JP2644930B2 - 心臓血管内視鏡装置 - Google Patents

心臓血管内視鏡装置

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JP2644930B2
JP2644930B2 JP3126834A JP12683491A JP2644930B2 JP 2644930 B2 JP2644930 B2 JP 2644930B2 JP 3126834 A JP3126834 A JP 3126834A JP 12683491 A JP12683491 A JP 12683491A JP 2644930 B2 JP2644930 B2 JP 2644930B2
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孝司 妻沼
利行 田中
健一 中楯
幸二 田中
恵一 金田
定雄 千吉良
和夫 真田
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Fujikura Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冠動脈などの心臓周
辺の血管内を観察する心臓血管内視鏡装置に関し、心臓
の拍動に起因する観察画像の乱れなどを防止することが
できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】医療用内視鏡は、消化器系を中心に広
く、診断用、治療用に使用されているが、最近血管、尿
管、スイ管などの非常に狭い部位を観察するために用い
られる細径内視鏡が注目されつつある。
【0003】従来、胃壁等の診断に用いられている内視
鏡においては、対物部先端から観察対象物までの距離が
数mm〜数cm離れているため、呼吸運動などによる体
腔内の観察対象物の動きがあっても、診断できるだけの
十分な画像がテレビモニタ上において得られる。
【0004】これに対して、細径内視鏡では、観察対象
領域が非常に狭いため、対物部先端から観察対象物まで
の距離が5mm以下と短くなる。したがって、体腔内の
変動が小さい場合でもテレビモニタの画面上では大きな
変動に増倍され、非常に見づらい画像となる。特に、冠
動脈等においては、心臓の拍動がそのまま伝達されるた
め、画像が拍動に同期して振動したようになり、非常に
見づらいものとなり、診断にさしさわることになる。ま
た、術者がこの画像を長時間見ると一種の船酔い状態と
なるなどの不都合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】よって、この発明にお
ける課題は、心臓の拍動の影響を受けることがなく、安
定な画像が得られる内視鏡装置を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、内視鏡か
ら得られるテレビ画像を心拍数に同期してテレビモニタ
に送り込むようにすることで解決される。具体的には、
光源光を心拍数に同期して断続的にオン/オフして断続
的にテレビ画像を撮影し、テレビモニタに送り出すもの
がある。
【0007】以下、この発明を詳しく説明する。
【0008】図1は、この発明の装置の例を示すもの
で、図中符号1は内視鏡である。内視鏡1の対物部2
は、観察対象物としての心臓3の冠動脈4内に挿入され
るようになっている。また、内視鏡1のイメージガイド
1aの接眼部5はテレビカメラ6に接続され、内視鏡1
の画像がテレビ画像として受像されるようになってお
り、このテレビ画像はテレビモニタ7で表示されるよう
になっている。さらに、内視鏡1のライトガイド1bは
光源8に接続され、対物部2に観察用の光が送られるよ
うになっている。
【0009】図2は、前記光源8を詳しく示したもの
で、この光源8は、ランプ9、反射鏡10、シャッター
装置11および集光レンズ12とから概略構成されてい
る。シャッター装置11は、ランプ9からの光を断続的
にオン/オフして内視鏡1のライトガイド1bに入射す
るもので、3枚のシャッター羽根13,13,13と、
これらシャッター羽根13…を開閉するカム14と、こ
のカム14を回転駆動するモータ15と、このモータ1
5の回転数を制御する制御回路16とから構成されてい
る。
【0010】また、制御回路16は、心臓3の心拍数を
カウントする心電計17に接続されており、この心電計
17は、その複数の電極17a…が心臓3近傍の体表面
に取り付けられており、患者等の状態監視を常時行なう
とともに、その心拍数を制御回路16に出力するように
なっている。
【0011】次に、この内視鏡装置の動作について説明
する。内視鏡1の対物部2を常法により例えば心臓3の
冠動脈4内のアテロームなどの観察対象部位に挿入す
る。これと同時に、心電計17により患者の状態監視が
行なわれるとともに心拍数が光源8の制御回路16に出
力される。制御回路16では、この心拍数信号に対応し
た出力信号をモータ15に送り、モータ15を回転制御
する。これにより、シャッター羽根13…は、心拍数に
同期して開閉することになり、ランプ9からの光は心拍
数に同期して断続的に内視鏡1のライトガイド1bに入
射されることになる。
【0012】したがって、内視鏡1で撮影され、テレビ
モニタ7に映し出される画像は、時間的に断続的なもの
となり、例えば心臓3の拍動の静止時期のみに観察対象
物の画像を映し出し、拍動の脈動時期の画像は映し出さ
ないようにすることが可能となる。このため、テレビモ
ニタ7上の画像は心臓3の拍動によって揺れ動くことが
なくなり、安定したものとなる。よって、診断精度や術
者の操作性が向上する。
【0013】また、ここでの光源光のオン/オフ手段と
しては、上述の例示のものに限られることはなく、例え
ばモータ15に光透過孔が形成された回転円板を取り付
け、この回転円板を心拍数に同期して回転させてランプ
9からの光をオン/オフすることもでき、さらにはラン
プ9としてストロボライトを用い、これを心拍数に同期
させて点滅する方法をとることもできる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の心臓血
管内視鏡装置によれば、テレビモニタ上に映し出される
観察対象物の画像が心臓の拍動に影響されることがな
く、揺れ動きなどのない安定したものとなる。このた
め、診断、治療精度が向上し、術者の内視鏡操作が容易
となり、さらには術者の船酔い現象が防止できるなどの
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の内視鏡装置の例を示す概略構成図
である。
【図2】 図1の要部を拡大して示す構成図である。
【符号の説明】
1…内視鏡、2…対物部、3…心臓、4…冠動脈、5…
接眼部、6…テレビカメラ、7…テレビモニタ、8…光
源、9…ランプ、11…シャッター装置、16…制御回
路、17…心電計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 幸二 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株 式会社 佐倉工場内 (72)発明者 金田 恵一 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株 式会社 佐倉工場内 (72)発明者 千吉良 定雄 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株 式会社 佐倉工場内 (72)発明者 真田 和夫 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株 式会社 佐倉工場内 (56)参考文献 特開 平2−289226(JP,A) 特開 昭59−69032(JP,A) 特開 昭60−77733(JP,A) 特開 昭62−161339(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 心臓周辺の血管に挿入される内視鏡と、
    心臓の心拍数をカウントする心拍カウンタと、前記内視
    鏡に観察用光を入射する光源と、前記内視鏡の画像を撮
    影するテレビカメラと、前記心拍カウンタで得られた心
    拍数に同期して前記光源からの光をオン/オフする手段
    を備えてなる心臓血管内視鏡装置。
JP3126834A 1991-04-30 1991-04-30 心臓血管内視鏡装置 Expired - Fee Related JP2644930B2 (ja)

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JPH04329922A JPH04329922A (ja) 1992-11-18
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WO2018220801A1 (ja) * 2017-06-01 2018-12-06 オリンパス株式会社 内視鏡装置

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JPS5969032A (ja) * 1982-10-15 1984-04-19 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡のストロボ光源装置
JPS6077733A (ja) * 1983-10-03 1985-05-02 オリンパス光学工業株式会社 撮像用自動調光装置
JPS62161339A (ja) * 1986-01-10 1987-07-17 株式会社東芝 内視鏡装置
US4920413A (en) * 1989-02-28 1990-04-24 Olympus Optical Co., Ltd. Blood-vessel endoscope system for storing a frozen picture in synchronization with heart pulsation

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