JP2006259378A - 画像表示媒体の電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 出力電圧の安定化を図ることにより画質の低下を防ぐことができる画像表示媒体の電源装置を提供する。
【解決手段】 リセット電源60はトランス64を備え、トランス64の一次側コイル64Aには基準電圧電源62が接続され、トランス64の二次側コイル64Bには、直列接続された第1のコンデンサ66及び第2のコンデンサ68が接続される。二次側コイル64Bの中点は、第1のコンデンサ66と第2のコンデンサ68との間に接続されると共にトランス64の一次側で基準電圧電源62のマイナス側と共通に接地される。第1のスイッチ72側から出力された電圧は、駆動回路45によって画像表示媒体10の行電極に供給され、第2のスイッチ72側から出力された電圧は、駆動回路45によって画像表示媒体10の列電極に供給される。第1のスイッチ70及び第2のスイッチ72は、同期して切り替えられる。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像表示媒体の電源装置に係り、より詳しくは、基板間に電圧を印加することにより着色粒子を移動させて画像表示するメモリー性を有する繰り返し書換えが可能な画像表示媒体の電源装置に関する。
従来、液晶、PDP(プラズマディスプレイパネル)、EL(エレクトロルミネッセンス)等の画像表示媒体に画像を表示させる画像表示装置において、画像表示媒体を駆動するための電源を安定して供給する等の課題を解決するための電源装置として、正負両極性の電圧を出力する電源装置に関して様々な提案がなされている(例えば特許文献1〜4参照)。
例えば、PDPの駆動方法として、特許文献1には、走査線への選択電圧として用いられる電位を供給する電源回路として、データ線に印加される電圧の中間電圧VCを基準として、正負の電圧を蓄電するコンデンサを用いて2段のチャージポンプ的な方法を用いた技術が開示されている。また、特許文献2には、ダイオードを用いて正負の電圧を発生する技術が開示されている。これらは、電源供給用電圧を1/2にするものであり、低耐圧の駆動回路を用いることができる。
また、特許文献3には、画像表示媒体の性能向上のため、コンデンサを電源との間に付与して傾斜波形を作成する技術が開示されている。
また、特許文献4には、ELを用いた画像表示媒体の駆動方法として、正負の出力電圧の対称性を良好にするため、絶対値の等しい正負の電圧を印加する技術が開示されている。
一方、接地方法等によるノイズ対策は画像表示性能に大きく関わり、様々な提案がなされている。例えば特許文献5には、表示面を導電体で覆う技術が開示されており、特許文献6には、デジタル回路とアナログ回路の信号端子の分離を行なう技術が開示されている。
また、メモリー性を有し繰り返し書き換えが可能な画像表示媒体として、着色粒子を用いた画像表示媒体が知られている(例えば特許文献7及び特許文献8参照)。このような画像表示媒体は、例えば一対の基板と、印加された電界により基板間を移動可能に基板間に封入されると共に、色及び帯電特性が異なる複数種類の粒子群と、を含んで構成される。
例えば黒色粒子と白色粒子とを含んで構成された画像表示媒体に画像を表示させる場合、まず画像表示媒体を初期化、すなわち粒子が均一となるように一対の基板間に交番電圧を印加するとと共に、最終的に白表示となるように電圧を印加する。そして、画像に応じた電圧を一対の基板間に印加することにより黒色粒子を表示基板側へ移動させることにより画像を表示する。なお、電圧の印加を停止した後も、ファンデルワース力や鏡像力によって粒子は基板に付着したままとなり、画像表示は維持される。
画像表示媒体の電極構成としては、複数のライン状の行電極と、これと直交するように複数のライン状の列電極が配置された所謂単純マトリクス構造がある。この駆動回路では、その素子の耐圧を下げるために、特許文献7に記載されたように、各電極に対して正負両方の極性の電圧が印加されるように電源装置を構成する場合がある。
また、白表示の反射率向上及び安定画質の確保のために、上記のようなメモリー性を有する画像表示媒体では、上記の初期化を行うためのリセット電源と、画像書き込み用の書込電源とを別個に設けた構成が取られるのが一般的である。
図7には、単純マトリクス駆動の場合におけるリセット電源の回路構成の一例を示した。同図に示すリセット電源60は、基準電圧電源62、昇圧手段としてのトランス64、第1のコンデンサ66、第2のコンデンサ68、第1のスイッチ70及び第2のスイッチ72を含むスイッチ手段74を含んで構成される。トランス64の一次側コイル64Aには基準電圧電源62が接続され、トランス64の二次側コイル64Bには、直列接続された第1のコンデンサ66及び第2のコンデンサ68が接続される。二次側コイル64Bの中点(第2の出力端)は、第1のコンデンサ66と第2のコンデンサ68との間に接続されると共に接地される。これにより、二次側コイル64Bの一端(第1の出力端)には、正の電圧+Hvが発生し、他端(第3の出力端)には負の電圧−Hvが発生する。
第1のスイッチ70側から出力された電圧は、駆動回路76によって例えば画像表示媒体80の行電極に供給され、第2のスイッチ72側から出力された電圧は、駆動回路76によって画像表示媒体80の列電極に供給される。第1のスイッチ70及び第2のスイッチ72は、図示しない制御装置により切替制御され、同期して二次側コイル64Bの一端(図中上側の端部)又は他端(図中下側の端部)に接続される。すなわち、第1のスイッチ70が二次側コイル64Bの一端に接続される場合には、これと同時に第2のスイッチ72が二次側コイル64Bの他端に接続され、第1のスイッチ70が二次側コイル64Bの他端に接続される場合には、これと同時に第2のスイッチ72が二次側コイル64Bの一端に接続される。
このように、二次側コイル64Bの中点を短絡することによりリセット電源60を構成する素子の耐圧を低下させることができ、安定した出力を得ることが出来る。
ところで、従来では、リセット電源60では二次側コイル64Bの中点を、一次側コイル64A側とは別々に接地していた。
また、メモリー性を有する画像表示媒体では電圧を常時印加する必要がないことから、電圧を印加しない時期においては、特許文献1乃至特許文献6記載の技術とは異なる接地方法により、極力画像表示媒体に近い位置で接地されることが望ましい場合がある。これは、画像表示媒体自体が有する容量を考慮した場合、画像表示媒体を制御するコントローラに近い場所で接地した場合はコントローラと画像表示媒体との間に抵抗成分があることと、画像表示媒体に直接接触する、若しくは間接的な誘導などにより電界が発生する可能性があり、画像に悪影響が出ることが考えられるためである。
特開2003−233361号公報 特開2003−186552号公報 特開2002−215089号公報 特開2002−23695号公報 特開2001−305971号公報 特開2001−194686号公報 特開2002−14654号公報 特開2001−312225号公報
しかしながら、例えば図8に示すように、画像表示媒体80に近い位置で行電極側の電源ラインを接地すると、第2のコンデンサ68に電荷が蓄積されず、必要な出力電圧が得られなくなる。このため、初期化時に例えば図9(A)に示すような交番電圧が行電極と列電極との間に印加することが必要な場合でも、図9(B)のような波形となってしまい、正常に初期化が行われなくなる場合がある。また、初期化時に画像表示媒体全体の行電極と列電極との間に交番電圧を印加すると、行電極及び列電極には、何れか一方を基準にしてみた場合、相対的に反転した極性の電圧が交互にそれぞれ印加されることとなるが、図8に示すように、電源ラインの一方、すなわち行電極側の電源ラインを接地すると、この電源ラインにのみ電荷が流れる危険性があり、電源に対する負荷も増加する。また、リセット電源60内に蓄積されている電荷の放出が画像表示媒体80を介して行なわれるため、例えばスイッチ手段74の各スイッチにトランジスタなどを用いた場合、第2のスイッチ72が接続されると同時に電流が流れ込むため、第2のスイッチ72が破壊されてしまう恐れがある。
本発明は、上記事実に鑑みて成されたものであり、出力電圧の安定化を図ることにより画質の低下を防ぐことができる画像表示媒体の電源装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、画像表示媒体を駆動するための電源を供給するの電源装置であって、所定の基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、少なくとも3つの出力端を備え、前記基準電圧を昇圧して、第1の出力端、第2の出力端、第3の出力端の順に低い電圧を出力する昇圧手段と、一端が前記第1の出力端に接続された第1のコンデンサと、一端が前記第1のコンデンサの他端に接続されると共に、他端が前記第3の出力端に接続された第2のコンデンサと、前記第1の出力端及び前記第3の出力端の何れかに選択的に接続される第1のスイッチと、前記第1のスイッチと同期して前記第3の出力端及び前記第1の出力端の何れかに選択的に接続される第2のスイッチと、を備え、前記第2の出力端が、前記第1のコンデンサと前記第2のコンデンサとの間に接続されると共に、前記昇圧手段の入力側で接地されたことを特徴とする。
この発明に係る電源装置は、画像表示媒体に電源を供給するための電源装置であり、基準電圧発生手段により発生した所定の基準電圧を昇圧手段により昇圧して画像表示媒体の駆動回路へ供給する。昇圧手段は、例えばトランスを用いた昇圧回路の他、昇圧型チョッパ回路、チャージポンプ回路等のトランスを用いない昇圧回路を用いることができる。
昇圧手段の第1の出力端と第3の出力端との間には、直列接続された第1のコンデンサ及び第2のコンデンサが接続される。昇圧手段の第1の出力端及び第3の出力端は、それぞれ第1のスイッチ及び第2のスイッチが選択的に接続される。
このような構成の電源装置において、昇圧手段の第2の出力端が、第1のコンデンサと第2のコンデンサとの間に接続されると共に、昇圧手段の入力側で接地された構成としている。
このような構成としたことにより、第2のコンデンサに蓄積された電荷が維持されるので瞬時の昇圧が可能となり、出力電圧の立ち上がり時間を低減することができると共に、第2のコンデンサに充電された分の消費電力が低下するのを防ぐことができ、安定した出力電圧を供給することができる。
なお、請求項2に記載したように、前記第2の出力端からの出力電圧が、前記第1の出力端からの出力電圧と前記第3の出力端からの出力電圧との中間の電圧である構成とすることができる。
また、請求項3に記載したように、前記画像表示媒体は、メモリー性を有する画像表示媒体とすることができる。
この場合、請求項4に記載したように、前記画像表示媒体は、少なくとも一方が透光性を有する一対の基板と、前記一対の基板に対応した設けられた一対の電極間に印加された電圧により、前記基板間に形成された電界に応じて移動するように前記基板間に封入された少なくとも一種類の粒子群と、を備えた画像表示媒体とすることができる。
例えば粒子群は、色及び帯電特性が異なる複数種類の粒子群とすることができる。この場合、色が異なる複数種類の粒子群のコントラストによって画像が表示される。また、例えば特開2004−86095号公報に記載された画像表示媒体を用いることができる。すなわち、背面基板の色と粒子群の色とが異なる構成とし、表示基板側に移動した粒子の色と、粒子を周辺に移動させることにより露出させた背面基板の色とのコントラストで画像を表示する画像表示媒体を用いることができる。背面基板の色を露出させる場合の電圧印加方法は、上記特開2004−86095号公報に記載された方法を用いることができる。
また、請求項5に記載したように、前記電源装置は、前記画像表示媒体を初期化するための電源装置とすることができる。
また、請求項6に記載したように、前記一対の電極は、ライン状の複数の走査電極が並置された走査電極群と、前記走査電極に交差するライン状の複数のデータ電極が並置されたデータ電極群と、である構成とすることができる。
以上説明したように、本発明によれば、出力電圧の安定化を図ることにより画質の低下を防ぐことができる、という効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1には、本実施形態に係る画像表示媒体10の断面図を示した。画像表示媒体10は、画像表示側である透光性を有する表示基板12と、当該表示基板12と所定間隔を隔てて対向する背面基板14と、これらの基板間を所定間隔に保持するとともに、複数のセルに仕切る間隙部材18と、各セル内に封入された帯電特性の異なる黒色粒子20及び白色粒子22と、で構成されている。
表示基板12は、ガラス基板24、複数のライン状の走査電極26、及び絶縁層28が積層された構成となっている。同様に、背面基板14は、ガラス基板30、複数のライン状のデータ電極32、及び絶縁層34が積層された構成となっている。各電極は、例えばITO(Indium Tin Oxide)電極で構成される。
図2に示すように、複数のライン状の走査電極26は、図2において上下方向(走査方向S)に並置されると共に、図2において左右方向に並置された複数のライン状のデータ電極32と直交するように対峙して配置される。各走査電極26と各データ電極32との交差位置が画素を構成する。
間隙部材18は、複数の走査電極26及びデータ電極32を含むセル36が複数個形成されるようマス目状の形状とされている。図2では、一例として各セル36内に走査電極26及びデータ電極32が4本ずつ配置された構成、すなわち1セル当たり4×4画素の構成としている。
各セル36内には、帯電特性の異なる粒子群であって、正に帯電した黒色粒子20と負に帯電した白色粒子22とが封入されている。このように基板間が間隙部材18によって仕切られ、各セル36内に粒子が封入されることにより、粒子の移動が各セル内に制限され、粒子が偏るのを防ぐことができる。なお、黒色粒子20が負に帯電し、白色粒子22が正に帯電された構成でもよい。各粒子は、例えば絶縁性粒子や導電性粒子等を用いることができる。
図1、2においては、説明の簡略化のために8行×8列の単純マトリックス構造の電極配置としているが、実際には、画像表示に必要な画素数に対応した本数の電極が各基板に形成されることはいうまでもない。すなわち、m行×n列分の画素が必要であれば、m本の走査電極26がガラス基板24上に形成され、n本のデータ電極32がガラス基板30上に形成される。
また、本実施の形態では、表示基板側に走査電極26が、背面基板側にデータ電極32が設けられた構成としているが、これとは逆に、表示基板側にデータ電極32が、背面基板側に走査電極26が形成された構成としてもよい。
また、走査電極26及びデータ電極32は、表示基板12と背面基板14とが対向する側の面ではなく、これと反対側の面にぞれぞれ形成されていてもよく、表示基板12及び背面基板14の外側に別個独立にそれぞれ配置されていてもよい。電極を画像表示媒体と別個独立に設ける場合には、基板を誘電性を有する部材で構成することにより、基板間に電界を形成させることができる。
なお、画像表示媒体10を構成する各部材は、例えば特開2001−31225号公報に記載されたものを用いることができる。
このような画像表示媒体10では、少なくとも粒子を移動させることができる電位差を基板間に発生させるのに必要な電圧であって、必要な濃度が確保できる所定電圧(例えば±140V)が走査電極26とデータ電極32との電極間に印加されると、その位置の黒色粒子20及び白色粒子22が基板間を移動する。例えば、データ電極32に対して走査電極26の電位が正となる所定電圧(例えば+140V)がその電極間に印加された場合には、表示基板12側の正に帯電した黒色粒子20は背面基板14側へ移動し、背面基板14側の負に帯電した白色粒子22は表示基板12側へ移動する。一方、データ電極32に対して走査電極26の電位が負となる所定電圧(例えば−140V)がその電極間に印加された場合には、表示基板12側の負に帯電した白色粒子22は背面基板14側へ移動し、背面基板14側の正に帯電した黒色粒子20は表示基板12側へ移動する。
従って、粒子を移動させるべき画素に対応した位置のデータ電極32と走査電極26との間に正又は負の所定電圧を印加することにより、画像に応じて粒子が移動し、画像を表示させることができる。なお、電圧の印加が停止された後も、ファンデルワース力や鏡像力等により黒色粒子20又は白色粒子22は表示基板12又は背面基板14に付着したままとなり、画像表示は維持される。
本実施形態では、一例として、画像表示媒体10の濃度特性が図3(A)、(B)に示すような特性の場合について説明する。すなわち、データ電極32に対して走査電極26に印加される電圧を−140V又は140Vとすることにより、黒色粒子20又は白色粒子22が表示基板12側へ移動して十分な濃度を得ることができると共に、データ電極32に対して走査電極26に印加される電圧を−70V又は70Vとすることにより、粒子の移動を禁止することができる特性である。なお、同図では、印加電圧のパルス幅が10msec、パルス数が1の場合について示した。
走査電極26及びデータ電極32に印加するON電圧及びOFF電圧の値の設定については様々な値を設定することができるが、本実施形態では、図4(A)に示すように、走査電極26に印加する走査電極用ON電圧を0Vに、走査電極用OFF電圧を70Vに、データ電極32に印加するデータ電極用ON電圧を走査電極用ON電圧の2倍の140Vに、データ電極用OFF電圧を0Vにそれぞれ設定する。なお、各電圧のパルス幅は一例として10msec、パルス数は1とする。
このようにON電圧及びOFF電圧を設定した場合、同図(B)に示すように、走査電極26及びデータ電極32の両方にON電圧が印加された場合、そのデータ電極32に対する走査電極26への印加電圧は−140Vとなり、その画素(画像部)の黒色粒子20が表示基板12側へ移動する。
また、走査電極26に走査電極用ON電圧、データ電極32にデータ電極用OFF電圧が印加された場合、そのデータ電極32に対する走査電極26への印加電圧は0Vとなり、その画素(非画像部)の粒子は移動しない。同様に、走査電極26に走査電極用OFF電圧、データ電極32にデータ電極用ON電圧が印加された場合、そのデータ電極32に対する走査電極26への印加電圧は−70Vとなり、その画素の粒子は移動せず、走査電極26に走査電極用OFF電圧、データ電極32にデータ電極用OFF電圧が印加された場合、そのデータ電極32に対する走査電極26への印加電圧は70Vとなり、その画素の粒子は移動しない。
また、セル36内の粒子の配置、すなわち粒子密度を均一化させると共に最終的に白表示とする初期化駆動を行う場合には、走査電極26とデータ電極32との間に初期化駆動電圧として交番電圧を印加する。例えば、第1の初期化電圧+Hvを+100V、第2の初期化電圧−Hvを−100Vとして、これらを所定パルス幅で走査電極26に交互に印加すると共に、これに同期して、第2の初期化電圧−Hv、第1の初期化電圧+Hvを前記所定パルス幅でデータ電極32に交互に印加する。すなわち、位相が180度異なるパルス電圧を走査電極26及びデータ電極32に各々印加する。これにより、走査電極26とデータ電極32との間に200Vの交番電圧が印加される。なお、交番電圧の電圧値は一例であり、これに限られるものではない。
そして、交番電圧の印加を所定パルス数分実行し、最後に白表示とするために、走査電極26に第1の走査電極用初期化電圧を、データ電極32に第1のデータ電極用初期化電圧を印加する。この際、前記所定パルス幅より長めのパルス幅で印加すると、より濃度が安定した白表示を行うことができるため好ましい。なお、所定パルス数は、粒子の配置を十分に均一化させることができる数に設定される。
図5には、画像データに基づいて、画像表示媒体10に画像を表示するための駆動装置40の概略構成を示した。
駆動装置40は、走査電極駆動回路42、データ電極駆動回路44、及び電源装置46、を含んで構成されている。
電源装置46は、初期化用の電圧、すなわち第1の初期化電圧+Hv、第2の初期化電圧−Hvを生成するリセット電源52と、駆動用(画像書き込み用)の電圧、すなわち走査電極用ON電圧、走査電極用OFF電圧、データ電極用ON電圧、データ電極用OFF電圧を生成する書込電源54と、を含んで構成される。各電源により生成された電圧は、電源ライン56,58を介して走査電極駆動回路42、データ電極駆動回路44へ供給される。
図6には、リセット電源52の回路構成について示した。なお、前述した図7に示すリセット電源60と同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図6に示すように、リセット電源52は、トランス64の二次側コイル64Bの中点が、トランス64の一次側で接地されている。すなわち、基準電圧電源62のマイナス側と共通に接地されている。なお、図6では、簡略化のため、走査電極駆動回路42及びデータ電極駆動回路44をまとめて駆動回路45として表している。これ以外については図7に示すリセット電源60と同一である。
走査電極駆動回路42は、各走査電極26とそれぞれ接続され、電源装置46のリセット電源52から供給される第1の初期化電圧+Hv、第2の初期化電圧−Hv、書込電源54から供給される走査電極用ON電圧、走査電極用OFF電圧を、制御装置50の指示に従って各走査電極26に各々印加する。
データ電極駆動回路44は、各データ電極32とそれぞれ接続され、電源装置46のリセット電源52から供給される第1の初期化電圧+Hv、第2の初期化電圧−Hv、書込電源54から供給されるデータ電極用ON電圧、データ電極用OFF電圧を、制御装置50の指示に従って各データ電極32に各々印加する。
制御装置50には、画像表示媒体10に表示させるべき画像に応じた画像データが入力される。制御装置50は、入力された画像データに基づいて、走査対象すなわち粒子駆動対象の走査電極26を指定するための走査電極指定信号を、走査電極駆動回路42に出力する。また、これと同時に、その走査電極指定信号により指定された走査電極26に対応するライン画像の画像部のデータ電極32を指定するためのデータ電極指定信号を、データ電極駆動回路44に出力する。
走査電極駆動回路42は、制御装置50から走査電極指定信号によって指定された走査電極26に対して走査電極用ON電圧を印加すると共に、走査電極指定信号によって指定された走査電極26以外の走査電極26に対して走査電極用OFF電圧を印加し、データ電極駆動回路44は、制御装置50からデータ電極指定信号によって指定されたデータ電極32に対してデータ電極用ON電圧を印加すると共に、データ電極指定信号によって指定されたデータ電極32以外のデータ電極32に対してデータ電極用OFF電圧を印加する。
これにより、制御装置50により指定された走査電極26とデータ電極32との交差位置の粒子、すなわち画像部の粒子が基板間を移動し、黒色粒子20が表示基板12側へ白色粒子22が背面基板14側へ移動する。また、非画像部の粒子は基板間を移動しない。これを各ライン、すなわち各走査電極26について実行することにより、画像を表示することができる。
次に、制御装置50で実行される処理について説明する。なお、以下では、図2に示すように、走査電極26及びデータ電極32を各8本ずつ備えた画像表示媒体10、すなわち8×8個の画素(2×2個のセル36)を有する画像表示媒体10を初期化駆動及び表示駆動する場合について説明する。
まず、制御装置50は、画像表示媒体10を初期化する。すなわち、粒子を均一化すると共に全面白表示とするべく、全ての走査電極26及びデータ電極32に位相が180度異なる所定パルス数のパルス電圧が各々印加されるように、かつ最後に走査電極26に第1の初期化電圧が、データ電極32に第2の初期化電圧が印加されるよう指示する。これにより、基板間の粒子が均一化されると共に、最後に全ての白色粒子22が表示基板12側へ移動すると共に、全ての黒色粒子20が背面基板14側に移動し、全面白表示となる。
次に、制御装置50は、1行目の走査電極26(図2において一番上の走査電極26)に第1の走査電極用ON電圧を印加するよう走査電極指定信号を走査電極駆動回路42に出力すると共に、1行目のライン画像に対応したライン画像データに基づいて、画像部すなわち黒色粒子20を表示基板12側に移動させるべき画素のデータ電極32に第1のデータ電極用ON電圧を印加するようデータ電極指定信号をデータ電極駆動回路44に出力する。
これにより、走査電極駆動回路42は、1行目の走査電極26に第1の走査電極用ON電圧を印加すると共に他の走査電極26に第1の走査電極用OFF電圧を印加し、データ電極駆動回路44は、画像部のデータ電極32に第1のデータ電極用ON電圧を印加すると共に、非画像部のデータ電極32に第1のデータ電極用OFF電圧を印加する。
このため、1行目の画像部の黒色粒子20が表示基板12側へ移動すると共に白色粒子22が背面基板14側へ移動する。非画像部については、走査電極26及びデータ電極32の少なくとも一方にOFF電圧が印加されるため、粒子は移動しない。
同様の処理を2行目の走査電極26から8行目の走査電極26まで順次実行することにより、1〜8行目まで順次ライン画像が表示され、画像が表示される。
このように、画像表示媒体10に画像を表示させる際には、まずリセット電源52から供給される比較的大電圧の交番電圧を全ての走査電極26とデータ電極32との間に印加して初期化した後に、書込電源54から供給される駆動用の電圧を画像に応じて走査電極26とデータ電極32との間に印加する。
前述したように、リセット電源52は、昇圧手段としてのトランス64の二次側コイル64Bの中点が、トランス64の一次側で接地された構成となっている。このように画像表示媒体10に近い位置である二次側コイル64Bの中点をトランス64の一次側で共通に接地する構成としているため、ばらばらに接地した場合と比較して抵抗を少なくすることができる。
このような構成としたことにより、第2のコンデンサ68に蓄積された電荷が維持されるので瞬時の昇圧が可能となり、出力電圧の立ち上がり時間を低減することができると共に、第2のコンデンサ68に充電された分の消費電力が低下するのを防ぐことができ、安定した出力電圧を供給することができる。
なお、本実施形態では、基準電圧電源62のマイナス側を接地した構成について説明したが、基準電圧電源62が電池の場合のように、電源のマイナス側を接地しない場合にも本発明を適用可能である。
また、本実施形態では、昇圧手段としてトランスを用いた昇圧回路の場合について説明したが、昇圧型チョッパ回路、チャージポンプ回路等のトランスを用いない昇圧回路を用いてもよい。
また、本実施形態では、リセット電源に本発明を適用した場合について説明したが、これに限らず、書込電源に本発明を適用してもよい。
また、本実施形態では、粒子を用いた画像表示媒体に本発明を適用した場合について説明したが、これ以外の画像表示媒体の電源装置に本発明を適用してもよい。
また、本実施形態では、電極の配置が単純マトリクス構造の画像表示媒体に画像を表示させる場合について説明したが、例えば電極の配置がアクティブマトリクス構造の画像表示媒体にも本発明を適用可能であることはいうまでもない。
画像表示媒体の断面図である。 電極の配置及び間隙部材の形状を示す平面図である。 (A)は白表示から黒表示するときの濃度特性を示す線図、(B)は黒表示か (A)は各電極に印加するON電圧及びOFF電圧について説明するための図、(B)は、各電極にON電圧又はOFF電圧を印加したときの各位置に印加される電圧について説明するための図である。 駆動装置の概略構成図である。 本発明に係るリセット電源の回路図である。 従来例に係るリセット電源の回路図である。 従来例に係るリセット電源の回路図である。 (A)は正常時の交番電圧の波形を示す波形図、(B)は異常時の交番電圧の波形を示す波形図である。
符号の説明
10 画像表示媒体
40 駆動装置
42 走査電極駆動回路
44 データ電極駆動回路
46 電源装置
50 制御装置
52 リセット電源
54 書込電源

Claims (6)

  1. 画像表示媒体を駆動するための電源を供給する電源装置であって、
    所定の基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、
    少なくとも3つの出力端を備え、前記基準電圧を昇圧して、第1の出力端、第2の出力端、第3の出力端の順に低い電圧を出力する昇圧手段と、
    一端が前記第1の出力端に接続された第1のコンデンサと、
    一端が前記第1のコンデンサの他端に接続されると共に、他端が前記第3の出力端に接続された第2のコンデンサと、
    前記第1の出力端及び前記第3の出力端の何れかに選択的に接続される第1のスイッチと、
    前記第1のスイッチと同期して前記第3の出力端及び前記第1の出力端の何れかに選択的に接続される第2のスイッチと、
    を備え、
    前記第2の出力端が、前記第1のコンデンサと前記第2のコンデンサとの間に接続されると共に、前記昇圧手段の入力側で接地されたことを特徴とする電源装置。
  2. 前記第2の出力端からの出力電圧が、前記第1の出力端からの出力電圧と前記第3の出力端からの出力電圧との中間の電圧であることを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 前記画像表示媒体は、メモリー性を有する画像表示媒体であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電源装置。
  4. 前記画像表示媒体は、少なくとも一方が透光性を有する一対の基板と、前記一対の基板に対応した設けられた一対の電極間に印加された電圧により、前記基板間に形成された電界に応じて移動するように前記基板間に封入された少なくとも一種類の粒子群と、を備えた画像表示媒体であることを特徴とする請求項3記載の電源装置。
  5. 前記電源装置は、前記画像表示媒体を初期化するための電源装置であることを特徴とする請求項4記載の電源装置。
  6. 前記一対の電極は、ライン状の複数の走査電極が並置された走査電極群と、前記走査電極に交差するライン状の複数のデータ電極が並置されたデータ電極群と、であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の電源装置。
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