JPH036191A - マルチメディア通信会議装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、通信回線を用いて通信会議を行うマルチメ
ディア通信会議装置に関するものである。

［従来の技術］ 第４図は一般的なマルチメディア通信会議装置の構成を
示す図であり、（１）は本体装置、（２）は高精細文書
画像を入力するスキャナ、（３）は補助入力装置として
のマウスである。

また、（４）は画像を撮影するビデオカメラ、（５）は
画像を描いたり座標位置を入力するタブレット、（６）
は各メディアから入力される画像データを蓄積する記憶
装置としてのファイルである。

更に、（７）は各メディアから入力される画像データを
表示する表示装置としてのデイスプレィ、（８）は操作
信号を出力する操作バットである。

そして、本体装置（１）は、第５図に示すように、画像
データを蓄積するための制御を行うデータ蓄積制御部（
９）、ファイル（６）に蓄積している画像データを検索
するための制御を行うデータ検索制御部（１０）　、デ
ィレクトリのデータベースに対するアクセス要求の制御
を行うディレクトリアクセス部（１１）　、およびディ
レクトリを直接操作して管理を行うディレクトリ管理部
（１２）とから構成されている。

なお、ディレクトリは、第６図に示すようなツリー構造
をしており、ディレクトリ情報は画像データの属性情報
を示す属性（１００）の集合体であるエントリ（１０１
）により整理されている。

それから、本体装置（１）は、第７図に示すように、通
信回線（１３）により相手側の本体装置（１）と接続さ
れている。

次に動作について説明する。

ファイル（６）に蓄積した画像データの属性情報により
ディレクトリを作成して該ディレクトリによってファイ
ル（６）が蓄積している画像データを管理している本体
装置（１）では、会議を開始する前に必要な資料をビデ
オカメラ（４）やスキャナ（２）等から入力してファイ
ル（６）に画像データとして記憶しておくと共に、デー
タ蓄積制御部（９）がディレクトリアクセス部（１１）
を使用して記憶した画像データのディレクトリを作成す
る。

そして、データ蓄積制御部（９）は通信回線（１３）を
介して相手側のマルチメディア通信会議本体装置（１）
にディレクトリ情報を付加した画像データを転送する。

それから、会議を開始すると、説明者は必要な資料をデ
ィレクトリを利用して検索し、自分のマルチメディア通
信会議本体装置（１）のデイスプレィ（７）に表示させ
る。

すると、データ検索制御部（１０）が通信回線（１３）
を介してデイスプレィ（７）に表示している資料のディ
レクトリ情報を相手のマルチメディア通信会議本体装置
（１）に送信し、送信されたディレクトリ情報に基づき
相手側のデイスプレィ（７）にも同じ資料が表示され、
同一の資料を見ながら通信会議を進める。

この際、説明者は蓄積されている画像データのすべての
ディレクトリの一覧表の中から操作バット（８）により
資料の検索を行う。

［発明が解決しようとする課題］ 従来のマルチメディア通信会議装置は以上のように構成
されているので、説明者が画像データを検索する場合、
ディレクトリの階層構造を無視したディレクトリの一覧
表の中から所望のオブジェクトを探さなければならず、
操作性が悪いという課題があった。

この発明は上記のような課題を解消するために成された
もので、ディレクトリのツリー構造を表示して表示され
たディレクトリのツリーから直接通信にかかわるコンピ
ュータΦ端末機等のオブジェクトを選択し得るマルチメ
ディア通信会議装置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係わるマルチメディア通信会議装置は、高精
細文書画像を入力するスキャナと、画像を描く描画装置
と、画像を入力するビデオカメラと、これら各メディア
から入力される画像データを蓄積する記憶装置と、これ
ら各メディアから入力される画像データを表示する表示
装置と、記憶装置に蓄積した画像データの属性情報によ
りディレクトリを作成して該ディレクトリによって記憶
装置が蓄積している画像データを管理し得るディレクト
リ管理部と、表示装置に表示されたディレクトリのツリ
ーから直接通信にかかわるコンピュータ・端末機等のオ
ブジェクトを選択し得る選択手段とを備えている。そし
て、ディレクトリ管理部が作成したディレクトリのツリ
ー構造を表示装置に表示し、表示されたディレクトリの
ツリーから直接通信にかかわるコンピュータ・端末機等
のオブジェクトを選択手段により選択し得るものである
。

［作用］ この発明におけるマルチメディア通信会議装置は、ビデ
オカメラやスキャナ等から画像を入力してファイルに画
像データとして記憶しておくと共に、データ蓄積制御部
が記憶した画像データのディレクトリを作成する。

そして、ディレクトリ管理部が作成されたディレクトリ
のツリー構造を表示装置に表示し、表示されたディレク
トリのツリーから直接通信にかかわるコンピュータ・端
末機等のオブジェクトを選択手段により選択する。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第１図はこの発明の一実施例のマルチメディア通信会議
装置の構成を示す図であり、図において、（９）は画像
データを蓄積するための制御を行うデータ蓄積制御部、
（１０）はファイル（６）に蓄積している画像データを
検索するための制御を行うデータ検索制御部である。

また、（１１）はディレクトリのデータベースに対する
アクセス要求の制御を行うディレクトリアクセス部、（
１２）はディレクトリを直接操作して管理を行うディレ
クトリ管理部、（１４）はディレクトリ管理部（１２）
が作成したディレクトリのツリー構造をデイスプレィ（
７）に表示するディレクトリ表示制御部である。

更に、ディレクトリ表示制御部（１４）には、デイスプ
レィ（７）に表示されたディレクトリのツリーから直接
通信にかかわるコンピュータ・端末機等のオブジェクト
を選択する選択手段としてのマウス（３）および表示装
置としてのデイスプレィ（７）が接続されており、該マ
ウス（３）にはディレクトリのツリーを表示させる左ボ
タンとオブジェクトを指定する右ボタンとがある。

なお、本体装置（１）には前述従来例同様に高精細文書
画像を入力するスキャナ（２）、画像を人力するビデオ
カメラ（４）、画像を描く描画装置としてのタブレット
（５）、操作信号を出力する操作バット（８）等の各メ
ディアが接続され（第４図参照）、かつ通信回線（１３
）を介して相手のマルチメディア通信会議本体装置（１
）が接続されている（第７図参照）。

ついで、本実施例の作用を第３図のフローチャートに沿
って説明する。

なお、ディレクトリの検索に関する操作は全てマウス（
３）により行うものとする。

本体装置（１）では、会議を開始する前に必要な資料を
ビデオカメラ（４）やスキャナ（２）等から入力してフ
ァイル（６）に画像データとして記憶しておくと共に、
データ蓄積制御部（９）がディレクトリアクセス部（１
１）を使用して記憶した画像データのディレクトリを作
成する。

ディレクトリのツリーを表示させる場合は、マウス（３
）の左ボタンを押下げる（ステップｌ）。

すると、マウス（３）からの信号はインタラプタにより
ディレクトリ表示制御部（１４）に通知され、ディレク
トリ表示制御部（１４）はディレクトリ情報のツリーの
表示処理を起動する。

そして、ディレクトリ情報のツリーの表示処理が起動さ
れると、その時にポインタ（２１）が指しているディレ
クトリの属性を持つ全てのディレクトリをディレクトリ
アクセス部（１１）を制御して問い合わせる（ステップ
２）。

それから、問い合わせた結果得られたディレクトリ（２
２）　、　　（２３）　、　　（２４）等をツリーの状
態でデイスプレィ（７）に表示する（第２図参照）（ス
テップ３）。なお、第２図中（Ａ）。

（Ｂ）、　　（Ｃ）はディレクトリの属性を示す。

また、オブジェクトを指定する場合、マウス（３）の右
ボタンを押下げる（ステップ４）。

すると、マウス（３）からの信号はインタラプタにより
ディレクトリ表示制御部（１４）に通知され、ディレク
トリ表示制御部（１４）はオブジェクトのディレクトリ
指定処理を起動する。

そして、オブジェクトのディレクトリ指定処理が起動さ
れると、その時にポインタ（２１）が指しているディレ
クトリの画像データの記憶先アドレス等のディレクトリ
情報をディレクトリアクセス部（１１）を制御して入力
する（ステップ５）。

それから、入力されたディレクトリの画像データの記憶
先アドレスをもとにファイル（６）から画像データを読
み出してデイスプレィ（７）に表示する（ステップ６）
。

更に、相手のマルチメディア通信会議本体装置（１）に
自分と同じ画像を表示させるために、ディレクトリ情報
を通信口１１（１３）を介して相手のマルチメディア通
信会議本体装置（１）に転送する（ステップ７）。

また、選択されたディレクトリを反転表示するようにす
ると、選択されたディレクトリを一層確実に表示するこ
とができる。

なお、上述実施例においては、選択手段としてマウス（
３）を用いて説明したが、これに限らず、タブレット（
５）や操作バット（８）等を選択手段として用いても良
い。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によればディレクトリ管理部が
作成したディレクトリのツリー構造を表示装置に表示し
得るように構成し、かつ選択手段により表示装置に表示
されたディレクトリのツリーから直接通信にかかわるコ
ンピュータ・端末機等のオブジェクトを選択し得るよう
に構成したので、ディレクトリのツリーから直接通信に
かかわるコンピュータ・端末機等のオブジェクトを選択
して、操作性を向上することができ、これにより高性能
なユーザインタフェースを提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるマルチメディア通信
会議装置の構成を示すブロック図、第２図はディレクト
リのツリー検索動作を示す図、第３図は本発明の作用を
示すフローチャート図、第４図は一般的なマルチメディ
ア通信会議装置の構成を示す図、第５図は従来のマルチ
メディア通信会議装置の構成を示すブロック図、第６図
はディレクトリの情報構造を示す図、第７図はマルチメ
ディア通信会議装置の接続状態を示す図である。 図中、（２）はスキャナ、（３）は選択手段、（４）は
ビデオカメラ、（５）は描画装置、（６）は記憶装置、
（７）は表示装置、（１２）はディレクトリ管理部であ
る。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 高精細文書画像を入力するスキャナと、画像を描く描画
   装置と、画像を入力するビデオカメラと、これら各メデ
   ィアから入力される画像データを蓄積する記憶装置と、
   これら各メディアから入力される画像データを表示する
   表示装置と、記憶装置に蓄積した画像データの属性情報
   によりディレクトリを作成して該ディレクトリによって
   記憶装置が蓄積している画像データを管理し得るディレ
   クトリ管理部とを備えるマルチメディア通信会議装置に
   おいて、ディレクトリ管理部が作成したディレクトリの
   ツリー構造を表示装置に表示し得るように構成し、表示
   装置に表示されたディレクトリのツリーから直接通信に
   かかわるコンピュータ・端末機等のオブジェクトを選択
   し得る選択手段を設けたことを特徴とするマルチメディ
   ア通信会議装置。