JPH035770Y2 - - Google Patents

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JPH035770Y2
JPH035770Y2 JP4039485U JP4039485U JPH035770Y2 JP H035770 Y2 JPH035770 Y2 JP H035770Y2 JP 4039485 U JP4039485 U JP 4039485U JP 4039485 U JP4039485 U JP 4039485U JP H035770 Y2 JPH035770 Y2 JP H035770Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はオーブントースター等の調理器に関す
る。
〔従来の技術〕
オーブントースター等の調理器の調理器本体に
は、内部空間を調理室とする金属製の内箱と、こ
の内箱の上面、後面および左右側板を覆う金属製
の外箱と、これら各箱の前端部を繋ぐ前枠とを備
えて形成されるものがある。
この種の調理器本体を有する調理器において
は、ねじ等の連結具の使用数を少なくするため
に、内箱の前端に連結して設けられる前枠の外箱
嵌合縁の内面に、外箱の前縁が嵌合されるように
なつており、その関係で外箱は天板部の両端に側
板部を一体に連ねてコの字状をなした外箱ケース
を備える。
そして、調理器本体を組立てるには、まず、内
箱の前端に前枠を連結し、次に外箱ケースの前縁
を上記前枠の外箱嵌合縁の内面に嵌合させてか
ら、この外箱ケースを内箱の外周面を所定の間隔
をもつて覆うようにし、この状態において内箱と
外箱の重なり部をねじで連結し、最後に外箱の外
箱後板を外箱ケースの後縁に嵌合させて内箱の後
面を覆い、かつこの外箱後板を内箱にねじ止めし
て行なうようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記外箱ケースは板金をコ字状に折曲
げて形成してあるから、自由状態ではねじれるよ
うに歪んでいることが多く、このねじれを矯正し
ながら外箱ケースの前縁の前枠への嵌合がなされ
る。このため、上記嵌合後内箱との連結がなされ
るまでの間において、例えば作業者がねじ止めを
行なうためにを外箱ケースから手を離してケース
保形力を解除した場合等、外箱ケースが自由状態
に戻ろうとする力によつて簡単に上記の嵌合が外
れてしまい、再組立てを余儀なくされる。
なお、内箱の組立てにおいてなされている従来
の連結構造、つまり、内箱構成部材に設けたスリ
ツト状の係止孔に、他の内箱構成部材の端面に突
設した係止爪を挿通した後、この係止爪を折曲げ
て係止させる構造を、上記前枠と外箱との嵌合状
態における外箱の保形を行なうために、適用する
ことが考えられる。しかし、このような連結構造
は係止爪の折曲げ作業が面倒であるから、好まし
い手段とは言い難い。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記従来の問題点を解決するため
に、前枠が取付けられた金属製内箱における左右
側板の後部上縁に、上端開口の保持溝を形成し、
上記内箱の上面および左右側板を覆う金属製の外
箱の前縁を折り曲げて形成した前側嵌合縁を、上
記前枠の外箱嵌合縁の内面に嵌合するとともに、
上記外箱の天板部における後縁に下向きの係止片
を折曲げて形成し、この係止片を上記保持溝に係
止させた構成としたものである。
〔作用〕
上記の構成において調理器本体の組立ては、ま
ず、内箱に連結された前枠の外箱嵌合縁の内面に
外箱ケースの前側嵌合縁を嵌合した後に、外箱ケ
ースの天板部後縁の折曲げられた係止片を内箱の
側板上縁に設けた保持溝に係止させる。次に、外
箱ケースを内箱の外周面を所定の間隔をもつて覆
うようにし、この状態において内箱と外箱の重な
り部をねじで連結し、最後に外箱の外箱後板を外
箱ケースの後縁に嵌合させて内箱の後面を覆い、
かつこの外箱後板を内箱にねじ止めして行なう。
そして、以上の組立てにあつて係止片の保持溝
への係合は折曲げを伴うものではなく、単に差し
込むだけでよく簡単であるとともに、これら係止
片と保持溝との係合により外箱ケースの自由状態
への戻りを防止して、前枠と外箱ケースとの嵌合
状態を、外箱ケースから手を離しても維持でき
る。このような外箱ケースに対する保形作用によ
り、内箱に対する外箱ケースの位置が決まり、容
易に調理器本体を組立てることができるものであ
る。
〔実施例〕
以下、第1図から第4図に示す一実施例を説明
する。なお、この実施例に係る調理理器はオーブ
ントースターである。
図中21は内部空間が調理室21aとして用い
られる内箱で、その前面は開口されている。この
内箱21は、いずれも板金からなる左右一対の側
板22、底板23、反射板24,25とを組合せ
て形成されている。つまり、底板23は一対の側
板22の下部間を連結して設けられている。ま
た、反射板24は底板23の前縁に重ねられてい
るともに一対の側板22の前部下側を連結して設
けられている。さらに、遮熱用の反射板25は一
対の側板22の上部および後部を連結して設けら
れていて、その下端縁は水平状となつて上記底板
23の後端に連なつている。そして、この内箱2
1の左右両側板22の後部上縁には、上端開口の
保持溝26が夫々切欠して形成されている。
この内箱21内の例えば上部と下部には、熱源
例えば直管形の石英管に抵抗発熱線を内蔵してな
る電気ヒータ27が設けられている。このヒータ
27は碍子28を介して左右一対の側板22にわ
たつて横架されている。なお、第2図中29は一
対の電気ヒータ27を直列に接続した帯状の導電
板を示している。さらに、内箱21には上下の電
気ヒータ27間において金属製の焼き網30が収
納されている。焼き網30は、一対の側板22の
後部に前後方向に沿つて設けた細長いガイド孔3
1、および側板22の前部内面に突設した金属製
のガイド軸32を案内として前後方向に沿つて移
動自在に設けられている。
内箱21の前面には金属製の前枠33が取付け
られている。この前枠33は、その内側縁部33
aの左右両側部位の先端に一体に突設した上下の
係止爪34(第1図において上側の係止爪のみ図
示する。)を、上記側板22の前端外向き縁部3
5にスリツト状をなして設けた上下の係止孔36
(第1図において上側の係止孔のみ図示する。)に
係合させるとともに、上記内側縁部33aの下側
部位に設けた係止爪37を、上記反射板24に設
けた図示しない係止孔に係合させ、かつ、前枠3
3の外側縁部の下側部位33bを反射板24の下
面にねじ38で止めることにより、上記内箱21
の前面に固定されている。
この前枠33には内箱21の前面開口を開閉す
る開閉扉39が、前枠33の下側部位を支点とし
て回動自在に取付けられている。開閉扉39と上
記焼き網30の摺動部30aとは、上記側板22
の前端外向き縁部35に夫々設けた図示しない縦
長孔を貫通した左右一対の金属製レバー40を介
して接続されており、レバー40はコイルバネ4
1で常に後向きに付勢されている。したがつて、
この開閉扉39の開閉に連動して上記焼き網30
が前後に移動されるようになつている。
上記内箱21は外箱41で覆われている。外箱
41は、いずれも板金製の外箱ケース42と、外
箱後板43とから形成されている。なお、内箱2
1、前枠33、および外箱41によつて調理器本
体44が形成されている。
外箱ケース42は、上記反射板25の上面を覆
う天板42aの両側に、上記側板22を覆う側板
部42bを一体に設けて略コ字形に形成されてい
る。この外箱ケース42は、その前側に形成した
嵌合縁45を上記前枠33の外側縁部における上
側部位およびこれに一体に連なる左右の両側各部
位、つまり外箱嵌合縁33cの内側に嵌合させる
とともに、左右側板部42bの下端折曲げ部46
を上記内箱21の左右側板22の下端折曲げ縁2
2bに重ねて、ねじ47で止めることによつて内
箱21を覆つて取付けられている。
そして、上記外箱ケース42における天板部4
2aの前縁には嵌合縁45に連なつて下方に折れ
曲がる垂直な下向き突縁48が形成され、この突
縁48の両端部に設けた切欠49は上記左右側板
22の上縁に係合して左右方向の位置決めをして
いる。さらに、上記天板部42aの後縁には下向
きの係止片50が折り曲げられていて、この係止
片50は上記保持溝26に係合されている。
上記外箱後板43は外箱ケース42の後部に形
成した嵌合縁51の外面に嵌合して設けられ、上
記側板22の後端折曲げ縁22cにねじ(図示し
ない)止めされている。
なお、図中52は持ち運び用の取手、53はコ
ード巻付け用のコード巻き部、54は一方の側板
部42bに取付けられ上記ヒータ27の通電時間
を制御するタイマーである。
上記の構成において調理器本体44の組立て時
に外箱41を内箱21に取付けるには、まず、内
箱21に既に連結された前枠33の外箱嵌合縁3
3cの内面に、外箱ケース42の前側嵌合縁45
を嵌合する。この嵌合は外箱ケース42のねじれ
を矯正しながら行なうことは言うまでもない。
この後に、外箱ケース42の天板部42a後縁
に下向きに設けられた係止片50を、内箱21の
側板22の上縁に設けた保持溝50に係止させ
る。この場合、係止片50は保持溝26に単に差
し込むだけでよく、折り曲げる必要がないから簡
単である。しかも、本実施例の場合保持溝26
は、側板22上縁の水平部にわたつて設けられて
いるから、この溝26への上記係止片50の係合
により上記下向き突起縁48と同じく、左右方向
の位置決めをすることができる。そして、以上の
保持溝26と係止片50の係合により、外箱ケー
ス42が自由状態に戻ろうとすることを防止し
て、前枠33と外箱ケース42との嵌合状態を維
持できる。
次に外箱ケース42を、内箱21の外周面を所
定の間隔をもつて覆うようにし、この状態におい
て重なる内箱21の下端折曲げ縁22bと外箱ケ
ース42の下端折曲げ部46とを、ねじ47で連
結する。
そして、最後に外箱41の外箱後板43を外箱
ケース42の後部嵌合縁51の外面に嵌合させて
内箱21の後面を覆い、かつこの外箱後板43を
内箱21に図示しないねじで連結する。以上の手
順で外箱41の取付けが完了し、同時に調理器本
体44が組立てられる。
なお、上記一実施例は以上のようにしたが、本
考案はオーブントースター以外の調理器にも適用
できるとともに、熱源27としてガスバーナを使
用する調理器等にも適用できる。また、係止片5
0は左右側板22の保持溝26に夫々対応して一
対設けてもよい。さらに、係止片50を後斜め向
きに折曲げて、保持溝26に係合した際に弾性変
形する構成にしてもよく、この場合、弾性力で外
箱ケース42全体を前枠33側に付勢できるの
で、外箱ケース42の前枠33への嵌合状態をよ
り確実に維持できる。
その他、本考案の実施に当つては、考案の要旨
に反しない限り、調理器本体、内箱、側板、保持
溝、前枠、外箱嵌合縁、外箱、外箱の前側嵌合
縁、天板部、係止片等の具体的な構造、形状、位
置、材質等は、上記一実施例に制約されるもので
はなく、種々の態様に構成して実施できることは
勿論である。
〔考案の効果〕 上記実用新案登録請求の範囲に記載の構成を要
旨とする本考案によれば、内箱の側板に設けた上
端開口の保持溝と外箱天板部の後縁に設けた係止
片との係合によつて、前枠に対する外箱の嵌合状
態を維持できるから調理器本体の組立てを容易に
行なえるという実用上の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案の一実施例を示し、
第1図は調理器本体の一部の分解斜視図、第2図
は縦断側面図、第3図は一部を略断面して示す平
面図、第4図は一部を略断面して示す正面図であ
る。 21……内箱、22……側板、26……保持
溝、33……前枠、33c……外箱嵌合縁、41
……外箱、44……調理器本体、45……嵌合
縁、50……係止片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前枠が取付けられた金属製内箱を金属製の外箱
    で覆つてなる調理器本体を備えた調理器におい
    て、 上記内箱の左右側板の後部上縁に上端開口の保
    持溝を形成し、上記外箱の前縁を折り曲げて形成
    した前側嵌合縁を上記前枠の外箱嵌合縁の内面に
    嵌合するとともに、この外箱の天板部における後
    縁に下向きの係止片を折曲げて形成し、この係止
    片を上記保持溝に係止させたことを特徴とする調
    理器。
JP4039485U 1985-03-20 1985-03-20 Expired JPH035770Y2 (ja)

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JP4039485U JPH035770Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20

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JPS61123317U JPS61123317U (ja) 1986-08-04
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