JP2004121840A - 周期的に運動する器官のct画像形成方法およびこの方法を実施するためのct装置 - Google Patents

周期的に運動する器官のct画像形成方法およびこの方法を実施するためのct装置 Download PDF

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Abstract

【課題】所望の領域に関して運動アーチファクトのないCT画像を形成可能にする。
【解決手段】CT画像形成のために検査すべき生物の身体の周りを移動するX線源を備えたCT装置により生物の周期的に運動する器官のCT画像を形成する方法であって、その器官が休止相および運動相を持つ領域を有し、その器官の異なる領域の休止が異なる時点で発生する器官のCT画像形成方法において、被検体の周りを回転するX線源の少なくとも1回転中かつ運動の少なくとも1周期に等しい持続時間の期間中に、画像形成に用いる多数の投影を撮像し、投影に対応するデータが器官のそれぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたか又は運動相の期間中に得られたかの観点から該データを分析し、器官のそれぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたデータのみを使用して器官の画像を再構成する。
【選択図】図8

Description

 本発明は、CT画像形成のために検査すべき生物の身体の周りを移動するX線源を備えたCT装置により生物の周期的に運動する器官のCT画像を形成する方法であって、器官が休止相および運動相を持つ領域を有し、器官の異なる領域の休止相が異なる時点で発生し、器官の画像を再構成するために、被検体の周りを回転するX線源の少なくとも1回転中にかつ運動の少なくとも1周期に等しい持続時間中に、画像形成に用いる複数の投影を撮像する、周期的に運動する器官のCT画像形成方法に関する。さらに、本発明はこの方法を実施するためのCT装置に関する。
 冒頭に述べた如き方法は、例えば心臓を休止相で示す心臓CT画像を形成する場合に適用される。
 公知の方法により、例えば石灰化指数(Calcium Scoring)の決定や冠状血管における狭窄症探査が可能であるほど僅かしか運動アーチファクトを持たない冠状血管のCT画像を形成することは一般には可能でない。このような検査のために運動アーチファクトのないCT画像内に撮像されなければならない心臓領域は、右冠動脈(RCA=Right Coronary Artery)、左大動脈(LM=Left Main)、左回旋枝(LCX=Left Circumflex)および左前下行枝(LAD=Left Artery Descendent)である。上記の4つの領域については1つの心周期中の空間運動の速度および位相が異なる。
 心臓の拡張相の状態は、例えば検査中に取得された患者の心電図信号から評価することができ、心室とLMおよびLADは心拡張期中には十分に静止しており、心臓の運動アーチファクトのない表示に必要なデータを心電図同期にてアキシャルスキャンの形で取得することは通常行われている進行形式である。さらに、まずデータを取得し、このデータ取得と同時に、リトロスペクティブに心電図信号により心拡張期中に取得したデータを求めるために心電図信号を記録し、これらのデータに基づいて画像を再構成することが知られている。
 心拡張期中に求めたデータに基づく心臓画像の再構成は一般にRCAおよびLCXの鮮明な写像を可能にしない。なぜならば、それらの運動は心拡張期において著しいことがあり得るからである。ただ電子線ビーム型コンピュータ断層撮影装置(EBT)を用いてのみ、この装置における1断層当たりの短いスキャン時間(100ms)により、時には、前述の4つの血管が僅かしか運動をしない心周期の1つの位相内に1つの測定インターバルを見つけ出すことができる。もちろん、高い脈拍数を持つ患者については大概うまくいかない。1断層当たり330msを下回らないスキャン時間を有する今日では通常の在来のCT装置によると、低い脈拍数を持つ患者についてすら、上述の全ての領域が比較的僅かの運動を有する測定インターバルを見つけ出すことは不可能である。
 本発明の課題は、冒頭に述べた種類の方法を、所望の領域に関して運動アーチファクトのないCT画像を形成することが可能であるように構成することにある。さらに、本発明の他の課題は、かかる方法を実施するためのCT装置を提供することにある。
 方法に関する課題は、本発明によれば、CT画像形成のために検査すべき生物の身体の周りを移動するX線源を備えたCT装置により生物の周期的に運動する器官のCT画像を形成する方法であって、器官が休止相および運動相を持つ領域を有し、器官の異なる領域の休止相が異なる時点で発生する器官のCT画像形成方法において、
a)被検体の周りを回転するX線源の少なくとも1回転中かつ運動の少なくとも1周期に等しい持続時間中に、画像形成に用いる複数の投影を撮像をし、
b)投影に対応するデータを、このデータが器官のそれぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたか又は運動相の期間中に得られたかの観点から分析し、
c)器官のそれぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたデータのみを使用して器官の画像を再構成する
ことによって解決される。
 従って、本発明による方法によれば、明らかに、器官の任意の領域を休止相で表示する器官のCT画像を形成することが可能である。それゆえ、心臓の場合、心臓の特有の休止相で全ての関心血管を表示することが可能である。必要なら、種々の心位相(心時相とも呼ばれる)において再構成されたCT画像により、休止相における個別の血管を表示するCT画像に基づいて全ての血管についての総合診断が可能である。必要な投影は、例えば1列又は複数列の検出器要素を備えた検出器システムを有するCT装置により撮影されるスパイラルスキャンから得られる。
 本発明による変形例によれば、投影に対応するデータの分析は、器官の複数の関心領域に関して、該データが器官のそれぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたか又は運動相の期間中に得られたかの観点から該データを分析することを含み、器官の全ての関心領域に関して、器官のそれぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたデータのみを使用して器官の1つの画像がそれぞれ再構成され、器官の全ての関心領域をそれぞれの休止相で含んでいる画像が、器官の個々の関心領域における休止相を表わす画像から形成される。従って、このようにして得られた画像は、全ての関心領域を、つまり例えば心臓の上述した4つの動脈をそれぞれの休止相で表示し、従って唯一の画像では利用できない情報を提供する。
 どのデータが器官の関心領域における休止相の期間中に得られ、どのデータが器官の関心領域における運動相の期間中に得られたかを識別するために、本発明の変形例によれば、器官の関心領域を表示する画像範囲について一連の短い連続するテスト画像における運動アーチファクトが検出される。その場合、器官のそれぞれの関心領域を表示する画像範囲において少なくともほぼ運動アーチファクトのないテスト画像に寄与したデータが、器官のそれぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたデータとして見なされる。その場合、線状アーチファクトおよび/または二重輪郭が運動アーチファクトを示唆するものとして考慮することによって、運動アーチファクトを検出することができる。しかしながら、運動アーチファクトの検出は連続するテスト画像の減算によって得られた差像に基づいて行なうこともできる。必要なテスト画像を速やかに使えるようにするために、テスト画像の再構成は低減した計算パワーおよび/または分解能でおよび/または部分回転再構成として行なわれる。
 運動アーチファクトを基にした休止相および運動相の検出のための代替として、画像形成に用いられる複数の投影の撮像と同時に、器官の周期的な運動を反映する生理学的関数を表わす信号の検出が行なわれる。投影に対応するデータが器官の関心領域における休止相の領域内で得られたか又は運動相の領域内で得られたかの観点から行われる該データの分析は、生理学的関数を表わす信号の時間的経過に対するデータの時間的割り付けを含む。それぞれの関心領域が休止相にあることを示す信号の経過を有する時間インターバル中に得られたデータが、器官のそれぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたデータとして見なされる。従って、生理学的関数を表わす信号を基にして、後で、それぞれの関心領域を休止相で表わすデータが選択され、かかるデータのみが画像再構成に利用される。
 それにともない、心臓のCT画像を形成する場合、本発明の変形例によれば、投影の撮像中に生物の心電図が検出され、心臓のそれぞれの関心領域に関して、それぞれ2つの連続する心電図R波の間にある利用可能な少なくとも1つの時間インターバルが同定される。その利用可能な時間インターバル中に得られたデータは、心臓のそれぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたものとして見なされ、画像再構成のために利用される。
 心臓活動の周期時間は一定ではないことから、本発明の変形例によれば、利用可能な時間インターバルとして、それぞれの心周期の予め与えられた第1の部分をそれぞれの心周期を導入する心電図R波の後に開始しそれぞれの心周期の予め定められた第2の部分に等しい持続時間を有する時間インターバルが同定される。
 患者への被曝線量をできるだけ少なくするために、本発明の変形例によれば、生理的関数を表す信号に対して閾値基準が設定され、その閾値基準が満たされた際に器官のそれぞれの関心領域が休止相にあり、画像形成に必要な投影の撮像のために、閾値基準が満たされている時間中のみX線源が作動させられる。
  CT装置に関する課題は、本発明によれば、検査すべき生物の周りを移動するX線源を備えたCT装置であって、CT装置は、検査すべき生物の周りを回転するX線源の少なくとも1回転中かつ生物の周期的に運動する器官における運動の少なくとも1周期に等しい持続時間中に、複数の投影を撮像し、第1の作動様式において、CT装置はテスト画像を投影から再構成し、CT装置は、テスト画像の表示手段と、テスト画像に運動アーチファクトなしのしるしを付すことができる入力手段とを有し、CT装置は運動アーチファクトなしとして同定されたテスト画像を基にして休止相の期間中のデータの取得を可能にする少なくとも1つの利用可能な時間インターバルを同定し、第2の作動様式において、CT装置は画像形成に用いられるデータを取得し、休止相の期間中に取得されたデータのみを画像再構成に利用する解決される。それゆえ、使用者は、多数のテスト画像のもとに運動アーチファクトのないテスト画像を選択することができる。このようにして選択されたテスト画像に基づいて、CT装置は、休止相の期間中のデータを取得することのできる少なくとも1つの利用可能な時間インターバルを同定し、画像再構成に利用する。
 以下において、実施例および添付された概略図に基づいて本発明をさらに詳細に説明する。図1および図2は心臓の休止相の異なる2つの領域を具体的に示すCT画像であり、図3乃至図7は1心周期内における心臓の異なる領域の運動速度を表示する定性的ダイアグラムであり、図8は患者の心電図信号の経過と図3乃至図7による心臓の異なる領域に適した再構成位相を示すダイアグラムであり、図9は部分的にブロック図を含む本発明による方法を実施するためのCT装置を示す概略図である。
 図1および図2から明らかのように、それぞれ考察されているスライス面における冠状血管および心室の空間運動は1心周期内で速度および位相がさまざまに変化する。図1および図2は心臓の同一のスライス面を示すが、しかしながら図1および図2のそれぞれの基礎になっているデータは1つの心周期内の異なる期間内に得られる。例えば、図1は心周期の全期間の約30%後に開始し心周期の全期間の約70%後に終了する心拡張期の休止相(30%〜70%Rインターバル)を示す。図2は心収縮期の収縮相(80%−120%RRインターバル)を示す。両画像は250ms時間分解能で再構成されている。
 図1に基づいて明白に認識できるように、心拡張期において心臓全体は左心室の領域が鮮明に見えるのに対して、RCAの表示は運動に起因する不鮮明によって強く影響されている。
 これに対して、心収縮期において再構成された図2による画像は、RCAを鮮明に示しているのに対して、左心室のまわりの領域は運動アーチファクトをともなっている。
 従って、左心室とRCAとは明らかに位相がずれた運動をしている。これは他の冠状血管についても当てはまり、CXとRCAとはほぼ同相で運動し、これに対してLMとLADとは左心室とほぼ同相で運動する。
 これは図3〜図7において改めて具体的に示されており、これらの図は定性的ダイアグラムの形で心周期の期間中、すなわち心電図の2つの互いに隣り合うR波の間の期間中における心臓の異なる領域の運動速度を表示している。それぞれの領域の瞬時運動速度と最大運動速度との商(V/Vmax)が%で定めた心周期の期間(%RR)にわたって描かれている。
 全ての関心領域をアーチファクトなしに表示するためには、3図〜図7によれば、30%RR位相〜60%RR位相のみが考慮の対象となるが、しかしながら、この位相は特に高い脈拍数についてはCT画像(コンピュータ断層撮影画像)の再構成に必要な全ての投影を撮影するためには十分ではない。
 本発明による方法によれば、今や、心臓の全ての関心領域を唯一の測定インターバル中に撮像しようとはしない。むしろ、第1の解決原理によれば、
a)心臓の回りを回転するX線源の少なくとも1回転中かつ少なくとも心周期の1周期に等しい持続時間中に、画像形成に用いる複数の投影を撮像し、
b)投影に対応するデータを、このデータが心臓のそれぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたか又は運動相の期間中に得られたかの観点から分析し、
c)器官のそれぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたデータのみを使用して器官の画像を再構成する、
ことが提案される。
 心臓の上述の領域に関しては、図8から明らかのように、特殊な再構成のために、LADおよびLMについては(δ1,ε1)、RCAおよびLCXについては(δ2,ε2)という2つの異なるインターバルが使用される。この場合、δnは心周期を導入するR波の発生に関連して始点を定め、εnはRRサイクルの期間ΔTRRに関連してインターバルの期間を定める。
 図9には既述の方法を実施するためのCT装置が概略的に示されている。
 CT装置は、X線ビーム束2を送出するX線源1と、z軸方向に1つ又は複数の連続する列の個別検出器、例えば512個の個別検出器からなる検出器3とから構成されている。X線ビーム束2が出るX線源1の焦点は4で示されている。1列の個別検出器が動作するのか、それとも複数列の個別検出器が動作するのかに応じて、図9に示されていない第1ビーム絞りにより、X線ビーム束はファン状か、それともピラミッド状もしくは円錐状に絞り込まれる。
 被検体、図示の実施例では人間の患者5が、ガントリー8の測定開口7を通して延びている寝台6上に寝ている。
 ガントリー8においては、X線源1および検出器3が互いに対向して回転体10に取り付けられている。この回転体10は、zで示され図9の紙面に対して直角方向に延びるCT装置のz軸(これはシステム軸線である。)の周りを回転可能に支持され、α方向における患者5の走査のために、z軸の周りをαで示された矢印の方向に、少なくとも180°(π)にファン角(ファン状のX線ビーム束2の開き角度)を加えた角度(180°+ファン角)だけ回転させられる。その場合に、発電機装置9により作動されるX線源1から出るX線ビーム束2は円形横断面の測定領域を捕捉する。X線源1の焦点4は、z軸上にある回転中心の周りに円形に湾曲した焦点軌道15上を移動する。
 測定ユニット1,3の予め定められた角度位置いわゆる投影角において、いわゆる投影の形で測定値が取得され、検出器3からの対応する測定データは電子コンピュータ11に達する。コンピュータ11は、投影に対応する測定点列から画像点マトリックスの画像点の減弱係数を再構成し、これを表示装置、例えばモニタ12に画像再生し、それによりモニタ12には投影によって捕捉された患者5の断層画像が現われる。
 検出器3が複数列の検出器要素を有する場合、必要ならば、患者5の多数の断層が同時に撮影され、その際に、投影角当たり、活性検出器列の数に相当する数の投影が撮影される。
 ガントリー8に付設された駆動装置13がガントリー8の部分回転又は全回転のために十分であるばかりか、ガントリー8を連続的に回転させるのにも適し、さらに、一方では寝台6およびそれにともなう患者5と、他方では測定ユニット1,3を備えたガントリー8とのz軸方向への相対移動を可能にする別の駆動装置が設けられているならば、いわゆるスパイラルスキャンも実施することができる。
 心臓の検査又は心臓動作のリズムで運動する患者5の身体領域の検査を実施するために、図9によるCT装置はさらに公知の心電図装置17を有する。心電図装置17は、電極(図9には電極の一方が示されていて参照番号18を付されている)を介して患者5に接続することができ、CT装置による検査に並行して被検体のECG信号(心電図信号)を検出するのに役立つ。心電図装置17はECG信号に相当する、とりわけディジタルのデータを供給する。
 心電図装置17の電極は患者5の検査を妨げないように患者5の身体に取り付けられている。
 電子コンピュータ11には、CT装置の操作を可能にするキーボード19およびマウス20が接続されている。さらに、電子コンピュータ11には患者5の心電図を表示することができるモニタ21が接続されている。
 上述のCT装置の本発明による方法に基づく第1の作動様式の場合、操作者がマウス20によりモニタ21上でCT画像内に表示されるべき心臓の領域の休止相に対応する心電図周期の範囲にマークをつける。
 それゆえ、患者5の心電図において、心臓のそれぞれの関心領域に関して、心電図の2つの連続したR波の間にある利用可能な時間インターバルがマークされ、そのうえで電子コンピュータ11は画像再構成時に個々の心周期においてそれぞれ利用可能な時間インターバル中に得られたデータのみを利用する。これらのデータを電子コンピュータ11は休止相の期間中に得られたものと見なす。
 上述のCT装置の場合、電子コンピュータ11は、マウス20によりモニタ21に利用可能な時間インターバルとしてマークした1心周期内の時間インターバルの位置および期間を、一方では心周期を開始するR波と利用可能な時間インターバルの開始との後に経過するそれぞれの心周期の第1部分によって特徴付け、他方では第1部分に続き利用可能な時間インターバルの持続時間に相当するその心周期の第2部分によって特徴付ける。
 このようにして、心周期が変動する場合にも、撮影された投影に対応するデータを、該データが心臓のそれぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたか又は運動相の期間中に得られたかの観点から分析することが可能である。その際、電子コンピュータ11は利用可能な時間インターバル中に得られたデータを休止相の期間中に得られたデータとみなし、既に述べたように該データのみをCT画像の再構成に使用する。
 上記CT装置の代替としての第2の作動様式において、投影に対応するデータの分析は、心臓のそれぞれの関心領域の休止相の期間中に得られたか又は運動相の期間中に得られたかの観点から、テスト画像における運動アーチファクトを検出することに基づいている。
 利用できるデータから時間的に短い連続する多数のテスト画像が再構成され、これらのテスト画像は運動アーチファクトに基づいて分析される。
 これは、電子コンピュータ11が線状アーチファクトおよび/または二重輪郭の存在についてテスト画像を検査し、線状アーチファクトおよび/または二重輪郭の存在を運動アーチファクトを示唆するものとみなすことによって行なわれる。
 続いて電子コンピュータ11は、少なくとも心臓のそれぞれの関心領域を表示する画像範囲において少なくともほぼ運動アーチファクトのないテスト画像に寄与したデータを、心臓のそれぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたものとして考慮し、かかるデータのみを本来の画像再構成に利用する。
 第2の作動様式の変形例では、電子コンピュータ11が連続するテスト画像の減算によって得られた差像を基にして運動アーチファクトを検出する。運動アーチファクトがない場合、差像は理論上いかなる画像情報も持たない。
 テスト画像の再構成のための時間浪費を少なくするためには、電子コンピュータ11がテスト画像の再構成を低減した計算パワーおよび/または低減した分解能で行なうか、および/または部分回転再構成として行なうとよい。
 第2の作動様式に似ている第3の作動様式においては、電子コンピュータ11は本来の画像の再構成に基づいている同じデータから再構成するではなくて、撮影モードに先行したテストモードの期間中に取得されたデータから再構成する。
 撮影モードのできるだけ直前に行なわれるべきテストモードの期間中に、心電図の同時記録のもとで投影が撮像され、これらの投影からテスト画像が再構成され、モニタ12に表示される。操作者はこれらの画像を評価し、心臓のそれぞれの関心領域に関して運動アーチファクトがないと識別した画像にマウス20により印を付ける。このように印を付けられたテスト画像の心電図に対する時間的位置に基づいて、電子コンピュータ11は、ECG信号をもとにそれぞれの関心領域に関して利用可能な時間インターバルを求め、それぞれの関心領域の休止相をはっきり示す。心周期内でのその時間インターバルの位置および持続時間は、既に説明したように、心周期の第1部分および第2部分によって規定することができる。
 続く撮影モードにおいては、本来の画像形成に役立つ投影が撮像され、これらの撮影のうちから、電子コンピュータ11は、それぞれ、既に述べたようにテスト画像を基にして求められた利用可能な時間インターバル中に、つまり関心領域の休止相の期間中に撮影された投影のみを、それぞれの関心領域の画像再構成に利用する。
 患者に不要なX線量が照射されないようにするためには、既述の全ての作動様式において、電子コンピュータ11が、ECG信号に基づいてそれぞれの関心領域が休止相にあるチャンスが大体において存在するときのみX線源1を動作させるモードが選択される。
 このために、電子コンピュータ11は、ECG信号を閾値と比較し、閾値が下回られているときのみX線源1を動作させるように発電機装置9を制御する。
 さらに、全ての作動様式の場合において、心臓の複数の領域に関するデータを、それらのデータがそれぞれの関心領域における運動相の期間中に得られたか又は休止相の期間中に得られたかの観点から分析することができ、その結果、例えば第1および第2の関心領域に関して心臓の第1もしくは第2の関心領域における休止相の期間中で得られた信号のみに基づいてCT画像を再構成することができる。その後、これらの両CT画像は、第1の関心領域も第2の関心領域も休止相で表示されている唯一の画像に統合される。
 このために、電子コンピュータ11が例えば両画像をモニタ12に表示することにより、操作者がマウス20により両画像のうち1つの共通画像に統合されるべき領域をマークすることができ、これに基づいて電子コンピュータ11は統合された画像を表示する。
 もちろん、この進行形式は3つ以上の関心領域についても適用することができる。
 本発明は、以上においては心臓の検査の例で説明したが、しかしながら生物における他の周期的に運動する器官を検査する場合にも適用することができ、本願の枠内における用語“器官”は広義に、つまり身体領域の意味に解釈すべきである。
心臓のCT画像を示す図 図1とは異なる位相における心臓のCT画像を示す図 左心室の運動速度の経過図 RCAの運動速度の経過図 LADの運動速度の経過図 LMの運動速度の経過図 LCXの運動速度の経過図 患者の心電図信号の経過図および心臓の異なる領域の好適な再構成位相を示すための運動速度の経過図 本発明による方法を実施するためのCT装置を示す概略図
符号の説明
 1    X線源
 2    X線ビーム束
 3    検出器
 4    焦点
 5    患者
 6    寝台
 7    測定開口
 8    ガントリー
 9    発電機装置
10    回転体
11    電子コンピュータ
12    モニタ
13    駆動装置
15    焦点軌道
17    心電図装置
18    電極
19    キーボード
20    マウス
21    モニタ

Claims (12)

  1.  CT画像形成のために検査すべき生物の身体の周りを移動するX線源を備えたCT装置により生物の周期的に運動する器官のCT画像を形成する方法であって、器官が休止相および運動相を持つ領域を有し、器官の異なる領域の休止相が異なる時点で発生する器官のCT画像形成方法において、
    a)被検体の周りを回転するX線源の少なくとも1回転中かつ運動の少なくとも1周期に等しい持続時間中に、画像形成に用いる複数の投影を撮像し、
    b)投影に対応するデータを、このデータが器官のそれぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたか又は運動相の期間中に得られたかの観点から分析し、
    c)器官のそれぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたデータのみを使用して器官の画像を再構成する、
    ことを特徴とする周期的に運動する器官のCT画像形成方法。
  2.  投影に対応するデータの分析は、器官の複数の関心領域に関して、該データが器官のそれぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたか又は運動相の期間中に得られたかの観点から該データを分析することを含み、器官の全ての関心領域に関して、器官のそれぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたデータのみを使用して器官の1つの画像がそれぞれ再構成され、器官の全ての関心領域をそれぞれの休止相で含んでいる画像が、器官の個々の関心領域における休止相を表す画像から形成されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3.  投影に対応するデータが器官のそれぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたか又は運動相の期間中に得られたかの観点から行われる該データの分析は、器官の関心領域を表示する画像範囲について一連の短い連続するテスト画像における運動アーチファクトを検出することを含み、器官のそれぞれの関心領域を表示する画像範囲において少なくともほぼ運動アーチファクトのないテスト画像に寄与したデータが、それぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたデータとして見なされることを特徴とする請求項1又は2記載の方法。
  4.  運動アーチファクトを検出する際、線状アーチファクトおよび/または二重輪郭が運動アーチファクトを示唆するものとして考慮されることを特徴とする請求項3記載の方法。
  5.  運動アーチファクトの検出は連続するテスト画像の減算によって得られた差像を基にして行なわれることを特徴とする請求項3又は4に記載の方法。
  6.  テスト画像の再構成が低減した計算パワーおよび/または分解能でおよび/または部分回転再構成として行なわれることを特徴とする請求項3乃至5の1つに記載の方法。
  7.  画像形成に用いられる複数の投影の撮像と同時に、器官の周期的な運動を反映する生理学的関数を表わす信号の検出が行なわれ、投影に対応するデータが器官の関心領域における休止相の領域内で得られたか又は運動相の領域内で得られたかの観点から行われる該データの分析は、生理学的関数を表わす信号の時間的経過に対するデータの時間的割り付けを含み、それぞれの関心領域が休止相にあることを示す信号の経過を有する時間インターバル中に得られたデータが、器官のそれぞれの関心領域における休止相の期間中に得られたデータとして見なされることを特徴とする請求項1記載の方法。
  8.  心臓のCT画像を形成するために、器官の周期的な運動を反映する生理学的関数を表す信号として生物の心電図が検出されることを特徴とする請求項1乃至7の1つに記載の方法。
  9.  投影の撮像中に生物の心電図が検出され、心臓のそれぞれの関心領域に関して、それぞれ2つの連続する心電図R波の間にある利用可能な少なくとも1つの時間インターバルが同定され、その利用可能な時間インターバル中に得られたデータが休止相の期間中に得られたものとして画像再構成に利用されることを特徴とする請求項8記載の方法。
  10.  利用可能な時間インターバルとして、それぞれの心周期の予め与えられた第1の部分をそれぞれの心周期を導入する心電図R波の後に開始しそれぞれの心周期の予め定められた第2の部分に等しい持続時間を有する時間インターバルが同定されることを特徴とする請求項9記載の方法。
  11.  生理学的関数を表わす信号に対して閾値基準が設定され、その閾値基準が満たされた際には器官のそれぞれの関心領域が休止相にあり、画像形成に必要な投影の撮像のために、閾値基準が満たされている時間中のみX線源が作動させられることを特徴とする請求項7乃至10の1つに記載の方法。
  12.  検査すべき生物の周りを移動するX線源を備えたCT装置であって、
     CT装置は、検査すべき生物の周りを回転するX線源の少なくとも1回転中かつ生物の周期的に運動する器官における運動の少なくとも1周期に等しい持続時間中に、複数の投影を撮像し、
     第1の作動様式において、CT装置はテスト画像を投影から再構成し、CT装置は、テスト画像の表示手段と、テスト画像に運動アーチファクトなしのしるしを付すことができる入力手段とを有し、CT装置は運動アーチファクトなしとして同定されたテスト画像を基にして休止相の期間中のデータの取得を可能にする少なくとも1つの利用可能な時間インターバルを同定し、
     第2の作動様式において、CT装置は画像形成に用いられるデータを取得し、休止相の期間中に取得されたデータのみを画像再構成に利用する、
    ことを特徴とするCT装置。
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