JPH10191A - 回転立体撮影装置 - Google Patents

回転立体撮影装置

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JPH10191A
JPH10191A JP8153736A JP15373696A JPH10191A JP H10191 A JPH10191 A JP H10191A JP 8153736 A JP8153736 A JP 8153736A JP 15373696 A JP15373696 A JP 15373696A JP H10191 A JPH10191 A JP H10191A
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JP
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image
ray
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contrast
image signal
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JP8153736A
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Masami Shimizu
正己 清水
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】連続回転撮影を一度行うだけで、所望の撮影角
度で撮影した透過X線像の経時的観察を可能にするとと
もに、造影剤が良好に拡散する所望の時刻における透過
X線像の立体的観察や静脈注入法の適用を可能にする。 【解決手段】被検者12の回りを同心円的に同一方向に
連続回転しながら所定の回転角毎に被検者12の透過X
線像を撮影し、その画像データを大容量メモリ54に格
納する。その後、操作器7によって所望の撮影角度を指
令すると、大容量メモリ54に格納した画像データから
その指令された撮影角度に対応する画像データを時系列
的に読み出す。これをテレビモニタ6に出力することに
より、所望の撮影角度で撮影され且つ造影剤の拡がり状
態が経時的に変化する透過X線像が表示される。また、
同一撮影角度で撮影した画像が複数枚得られるため、回
転DSAのリマスキング処理やDSA加算処理によるコ
ントラスト補強ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転立体撮影装置に
係り、特に被検者の回りを回転しながら高速かつ連続的
に被検者の透過X線像を撮影し、動脈から静脈までの血
管系を観察、診断するに適した透過X線像を得る回転立
体撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の回転立体撮影装置は、被検者の
回りを同心円的に連続回転しながら所定の回転角毎に被
検者の透過X線像を撮影し、この透過X線像を示す画像
信号をテレビモニタに出力して再生する。この再生され
た透過X線像は、撮影角度が刻一刻変化するため、人間
の目の残像効果により立体画像として認識される。ま
た、このようにして撮影される一連の透過X線像の中に
は、操作者もしくは医師が所望する被検体の関心領域を
最適な撮影角度で撮影した透過X線像が存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の回転
立体撮影装置においては、回転動作を行いながらX線撮
影を行うため、次のような欠点がある。 1)X線撮影時に血管を良好に認識できるように血管内
に造影剤を注入しながら撮影を行うX線血管造影検査に
おいては、得られる透過X線像が造影剤の血流による拡
がりにより刻一刻変化するため、関心領域を最も的確に
とらえることのできる撮影角度にあるとき、造影剤の拡
がり状態が最も適切な状態になっているとは限らない。
このため造影剤を血管内に注入するタイミングと回転立
体撮影を開始するタイミングを決定するには、この造影
剤の血管内の拡がり具合を予測しなければならず、多く
の経験と勘が必要である。
【0004】2)検査対象となる血管及びその疾患によ
っては、上記造影剤が拡がるようすを、例えば動脈から
注入した場合、動脈が濃染されている状態(動脈相とい
う)から静脈が濃染される状態(静脈相という)まで、
経時的に観察する必要があるが、従来の回転立体撮影で
は、撮影角度が刻一刻変化してしまうため、造影剤のあ
る位相では、所望する撮影角度を大きく逸脱してしま
う。このため従来においては回転立体撮影を実施後、関
心領域を最も的確にとらえることのできる撮影角度を固
定し、通常の回転しない連続撮影によって経時的観察を
行っていた(特開平7−227390号公報参照)。こ
の場合には、被検者に対し、X線被爆の増加と無害とは
いえない造影剤使用量の増加を招くという問題がある。
【0005】3)デジタルサブトラクションアンギオグ
ラフィ(通常、DSAと称す)の手技の1つに静脈注入
法がある。これは通常の血管造影検査で行われるカテー
テルを使用して造影剤を動脈に注入する方法に対し、注
射器等を使用して静脈から造影剤を注入して心臓を経由
して、動脈等の目的とする血管の造影像を得るもので、
切開等を必要としないので比較的手軽に行うことのでき
る血管造影検査方法である。この方法では造影剤が、注
入後、体全体に拡散してしまうため濃度が薄まり、目的
とする血管のコントラストが得難い。そこで、連続する
複数枚のサブトラクション画像を加算(重ね合わせ)し
て、血管コントラストを向上させる演算手法がとられ
る。ところが、従来の回転立体撮影では撮影角度が刻一
刻変化するため上記加算による演算手法がとれず、結果
として静脈注入法には全く不向きであった。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、連続回転撮影を一度行うだけで、所望の撮影角
度で撮影した透過X線像の経時的観察が可能となるとと
もに、造影剤が良好に拡散する所望の時刻における透過
X線像の立体的観察が可能となり、更に回転DSAのリ
マスキング処理やDSA加算処理によるコントラスト補
強ができ静脈注入法を適用することができる回転立体撮
影装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、被検者の回りを同心円的に同一方向に連続
回転しながら所定の回転角毎に該被検者の透過X線像を
撮影し、その透過X線像を示す画像信号を出力するX線
撮影手段と、少なくとも被検者に注入された造影剤が関
心領域に到達する前から到達するまでの間に前記X線撮
影手段から出力される複数回転分の画像信号を、撮影角
度別及び/又は撮影時刻別に読み出し可能に記憶する記
憶手段と、所望の撮影角度及び/又は撮影時刻を指令す
る操作手段と、前記操作手段によって指令された撮影角
度及び/又は撮影時刻に基づいて対応する画像信号を前
記記憶手段から読み出す読出手段と、前記読出手段によ
って読み出された画像信号に基づいて透過X線像を表示
する表示手段と、を備えたことを特徴としている。即
ち、操作手段によって所望の撮影角度を指令すると、連
続回転撮影時に記憶手段に記憶させた画像信号からその
指令された撮影角度に対応する画像信号が時系列的に読
み出される。この読み出された画像信号を表示手段に出
力することにより、所望の撮影角度で撮影され且つ造影
剤の拡がり状態が経時的に変化する透過X線像を表示す
ることができる。また、操作手段によって所望の撮影時
刻を指令すると、連続回転撮影時に記憶手段に記憶させ
た画像信号からその指令された撮影時刻に対応する1回
転分の画像信号を読み出す。この1回転分の画像信号を
順次表示手段に出力することにより、所望の撮影時刻の
透過X線像を立体的に表示することができる。更に、操
作手段によって所望の撮影角度及び撮影時刻を指令する
ことにより、その撮影角度及び撮影時刻に撮影した透過
X線像を示す画像信号を前記記憶手段から読み出す。こ
の読み出した画像信号を表示手段に出力することによ
り、所望の撮影角度及び撮影時刻の透過X線像を表示す
ることができる。
【0008】また、本発明は前記読出手段から読み出さ
れた同一撮影角度に対応する複数の画像信号のうち造影
剤が関心領域に到達する前の画像信号と他の画像信号と
の差を求めることによりサブトラクション画像を示す画
像信号を生成し、また、同一撮影角度の異なる時刻のサ
ブトラクション画像を加算することにより、造影部位の
コントラストを向上させた透過X線像を前記表示手段に
表示させるようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る回転立体撮影装置の好ましい実施の形態について詳説
する。図1は本発明に係る回転立体撮影装置の全体構成
を示すブロック図である。同図に示すように、この回転
立体撮影装置は、主として回転保持装置1、X線管装置
2、イメージ・インテンシファイア(以下、I.I.と
いう)3、テレビカメラ4、画像記憶・処理装置5、テ
レビモニタ6及び操作器7から構成されている。
【0010】回転保持装置1は、図示しない既知の駆動
機構によりその仮想中心を回転中心として正逆方向に回
転するもので、X線管装置2とI.I.3とがその回転
中心を通る直線上に対向して取り付けられている。この
回転保持装置1は、操作器10からの指令を受入する回
転制御装置8によって回転方向、速度、角度等が制御さ
れ、その角度位置はエンコーダ9によって検出される。
【0011】X線管装置2は、テーブル13に載せられ
た被検者12にX線を放射するもので、高電圧装置21
から所定の高電圧が供給されるようになっている。尚、
高電圧装置21には、X線制御装置11からスリップリ
ング22を介してX線の放射タイミング等の制御信号や
電力が供給されている。また、回転保持装置1に搭載さ
れるI.I.3やテレビカメラ4、A/D変換器51に
もX線制御装置11からスリップリング22を介して電
力が供給されている。
【0012】I.I.3は、上記X線管装置2から放射
され被検者12を透過した透過X線像を受入し、その透
過X線像を光学像に変換する。この変換された光学像は
テレビカメラ4によって撮影され、前記透過X線像(光
学像)を示す映像信号としてA/D変換器51に出力さ
れる。A/D変換器51は入力するアナログ映像信号を
デジタル映像信号、即ち、画像データに変換し、この画
像データを光スリップリング41を介して画像記憶・処
理装置5に加える。
【0013】画像記憶・処理装置5は、表示メモリ5
2、D/A変換器53、大容量メモリ54及び中央処理
装置(CPU)55等から構成されている。CPU55
は、表示メモリ52及び大容量メモリ54に対して画像
データの書込/読出制御を行うとともに、大容量メモリ
54から画像データを読み出し、所要の演算処理を行っ
たのちその画像データを表示メモリ52に書き込むもの
で、操作器7の操作に応じた処理を実行する。尚、CP
U55の動作の詳細については後述する。また、表示メ
モリ52は、1コマ分の画像データをビデオレートでリ
ードアフタライトが可能な構成となっている。
【0014】表示メモリ52から出力される画像データ
は、D/A変換器53によってアナログ映像信号に変換
されたのちテレビモニタ6に出力され、ここで透過X線
像として表示される。この回転立体撮影装置は、スリッ
プリング22と光スリップリング41によって回転保持
装置1に搭載された機器が周辺と物理的に切り離されて
いるため、回転保持装置1の回転角度範囲に制約がな
く、所望の方向に360°以上連続的に回転しながら撮
影することができる。
【0015】次に、上記構成の回転立体撮影装置の動作
について説明する。以下の動作例では、被検者12に対
し、回転保持装置1が1秒間に1回転の速さで移動しな
がらn回転の回転立体撮影を行う場合について述べる。
尚、nは、例えば注射器によって造影剤を静脈に注入し
てから造影剤が心臓を経由して動脈等の検査対象となる
関心領域に拡散するまでに必要な十分な時間(n秒)と
なるように設定される。
【0016】さて、操作者が操作器10のスタンバイス
イッチ(図示せず)を操作すると、回転制御器8は回転
保持装置1を回転させ、I.I.3が待機位置P’点に
なるように移動させる。この後、操作者が操作器10の
撮影開始スイッチ(図示せず)を操作すると、回転制御
装置8の働きにより回転保持装置1はA方向に回転を開
始し、P1点に達する直前に所定角速度、即ち360°
/秒の速度まで増速される。P1点に達したことをエン
コーダ9が検出すると、その時点からX線制御装置11
は、例えば4mSのパルス状X線の照射指令をスリップ
リング22を介して高電圧装置21に対して出力し、X
線管装置2からパルス状X線を発生させる。
【0017】ここで、例えばエンコーダ9の角度検出レ
ートが回転保持装置1の1回転当り2880個所で、回
転保持装置1の1回転当り60コマを収集しようとする
場合には、P1点以降、エンコーダ9からの位置検出パ
ルスが、48(=2880÷60)パルス出力する毎
に、即ち、回転保持装置1が6°(=360°÷60)
回転する毎にパルス状X線を発生する。回転保持装置1
の2回転目以降もエンコーダ9の角度検出位置は同一で
あるため、1回転毎に60個所の同一角度位置におい
て、パルス状X線が発生される。
【0018】このパルスX線による被検者12の透過X
線像は、I.I.3で光学像に変換された後、テレビカ
メラ4で撮像される。テレビカメラ4から出力される透
過X線像を示す1コマ分の映像信号は、A/D変換器5
1によって例えば512×512マトリックスのフレー
ム単位の画像データとしてディジタル化され、画像記憶
・処理装置5の表示メモリ52に記憶されるとともに、
CPU55を介して大容量メモリ54に記憶される。以
下、前述のように1回転当たり60コマをX線照射に同
期して連続的に撮影を行い、表示メモリ52の記憶内容
は順次入力する画像データによって更新されるととも
に、大容量メモリ54は、図2に示すように順次入力す
る画像データを、撮影角度情報(P1〜P60)及び撮
影時刻情報(1、2、…、n)とともに記憶する。
【0019】この表示メモリ52に記憶された画像デー
タは、D/A変換器53を介して映像信号に変換され連
続的にテレビモニタ6に出力され、ここで透過X線像と
して表示される。この表示される画像は、各コマ画像毎
にX線照射方向が異なっているため(前例では60通
り)、人間の目の残像効果により立体画像として認識さ
れる。
【0020】n回転(n秒間)の一連の連続回転立体撮
影が終了すると、操作者もしくは医師等の被検者12に
対し診断を行う者は、所望する画像を表示・観察するた
めに操作器7を介して画像記憶・処理装置5に対して適
宜の指令を与え、画像記憶・処理装置5のCPU55は
連続回転立体撮影により得られた画像データに対し、次
のような各種の処理を実行する。
【0021】1.回転DSAのリマスキング処理を行う
場合 複数回転分の画像を収集してから造影剤注入装置14に
より造影剤を注入し、造影剤を注入する前の画像(以
下、マスク像という)と、造影剤の注入後の画像(以
下、造影像という)を示す画像データを前記大容量メモ
リ54に格納する。ここで、同一角度のマスク像が複数
枚得られるため、サブトラクション処理を行う際に最も
アーチファクトの少ないマスク像を選択する。
【0022】そして、同一角度のマスク像と造影像との
差を求めることにより、時間的変化のない骨や軟部組織
の像を除去して造影剤が入った血管像(サブトラクショ
ン像)を抽出する。このようにして求めたサブトラクシ
ョン像を示す画像データを表示メモリ52に書き込み、
その書き込んだ画像データをD/A変換器53を介して
テレビモニタ6に出力することにより、テレビモニタ6
にサブトラクション像を表示させることができる。
【0023】2.同一角度からの経時的観察を行う場合 この場合には、操作器7を操作し、画像記憶・処理装置
5に対して所望の撮影角度を示す指令を与える。いま、
図2に示すように所望の撮影角度に対応した位置Pi
指令すると、CPU55は、その位置Pi の画像を示す
画像データを抽出し、経時的に並べ換えて順次表示メモ
リ52に書き込む。このようにして表示メモリ52に書
き込まれた画像データは、D/A変換器53を介してテ
レビモニタ6に連続的に出力される。
【0024】これにより、造影剤が時々刻々と拡がる所
望の描出角の画像をテレビモニタ6上で観察することが
できる。造影剤の拡がり状態が最も適切な状態になった
時に、操作器7から静止指令を加え、表示メモリ52へ
の新たな書込みを禁止するようにすれば、造影剤の拡が
り状態が最も適切な状態の静止画をテレビモニタ6に表
示させることができる。尚、時間分解能は、回転保持装
置1の回転速度に依存し、1回転/秒の回転速度の場合
には1画像/秒の時間分解能である。
【0025】3.加算処理によるコントラストの補強を
行う場合 前記のようにして得た同一角度での経時的画像データは
幾何学的に同一であるため、例えば造影剤の拡がり状態
が最も適切な状態になった時刻を含む複数枚の画像を加
算することにより、コントラストの良い画像を作ること
ができる。また、サブトラクション像を複数枚加算する
ことにより、造影部位のコントラストを向上させたサブ
トラクション像を作ることもできる。更に、各撮影角度
ごとに前記処理を行い、撮影角度順に連続表示すれば、
コントラスト補正を加えた回転立体撮影像が観察でき
る。
【0026】4.心電同期回転立体撮影を行う場合 この場合には、心電に同期させて回転保持装置1を回転
させる。例えば、心電のR波でP1点を同期させ、パル
スX線を照射すれば、撮影角度毎の心臓の位相が同一と
なり、冠動脈の回転立体撮影を行えば、そのサブトラク
ション像の作成が可能となる。
【0027】5.経時的要素をもった立体画像の再構成
を行う場合 この場合には、操作器7を操作し、画像記憶・処理装置
5に対して所望の撮影時刻を示す指令を与える。いま、
図 2に示すように所望の撮影時刻に対応したj回転目を
指令すると、CPU55は、そのj回転目の1回転分の
画像データを抽出し、これを順次表示メモリ52に書き
込む。このようにして表示メモリ52に書き込まれた画
像データは、D/A変換器53を介してテレビモニタ6
に連続的に出力される。これにより、所望の時刻の立体
画像をテレビモニタ6に表示させるすることができる。
また、撮影時刻を順次変更することにより時間変化を伴
った一連の立体画像を表示させることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る回転立
体撮影装置によれば、連続回転撮影を一度行うだけで、
所望の撮影角度で撮影した透過X線像の経時的観察が可
能となるとともに、造影剤が良好に拡散した所望の時刻
における透過X線像を観察することができる。また、造
影剤が良好に拡散した所望の時刻における立体的観察も
可能となる。更に、同一撮影角度で撮影した画像が複数
枚得られるため、回転DSAのリマスキング処理やDS
A加算処理によるコントラスト補強できるため、静脈注
入法を適用することができ、また心電同期回転DSA撮
影も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る回転立体撮影装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図2】図2は図1の大容量メモリ内に格納された一連
の画像データ群の構成を示す概念図である。
【符号の説明】
1…回転保持装置 2…X線管装置 3…イメージ・インテンシファイア(I.I.) 4…テレビカメラ 5…画像記憶・処理装置 6…テレビモニタ 7、10…操作器 8…回転制御装置 9…エンコーダ 11…X線制御装置 12…被検者 14…造影剤注入装置 22…スリップリング 41…光スリップリング 52…表示メモリ 54…大容量メモリ 55…中央処理装置(CPU)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検者の回りを同心円的に同一方向に連
    続回転しながら所定の回転角毎に該被検者の透過X線像
    を撮影し、その透過X線像を示す画像信号を出力するX
    線撮影手段と、 少なくとも被検者に注入された造影剤が関心領域に到達
    する前から到達するまでの間に前記X線撮影手段から出
    力される複数回転分の画像信号を、撮影角度別及び/又
    は撮影時刻別に読み出し可能に記憶する記憶手段と、 所望の撮影角度及び/又は撮影時刻を指令する操作手段
    と、 前記操作手段によって指令された撮影角度及び/又は撮
    影時刻に基づいて対応する画像信号を前記記憶手段から
    読み出す読出手段と、 前記読出手段によって読み出された画像信号に基づいて
    透過X線像を表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする回転立体撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記読出手段から読み出された同一撮影
    角度に対応する複数の画像信号のうち造影剤が関心領域
    に到達する前の画像信号と他の画像信号との差を求める
    ことによりサブトラクション画像を示す画像信号を生成
    する画像処理手段を有し、該画像処理手段によって生成
    された画像信号に基づいて造影部位のコントラストを向
    上させた透過X線像を前記表示手段に表示させるように
    したことを特徴とする請求項1の回転立体撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理手段は、前記サブトラクシ
    ョン画像を複数枚加算した画像を示す画像信号を生成
    し、該画像処理手段によって生成された画像信号に基づ
    いて造影部位のコントラストを向上させた透過X線像を
    前記表示手段に表示させるようにしたことを特徴とする
    請求項2の回転立体撮影装置。
JP8153736A 1996-06-14 1996-06-14 回転立体撮影装置 Pending JPH10191A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040020520A (ko) * 2002-08-30 2004-03-09 김진곤 3차원 엑스선 영상장치
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WO2019022285A1 (ko) * 2017-07-27 2019-01-31 주식회사 엘로이즈 3차원 스캐닝 장치

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