JPH0833856B2 - 通番管理方式 - Google Patents
通番管理方式Info
- Publication number
- JPH0833856B2 JPH0833856B2 JP1235331A JP23533189A JPH0833856B2 JP H0833856 B2 JPH0833856 B2 JP H0833856B2 JP 1235331 A JP1235331 A JP 1235331A JP 23533189 A JP23533189 A JP 23533189A JP H0833856 B2 JPH0833856 B2 JP H0833856B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- serial number
- processing
- transaction
- assigned
- task
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一元的に管理された通番を用いてトランザク
ション処理を行うトランザクション処理システムに関
し、特にトランザクション処理タスクを多重構成にした
場合の処理効率を高めるために有効な通番管理方式に関
する。
ション処理を行うトランザクション処理システムに関
し、特にトランザクション処理タスクを多重構成にした
場合の処理効率を高めるために有効な通番管理方式に関
する。
従来、この種の通番管理方式では、トランザクション
処理の通番は、トランザクション処理がデッドロック等
の原因で中断された場合にトランザクション処理システ
ムによるバックアウト処理を行う必要があることから、
ファイルを用いて管理するのが一般的であった。
処理の通番は、トランザクション処理がデッドロック等
の原因で中断された場合にトランザクション処理システ
ムによるバックアウト処理を行う必要があることから、
ファイルを用いて管理するのが一般的であった。
上述した従来の通番管理方式は、トランザクション処
理の通番の管理をファイルを用いて行う方式であったの
で、トランザクション処理タスクはトランザクション処
理の開始時から終了時まで通番管理ファイルを占有して
しまうことになり、トランザクション処理タスクが多重
化されていない場合あるいは多重化されていても単位時
間当たりのトランザクション処理件数が少ない場合には
それほど問題はないが、トランザクション処理タスクが
多重構成でしかも単位時間当たりのトランザクション処
理件数が多い場合には通番管理ファイルがネックとなっ
てトランザクション処理システム全体の処理効率を低下
させてしまうという欠点がある。
理の通番の管理をファイルを用いて行う方式であったの
で、トランザクション処理タスクはトランザクション処
理の開始時から終了時まで通番管理ファイルを占有して
しまうことになり、トランザクション処理タスクが多重
化されていない場合あるいは多重化されていても単位時
間当たりのトランザクション処理件数が少ない場合には
それほど問題はないが、トランザクション処理タスクが
多重構成でしかも単位時間当たりのトランザクション処
理件数が多い場合には通番管理ファイルがネックとなっ
てトランザクション処理システム全体の処理効率を低下
させてしまうという欠点がある。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、トランザクション
処理の通番をメモリ上で管理しトランザクション処理タ
スクが多重構成でしかも単位時間当たりのトランザクシ
ョン処理件数が多い場合でも処理効率を高めることがで
きるようにした通番管理方式を提供することにある。
処理の通番をメモリ上で管理しトランザクション処理タ
スクが多重構成でしかも単位時間当たりのトランザクシ
ョン処理件数が多い場合でも処理効率を高めることがで
きるようにした通番管理方式を提供することにある。
本発明の通番管理方式は、一元的に管理された通番を
用いてトランザクション処理を行うトランザクション処
理システムにおいて、トランザクション処理に対して次
に割り当てるべき通番を格納するメモリ上の割当て通番
格納領域と、トランザクション処理を行う各タスクごと
にトランザクション処理に現在割り当てられている通番
と該タスクが該通番を用いてトランザクション処理を完
了しているか否かを示す処理完了フラグとを格納するメ
モリ上の割当て通番管理テーブルと、この割当て通番管
理テーブル上の前記処理完了フラグが該タスクのトラン
ザクション処理が完了している旨を示している場合には
前記割当て通番格納領域の通番を用いてトランザクショ
ン処理に対して割り当てるべき通番を決定し前記処理完
了フラグが該タスクのトランザクション処理が完了して
いない旨を示している場合には前記割当て通番管理テー
ブル上の該タスクの該通番を用いてトランザクション処
理に対して割り当てるべき通番を決定し前記処理完了フ
ラグに該タスクのトランザクション処理が完了していな
い旨を設定する通番割当て処理部と、該タスクのトラン
ザクション処理が完了したときに前記処理完了フラグに
該タスクのトランザクション処理が完了している旨を設
定するトランザクション完了処理部とを有する。
用いてトランザクション処理を行うトランザクション処
理システムにおいて、トランザクション処理に対して次
に割り当てるべき通番を格納するメモリ上の割当て通番
格納領域と、トランザクション処理を行う各タスクごと
にトランザクション処理に現在割り当てられている通番
と該タスクが該通番を用いてトランザクション処理を完
了しているか否かを示す処理完了フラグとを格納するメ
モリ上の割当て通番管理テーブルと、この割当て通番管
理テーブル上の前記処理完了フラグが該タスクのトラン
ザクション処理が完了している旨を示している場合には
前記割当て通番格納領域の通番を用いてトランザクショ
ン処理に対して割り当てるべき通番を決定し前記処理完
了フラグが該タスクのトランザクション処理が完了して
いない旨を示している場合には前記割当て通番管理テー
ブル上の該タスクの該通番を用いてトランザクション処
理に対して割り当てるべき通番を決定し前記処理完了フ
ラグに該タスクのトランザクション処理が完了していな
い旨を設定する通番割当て処理部と、該タスクのトラン
ザクション処理が完了したときに前記処理完了フラグに
該タスクのトランザクション処理が完了している旨を設
定するトランザクション完了処理部とを有する。
〔作用〕 本発明の通番管理方式では、メモリ上の割当て通番格
納領域がトランザクション処理に対して次に割り当てる
べき通番を格納し、メモリ上の割当て通番管理テーブル
がトランザクション処理を行う各タスクごとにトランザ
クション処理に現在割り当てられている通番と該タスク
が該通番を用いてトランザクション処理を完了している
か否かを示す処理完了フラグとを格納し、通番割当て処
理部が割当て通番管理テーブル上の処理完了フラグが該
タスクのトランザクション処理が完了している旨を示し
ている場合には割当て通番格納領域の通番を用いてトラ
ンザクション処理に対して割り当てるべき通番を決定し
処理完了フラグが該タスクのトランザクション処理が完
了していない旨を示している場合には割当て通番管理テ
ーブル上の該タスクの該通番を用いてトランザクション
処理に対して割り当てるべき通番を決定し処理完了フラ
グに該タスクのトランザクション処理が完了していない
旨を設定し、トランザクション完了処理部が該タスクの
トランザクション処理が完了したときに処理完了フラグ
に該タスクのトランザクション処理が完了している旨を
設定する。
納領域がトランザクション処理に対して次に割り当てる
べき通番を格納し、メモリ上の割当て通番管理テーブル
がトランザクション処理を行う各タスクごとにトランザ
クション処理に現在割り当てられている通番と該タスク
が該通番を用いてトランザクション処理を完了している
か否かを示す処理完了フラグとを格納し、通番割当て処
理部が割当て通番管理テーブル上の処理完了フラグが該
タスクのトランザクション処理が完了している旨を示し
ている場合には割当て通番格納領域の通番を用いてトラ
ンザクション処理に対して割り当てるべき通番を決定し
処理完了フラグが該タスクのトランザクション処理が完
了していない旨を示している場合には割当て通番管理テ
ーブル上の該タスクの該通番を用いてトランザクション
処理に対して割り当てるべき通番を決定し処理完了フラ
グに該タスクのトランザクション処理が完了していない
旨を設定し、トランザクション完了処理部が該タスクの
トランザクション処理が完了したときに処理完了フラグ
に該タスクのトランザクション処理が完了している旨を
設定する。
次に、本発明について図面を参照して詳細に説明す
る。
る。
第1図は、本発明の一実施例に係る通番管理方式が適
用されたトランザクション処理の構成を示す流れ図であ
る。本実施例の通番管理方式は、通番割当て処理部1
と、メモリ上の割当て通番格納領域2と、メモリ上の割
当て通番管理テーブル3と、データベース(以下、DBと
略記する)更新等を行うトランザクションの主処理部
(以下、DB更新等処理部という)4と、DB更新等処理部
4で処理の対象となるDB等5と、トランザクション完了
処理部6とから構成されている。なお、破線の矢印はメ
モリの参照および更新、二重線の矢印はDB等5の参照お
よび更新をそれぞれ示す。
用されたトランザクション処理の構成を示す流れ図であ
る。本実施例の通番管理方式は、通番割当て処理部1
と、メモリ上の割当て通番格納領域2と、メモリ上の割
当て通番管理テーブル3と、データベース(以下、DBと
略記する)更新等を行うトランザクションの主処理部
(以下、DB更新等処理部という)4と、DB更新等処理部
4で処理の対象となるDB等5と、トランザクション完了
処理部6とから構成されている。なお、破線の矢印はメ
モリの参照および更新、二重線の矢印はDB等5の参照お
よび更新をそれぞれ示す。
第2図を参照すると、割当て通番管理テーブル3は、
トランザクション処理タスク(図示せず)のタスク番号
3aごとに、トランザクション処理に対して現在割り当て
られている割当て通番3bと、現在割り当てられている割
当て通番3bを用いたトランザクション処理が完了してい
るかどうかを示す処理完了フラグ3cとを格納する複数の
エントリから構成されている。処理完了フラグ3cは、処
理完了ならばオン、処理未完了ならばオフに設定され
る。なお、以下の説明においては、タスク番号n(正整
数)に対する割当て通番と処理完了フラグとをそれぞれ
割当て通番(n)、処理完了フラグ(n)と表すことに
する。
トランザクション処理タスク(図示せず)のタスク番号
3aごとに、トランザクション処理に対して現在割り当て
られている割当て通番3bと、現在割り当てられている割
当て通番3bを用いたトランザクション処理が完了してい
るかどうかを示す処理完了フラグ3cとを格納する複数の
エントリから構成されている。処理完了フラグ3cは、処
理完了ならばオン、処理未完了ならばオフに設定され
る。なお、以下の説明においては、タスク番号n(正整
数)に対する割当て通番と処理完了フラグとをそれぞれ
割当て通番(n)、処理完了フラグ(n)と表すことに
する。
第3図を参照すると、通番割当て処理部1のタスク番
号nのトランザクション処理タスクに対する通番割当て
処理は、処理完了フラグ(n)判定ステップ11と、メモ
リロックステップ12と、割当て通番(n)設定ステップ
13と、割当て通番格納領域カウントアップステップ14
と、メモリロック解除ステップ15と、処理完了フラグ
(n)オフステップ16と、割当て通番(n)返却ステッ
プ17とからなる。
号nのトランザクション処理タスクに対する通番割当て
処理は、処理完了フラグ(n)判定ステップ11と、メモ
リロックステップ12と、割当て通番(n)設定ステップ
13と、割当て通番格納領域カウントアップステップ14
と、メモリロック解除ステップ15と、処理完了フラグ
(n)オフステップ16と、割当て通番(n)返却ステッ
プ17とからなる。
第4図を参照すると、トランザクション完了処理部6
のタスク番号nのトランザクション処理タスクに対する
トランザクション完了処理は、処理完了フラグ(n)オ
ンステップ61からなる。
のタスク番号nのトランザクション処理タスクに対する
トランザクション完了処理は、処理完了フラグ(n)オ
ンステップ61からなる。
次に、このように構成された本実施例の通番管理方式
の動作について説明する。なお、ここでは、タスク番号
nのトランザクション処理タスクに着目しながら説明す
る。
の動作について説明する。なお、ここでは、タスク番号
nのトランザクション処理タスクに着目しながら説明す
る。
タスク番号nのトランザクション処理タスクによりト
ランザクション処理が開始されると、まず通番割当て処
理部1を呼び出す。
ランザクション処理が開始されると、まず通番割当て処
理部1を呼び出す。
通番割当て処理部1は、割当て通番格納領域2と割当
て通番管理テーブル3とを用いてトランザクション処理
に対して割り当てるべき通番を決定する。
て通番管理テーブル3とを用いてトランザクション処理
に対して割り当てるべき通番を決定する。
詳しくは、通番割当て処理部1は、まず割当て通番管
理テーブル3上のタスク番号nに対応する処理完了フラ
グ(n)のオン/オフを検査する(ステップ11)。処理
完了フラグ(n)がオフである場合には、タスク番号n
のトランザクション処理タスクが直前に実行したトラン
ザクション処理が中断されたことを表しているので、こ
の場合は現在割り当ててある通番、すなわち割当て通番
(n)を再度通番としてトランザクション処理に返却し
(ステップ17)、通番割当て処理を終了する。一方、処
理完了フラグ(n)がオンである場合には、タスク番号
nのトランザクション処理タスクが直前に実行したトラ
ンザクション処理が中断されずにトランザクション完了
処理部6まで実行されたことを表しているので、この場
合には割当て通番格納領域2から新規に通番を参照して
使用する。すなわち、通番割当て処理部1は、2つ以上
のトランザクション処理タスクが同時に通番割当て処理
を行った場合には矛盾が生じるおそれがあるので、メモ
リにロックをかけて他のトランザクション処理タスクか
らメモリの参照および更新ができないようにし(ステッ
プ12)、割当て通番格納領域2に格納されている通番を
割当て通番(n)に格納して(ステップ13)、割当て通
番格納領域2の内容である通番を1つカウントアップす
る(ステップ14)。次に、通番割当て処理部1は、メモ
リのロックを解除し(ステップ15)、処理完了フラグ
(n)をオフとして割当て通番(n)を用いたトランザ
クション処理が完了していない旨を設定する(ステップ
16)。この時点で、割当て通番(n)にはトランザクシ
ョン処理が使用すべき通番が格納されているので、通番
割当て処理部1は、割当て通番(n)をトランザクショ
ン処理に返却し(ステップ17)、通番割当て処理を終了
する。
理テーブル3上のタスク番号nに対応する処理完了フラ
グ(n)のオン/オフを検査する(ステップ11)。処理
完了フラグ(n)がオフである場合には、タスク番号n
のトランザクション処理タスクが直前に実行したトラン
ザクション処理が中断されたことを表しているので、こ
の場合は現在割り当ててある通番、すなわち割当て通番
(n)を再度通番としてトランザクション処理に返却し
(ステップ17)、通番割当て処理を終了する。一方、処
理完了フラグ(n)がオンである場合には、タスク番号
nのトランザクション処理タスクが直前に実行したトラ
ンザクション処理が中断されずにトランザクション完了
処理部6まで実行されたことを表しているので、この場
合には割当て通番格納領域2から新規に通番を参照して
使用する。すなわち、通番割当て処理部1は、2つ以上
のトランザクション処理タスクが同時に通番割当て処理
を行った場合には矛盾が生じるおそれがあるので、メモ
リにロックをかけて他のトランザクション処理タスクか
らメモリの参照および更新ができないようにし(ステッ
プ12)、割当て通番格納領域2に格納されている通番を
割当て通番(n)に格納して(ステップ13)、割当て通
番格納領域2の内容である通番を1つカウントアップす
る(ステップ14)。次に、通番割当て処理部1は、メモ
リのロックを解除し(ステップ15)、処理完了フラグ
(n)をオフとして割当て通番(n)を用いたトランザ
クション処理が完了していない旨を設定する(ステップ
16)。この時点で、割当て通番(n)にはトランザクシ
ョン処理が使用すべき通番が格納されているので、通番
割当て処理部1は、割当て通番(n)をトランザクショ
ン処理に返却し(ステップ17)、通番割当て処理を終了
する。
通番割当て処理部1による通番割当て処理が終了する
と、トランザクション処理タスクは、通番割当て処理部
1によって割り当てられた割当て通番(n)を用いてDB
更新等処理部4に示されるようなトランザクションの主
処理を行う。
と、トランザクション処理タスクは、通番割当て処理部
1によって割り当てられた割当て通番(n)を用いてDB
更新等処理部4に示されるようなトランザクションの主
処理を行う。
DB更新等処理部4によるトランザクションの主処理が
終了すると、トランザクション処理タスクは、トランザ
クション完了処理部6を呼び出す。
終了すると、トランザクション処理タスクは、トランザ
クション完了処理部6を呼び出す。
トランザクション完了処理部6は、割当て通番(n)
を用いたトランザクション処理が完了した旨を割当て通
番管理テーブル3に設定した後にトランザクション処理
を終了する。
を用いたトランザクション処理が完了した旨を割当て通
番管理テーブル3に設定した後にトランザクション処理
を終了する。
詳しくは、トランザクション完了処理部6は、割当て
通番管理テーブル3の処理完了フラグ(n)をオンとす
る(ステップ61)。すなわち、割当て通番(n)を用い
たトランザクション処理は完了したので、当該割当て通
番(n)を再使用することは不可である旨を設定して処
理を終了する。
通番管理テーブル3の処理完了フラグ(n)をオンとす
る(ステップ61)。すなわち、割当て通番(n)を用い
たトランザクション処理は完了したので、当該割当て通
番(n)を再使用することは不可である旨を設定して処
理を終了する。
ところで、デッドロック等の原因によってトランザク
ション処理が中断される可能性があるのは、DB更新等処
理部4である。中断されたトランザクション処理は再度
実行されるが、中断された時点で割り当てられていた割
当て通番(n)に対してはトランザクション完了処理部
6は実行されていないので、割当て通番管理テーブル3
の割当て通番(n)に対する処理完了フラグ(n)は、
トランザクション処理完了である旨(オン)に設定され
ていない。したがって、通番割当て処理部1は、割当て
通番(n)をトランザクション処理に再度割り当てる
(ステップ17)。
ション処理が中断される可能性があるのは、DB更新等処
理部4である。中断されたトランザクション処理は再度
実行されるが、中断された時点で割り当てられていた割
当て通番(n)に対してはトランザクション完了処理部
6は実行されていないので、割当て通番管理テーブル3
の割当て通番(n)に対する処理完了フラグ(n)は、
トランザクション処理完了である旨(オン)に設定され
ていない。したがって、通番割当て処理部1は、割当て
通番(n)をトランザクション処理に再度割り当てる
(ステップ17)。
第5図は、本実施例の通番管理方式のバンキングオン
ライントランザクション処理システムへの応用例を示す
図である。図中、符号51はバンキングオンライントラン
ザクション処理システム、52は多重構成のバンキングオ
ンライントランザクション処理タスク、53はオンライン
端末、54はオンライン取引記録ファイルをそれぞれ示
す。
ライントランザクション処理システムへの応用例を示す
図である。図中、符号51はバンキングオンライントラン
ザクション処理システム、52は多重構成のバンキングオ
ンライントランザクション処理タスク、53はオンライン
端末、54はオンライン取引記録ファイルをそれぞれ示
す。
バンキングオンライントランザクション処理タスク52
は、オンライン端末53から電文を受信して起動される
と、通番割当て処理部1を実行し、次にDB更新等処理部
4によりオンライン業務を行う。このとき、オンライン
取引記録ファイル54にオンライン取引記録を出力する。
オンライン取引記録は、その性質上、バンキングオンラ
イントランザクション処理システム51で一元の通番を付
することが必須である。次に、バンキングオンライント
ランザクション処理タスク52は、トランザクション完了
処理部6を実行して、トランザクション処理を終了す
る。
は、オンライン端末53から電文を受信して起動される
と、通番割当て処理部1を実行し、次にDB更新等処理部
4によりオンライン業務を行う。このとき、オンライン
取引記録ファイル54にオンライン取引記録を出力する。
オンライン取引記録は、その性質上、バンキングオンラ
イントランザクション処理システム51で一元の通番を付
することが必須である。次に、バンキングオンライント
ランザクション処理タスク52は、トランザクション完了
処理部6を実行して、トランザクション処理を終了す
る。
このように、本実施例の通番管理方式を用いれば、ト
ランザクション処理の通番の管理をメモリ上の割当て通
番格納領域2および割当て通番管理テーブル3で行うの
で、第5図に示したバンキングオンライントランザクシ
ョン処理システム51に代表されるようなトランザクショ
ン処理タスクが多重構成であるトランザクション処理シ
ステムの処理効率を高めることが可能である。
ランザクション処理の通番の管理をメモリ上の割当て通
番格納領域2および割当て通番管理テーブル3で行うの
で、第5図に示したバンキングオンライントランザクシ
ョン処理システム51に代表されるようなトランザクショ
ン処理タスクが多重構成であるトランザクション処理シ
ステムの処理効率を高めることが可能である。
以上説明したように本発明は、メモリ上の割当て通番
格納領域,メモリ上の割当て通番管理テーブル,通番割
当て処理部およびトランザクション完了処理部を設け、
トランザクション処理の通番の管理をメモリ上で行うよ
うにしたことにより、トランザクション処理タスクが多
重構成であるトランザクション処理システムの処理効率
を高めることが可能になるという効果がある。
格納領域,メモリ上の割当て通番管理テーブル,通番割
当て処理部およびトランザクション完了処理部を設け、
トランザクション処理の通番の管理をメモリ上で行うよ
うにしたことにより、トランザクション処理タスクが多
重構成であるトランザクション処理システムの処理効率
を高めることが可能になるという効果がある。
第1図は本発明の一実施例に係る通番管理方式が適用さ
れたトランザクション処理を示す流れ図、 第2図は第1図中の割当て通番管理テーブルの内容を示
す図、 第3図は第1図中の通番割当て処理部の処理を示す流れ
図、 第4図は第1図中のトランザクション完了処理部の処理
を示す流れ図、 第5図は本実施例の通番管理方式のバンキングオンライ
ントランザクション処理システムへの応用例を示す図で
ある。 図において、 1……通番割当て処理部、2……割当て通番格納領域、
3……割当て通番管理テーブル、3a……タスク番号、3b
……割当て通番、3c……処理完了フラグ、4……DB更新
等処理部、5……DB等、6……トランザクション完了処
理部、51……バンキングオンライントランザクション処
理システム、52……バンキングオンライントランザクシ
ョン処理タスク、53……オンライン端末、54……オンラ
イン取引記録ファイルである。
れたトランザクション処理を示す流れ図、 第2図は第1図中の割当て通番管理テーブルの内容を示
す図、 第3図は第1図中の通番割当て処理部の処理を示す流れ
図、 第4図は第1図中のトランザクション完了処理部の処理
を示す流れ図、 第5図は本実施例の通番管理方式のバンキングオンライ
ントランザクション処理システムへの応用例を示す図で
ある。 図において、 1……通番割当て処理部、2……割当て通番格納領域、
3……割当て通番管理テーブル、3a……タスク番号、3b
……割当て通番、3c……処理完了フラグ、4……DB更新
等処理部、5……DB等、6……トランザクション完了処
理部、51……バンキングオンライントランザクション処
理システム、52……バンキングオンライントランザクシ
ョン処理タスク、53……オンライン端末、54……オンラ
イン取引記録ファイルである。
Claims (1)
- 【請求項1】一元的に管理された通番を用いてトランザ
クション処理を行うトランザクション処理システムにお
いて、 トランザクション処理に対して次に割り当てるべき通番
を格納するメモリ上の割当て通番格納領域と、 トランザクション処理を行う各タスクごとにトランザク
ション処理に現在割り当てられている通番と該タスクが
該通番を用いてトランザクション処理を完了しているか
否かを示す処理完了フラグとを格納するメモリ上の割当
て通番管理テーブルと、 この割当て通番管理テーブル上の前記処理完了フラグが
該タスクのトランザクション処理が完了している旨を示
している場合には前記割当て通番格納領域の通番を用い
てトランザクション処理に対して割り当てるべき通番を
決定し前記処理完了フラグが該タスクのトランザクショ
ン処理が完了していない旨を示している場合には前記割
当て通番管理テーブル上の該タスクの該通番を用いてト
ランザクション処理に対して割り当てるべき通番を決定
し前記処理完了フラグに該タスクのトランザクション処
理が完了していない旨を設定する通番割当て処理部と、 該タスクのトランザクション処理が完了したときに前記
処理完了フラグに該タスクのトランザクション処理が完
了している旨を設定するトランザクション完了処理部と を有することを特徴とする通番管理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1235331A JPH0833856B2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 通番管理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1235331A JPH0833856B2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 通番管理方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0398128A JPH0398128A (ja) | 1991-04-23 |
JPH0833856B2 true JPH0833856B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=16984525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1235331A Expired - Lifetime JPH0833856B2 (ja) | 1989-09-11 | 1989-09-11 | 通番管理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0833856B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3398671B2 (ja) * | 1993-06-10 | 2003-04-21 | 日本電気株式会社 | バンキングシステム |
JP3341637B2 (ja) * | 1997-06-20 | 2002-11-05 | 日本電気株式会社 | トランザクション処理システムにおける端末状態管理方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
US6874104B1 (en) | 1999-06-11 | 2005-03-29 | International Business Machines Corporation | Assigning recoverable unique sequence numbers in a transaction processing system |
-
1989
- 1989-09-11 JP JP1235331A patent/JPH0833856B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0398128A (ja) | 1991-04-23 |
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