JPH0359686B2 - - Google Patents

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JPH0359686B2
JPH0359686B2 JP58184692A JP18469283A JPH0359686B2 JP H0359686 B2 JPH0359686 B2 JP H0359686B2 JP 58184692 A JP58184692 A JP 58184692A JP 18469283 A JP18469283 A JP 18469283A JP H0359686 B2 JPH0359686 B2 JP H0359686B2
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light
solid
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pulse
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Hiroyoshi Fujimori
Tatsuo Nagasaki
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、固体撮像デバイスを用いて生体内あ
るいは機械装置の空洞内を観察し撮像するにあた
り、前記固体撮像デバイスへの入射光を調光する
撮像用自動調光装置に係り、前記固体撮像デバイ
スに連続して入射している光線による信号電荷が
転送中の電荷に加わつて画像がぼけたり、前記光
線が強すぎることによるブルーミング現象を、固
体撮像デバイスの受光時間を制御することにより
防止するようにした撮像用自動調光装置に関す
る。
〔発明の技術的背景〕
一般に、CCD(電荷結合素子)、BBD(バケツト
ブリゲイデイドデバイス)等の固体撮像デバイス
は、感光部、転送部、出力部とに分かれている。
そして、前記感光部は、光のエネルギーを電気信
号に交換して得られた信号電荷を一時的に蓄積
し、転送部は前記感光部で光電変換・蓄積された
信号電荷を出力部に転送する機能を有し、この出
力部では転送された信号電荷を画像信号に変換す
る役割を果たしている。また、転送部の機能を感
光部で行い、転送部と感光部を共用した固体撮像
デバイスも開発されている。
上記のごとき、固体撮像デバイスを用いて画像
をテレビジヨン画面上に表示する場合、例えばフ
レーム転送形デバイスでは、テレビジヨンの1フ
レーム期間(テレビジヨン受像機において1フレ
ームを形成する期間)毎に、入射光による電荷蓄
積および信号電荷の転送を行うための駆動パルス
を固体撮像デバイスに供給する。この駆動パスル
を第1図に示す。すなわち、第1図において、符
号Tはテレビジヨンの1フレーム期間、T1は蓄
積期間、T2は転送期間を示す。転送期間T2は蓄
積期間T1より極めて短く設定されている。これ
は、転送時の読出信号に光電荷信号が混入(スミ
アリング(smearing))することを防止するため
である。
ところで、この蓄積期間T1内に固体撮像デバ
イスに入射する光が強すぎると、過剰電荷が固体
撮像デバイスの所定電極からあふれ、像のにじみ
(ブルーミング現象)が起こる。一方、固体撮像
デバイスからの出力信号には暗電流雑音等の雑音
成分が含まれているため、入射光が弱いと信号対
雑音比が低下するという問題があつた。このた
め、良好な画像を得るためには、入射光量を適正
に制御する必要がある。
そこで、例えば固体撮像デバイスを用いたテレ
ビジヨンカメラ等は、絞りを用いて光量調節が行
なわれている。また、光量に応じ1フレーム期間
内の蓄積期間T1を短縮して制御することが特開
昭50−62518号公報に提案されている。
〔背景技術の問題点〕
一方、内視鏡に固体撮像デバイスを用いた場
合、次のような問題がある。すなわち、内視鏡に
よる観察においては、被検体を内視鏡先端部に設
けた照明手段により照明しているため、被検体の
明るさは、先端部からの距離あるいは、被検体の
表面の体液による反射により大幅に異る。このた
め、光量制御を行なう必要があるが、例えば内視
鏡先端部に絞り装置を設けることは、先端部を大
型化し好ましくない。そこで、光が強すぎるとき
には光源部で照明光の強度を弱め、光が弱すぎる
ときには照明光の強度をさらに増すように手動に
より調整するしかない。しかし、光源容量を増す
ことは、光源装置の容量を増すか、光フアイババ
ンドルを増やさなければならず、前者の方法によ
れば光フアイババンドルのとくに入射端での耐熱
性に問題があり、後者の方法によれば光フアイバ
バンドルの径を大きくしなければならずいずれも
得策ではない。
これらの問題を解決するために、照明光強度を
一定とし、入射光量に応じて固体撮像デバイスの
蓄積期間を変化させることが考えられる。すなわ
ち、第2図に示すように入射光が強い時には蓄積
期間を短く(T1′)、入射光が弱い時には蓄積期間
を長く(T1″)するものである。しかし、蓄積期
間T1を変化させることは、これに応じて1フレ
ーム期間TをT1′あるいはT″に変化させることに
なり、テレビジヨン側の同期信号発生回路を極め
て複雑化し、また、一般のテレビジヨン受像機が
使えなくなる等の欠点を有する。また、内視鏡の
体腔内挿入時、内視鏡の動きが速いときには蓄積
期間を、従つて1フレーム期間をあまり長くしす
ぎると画像のぼけが生じ好ましくない。また、フ
レーム転送形等の固体撮像デバイスは感光部と転
送部とが同一平面上に形成されているため、全体
の面積が感光部の占める面積の略2倍となつて、
医療用および工業用内視鏡の先端部に用いた場
合、先端部の径を大型化するという欠点があつ
た。
一方、ライン転送形では、感光部と転送部とを
共用しているため、全体の面積としてはフレーム
転送形等の撮像デバイスよりも小さくなるため、
特に医療用の内視鏡では有利である。しかしなが
ら、ライン転送形撮像デバイスは、転送期間中
に、連続して入射している照明光による信号電荷
が、もとの転送電荷に混入して電荷を乱し、画像
がぼけるというスミアリング現象を避けることが
困難であつた。このため、照明光の色を順次切り
換えてカラー画像とする色面順次照明方式の内視
鏡等では、各色信号の境で前記スミアリングによ
る混色が避けられなかつた。
〔発明の目的〕
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもの
で、被検体を照明する光を色面順次照明方式によ
り切り換えて撮像する場合において、固体撮像デ
バイスの受光時間を制御することにより、ブルー
ミング防止、スミアリング防止および各色信号の
境で生ずる混色を防止して色再現性の優れた撮像
用自動調光装置を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は固体撮像デバイスの転送期間の間に照
明光の切り換り時間を設定し、この転送期間中
は、固体撮像デバイスへ入射光が受光されるのを
遮断するとともに、蓄積期間における固体撮像デ
バイスの受光時間を、固体撮像デバイスで得られ
る画像信号の各色信号再現特性に応じた出力レベ
ルで制御するようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を医薬用内視鏡に適用した実施例
について説明する。第3図ないし第5図は本発明
の一実施例に係り、第3図は本発明の一実施例に
用いた固体撮像デバイスの説明図、第4図は本発
明の一実施例に係る自動調光装置を示すブロツク
図であり、第5図は第4図の動作を説明するため
の動作説明図である。
本発明の一実施例に用いる固体撮像デバイスと
しては、第3図に示すように転送部を感光部1で
共用したライン転送形固体撮像デバイス2を用い
る。この固体撮像デバイス2は、前記感光部1の
出力部3とに分かれ、感光部1は例えば1ライン
の受光セル群が縦列されたフレームをなし、垂直
方向に出力部3としてのシフトレジスタが設けら
れた構造である。そして、1ラインごとに転送信
号を切り換えて信号を取り出すものである。この
ような固体撮像デバイス2によれば、転送部を設
ける必要がないので、固体撮像デバイスを小型化
でき、内視鏡に適している。ただし、本発明はこ
のようなライン転送形固体撮像デバイスに限定す
るものではない。
次に、本発明の一実施例は、色面順次方式、す
なわち、3原色(赤色、緑色、青色)の各波長の
光を1フレームごとに被検体に照射し、この被検
体からの各波長の反射光を固体撮像デバイスに順
次照射して赤信号、緑信号、青信号の各色信号を
得、これらをそのまま表示したり、NTSCエンコ
ーダで処理した後表示する方式である。以下第4
図の構成を説明する。内視鏡4は細径の挿入部の
先端側に結像用の対物レンズ5が配設され、該対
物レンズ5の結像位置にその感光面が臨むように
固体撮像デバイス2が配設されている。この固体
撮像デバイス2には端子7を介して駆動回路6a
に加えられる蓄積パルス、転送パルス(第1図参
照)等の駆動パルスが印加されている。また、固
体撮像デバイス2と前記対物レンズ5との間に
は、遮光手段8が設けられている。この遮光手段
8は例えば液晶パネルを用いたシヤツタであり、
例えばLowレベルの電圧もしくは電圧を印加し
ないときブラインド状態となるように制御され
る。
次いで、前記固体撮像デバイス2は、3原色の
各波長の光での照明のもとで撮像した各色信号を
プリアンプ6bを介してビテオプロセス部9に導
出している。このビテオプロセス部9は、前記プ
リアンプ6bからの信号を増幅器10を介してマ
ルチプレクサ11R,11G,11Bにそれぞれ供
給している。これらマルチプレクサ11R,11
,11Bはパルス発生器(撮像用ロジツク回路)
13からのゲートパルス13aによつて駆動され
るようになつている。これらマルチプレクサ11
,11G,11Bの1フレーム期間の赤信号、青
信号、緑信号はそれぞれアナログ形フレームメモ
リ12R,12G,12Bに導出されている。これ
らフレームメモリ12R,12G,12Bから各読
み出された信号はカラーテレビジヨン受像機14
に同時に入力して表示されるようになつている。
なお、各フレームメモリ12R,12G,12B
制御するパルスは前記パルス発生器13からのゲ
ートパルス13aを基に形成されている。
前記フレームメモリ12R,12G,12Bから
読み出された各色信号は検出手段15を構成する
第1の加算器16に入力されている。この第1の
加算器16は各色信号を加算した輝度出力を積分
器17に供給し、この積分器17の出力Yはさら
に第2の加算器18の一方の入力端に供給されて
いる。この第2の加算器18の他方の入力端には
色補正回路19からの色補正電圧VRGBが印加され
ている。この色補正回路19は例えば後述する照
明手段の照射する各波長の照明光によつて得られ
る各色信号が適正な色相で表示されるように1フ
レーム期間ごとに各色信号に対応した色補正電圧
VRGBを発生するものである。
この色補正電圧VRGBと前記輝度出力Yとの加算
出力、すなわち第2の加算器18の出力18aは
受光制御手段20を構成するパルス幅変調器21
に入力されている。このパルス幅変調器21には
固体撮像デバイス2の蓄積期間に発生する蓄積パ
ルス21aが端子7′を通して印加されており、
前記第2の加算器18の出力18aに応じて前記
蓄積パルス21aをその立上り時間を変えること
なく所定のパルス幅に変調し、制御パルスCPと
して次段に導出するようになつている。この蓄積
パルス21aが変調された制御パルスCPは、透
遮駆動部22に入力されている。この透遮駆動部
22は前記制御パルスCPを増幅し透遮駆動部2
2aとして前記遮光手段8に印加されている。
一方、内視鏡4の先端部には、前記固体撮像デ
バイス2に臨設してライトガイドフアイバ束23
が設けられている。このライトガイドフアイバ束
23の出射端面には配向レンズ24が接するごと
く設けられている。また、ライトガイドフアイバ
束23の入射端面には例えば光源駆動部25aに
よつて駆動されるキセノンランプ25を用いたス
トロボ装置からの照明光が反射鏡26で反射さ
れ、かつ、この反射光がコンデンサレンズ27お
よび回転フイルタ28を通つて入射されるように
なつている。この回転フイルタ28は、例えば円
形板に赤色、緑色、青色の波長の光を通すフイル
タが等間隔に分割して設けられており、前記コン
デンサレンズ27からの照明光をそれぞれ赤色
光、緑色光、青色光に順次切り換えるようになつ
ている。また、この回転フイルタ28はモータ2
9および伝達機構30を介して回転駆動され、そ
の回転は固体撮像デバイス2の1フレーム期間に
対応するように、例えば前記マルチプレクサ11
,11G,11Bの切り換え駆動に用いたゲート
パルス13aでモータ29を間欠駆動することに
より行なわれている。さらに、回転フイルタ28
は各色の切り換り時間が第5図に示すように固体
撮像デバイス2の転送期間の間になるように(本
実施例では転送期間Trの開始時に一致させてあ
る)設定されている。
以上の構成から成る自動調光装置の動作を第5
図を参照して説明する。ここに、第5図は第4図
の各部動作波形を示し、1フレーム期間Tは第1
図に対応している。この1フレーム期間Tに対応
して回転フイルタ28が回転することにより、各
赤、緑、青の光線が被検体を照射し、この被検体
で反射された各光線が固体撮像デバイス2の感光
部1に当る。これにより、固体撮像デバイス2の
感光部1は各光線による内視鏡を第1図と等価な
蓄積期間の蓄積パルス21aによつて信号電荷と
して蓄積し、転送パルス(転送期間TRの信号)
によつて蓄積した前記信号電荷を転送し、出力部
3から直列データとして出力する。この出力は1
フレーム期間Tごとに赤信号、緑信号、青信号と
して変化する画像信号となる。この画像信号は、
プリアンプ6bおよび増幅器10を介して各マル
チプレクサ11R,11G,11Bに入力され、フ
レーム期間に同期した同マルチプレクサ11R
11G,11Bの時分割的スイツチング動作によ
り、それぞれフレームメモリ12R,12G,12
に入力される。これらフレームメモリ12R,1
G,12Bから読み出された各色信号はテレビジ
ヨン受像機14で表示されるとともに、第1の加
算器16に入力される。この第1の加算器16
は、赤信号、緑信号、青信号入力を加算して積分
器17に導出する。
この積分器17の輝度出力Yを第5図に示す。
輝度出力Yはある基準レベルVLより低下しない
直流電圧であつて、第5図に示すように3フレー
ム期間ごとに電圧レベルY1,Y2,Y3…というよ
うにレベルを更新している。この輝度出力Yを直
接パルス幅変調器21に入力してもよいが、本実
施例では第2の加算器18で色補正回路19から
の色補正電圧VRGBと加算されている。この色補正
電圧VRGBは、第5図に示すように、赤、緑、青の
光線の照射期間に対応して電圧レベルVR,VG
VBを呈するもので、これにより画像信号をテレ
ビ画面上で最適な赤色、緑色、青色の合成された
画像として再現することができる。したがつて、
第2の加算器18の出力18aとしては例えばレ
ベルY1の輝度出力YとレベルVRの色補正電圧
VRGBとが加算されたY1+VRの直流電圧となり、
この電圧はパルス幅変調器21に入力する。
さて、このパルス幅変調器21には蓄積期間に
同期した蓄積パルス21aが印加されているの
で、前記第2の加算器18の出力18aは、この
蓄積パルス21aのパルス幅をその加算出力レベ
ルに応じて可変することができる。この可変され
た蓄積パルス21aは制御パルスCPとして第5
図に示すように形成される。すなわち、制御パル
スCPは、第5図に示すように、例えば加算出力
Y1+VRでパルス幅LW1のパルスを呈し、加算出
力Y1+VGでパルス幅LW2のパルスを呈するとい
うような信号である。これらのパルスの立上り時
刻は、1フレーム期間Tの最初を基準として常に
一定期間TR後に立上るようになつている。この
一定期間TRはフレーム転送形固体撮像デバイス
の転送期間T2(第1図参照)に相当するのもの
で、一般にT2より長くなるものである。なお、
回転フイルタ28は、この転送期間TRの開始時
にストロボランプ25からの照明光を切り換えて
いる。そして、この期間TRの後に、立上つたパ
ルス幅LW1,LW2,LW3…等の制御パルスCPは透
遮駆動部21で増幅され、透遮駆動信号22aと
して遮光手段8の液晶シヤツタに印加される。こ
の液晶シヤツタは制御パルスCPがHighレベルの
期間、すなわち、輝度出力Yと色補正電圧VRGB
の加算レベルに応じた蓄積パルス21aのパルス
幅LW1,LW2,LW3…期間に透明となり、被検体か
らの反射光を固体撮像デバイス2に照射する。そ
して、パルス幅LW1,LW2,LW3…等の期間の後、
制御パルスCPすなわち透遮駆動信号22aは
Lowレベルとなり、液晶シヤツタをブラインド
状態にする。このブラインド状態は、1フレーム
の終了時まで続き、固体撮像デバイス2への入射
光を遮断することができる。つまり、固体撮像デ
バイス2への入射光が強すぎる場合には、該固体
撮像デバイス2で得られる画像信号の出力レベル
が大きくなるので、積分器17はその輝度出力Y
を大きくし、第2の加算器18の加算出力18a
としてはレベル大となる。このレベルが大きいと
き制御パルスCPのパルス幅LW1,LW2,LW3…等
は小さくなり、逆に固体撮像デバイス2の非受光
期間TB1,TB2,TB3…等は大きくなる。したがつ
て、ブルーミング現象が生ずる前に受光を停止す
ることができ、色のにじみが防止され良好な画像
を得ることができる。
また、固体撮像デバイス2が転送を開始する時
間は照明光の色を切り換える時間に一致させてあ
り、かつ、転送期間TRと本来の遮光期間(ブラ
インド状態)とを一致させてあるため、本実施例
のように、照明光の切り換りと同時に前期間に蓄
積した信号電荷を、次の転送期間TRに転送して
読み出す(出力)ことができ、転送終了後は、所
定のパルス幅LW1,LW2,LW3…に基づいて遮光手
段8を透明にし、被検体からの反射光を固体撮像
デバイス2に入射させ蓄積動作を行なわせること
ができる。したがつて、照明光の切り換り時に、
転送中の信号電荷に隣接フレームの色信号が混入
したり、スミアリングを起こしたりすることがな
い。
なお、転送期間TRは各フレームの終りの期間
に設定するようにしてもよい。また、本発明の第
2実施例として第4図の2点鎖線にて示すよう
に、端子31に垂直同期パルスを入力し、その垂
直同期パルスを透遮駆動信号形成回路32に入力
して蓄積パルス21aと等価な信号を作成し、こ
の信号を前記第2の加算器18からの加算出力1
8aでパルス幅変調するように構成してもよい。
この場合には、パルス幅変調器21を省略し、第
2の加算器18の加算出力18aを直接前記透遮
駆動信号形成回路32に入力する。
次に、本発明の第2実施例を第6図に示す。な
お、第4図の要素と同一要素には同一符号を用い
る。第6図は内視鏡4の先端部を示し、ライトガ
イドフアイバ束23の出射端面前方に例えば液晶
シヤツタ等の遮光手段8を設けたものである。こ
の遮光手段8も同様に第4図で説明した受光制御
手段20を構成する透遮駆動部22からの透遮駆
動部22aで遮光および透過されるようになつて
いる。
このような実施例によれば、固体撮像デバイス
2の転送期間TRにライトガイドフアイバ束23
の照明光を遮断し、遮光駆動信号22aのパルス
幅によつて透光期間を制御できるので、ブルーミ
ングを回避し、かつ転送期間TR中の信号電荷に
被検体からの反射光による偽信号が蓄積されると
いうことがない。
こうして、本発明は固体撮像デバイス2の受光
時間を制御することができる。なお、遮光手段8
の位置は、ライトガイドフアイバ束23の入射端
側に設けるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、照明光の
切り換え時間を転送期間に対応して設定し、この
転送期間中は受光を停止するとともに、蓄積期間
中の受光時間を固体撮像デバイスで得られる画像
信号の出力レベルに応じて制御できるので、照明
光の切り換り時の混色およびスミアリングを防止
でき、ブルーミング現象が起きないという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は駆動パルスを示す波形図、第2図は従
来の入射光量に応じて蓄積期間および1フレーム
期間を変化させた場合の駆動パルスを示す波形
図、第3図はライン転送形固体撮像デバイスを示
す説明図、第4図は本発明の第1実施例に係る撮
像用自動調光装置を示す構成図、第5図は第4図
の動作を説明するための動作波形図、第6図は本
発明の第2実施例に係る撮像用自動調光装置の先
端部を示す構成図である。 2……固体撮像デバイス、4……内視鏡、8…
…遮光手段、15……検出手段、16,18……
加算器、17……積分器、19……色補正回路、
20……受光制御手段、21……パルス幅変調回
路、22……遮光駆動部、23……ライトガイド
フアイバ束、25……ストロボランプ、28……
回転フイルタ、32……透遮駆動信号形成回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 生体内または機械装置の空洞内を撮像する固
    体撮像デバイスと、この固体撮像デバイスに電荷
    蓄積および転送を行なわせる駆動パルスを供給す
    る駆動手段と、光源からの照明光を各3原色の波
    長の光に順次切り換える時間が前記固体撮像デバ
    イスの転送期間に対応して設定され、この3原色
    光で被検体を順次照明するようにした照明手段
    と、前記照明光を前記固体撮像デバイスの感光面
    に対して遮光する遮光手段と、前記固体撮像デバ
    イスで得られる画像信号の出力レベルを検出する
    検出手段と、この検出手段の出力に応じて前記遮
    光手段の遮光および透光期間を制御するとともに
    少なくとも前記転送期間中は前記遮光手段を遮光
    状態とする受光制御手段とを具備したことを特徴
    とする撮像用自動調光装置。 2 前記検出手段は、前記画像信号の3原色に対
    応して色補正する色補正電圧と、該画像信号の出
    力レベルとの加算出力で前記受光制御手段を制御
    するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の撮像用自動調光装置。 3 前記遮光手段は液晶シヤツタを用いたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項および第2項の
    うちいずれか1項に記載の撮像用自動調光装置。 4 前記遮光手段はライトガイドフアイバ束の出
    射端側または入射端側あるいは前記固体撮像デバ
    イスの前方に配設したことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の撮
    像用自動調光装置。 5 前記受光制御手段は、固体撮像デバイスに蓄
    積を行なわせる蓄積パルスを前記検出手段からの
    出力でパルス幅変調し、この変調されたパルスで
    前記遮光手段を制御するようにしたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれ
    かに記載の撮像用自動調光装置。 6 前記受光制御手段は、垂直同期パルスから前
    記遮光手段を制御するパルスを形成するようにし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし
    第4項のいずれかに記載の撮像用自動調光装置。
JP58184692A 1983-09-05 1983-10-03 撮像用自動調光装置 Granted JPS6077733A (ja)

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JP58184692A JPS6077733A (ja) 1983-10-03 1983-10-03 撮像用自動調光装置
DE3432393A DE3432393C2 (de) 1983-09-05 1984-09-04 Automatische Abblendvorrichtung für ein Endoskop
US06/647,515 US4622584A (en) 1983-09-05 1984-09-05 Automatic dimmer for endoscope

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JP58184692A JPS6077733A (ja) 1983-10-03 1983-10-03 撮像用自動調光装置

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