JPH035782A - ローラのクリーニング機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、例えば、電子式複写機の紙送り用ローラー、
イメージスキャナーの直進性ローラー、ハンディプリン
ターのガイドローラー等に付着したホコリ等を除去する
ことができるローラのクリーニング機構に関する。

〈従来の技術〉 従来、電子式複写機の紙送り用ローラー等に付属させて
、このローラーに付着したホコリ等を除去することがで
きるローラのクリーニング機構はなかった。

〈発明が解決しようとする課題〉 従って、主として紙面と接触回転するローラーにおいて
は、ローラーに紙の繊維質やホコリ等が付着してローラ
ーの摩擦係数が減少し、紙送り不良が発生したり、或い
はイメージスキャナー等の直進性に不具合が生じる。

本発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、ロ
ーラーに付着した繊維質やホコリ等を除去することがで
きるローラーのクリーニング機構を提供することを目的
としている。

く課題を解決するための手段〉 上記問題点を解決するために本発明のローラーのクリー
ニング機構は、紙等を送り込むローラーに付着するホコ
リ等を除去するローラーのクリーニング機構において、
前記ローラーに常時または間歇的に接触する粘着性のロ
ーラーまたはテープを備えている。

〈作用〉 紙等に付着しているホコリ等は、まず紙等を送り込むロ
ーラーに付着し、次いでこのローラーに常時または間歇
的に接触する粘着性のローラー或いはテープに付着する
。

〈実施例〉 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１図
および第２図は本発明の実施例を複写機の紙送り用のロ
ーラのクリーニング機構を例にとって説明するための図
面であって、第１図（ａ）は本発明の第１の実施例の断
面説明図、（ｂ）は粘着性ローラーの側面図、第２図は
第２の実施例の断面説明図である。

第１図に示すように、電子式等の複写機に複写紙として
使用されろ紙５０は、一対のローラー１０．２０によっ
て複写機に送り込まれる。ローラー１０は、軸１１と、
この軸１１の周りに嵌合されたゴム製等のリング１２と
を備えており、ローラー２０は、軸２１とこの軸２１の
周りに嵌合されたゴム製等のリング２２とを備えていい
る。そして、ローラー１０のリング１２とローラー２０
のリング２２間に、これらローラー１０と２０とが送る
祇５０が挿入されている。

ローラー２０上には、ローラー２０と接触してローラー
３０が設けられている。このローラー３０は、軸３１と
、この軸３１の周りに嵌合された粘着性を有するリング
３２とを備えている。このリング３２の周面３３には、
第°１図（ｂ）に示すように、例えば、粘着性物質３４
を塗布したものか、または粘着物質を塗布したテープ３
５を固着したこと等によって、周面３３の表面に、繊維
質やホコリ等を粘着することができる性質が与えられた
ものである。

ローラー１０を矢印Ａの方向に回転すると、ローラー２
０．３０はそれぞれ矢印Ｂ、Ｃの方向に回転して紙５０
が送り込まれる。そして、祇５０の繊維質や、紙５０の
表面にに付着しているホコリは、ローラー２０に付着し
、次いでローラー３０に付着してローラー２０から除去
される。ローラー１０に付着した祇５０の繊維質等は、
祇５０の供給が途絶えている間に、ローラー２０に付着
し、次いでローラー３０に付着して除去される。

なお、ローラー３０に付着した繊維質やホコリが多量に
なってこれらを吸着する能力が低下したときには、ロー
ラー３０を交換する、リング３２を交換する、粘着性物
質３４を除去後、新たに粘着性物質３４を塗布する、ま
たは粘着性物質を塗布したテープ３５を張り替える等を
行う。或いは、粘着性物質３４やテープ３５の粘着力よ
り強い粘着力を持つローラー（図示省略）をローラー３
０に接触させて、ローラー３０に付着した繊維質やホコ
リ等を除去するようにすることも可能である。なお、ロ
ーラー３０を常時ローラー２０に接触させるのではなく
、祇５０がローラー１０．２０間に有るときのみ、或い
は指定した時間の間等のみに接触させるようにするこも
できる。

第２図において、ローラー１０と２０は、第１図で説明
したローラー１０．２０と同じである。４０は、下面の
ほぼ中央部分が解放されているカセットテープホルダー
であって、内部には粘着性物質を表面に塗布した粘着性
のテープ４１が収容されている。

４２はテープ４１を巻回しである軸であり、４５はテー
プ４１を巻き取る軸である。４３．４４はテープ４１の
ガイドローラーであって、ガイドローラー４３．４４間
にローラー２０が位置するように、また、ガイドローラ
ー４３．４４の下端がローラー２０の上端より低くなる
ようにカセットテープホルダー４０が配置されている。

従って、ローラー２０のリング２２が、テープ４１に接
触し且つテープ４１を上方（第２図上で上方）に押圧し
ている。

ローラー１０を矢印への方向に回転すると、ローラー２
０は矢印Ｂの方向に回転して祇５０ガ送り込まれる。こ
のとき、カセットテープホルダー４０の軸４２を駆動回
転させると、テープ４１は矢印Ｃの方向に移動して軸４
５に巻き取られる。そして、ローラー２０のリング２２
に付着した繊維質やホコリ等がテープ４１に付着して除
去される。使用済のテープ４１は新しいテープ４１と交
換される。なお、この実施例においても、テープ４１を
常時ローラー２０に接触させるのではなく、紙５０がロ
ーラー１０．２０間に挿入されている間のみ、或いは指
定した時間の間等のみにカセットテープホルダー４０を
移動させてテープ４１をローラー２０に接触させるよう
にすることもできる。

〈発明の効果〉 以上説明したようにζ本発明のローラーのクリーング機
構は、紙等を送り込むローラーに付着するホコリ等を除
去するローラーのクリーニング機構において、このロー
ラーに常時または間歇的に接触する粘着性のローラーま
たはテープを備えている。

従って、紙等を送り込むローラーに付着した紙の繊維質
やホコリ等は粘着性のローラーまたはテープに付着する
ので簡単に除去することができる。

従って、複写機等の紙送り不良やイメージスキコナー等
の直進性の不具合等が発生することを防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の実施例を複写機の紙送り
用のローラのクリーニング機構を例にとって説明するた
めの図面であって、第１図（ａ）は本発明の第１の実施
例の断面説明図、（ｂ）は粘着性ローラーの側面図、第
２図は第２の実施例の断面説明図である。 １０．２０．３０・・・ローラー、４１・・・テープ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）紙等を送り込むローラーに付着するホコリ等を除
   去するローラーのクリーニング機構において、前記ロー
   ラーに常時または間歇的に接触する粘着性のローラーま
   たはテープを備えたことを特徴とするローラーのクリー
   ニング機構。