JPH035842A - ファイル装置のレコード格納処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ファイル装置のレコード格納方式とレコード
利用方式を組み合わせる事によりファイル領域の有効利
用を図υ使用効率を高めるようにしたファイル装置のレ
コード格納方式方式とレコード利用方式に関するもので
ある。

〔従来の技術〕

従来、−括（バッチ）処理では、−旦データがファイル
上に累積されてからその後、順次１件づつ処理を実行す
るのが通例であった。この場合、累積されるファイルは
、その処理で発生すると思われる最大のレコード格納領
域を確保するのが一般的であり、日々の使用効率もます
ますであり、必ずしも有効なファイル領域の活用がされ
ていないのが実情である。又、使用されるファイルの編
成として順編成ファイルが圧倒的であった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のファイル装置のレコード格納方式では、
以下の問題点があった。すなわち、レコード発生の最大
値を求めて、その最大値のレコードが格納できる領域の
確保を必要とする事である。

例えば、最適値を求めて領域確保を行なったにせよ不測
の事態によりその最適値を越えるレコードが発生した時
は、たちまち、処理の中断を余儀なくされる。又、処理
のりカバリ−の観点から、そのレコードを全て格納する
為には、ファイル領域の再確保による処理の再試行か、
オーバーフローしたレコードを取込んだ処理の追加処理
が必要になる。これらの例から、最大値で領域確保を行
なった場合は著しいファイル領域の使用率の低下が懸念
されるし過少に領域を確保した場合は、ファイルのオー
バーフローによる処理の再試行や追加処理等のイレギー
ラー処理の必要性が発生する。

本発明は上記の欠点を解決し、常に再利用可能な領域を
作り出す事によってファイル処理の効率化とファイルの
使用効率を高める事を目的とじている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明はレコード格納領域をサイクリックに使用すると
共にファイル領域の使用状況を管理するファイル装置の
レコード格納処理方式において、前記ファイル領域内の
有効なレコード数を管理する開始レコード制御部と、処
理されたレコード数を管理する終了レコード制御部と、
レコードの追加の場合に前記開始レコード制御部で管理
されたレコード格納位置にレコードの追加をすると共に
前記開始レコード制御部の値を追加する格納位置に対応
する値に更新する手段と、レコードの利用の場合に前記
終了レコード制御部で管理されたレコード利用位置のレ
コードを利用すると共に前記終了レコード制御部の値を
利用する利用位置に対応する値に更新する手段とを備え
て、レコード格納エリアが常に再利用可能な状態を保持
することを特徴とするファイル装置のレコード格納処理
方式。

〔実施例〕

以下、本発明によるファイル装置のレコード格納処理方
式について図を用い説明する。

第１図は本発明における実施例の概略図を示す。

図中、１はアドレス制御装置、２はアドレス制御部、３
は開始アドレス制御（図中、ＢＯＥはファイル始端（Ｂ
ｅｇｉｎ　ｏｆ　Ｅｘｔｅｎｔ　）を示す）、４は終了
アドレス制御（図中、ＥＯＥＵファイル終端（Ｅｎｄ　
ｏｆ　Ｅｘｔｅｎｔ　）を示す）、５はポインター制御
部、６はカレントポインタ制御、７はエンドポインタ制
御、８はレコードカウンター制御、９は補助記憶装置、
１０は相対編成ファイル、１１はポインタインジケータ
をそれぞれ表わす。

ファイル領域の設定要求がアドレス制御装置１にあると
、アドレス制御部２の開始アドレス制御３、終了アドレ
ス制御４に制御がわたり、ファイル領域が確保される。

更にアドレス制御装置ｌからポインター制御部５に制御
がわたり、カレントポインタ制御６、エンドポインタ制
御７に初期値が設定される。レコードカウンター制御８
は、アドレス制御の設定時に格納レコード件数がセット
されてファイル設定の初期処理が完了する。レコードの
登録が行なわれると、ポインタ制御部５のカレントポイ
ンタ制御６に制御がわたり、ポインターの更新がされて
、補助記憶装置９の相対編成ファイル１０にカレントポ
インタで指示するアドレスにレコードが登録される。レ
コードの読取が発生すると、ポインタ制御部２のエンド
ポインタに制御が渡りエンドポインタが更新されて、補
助記憶装置９の相対編成ファイル１０からエンドポイン
タで指示するレコードの読取を行なう。これらの処理を
表わしているのが第１図の処理概要である。

第２図は、本実施例におけるレコードの登録を示してい
る。ポインタ制御部５のカレントポインタに１を加えて
更新をする。そのカレントポインタで補助記憶装置９の
相対編成ファイルｌＯに登録をする。

第３図は、本実施例におけるレコードの読取を示してい
る。ポインタ制御部５のエンドポインタに１を加えて更
新する。そのエンドポインタで補助記憶装ｆｔ９の相対
編成ファイルｉｏからレコードの読出しをする。

第４図は、本実施例におけるサイクリックパターンのレ
コード登録を示している。ポインタ制御部５のカレント
ポインタに１を加えてレコードカウンタとの比較を実行
してレコードポインタよりもカレントポインタが大きく
なった時点でカレントポインタに初期値をセットして更
新する。そのカレントポインタで補助記憶ファイル９の
相対編成ファイル１０に登録をする。

第５図は、本実施例におけるサイクリックパターンのレ
コード読取を示している。ポインタ制御部５のエンドポ
インタに１を加えてレコードカラン・りとの比較を実行
してレコードポインタよりもエンドポインタが大きくな
った時点でエンドポインタに初期値をセ、トシて更新す
る。そのエンドポインタで補助記憶ファイルの相対編成
ファイルの読取をする。

第６図は、本実施例におけるファイルオーバーフローを
示している。ポインタ制御部５のカレントポインタに１
を加えた値と、ポインタ制御部５のエンドポインタに１
を加えた値が、エンドポインタがカレントポインタより
大きくなった時はファイルオーバー７０−の条件となり
エラーリターンとなる。

第７図は、本実施例におけるレコード登録無しく０件）
を示している。エンドポインタにｔｔ加えた値とポイン
タ制御部５のカレントポインタが等しくなった時は読取
るべきレコードが無いことを示す。

〔発明の効果〕

以上説明した様に本発明によれば、大量のレコードが発
生しても、ファイルの容量をレコード発生の最大量に合
わすことなくレコード格納処理が可能となりファイルの
効果的な利用と補助記憶装置の有効活用が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の概略図、第２図〜第７図は
それぞれ第１図に示す実施例のレコードの登録時の動作
を説明する図、レコード処理時の動作を説明する図、レ
コード登録時におけるサイクリックパターンの動作を説
明する図、レコード処理時におけるサイクリックパター
ンの動作を説明する図、レコード登録時におけるオーバ
ーフロー状態の動作を説明する図、ファイルがＥＭＰＴ
Ｙ（空）の状態の動作を説明する図である。 図中、ｌ・・・・・・アドレス制御装置、２・・・・・
・アドレス制御部、３・・・・・・開始アドレス制御、
４・・・・・・終了アドレス制御、５・・・・・・ポイ
ンター制御部、６・・・・・・カレントポインタ制御、
７・・・・・・エンドポインタ制御、８・・・−・・レ
コードカウンタ制御、９・・・・・・補助記憶装置、１
０・−・・−・相対編成ファイル、１１・・・・・・ポ
インタインジケータ、を表わす。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レコード格納領域をサイクリックに使用すると共にファ
   イル領域の使用状況を管理するファイル装置のレコード
   格納処理方式において、前記ファイル領域内の有効なレ
   コード数を管理する開始レコード制御部と、処理された
   レコード数を管理する終了レコード制御部と、レコード
   の追加の場合に前記開始レコード制御部で管理されたレ
   コード格納位置にレコードの追加をすると共に前記開始
   レコード制御部の値を追加する格納位置に対応する値に
   更新する手段と、レコードの利用の場合に前記終了レコ
   ード制御部で管理されたレコード利用位置のレコードを
   利用すると共に前記終了レコード制御部の値を利用する
   利用位置に対応する値に更新する手段とを備えて、レコ
   ード格納エリアが常に再利用可能な状態を保持すること
   を特徴とするファイル装置のレコード格納処理方式。