JPH0360838B2 - - Google Patents

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JPH0360838B2
JPH0360838B2 JP27285486A JP27285486A JPH0360838B2 JP H0360838 B2 JPH0360838 B2 JP H0360838B2 JP 27285486 A JP27285486 A JP 27285486A JP 27285486 A JP27285486 A JP 27285486A JP H0360838 B2 JPH0360838 B2 JP H0360838B2
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JP
Japan
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water
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JP27285486A
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JPS63126495A (ja
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Nozomi Ootake
Haruo Seto
Hiroshi Nakayama
Toyonari Endo
Kazunori Ooba
Michiaki Iwata
Tetsuo Watanabe
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Meiji Seika Kaisha Ltd
Original Assignee
Meiji Seika Kaisha Ltd
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は坑イネいもち病菌を有する新規抗生物
質6257物質およびその製造法に関するものであ
る。 従来の技術および発明が解決しようとする問題点 従来、数多くの抗生物質が発明され、医薬品、
動物用薬品、農薬等の分野で実用化されている。
しかしながらまだ有効な物質が見出されないため
解決されていない医療あるいは産業分野が多く残
されている。 例えば植物病原菌に対する化学療法の分野にお
いても、新しい作用をもつ新規の抗生物質を提供
することは常に要望されている。 本発明者らは以上のような点に着目し、新規な
抗生物質を提供するとともに、その製造法を確立
することによつてこれを解決しようとするもので
ある。 問題点を解決するための手段、作用及び効果 本発明者らは、上述の期待にこたえるべく、イ
ネいもち病に対して防除活性を有する物質の探索
をつづけていたところ、ストレプトミセス属
(Streptomyces)に属するある菌株の培養物中
に、イネいもち病に対して防除活性を示す物質が
生産されていることを見出した。その有効物質を
培養物から単離し、その性状を調べた結果、既知
の抗生物質とは異なる新規な構造を有する物質で
あることを確かめ、この有効物質を6257物質と命
名して、本発明を完成した。本発明による新抗生
物質6257物質は、イネいもち病に対してすぐれた
防除効果を有している。本発明の6257物質はジア
ステレオアイソマーのNa塩として得られ、その
理化学的性状は次の通りである。 1 外観:白色の無定形粉末 2 元素分析値: 炭素39.02%、水素5.93% 窒素12.08%、酸素35.02% ナトリウム6.53% 3 分子量:FAB−MS 328(M+1)+ 4 分子式:C11H18N3O7Na 5 紫外部吸収スペクトル: 末端吸収を示す 6 赤外部吸収スペクトル:第1図に示す通り 7 溶解性: 水に可溶、アセトン、酢酸エチル、ベンゼ
ンに不溶 8 呈色反応: ニンヒドリン、レミユー反応に陽性 坂口反応に陰性 9 旋光度: [α]22 D−27.7゜(C1.0,H2O) 10 融点:166〜168℃(分解) 11 高圧濾紙電気泳動:Rm(gln)0.67 (PH6.4ピリジン−酢酸緩衝液 3500V、15
分) 上記の物理化学的性質及び水素核核磁気共鳴
スペクトル等より6257物質の化学構造は次の通
りと決定された。 本発明の6257物質の抗菌活性を調べると、イ
ネいもち病菌(Pyricularia oryzae)に対して
50μg/mlの濃度で20mmの阻止円径を与える
(ペーパーデイスク法)。また温室内のポツト試
験では100ppmの濃度でイネいもち病に対して
83%の防除活性を示す。 本発明はまた、ストレプトミセス属に属する
6257物質生産菌を培養し、その培養物から6257
物質を採取することを特徴とする新抗生物質
6257物質の製造法を要旨とする。 本発明の方法に使用される6257物質生産菌の
一例としては、本発明者らにより宮城県松島町
の土壌より新たに分離された6257−MC1株が
ある。6257−MC1株の菌学的性状は次の通り
である。 本菌株の基生菌糸はよく分枝しながら伸展
し、桿菌状または球菌状に分断しないが、とき
には単胞子葉の顆粒体を着生する。気中菌糸は
単軸分枝し、直状また波状の10〜50個からなる
胞子鎖を着生する。ときには、胞子鎖の先端が
曲状またはループ状を呈することがあり、菌核
状または胞子塊状の物体を気中菌糸上に形成す
ることがある。胞子は0.4〜0.5×1.0〜1.5μmの
円筒形で、平滑表面、非運動性である。本菌株
は胞子のうを形成せず、全菌体加水分解物中の
ジアミノピメリン酸はLL−型である。 以上の結果から、本菌株はストレプトマイセ
ス(Streptomyces)属に所属される。 本菌株の培養性状と生理的性状は表1と表2
にそれぞれ示す。集落表面の菌叢色は黄色系
列。基生菌糸の裏面色は淡黄色から淡黄橙色、
淡黄茶色、または鈍黄色、鈍黄橙色から灰味黄
茶色である。拡散性色素はメラニン様色素の他
に黄味橙色または黄味茶色の色素を培地の種類
によつて僅少または多量に形成する。 本菌株は中温性で、メラニン様色素を形成
し、炭素源としてイノシトール、L−ラムノー
ス、ラフイノースを同化せず、L−アラビノー
スの同化は実験の度に判定が異なる程度に微弱
である。 バージー氏細菌同定便覧の検索表により、上
述の性状を基準に検索すると、本菌株はS.キサ
ントクロモゲネスが最も近縁種であると推定さ
れた。その種の基準株IFO12828株と本6257−
MC1株を比較観察を行なつた結果、両菌株は
形態、培養、生理的性状ともによく一致した。
そこで本菌株はストレプトマイセス・キサント
クロモゲネス(Strepto−myces
xanthochromogenes)6257−MC1株と呼ぶこ
とにする。なお本菌株はストレプトマイセス・
キサントクロモゲネス6257−MC1株として工
業技術院微生物工業技術研究所に微工研菌寄第
9017号(FERM P−9017)として受託されて
いる。
【表】
【表】
【表】
【表】 本菌株、すなわち6257−MC1株は他の放線
菌の場合にみられるようにその性状が変化しや
すく、たとえば紫外線、エツクス線、放射線、
薬品等を用いる人工的変異手段で変異しうるも
のであり、このような変異株であつても6257物
質の生産能を有するストレプトミセス属の菌は
すべて本発明の方法に使用することができる。
本発明の方法では、6257−MC1株を通常、微
生物が利用しうる栄養物を含有する培地で培養
する。たとえば、炭素源としてグルコース、シ
ユクローズ、デキストリン、澱粉、水あめ、糖
みつ、植物油、動物油等を使用しうる。また、
窒素源として大豆粉、小麦胚芽、ペプトン、肉
エキス、酵母エキス、コーンステイープリカ
ー、硝酸ソーダ、硫酸アンモニウム等を使用し
うる。その他、必要に応じて炭酸カルシウム、
塩化カリウム、燐酸塩等の無機塩類を添加する
ほか、菌の発育を助け6257物質の生産を促進す
るごとき有機物および無機物を適当に添加する
ことができる。 培養法としては、一般の抗生物質生産の方法
と同じく好気的条件下での培養法であれば、い
かなる方法を適用してもよいが、深部培養が最
も適している。培養に適した温度は20〜35℃で
あるが、多くの場合26〜32℃の付近で培養を行
なうのが好ましい。6257物質の生産は振盪培
養、タンク培養共に2〜7日で蓄積が最高に達
する。 本発明の6257物質の検定に当たつては、検定
菌としてイネいもち病菌(ペリキユラリア・オ
リゼー)を用いる生物学的検定法を用いる。寒
天培地上での生育阻止円径は25〜250μg/ml
において濃度の対数と直線関係を示し、15mm〜
38mmの阻止円を与える。 本発明によつて得られる6257物質は酸性の水
溶性物質であり、前述のような理化学的性状を
有するので、培養物から6257物質の採取にあた
つては、その性状を利用して抽出精製すること
ができる。 すなわちアンバーライトIRA−40(OH),
DEAE−セフアデツクスA−25(Cl)等の陰イ
オン交換樹脂、クロマト用活性炭、ダイヤイオ
ンHP−20等の吸着剤、セフアデツクスG−10
等のゲルろ過剤等、これらを適宜組み合わせる
ことにより、高純度の6257物質のナトリウム塩
がジアステレオアイソマーとして得られる。次
に温室内のポツト試験による6257物質のイネい
もち病に対する防除効果を第3表に示した。ま
た本物質は第3表に示した濃度では全く薬害を
示さない。 尚、本物質はマウスによる急性毒性のLD50
は50〜100mg/Kg(i.v)であつた。 第3表 イネいもち病に対する防除効果 6257濃度(ppm) 防除価(%) 200 94 100 83 50 58 25 56 (温室内ポツト試験) 以下に本発明の実施例を示すが、これらは単
なる一例であつて本発明を限定するものではな
い。ここに例示しなかつた多くの変法あるいは
修飾手段を用い得ることはもちろんのことであ
る。 実施例1 6257−MC1株の培養 ストレプトミセス・キサントクロモゲネス
6257−MC1株(微工研受託番号FERM P−
9017)の胞子を、スターチ1%、ポリペプトン
1%、モラーセス1%、肉エキス1% (PH7.2)の液体培地30ml(15ml仕込み、大型
試験管2本使用)に接種し、28℃72時間振盪培
養したものを第1種母とする。これを上記の培
地600ml(500ml容三角フラスコ6本使用)に2
mlずつ接種し、28℃48時間振盪培養し、これを
第2種母とする。グリセリン2.5%、ペプトン
2.0%、炭酸カルシウム0.4%(PH7.2)の組成か
らなる液体培地35に前記の第2種母を接種
し、28℃で78時間通気撹拌培養した(50ジヤ
ーフアーメンター、等量通気、400rpm/
min)。培養終了後、ケイソウ土を濾過助剤に
用いて吸引濾過し、培養濾液22を得た。 実施例2 6257物質の精製 実施例1で得られた培養ろ液22を陰イオン
交換樹脂アンバーライトIRA−401(OH型、2
)に吸着させ、10の水で洗浄後、0.4規定
塩酸水で溶出し、2分画でフラクシヨン2〜
4に活性画分が得られた。得られた活性画分を
苛性ソーダ溶液で中和後、クロマト用活性炭
(200ml、和光純薬製)の塔に通し、活性物質を
通過させる。 この通過液6を1まで濃縮し、塩酸水に
てPH2.0に調整後、クロマト用活性炭(600ml)
の塔に通すと活性物質が吸着される。2の水
で洗浄後、50%アセトン水1.5で活性物質を
溶出し、脱塩した。 得られた溶出液を500mlに減圧濃縮した後、
DEAE−セフアデツクスA−25(400ml、フアル
マシア製)の塔に通し、活性物質を吸着させ
る。1の水で洗浄後、0.05M塩化ナトリウム
溶液で展開すると20ml分画でフラクシヨン61〜
100に活性画分が得られた。この活性画分800ml
をPH2.0に調整後、クロマト用活性炭(200ml)
に吸着させ、水洗後、50%アセトン水で活性物
質を溶出し、濃縮後、凍結乾燥すると、6257物
質の粗粉末が202mg得られた。 この粗粉末202mgを少量の水に溶かし、セフ
アデツクスG−10(800ml、フアルマシア製)の
塔にのせ、水で展開するクロマトグラフイーを
行なつた。溶出液を10mlずつ分画すると、フラ
クシヨン37〜43に活性画分が得られ、これを集
め濃縮、凍結乾燥することにより6257物質のナ
トリウム塩がジアステレオアイソマーとして
120mg得ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の6257物質ナトリウム塩の赤
外吸収スペクトル図(KBr錠剤)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の構造: を有する新規なジペプチド抗生物質6257物質。 2 ストレプトミセス属に属する6257物質生産菌
    を培養し、その培養物から6257物質を採取するこ
    とを特徴とする新抗生物質6257物質の製造法。
JP27285486A 1986-11-18 1986-11-18 新抗生物質6257物質およびその製造法 Granted JPS63126495A (ja)

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