光させる絵素を含むデータ側電極の
電位(この場合プルダウンスイッチング素子DT2がオ
ンされているため、データ側電極X2の電位)が0Vと
なる。これに対して非発光となる絵素を含むデータ側電
極の電位は(この場合プルアップスイッチング素子UT
2を除く他のスイッチング素子がオンとされるためデー
タ側電極X2を除く他のデータ側電極の電位は)1/2
Vmとなる。続いて図7(6)に示すようにスイッチS
W6がオンされることによってプルアップ共通線45の
電位はVmとなる。従って、絵素Aに対応するデータ側
電極X2には図7(7)に示す波形の電圧が印加され
る。(同図において実線は絵素Aが発光表示のときの波
形を示し、破線は絵素Aが非発光表示のときの波形を示
す。)一方走査側電極Y1の選択時には、図7(1)に
示すようにスイッチSW1がオンされると共に、走査側
駆動回路20,30のプルアップスイッチング素子PT
1〜PTiのうち、走査側電極Y1に対応するプルアップ
スイッチング素子PT 1のみがオンとされ、他のプルア
ップスイッチング素子はオフされる。その結果、このと
き走査側電極Y1にのみ図7(8)に示すように正極性
の書込み電圧Vw+Vmが印加される。
【0014】これによって絵素Aにはデータ側電極X2
を基準として図7(9)に示す波形の電圧が印加され
る。すなわち絵素Aが発光表示のときには(Vw+V
m)−0V=Vw+Vmの電圧(実線の波形)が、また
絵素Aが非発光表示のときには(Vw+Vm)−Vm=
Vwの電圧(破線の波形)が、印加されることになる。
【0015】このあとスイッチSW1がオフとされ、走
査側電極Y1に対応する走査側駆動回路20のプルダウ
ンスイッチング素子NT1がオンされると共にスイッチ
SW4がオンすることによって、書込み電圧Vw+Vm
の放電が0Vに向かっておこなわれる。
【0016】続いて図7(2)に示すようにスイッチS
W2がオンとされ、これによって走査側駆動回路20,
30のプルアップ共通線25,35の電位が0Vに切り
替えられる。同時に、データ側駆動回路40の全プルダ
ウンスイッチング素子DT1〜DTjがオンとされ、これ
によって全データ側電極の電位が0Vにされる。続いて
スイッチSW5が一時オンとされることによって再びコ
ンデンサCMに1/2Vmの電位が充電され、次の走査
側電極Y2の選択の準備が行われる。このようにして走
査側電極Y1に含まれる絵素についてのP駆動が終了す
る。
【0017】N駆動 走査側電極Y1が選択されるとき、この走査側電極Y1
に含まれる各絵素に対応する表示データに応じて、デー
タ側駆動回路40では、プルアップスイッチング素子U
1〜UTj及びプルダウンスイッチング素子DT1〜D
jがオンオフ制御される。すなわち発光される絵素に
対しては、対応するプルアップスイッチング素子UT1
〜UTjがオンとされ、非発光とする絵素に対しては、
対応するプルダウンスイッチング素子DT1〜DTjがオ
ンとされる。
【0018】なお、走査側電極Y1の選択に先立ち、図
7(5)に示すようにスイッチSW5が一時オンとさ
れ、これによってコンデンサCMは1/2Vmに充電さ
れる。その結果、発光させる絵素を含むデータ側電極の
電位(この場合プルアップスイッチング素子UT2がオ
ンされているため、データ側電極X2の電位)が1/2
Vmとなる。これに対して非発光となる絵素を含むデー
タ側電極の電位は(この場合プルダウンスイッチング素
子DT2を除く他のプルダウンスイッチング素子がオン
とされるためデータ側電極X2を除く他のデータ側電極
の電位は)0Vとなる。続いて図7(6)に示すように
スイッチSW6がオンされることによってプルアップ共
通線45の電位はVmとなる。従って、絵素Aに対応す
るデータ側電極X2には図7(7)に示す波形の電圧が
印加される。(同図において実線は絵素Aが発光表示の
ときの波形を示し、破線は絵素Aが非発光表示のときの
波形を示す。)一方走査側電極Y1の選択時には、図7
(3)に示すようにスイッチSW3がオンされると共
に、走査側駆動回路20,30のプルダウンスイッチン
グ素子NT1〜NTiのうち、走査側電極Y1に対応する
プルダウンスイッチング素子NT1のみがオンとされ、
他のプルダウンスイッチング素子はオフされる。その結
果、このとき走査側電極Y1にのみ図7(8)に示すよ
うに負極性の書込み電圧−Vwが印加される。
【0019】これによって絵素Aにはデータ側電極X2
を基準として図7(9)に示す波形の電圧が印加され
る。すなわち絵素Aが発光表示のときには−Vw−Vm
=−(Vw+Vm)の電圧(実線の波形)が、また絵素
Aが非発光表示のときには−Vw−0V=−Vwの電圧
(破線の波形)が、印加されることになる。
【0020】このあとスイッチSW3がオフとされ、走
査側電極Y1に対応する走査側駆動回路20のプルアッ
プスイッチング素子PT1がオンされると共にSW2が
オンすることによって、書込み電圧−Vwの放電が0V
に向かっておこなわれる。
【0021】続いて図7(4)に示すようにスイッチS
W4がオンとされ、これによって走査側駆動回路20,
30のプルダウン共通線23,33の電位が0Vに切り
替えられる。同時に、データ側駆動回路40の全プルダ
ウンスイッチング素子DT1〜DTjがオンとされ、これ
によって全データ側電極の電位が0Vにされる。続いて
スイッチSW5が一時オンとされることによって再びコ
ンデンサCMに1/2Vmの電位が充電され、次の走査
側電極Y2の選択の準備が行われる。このようにして走
査側電極Y1に含まれる絵素についてのN駆動が終了す
る。
【0022】以上のP駆動、N駆動が繰り返されること
により、例えば絵素Aには図7(9)に示すように正極
性と負極性の波形が対称な交流波形の電圧を印加するこ
とができる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の薄膜
EL表示装置では、書込み電圧として正極性の電圧Vw
+Vmと負極性の電圧−Vwとを必要とする。この2種
類の高電圧を発生させるためには図8に示すようなマル
チトランスTR1が用いられている。すなわちマルチト
ランスTR1の2次巻線の中間タップ7から一方の出力
端子8側への巻数と他方の出力端子9側への巻数とを異
ならせ、出力端子8にアノードを接続したダイオードD
1とコンデンサC1との接続点OUT1から正極性の書
込み電圧Vw+Vmを得る一方、出力端子9にカソード
を接続したダイオードD2とコンデンサC2との接続点
OUT2から負極性の電圧−Vwを得ている。
【0024】ところで、薄膜EL表示装置の表示パネル
10の特性(発光しきい値電圧など)は製品によって多
少のばらつきがあるため、上述したマルチトランスTR
1からなる高電圧発生回路の出力電圧は絵素の発光しき
い値電圧に応じて微調整されるのが通例であり、その結
果、上述した対称波形による交流駆動が損なわれてしま
う可能性が生じる。すなわちマルチトランスTR1の出
力電圧を変更することによって正極性の書込み電圧がn
(Vw+Vm)、負極性の書込み電圧が−nVwとなっ
た場合にたとえば発光表示すべき絵素に印加される電圧
はP駆動においてn(Vw+Vm)−0V=n(Vw+
Vm)となる一方、N駆動では−nVw−Vm=−(n
Vw+Vm)となり、絵素に印加される電圧波形の振幅
がP駆動とN駆動とで非対称となる。したがって、薄膜
EL表示素子にとって理想的とされる対称波形を表示パ
ネルに印加することができず、その結果表示パネル10
に焼き付き現象等を生じさせることになる。
【0025】この問題を解決する方法として、特開平0
3−61994号公報に記載する技術がある。
【0026】この技術によれば上記構成の周知の薄膜E
L表示装置において絵素の発光しきい値電圧Vthに対
して電圧Vw,Vmが Vw < Vth < Vw+Vm の関係を持つとき、発光表示に対応する変調電圧として
P駆動時には−1/2Vm、N駆動時には1/2Vmの
電圧を印加し、非発光表示に対応する変調電圧としてP
駆動時には1/2Vm、N駆動時には−1/2Vmの電
圧を印加する一方、書込み電圧としてP駆動時にはVw
+1/2Vm、N駆動時には−(Vw+1/2Vm)の
電圧を印加することによって、発光表示において±(V
w+Vm)、非発光表示においては±Vwの電圧を印加
するようにしてなる。
【0027】従って、たとえばマルチトランスを用いて
正極性の書込み電圧Vw+1/2Vmと負極性の書込み
電圧−(Vw+1/2Vm)を得る場合において、マル
チトランスの出力電圧を微調整することによって正極性
の書込み電圧がn(Vw+1/2Vm)、負極性の書込
み電圧が−n(Vw+1/2Vm)と変化した場合で
も、発光表示すべき絵素に印加される電圧はP駆動にお
いてn(Vw+1/2Vm)−(−1/2Vm)=nV
w+(n+1)1/2Vmとなる一方、N駆動では−n
(Vw+1/2Vm)−1/2Vm=−(nVw+(n
+1)1/2Vm)となり対称波形が絵素に印加され
る。また非発光表示すべき絵素に印加される電圧はP駆
動においてn(Vw+1/2Vm)−1/2Vm=nV
w+(n−1)1/2Vmとなる一方、N駆動では−n
(Vw+1/2Vm)−(−1/2Vm)=−(nVw
+(n−1)1/2Vm)となりこの場合にも対称波形
が絵素に印加されることになっている。
【0028】しかしながら、このような方法において
は、単に変調電圧として±1/2Vmを印加するだけの
単純な回路で済むものではなく、データ側駆動回路のア
ース電位を−1/2Vmにせざるを得ず、したがって制
御用の信号が通常使用される0V/5Vの論理信号形態
から、フォトカプラ等のアイソレータを用いて独立した
−1/2Vm基準の論理信号形態へ変換する必要があ
り、全体的な回路形態の見直しによるコストアップ、回
路の複雑化が避けられないものとなっている。
【0029】本発明はこのような問題を解決するため、
従来一般周知の薄膜EL表示装置の駆動回路に大幅な変
更を加えることなしに、且つ駆動波形の非対称性を生じ
させることのない駆動方法及び回路を提供するものであ
る。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記目標を達成するため
に、本発明では互いに交差する方向に配列した複数の走
査側電極と複数のデータ側電極との間に誘電体層を介在
させ、データ側電極に発光表示・非発光表示に対応する
変調電圧を印加した状態で、走査側電極に負極性の書込
み電圧を印加するN駆動と、正極性の書込み電圧を印加
するP駆動とをフィールド毎に交互に行って、走査側電
極とデータ側電極の交差部からなる絵素を交流駆動する
ものであって、絵素の発光しきい値電圧Vthに対して
電圧Vw,Vmが Vw < Vth < Vw+Vm の関係を持つとき、発光表示に対応する変調電圧として
P駆動時には0V、N駆動時にはVm、の電圧を印加
し、非発光表示に対応する変調電圧としてP駆動時には
Vm、N駆動時には0V、の電圧を印加する一方、書込
み電圧としてP駆動時にはVw+Vm、N駆動時には−
Vw、の電圧を印加することによって、発光表示におい
て±(Vw+Vm)、非発光表示においては±Vwの電
圧を絵素に印加するようにしたことを特徴とする表示装
置の駆動方法において、上記データ側電極への変調電圧
印加時に、走査側電極へ印加する書込み電圧との重畳に
よってパルス駆動を行う期間以外には、データ側電極の
電位を+1/2Vmとすることを特徴とする。
【0031】また上記の駆動方法において、上記走査側
電極への書込み電圧印加後の放電の際に、P駆動時並び
にN駆動時+1/2Vm電位まで放電することを特徴と
する。
【0032】更に、上記それぞれの駆動方法において正
負の書込み電圧を印加する回路が、入出力絶縁トランス
を含む多出力型DC−DCコンバータであって、2次側
の基準電位を+1/2Vmとすることを特徴とする回路
を提供する。
【0033】
【作用】本発明によれば、たとえばマルチトランスを用
いて正極性の書込み電圧Vw+1/2Vmと負極性の書
込み電圧−(Vw+1/2Vm)を得る場合において、
マルチトランスの出力電圧を微調整することによって正
極性の書込み電圧がn(Vw+1/2Vm)、負極性の
書込み電圧が−n(Vw+1/2Vm)と変化した場合
でも、発光表示すべき絵素に印加される電圧はP駆動に
おいてn(Vw+1/2Vm)−(−1/2Vm)=n
Vw+(n+1)1/2Vmとなる一方、N駆動では−
n(Vw+1/2Vm)−1/2Vm=−(nVw+
(n+1)1/2Vm)となり対称波形が絵素に印加さ
れる。
【0034】また非発光表示すべき絵素に印加される電
圧はP駆動においてn(Vw+1/2Vm)−1/2V
m=nVw+(n−1)1/2Vmとなる一方、N駆動
では−n(Vw+1/2Vm)−(−1/2Vm)=−
(nVw+(n−1)1/2Vm)となりこの場合にも
対称波形が絵素に印加されることになっている。
【0035】さらにこの際にデータ側駆動回路のアース
電位は0Vのままなので、高価なアイソレータ等の部品
を用いて信号レベルの変換等を行う必要もないものとな
る。
【0036】
【実施例】図1は本発明の一実施例である駆動方法が適
用される表示装置の概略的な構成を示す回路図である。
この表示装置は発光しきい値電圧Vth(Vw<Vth
<Vw+Vm)である薄膜EL素子を表示パネル110
とする薄膜EL表示装置であって、その表示パネル11
0について図面上ではX方向電極をデータ側電極とし、
Y方向電極を走査側電極として電極のみを表示してい
る。
【0037】走査側駆動回路120,130は、高耐圧
プッシュプルドライバICからなる駆動回路であって、
走査側電極の奇数ラインと偶数ラインとにそれぞれ対応
付けられている。これらの走査側駆動回路120,13
0にはプルアップスイッチング素子PT1〜PTi、プ
ルダウンスイッチング素子NT1〜NTiやこれらのス
イッチング素子をオンオフ制御する論理回路121,1
31などが含まれる。
【0038】データ側駆動回路140も、高耐圧プッシ
ュプルドライバICからなる駆動回路であって、表示パ
ネル110のデータ側電極に対応付けられている。この
データ側駆動回路140にも、プルアップスイッチング
素子UT1〜UTj、プルダウンスイッチング素子DT1
〜DTjやこれらのスイッチング素子をオンオフ制御す
る論理回路141が含まれる。
【0039】スイッチング回路150は、上記走査側駆
動回路120,130の全プルダウンスイッチング素子
NT1〜NTiに共通に接続されているプルダウン共通線
123,133の電位を負極性の書込み電圧−Vwと1
/2Vmとに切り替えるための回路であって、2つのス
イッチSW30,SW40によって構成されている。
【0040】スイッチング回路160は、上記走査側駆
動回路120,130の全プルアップスイッチング素子
PT1〜PTiに共通に接続されているプルアップ共通線
125,135の電位を正極性の書込み電圧Vw+Vm
と1/2Vmとに切り替えるための回路であって、2つ
のスイッチSW10,SW20によって構成されてい
る。
【0041】スイッチング回路170は、上記データ側
駆動回路140の全プルアップスイッチング素子UT1
〜UTjに共通に接続されているプルアップ共通線14
5の電位を1/2VmとVmとに切り替えるための回路
であって、2つのスイッチSW50,SW60によって
構成されている。
【0042】上記回路における書込み電圧として正極性
の電圧Vw+Vmと負極性の電圧−Vwと中間電圧であ
る1/2Vmを必要とするためこの3種類の高電圧を発
生させるためには図3に示すようなマルチトランスTR
が用いられる。すなわちマルチトランスTRの2次巻線
の中間タップ70を基準として、出力端子80と、出力
端子90の巻数は同じであり、したがって中間タップを
基準とした出力電圧は同じ(Vw+1/2Vm)になっ
ている。そして中間タップ70を1/2電位にすること
で、出力端子80にアノードを接続したダイオードD1
0とコンデンサC10との接続点OUT10から正極性
の書込み電圧Vw+Vmを得る一方、出力端子90にカ
ソードを接続したダイオードD20とコンデンサC20
との接続点OUT20からは負極性の電圧−Vwを得て
いる。(0Vを基準とした電圧で見た場合) 図2は、上記薄膜EL表示装置の絵素A(走査側電極Y
1とデータ側電極X2との交差部に位置する絵素)の駆
動を示すタイムチャートである。このタイムチャートを
参照して、以下に絵素Aの駆動について詳述する。ここ
では、走査側電極に正極性の書込み電圧を印加する駆動
をP駆動と呼び、負極性の書込み電圧を印加する駆動を
N駆動と呼ぶものとする。
【0043】P駆動 走査側電極Y1が選択されたとき、この走査側電極Y1
に含まれる各絵素に対応する表示データに応じて、デー
タ駆動回路140ではプルアップスイッチング素子UT
1〜UTj及びプルダウンスイッチング素子DT1〜DTj
がオンオフ制御される。すなわち発光させる絵素に対し
ては、対応するプルダウンスイッチング素子DT1〜D
jがオンとされ、非発光とする絵素に対しては、対応
するプルアップスイッチング素子UT1〜UTjがオンに
される。
【0044】なお、走査側電極Y1の選択に先立ち、図
2(5)に示すようにスイッチSW50が一時オンとさ
れ、これによってコンデンサCMは1/2Vmに充電さ
れる。その結果、発光させる絵素を含むデータ側電極の
電位(この場合プルダウンスイッチング素子DT2がオ
ンされているため、データ側電極X2の電位)が0Vと
なる。これに対して非発光となる絵素を含むデータ側電
極の電位は(この場合プルアップスイッチング素子UT
2を除く他のスイッチング素子がオンとされるためデー
タ側電極X2を除く他のデータ側電極の電位は)1/2
Vmとなる。
【0045】続いて図2(6)に示すようにスイッチS
W60がオンされることによってプルアップ共通線45
の電位はVmとなる。従って、絵素Aに対応するデータ
側電極X2には図2(7)に示す波形の電圧が印加され
る。(同図において実線は絵素Aが発光表示のときの波
形を示し、破線は絵素Aが非発光表示のときの波形を示
す。) 一方走査側電極Y1の選択時には、図2(1)に示すよ
うにスイッチSW10がオンされると共に、走査側駆動
回路120,130のプルアップスイッチング素子PT
1〜PTiのうち、走査側電極Y1に対応するプルアップ
スイッチング素子PT1のみがオンとされ、他のプルア
ップスイッチング素子はオフされる。その結果、このと
き走査側電極Y1にのみ図2(8)に示すように正極性
の書込み電圧Vw+Vmが印加される。
【0046】これによって絵素Aにはデータ側電極X2
を基準として図2(9)に示す波形の電圧が印加され
る。すなわち絵素Aが発光表示のときには(Vw+V
m)−0V=Vw+Vmの電圧(実線の波形)が、また
絵素Aが非発光表示のときには(Vw+Vm)−Vm=
Vwの電圧(破線の波形)が、印加されることになる。
【0047】このあとスイッチSW10がオフとされ、
走査側電極Y1に対応する走査側駆動回路120のプル
ダウンスイッチング素子NT1がオンされると共にSW
40がオンすることによって、書込み電圧Vw+Vmの
放電が1/2Vmに向かっておこなわれる。
【0048】続いて図2(2)に示すようにスイッチS
W20がオンとされ、これによって走査側駆動回路12
0,130のプルアップ共通線125,135の電位が
1/2Vmに切り替えられる。同時に、データ側駆動回
路140の全プルアップスイッチング素子UT1〜UTj
がオンとされ、これによって全データ側電極の電位が1
/2Vmにされる。続いてスイッチSW50が一時オン
とされることによって再びコンデンサCMに1/2Vm
の電位が充電され、次の走査側電極Y2の選択の準備が
行われる。このようにして走査側電極Y1に含まれる絵
素についてのP駆動が終了する。
【0049】N駆動 走査側電極Y1が選択されるとき、この走査側電極Y1
に含まれる各絵素に対応する表示データに応じて、デー
タ側駆動回路140では、プルアップスイッチング素子
UT1〜UTj及びプルダウンスイッチング素子DT1
DTjがオンオフ制御される。すなわち発光される絵素
に対しては、対応するプルアップスイッチング素子UT
1〜UTjがオンとされ、非発光とする絵素に対しては、
対応するプルダウンスイッチング素子DT1〜DTjがオ
ンとされる。
【0050】なお、走査側電極Y1の選択に先立ち、図
2(5)に示すようにスイッチSW50が一時オンとさ
れ、これによってコンデンサCMは1/2Vmに充電さ
れる。その結果、発光させる絵素を含むデータ側電極の
電位は先ず1/2Vmとなり、続いて図2(6)に示す
ようにスイッチSW60がオンとされることにより電位
がVmとなる。
【0051】これに対して非発光となる絵素を含むデー
タ側電極の電位は(この場合プルダウンスイッチング素
子DT2を除く他のプルダウンスイッチング素子がオン
とされるためデータ側電極X2を除く他のデータ側電極
の電位は)0Vとなる。 従って、絵素Aに対応するデ
ータ側電極X2には図2(7)に示す波形の電圧が印加
される。(同図において実線は絵素Aが発光表示のとき
の波形を示し、破線は絵素Aが非発光表示のときの波形
を示す。) 一方走査側電極Y1の選択時には、図2(3)に示すよ
うにスイッチSW30がオンされると共に、走査側駆動
回路120,130のプルダウンスイッチング素子NT
1〜NTiのうち、走査側電極Y1に対応するプルダウン
スイッチング素子NT1のみがオンとされ、他のプルダ
ウンスイッチング素子はオフされる。その結果、このと
き走査側電極Y1にのみ図2(8)に示すように負極性
の書込み電圧−Vwが印加される。
【0052】これによって絵素Aにはデータ側電極X2
を基準として図2(9)に示す波形の電圧が印加され
る。すなわち絵素Aが発光表示のときには−Vw−Vm
=−(Vw+Vm)の電圧(実線の波形)が、また絵素
Aが非発光表示の場合には−Vw−0V=−Vwの電圧
(破線の波形)が、印加されることになる。
【0053】このあとスイッチSW30がオフとされ、
走査側電極Y1に対応する走査側駆動回路120のプル
アップスイッチング素子PT1がオンされると共にSW
20がオンすることによって、書込み電圧−Vwの放電
が1/2Vmに向かっておこなわれる。
【0054】続いて図2(4)に示すようにスイッチS
W40がオンとされ、これによって走査側駆動回路12
0,130のプルダウン共通線123,133の電位が
1/2Vmに切り替えられる。同時に、データ側駆動回
路140の全プルアップスイッチング素子UT1〜UTj
がオンとされ、これによって全データ側電極の電位が1
/2Vmにされる。続いてスイッチSW50が一時オン
とされることによって再びコンデンサCMに1/2Vm
の電位が充電され、次の走査側電極Y2の選択の準備が
行われる。このようにして走査側電極Y1に含まれる絵
素についてのN駆動が終了する。
【0055】以上のP駆動、N駆動が繰り返されること
により、例えば絵素Aには図2(9)に示すように正極
性と負極性の波形が対称な交流波形の電圧を印加するこ
とができる。
【0056】上記の動作の場合、スイッチング回路15
0から供給される負極性の書込み電圧−Vwとスイッチ
ング回路160で供給する正極性の書込み電圧とを図3
に示すに示すマルチトランスを用いて発生させるとき、
マルチトランスの出力電圧を可変設定することによって
変化するのは−VmとVw+Vmからそれぞれ2次側の
基準電圧分を差し引いた−(Vw+1/2Vm)とVw
+1/2Vmとなる。したがって負極性の書込み電圧が
−n(Vw+1/2Vm)−1/2Vmで、また正極性
の書込み電圧がn(Vw+1/2Vm)−1/2Vmに
それぞれ変わる(nは1に近い任意の係数)。
【0057】この時発光表示すべき絵素に印加される電
圧は P駆動:n(Vw+1/2Vm)−1/2Vm−Vm =nVw+(n+1)1/2Vm N駆動:−{n(Vw+1/2Vm)+1/2Vm}−
0 =−{nVw+(n+1)1/2Vm} となり、絵素には正負振幅の対称な交流波形が印加され
ることになる。
【0058】一方非光絵素に印加される電圧は、 P駆動:n(Vw+1/2Vm)−1/2Vm−0 =nVw+(n−1)1/2Vm N駆動:−{n(Vw+1/2Vm)+1/2Vm}−
Vm =−{nVw+(n−1)1/2Vm} となり、絵素には正負振幅の対称な交流波形が印加され
ることになる。
【0059】以上のようにマルチトランスの出力電圧の
変化に左右されることなしに、常に表示パネル10には
薄膜EL素子にとって理想的な対称交流パルスによって
駆動される。
【0060】尚、上記実施例では薄膜EL表示装置にお
ける駆動回路の一例を開示したが、これにとらわれるこ
となく、液晶表示装置、プラズマディスプレイパネル等
の他の交流駆動型表示装置の駆動回路に適用することは
容易であり、同等の効果を有することができる。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明によればたとえば
マルチトランスを用いて正極性の書込み電圧Vw+1/
2Vmと負極性の書込み電圧−(Vw+1/2Vm)を
得る場合において、マルチトランスの出力電圧を微調整
することによって正極性の書込み電圧がn(Vw+1/
2Vm)、負極性の書込み電圧が−n(Vw+1/2V
m)と変化した場合でも、発光表示すべき絵素に印加さ
れる電圧はP駆動においてn(Vw+1/2Vm)−
(−1/2Vm)=nVw+(n+1)1/2Vmとな
る一方、N駆動では−n(Vw+1/2Vm)−1/2
Vm=−(nVw+(n+1)1/2Vm)となり対称
波形が絵素に印加される。
【0062】また非発光表示すべき絵素に印加される電
圧はP駆動においてn(Vw+1/2Vm)−1/2V
m=nVw+(n−1)1/2Vmとなる一方、N駆動
では−n(Vw+1/2Vm)−(−1/2Vm)=−
(nVw+(n−1)1/2Vm)となりこの場合にも
対称波形が絵素に印加されることになっている。
【0063】さらにこの際にデータ側駆動回路のアース
電位は0Vのままなので、高価なアイソレータ等の部品
を用いて信号レベルの変換等を行う必要もないものとな
り、周辺回路の複雑化を招くことが無いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である駆動方法が適用される
薄膜EL表示装置の概略的な構成を示す回路図。
【図2】図1における薄膜EL表示装置の任意の絵素の
駆動を示すタイムチャート。
【図3】図1のような薄膜EL表示装置に用いる書込み
電圧発生回路の一例を示す回路図。
【図4】薄膜EL素子の一部を切り欠いた斜視図。
【図5】薄膜EL素子の電圧−輝度特性を示す特性図。
【図6】従来の薄膜EL表示装置の概略的な構成を示す
回路図。
【図7】図6における従来の薄膜EL表示装置の任意の
絵素の駆動を示すタイムチャート。
【図8】図6のような従来の薄膜EL表示装置に用いる
書込み電圧発生回路の一例を示す回路図。
【符号の説明】
110 表示パネル 120 走査側駆動回路 123 プルダウン共通線 125 プルアップ共通線 130 走査側駆動回路 133 プルダウン共通線 135 プルアップ共通線 140 データ側駆動回路 150 スイッチング回路 160 スイッチング回路 170 スイッチング回路 NTi プルダウン素子 PTi プルアップ素子 UTj プルアップ素子 DTj プルダウン素子 SW10〜60 スイッチ TR10 マルチトランス

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに交差する方向に配列した複数の走
    査側電極と複数のデータ側電極との間に誘電体層を介在
    させ、データ側電極に発光表示・非発光表示に対応する
    変調電圧を印加した状態で、走査側電極に負極性の書込
    み電圧を印加するN駆動と、正極性の書込み電圧を印加
    するP駆動とをフィールド毎に交互に行って、走査側電
    極とデータ側電極の交差部からなる絵素を交流駆動する
    ものであって、絵素の発光しきい値電圧Vthに対して
    電圧Vw,Vmが Vw < Vth < Vw+Vm の関係を持つとき、 発光表示に対応する変調電圧としてP駆動時には0V、
    N駆動時にはVm、の電圧を印加し、 非発光表示に対応する変調電圧としてP駆動時にはV
    m、N駆動時には0V、の電圧を印加する一方、 書込み電圧としてP駆動時にはVw+Vm、N駆動時に
    は−Vwの電圧を印加することによって、 発光表示において±(Vw+Vm)、非発光表示におい
    ては±Vwの電圧を絵素に印加するようにしたことを特
    徴とする表示装置の駆動方法において、 上記データ側電極への変調電圧印加時に、走査側電極へ
    印加する書込み電圧との重畳によってパルス駆動を行う
    期間以外には、データ側電極の電位を+1/2Vmとす
    ることを特徴とする表示装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】 上記の駆動方法において、上記走査側電
    極への書込み電圧印加後の放電の際に、P駆動時並びに
    N駆動時共に+1/2Vm電位まで放電することを特徴
    とする請求項1記載の表示装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】 上記それぞれの駆動方法において正負の
    書込み電圧を印加する回路が、入出力絶縁トランスを含
    む多出力型DC−DCコンバータであって、2次側の基
    準電位を+1/2Vmとすることを特徴とする表示装置
    の駆動回路。
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