JPH0360504A - 定電流回路 - Google Patents

定電流回路

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JPH0360504A
JPH0360504A JP1196392A JP19639289A JPH0360504A JP H0360504 A JPH0360504 A JP H0360504A JP 1196392 A JP1196392 A JP 1196392A JP 19639289 A JP19639289 A JP 19639289A JP H0360504 A JPH0360504 A JP H0360504A
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JP
Japan
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current
transistor
pnp transistor
pnp
collector
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Pending
Application number
JP1196392A
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English (en)
Inventor
Koichi Matsumoto
幸一 松本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はPNP トランジスタのカレントミラー対を使
用した定電流回路に関し、特に、高集積化に好適の定電
流回路に関する。
[従来の技術] 従来からカレントミラ一対で構成された定電流回路とし
て第3図に示す回路が知られている。
第3図に示すように、PNPトランジスタ4及びTIは
電源3にそのエミッタが共通に接続され、そのベース電
極が相互に接続されたものとなっている。PNP トラ
ンジスタ4は、そのベースとコレクタとが短絡されてお
り、そのコレクタと電源3(負側)との間には抵抗6が
設けられている。
また、PNPトランジスタT1のコレクタと電源3(負
側)との間には電流計A1が設けられている。
このように構成された定電流回路においては、PNPト
ランジスタ4のコレクタ電流が抵抗6の抵抗値により決
定される。また、PNPトランジスタ4とPNPトラン
ジスタT、とがカレントミラ一対を構成しているため、
PNPトランジスタ4及びPNP トランジスタT1の
形状が同一で、且つそのエミッタ面積が等しい場合には
、PNPトランジスタTtにPNP トランジスタ4の
コレクタ電流と等しい電流が流れる。また、PNPトラ
ンジスタT1のエミッタ面積がPNPトランジスタ4の
エミッタ面積の2倍又は3倍となれば、PNP I−ラ
ンジスタT1のコレクタ電流も2倍又は3倍となる。即
ち、PNPトランジスタ4のコレクタ電流が基準電流と
なり、そのベースがPNPトランジスタ4のベースに接
続され、カレントミラ一対を形成する少なくとも1個以
上のPNPトランジスタのエミッタ面積とPNPトラン
ジスタ4のエミッタ面積とに比例したコレクタ電流が各
トランジスタに流れる。これにより、基準電流値に対し
て所定の実数比(例えば、 l対2又は !対0.5)
の電流値を有する定電流回路が構成される。
第4図は前述の従来の定電流回路を更に改良した従来の
別の定電流回路の回路図である。
第4図に示すように、PNPトランジスタT2乃至Tn
は、PNPトランジスタT、と同様に、PNP トラン
ジスタ4とカレントミラ一対を形成しており、そのドレ
インと電源間には電流計A2乃至Aイが夫々設けられて
いる。また、PNPトランジスタ5は、そのエミッタが
PNPトランジスタ4のベースに接続され、そのベース
がPNPトランジスタ4のエミッタに接続され、そのコ
レクタが電源3(負側)に接続されている。
従って、PNPトランジスタ5の電流増幅率(h pg
)をh F116とすると、抵抗6に流れ込む前記カレ
ントミラ一対のベース電流は、第3図の回路に比して、
1/h□5に低減される。これにより、回路の集積化に
伴ってPNP トランジスタ4及びT1乃至T、lのベ
ース電流が増加することによって、PNPトランジスタ
4の基準電流に対して所定の比で設定されたPNP ト
ランジスタT+乃至T0のコレクタ電流に誤差が発生す
ることを防止している。
なお、このような定電流回路を構成するPNPトランジ
スタには、−殻内に、横型PNP トランジスタ(L−
PNP トランジスタ)が使用されている。L−PNP
 トランジスタは、NPNトランジスタ及び抵抗器を基
板上に集積する製造プロセスにおいて、その同一基板上
に容易に集積することができる。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来の定電流回路においては、基準電流と定電
流回路の電流との比が大きくなると、抵抗8へ流れ込む
PNPトランジスタ5のベース電流が大きくなるため、
設定した基準電流と定電流回路の電流との比に誤差が発
生する傾向がある。
そして、この傾向は使用されるPNP トランジスタの
hpuが低下するほど顕著に現われる。
しかしながら、定電流回路に使用されるL−PNPトラ
ンジスタは、集積化においては優れているものの、その
h□が低く、製造条件の変動によりhpgがIO以下に
なる場合がある。また、L−PNPトランジスタはベー
ス電流に対する線形性が悪い。このため、基準電流に対
する定電流回路の所定の電流比を維持することができな
いという問題点がある。
また、hF!+の低下による電流比の変動を抑制するた
めに、定電流回路に縦型PNPトランジスタ(V−PN
P トランジスタ)を使用することが考えられる。V−
PNP トランジスタは、NPNトランジスタと同様に
、L−PNPトランジスタの約10倍のhFE及び優れ
た周波数特性を有する。
しかし、V−PNP トランジスタは、その拡散工程が
複雑であるため、半導体基板上に集積化する場合に、複
雑且つ工程数が多い製造プロセスを選択せざるを得ない
という問題点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
基準電流に対するPNP トランジスタのベース電流の
影響を抑制して、安定した電流を供給することができ、
しかも簡単な製造プロセスによって製造することができ
る定電流回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る定電流回路は、そのエミッタが正電源に接
続された第1のPNP トランジスタと、この第1のP
NP トランジスタのコレクタと負電源との間に接続さ
れ、そのコレクタ電流を決定する手段と、そのエミッタ
が前記正電源に接続され、そのベースが前記第1のPN
P トランジスタのベースに接続され、そのコレクタか
ら定電流を供給する少なくとも1つの第2のPNP ト
ランジスタと、そのエミッタが前記第1のPNPトラン
ジスタのベースに接続され、そのベースが前記第1のP
NP トランジスタのコレクタに接続された第3のPN
P トランジスタと、そのベースが前記第3のPNP 
トランジスタのコレクタに接続され、そのコレクタが前
記第1のPNP トランジスタのベースに接続され、そ
のエミッタが前記負電源に接続されたNPNトランジス
タとを有することを特徴とする。
[作用コ 本発明においては、定電流回路を構成するPNPトラン
ジスタのカレントミラ一対のベース電流がNPNトラン
ジスタのコレクタ・エミッタ電流路を介して負電源に接
続されている。このため、製造工程においてPNP ト
ランジスタのhFgが低下しても、前記NPNトランジ
スタを介してカレン)1ラ一対のベース電流の大部分が
負電源に流れるので、基準電流にカレントミラ一対のベ
ース電流が流入することを抑制できる。従って、定電流
回路は電流値の誤差が抑制され、安定した電流を供給す
ることができる。
[実施例コ 次に、本発明の実施例について添付の図面を参照して説
明する。
第1図は本発明の第1の実施例に係る定電流回路を示す
回路図である。なお、第1図において、第4図と同一物
については同一符号を付してその詳細な説明を省略する
第1図に示すように、PNPトランジスタ4とPNPト
ランジスタTI乃至Tイとによりカレントミラ一対が構
成されている。PNPトランジスタ5は、そのエミッタ
がPNP トランジスタ4のベースに接続され、そのベ
ースがPNP トランジスタ4のコレクタに接続されて
いる。NPNトランジスタ7は、そのコレクタがPNP
 トランジスタ4のベースに接続され、そのエミッタが
電源3(負側)に接続され、そのベースがPNP トラ
ンジスタ5のコレクタに接続されている。
このように構成された定電流回路においては、PNP 
トランジスタ4は、抵抗6の抵抗値に応じた基準電流を
発生させ、PNPトランジスタT1乃至Tflにこの基
準電流に対して適宜の電流比に設定された電流を供給す
る。また、PNPトランジスタ5とNPN トランジス
タフとはインバーテツドダーリントン接続されたトラン
ジスタ対を構成し、PNPトランジスタ4及びPNPト
ランジスタT、乃至Tイの電流源のベース電流を供給し
ている。
また、PNPトランジスタ4及びT1乃至T9のベース
電流の総和工ΣはNPNトランジスタフのコレクタ電流
I。7とPNP トランジスタ5のエミッタ電流I[1
5との和に等しく、下記(1)式にて表される。
工Σ=工。?+IIE5          ・・・(
1)NPNトランジスタフ及びPNP トランジスタ5
のhpF&を夫々h FIIN及びh pFlpとする
と、PNPトランジスタ5のベース電流IB5は下記(
2)式にて表される。
hpgp  @hpuN ここで、PNPトランジスタ4のコレクタ電流をIOA
とし、ベース・エミッタ間の順方向電圧をVB!、4と
し、PNPトランジスタ5のベース・エミッタ間の順方
向電圧をv8゜うとし、電源3の電圧をV3とし、抵抗
6の抵抗値をR6とすると、下記(3)式が得られる。
V3 =VBI14 +Re  (I c4+ I n
+1) +VBE6・・・(3) この(3)式からI04について解くと、I04は下記
(4)式にて表される。
I 04= (V 3− V BI3− V BH3−
Re  ・ I as) / Re ・・・ (4) 更に、PNPトランジスタ4,5のベース・エミッタ間
の順方向電圧VB+!4 + VatsをV81E4→
vBII+5=VB8Pトシテ、前記(4)式に前記(
2)式を代入すると、工。4は下記(5)式にて表され
る。
I C4= (V3−2Vagp ) / Re工Σ hpgp 0hpaN+hytp + 1・・・ (6
) また、同様にして、第4図に示す従来の定電流回路にお
けるトランジスタ5のベース電流より5及び工。4は下
記(6)式及び(7)式にて表される。
IBS=IΣ/(hオ、+l)    ・・・(6)I
 ca= (V3−2 Vamp ) / Re−IΣ
/ (hpl!p + 1)   ・・・(7)このよ
うにして得られた本実施例におけるIC4を示す(5)
式及び従来例におけるI 04を示す(7)式を夫々h
pl+について微分すると下記(8)式及び(9)式が
得られる。
θhFllp   ((hpI!s + 1 )  h
目p+i)2・・・ (8) 前記(8)式及び(9)式はPNP トランジスタのh
ogの変化がIC’4に対して及ぼす影響の度合いを示
している。
ここで、hymn > 1とすると、前記(8)式は下
記(10)式のように整理することができる。
(8)式→IΣ/ ((hpl!s +1)hp肝2十
2hFIIP)  ・・・(10) また、hF□)1であり、且つhp□〉h□2〉1であ
るから、(hpa、4+1 ) hpgp ” +2 
hpgp > (hFgp + 1 ) 2であり、(
7)式く(8)式が常に成り立つ。即ち、本実施例に係
る定電流回路は、従来の定電流回路と比してIc4に対
するhFIlの影響が極めて小さい。
次に、前記(5)式及び(7)式に基づいて、本実施例
及び従来例に係る定電流回路のIC4を求めた。但し、
工Σ” 300μAs VB!!P =0.75V%V
3 = 5v1hpgN=  100、Re :lOk
Ωとした。
先ず、hpap =50である場合には、本実施例にお
いては、I04が約350μAであったのに対し、従来
例においては、I04が約344μAであった。
次に、b+ygp =toである場合には、本実施例に
おいては、IC4が約350μAであったのに対し、従
来例においては、I04が約322μAであった。
このように本実施例に係る定電流回路は、製造工程にお
いてPNPトランジスタのhpgが低下しても、従来の
定電流回路と比して工。4に対するhallの影響が小
さいため、所定の電流比に設定された電流を安定して供
給することができる。
第2図は本発明の第2の実施例に係る定電流回路を示す
回路図である、第2の実施例は定電流回路を構成するP
NP トランジスタのエミッタに抵抗が挿入されている
点が第1の実施例と異なるので、第1図と同一物には同
一符号を付してその詳細な説明を省略する。
第2図に示すように、PNPトランジスタ4及びT、乃
至Tflのエミッタと電源3(正側)との間には夫々抵
抗11及びR1乃至R,、が接続されている。また、P
NPトランジスタ4のコレクタ及びNPNトランジスタ
フのエミッタと電源3(負側)との間には夫々抵抗6及
び13が接続されている。そして、NPNトランジスタ
7のベースと電源3(負側)との間にはコンデンサ12
が接続されている。
このように構成された定電流回路においては、抵抗11
及びR1乃至Rnは基準電流を決定するために設けられ
ている。また、コンデンサ12は回路の発振防止に寄与
しており、抵抗13は耐圧を上げるために設けられてい
る。このため、例えば電流計A、に流れる電流IA1は
下記(11)式にて表される。
即ち、この回路では、R−/ RR−の項によって回路
の電流値を決定することができる。
従って、本実施例によれば、第1の実施例と同様の効果
が得られると共に、PNPトランジスタ4及びT、乃至
Tflのエミツタ面積比のみならず、このエミッタに挿
入された抵抗11及びR□乃至R9の抵抗比によってコ
レクタの電流値を変えることが可能であるため、回路設
計においてその自由度が向上する。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、回路の集積化に伴
って定電流回路を構成するPNP トランジスタのカレ
ントミラ一対のベース電流が増加した場合でも、このベ
ース電流が基準電流に流入することを抑制することがで
きる。また、回路の集積化による複雑な製造工程におい
て、PNPトランジスタのh pgpが低下した場合に
、従来の定電流回路と比してIC4に対するhpgの影
響が小さいため、基準電流の変動を抑制することができ
る。
従って、所定の電流比に設定された電流を安定して供給
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係る定電流回路を示す
回路図、第2図は本発明の第2の実施例に係る定電流回
路を示す回路図、第3図は従来の定電流回路を示す回路
図、第4図は集積化された従来の他の定電流回路を示す
回路図である。 3;電源、4.5.Ts 〜T、; PNP トランジ
スタ、8.11,13.R1〜Rn;抵抗、7; NP
Nトランジスタ、12;コンデンサ、AI〜Afl;電
流計

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)そのエミッタが正電源に接続された第1のPNP
    トランジスタと、この第1のPNPトランジスタのコレ
    クタと負電源との間に接続され、そのコレクタ電流を決
    定する手段と、そのエミッタが前記正電源に接続され、
    そのベースが前記第1のPNPトランジスタのベースに
    接続され、そのコレクタから定電流を供給する少なくと
    も1つの第2のPNPトランジスタと、そのエミッタが
    前記第1のPNPトランジスタのベースに接続され、そ
    のベースが前記第1のPNPトランジスタのコレクタに
    接続された第3のPNPトランジスタと、そのベースが
    前記第3のPNPトランジスタのコレクタに接続され、
    そのコレクタが前記第1のPNPトランジスタのベース
    に接続され、そのエミッタが前記負電源に接続されたN
    PNトランジスタとを有することを特徴とする定電流回
    路。
JP1196392A 1989-07-28 1989-07-28 定電流回路 Pending JPH0360504A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11478578B2 (en) 2012-06-08 2022-10-25 Fresenius Medical Care Holdings, Inc. Medical fluid cassettes and related systems and methods

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11478578B2 (en) 2012-06-08 2022-10-25 Fresenius Medical Care Holdings, Inc. Medical fluid cassettes and related systems and methods

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