JPH0359120B2 - - Google Patents

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JPH0359120B2
JPH0359120B2 JP19990185A JP19990185A JPH0359120B2 JP H0359120 B2 JPH0359120 B2 JP H0359120B2 JP 19990185 A JP19990185 A JP 19990185A JP 19990185 A JP19990185 A JP 19990185A JP H0359120 B2 JPH0359120 B2 JP H0359120B2
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JP
Japan
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weight
fatty acid
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body cleansing
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JP19990185A
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Shojiro Kuryama
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NITSUSAN SETSUKEN KK
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NITSUSAN SETSUKEN KK
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Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 この発明は、全身洗浄剤組成物、とくに夏季お
よび冬季の気温の変化にかかわらず、常に適度な
粘度を保ち、全身を効果的に洗浄し得る全身洗浄
剤組成物に関する。 従来の技術 従来、固形の化粧石鹸を使用して身体を洗う場
合、濡れタオルで石鹸を何回もこすり付けなけれ
ば充分な泡が立たず、従つて非常に面倒で手間が
かかつた。また従来、ボデイシヤンプーを使用す
る場合は、これをスポンジタオルあるいはスポン
ジに含ませなければ豊富な泡立ちができなかつ
た。また化粧石鹸を使用して毛髪を洗うと、毛髪
がきしみ、櫛通りが悪いし、化粧石鹸を用いて湯
水で顔を洗うと、とくに冬季においては顔の皮膚
がつつぱり、化粧水をつける必要があるという問
題があつた。 発明の目的 この発明の目的は、上記の問題を解決し、半透
明の外観を有していて、長期間安定に保存するこ
とができ、また−5℃〜40℃という比較的広い温
度範囲において適度の粘度を有していて、夏期お
よび冬季の気温の変化にかかわらず有効に使用す
ることができ、しかも洗浄力にすぐれているとと
もに、スポンジ等を必要とすることなく、濡れタ
オルに容易になじんで直ちに豊富な泡立ちが生
じ、従つて手間がかからずに非常に便利であり、
また毛髪を洗つてもきしみが生じることなくしつ
とりとして、ヘアーシヤンプーと同等の効果を得
ることができ、さらに洗顔の場合にも顔の皮膚が
つつぱるようなことがなく、すべすべしてなめら
かな感じを与え、化粧水をつける必要がない全身
洗浄剤組成物を提供しようとするにある。 発明の構成 この発明は、上記の目的を達成するために、α
−オレフインスルホン酸塩および脂肪酸塩の混合
物12〜44重量%と、水添卵黄油0.1〜1重量%と、
ステリン誘導体0.05〜0.6重量%と、多価アルコ
ールおよびグリコール類よりなる群の中から選ば
れた少なくとも1種の溶剤1〜10重量%と、一般
(式中、R1は炭素数7〜19のアルキル基または
アルケニル基、R2は水素原子または炭素数1〜
10のアルキル基またはアルケニル基で、R1とR2
との炭素数の合計が8〜20、nは平均1〜15であ
り、かつn=0の含有量が全体の3%以下であ
る) で表わされる1種または2種以上の非イオン性界
面活性剤1〜6重量%と、脂肪酸ジエタノールア
ミド2〜6重量%と、残部水とよりなることを特
徴とする全身洗浄剤組成物を要旨としている。 上記において、α−オレフインスルホン酸塩
は、ヒドロキシアルカンモノスルホン酸塩と、ア
ルケンモノスルホン酸塩と、少量のジスルホン酸
とを混合して使用するのが望ましい。また脂肪酸
塩は、ラウリル酸、ミリスチル酸、パルミチル
酸、ステアリン酸、オレイル酸等の脂肪酸に、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエタノー
ルアミン、ジエタノールアミン等の塩基が結合し
てなるものである。 α−オレフインスルホン酸塩と脂肪酸塩はいわ
ゆる洗浄成分であり、これらの混合物の洗浄剤組
成物中における配合量は、12〜44重量%、好まし
くは23〜26重量%である。ここで、α−オレフイ
ンスルホン酸塩と脂肪酸塩との混合物が12重量%
未満の場合は、洗浄性が劣り、かつ泡立ちが少な
い。また混合物が44重量%を越えると、保存のさ
い安定性が悪くなり、5℃以下の温度で分離す
る。 またα−オレフインスルホン酸塩に対する脂肪
酸塩の配合割合は、10〜50重量%、好ましくは20
〜30重量%である。ここで、脂肪酸塩が10重量%
未満であると、30℃の温度で粘度が50cpsと低く
なり、使用感が悪い。また50重量%を越えると、
5℃の温度で不安定となり、ゲル化するととも
に、脂肪酸塩の性質が多く表われ、通常の石鹸の
使用感と変わりがなくなる。 また上記水添卵黄油の配合量は0.1〜1重量%、
好ましくは0.4〜0.6重量%である。ここで、水添
卵黄油が0.1重量%未満であれば、−5℃の温度に
おいて粘度が急に下がり、不安定な状態となる。
また1重量%を越えると、−5℃の温度において
粘度が急に上がり、やはり不安定な状態となる。 上記ステリン誘導体は、コレステロールまたは
フイトステロールのミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸および牛脂脂肪酸のエステルで
ある。ステリン誘導体の配合量は0.05〜0.6重量
%、好ましくは0.25〜0.35重量%である。ここ
で、ステリン誘導体が0.05重量%未満であれば、
40℃の温度で粘度が下がり不安定な状態となる。
またステリン誘導体が0.6重量%を越えると、40
℃の温度でゲル化して不安定な状態となる。 上記多価アルコールおよびグリコール類よりな
る溶剤は、1,3−ブタンジオール、グリセリ
ン、ソルビートル等の多価アルコール、およびエ
チレングリコール、ヘキシレングリコール、ジエ
チレングリコール等のグリコールよりなるもの
で、これらを1種または2種以上混合して使用す
る。この溶剤の配合量は1〜10重量%である。こ
こで、溶剤が1重量%未満であれば室温20〜30℃
で不安定な状態になり、また10重量%を越えると
−5℃の温度で固まり、不安定な状態となる。 上記一般式で表わされる非イオン性界面活性剤
は1種もしくは2種以上混合して使用する。その
配合量は1〜6重量%、好ましくは2〜4重量%
である。ここで、非イオン性界面活性剤が1重量
%未満であれば、−5℃〜40℃の温度範囲におい
て不安定な状態となり、分離する。また6重量%
を越えると、−5℃の温度で固まり、やはり不安
定な状態となる。 上記脂肪酸ジエタノールアミドは、ヤシ油脂肪
酸および牛脂脂肪酸のジエタノールアミドで、こ
れらは1種または2種混合して使用する。脂肪酸
ジエタノールアミドの配合量は、2〜6重量%、
好ましくは3.5〜4.5重量%である。ここで、脂肪
酸ジエタノールアミドが2重量%未満では、−5
℃〜40℃の温度範囲で不安定な状態となり、6重
量%を越えると、泡切れが悪く、使用感が悪くな
る。 全身洗浄剤組成物は、上記成分に水を加えて最
終的に全体が100重量%となるように調節する。
水の好ましい使用量は34〜83%重量%である。 さらに必要に応じて、組成物に一般の殺菌剤、
香料、パール化剤および色素等を適当量添加する
ことができる。 この発明による全身洗浄剤組成物は、−5℃〜
40℃の温度において平均1100〜1700cpsの安定し
た粘度を有している。これは−5℃〜20℃の間の
温度では、水添卵黄油が洗浄剤成分をゲル化し、
かつコレステリルステアレートが懸濁状態とな
り、これに対し20℃〜40℃の間の温度では、コレ
ステリルステアレートが洗浄剤成分をゲル化し、
かつ水添卵黄油が懸濁状態となる。本発明はこの
関係を利用して粘度を調節することによりすぐれ
た全身洗浄剤組成物を得たものである。 本発明による全身洗浄剤組成分は、半透明の外
観を有し、長期間安定に保存することができる。
また−5℃〜40℃の温度で適当な粘度を有してい
て、冬季および夏季において何ら支障なく全身洗
浄に使用することができるうえに、洗浄力にすぐ
れかつ泡立ちがよく、また洗浄後、皮膚に対して
なめらかな感じを与え得るという特徴を有する。 実施例 つぎにこの発明の実施例を比較例とともに説明
する。 実施例 1 下記の構成を有する本発明の全身洗浄剤組成物
を製造した。なお、各成分は特記のない場合、そ
れぞれの純分の配合割合を示した。 組 成 (1) α−オレフインスルホン酸ナトリウム
18.5重量% (2) ミリスチン酸ナトリウム 7.0重量% (3) 水添卵黄油 0.5 〃 (4) コレステリルステアレート 0.3 〃 (5) グリセリン(85%) 6.0 〃 (6) ポリオキシエチレンオレイルエーテル
(POE7) 2.0 〃 (7) ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド4.0 〃 (8) 防腐剤メチルパラベン 0.1 〃 (9) 香料 適量 (10) 色素 適量 (11)水を加えて全量を100重量%とする。 ここで、POE7は、酸化エチレンの付加モル数
n=7を示す。 上記全身洗浄剤組成物を製造するには、まず上
記(1)〜(8)の成分を混合し、75〜80℃で撹拌して均
一に溶解混合する。ついで撹拌しながら同温度の
水を入れ、その後室温まで冷却する。最後に(9)と
(10)の成分を添加し、均一に撹拌して、全身洗浄剤
組成物を得る。 比較例 1〜6 比較のために上記実施例1の成分の一部を他の
成分に代えて各種全身洗浄剤組成物を製造した。 1 α−オレフインスルホン酸ナトリウムに代え
てミリスチルスルホン酸ナトリウムを使用す
る。 2 水添卵黄油の代わりに卵黄油を使用する。 3 コレステリルステアレートの代わりにコレス
テロールを使用する。 4 グリセリンの代わりにエチルアルコールを使
用する。 5 ポリオキシエチレンオレイルエーテル
(POE7)の代わりにポリオキシエチレンオレ
イルエステル(POE7)を使用する。 6 ヤシ油脂肪酸の代わりにヤシ油脂肪酸モノエ
タノールアミンを使用する。 性能評価試験 実施例1の本発明品と比較例の組成物につい
て、保存安定性、外観、および実際に使用したと
きの洗浄性、泡立ち、洗い上がり等の官能をテス
トした。ここで、全身洗浄剤組成物を実際に使用
するときには、洗面器に約1/5(200〜300ml)の
温水(約40℃)を入れ、これに全身洗浄剤組成物
キヤツプ1杯(約10ml)を加えてよくかきまぜ
る。この水溶液にタオルを浸し、この洗浄剤組成
物の水溶性が付着したタオルをもみながら身体を
洗つた。顔および頭髪を洗う場合は一般の使用方
法と同様に原液をそのまま使用した。 保存安定性試験として全身洗浄剤組成物を各種
温度の恒温室で6ヶ月間保持して、その後の状態
を調べた。ここで、組成物が分離したりあるいは
結晶が析出した場合は不安定とし、状態に変化が
なく、適度な粘性を示す場合は安定とした。また
官能試験として女性20名の対象とし、それぞれ洗
浄性、泡立ちおよび洗い上がりの良悪を調べ、そ
れぞれ良いと答えた人の数を記載した。またとく
に、洗顔および髪洗いのさいの泡立ち、洗浄後に
おける顔の皮膚のつつぱりおよび髪のきしみにつ
いて調べ、それぞれ良好であると答えた人の数を
調べた。 なお、粘度は、ブルツクフイールド回転粘度計
(B型)を用いて30℃の温度で測定した。また起
泡力は、ロスマイルス起泡力試験器により測定し
た。すなわち、全身洗浄剤組成物の試料10gを40
℃の水1000gに溶かして水溶液を泡立て、10秒後
の高さ(mm)を測定した。得られた結果を表に
示した。
【表】 この表の結果から明らかなように、本発明に
よる全身洗浄剤組成物は、比較例の組成物に比べ
て保存安定性、官能および起泡力にすぐれてお
り、かつ洗浄に適した粘度を有している。 実施例 2 下記の組成を有する本発明の全身洗浄剤組成物
を実施例1の場合と同様に製造した。 組 成 (1) α−オレフインスルホン酸カリウム
20.0重量% (2) ステアリン酸カリウム 5.0重量% (3) 水添卵黄油 2.0 〃 (4) フイトステリルパルミテイト 0.25 〃 (5) プロピレングリコール 5.0 〃 (6) ポリオキシエチレンオレイルエーテル
(POE10) 2.0 〃 (7) ラウリン酸ジエタノールアミド 4.0 〃 (8) 防腐剤メチルパラベン 0.1 〃 (9) 香料 適量 (10) 色素 適量 (11)水を加えて全量を100重量%とする。 比較例 7〜11 比較のために上記実施例2の成分中特定のもの
を配合せず、他は同じとして各種洗浄剤組成物を
製造した。 7 水添卵黄油を配合しない。 8 フイトステリルパラミテイトを配合しない。 9 プロピレングリコールを配合しない。 10 ポリオキシエチレンオレイルエーテル
(POE10)を配合しない。 11 ラウリン酸ジエタノールアミドを配合しな
い。 性能評価試験 上記実施例2および比較例7〜11の組成物につ
いて、比較試験を行ない、得られた結果を表に
まとめて示した。
【表】 上記表の結果から明らかなように、本発明品
は全身洗浄剤組成物としてすぐれた性能を有して
いる。 実施例 3 α−オレフインスルホン酸ナトリウムとミリス
チン酸ナトリウムの混合物の配合量を種々変化さ
せ、その他の成分は同じとして実施例1を繰り返
し、各種全身洗浄剤組成物を製造した。これらの
組成物について同様に性能評価試験を行ない、得
られた結果を表にまとめて示した。
【表】 この表の結果から明らかなように、α−オレ
フインスルホン酸ナトリウムとミリスチン酸ナト
リウムの含有量は12〜44重量%であるのが良く、
25.5重量%で最も良い結果が得られている。 実施例 4 つぎに、α−オレフインスルホン酸ナトリウム
に対するミリスチン酸ナトリウムの配合量を種々
に変化させた。なお、両者の合計配合量は実施例
1と同じく25.5重量%とした。そしてその他の成
分は全く同じとして実施例1を繰り返し、各種全
身洗浄剤組成物を製造した。これらの組成物につ
いて同様に性能評価試験を行ない、得られた結果
を表にまとめて示した。
【表】 この表の結果から明らかなように、α−オレ
フインスルホン酸ナトリムに対するミリスチン酸
ナトリウムの配合量は、10〜50重量%、好ましく
は20〜30重量%である。 実施例 5 水添卵黄油の配合量を種々変化させ、その他の
成分は同じとして実施例1を繰り返し、各種全身
洗浄剤組成物を製造した。これらの組成物につい
て同様に性能評価試験を行ない、得られた結果を
表にまとめて示した。
【表】 この表の結果から明らかなように、水添卵黄
油の含有量は、0.1〜1.0重量%であるのが良く、
0.5重量%で最も良い結果が得られる。 実施例 6 コレステリルステアレートの配合量を種々変化
させ、その他の成分は同じとして実施例1を繰り
返し、各種全身洗浄剤組成物を製造した。これら
の組成物について同様に性能評価試験を行ない、
得られた結果を表にまとめて示した。
【表】 この表の結果から明らかなように、コレステ
リルステアレートの含有量は0.05〜0.6重量%で
あるのが良く、0.3重量%で最も良い結果が得ら
れている。 実施例 7 グリセリンの配合量を種々変化させ、その他の
成分は同じとして実施例1を繰り返し、各種全身
洗浄剤組成物を製造した。これらの組成物につい
て同様に性能評価試験を行ない、得られた結果を
表にまとめて示した。
【表】 この表の結果から明らかなように、グリセリ
ンの含有量は1〜10重量%が良く、6重量%で最
も良い結果が得られている。 実施例 8 ポリオキシエチレンオレイルエーテル
(POE7)の配合量を種々変化させ、その他の成
分は同じとして実施例1を繰り返し、各種全身洗
浄剤組成物を製造した。これらの組成物について
同様に性能評価試験を行ない、得られた結果を表
にまとめて示した。
【表】
【表】 この表の結果から明らかなように、ポリオキ
シエチレンオレイルエーテル(POE7)の含有量
は1〜6重量%、好ましくは2〜4重量%であ
る。 実施例 9 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドの配合量を
種々変化させ、その他の成分は同じとして実施例
1を繰り返し、各種全身洗浄剤組成物を製造し
た。これらの組成物について同様に性能評価試験
を行ない、得られた結果を表にまとめて示し
た。
【表】 この表の結果から明らかなように、ヤシ油脂
肪酸ジエタノールアミドの含有量は2〜6重量%
であるのが良く、4重量%で最も良い結果が得ら
れている。 実施例 10 実施例1の配合のうちヤシ油脂肪酸ジエタノー
ルアミド4.0重量%を、ヤシ油脂肪酸ジエタノー
ルアミド2.0重量%と牛脂脂肪酸ジエタノールア
ミド2.0重量%とに代える他は、実施例1の場合
と同様に行なつた。その結果、実施例1とほぼ同
じ性能の全身洗浄剤組成物を得た。 実施例 11 ポリオキシエチレンオレイルエーテルの酸化エ
チレン(POE)の付加モル数(n)を種々変化
させ、その他の成分は同じとして実施例1を繰り
返し、各種全身洗浄剤組成物を製造した。これら
の組成物について同様に性能評価試験を行ない、
得られた結果を表にまとめて示した。またポリ
オキシエチレンオレイルエーテル(POE7)であ
つて、酸化エチレンの付加モル数n=0が3%以
下で、n=7が97%を越える場合(本発明)と、
n=0が3%を越え、n=7が97%以下である場
合(比較例)の結果もあわせて示した。
【表】
【表】 この表の結果から明らかなように、酸化エチ
レンの平均付加モル数はn=1〜15であるのが良
く、n=7で最も良い結果が得られている。また
とくにn=0の含有量が全体の3%以下であるポ
リオキシエチレンオレイルエーテルを含有するの
が好適である。 実施例 12 ポリオキシエチレンオレイルエーテル
(POE7)を、セカンダリーアルコールエトキシ
レート(=17、POE7)に代え、かつ酸化エチ
レン付加モル数nを表Xのように代える他の、実
施例11の場合と同様に行なつた。その結果、表X
の場合と全く同様の結果が得られた。なお、=
17は、セカンダリーアルコールエトキシレートの
R1とR2の合計炭素数を示している。 発明の効果 この発明による全身洗浄剤組成物は、上述のよ
うに、α−オレフインスルホン酸塩および脂肪酸
塩の混合物12〜44重量%と、水添卵黄油0.1〜1
重量%と、ステリン誘導体0.05〜0.6重量%と、
多価アルコールおよびグリコール類よりなる群の
中から選ばれた少なくとも1種の溶剤1〜10重量
%と、一般式 (式中、R1は炭素数7〜19のアルキル基または
アルケニル基、R2は水素原子または炭素数1〜
10のアルキル基またはアルケニル基で、R1とR2
との炭素数の合計が8〜20、nは平均1〜15であ
り、かつn=0の含有量が全体の3%以下であ
る) で表わされる1種または2種以上の非イオン性界
面活性剤1〜6重量%と、脂肪酸ジエタノールア
ミド2〜6重量%と、残部水とよりなることを特
徴とするもので、半透明の外観を有していて、長
期間安定に保存することができ、また−5℃〜40
℃という比較的広い温度範囲において適度の粘度
を有していて、夏期および冬季の気温の変化にか
かわらず有効に使用することができ、しかも洗浄
力にすぐれているとともに、スポンジ等を必要と
することなく、濡れタオルに容易になじんで直ち
に豊富な泡立ちが生じ、従つて手間がかからずに
非常に便利であり、また毛髪を洗つてもきしみが
生じることなくしつとりとして、ヘアーシヤンプ
ーと同等の効果を得ることができ、さらに洗顔の
場合にも顔の皮膚がつつぱるようなことがなく、
すべすべしてなめらかな感じを与え、化粧水をつ
ける必要がないという顕著な効果を奏する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 α−オレフインスルホン酸塩および脂肪酸塩
    の混合物12〜44重量%と、水添卵黄油0.1〜1重
    量%と、ステリン誘導体0.05〜0.6重量%と、多
    価アルコールおよびグリコール類よりなる群の中
    から選ばれた少なくとも1種の溶剤1〜10重量%
    と、一般式 (式中、R1は炭素数7〜19のアルキル基または
    アルケニル基、R2は水素原子または炭素数1〜
    10のアルキル基またはアルケニル基で、R1とR2
    との炭素数の合計が8〜20、nは平均1〜15であ
    り、かつn=0の含有量が全体の3%以下であ
    る) で表わされる1種または2種以上の非イオン性界
    面活性剤1〜6重量%と、脂肪酸ジエタノールア
    ミド2〜6重量%と、残部水とよりなることを特
    徴とする全身洗浄剤組成物。 2 α−オレフインスルホン酸塩に対する脂肪酸
    塩の割合が10〜50重量%である、特許請求の範囲
    第1項記載の洗浄剤組成物。
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