JP2006343681A - 画像表示媒体の駆動装置及び駆動用データ生成プログラム - Google Patents

画像表示媒体の駆動装置及び駆動用データ生成プログラム Download PDF

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Yoshiro Yamaguchi
善郎 山口
Motohiko Sakamaki
元彦 酒巻
Takeshi Matsunaga
健 松永
Kiyoshi Shigehiro
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Abstract

【課題】 背面基板の色を表示させる画像表示媒体に画像を表示させる場合に、ノイズを極力抑えて画質の低下を防ぐ。
【解決手段】 表示基板と、背面基板と、複数の走査電極14とデータ電極20との間に画像データに応じた電圧が印加されることにより、表示基板と背面基板との基板間に形成された電界に応じて移動するように封入され、かつ背面基板に設けられた着色層の色と異なる少なくとも一種類の粒子群と、基板間をデータ電極20を複数含むセルに仕切る間隙部材と、を備えた画像表示媒体を駆動する駆動装置40において、制御装置50は、着色層の色を表示すべき画素が予め定めた上限値を越えて連続する連続領域を画像データに基づいて検出し、検出された連続領域における着色層の色を表示すべき画素の画素数が上限値以下となるように、連続領域内の特定画素に粒子群の色を表示させるように走査電極駆動回路42及びデータ電極駆動回路44を制御する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像表示媒体の駆動装置、駆動用データ生成プログラムに係り、より詳しくは、基板間に電圧を印加することにより着色粒子を移動させて画像表示する繰り返し書換えが可能な画像表示媒体の駆動装置及び駆動用データ生成プログラムに関する。
従来、メモリー性を有し繰り返し書き換えが可能な画像表示媒体として、着色粒子を用いた画像表示媒体が知られている。このような画像表示媒体は、例えば一対の基板と、印加された電界により基板間を移動可能に基板間に封入されると共に、色及び帯電特性が異なる複数種類の粒子群と、を含んで構成される また、基板間には、粒子が基板内の一部の領域に偏るのを防ぐため等の理由により、基板間を複数のセルに仕切るための間隙部材が設けられる。
このような画像表示媒体では、画像に応じた電圧を一対の基板間に印加することにより粒子を移動させ、異なる色の粒子のコントラストとして画像を表示させる。なお、電圧の印加を停止した後も、ファンデルワース力や鏡像力によって粒子は基板に付着したままとなり、画像表示は維持される。
また、特許文献1には、背面基板の色と粒子群の色とが異なる構成とし、粒子の色と背面基板の色とのコントラストで画像を表示する画像表示媒体が提案されている。
この画像表示媒体では、例えば粒子の色を表示させたい画素については、その位置の基板間に例えば直流電圧を印加することにより粒子を表示基板側へ移動させる。一方、背面基板の色を表示させたい画素については、その位置の基板間に交番電圧を印加することにより粒子を他の画素の領域へ移動させ、背面基板を露出させる。
特開2004−86095号公報
しかしながら、セルが所定方向にある程度長い画像表示媒体、すなわち間隙部材の配置間隔が所定方向にある程度長い画像表示媒体に画像表示させる場合において、背面基板の色を表示させる画素が所定方向に連続した場合、その数によっては粒子の移動距離が長すぎて他の画素の領域へ完全に移動させることができず、粒子が残ってしまう場合がある。特に、前記所定方向に連続した画素が間隙部材に隣接している場合、粒子の移動が制限されるため、残存する粒子が増加してしまう。この場合、残った粒子はノイズとなり、画質が低下してしまう。
本発明は、上記事実に鑑みて成されたものであり、背面基板の色を表示させる画像表示媒体に画像を表示させる場合に、ノイズを極力抑えて画質の低下を防ぐことができる画像表示媒体の駆動装置及び駆動用データ生成プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1記載の発明の画像表示媒体の駆動装置は、少なくとも透光性を有する表示基板と、前記表示基板と間隙をもって対向する背面基板と、予め定めた所定方向に沿って並置された複数の第1の電極と前記第1の電極と対向して配置された第2の電極との間に画像データに応じた電圧が印加されることにより、前記表示基板と前記背面基板との基板間に形成された電界に応じて移動するように当該基板間に封入され、かつ前記背面基板に設けられた着色層の色と異なる少なくとも一種類の粒子群と、前記基板間を、前記第1の電極を複数含むセルに仕切る間隙部材と、を備えた画像表示媒体を駆動する駆動装置において、前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧を印加する電圧印加手段と、前記着色層の色を表示すべき画素が予め定めた上限値を越えて連続する連続領域を前記画像データに基づいて検出する検出手段と、前記連続領域が検出された場合に、前記連続領域における前記着色層の色を表示すべき画素の画素数が前記上限値以下となるように、前記連続領域内の特定画素に前記粒子群の色を表示させるように前記電圧印加手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、画像表示媒体は、少なくとも透光性を有する表示基板と、表示基板と間隙をもって対向する背面基板と、の基板間に、背面基板に設けられた着色層の色と異なると共に色及び帯電特性が異なる複数種類の粒子群が封入され、基板間が間隙部材によってセルに仕切られた構成である。
粒子群は、予め定めた所定方向に沿って並置された複数の第1の電極と第1の電極と対向して配置された第2の電極との間に画像に応じた電圧が電圧印加手段により印加されることにより、基板間に形成された電界に応じて移動する。例えば、所定の直流電圧を電極間に印加することで表示基板側に粒子群を移動させることができ、これにより粒子群の色を表示することができる。また、所定の交番電圧を電極間に印加することにより、その領域の粒子群を他の領域へ移動させることができ、これにより着色層を露出させてその色を表示させることができる。
また、間隙部材は、基板間を第1の電極を複数含むセルに仕切る。これにより、一つのセルに複数の画素が含められる。
検出手段は、着色層の色を表示すべき画素が予め定めた上限値を越えて連続する連続領域を画像データに基づいて検出する。この上限値は、連続領域の画素数がその値以下であれば、交番電圧を印加して連続領域内の粒子群を除去しようとした場合に、連続領域に粒子が残ってノイズとなるのを確実に防ぐことができる値に設定される。
制御手段は、連続領域が検出された場合に、連続領域の画素数が上限値以下となるように、連続領域内の特定画素に粒子群の色を表示させるように電圧印加手段を制御する。
これにより、着色層の色を表示すべき画素、すなわち粒子を他の領域に移動させなければならない画素が上限値を越えて連続することがなく、粒子が着色層の色を表示すべき画素の領域に残ってノイズとなって認識されてしまうのを極力抑えることができる。なお、本来着色層の色を表示すべき画素である特定画素に粒子群の色を表示させることになるが、上記のようにノイズとして認識されてしまうことに比べれば画質の劣化は小さく、特に問題はない。更に着色層の色が有彩色である場合,着色層の色を表示すべき画素の領域に粒子が残る場合の彩度の低下と比較して、彩度の低下は小さくなる。
また、請求項2に記載したように、前記間隙部材の配置に関する間隙部材配置データを記憶する記憶手段をさらに備え、前記制御手段は、前記間隙部材配置データに基づいて、前記連続領域に前記間隙部材が隣接する画素が含まれるか否かを判断し、前記間隙部材が隣接する画素が含まれる場合には、前記連続領域における前記着色層の色を表示すべき画素の画素数が前記上限値よりも小さい第2の上限値以下となるように、前記特定画素を定めるようにしてもよい。
連続領域に間隙部材と隣接する画素が含まれる場合には、間隙部材によって粒子の移動が制限されるため、連続領域に間隙部材が隣接する画素が含まれない場合と比較して粒子が残りやすい。従って、間隙部材が隣接する画素が含まれる場合には、連続領域における着色層の色を表示すべき画素の画素数が、連続領域に間隙部材が隣接する画素が含まれない場合の上限値よりも小さい所定値以下となるように特定画素を定める。これにより、連続領域に間隙部材と隣接する画素が含まれる場合に粒子が残ってしまうのを防ぐことができる。
また、請求項3に記載したように、前記制御手段は、前記連続領域が前記特定画素によって分割された分割領域の長さが略同一となるように、前記特定画素を定めるようにしてもよい。
また、請求項4に記載したように、前記複数の第1の電極は、ライン状の複数のデータ電極が並置されたデータ電極群であり、前記第2の電極は、前記データ電極に交差するライン状の複数の走査電極が並置された走査電極群である構成とすることができる。すなわち、所謂単純マトリクス構造の電極配置とする。
このような単純マトリクス構造の電極配置の場合、請求項5に記載したように、前記データ電極群は、他のデータ電極よりも電極幅が小さいデータ電極を含み、前記制御手段は、前記電極幅が小さいデータ電極に対応する画素を優先して前記特定画素として定めるようにしてもよい。
特定画素は、本来着色層の色を表示すべき画素に粒子群の色を表示させるため、なるべくその面積が小さいことが望ましいが、電極幅が小さいデータ電極に対応する画素を優先的に特定画素として定めることにより、より画質の劣化を防ぐことができる。
請求項6記載の発明は、少なくとも透光性を有する表示基板と、前記表示基板と間隙をもって対向する背面基板と、予め定めた所定方向に沿って並置された複数の第1の電極と前記第1の電極と対向して配置された第2の電極との間に画像データに応じた電圧が印加されることにより、前記表示基板と前記背面基板との基板間に形成された電界に応じて移動するように当該基板間に封入され、かつ前記背面基板の着色部の色と異なる少なくとも一種類の粒子群と、前記基板間を、前記第1の電極を複数含むセルに仕切る間隙部材と、を備えた画像表示媒体を駆動するための駆動用データを生成する駆動用データ生成プログラムにおいて、前記着色層の色を表示すべき画素が予め定めた上限値を越えて連続する連続領域を前記画像データに基づいて検出し、前記連続領域が検出された場合に、前記連続領域における前記着色層の色を表示すべき画素の画素数が前記上限値以下となるように、前記画像データのうち前記連続領域内の特定画素の画素データを前記粒子群の色の画素データに置換することを特徴とする。
このように画像データから駆動用データを生成する駆動用データ生成プログラムを用いて画像表示媒体を駆動することにより、着色層の色を表示させる場合において、その画素の領域に粒子が残ってノイズとなって認識されてしまうのを極力抑えることができる。
本発明によれば、背面基板の色を表示させる画像表示媒体に画像を表示させる場合に、ノイズを極力抑えて画質の低下を防ぐことができる、という効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1には、本実施形態に係る画像表示媒体10の一部断面図を示した。同図に示すように、画像表示媒体10は、透明な基板12上にライン状の複数の透明の走査電極14、透明の絶縁層16が形成された表示基板18と、走査電極14と直交するように対向して配置されたライン状のデータ電極20、着色層22、及び透明の絶縁層24が基板26上に形成された背面基板28と、基板間に封入された正に帯電された黒色粒子30及び負に帯電された白色粒子32と、基板間を図2に示すように複数のセル34に仕切る間隙部材36と、で構成されている。
着色層22は、黒色粒子30及び白色粒子32とは異なる色に着色された層であり、本実施形態では赤に着色されているものとする。
なお、図1に示す画像表示媒体10は、図2のセル1個分のA−A断面図である。また、図2では、間隙部材36を明確に図示するために黒で示したが、実際は透明な部材で構成される。
図2に示すように、複数のライン状の走査電極14は、図2において上下方向(走査方向S)に並置されると共に、図2において左右方向に並置された複数のライン状のデータ電極20と直交するように対峙して配置される。各走査電極14と各データ電極20との交差位置が画素を構成する。なお、各電極は、例えばITO(Indium Tin Oxide)電極で構成される。
間隙部材36は、1つの走査電極14及び複数のデータ電極20を含み、走査方向Sと直交する方向を長手方向とする長方形状のセル34が複数個形成されるようなマス目状の形状とされている。図2では、一例として各セル34内に走査電極14が1本、データ電極20が6本ずつ配置された構成、すなわち1セル当たり1×6画素の構成としているが、これに限られるものではない。
図1、2においては、説明の簡略化のために8行×12列の単純マトリックス構造の電極配置としているが、実際には、画像表示に必要な画素数に対応した本数の電極が各基板に形成されることはいうまでもない。すなわち、m行×n列分の画素が必要であれば、m本の走査電極14が基板12上に形成され、n本のデータ電極20が基板26上に形成される。
また、本実施の形態では、表示基板側に走査電極14が、背面基板側にデータ電極20が設けられた構成としているが、これとは逆に、表示基板側にデータ電極20が、背面基板側に走査電極14が形成された構成としてもよい。
また、走査電極14及びデータ電極20は、表示基板18と背面基板28とが対向する側の面ではなく、これと反対側の面にそれぞれ形成されていてもよく、表示基板18及び背面基板28の外側に別個独立にそれぞれ配置されていてもよい。また、電極を画像表示媒体と別個独立に設ける場合には、基板を誘電性を有する部材で構成することにより、基板間に電界を形成させることができる。
また、本実施形態では、黒色粒子30が正に帯電し、白色粒子32が負に帯電された構成としているが、黒色粒子30が負に帯電し、白色粒子32が正に帯電された構成でもよい。各粒子は、例えば絶縁性粒子や導電性粒子等を用いることができる。
なお、画像表示媒体10を構成する各部材は、例えば特開2001−31225号公報に記載されたものを用いることができる。
このような画像表示媒体10では、少なくとも粒子を移動させることができる電位差を基板間に発生させるのに必要な電圧であって、必要な濃度が確保できる所定電圧(例えば±140V)が走査電極14とデータ電極20との電極間に印加されると、その位置の黒色粒子30及び白色粒子32が基板間を移動する。例えば、データ電極20に対して走査電極14の電位が正となる所定電圧(例えば+140V)がその電極間に印加された場合には、表示基板18側の正に帯電した黒色粒子30は背面基板28側へ移動すると共に背面基板28側の負に帯電した白色粒子32は表示基板18側へ移動し、白表示される。
一方、データ電極20に対して走査電極14の電位が負となる所定電圧(例えば−140V)がその電極間に印加された場合には、表示基板18側の負に帯電した白色粒子32は背面基板28側へ移動すると共に背面基板28側の正に帯電した黒色粒子30は表示基板18側へ移動し、黒表示される。
従って、粒子を移動させるべき画素に対応した位置のデータ電極20と走査電極14との間に正又は負の所定電圧を印加することにより、画像に応じて粒子が移動し、画像を表示させることができる。なお、電圧の印加が停止された後も、ファンデルワース力や鏡像力等により黒色粒子30又は白色粒子32は表示基板18又は背面基板28に付着したままとなり、画像表示は維持される。
本実施形態では、一例として、画像表示媒体10の濃度特性が図3(A)、(B)に示すような特性の場合について説明する。すなわち、データ電極20に対して走査電極14に印加される電圧を−140V又は140Vとすることにより、黒色粒子30又は白色粒子32が表示基板18側へ移動して十分な濃度を得ることができると共に、データ電極20に対して走査電極14に印加される電圧を−70V又は70Vとすることにより、粒子の移動を禁止することができる特性である。なお、同図では、印加電圧のパルス幅が10msec、パルス数が1の場合について示した。
走査電極14及びデータ電極20に印加する黒表示用のON電圧及びOFF電圧、すなわち黒色粒子30を表示基板18側へ移動させる際に各電極に印加する電圧の値については、様々な値を設定することができるが、本実施形態では、図4(A)に示すように、走査電極14に印加する第1の走査電極用ON電圧を−70Vに、データ電極20に印加する第1のデータ電極用ON電圧を+70Vに、走査電極14及びデータ電極20に印加するOFF電圧を0Vにそれぞれ設定する。
同様に、走査電極14及びデータ電極20に印加する白表示用のON電圧及びOFF電圧、すなわち白色粒子32を表示基板18側へ移動させる際に各電極に印加する電圧の値については、様々な値を設定することができるが、本実施形態では、走査電極14に印加する第2の走査電極用ON電圧を、第1の走査電極用ON電圧と逆極性の+70Vに、データ電極20に印加する第2のデータ電極用ON電圧を、第1のデータ電極用ON電圧と逆極性の−70Vに、OFF電圧は黒表示用のOFF電圧と同様の0Vにそれぞれ設定する。
上記のように黒表示用のON電圧及びOFF電圧を設定した場合において、同図(B)に示すように、走査電極14及びデータ電極20の両方に黒表示用のON電圧が印加された場合、そのデータ電極20に対する走査電極14への印加電圧は−140Vとなり、その画素(画像部)の黒色粒子30が表示基板18側へ移動する。
また、走査電極14に第1の走査電極用ON電圧、データ電極20にOFF電圧が印加された場合、そのデータ電極20に対する走査電極14への印加電圧は−70Vとなり、その画素(非画像部)の粒子は移動しない。同様に、走査電極14にOFF電圧、データ電極20に第1のデータ電極用ON電圧が印加された場合、そのデータ電極20に対する走査電極14への印加電圧は−70Vとなり、その画素の粒子は移動せず、走査電極14にOFF電圧、データ電極20にOFF電圧が印加された場合、そのデータ電極20に対する走査電極14への印加電圧は0Vとなり、その画素の粒子は移動しない。なお、白表示の場合も極性が反転するだけで黒表示の場合と同様である。
また、セル34内の粒子の配置、すなわち粒子密度を均一化させると共に最終的に白表示とする初期化駆動を行う場合には、走査電極14とデータ電極20との間に初期化駆動電圧としての交番電圧を印加する。例えば、第1の走査電極用初期化電圧を140V、第2の走査電極用初期化電圧を0Vとして、これらを所定パルス幅で走査電極14に交互に印加すると共に、これに同期して、第1のデータ電極用初期化電圧を0V、第2のデータ電極用初期化電圧を140Vとして、これらを前記所定パルス幅でデータ電極20に交互に印加する。これにより、走査電極14とデータ電極20との間に交番電圧が印加される。
そして、これを所定パルス数分実行し、最後に白表示とするために、走査電極14に第1の走査電極用初期化電圧を、データ電極20に第1のデータ電極用初期化電圧を印加する。この際、前記所定パルス幅より長めのパルス幅で印加すると、より濃度が安定した白表示を行うことができるため好ましい。なお、所定パルス数は、粒子の配置を十分に均一化させることができる数に設定される。
また、セル内の所定画素について粒子以外の色、すなわち着色層22の色を表示させる場合には、前記所定画素に対応する走査電極14に対して、図5(A)に示すような所定パルス幅の第1の走査電極用ON電圧及び第2の走査電極用ON電圧を交互に印加するパルス電圧を所定パルス数印加すると共に、前記所定画素に対応するデータ電極20に対して、同図(B)に示すような前記所定パルス幅の第1のデータ電極用ON電圧及び第2のデータ電極用ON電圧を交互に印加するパルス電圧を所定パルス数印加する。すなわち、位相が180度異なるパルス電圧を走査電極14及びデータ電極20に印加する。これにより、同図(C)に示すように、走査電極14には、データ電極20に対して第1の走査電極用ON電圧の2倍の電圧(−140V)と第2の走査電極用ON電圧の2倍の電圧(+140V)とが交互に印加される交番電圧が印加されることとなる。なお、交番電圧の周波数は、一例として200Hz、所定パルス数は一例として20パルスとするが、これに限られない。以下では、同図(A)に示す所定パルス数のパルス電圧を走査電極用パルス電圧、同図(B)に示す所定パルス数のパルス電圧をデータ電極用パルス電圧と称する。
また、所定画素以外の画素に対応する走査電極14及びデータ電極20に対しては、OFF電圧を印加する。
これにより、所定画素の領域の粒子が基板間を往復運動しながら、隣接するデータ電極との間に形成されたエッジ電界(基板面と平行方向の電界)によってセル内の他の画素の領域へ移動するため着色層22が露出し、所定画素に赤色が表示される。
図6には、画像データに基づいて、画像表示媒体10に画像を表示するための駆動装置40の概略構成を示した。
駆動装置40は、走査電極駆動回路42、データ電極駆動回路44、電源回路46、48、制御装置50、及びメモリ52を含んで構成されている。
走査電極駆動回路42は、各走査電極14とそれぞれ接続され、電源回路46から供給される各種の電圧、すなわち第1の走査電極用初期化電圧及び第2の走査電極用初期化電圧、第1の走査電極用ON電圧及び第2の走査電極用ON電圧、OFF電圧等を、制御装置50の指示に従って各走査電極14に各々印加する。
データ電極駆動回路44は、各データ電極20とそれぞれ接続され、電源回路48から供給される各種の電圧、すなわち第1のデータ電極用初期化電圧及び第2のデータ電極用初期化電圧、第1のデータ電極用ON電圧及び第2のデータ電極用ON電圧、OFF電圧等を、制御装置50の指示に従って各データ電極20に各々印加する。
走査電極駆動回路42は、各走査電極14とそれぞれ接続され、電源回路46から供給される各種の電圧を、制御装置50の指示に従って各走査電極14に各々印加する。
データ電極駆動回路44は、各データ電極20とそれぞれ接続され、電源回路48から供給される各種の電圧を、制御装置50の指示に従って各データ電極20に各々印加する。
制御装置50には、画像表示媒体10に表示させるべき画像に応じた画像データが入力される。制御装置50は、入力された画像データに基づいて、走査対象の走査電極14の行番号を指定するための行番号指定信号及び印加電圧の種類を指定するための走査電極用電圧指定信号を走査電極駆動回路42に出力すると共に、その行番号指定信号により指定された走査電極14に対応するライン画像に基づいて所定の電圧を印加すべきデータ電極20の列番号を指定するための列番号指定信号及び前記所定の電圧の種類を指定するためのデータ電極用電圧指定信号を、データ電極駆動回路44に出力する。
走査電極駆動回路42は、制御装置50から行電極指定信号によって指定された行の走査電極14に対して、走査電極用電圧指定信号で指定された種類の電圧を印加すると共に、行番号指定信号によって指定された走査電極14以外の走査電極14に対してOFF電圧を印加する。
データ電極駆動回路44は、制御装置50から列番号指定信号によって指定された列のデータ電極20に対して、データ電極用電圧指定信号で指定された種類の電圧を印加すると共に、列番号指定信号によって指定されたデータ電極20以外のデータ電極20に対してOFF電圧を印加する。
メモリ52には、間隙部材36の配置を示す間隙部材配置データや、後述する制御ルーチンの制御プログラム等が予め記憶される。
間隙部材配置データは、走査方向Sと直交する方向における間隙部材の位置、すなわちどの列の画素に隣接するかを示すデータであり、例えば図7に示すようなテーブルデータ54である。同図に示すテーブルデータ54は、間隙部材36と隣接する画素の列番号が各行毎に記述されたものである。図2に示すように1つのセルが1行×6列の構成の場合には、間隙部材36に隣接する画素は、1列目、6列目、7列目、12列目、13列目・・・となる。
制御装置50は、入力された画像データと間隙部材配置データとに基づいて、画像表示媒体を表示駆動するための駆動用データを生成する。そして、生成した駆動用データに基づいて画像表示媒体10を表示駆動する。
次に、本実施形態の作用として、制御装置50で実行される制御ルーチンについて図8に示すフローチャートを参照して説明する。
なお、図8に示す制御ルーチンは、画像データが制御装置50に入力されると実行される。また、制御装置50に入力される画像データは、例えば黒、白、赤の何れかを示す画素データが各画素毎に指定されたデータであり、メモリ52に記憶される。
まず、ステップ100では、行番号を表す変数Rを初期化し、‘0’にする。ステップ102では、1つのセル内で着色層22の色である赤を表示すべき画素が連続する連続領域の画素数の設定上限値nに予め定めた所定値Aを設定する。なお、設定上限値nは、前記連続領域が間隙部材36と隣接する画素を含む場合の上限値であり、換言すれば、粒子の走査電極の長手方向における最大の移動距離である。また、設定上限値nは本発明に係る所定値に相当する。
次のステップ104では、連続領域が間隙部材36と隣接する画素を含まない場合における連続領域の画素数の設定上限値mに予め定めた所定値Bを設定する。なお、設定上限値mは本発明に係る上限値に相当する。
所定値Aは、連続領域に間隙部材36と隣接する画素が含まれる場合に、連続領域の画素数がその値以下であれば連続領域に粒子が残ってしまうのを確実に防ぐことができる値に設定され、所定値Bは、連続領域に間隙部材36と隣接する画素が含まれない場合に、連続領域の画素数がその値以下であれば連続領域に粒子が残ってしまうのを確実に防ぐことができる値に設定される。
例えば図9(A)に示すように、セル34内の1列目の画素561からセル内の3列目の画素563が赤表示すべき画素で、その他の画素が白表示すべき画素であった場合、連続領域は画素561〜563の3個の画素を含む領域であり、画素561に間隙部材36が隣接している。この場合、画素561の領域に存在する粒子を他の色の画素の領域まで移動させて画素561の領域から除去しようとする場合、最長で画素564の領域まで3画素分移動させなければならないが、この距離分移動させようとすると連続領域に粒子が残ってしまい、2画素分の移動までであれば連続領域に粒子が残らない場合には、所定値Aは‘2’に設定することができる。本実施形態では、所定値Aを‘2’に設定した場合について説明する。
所定値Bも所定値Aと同様に設定することができる。例えば図9(B)に示すように、セル34内の2列目の画素562からセル内の5列目の画素565が赤表示すべき画素で、その他の画素が白表示すべき画素であった場合、連続領域は画素562〜565の4個の画素を含む領域であり、何れの画素も間隙部材36に隣接していない。この場合、画素562の領域に存在する粒子を他の色の画素の領域まで移動させて画素562の領域から除去しようとする場合、最長で画素566の領域まで4画素分移動させなければならないが、この距離分移動させようとすると連続領域に粒子が残ってしまい、3画素分の移動までであれば連続領域に粒子が残らない場合には、所定値Bは‘3’に設定することができる。本実施形態では、所定値Bを‘3’に設定した場合について説明する。
なお、所定値Aが所定値Bよりも小さいのは、前記連続領域に間隙部材36と隣接する画素が含まれる場合には、間隙部材36によって粒子の移動が制限され、粒子が連続領域に残りやすくなりノイズとなる可能性が高いためである。
ステップ106では、変数Rをインクリメントし、ステップ108では、R行目のライン画像について、赤表示すべき画素が連続する連続領域のうち、その画素数X(以下、連続画素数Xという)が設定上限値nを越える連続領域が存在するか否かを、入力された画像データに基づいて検出する。
そして、連続画素数Xが設定上限値nを越える連続領域が存在する場合には、ステップ110へ移行し、存在しない場合には、ステップ118へ移行する。
ステップ110では、検出された連続領域に間隙部材36と隣接する画素が存在するか否かを間隙部材配置データに基づいて判断し、存在する場合にはステップ112へ移行し、存在しない場合にはステップ114へ移行する。
ステップ112では、連続領域の連続画素数Xが設定上限値n以下となるように、連続領域内の特定画素の画素データを、赤を表す画素データから白又は黒を表す画素データに置換する。
例えば、図9(A)に示すように3個の赤表示すべき画素561〜563を含む連続領域が存在する場合、図10(A)に示すように、例えば画素561を特定画素として赤表示から白表示に変更する。これにより、連続画素数Xは‘2’となり、連続領域の粒子の最長移動距離を2画素分とすることができるため、連続領域に粒子がランダムに残ってしまうのを防ぐことが可能となる。なお、画素562、563の何れかを白表示に変更してもよい。
一方、ステップ114では、連続画素数Xが設定上限値mよりも大きいか否かを判断し、大きい場合にはステップ116へ移行し、大きくない場合にはステップ118へ移行する。
ステップ116では、連続領域の連続画素数Xが設定上限値m以下となるように、連続領域内の特定画素の画素データを、赤を表す画素データから白又は黒を表す画素データに置換する。
例えば、図9(B)に示すように4個の赤表示すべき画素562〜565を含む連続領域が存在する場合、図10(B)に示すように、例えば画素562を特定画素として赤表示から白表示に変更する。これにより、連続画素数Xは‘3’となり、連続領域の粒子の最長移動距離を3画素分とすることができるため、連続領域に粒子がランダムに残ってしまうのを防ぐことが可能となる。なお、画素563、564、565の何れかを白表示に変更してもよい。
なお、ステップ112、116における特定画素の設定は、例えば予め定めたパターンに従って行うようにしてもよい。例えば、連続画素数Xと特定画素の位置との対応関係を予めメモリ52に記憶しておけば、連続画素数Xから特定画素の位置を容易に求めることができる。
また、一つのセルの長さ(走査電極の長手方向の長さ)が長い場合、特定画素によって連続領域が分割される場合があるが、この場合、各分割領域の長さが略同一の長さとなるよう特定画素を設定することが好ましい。すなわち、略一定周期で特定画素が設定されることが好ましい。
ステップ118では、全ての行について上記の処理が終了したか否かを判断し、終了していない場合には、ステップ106へ戻り、上記と同様の処理を繰り返す。全ての行について上記の処理が終了すると、入力された画像データから駆動用データの生成(変換)が終了する。そして、駆動用データの生成が終了した場合には、ステップ120へ移行する。
ステップ120では、生成した駆動用データに基づいて画像表示媒体10を駆動する。まず、制御装置50は、画像表示媒体10を初期化する。すなわち、粒子を均一化すると共に全面白表示とするべく、全ての走査電極14及びデータ電極20に位相が180度異なる所定パルス数のパルス電圧が各々印加されるように、かつ最後に走査電極14に第1の走査電極用初期化電圧が、データ電極20に第1のデータ電極用初期化電圧が印加されるよう走査電極駆動回路42及びデータ電極駆動回路44に指示する。これにより、基板間の粒子が均一化されて、最後に全ての白色粒子32が表示基板18側へ移動すると共に、全ての黒色粒子30が背面基板28側に移動し、全面白表示となる。
次に、制御装置50は、1行目の走査電極14を指定するための行番号指定信号及び黒表示用である第1の走査電極用ON電圧を指定するための走査電極用電圧指定信号を走査電極駆動回路42に出力すると共に、1行目の黒表示すべき画素に対応するデータ電極20を指定するための列番号指定信号及び黒表示用である第1のデータ電極用ON電圧を指定するためのデータ電極用電圧指定信号をデータ電極駆動回路44に出力する。
これにより、1行目の走査電極14に第1の走査電極用ON電圧が、1行目の黒表示すべき画素に対応するデータ電極20に第1のデータ電極用ON電圧が印加され、その画素が黒表示される。また、これ以外の電極についてはOFF電圧が印加される。
次に、制御装置50は、1行目の走査電極14を指定するための行番号指定信号及び図5(A)に示すような走査電極用パルス電圧を指定するための走査電極用電圧指定信号を走査電極駆動回路42に出力すると共に、1行目の赤表示すべき画素に対応するデータ電極20を指定するための列番号指定信号及び図5(B)に示すようなデータ電極用パルス電圧を指定するためのデータ電極用電圧指定信号をデータ電極駆動回路44に出力する。
これにより、赤表示すべき画素に対応したデータ電極20と走査電極14との間には、図5(C)に示すような粒子除去用の交番電圧が印加される。また、これ以外の電極についてはOFF電圧が印加される。
なお、赤表示すべき画素が連続している場合、その連続領域の中央の画素について先に粒子除去用の交番電圧を印加し、その後連続領域内の全ての画素について粒子除去用の交番電圧を印加することが好ましい。例えば図10(B)に示すように、赤表示すべき画素が3個連続している場合、まず中央の画素564について先に粒子除去用の交番電圧を印加し、その後3個の画素563〜565の全てについて粒子除去用の交番電圧を印加する。これにより、連続領域の中央の画素が先に除去されるので、速やかに連続領域内の粒子を除去することができる。
これにより、赤表示すべき画素に対応したデータ電極20と走査電極14との間の粒子は基板間を往復運動しながら他の画素の領域、すなわち白表示又は黒表示の画素の領域へ移動する。このため、着色層22が露出することにより赤色が表示される。
そして、2行目以降についても上記と同様の処理を繰り返すことにより、順次ライン画像が表示され、画像を表示させることができる。
なお、上記では全面白表示にした後に、各行毎に黒表示後に赤表示させるシーケンスとしているが、赤表示後に黒表示させるシーケンスでもよい。
このように、本実施形態では、赤表示すべき画素が連続した場合、すなわち粒子を除去すべき領域の画素数が多くなった場合には、その画素数が設定上限値n以下又は設定上限値m以下となるように特定画素を設定して黒表示又は白表示に置換するため、赤表示すべき領域に粒子がランダムに残ってノイズとして認識されてしまうのを防ぐことができ、画質が劣化するのを極力防ぐことができる。
ところで、赤表示すべき画素が連続する連続領域内に特定画素を設定して連続領域を分割した場合、その分割された領域の粒子の一部が特定画素の領域に集まるが、元々特定画素は赤表示すべき画素であるので、その面積は極力小さいことが好ましい。
そこで、他のデータ電極よりも幅を細くしたデータ電極を混在させた構成としてもよい。この場合、幅を細くしたデータ電極を優先的に特定画素として設定するようにすることが好ましい。これにより、特定画素を目立たなくすることができ、さらに画質の劣化を抑えることができる。
また、本実施形態では、電極の配置が単純マトリクス構造の画像表示媒体に画像を表示させる場合について説明したが、例えば電極の配置がアクティブマトリクス構造の画像表示媒体であっても、本発明を適用可能である。
画像表示媒体の断面図である。 電極の配置及び間隙部材の形状を示す平面図である。 (A)は白表示から黒表示するときの濃度特性を示す線図、(B)は黒表示か (A)は各電極に印加するON電圧及びOFF電圧について説明するための図、(B)は、各電極にON電圧又はOFF電圧を印加したときの各位置に印加される電圧について説明するための図である。 除去駆動の際に印加される電圧の波形図である。 画像表示装置の概略構成図である。 間隙部材配置データの例を示す図である。 制御装置で実行される制御ルーチンのフローチャートである。 粒子の移動距離について説明するための図である。 特定画素の設定について説明するための図である。
符号の説明
10 画像表示媒体
14 走査電極(第2の電極)
18 表示基板
20 データ電極(第1の電極)
22 着色層
28 背面基板
30 黒色粒子
32 白色粒子
34 セル
36 間隙部材
40 駆動装置
42 走査電極駆動回路(電圧印加手段)
44 データ電極駆動回路(電圧印加手段)
46、48 電源回路
50 制御装置(検出手段、制御手段)
52 メモリ

Claims (6)

  1. 少なくとも透光性を有する表示基板と、前記表示基板と間隙をもって対向する背面基板と、予め定めた所定方向に沿って並置された複数の第1の電極と前記第1の電極と対向して配置された第2の電極との間に画像データに応じた電圧が印加されることにより、前記表示基板と前記背面基板との基板間に形成された電界に応じて移動するように当該基板間に封入され、かつ前記背面基板に設けられた着色層の色と異なる少なくとも一種類の粒子群と、前記基板間を、前記第1の電極を複数含むセルに仕切る間隙部材と、を備えた画像表示媒体を駆動する駆動装置において、
    前記第1の電極と前記第2の電極との間に電圧を印加する電圧印加手段と、
    前記着色層の色を表示すべき画素が予め定めた上限値を越えて連続する連続領域を前記画像データに基づいて検出する検出手段と、
    前記連続領域が検出された場合に、前記連続領域における前記着色層の色を表示すべき画素の画素数が前記上限値以下となるように、前記連続領域内の特定画素に前記粒子群の色を表示させるように前記電圧印加手段を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像表示媒体の駆動装置。
  2. 前記間隙部材の配置に関する間隙部材配置データを記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記間隙部材配置データに基づいて、前記連続領域に前記間隙部材が隣接する画素が含まれるか否かを判断し、前記間隙部材が隣接する画素が含まれる場合には、前記連続領域における前記着色層の色を表示すべき画素の画素数が前記上限値よりも小さい所定値以下となるように、前記特定画素を定めることを特徴とする請求項1記載の画像表示媒体の駆動装置。
  3. 前記制御手段は、前記連続領域が前記特定画素によって分割された分割領域の長さが略同一となるように、前記特定画素を定めることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像表示媒体の駆動装置。
  4. 前記複数の第1の電極は、ライン状の複数のデータ電極が並置されたデータ電極群であり、前記第2の電極は、前記データ電極に交差するライン状の複数の走査電極が並置された走査電極群であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像表示媒体の駆動装置。
  5. 前記データ電極群は、他のデータ電極よりも電極幅が小さいデータ電極を含み、前記制御手段は、前記電極幅が小さいデータ電極に対応する画素を優先して前記特定画素として定めることを特徴とする請求項4記載の画像表示媒体の駆動装置。
  6. 少なくとも透光性を有する表示基板と、前記表示基板と間隙をもって対向する背面基板と、予め定めた所定方向に沿って並置された複数の第1の電極と前記第1の電極と対向して配置された第2の電極との間に画像データに応じた電圧が印加されることにより、前記表示基板と前記背面基板との基板間に形成された電界に応じて移動するように当該基板間に封入され、かつ前記背面基板の着色部の色と異なる少なくとも一種類の粒子群と、前記基板間を、前記第1の電極を複数含むセルに仕切る間隙部材と、を備えた画像表示媒体を駆動するための駆動用データを生成する駆動用データ生成プログラムにおいて、
    前記着色層の色を表示すべき画素が予め定めた上限値を越えて連続する連続領域を前記画像データに基づいて検出し、
    前記連続領域が検出された場合に、前記連続領域の画素数が前記上限値以下となるように、前記画像データのうち前記連続領域内の特定画素の画素データを前記粒子群の色の画素データに置換する
    ことを特徴とする駆動用データ生成プログラム。
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