JPH0920630A - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
- Publication number
- JPH0920630A JPH0920630A JP7170945A JP17094595A JPH0920630A JP H0920630 A JPH0920630 A JP H0920630A JP 7170945 A JP7170945 A JP 7170945A JP 17094595 A JP17094595 A JP 17094595A JP H0920630 A JPH0920630 A JP H0920630A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fatty acid
- blending
- cosmetic
- cosmetic material
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【構成】 脂肪酸塩及び多価アルコールを含有すること
を特徴とする化粧料。 【効果】 安全で且つ強力な抗菌力を発揮し、通常の防
腐剤を使用することなく細菌による二次汚染に対して優
れた防腐効果を有する。よって、従来の防腐剤が原因と
なっていた皮膚への刺激によるトラブルを解消すること
ができる。
を特徴とする化粧料。 【効果】 安全で且つ強力な抗菌力を発揮し、通常の防
腐剤を使用することなく細菌による二次汚染に対して優
れた防腐効果を有する。よって、従来の防腐剤が原因と
なっていた皮膚への刺激によるトラブルを解消すること
ができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は化粧料に関し、さらに詳
しくは防腐剤を配合することなく優れた防腐効果を発揮
する化粧料に関する。
しくは防腐剤を配合することなく優れた防腐効果を発揮
する化粧料に関する。
【０００２】
【従来技術】従来より、化粧料には使用中の二次汚染を
防ぐ目的で、適量の防腐剤が配合されている。しかしな
がら、これらの防腐剤は上記目的を達成しうる防腐効果
を発揮する反面、皮膚に対する刺激の原因となるという
問題がある。特にアトピー性皮膚炎などの外来刺激に敏
感な人々に対しては、皮膚トラブルを起こすといった欠
点があった。従って、従来の防腐剤を配合することな
く、二次汚染の防止に優れた効果を発揮する化粧料が求
められている。
防ぐ目的で、適量の防腐剤が配合されている。しかしな
がら、これらの防腐剤は上記目的を達成しうる防腐効果
を発揮する反面、皮膚に対する刺激の原因となるという
問題がある。特にアトピー性皮膚炎などの外来刺激に敏
感な人々に対しては、皮膚トラブルを起こすといった欠
点があった。従って、従来の防腐剤を配合することな
く、二次汚染の防止に優れた効果を発揮する化粧料が求
められている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、防腐
剤を配合することなく、優れた防腐効果を有する化粧料
を提供することである。
剤を配合することなく、優れた防腐効果を有する化粧料
を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記目的を達
成するために鋭意研究を重ねた結果、化粧料に脂肪酸塩
及び多価アルコールを配合することにより、従来の防腐
剤を配合させることなく、二次汚染を防止するのに十分
な防腐効果を発揮する化粧料が得られることを見出し本
発明を完成させるに至った。従って本発明は、脂肪酸塩
及び多価アルコールを含有することを特徴とする化粧料
に関する。本発明の化粧料としては、具体的に石けん、
シャンプー、頭髪用化粧品、染毛料、クリーム、乳液、
化粧水、浴用化粧品などが挙げられる。本発明における
脂肪酸塩とは、化粧料を調製する際の成分として脂肪酸
と塩基を配合し、その脂肪酸と塩基から生成されるもの
でもよい。また、化粧料を調製する際に直接、脂肪酸塩
を配合してもよい。
成するために鋭意研究を重ねた結果、化粧料に脂肪酸塩
及び多価アルコールを配合することにより、従来の防腐
剤を配合させることなく、二次汚染を防止するのに十分
な防腐効果を発揮する化粧料が得られることを見出し本
発明を完成させるに至った。従って本発明は、脂肪酸塩
及び多価アルコールを含有することを特徴とする化粧料
に関する。本発明の化粧料としては、具体的に石けん、
シャンプー、頭髪用化粧品、染毛料、クリーム、乳液、
化粧水、浴用化粧品などが挙げられる。本発明における
脂肪酸塩とは、化粧料を調製する際の成分として脂肪酸
と塩基を配合し、その脂肪酸と塩基から生成されるもの
でもよい。また、化粧料を調製する際に直接、脂肪酸塩
を配合してもよい。
【０００５】本発明の化粧料に使用される脂肪酸として
は具体的に、炭素数６〜２２の脂肪酸が挙げられ、飽和
脂肪酸でも不飽和脂肪酸でも、また直鎖脂肪酸でも側鎖
を持つ脂肪酸でもよい。例えばステアリン酸、オレイン
酸、イソステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、
ラウリン酸などが挙げられる。特に炭素数６〜１８の直
鎖脂肪酸が適当である。とりわけ、ステアリン酸、パル
ミチン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸が好ましく使用さ
れる。これらの脂肪酸は１種または２種以上を組み合わ
せて使用してもよい。本発明の化粧料における脂肪酸の
配合量は、化粧料全重量に対して0.１〜４０重量％が適
当であり、好ましくは0.５〜１０重量％、より好ましく
は１〜５重量％である。0.１重量％未満であると、本発
明が目的とする効果が十分に達成されず、また４０重量
％を越えても効果の向上は得られない。
は具体的に、炭素数６〜２２の脂肪酸が挙げられ、飽和
脂肪酸でも不飽和脂肪酸でも、また直鎖脂肪酸でも側鎖
を持つ脂肪酸でもよい。例えばステアリン酸、オレイン
酸、イソステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、
ラウリン酸などが挙げられる。特に炭素数６〜１８の直
鎖脂肪酸が適当である。とりわけ、ステアリン酸、パル
ミチン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸が好ましく使用さ
れる。これらの脂肪酸は１種または２種以上を組み合わ
せて使用してもよい。本発明の化粧料における脂肪酸の
配合量は、化粧料全重量に対して0.１〜４０重量％が適
当であり、好ましくは0.５〜１０重量％、より好ましく
は１〜５重量％である。0.１重量％未満であると、本発
明が目的とする効果が十分に達成されず、また４０重量
％を越えても効果の向上は得られない。
【０００６】本発明の化粧料に使用される塩基としては
無機塩基、有機塩基のいずれでもよい。無機塩基として
は、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化
リチウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水
酸化バリウムといったアルカリ金属又はアルカリ土類金
属の水酸化物などが挙げられる。有機塩基としてはトリ
エタノールアミン、Ｌ−アルギニン、２−アミノ−２−
メチル−１−プロパノールなどが挙げられる。これらの
うち、特に有機塩基が好ましく使用される。これらの塩
基は１種又は２種以上を組み合わせて使用してもよい。
塩基の配合量は化粧料の全重量に対して一般に0.０１〜
３５重量％、好ましくは0.０３〜８重量％、さらに好ま
しくは0.１〜５重量％である。0.０１重量％未満である
と目的とする効果が十分に達成されず、また、塩基が過
剰になってもｐＨが上昇するだけで効果の向上は見られ
ない。上述の脂肪酸及び塩基から生成するような脂肪酸
塩を化粧料の調製時に直接添加してもよい。その配合量
は化粧料の全重量に対して0.１〜１０重量％程度であ
る。
無機塩基、有機塩基のいずれでもよい。無機塩基として
は、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化
リチウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水
酸化バリウムといったアルカリ金属又はアルカリ土類金
属の水酸化物などが挙げられる。有機塩基としてはトリ
エタノールアミン、Ｌ−アルギニン、２−アミノ−２−
メチル−１−プロパノールなどが挙げられる。これらの
うち、特に有機塩基が好ましく使用される。これらの塩
基は１種又は２種以上を組み合わせて使用してもよい。
塩基の配合量は化粧料の全重量に対して一般に0.０１〜
３５重量％、好ましくは0.０３〜８重量％、さらに好ま
しくは0.１〜５重量％である。0.０１重量％未満である
と目的とする効果が十分に達成されず、また、塩基が過
剰になってもｐＨが上昇するだけで効果の向上は見られ
ない。上述の脂肪酸及び塩基から生成するような脂肪酸
塩を化粧料の調製時に直接添加してもよい。その配合量
は化粧料の全重量に対して0.１〜１０重量％程度であ
る。
【０００７】本発明の化粧料に使用される多価アルコー
ルとしては、プロピレングリコール、１，３−ブタンジ
オール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリ
セリン、イソプロピレングリコール、ソルビトールなど
が挙げられる。特に１，３−ブタンジオールが好まし
い。これらの多価アルコールは１種で、または２種以上
を組み合わせて使用してもよい。多価アルコールの配合
量は、化粧料の全重量に対して１〜３０重量％が適当で
あって、好ましくは３〜２０重量％である。１重量％未
満であると、目的とする効果が十分に達成されず、３０
重量％を越えても効果の向上は得られず、逆に経時的安
定性に悪影響を及ぼす。
ルとしては、プロピレングリコール、１，３−ブタンジ
オール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリ
セリン、イソプロピレングリコール、ソルビトールなど
が挙げられる。特に１，３−ブタンジオールが好まし
い。これらの多価アルコールは１種で、または２種以上
を組み合わせて使用してもよい。多価アルコールの配合
量は、化粧料の全重量に対して１〜３０重量％が適当で
あって、好ましくは３〜２０重量％である。１重量％未
満であると、目的とする効果が十分に達成されず、３０
重量％を越えても効果の向上は得られず、逆に経時的安
定性に悪影響を及ぼす。
【０００８】本発明の化粧料には上記に述べた成分の
他、化粧料に通常使用される添加剤を通常の配合量で、
各種化粧料の種類に応じて、また本発明の効果を損ねな
い範囲で適宜配合することができる。これらの添加剤と
しては、例えば酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、カオリ
ン及びマイカなどの有機・無機粉体、タール色素（法定
色素）、天然色素といった色素、カルボキシビニルポリ
マー、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロ
ース、グァーガム及びゼラチンなどの増粘剤、トリクロ
ロカルバニリド、トリクロロヒドロキシジフェニルエー
テル（トリクロサン）、塩化ベンザルコニウム及びイソ
プロピルメチルフェノールなどの殺菌剤、ジブチルヒド
ロキシトルエン（ＢＨＴ）、ブチルヒドロキシアニソー
ル（ＢＨＡ）、酢酸トコフェロール及び没食子酸プロピ
ルなどの酸化防止剤、パラアミノ安息香酸（ＰＡＢ
Ａ）、オキシベンゾン、ウロカニン酸などの紫外線吸収
剤、多価アルコールエステル型及び酸化エチレン縮合型
などの非イオン性界面活性剤、アルキルエーテル硫酸塩
などの陰イオン性界面活性剤、第四級アンモニウム塩な
どの陽イオン性界面活性剤、ベタイン型、アミノ酸型、
イミダゾリン型及びレシチンなどの両性界面活性剤、エ
タノール、イソプロピルアルコール及び変性アルコール
などの低級アルコール、油脂、ロウ類、炭化水素、高級
脂肪酸、高級アルコール、脂肪酸エステル及びシリコン
などの油剤、グリチルリチン酸ジカリウムなどの抗炎症
剤、動・植物抽出液、ビタミン類、アミノ酸、及びホル
モン類といった各種美容成分、香料などが挙げられる。
他、化粧料に通常使用される添加剤を通常の配合量で、
各種化粧料の種類に応じて、また本発明の効果を損ねな
い範囲で適宜配合することができる。これらの添加剤と
しては、例えば酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、カオリ
ン及びマイカなどの有機・無機粉体、タール色素（法定
色素）、天然色素といった色素、カルボキシビニルポリ
マー、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロ
ース、グァーガム及びゼラチンなどの増粘剤、トリクロ
ロカルバニリド、トリクロロヒドロキシジフェニルエー
テル（トリクロサン）、塩化ベンザルコニウム及びイソ
プロピルメチルフェノールなどの殺菌剤、ジブチルヒド
ロキシトルエン（ＢＨＴ）、ブチルヒドロキシアニソー
ル（ＢＨＡ）、酢酸トコフェロール及び没食子酸プロピ
ルなどの酸化防止剤、パラアミノ安息香酸（ＰＡＢ
Ａ）、オキシベンゾン、ウロカニン酸などの紫外線吸収
剤、多価アルコールエステル型及び酸化エチレン縮合型
などの非イオン性界面活性剤、アルキルエーテル硫酸塩
などの陰イオン性界面活性剤、第四級アンモニウム塩な
どの陽イオン性界面活性剤、ベタイン型、アミノ酸型、
イミダゾリン型及びレシチンなどの両性界面活性剤、エ
タノール、イソプロピルアルコール及び変性アルコール
などの低級アルコール、油脂、ロウ類、炭化水素、高級
脂肪酸、高級アルコール、脂肪酸エステル及びシリコン
などの油剤、グリチルリチン酸ジカリウムなどの抗炎症
剤、動・植物抽出液、ビタミン類、アミノ酸、及びホル
モン類といった各種美容成分、香料などが挙げられる。
【０００９】本発明の化粧料は上記成分を使用して、各
種化粧料に応じて常法に従って製造することができる。
例えばクリーム類を製造する場合、一般的に脂肪酸、多
価アルコール、油剤、界面活性剤、酸化防止剤、殺菌剤
及び紫外線吸収剤などを適当な温度で加熱混合し、そこ
へ精製水と塩基を加熱混合して得た溶液を徐々に添加し
て乳化させ、その後冷却してクリームとすることができ
る。
種化粧料に応じて常法に従って製造することができる。
例えばクリーム類を製造する場合、一般的に脂肪酸、多
価アルコール、油剤、界面活性剤、酸化防止剤、殺菌剤
及び紫外線吸収剤などを適当な温度で加熱混合し、そこ
へ精製水と塩基を加熱混合して得た溶液を徐々に添加し
て乳化させ、その後冷却してクリームとすることができ
る。
【００１０】以下実施例及び比較例によって、本発明を
より詳しく説明するが、本発明はこれらの記載に限定さ
れるものではない。 実施例１〜１７及び比較例１〜５ 下記表１〜３に記載する組成及び配合量（単位：重量
％）によって、クリームを調製した。なお精製水は全量
が100 重量％となるように加えた。調製手順は、次のと
おりである。脂肪酸、多価アルコール、その他、界面活
性剤、油剤などの精製水以外の成分を加熱混合して、７
５℃に保った（Ａ）。塩基及び精製水を７５℃まで均一
に加熱混合し、これを上記Ａに徐々に加えて乳化させた
（Ｂ）。このＢを３０℃まで冷却してクリームを得た。
より詳しく説明するが、本発明はこれらの記載に限定さ
れるものではない。 実施例１〜１７及び比較例１〜５ 下記表１〜３に記載する組成及び配合量（単位：重量
％）によって、クリームを調製した。なお精製水は全量
が100 重量％となるように加えた。調製手順は、次のと
おりである。脂肪酸、多価アルコール、その他、界面活
性剤、油剤などの精製水以外の成分を加熱混合して、７
５℃に保った（Ａ）。塩基及び精製水を７５℃まで均一
に加熱混合し、これを上記Ａに徐々に加えて乳化させた
（Ｂ）。このＢを３０℃まで冷却してクリームを得た。
【００１１】
【表１】 ──────────────────────────────────── 実施例 成分 1 2 3 4 5 6 7 8 ──────────────────────────────────── 〔脂肪酸〕 ステアリン酸 2.0 2.0 1.0 2.0 - - 1.0 1.0 ラウリン酸 - - 1.0 - - - - - ミリスチン酸 - - - - 2.0 2.0 1.0 1.0 〔塩基〕 L-アルギニン 0.8 - 0.8 - 0.8 - 0.8 - 水酸化ナトリウム - 0.2 - - - - - - トリエタノールアミン - - - 0.7 - 0.7 - 0.7 〔多価アルコール 〕 1,3-ブタン 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 ジオール −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− セタノール 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 スクワラン 8.5 8.5 8.5 8.5 8.5 8.5 8.5 8.5 デカグリン 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 モノラウレート 精製水 残量 残量 残量 残量 残量 残量 残量 残量 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ｐＨ 7.9 8.1 7.9 8.2 7.8 8.0 7.9 8.1 ────────────────────────────────────
【００１２】
【表２】 ─────────────────────────────── 実施例 成分 9 10 11 12 13 14 ─────────────────────────────── 〔脂肪酸〕 ステアリン酸 - - 2.0 2.0 2.0 2.0 ラウリン酸 2.0 - - - - - パルミチン酸 - 2.0 - - - - 〔塩基〕 L-アルギニン 1.0 0.8 - 1.2 1.7 1.9 2-アミノ-2-メチル-1- - - 0.4 - - - プロパノール 〔多価アルコール 〕 1,3-ブタン 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 ジオール −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− セタノール 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 スクワラン 8.5 8.5 8.5 8.5 8.5 8.5 デカグリン 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 モノラウレート 精製水 残量 残量 残量 残量 残量 残量 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ｐＨ 7.7 8.1 7.9 8.6 9.2 9.3 ───────────────────────────────
【００１３】
【表３】 ──────────────────────────────────── 実施例 比較例 成分 15 16 17 1 2 3 4 5 ──────────────────────────────────── 〔脂肪酸〕 ステアリン酸 2.0 2.0 2.0 - 2.0 1.0 2.0 1.0 ラウリン酸 - - - - - 1.0 - 1.0 〔塩基〕 L-アルギニン 0.8 0.8 0.8 0.8 - - 0.8 0.8 〔多価アルコール 〕 1,3-ブタン 3.0 7.0 10.0 5.0 5.0 5.0 - - ジオール −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− セタノール 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 スクワラン 8.5 8.5 8.5 8.5 8.5 8.5 8.5 8.5 デカグリン 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 モノラウレート 精製水 残量 残量 残量 残量 残量 残量 残量 残量 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ｐＨ 8.1 8.1 8.1 10.5 4.3 4.3 8.0 8.1 ────────────────────────────────────
【００１４】〔抗菌力試験〕上記で得たクリームについ
て、抗菌力を評価した。Escherichia coli ATCC8739 を
一定量のクリームに接種し、寒天平板混釈法（プレート
法）を用いて３７℃にて培養した。菌接種後２４時間、
４８時間及び７日後の菌数を測定し、総合評価を行っ
た。その結果を下記表４〜７に示す。なお、総合評価は
次の基準に基づく。 24時間後に菌数が10個未満になった・・・・◎ 48時間後に菌数が10個未満になった・・・・○ ７日後に菌数が10個未満になった・・・・・△ ７日後においても菌数が10個以上あった・・×
て、抗菌力を評価した。Escherichia coli ATCC8739 を
一定量のクリームに接種し、寒天平板混釈法（プレート
法）を用いて３７℃にて培養した。菌接種後２４時間、
４８時間及び７日後の菌数を測定し、総合評価を行っ
た。その結果を下記表４〜７に示す。なお、総合評価は
次の基準に基づく。 24時間後に菌数が10個未満になった・・・・◎ 48時間後に菌数が10個未満になった・・・・○ ７日後に菌数が10個未満になった・・・・・△ ７日後においても菌数が10個以上あった・・×
【００１５】
【表４】 ──────────────────────────────────── 実施例 1 2 3 4 5 6 7 ──────────────────────────────────── 接種菌数 4.3x106 8.7x106 1.6x106 1.0x106 1.2x106 2.6x106 3.6x106 菌数 24時間後 <10 1.3x103 <10 <10 3.5x101 <10 <10 48時間後 <10 <10 <10 <10 <10 <10 <10 ７日後 <10 <10 <10 <10 <10 <10 <10 総合評価 ◎ ○ ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ────────────────────────────────────
【００１６】
【表５】 ──────────────────────────────────── 実施例 8 9 10 11 12 13 ──────────────────────────────────── 接種菌数 1.7x106 9.4x106 2.6x105 6.8x105 3.6x106 2.7x105 菌数 24時間後 <10 <10 5.7x102 <10 <10 <10 48時間後 <10 <10 <10 <10 <10 <10 ７日後 <10 <10 <10 <10 <10 <10 総合評価 ◎ ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ────────────────────────────────────
【００１７】
【表６】
【００１８】
【表７】 ──────────────────────────── 比較例 1 2 3 4 5 ──────────────────────────── 接種菌数 6.5x106 8.7x106 4.5x106 2.1x106 6.8x106 菌数 24時間後 5.1x104 1.1x105 2.2x105 9.0x103 1.2x104 48時間後 1.4x102 1.8x104 1.4x104 3.5x102 4.8x103 ７日後 <10 1.2x102 2.7x102 4.6x104 5.3x103 総合評価 △ × × × × ────────────────────────────
【００１９】
【発明の効果】本発明の化粧料は安全で且つ強力な抗菌
力を発揮し、通常の防腐剤を使用することなく細菌によ
る二次汚染に対して優れた防腐効果を有する。よって、
従来の防腐剤が原因となっていた皮膚への刺激によるト
ラブルを解消することができる。
力を発揮し、通常の防腐剤を使用することなく細菌によ
る二次汚染に対して優れた防腐効果を有する。よって、
従来の防腐剤が原因となっていた皮膚への刺激によるト
ラブルを解消することができる。
Claims (1)
- 【請求項１】 脂肪酸塩及び多価アルコールを含有する
ことを特徴とする化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7170945A JPH0920630A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7170945A JPH0920630A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | 化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0920630A true JPH0920630A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15914294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7170945A Pending JPH0920630A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | 化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0920630A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0977653A (ja) * | 1995-09-14 | 1997-03-25 | Advance Co Ltd | 化粧料 |
Citations (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4872320A (ja) * | 1971-12-30 | 1973-09-29 | ||
| JPS6248612A (ja) * | 1985-08-27 | 1987-03-03 | Narisu Keshohin:Kk | 化粧料 |
| JPS6259698A (ja) * | 1985-09-09 | 1987-03-16 | ニツサン石鹸株式会社 | 全身洗浄剤組成物 |
| JPS62298517A (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-25 | ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン | アルコ−ル又はカルボン酸含有消毒・洗浄剤用の殺菌作用強化剤 |
| JPS63188610A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-04 | Noebia:Kk | 化粧料 |
| JPH01249897A (ja) * | 1988-02-17 | 1989-10-05 | Ciba Geigy Ag | 殺菌性セッケン組成物 |
| JPH04338315A (ja) * | 1991-02-08 | 1992-11-25 | Unilever Nv | 透明化粧用スティック |
| JPH05262617A (ja) * | 1992-03-23 | 1993-10-12 | Shiseido Co Ltd | メーキャップ化粧料 |
| JPH0624954A (ja) * | 1992-07-08 | 1994-02-01 | Kao Corp | 化粧料 |
| JPH06256165A (ja) * | 1993-03-05 | 1994-09-13 | Noevir Co Ltd | 液体洗浄料 |
| JPH07330505A (ja) * | 1994-06-08 | 1995-12-19 | Masato Suzuki | 抗菌性組成物 |
| JPH0853338A (ja) * | 1994-08-11 | 1996-02-27 | Shiseido Co Ltd | 皮膚外用剤 |
-
1995
- 1995-07-06 JP JP7170945A patent/JPH0920630A/ja active Pending
Patent Citations (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4872320A (ja) * | 1971-12-30 | 1973-09-29 | ||
| JPS6248612A (ja) * | 1985-08-27 | 1987-03-03 | Narisu Keshohin:Kk | 化粧料 |
| JPS6259698A (ja) * | 1985-09-09 | 1987-03-16 | ニツサン石鹸株式会社 | 全身洗浄剤組成物 |
| JPS62298517A (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-25 | ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン | アルコ−ル又はカルボン酸含有消毒・洗浄剤用の殺菌作用強化剤 |
| JPS63188610A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-04 | Noebia:Kk | 化粧料 |
| JPH01249897A (ja) * | 1988-02-17 | 1989-10-05 | Ciba Geigy Ag | 殺菌性セッケン組成物 |
| JPH04338315A (ja) * | 1991-02-08 | 1992-11-25 | Unilever Nv | 透明化粧用スティック |
| JPH05262617A (ja) * | 1992-03-23 | 1993-10-12 | Shiseido Co Ltd | メーキャップ化粧料 |
| JPH0624954A (ja) * | 1992-07-08 | 1994-02-01 | Kao Corp | 化粧料 |
| JPH06256165A (ja) * | 1993-03-05 | 1994-09-13 | Noevir Co Ltd | 液体洗浄料 |
| JPH07330505A (ja) * | 1994-06-08 | 1995-12-19 | Masato Suzuki | 抗菌性組成物 |
| JPH0853338A (ja) * | 1994-08-11 | 1996-02-27 | Shiseido Co Ltd | 皮膚外用剤 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0977653A (ja) * | 1995-09-14 | 1997-03-25 | Advance Co Ltd | 化粧料 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH09502968A (ja) | 粘稠な界面活性剤エマルジョン組成物 | |
| CS191190A2 (en) | Means that contains tretinoin | |
| KR19990077322A (ko) | 항진균제 및 황 화합물을 함유하는 조성물 | |
| JP2001081024A (ja) | 乳白状水中油型乳化組成物及びその製造方法 | |
| KR20050059137A (ko) | 가교 실리콘 입자의 수계 서스펜젼, 가교 실리콘 입자를 함유하는 오일의 수계 에멀젼 및 화장품 원료 | |
| JP4934254B2 (ja) | 弱酸性洗浄剤組成物 | |
| JP3602923B2 (ja) | 抗菌性低刺激化粧料 | |
| KR20010075028A (ko) | 수중유형 유화조성물 | |
| JP2003286153A (ja) | 皮膚外用組成物 | |
| JP4717171B2 (ja) | セラミド類を含有する透明分散液の製造方法 | |
| JPH09291016A (ja) | 頭髪化粧料 | |
| JP3558433B2 (ja) | 液状化粧料 | |
| JP2002003330A (ja) | 化粧料 | |
| JP3568077B2 (ja) | 抗菌性低刺激化粧料 | |
| JP3740090B2 (ja) | 油中水型外用剤 | |
| JPH0920630A (ja) | 化粧料 | |
| JPH11199426A (ja) | 化粧料 | |
| JP3904812B2 (ja) | 皮膚洗浄料 | |
| EP0344708B1 (en) | Composition for external application to skin | |
| JPS58185537A (ja) | ポリグリセロ−ルエステル型化合物及びそれを配合した化粧料 | |
| JP2010209116A (ja) | 防腐殺菌剤及び化粧料組成物 | |
| JPH11302147A (ja) | 化粧料 | |
| JPH03157311A (ja) | にきび用化粧料 | |
| EP1040757B1 (en) | Antiseptic/antifungal agent and endermic liniment composition which contains it | |
| JP3649619B2 (ja) | 外用組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040205 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040301 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040705 |