JPH06309209A - ファイルバックアップ方式 - Google Patents

ファイルバックアップ方式

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JPH06309209A
JPH06309209A JP5121997A JP12199793A JPH06309209A JP H06309209 A JPH06309209 A JP H06309209A JP 5121997 A JP5121997 A JP 5121997A JP 12199793 A JP12199793 A JP 12199793A JP H06309209 A JPH06309209 A JP H06309209A
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JP
Japan
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backup
file
auxiliary storage
storage device
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JP5121997A
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English (en)
Inventor
Shunichi Enomoto
俊一 榎本
Noboru Kinoshita
登 木下
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 補助記憶の内容のバックアップ装置へのバッ
クアップの処理時間を短縮し、不慮の事故からバックア
ップデータを保護可能とする。 【構成】 補助記憶装置105、106に格納するファ
イルに自動バックアップが必要か否かを指定するフラグ
領域をファイル管理情報230に設け、補助記憶装置1
05、106にファイルを割り当てる際、当該ファイル
に自動バックアップが必要なとき前記フラグ領域にフラ
グを立てると共にバックアップ装置108側へも当該フ
ァイルに対応したバックアップ領域の割り当てを行な
い、補助記憶装置105、106へのファイル書き込み
の必要が生じた時、補助記憶装置105、106へのフ
ァイル書き込みを行なうとともに、バックアップ装置1
08に対してもファイル書き込みを行なうようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファイルバックアップ
方式に関し、特に磁気ディスク装置等の補助記憶装置と
補助記憶装置の内容をバックアップするバックアップ装
置とを有する計算機システムにおいて行なうバックアッ
プ方式に関する。
【0002】
【従来の技術】バックアップを採取する方式としては、
業務終了時に、バックアップを採取する方式や、特開昭
59−91565号公報で示されるように、デュアルデ
ィスク装置にリアルタイム処理にて、同一のデータを書
き込ませることにより、バックアップを採取する方式が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、バックアップ採取のためには、バックアップ採取に
伴う手間及び採取時間を必要としていた。また、デュア
ルディスク装置にリアルタイム処理にて、バックアップ
を採取する方式においては、バックアップ採取のための
手間及び採取時間を軽減させることはできるが、一般の
システムの2倍の設備費が必要となる。また、地震・火
事等の不慮の事故からのバックアップデータの保護が出
来なかった。本発明の目的は、磁気ディスク装置等の補
助記憶装置と補助記憶装置の内容をバックアップするバ
ックアップ装置を有する計算機システムにおいて、バッ
クアップ採取に伴い、安価なシステム構成で、バックア
ップに要する処理時間を短縮させ、不慮の事故からのバ
ックアップデータの保護を可能とすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】補助記憶装置に格納する
ファイルに自動バックアップが必要か否かを指定するフ
ラグ領域をファイル管理情報に設け、補助記憶装置にフ
ァイルを割り当てる際、当該ファイルに自動バックアッ
プが必要なとき前記フラグ領域にフラグを立てると共に
バックアップ装置側へも当該ファイルに対応したバック
アップ領域の割り当てを行ない、補助記憶装置へのファ
イル書き込みの必要が生じた時、補助記憶装置へのファ
イル書き込みを行なうとともに、バックアップ装置に対
してもファイル書き込みを行なうようにしている。ま
た、バックアップ装置に格納するファイルに対してもバ
ックアップファイル管理情報を設定するようにしてい
る。また、ファイル管理情報の1部として補助記憶装置
の装置番号情報を設けることにより、1台のバックアッ
プ装置で複数台の補助記憶装置のファイルバックアップ
を行なうようにしている。さらに、ファイル管理情報の
1部およびバックアップファイル管理情報の1部として
補助記憶装置の装置番号情報を設けるようにしている。
また、バックアップ装置のバックアップ媒体を交換可能
な媒体とし、該バックアップ媒体に前記バックアップフ
ァイル管理情報を格納し、該バックアップファイル管理
情報の1部として世代情報を設け、バックアップ媒体に
対する世代管理を容易に行なうようにしている。また、
バックアップ装置にファイルバックアップを行なう準備
が出来ていない場合は、自動バックアップ処理を保留
し、補助記憶装置内のファイルのみを更新し、バックア
ップ装置の準備が完了した時点で、自動的に補助記憶装
置内のファイルを読み出してバックアップ装置に転送
し、バックアップを採取するようにしている。
【0005】
【作用】CPUは、補助記憶装置に対する書き込み要求
を受け取ると、ファイル管理情報より、当該ファイルが
バックアップ対象ファイルか否かを判定する。当該ファ
イルがバックアップ対象である場合、補助記憶装置への
書き込み指示を行なうと同時にバックアップ装置に対し
ても書き込み指示を行なう。補助記憶装置は、書き込み
指示を受け取るとあらかじめ主記憶装置内のデータバッ
ファ領域に準備されたデータを受信し、データの書き込
み処理を行なう。同様に、バックアップ装置において
も、書き込み指示を受けると前記データバッファ領域に
準備されたデータを受信し、データの書き込みを行な
う。補助記憶装置とバックアップ装置の終了割り込みを
受付けた時点で、データバッファ領域を開放し、他の業
務に使用可能としてファイルの書き込み動作を終了す
る。このことにより、補助記憶装置のファイル更新とと
もに、バックアップ側のファイル更新を行なうことがで
き、安価なシステム構成で、バックアップに要する処理
時間を短縮させ、不慮の事故からのバックアップデータ
の保護を可能とすることができる。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の1実施例を図1〜図3を用
いて説明する。図1は、本発明を用いた計算機システム
の概略構成図である。本実施例においては、補助記憶装
置として磁気ディスク装置、バックアップ装置として光
ディスク装置を接続している。図1において、中央処理
装置(以下CPUと略称する)101には、システムバ
スaを介して、主記憶装置102、DMA制御装置10
3、ディスク制御装置104、および光ディスク制御装
置107が接続されている。ディスク制御装置104に
は、ディスクインターフェースバスbを介して磁気ディ
スク装置105と磁気ディスク装置106が、光ディス
ク制御装置107には、光ディスクインターフェースバ
スcを介して光ディスク装置108が接続されている。
ディスク制御装置104および光ディスク制御装置10
7に対する制御は、主記憶装置102内のファイル管理
プログラム210(図2)をCPU101が読み出し、
実行することにより行なわれる。磁気ディスク装置10
5または磁気ディスク装置106に対するデータの書き
込みおよび読み出しは、DMA制御装置103にファイ
ル管理プログラム210が設定した情報にもとずいて、
主記憶装置102内のデータバッファ220(図2)と
ディスク制御装置104との間で、DMA転送を行なう
ことにより実行される。また、光ディスク装置108に
対するデータの書き込みおよび読み出しにおいても同様
に、DMA制御装置103にファイル管理プログラム2
10が設定した情報にもとずいて、主記憶装置102内
のデータバッファ220と光ディスク制御装置107と
の間で、DMA転送を行なうことにより実行される。
【0007】図2は、磁気ディスク装置105、磁気デ
ィスク装置106および光ディスク装置108のエリア
割当てを示したものである。磁気ディスク装置105
は、ファイル管理情報230のエリア、バックアップフ
ァイル管理情報240のエリア、システム制御プログラ
ム250のエリア、ユーザファイル260のエリアに、
大別される。磁気ディスク装置106は、ユーザファイ
ル270のエリアで構成されている。本実施例で用いら
れるデータファイル‘A’261は、ユーザファイル2
60のエリアに、データファイル‘B’271、データ
ファイル‘C’272は、ユーザファイル270のエリ
アに割り付けられている。光ディスク装置108は、バ
ックアップ管理情報280エリア、バックアップファイ
ル290エリアに、大別される。
【0008】図3は、ファイル管理情報230およびバ
ックアップファイル管理情報240のフォーマットを示
したものである。ファイル管理情報230のフォーマッ
トは、各ファイルに対応して、磁気ディスク装置番号3
01、ファイル名称302、ファイルサイズ303、磁
気ディスク装置における格納位置304、バックアップ
フラグ305、その他306が規定されている。バック
アップフラグ305は、当該ファイルが自動バックアッ
プの対象か否かを示すものであり、バックアップフラグ
305が「1」の場合、自動バックアップを行ない、
「0」の場合は自動バックアップを行なわないことを意
味している。本実施例の場合、データファイル‘A’2
61、データファイル‘C’272がバックアップを行
なうファイルとして定義されており、それぞれのファイ
ルに対応するバックアップフラグが「1」にセットされ
ているものとする。バックアップファイル管理情報28
0は、ファイル管理情報230にバックアップ媒体番号
317、バックアップ装置における格納位置318を追
加したものであり、そのフォーマットは、各バックアッ
プファイルに対応して、磁気ディスク装置番号311、
ファイル名称312、ファイルサイズ313、磁気ディ
スク装置における格納位置314、バックアップフラグ
315、その他316とバックアップ媒体番号317、
バックアップ装置における格納位置318が規定されて
いる。バックアップ媒体番号317は、バックアップ媒
体の交換時に1ずつ足され、バックアップ世代管理のた
めに使用される。本実施例の場合、世代管理は3世代ま
で行なうものとする。また、バックアップファイル管理
情報280は、媒体交換時に備えて、磁気ディスク装置
105のバックアップ管理情報240エリアにも格納さ
れる。そして、バックアップファイル290のエリアに
は、バックアップファイル‘A’291、バックアップ
ファイル‘C’292が割り付けられている。なお、フ
ァイルアクセス性能を向上させるため、ファイル管理情
報230およびバックアップファイル管理情報240の
内容は、システム立ち上げ時において、磁気ディスク装
置105から主記憶装置102に読み込まれる。
【0009】本実施例におけるファイル更新動作を、デ
ータファイル‘A’261のファイル更新を例にとって
説明する。ファイル管理プログラム210は、上位プロ
グラムからデータファイル‘A’261の更新要求を受
けると、データファイル‘A’261を磁気ディスク装
置105より、DMA転送にて主記憶装置102に読み
込む。主記憶装置102に読み込まれたデータファイル
‘A’261を上位プログラムにより更新後、ファイル
管理プログラム210は、データファイル‘A’261
が自動バックアップの対象か否かを判断するため、デー
タファイル‘A’261のファイル管理情報230を参
照し、そのバックアップフラグ305を読み取り、
「1」であることを認識する。データファイル‘A’の
バックアップフラグ305が「1」であることを認識し
たファイル管理プログラム210は、DMA制御装置1
03に対して、DMA情報を設定後、ディスク制御装置
104への書き込み指示を行なうと同時に光ディスク制
御装置107にも書き込み指示を行なう。書き込み指示
を受けたディスク制御装置104は、DMA制御装置1
03に対して、データ転送要求を行なう。ディスク制御
装置104からデータ転送要求を受けたDMA制御装置
103は、DMA情報により定められた主記憶装置10
2内のデータバッファ220エリアにあるデータファイ
ル‘A’261の更新データをディスク制御装置104
に転送する。転送データを受け取ったディスク制御装置
104は、磁気ディスク装置105への書き込みを行な
い、書き込み終了時に、CPU101に対して終了割り
込みを発生させる。同様に、書き込み指示を受けた光デ
ィスク制御装置107は、DMA制御装置103に対し
て、データ転送要求を行なう。光ディスク制御装置10
7からデータ転送要求を受けたDMA制御装置103
は、ディスク制御装置104への転送に用いた主記憶装
置102内の同一データバッファ220エリアにあるデ
ータファイル‘A’261の更新データを、光ディスク
制御装置107へ転送する。転送データを受け取った光
ディスク制御装置107は、光ディスク装置108への
書き込みを行ない、書き込み終了時に、CPU101に
対して終了割り込みを発生する。CPU101が、ディ
スク制御装置104と光ディスク制御装置107からの
終了割り込みを受け取った時点で、ファイル管理プログ
ラム210は、データバッファ220を開放し、他の業
務に使用可能として、磁気ディスク装置105および光
ディスク装置108への書き込み動作を終了する。この
ようにして、磁気ディスク装置105のデータファイル
‘A’261の更新とともに、バックアップ装置である
光ディスク装置108のバックアップファイル‘A’2
91の更新を行なうことが出来る。また、ファイル管理
情報230およびバックアップファイル管理情報280
は、ファイル生成時に作成される。
【0010】次に、本実施例において、ファイル生成時
における動作をデータファイル‘C’272のファイル
生成を例にとって説明する。オペレータは、図中に示さ
れていないコンソール装置からキー操作にて、ファイル
名称302として「データファイル‘C’272」を入
力し、自動バックアップ採取の有無指定に「有」情報を
入力する。このファイル名称を与えられたファイルデー
タは既に主記憶装置102に格納されている。オペレー
タからのファイル名称302、自動バックアップ採取指
定を受け取ったファイル管理プログラム210は、デー
タファイル‘C’272を格納する磁気ディスク装置1
06の装置番号301、ファイル名称302、ファイル
サイズ303、磁気ディスク装置106への格納位置3
04、バックアップフラグ305、その他306を、デ
ータファイル‘C’272のファイル管理情報230と
して作成する。また、データファイル‘C’272は、
バックアップフラグ305が「1」であるため、作成さ
れたファイル管理情報230にバックアップ媒体番号3
17、光ディスク装置108での格納位置318を追加
して、バックアップファイル管理情報240も作成す
る。上記情報作成後、ファイル管理プログラム210
は、ファイル管理情報230およびバックアップファイ
ル管理情報240を、DMA転送にて磁気ディスク装置
105へ書き込み、光ディスク装置108にも同様に、
バックアップ管理情報240と同一内容であるバックア
ップ管理情報280を書き込む。このようにして、ファ
イル管理プログラム210は、磁気ディスク装置106
へデータファイル‘C’272を割り当てる際に、ファ
イル管理情報230およびバックアップファイル管理情
報280を作成し、データファイル‘C’272を磁気
ディスク装置106と光ディスク装置108に格納す
る。
【0011】次に、本実施例おけるバックアップ媒体交
換時の動作を、バックアップ媒体番号307がn=10
の状態で媒体交換が行なわれた場合を例にとって説明す
る。
【0012】オペレータが、光ディスク装置108に挿
入されているバックアップ媒体を、他のバックアップ媒
体に交換すると、光ディスク装置108は、バックアッ
プ媒体の交換が行なわれたことをCPU101に報告す
る。
【0013】報告を受けたCPU101は、ファイル管
理プログラム210より、光ディスク装置108から挿
入されたバックアップ媒体のバックアップファイル管理
情報280内にあるバックアップ媒体番号307を、主
記憶装置102に読み込む。
【0014】交換のために挿入されたバックアップ媒体
は新しい媒体の場合もあり、数個の媒体をバックアップ
媒体として交換して使用している場合もある。新しい媒
体の場合の場合にはバックアップ媒体番号307は与え
られていない。また、交換して使用している場合には古
いバックアップ媒体番号307が書き込まれている。フ
ァイル管理プログラム210は、読み込んだバックアッ
プ媒体番号307とバックアップファイル管理情報24
0内のバックアップ媒体番号307とを比較して、挿入
されたバックアップ媒体が最新のデータからの3世代ま
でのバックアップデータかを判定する。この場合の3世
代とはn=10、n=9、n=8、となる。最新のデー
タから3世代以外のバックアップデータが格納されてい
るバックアップ媒体番号307がn=7以下のバックア
ップ媒体またはバックアップ媒体番号307が与えられ
ていないバックアップ媒体は、世代管理の対象になって
いないので、世代管理の対象にはなっておらず、バック
アップ媒体の記憶内容を更新してもよいため、ファイル
管理プログラム210が、磁気ディスク装置105と光
ディスク装置106から主記憶装置102を介して、光
ディスク装置108へ最新のデータを転送し、挿入した
バックアップ媒体の内容を書替え、最新のバックアップ
データとする。最新のバックアップデータを格納したバ
ックアップ媒体は、バックアップ媒体交換時のバックア
ップ媒体番号307のn=10に1を足してn=11と
し、新しい世代を作成する。また、バックアップ媒体番
号307がn=8,9,10であれば、最新のデータか
らの3世代内であるため、ファイル管理プログラム21
0は、コンソール装置より、このバックアップ媒体内の
内容を更新して良いかをオペレータに確認し、オペレー
タが更新を指示したときのみ、ファイル管理プログラム
210が、磁気ディスク装置105と光ディスク装置1
06から主記憶装置102を介して、光ディスク装置1
08へ最新のデータを転送し、挿入したバックアップ媒
体の内容を書替え、最新のバックアップデータとする。
このようにして、バックアップ媒体の交換時に、挿入し
たバックアップ媒体の内容を世代管理対象になっていな
いときは自動的に、世代管理対象になっているときには
オペレータの指示により、最新のバックアップデータと
することができ、複数のバックアップ媒体を用いてのバ
ックアップ媒体による世代管理を、容易に行なうことが
出来る。
【0015】また、光ディスク装置108が、バックア
ップ媒体の挿入されていない、もしくは、他の業務に使
用されている場合は、自動バックアップ処理を保留し、
磁気ディスク装置105と磁気ディスク装置106のフ
ァイルのみを更新する。そして、光ディスク装置108
にバックアップを行なう準備が出来た時点で、前記方法
により、自動的にバックアップ処理を行なう。以上のよ
うにして、ファイル管理プログラム210が、磁気ディ
スク装置106に対してデータファイル‘C’272を
割り当てる際に、データファイル‘C’272の自動バ
ックアップが必要であると指定を行ない、自動バックア
ップ採取のため、バックアップ装置である光ディスク装
置108側へもデータファイル‘C’272に対応した
バックアップ領域の割り当てを行ない、磁気ディスク装
置106への書き込みを行なうとともに、光ディスク装
置108に対しても書き込みを行なうことにより、自動
的にバックアップを採取し、バックアップに要する処理
時間を短縮させるバックアップを可能とする。
【0016】また、上記において、磁気ディスク装置1
05と磁気ディスク装置106の装置番号を管理情報の
1部として使用することにより、1台の光ディスク装置
108で2台の磁気ディスク装置105と磁気ディスク
装置106のファイルバックアップを行なうことを可能
とし、安価なシステム構成におけるバックアップ採取を
行なうことが出来る。さらに、バックアップ媒体に世代
情報を書き込むことにより、媒体による世代管理を容易
に行なうことを可能とするばかりでなく、不慮の事故か
らのバックアップデータの保護を可能とする。本実施例
では、複数の補助記憶装置として2台の磁気ディスク装
置を用いたが、2台と限定する必要はなく、補助記憶装
置においても磁気ディスク装置と限定する必要はない。
また、その磁気ディスク装置の内容をバックアップする
バックアップ装置として、1台の光ディスク装置を用い
たが、バックアップ装置としては、大容量FD、DA
T、磁気ディスク等のランダムアクセス可能なリムーバ
ブルデバイスであれば、本発明を適用することが出来
る。さらに、バックアップ装置を1台とは限定せずに、
複数台用いることによっても、本発明を適用することが
出来る。また、バックアップデータの世代管理を3世代
管理としたが、何世代の管理でも本発明が適用される。
また、バックアップ媒体交換時に、バックアップ媒体の
内容を最新のバックアップデータとするにあたり、更新
されたデータのみバックアップ媒体内のデータを更新す
るようにしてもよいことは云うまでもない。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、補助記憶装置への書き
込み時に自動的にバックアップを採取し、バックアップ
に要する処理時間を短縮させることができる。バックア
ップを必要とするファイルのみをバックアップすること
ができ、1台のバックアップ装置で複数台の補助記憶装
置のファイルバックアップを行なうことを可能とし、安
価なシステム構成におけるバックアップ採取を可能とす
ることが出来る。さらに、バックアップ装置のバックア
ップ媒体を交換可能とし、世代情報をバックアップ媒体
に書き込むことにより、媒体による世代管理を容易に行
なうことを可能とするばかりでなく、不慮の事故からの
バックアップデータの保護を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた計算機システムの概略構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明における磁気ディスク装置と光ディスク
装置のエリア割当てを示す図である。
【図3】本発明におけるファイル管理情報とバックアッ
プファイル管理情報を示す図である。
【符号の説明】
101 中央処理装置(CPU) 102 主記憶装置 103 DMA制御装置 104 ディスク制御装置 105 磁気ディスク装置 106 磁気ディスク装置 107 光ディスク制御装置 108 光ディスク装置 a システムバス b ディスクインターフェースバス c 光ディスクインターフェースバス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補助記憶装置と補助記憶装置の内容をバ
    ックアップするバックアップ装置を有する計算機システ
    ムにおけるファイルバックアップ方式において、補助記
    憶装置に格納するファイルに自動バックアップが必要か
    否かを指定するフラグ領域をファイル管理情報に設け、
    補助記憶装置にファイルを割り当てる際、当該ファイル
    に自動バックアップが必要なとき前記フラグ領域にフラ
    グを立てると共にバックアップ装置側へも当該ファイル
    に対応したバックアップ領域の割り当てを行ない、補助
    記憶装置へのファイル書き込みの必要が生じた時、補助
    記憶装置へのファイル書き込みを行なうとともに、バッ
    クアップ装置に対してもファイル書き込みを行なうこと
    により、自動的にバックアップを採取することを特徴と
    するファイルバックアップ方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファイルバックアップ方
    式において、バックアップ装置に格納するファイルに対
    してバックアップファイル管理情報を設定することを特
    徴とするファイルバックアップ方式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のファイルバックアップ方
    式において、前記ファイル管理情報の1部として補助記
    憶装置の装置番号情報を設けることにより、1台のバッ
    クアップ装置で複数台の補助記憶装置のファイルバック
    アップを行なうことを特徴とするファイルバックアップ
    方式。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のファイルバックアップ方
    式において、前記ファイル管理情報の1部および前記バ
    ックアップファイル管理情報の1部として補助記憶装置
    の装置番号情報を設けることにより、1台のバックアッ
    プ装置で複数台の補助記憶装置のファイルバックアップ
    を行なうことを特徴とするファイルバックアップ方式。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のファイルバックアップ方
    式において、前記バックアップ装置のバックアップ媒体
    を交換可能な媒体とし、該バックアップ媒体に前記バッ
    クアップファイル管理情報を格納し、該バックアップフ
    ァイル管理情報の1部として世代情報を設けることによ
    り、バックアップ媒体に対する世代管理を容易に行なう
    ことを特徴とするファイルバックアップ方式。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2記載のファイル
    バックアップ方式において、前記バックアップ装置にフ
    ァイルバックアップを行なう準備が出来ていない場合
    は、前記自動バックアップ処理を保留し、前記補助記憶
    装置内のファイルのみを更新し、前記バックアップ装置
    の準備が完了した時点で、自動的に前記補助記憶装置内
    のファイルを読み出して前記バックアップ装置に転送
    し、バックアップを採取することを特徴とするファイル
    バックアップ方式。
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Cited By (5)

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JPH08328928A (ja) * 1995-05-30 1996-12-13 Hokkaido Nippon Denki Software Kk バックアップ制御装置
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