JPH0358792A - デメチルアロサミジン及びその製造法 - Google Patents

デメチルアロサミジン及びその製造法

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JPH0358792A
JPH0358792A JP2071972A JP7197290A JPH0358792A JP H0358792 A JPH0358792 A JP H0358792A JP 2071972 A JP2071972 A JP 2071972A JP 7197290 A JP7197290 A JP 7197290A JP H0358792 A JPH0358792 A JP H0358792A
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靖宙 山田
Shohei Sakuta
庄平 作田
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  • Saccharide Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規なア口サミン誘導体及びそれを有効成分
とする抗真菌剤又はキチナーゼ阻害剤に関する。
〔従来の技術〕
キチンは真菌類の細胞壁の主或分であり(G.W.Go
oday  and  A.Trinci,  Sym
posia  of  the  Societyfo
r General Microbiology, 3
0, 207−251. 1980)、真菌が分裂・増
殖を繰り返す過程では、キチンの整合のとれた合或と分
解とが行われていると考えられている(G.l+I. 
Gooday et al. ”Chitin inN
ature and Technology  pp8
3−91, Edited by R.A. A. M
uzzarelli et al., Plenum 
Press., NeuYork, 1986)。
一方、キチンは虫の表皮の主或分であり、昆虫が脱皮・
或長していく過程では、やはりキチンの合戒と分解とが
巧みに制御されていることが知られている(K.J, 
Kramer et al.“Comprehens 
iveInsect Physiology Bioc
hemistry and Pharmaco1ogy
  vol.3, p75, Edited by G
.A.Kerkut and L.I.Gilbert
, Pergamon Press, Inc., N
ew York+1985)。
さて、このキチンの生合戒および分解の反応は、主にキ
チン合或酵素(キチンシンターゼ)およびキチン分解酵
素(キチナーゼ)という2種類の酵素により各々調節さ
れていることが知られている。
従って、これらの酵素の阻害剤は、新しいタイプの抗真
菌剤あるいは昆虫或長制御剤(殺虫剤)となりうること
か期待される。
実際に、このうちのキチンシンターゼに対する阻害剤の
一つであるポリオキシン(polyoxin)は、農業
用抗真菌剤として実用化されており、又、in viv
oにおける昆虫の脱皮阻害作用も報告されている(E.
 Cohen and J. E. Cashida,
 Pestic.Biochem. Physiol.
, 17, 301−306. 1982)。
一方、キチナーゼに対する阻害剤は、現在までにアロサ
呉ジン(allosamidin)が発見されているの
みである(S.Sakuda at al., J.八
ntibiotics.40, 296−300. 1
987)。アロザミジンは、昆虫由来のエンド型キチナ
ーゼを強力に阻害することから、殺虫、殺ダニ剤として
の開発が期待されている(特開昭62 − 20729
4号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、アロザミジンは真菌由来のキチナーゼに対して
は弱い阻害活性しか示さず、抗真菌剤としての開発は困
難と考えられた。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明者等は、真菌由来のキチナーゼに対する
阻害物質を天然物より広く検索した桔宋、ある種のアロ
ザざジン生産菌により生産される下記式(1)の化合物
が、極めて強い19■害活性を示すことを見出した。
式(1)の化合物はアロサミジンの−N(CII3)z
のメチル基が1個とれて−NHCt{3に変っているほ
がはアロサごジンと同一の構造を有しているところから
デメチルアロサξジン(Demethyl allos
amidjn)と命名された。
本発明のデメチルアロサごジンを生産する微生物として
はストレプトミセス・エスピー(Streptomyc
es  sp.)  八J  9463  (FERM
  P−10642,  FEl?M  BP2801
)が一例として挙げられる。この菌は放線菌の同定のた
めに使用されるISP3培地で好気的に生育し、気菌糸
を形威し、胞子のうを形或せず、基生菌糸は形或するが
基生菌糸は分断しない。基菌糸は長い胞子鎖を形威する
。胞子柄は輪生しない。
細胞壁中にLL−ジアミノピメリン酸を含有し、特徴的
な糖は存在せず、リン脂質はPI型である。
以上の菌学的性質により、本菌株をストレプト句セス属
に属する1菌株ストレブトごセス・エスピ− (Str
eptomyces SP→ と同定した。
デメチルアロサ5ジンを製造するには、同物質生産菌、
例えばス1・レプトくセス・エスピーFERM P−1
0642, FERM BP−2801を適当な培地に
培養し、その培養物から同物質を採取することにより行
われる。
培養方法は原則的には一般微生物の培養方法に準ずるが
、通常は液体培地による深部培養が有利5 である。培養に用いられる培地としては、生産菌が利用
できる栄養源を含有するものであればよい。
すなわち、炭素源としてはグルコース、フラクトース、
澱粉、デキストリン等が用いられ、窒素源としては肉エ
キス、カゼイン、グルテン、酵母エキス、大豆粉、コー
ン・スティープ・リカー、尿素、硫酸アンモニウム、リ
ン酸アンモニウム等が用いられる。このほか、例えばリ
ン酸水素ナトリウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウ
ム等の無機塩も必要に応じて用いることができる。培養
にあたり、発泡のはげしいときにはシリコン化合物、高
級アルコール、植物油等消泡剤を少量添加すればよい。
培養温度は20〜35゜Cが良く、特に27゜C前後が
最も好ましい。培養時間はl〜10日間程度が良いが、
培養条件により適宜変更することができる。
培養により生或したデメチルアロサミジンは主として菌
体内に蓄積されるので、一般には遠心分離、濾過等の手
段により分離した菌体から一般に抗生物質の単離に用い
られる手段によって分離、6 精製される。例えば、メタノール、n−ブタノール等低
級アルコールによる溶媒抽出法、シリカゲル、硅藻土、
アビセル、アルミナ等を使用する吸着カラムクロマトグ
ラフィー、トーヨーパールHW40(東洋曹達■製のゲ
ル濾過用担休)等を使用するゲル濾過法、各種イオン交
換クロマトグラフィー、オクタドデシル化(ODS)さ
れたシリカゲルを担体とする逆相分配力ラムクロマトグ
ラフィー及びH P L C、更には向流分配法、結晶
、再結晶等の精製手段を順次又は適宜組み合わせて行う
ことにより単離、精製ずることができる。
こうして、単離精製されたデメチルア口サミジンは、真
菌由来のキチナーゼに対し、強力な阻害活性を有してお
り、デメチルアロサミジン単位重量あたりの阻害活性は
、アロサ嵩ジンのそれと比較して100倍程度強いもの
である。
また、デメチルアロサξジンは、フザリウム属をはしめ
とする各種真菌類の生育過程に影響を与え異常形態を引
き起こす。
一方、デメチルアロサミジンの細胞毒性は低く、マウス
腹水乳ガン細胞やヒト白血病細胞に対しては、これらの
培養液中にデメチルアロサミジン1■/dを添加しても
何ら生育阻害は認められなかった。
本発明のデメチルアロサミジンを抗真菌剤又はキチナー
ゼ阻害剤として利用する際には抗生物質等の一般の製剤
化手段を利用することができる。
形態も溶液、乳液、懸濁液、ペースト、粉末等のいずれ
であってもよい。
なお、デメチルアロサごジンを適当な条件下、例えば、
4N塩酸中100゜Cで4時間加水分解することにより
、下記式を有する化合物デメチルアロサξゾリン(De
methylallosamizoline)が得られ
る。真菌のキチナーゼに対するデメチルアロサミジンと
アロサミジンの阻害活性の大きな違いは、この部分に由
来し、このものも抗真菌剤の合成原料として有用である
〔実施例〕
(1)デメチルアロサミジンの製造 グルコース(12g)、肉エキス(1.2g)、ペプト
ン(2.4g)、酵母エキス(1.2g)及び水(1.
2/2)からなる培地(p++7.2)を調製し、50
0mffi容三角フラスコ12本に10 0 mp.ず
つ分注した。
120゜Cで20分間滅菌したのち、ストレプトξセス
SP. AJ 9463(FERM P−10642,
 FERM BP−2801) の斜面培養菌体を1白
金耳ずつ接種し、28゜Cで3日間振盪培養し、種母液
を得た。一方、上記組或の培地60I!.を調製し、1
00I!.容培養タンクに注入し、120’Cで30分
間滅菌した。これに、上記種母液1.2lを加え、27
゜Cで5日間培養した。この時の撹拌速度は20Orp
m、通気速度は60 1!. /minであった。この
ようにして得られた培養物に、セライトを加えた後ヌッ
チェを用いて濾過し、菌体とセライトの混合物を得た。
これにメタノール(8I!.)を加え、よく撹拌した後
一晩静置した。これを濾過し、メタノール抽出液を得た
。これを約II!.まで減圧濃縮した後、華留水を添加
し、全体の液量を6p!にした。この全量を活性炭カラ
ム(600m容量)に吸着させ、蒸留水(1.842)
で洗った後、10%エタノール(3℃)、25%エタノ
ール(3l)、50%エタノール(3 j2>で順次溶
出した。活性は主として25%エタノール溶出区に回収
された。この区分を約2lに減圧濃縮した後、酢酸を加
え、液のpHを3.8に調製した。この液を50mM酢
酸アンモニウム/酢酸(pH 5.0)で平衡化したS
P−Sephadex C−25陽イオン交換カラム(
160m容量)に吸着させ、同緩衝液で一段階・溶出を
行い、8 mlづつ分画した。各フラクションについて
、活性を測定し、比活性の弱いフラクションNo.5 
5〜64と、比活性の強いフラクションNo.6 5〜
75の2区分に分画した。このうちNo55〜64の成
分は、FABMS,NMR等の各種物理化学的性状から
アロサごジンであることが確認された。一方、No.6
 5〜75の区分は、少量の活性炭により脱塩した後、
減圧濃縮し、次いで弱陽イオン交換カラムAsah−i
pak ES−502Cを用いた高速液体クロマトグラ
フィー(移動相; 10mM酢酸アンモニウム/アンモ
ニア(pH8.9)、流速; 1.Omj!/min)
10 により精製した。220nmの紫外部吸収により検出し
、保持時間(tR) 7.0分および8.8分の2つの
ピークを分取し凍結乾燥した。このうちtR 8.8分
の物質は、各種物理化学的性状からアロザごジンである
ことが確認された。一方のtR 7.0分の物質は、各
種イオン交換カラムを用いたHPLC上で単一のピーク
を与え、下記の物理化学的諸性状から、式(1)で表さ
れるデメチルアロサξシンであることが確認された。
(1)外 観;白色粉末 (2)分子式i C2aH4oNaO14(3)FAB
MS ; m/z 609 (M+H)+,グリセロー
ル・マトリックス (4)紫外線吸収スペクトル;末端吸収(0.IN酢酸
中)(5) ’H−NMRスペクトル;第1図に示す通
り(600MHz, DzO+AcOD) (2)デメチルアロサミジンのキチナーゼ阻害活性の測
定 上記のようにして製造された、式(I)のデメチルアロ
サ主ジンは、真菌由来のキチナーゼに対し、強力な阻害
活性を有していた。
(i)キチナーゼ酵素液の調製法 2p.の坂ロフラスコに0.1%digitonin(
和光純薬) XO.1%β−mercaptoetha
nolを含む25mMMES(半井化学薬品)緩衝液i
ffとパン酵母200g (鐘淵化学工業)を入れ30
゜C、120spmで2時間振盪した。
遠心分離(0゜C、10min、12. OOOg)に
より菌体を除去、得られた」二清を限外濾過(TOYO
 ULTRAFILTEI?UP−20)により200
mRまで濃縮した。濃縮後にクエン酸緩衝液(0.15
Mクエン酸+0.15Mクエン酸ナトリウム、pl+3
.0) 400mflを加え、生した沈澱を遠心分離(
0’C、10min、12, OOOg)により除いた
、上清を再び限外濾過(IJP−20)により40蔵ま
で濃縮した。その濃縮液を4゜Cで保存しassay時
のキチナーゼ酵素液として用いた。
(i i)酵素基質の調製法 キトサン(PFANSTIEIIL LABORATO
RrES ING.)0.5gに10%酢酸10 ml
を徐々に加え、乳鉢で練り込みゲル状とした。室温で一
夜放置後、メタノール45mflをよくかき混ぜながら
加えた後、ガーゼで濾過し、得られた濾液に3■ラベル
の無水酢酸0.75ml (NET018A10 AC
ETIC ANHYDRIDE 5n+Ci)を加えた
。生威した寒天状のキチンをホモジナイザーですりつぶ
し、ガラスフィルター(Whatman GF/B)上
に集め、クエン酸緩衝液(pH 3 .0) 10mR
に懸濁した。このキチン懸濁液(2.3μCi/m c
hitin s−uspension)をアッセイ時の
基質として用いた。
( iii )キチナーゼ阻害活性測定法エフペンドル
フチューブにキチナーゼ酵素液90pQ、3H−キチン
懸濁液10pi!を入れ37゜C、3時間反応させた。
この時ブランクとしては酵素液90.i!のかわりにク
エン酸緩衝液(pH 3.0)90μeを用いて同様に
反応した。反応後10%トリクロロ酢酸100pffを
加え、その反応液をガラスフィルター(Whatman
nGF/B)を通し、得られた濾液にシンチラント溶液
10mRを加えそのradio activity (
dpm)を測定し、その値のブランクとの差をキチナー
ゼ活性とした。
シンチラント溶液はオムニフラワー(Om−niflo
ur)4g(第一化学)をトルエン500−に溶解した
ものにトリトンX−100(半井化学薬品)500mN
を加え調13 製した。
アロサ旦ジン、デメチルアロサミジン添加の際は、両方
とも0,IN酢酸溶液に溶かし、上記反応系にそれぞれ
の濃度のものを10μeづつ加えた。ブランク及び阻害
剤を加えないものにも0.IN酢酸10μeを加え上記
反応を行った。
阻害活性は下弐で計算した。
A−B 阻害率(%) 一( T) xlOO A;阻害剤を添加しない時のキチナーゼ活性(dpm)
B;阻害剤を添加した時のキチナーゼ活性(dpm)い
ずれの測定も3連で行い、その平均値を求めた。
(iv)測定結果 第1表に示す通りであった。
14 第1表 阻害率(%) 阻害剤なし デメチルアロサミジン 添加量  0.8μg 0.4μg 0.2μg 0.1μg 0.05μg 0 87.1 84.6 75.2 73.9 61.1 アロサミジン添加量    4 μg   58.52
 μg   47.6 l μg   36.0 (3)デメチルアロサミジンの糸状菌の生育に及ぼす影
響 糸状菌の培養液にデメチルアロサξジンを添加し、その
影響を言周べた。
まず、フザリウム“ニハレ(Fusarium niv
ale)八TCC−42308をPDA培地(日水製薬
社製)で前培養し、胞子を形威させた。これを、生理食
塩水に懸濁させ、滅菌した綿に通して、菌糸を含まない
胞子懸濁液を得た。
これを、デメチルアロサ案ジン( 0.80μg / 
ml +0.16μg/d)添加培地及びデメチルアロ
サミジン無添加の培地(コントロール)に一定量づつ接
種し、その後の培養における経時変化を観測した。
観測は、一定時間毎にサンプリングを行い、顕微鏡写真
を撮り、これより菌糸長及び分岐度を測定した。菌糸の
分岐度は、菌糸の分岐間隔の平均である。なお、培養は
いずれも綿栓付き試験管(直径11mm)中に、培地(
酵母エキス0.03%、麦芽エキス0.03%(以上D
ifco社製)、ポリペプトン0.05%(大五栄養社
製)、グルコース0.1%)を1雌づつ張り込み、28
゜C% 120strokes/minにて行った。
32時間後の菌糸長と分岐度は、第2表に示す通りであ
った。すなわち、デメチルアロサ5ジンの添加において
、菌糸長が明らかに増加しており、分岐度が減少してい
た。特に菌糸の先端において、分岐度の減少が顕著であ
った。
第2表 0.80         576        7
4.2(4)デメチルアロサミジンの細胞毒性(i)ダ
ルベッコ改変MEM培地に10%の牛胎児血清を加えた
培地中に、マウス腹水乳ガン細胞FM3Aヲ1×105
個/mfl存在させ、これにデメチルアロサミジンが1
 mg / mlになるように添加して37゜Cで4日
間静置培養させた。
培養したマウス腹水乳ガン細胞FM3Aを顕微鏡で観察
したが、生育阻害は全く認められなかった。
(ii) FRMI 1640培地に10%の牛胎児血
清を加えた培地中に、ヒト白血病細胞K562を1×1
05個7ml存在させ、これにデメチルアロサミジンが
1 mg / mRになるように添加して37゜Cで4
日間静置培養させた。
培養したヒト白血病細胞K562を顕微鏡で観察したが
、生育阻害は全く認められなかった。
〔発明の効果〕
本発明の化合物は真菌由来のキチナーゼに対する阻害作
用が極めて高い。従って、薬効の大きな抗真菌剤及びキ
チナーゼ阻害剤を提供することができる。またこの化合
物は発酵生産されるところから容易に大量生産すること
が可能である。
17 4
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の化合物のJ+ NMRスペクトルを 示す図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記式で表わされる化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼
  2. (2)請求項(1)に記載の化合物を有効成分とする抗
    真菌剤又はキチナーゼ阻害剤
  3. (3)ストレプトミセス属に属する請求項(1)に記載
    の化合物を生産する菌を培養して、培養物から当物質を
    採取することを特徴とする請求項(1)に記載の化合物
    の製法
JP2071972A 1989-04-27 1990-03-23 デメチルアロサミジン及びその製造法 Expired - Lifetime JP2827417B2 (ja)

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